JP2781360B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2781360B2
JP2781360B2 JP7150139A JP15013995A JP2781360B2 JP 2781360 B2 JP2781360 B2 JP 2781360B2 JP 7150139 A JP7150139 A JP 7150139A JP 15013995 A JP15013995 A JP 15013995A JP 2781360 B2 JP2781360 B2 JP 2781360B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両を目的地まで誘
導、案内するためのナビゲーション装置に係わり、特に
希望案内地点である目的地や通過点の設定に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】目的地へ行くための案内情報を出力する
車両用ナビゲーション装置は、ディスプレイ上に目的地
へ行くための種々の案内情報を表示させ、地理の不案内
な運転者に対して目的地までコース案内を行うものであ
り、そのために、出発地と通過点や目的地である希望案
内地点を入力し、経路探索を行って出発地から案内地点
である通過点や目的地に至るまでの案内経路をディスプ
レイ上に表示させるようにしている。通過点や目的地で
ある希望案内地点の入力に関して、従来のナビゲーショ
ン装置は、希望の交差点や目標物の名称を入力したり、
ディスプレイに表示された地図上で希望の交差点や目標
物をタッチ入力する方法がとられているが、使用者は入
力時に具体的で詳細な地理を熟知している必要があり、
地理に不案内な者にとっては、特定の場所を正確に入力
することは困難であった。
【0003】この問題を解決するために、特開昭62−
51000号公報においては、入力された目的地座標に
対して最も近い登録交差点を自動的に抽出して目的交差
点として設定する方式を提案している。また、特開昭6
1−134900号公報においては、現在地と起点の位
置に基づいて領域を設定し、その領域内に含まれる名前
のある交差点を距離の近い順に並べて表示し、運転者が
その中から1つを選択する方式を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭62−51000号公報の方式においては、入力さ
れた目的地座標に対して最も近い登録交差点を自動的に
抽出して目的交差点として設定するため、例えば、希望
案内地点である目的地や通過点としてゴルフ場を設定し
た場合に目的地としてゴルフ場周辺の入力地点に最も近
い交差点が設定され、使用者が本来最終案内地点として
案内されたい地点、例えばゴルフ場の駐車場等からは遠
くなり、不適切な案内がされてしまうことになる。ま
た、使用者が入力した地点付近に不案内であり曖昧な入
力をした場合は、入力地点に最も近い交差点でなくて
も、例えば、役所や駅等施設の前等、代表的な特徴物ま
で案内される方が適切である。
【0005】また、上記特開昭61−134900号公
報の方式においては、入力地点の領域内に名前のある交
差点が検索できなかった場合には、案内が行われないと
いう問題を有している。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であって、入力された任意の希望案内地点に対して使用
者がなるべく分かり易く適切である案内地点を抽出して
目的地や通過点として設定し、その案内地点までの経路
案内を行うことができるナビゲーション装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のナビゲーション装置は、少
なくとも道路、交差点に関する位置情報を含む地図に関
する情報を記憶する記憶装置と、出発地、及び地図上で
任意の希望案内地点の位置を入力する入力装置と、前記
交差点に関する位置情報を前記記憶装置から検索し、前
記入力装置により入力された希望案内地点の位置と交差
点の位置との関係及び交差点のレベル情報を評価する評
価手段と、該評価手段による評価結果に基づき交差点を
選択して案内地点として設定し、出発地から設定された
案内地点に至る経路を探索し、該経路により経路案内す
る演算処理装置を備えたことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】また、請求項5記載のナビゲーション装置
は、少なくとも道路、交差点に関する位置情報及び特徴
物情報を含む地図に関する情報を記憶する記憶装置と、
出発地、及び地図上で任意の希望案内地点の位置を入力
する入力装置と、前記特徴物情報を前記記憶装置から検
索し、前記入力装置により入力された希望案内地点の位
置に最も近い特徴物を案内地点として設定し、出発地か
ら設定された案内地点に至る経路を探索し、該経路によ
り経路案内する演算処理装置を備えたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用及び発明の効果】請求項1〜4記載の発明によれ
ば、入力された希望案内地点の位置と交差点の位置との
関係及び交差点のレベル情報を評価し、該評価結果に基
づき交差点を選択して案内地点とするので、例えば、入
力地点の近くにレベルの高い交差点が検索できなかった
場合、レベルの低い交差点で入力地点に近いものを選択
できる等、各交差点を総合評価して最適なものを選択す
ることができ、使用者が道路上ではない曖昧な位置を指
定した場合にも、目的地や通過点として予め登録した地
点を案内地点として経路探索を行うことができ、分かり
易い地点までの適切な案内が可能となる。
【0013】また、請求項5記載の発明によれば、予め
案内地点である目的地や通過点として使用者が分かり易
い施設、駐車場等の特徴物の地点を登録しておき、使用
者が道路上ではない曖昧な位置を指定した場合にも、目
的地や通過点として予め登録した地点を案内地点として
経路探索を行うことができ、分かり易い地点までの適切
な案内が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。第1図は本発明のナビゲーション装置の1実施
例を示す全体構成図である。ナビゲーション装置は、本
発明の必須構成である入力装置1、表示装置2、記憶装
置3及び演算処理装置4と、付加装置である現在位置確
認装置5、通信装置6及び情報センタ7とから構成され
ている。上記各装置の詳細について説明する。
【0015】(入力装置1)タッチパネル8は、第2図
に示すように表示装置2上でスーパーインポーズされる
透明操作パネルのようなものであり、該透明操作パネル
を介して表示装置2に表示されたメニュー或いは任意の
点にタッチすることにより入力できるものである。例え
ば、(イ)図で「レジャー、宿」を選択し、(ロ)図で
「ゴルフ場」を選択し、(ハ)図でゴルフ場名を選択す
るというように希望の目標物を入力可能とする。また、
タッチパネル5の代わりに、ライトペン9、マウス1
0、キーボード11等を使用して入力することも可能で
ある。
【0016】また、第3図に示すように、入力制御装置
39において表示装置2に地図を表示させタッチ入力す
るようにしてもよいし、タッチパネル5の代わりに、ラ
イトペン9、マウス10、キーボード11を使用して地
図上で指定することも可能である。この場合に、入力制
御ボタン40〜41により地図の拡大、縮小を可能にす
る。
【0017】また、表示装置2に表示されている情報と
は別に、第4図(イ)に示すように、目的地名等がハー
ドコピーされた地図、ガイドブック43を利用して入力
する手段、例えばガイドブック43上のメニューがバー
コードで示されておりこれを読取り、第4図(ロ)に示
すように、バーコードリーダー12(45)により入力
制御装置44に入力するようにしてもよい。また、バー
コードリーダーの代わりに文字スキャナー13により、
ガイドブック上の文字を直接読取り入力するようにして
もよい。
【0018】また、第5図に示すように、デジタイザー
14(49)上に地図、ガイドブック47をセットした
装置上で、入力ペン48で目的地等を直接指示(クリッ
ク操作)することにより、クリックされた点の座標デー
タを入力制御装置46に入力するようにしてもよい。
【0019】また、上記入力手段の他に、ナビゲーショ
ン装置の一部或いは全部の機能を有する別のナビゲーシ
ョン装置を用意し、これをテレビ、パソコン等に接続
し、上記入力手段のいずれかを用いて指定した通過場
所、目的地データをコンパクトディスク(CD)15、
フロッピィディスク16、ICカード17に記憶させ、
そのデータを該ナビゲーション装置で再生することによ
ってコースの指定を行うようにしてもよい。例えば第6
図に示すように、ICカードドライバー51にICカー
ド52をセットすることにより、入力制御装置50にコ
ースを入力する。
【0020】(表示装置2)入力装置1に入力される情
報として案内コース設定に必要な情報を表示するもので
あり、後述の演算処理装置4で演算処理された後、案内
情報として例えば目的地へ行く経路を出力するものであ
り、CRT18、液晶ディスプレイ19等が採用され
る。
【0021】(記憶装置3)記憶装置3は、例えばフロ
ッピィディスク、CDーROM、光ディスク、磁気テー
プ、ICカード、光カードが用いられる。
【0022】第7図ないし第15図は本発明の車両用ナ
ビゲーション装置に使用される記憶装置3(第1図)に
格納されるデータ構造を示している。第7図は地域名リ
スト20を示し、(イ)は、比較的広範囲でまとめられ
た地域名例えば都道府県名リストを示し、例えば県番号
01は「愛知県」であり、データとして漢字、ひらがな
及びローマ字の県名、市名リスト格納番地(先頭番
地)、市名リストデータ数、代表交差点特徴物番号等を
有している。第7図(ロ)は、地域名の下位情報である
例えば区名或いは市名リストを示し、データとして漢
字、ひらがな及びローマ字の市名町名リスト格納番地
(先頭番地)、町名リストデータ数、代表交差点特徴物
番号等を有している。第7図(ハ)は、地域名のさらに
下位情報である町名リストを示し、データとして漢字、
ひらがな及びローマ字の町名、交差点リスト格納番地
(先頭番地)、交差点リストデータ数、目的地リスト格
納番地、目的地リストデータ数、特徴物リスト格納番
地、特徴物リストデータ数、代表交差点特徴物番号等を
有している。このような階層構造のデータを持つことに
より、出発地、現在地或いは目的地の入力を県名から町
名へと検索可能にし、また、代表交差点や特徴物も県単
位、市単位、町単位で設定可能にしている。
【0023】第8図(イ)、(ロ)、(ハ)は各町に属
する交差点リスト21、目的地リスト22、特徴物リス
ト23を示し、それぞれ交差点番号、目的地番号、特徴
物番号がリストされている。第8図(ニ)、(ホ)はロ
ーマ字及びひらがなのソート用ファイル29、30を示
している。地名をアルファベット或いは50音順に並べ
それに対応するデータ格納番地を持つことにより、地名
のソートを可能にし検索時間を短縮させるものである。
【0024】第9図は地図上の道路及び交差点を定義す
るための番号の割り振りの1例を示している。交差点番
号は3つの町間に1〜21まであり、道路番号は各交差
点間に1〜46(○付数字)まで付けられている。1つ
の道路で往復可能なものはそれぞれに道路番号が付けら
れ、片道通行には1つの道路番号が付けられている。ま
た、目的地番号101〜103が付けられ、特徴物番号
201〜206が付けられている。
【0025】第10図は交差点データ25の1例を示
し、交差点番号に対応した交差点名、座標(北緯、東
経)、交差点が始点又は終点となっている道路のうち一
番番号の小さな道路番号(第9図参照)、信号の有無、
交差点のレベル(重要度)が記憶されており、これによ
り経路探索及びディスプレイ上に各種のナビゲイション
情報を表示させるものである。
【0026】第11図(イ)は目的地データ26の1例
を示し、目的地番号(第9図参照)に対して、目的地
名、座標、その目的地の両側にある連絡交差点番号1、
2が設けられ、また第11図(ロ)は特徴物データ27
を示し、特徴物番号に対して、特徴物名(例えば川の
名、建物名、橋名等)、座標、その特徴物の両側にある
連絡交差点番号が記憶されている。
【0027】第12図は道路データ28の1例を示して
いる。第9図に示したように道路には道路番号が付けら
れており、この道路番号毎に、始点及び終点(交差点番
号)、同じ始点を持つ道路番号のうち番号が次のもの、
同じ終点を持つ道路番号のうち番号が次のもの、道路の
太さ、通行禁止(左折、右折禁止)情報、案内不要情報
(例えば第9図で道路からに行くときは案内情報を
出さない)、交差点の写真番号、一方通行か否か及び道
路名の情報が記憶されている。また、第13図に示すよ
うに、各道路番号は、道路の始点から終点まで複数の地
点を示す座標(緯度、経度)データを有している。
【0028】第14図は地図データベース24を示し、
日本全国或いは世界中の地域毎の主要な地図及び案内情
報が階層構造として例えばCD、ICカード毎に用意さ
れ、さらに最下位情報として、ICカードには、その地
域の例えばホテル、ガソリンスタンド、レンタカー営業
所等を中心とした地図及び案内情報が入力される。
【0029】第15図(イ)は地図データベース24内
に記憶させる地形データの構成を示し、地名に対する最
大、最小の緯度、経度、(ロ)に示す隣接画面G1〜G
8、(ハ)及び(ニ)に示す画面データと色の種類との
関係、本領域を含む広域図番号(縮小図情報)、本領域
内に含まれる拡大図情報が格納され、画面データa11
mnは、陸、海、河川等をビットマップ方式で持ち色デ
ータを備えている。
【0030】(演算処理装置4)入力手段1により目的
地等の案内コース設定に必要な情報が入力指定される
と、演算処理装置4のROM33に格納されているナビ
ゲーションプログラムに従って、外部記憶装置3に記憶
されている地図及び案内情報データを呼び出し、これら
をCPU31で演算処理してRAM32に格納するもの
である。
【0031】(現在位置確認装置5)人工衛星を利用し
て車両の現在位置を測定するGPS(GLOBAL POSITIONIN
G SISTEM)受信装置34、路上に配置したビーコンの位
置情報を受信するビーコン受信装置36、地磁気センサ
35、距離センサ37、ステアリングセンサ38のいず
れかを用いる。ただし、GPS受信装置34とビーコン
受信装置36は単独で位置測定が可能であるが、その他
の場合には距離センサ37と地磁気センサ35又は距離
センサ37とステアリングセンサ38の組み合わせによ
り車両の位置を測定する。
【0032】(通信装置6及び情報センタ7)前記記憶
装置3の代わりに、情報センタ7にそのデータを用意
し、自動車電話等の通信装置6により電話回線を介して
データを入力し、モデムを経てCPU31のRAM32
に格納するようにしてもよい。また、記憶装置3のデー
タのみならず、入力装置1のコース設定情報及び現在位
置確認装置5の情報を送るようにしてもよい。この場
合、情報センタ7としては、その地域のホテル、ガソリ
ンスタンド、レンタカー営業所等が適し、また、地域圏
或いは首都圏の中央に統一してサービスすることも考え
られる。
【0033】次に本発明のナビゲーション装置の制御系
の処理について説明する。なお、本発明において、希望
案内地点とは、使用者が入力する目的地や通過点であ
り、また案内地点とは、使用者が入力した希望案内地点
に対応して案内できる道路上や交差点に設定される地点
であり、具体的には、使用者が分かり易い交差点、施
設、駐車場、特徴物等である。
【0034】第16図ないし第47図は、本発明のナビ
ゲーション装置の1実施例である制御系の処理の流れを
説明するための図である。第16図は、基本フロー図を
示し、まず、ステップ53ー1において、運転者が案内
コースを設定する場合には、ステップ53ー2の案内コ
ース設定ルーチン(後述)に進み、目的地等の案内コー
スを設定し、ICカード等に記憶されたコースデータを
用いる場合には、設定コースロード(53ー3)に進
む。ステップ53ー2においては、運転者により目的地
等が入力されると、経路探索モードになり、目的地以外
の全ての地点について目的地へ行くための情報を設定
し、その地点における進行方向を出力する(ステップ5
4)。
【0035】そして、スタートを入力すると次の交差点
情報を出力し(ステップ56)、次のステップ57にお
いて、自動的に或いは運転者により交差点確認トリガー
が入力されると、ステップ56に戻り次の交差点での目
的地へ行くための情報を出力し、また、再スタートを行
う場合にはステップ53ー2に戻り上記ルーチンを実行
する。つまり、この装置では、案内通り走行している場
合には、交差点を確認するごとにトリガーが入力される
が、案内するコースから外れ、他の交差点まで走行して
しまったことに気付いた場合には、案内コース設定のル
ーチンを実行することになる。
【0036】第17図は上記案内コース設定ルーチンの
処理を示し、1つの出発地、目的地及び希望コース上の
通過点を入力し案内コースを設定する処理のフロー図で
ある。先ず、目的地、出発地、途中の通過点を入力する
と、ステップ61において経路探索が行われる。なお、
出発地は車両の現在位置や希望する場所である。次い
で、ステップ62〜67においてコース設定モードが選
択される。すなわち、通過点を入力した順位で最適コー
スを設定するモード65と、通過点順位を最適にして最
適コースを設定するモード66と、通過点が指定された
順位(入力したときの通過点順位を並べ変える)で最適
コースを設定するモード67が選択される。そして、ス
テップ68において設定コースが表示され、ステップ6
9〜73において所望によりコース変更の処理を可能と
し、コース設定が終了すれば設定コースをICカード等
に記憶する(ステップ74)。
【0037】第18図ないし第20図により上記ステッ
プ58の目的地入力処理について説明する。第18図は
入力画面例を示し、運転者は拡大、縮小ボタンを操作し
て所望の画面を表示して、タッチパネル上で目的地をタ
ッチ入力したときに、画面上に目的地が表示される。こ
のとき目的地点を点滅表示してもよい。
【0038】第19図、第20図によりその処理を説明
すると、先ず、ステップ75において入力地点の座標デ
ータP0を得た後、ステップ76において第20図に示
されるように、P0から検定距離r0(m)以内で第1
1図記載の目的地データを探索し、ステップ77におい
て目的地データがあるか否かが判断される。目的地デー
タがなければステップ75に戻って入力をやりなおし、
目的地データがあれば、P0に一番近い目的地を選択、
表示し(ステップ78〜80)、目的地を1つ探して該
当目的地の連絡交差点(例えば第20図の103)を目
的地点とする(ステップ82)。
【0039】第21図ないし第23図は、第17図のス
テップ59の出発地入力処理を示しているが、その内容
は、入力地点に一番近い交差点を選択する他は、前記目
的地入力の処理と同様なので説明を省略する。
【0040】次に第24図ないし第32図により第17
図のステップ60の通過点入力の処理について説明す
る。第24図は、入力画面の1例を示し、目的地付近、
特徴物付近、地域、交差点、道路等の選択入力ボタンを
押した後、タッチパネル上で通過点近傍をタッチ入力す
る。第25図は、上記目的地付近、特徴物付近、地域、
交差点、道路等の選択入力により通過点を設定するフロ
ーを示している。第26図及び第27図は、第25図に
おいてステップ97の目的地付近の通過点設定処理を示
している。また、第28図は、第25図においてステッ
プ98の特徴物付近の通過点設定処理を示している。い
ずれも内容は第19図の処理と同様であるので説明を省
略する。
【0041】第29図は、第25図におけるステップ9
9の指定地域の通過点設定の処理を示している。先ず、
ステップ120において入力地点の座標データPを得た
後、ステップ121において点Pから検定距離ra
(m)以内の地域で代表交差点を探索し、ステップ12
2、123において1つの代表交差点があるか否かが判
断される。なければステップ120に戻って入力をやり
なおし、1つの代表交差点があれば、その地域名を表示
後確認し(ステップ123〜125)、該当代表交差点
を通過点P(i)とする(ステップ126)。
【0042】第30図及び第31図(a)は、第25図
におけるステップ100の指定交差点を通過点に設定す
る処理を示している。先ず、ステップ127において入
力地点の座標データPを得た後、ステップ128におい
て点Pから検定距離rp(m)以内の地域で交差点を探
索し、ステップ129〜130において交差点のレベル
(重要度=わかりやすさ)を判断して、レベルの高い交
差点を選択し、ステップ132〜134において点Pに
一番近い交差点を表示後確認し、該当交差点を通過点P
iとする(ステップ136)。第31図(b)に交差点
レベルの1例を示す。この場合、交差点に信号があり名
称があれば、レベル2とし、そのいずれかがあればレベ
ル1とし、いずれもなければレベル0とする。
【0043】第32図は、第25図におけるステップ1
01の指定道路上に通過点を設定する処理を示してい
る。先ず、ステップ137において入力地点の座標デー
タPを得た後、ステップ138において点Pから検定距
離rd(m)以内の範囲で一番近い道路を探索し、次い
で、ステップ139において一方通行か否かを判断し、
YESであればこれを表示してステップ137に戻り、
NOであれば該当道路を表示後確認し(ステップ14
1、142)、始点交差点を通過点P(i)とし、終点交
差点を通過点P(i+1)とすると共に、該当道路の太さデ
ータを2にする(ステップ143〜145)。この太さ
データを2にするのは後述する経路探索でこのデータを
使用するためである。次いで、始点をP(i+1)終点をP
(i)とする道路を検出し該当道路の太さデータを2にす
る(ステップ146〜147)。そしてステップ148
において上記処理を繰り返す。
【0044】また、後述の第68図ステップ342〜3
44に示すように、道路上に仮交差点を設定することも
可能である。なお、上記した目的地、出発地、通過点で
の探索においては、入力座標を基点にある検定距離内の
該当点を検出したが、後述のコース指定入力のように、
ブロックデータを持ち、入力座標が存在するブロックを
検出し、そこに含まれる目的地、交差点、道路等を対象
に通過点の設定を行うことも可能である。ただし、この
場合にはブロックデータに目的地データ、道路データを
追加する必要がある。
【0045】また、第2図、第4図に示すようなメニュ
ー入力によって目標物を選択すれば、第11図に示すデ
ータ構造から目標物の座標又は交差点を入力点として得
ることが可能であり、得られた点を基点に前述の通過点
設定を行う或いは得られた交差点そのものを通過点とす
ることが可能である。
【0046】次に第33図ないし第39図により、第1
7図におけるステップ61の経路探索Aの処理について
説明する。第33図(イ)は全体のフローを示し、先
ず、経路探索領域設定Aの処理を行った後、経路探索デ
ータ設定Aの処理を行う。経路探索領域設定Aの処理
は、第33図(ロ)及び第34図に示すように、目的地
点、通過点の中から出発地点より一番遠い点PFを得
(ステップ151)、次に出発地点と点PFの直線距離
Lを得て、出発地点を中心として半径k×L(kは1以
上の係数)の円内を経路探索領域SAAとして記憶する
(ステップ152、153)。
【0047】第35図は、第33図(イ)における経路
探索データ設定Aの処理を示している。ステップ154
において経路探索領域SAA内の全ての交差点データを
検出し、ステップ156〜160において、各通過点P
(i)を経路終点として経路探索領域SAA内の各交差点
で通過点P(i)へ至るための方向を探索して経路探索デ
ータを作成し(第37図で詳述)、ステップ161〜1
63において、最後の通過点から目的地点までの経路探
索データを作成する。第36図は目的地を経路終点とし
た時の経路探索データを図化した例である。
【0048】第37図は第35図のステップ157の経
路探索データ作成の処理を示している。先ず、ステップ
164において全ての交差点について出発地からの距離
L(c)をFFとおき、探索フラグF(c)を0(未探索)
とおく(初期設定)。ステップ165において出発地の
両隣の交差点番号に出発地からの距離を入力すると共
に、両隣の交差点番号に探索フラグ1(探索中)を入れ
る。また、出発地から通ってきた道路番号を入力する。
ステップ166においては、探索フラグが2(探索終
了)でなくかつ距離L(c) が最小となる交差点番号C0
を見つける。ステップ167、168において周囲道路
(第9図参照)を検索し周囲道路があれば、最適な経路
条件設定サブルーチンを実行し(ステップ169)、ス
テップ170においてその道路の終点の交差点番号C
1、この道路の長さをLとする。次いでステップ171
で出発地からの距離L(c0)距離Lを加算し、ステップ
172でその距離Pが出発地からの距離L(c1)以上で
あれば、これを出発地からの距離とし、探索フラグを1
(探索中)としその道路番号を入力する(ステップ17
3)。このステップ167〜173の処理を実行し、ス
テップ168で周囲道路がないと判定されると、探索フ
ラグが2と置かれ、終了条件確認サブルーチンが実行さ
れ終了となる(ステップ174〜176)。このように
して出発地から目的地までの最短経路が設定される。
【0049】第38図は第37図におけるステップ16
8の周囲道路検索サブルーチンの処理を示している。先
ず、ステップ177で周囲道路の検索が一回目であるか
否かが判断され、一回目であればステップ178おい
て、交差点データから現在いる交差点が始点となってい
る道路番号を取り出し記憶する。次いでステップ179
において道路データからこの交差点にくる道路に対応す
る禁止道路を取り出し、ステップ180において今回取
り出した道路が第12図で説明した禁止道路であるか否
かを判断し、YESであればステップ182に進み、N
Oであれば今回取り出した道路を周囲道路として記憶す
る。ステップ177で周囲道路の検索が一回目でないと
き及びステップ180でYESのときは、ステップ18
2において道路データから前に探索した道路と同じ始点
を持ち番号が次の道路番号を取り出し、ステップ183
において最初に検索した道路と今回取り出した道路が一
致しているか否かを判断し、一致していなければステッ
プ179に進み、一致していればステップ184におい
て周囲道路なしとする。
【0050】第39図は第37図におけるステップ16
9の最適経路条件設定サブルーチンの処理を示してい
る。先ず、道路データから周囲道路の太さ及び長さを読
み込み、太さが例えば1m以下であるか否かを判断する
(ステップ185、186)。太さが1mを越えればそ
のままステップ188に進み、太さが1m以下であれば
その道路の長さを例えば2倍として、道路データから現
在探索中の交差点へ来た道路の案内不要データを読み込
む(ステップ187、188)。次いで、ステップ18
9で案内不要データが周囲道路にあるか否かが判断さ
れ、あればステップ191に進み、なければその道路の
長さに例えば100mを加え、該距離をステップ191
において出発地から現在探索中の交差点の仮想距離P′
に加えることにより、周囲道路の先の交差点の仮想距離
Pとする。
【0051】次に第40図ないし第47図により、第1
7図の最適コース設定処理65、66、67について説
明する。第40図ないし第43図は通過点が入力された
順位で最適コースを設定する処理65を示している。ス
テップ192において出発地点を最初の経路始点とした
後、ステップ194において1番目の通過点までの最適
コース設定の処理を行い(第42図イ)、この後1番目
の通過点を経路始点として2番目の通過点までの最適コ
ースを設定する(ステップ195〜197)(第42図
ロ)。以下これを繰り返し通過点がなくなったら、ステ
ップ198にて最後の通過点を経路始点として目的地ま
での最適コースを設定し(第43図ハ)、ステップ19
9において全ての最適コースを作成順に合成して出発地
から目的地までの最適コースを設定する〔第43図
ニ)。
【0052】第41図は第40図の最適コース設定Aの
処理を示し、先ず、ステップ200でワークエリア内に
経路探索データRS(j)(第35図参照)をロードした
後、経路始点をワークエリア内に設定し、経路始点から
経路終点まで各交差点での進行方向に沿って最適コース
を設定し、そして、設定コースデータをK(j)として記
憶する。第42図及び第43図に示すように、(イ)、
(ロ)、(ハ)で設定されたコースが合成され(ニ)の
最適コースが設定されることになる。
【0053】第44図は、第17図における通過点順位
を最適にして最適コースを設定する処理66を示してい
る。ステップ204において、通過点順位を順列にして
順列組み合わせで記憶し、ステップ205〜216にお
いて、全ての組み合わせについて最適コース設定の処理
(ステップ209、214)を行い、この後、行程距離
が最短のコースを1つ選択して最適コースとして出力す
るものである。第45図及び第46図は出発地、通過点
(2)、通過点(1) 、目的地の通過順で合成、設定された
最適コースであり、第43図の例と比較して行程距離は
長い。従って、第43図の例が最適順位の最適コースと
して選択されることになる。
【0054】第47図は、第17図における使用者によ
り指定された通過点順位で最適コースを設定する処理6
7を示している。指定順に通過点順位を記憶した後(ス
テップ221)、第40図の例と同様に最適コースを設
定することになる。
【0055】次に、第48図ないし第54図により本発
明の他の実施例について説明する。本実施例は、1つの
出発地と複数の目的地及び希望コース上の通過点を入力
し案内コースを設定するものである。第48図は案内コ
ース設定の処理であり、基本的な目的地及び通過点の入
力は、第19図、第25図に示される例と同様である。
【0056】第49図は第48図におけるステップ23
2の処理内容を示し、複数の目的地及び通過点を順次入
力し、それぞれの目的地点及び通過地点をOP(i)、P
P(i)に記憶し(ステップ250、253)、また、該
当入力地点をP(i)に記憶する。
【0057】第50図及び第51図は、第48図におけ
るステップ234の経路探索AAの処理を示している。
第50図においてステップ256の経路探索領域設定A
は、第33図(ロ)で述べたので説明を省略する。ステ
ップ257の処理は、第51図に示されている。本処理
は第35図と類似するが、本実施例の場合には、目的地
点及び通過点が入力順に記憶されているために、入力順
に経路探索データを作成する点で相違している。
【0058】第52図は第48図のステップ240にお
ける使用者により指定された目的地、通過点順位で最適
コースを設定する処理を示し、第47図の処理と同様で
ある。第53図は同図ステップ239の目的地、通過点
順位を最適にして最適コースを設定する処理を示し、目
的地が複数のため、出発地点と1つの目的地が同一、す
なわち出発地にもどる場合とそうでない場合に分け(ス
テップ274〜276)ることを特徴としている。第5
4図は同図ステップ238の目的地、通過点が入力され
た順位で最適コースを設定する処理を示している。その
内容は、第40図の処理と同様であるので説明を省略す
る。
【0059】次に第55図ないし第93図により本発明
のさらに他の実施例について説明する。本実施例は、1
つの出発地及び目的地と概略の通過コース(通過ライ
ン)を入力し、案内コースを設定するものである。
【0060】第55図は、全体の処理の流れを示してい
る。先ず、ステップ288の初期設定の処理は、第56
図においてデジタイザーの入力座標から地形座標を得る
ための処理である。例えば、第57図(イ)に示すよう
に、地図裏面に地図の名称、番号、縮尺、基準点の地
形、座標等のデータを表すバーコードを有した地図31
4を、該当バーコードを読み取るバーコードリーダーを
有するデジタイザー315上にセットし、地図データを
読み込む(ステップ311)。次に、第58図に示すよ
うに入力ペン318により基準点を指示入力し、基準点
のデジタイザー座標を得る(ステップ312)。そし
て、基準点についてこれら地形座標とデジタイザー座標
を比較し、両座標間の相関式を演算する(ステップ31
3)。なお、ステップ802の初期設定は、縮尺の異な
る地図に変更した場合等に行う前述した初期設定を表
す。
【0061】第60図は、第55図におけるステップ2
92の全コース入力の処理を示している。この場合、第
59図に示すように入力ペン318により通過予定コー
スに沿ってなぞるが、特に忠実になぞる必要はない。こ
の入力データは第61図のように変換される。第61図
に示される入力データ列より、経路探索領域を検出する
ために、第62図に示すようなブロックデータAI10
1〜AI124を使用する。すなわち、第63図に示す
ように、各ブロックは座標データとブロック内の交差点
データを有するため、入力データ列を該当ブロック中に
検出すると、経路探索対象の交差点として該当ブロック
内の交差点を割り当てることが可能となる。なお、第2
6図で述べた通過点入力時の案内コース設定のように、
入力データ1点毎にある検定距離内にある交差点を検索
するようにしてもよい。
【0062】第64図ないし第69図は、第55図にお
けるステップ293の経路探索Bの処理を示している。
経路探索Bは、第64図に示すように、ステップ327
の経路探索領域設定Bの処理とステップ328の経路探
索データ設定Bの処理を行う。この経路探索領域設定B
の処理は、第65図に示すように、ステップ329で入
力データKD(1)をロードし、この入力データを含む全
てのブロック(第62図)を検出し、該当ブロック名を
領域データSABに記憶する。第66図はこの様子を示
している。
【0063】前記経路探索データ設定Bの処理は、第6
7図に示すように、ステップ332において、SABに
記憶されているブロックの全交差点データを検出し、ス
テップ333にて目的地を経路終点とし、経路探索デー
タ(第69図イ)を作成した後(ステップ334)、こ
のデータをRS(1) として記憶する。第68図は、第5
5図における最適コース設定Bの処理を示し、出発地点
を経路始点とし、第69図(ロ)に示すような最適コー
スを設定するものである。
【0064】第70図ないし第76図は、第55図にお
けるステップ295の一部の通過コース入力の処理を示
している。その内容は、一部コースの入力データより最
初の入力点、最後の入力点より該当ブロック内で道路座
標を検出し、該当座標を仮交差点とし、該当座標を含む
道路データを仮交差点が存在するように変更するもので
ある。また、入力データが含まれるブロック全てを検出
し、それらブロックの中に出発地点及び目的地点が含ま
れなければ、該当領域を部分探索領域として記憶するも
のである。
【0065】第70図はそのメインフローを示し、これ
を第71図と共に説明する。先ず、ステップ339でk
=1とし、ステップ340で第71図の入力データを得
る。ステップ341でこの入力データより最初の入力点
P1(k)、最後の入力点P2(k)を得、点P1(k)を探索
中心点Pとして記憶する(ステップ341、342)。
次いで、道路座標データ検出の処理を行った後、第71
図に示すように、PDを仮交差点PS(k)、DNを道路
番号DS(k)として記憶する(ステップ343、34
4)。また、点P2(k)についても同様な処理を行い
(ステップ345〜347)、次いで、入力データを含
むブロックを全て検出し、該当ブロック名を領域データ
Aに記憶する(ステップ348、349)。そして、領
域A内に出発地、目的地があるか否かの判定を行い(ス
テップ350、351)、あればステップ340に戻
り、なければデータ登録・変更処理352を行い、ステ
ップ354において次のデータを読み込むための処理を
行う。
【0066】第72図は第70図のステップ343、3
46の道路座標データ検出の処理を示している。点Pか
ら検定距離rd(m)内で点Pに一番近い道路座標を探
索し(ステップ354)、道路座標があれば、その座標
データをPDとして記憶しPDを含む道路を検出する
(ステップ355〜357)。次いで、一方通行か否か
の判定を行い、NOであれば該当道路番号をDNとして
記憶する(ステップ358、359)。ステップ35
5、358でNOの場合には第70図のステップ340
に戻る。
【0067】第73図は第70図のステップ352のデ
ータ登録・変更処理を示している。先ず、入力データを
KD(k)として記憶し、第70図のステップ344にお
ける仮交差点PS(k)を道路座標データPDとし、道路
番号DS(k)を道路番号DNとし(ステップ360、3
61)、ステップ362において道路データ変更処理を
行う。同様の処理を第70図のステップ347における
仮交差点PE(k)、道路番号DE(k)についても行い(ス
テップ363、364)、ステップ365において領域
Aを部分探索領域SAP(k)に記憶する。
【0068】第74図及び第75図は前図ステップ36
2、364の道路データ変更処理を示している。先ず、
道路DNの始点交差点NS、終点交差点NEを得(ステ
ップ366)、道路DNのデータを始点をNS、終点を
PDとする道路DNー1に変更し、始点をPD、終点を
NEとする道路DNー2に変更する(ステップ36
7)。次いで、始点をNE、終点をNSとする道路を検
出し、該当道路番号をCNとして記憶し(ステップ36
8、369)、道路CNのデータを始点をNE、終点を
PDとする道路CNー1に変更し、始点をPD、終点を
NSとする道路CNー2に変更する(ステップ37
0)。第76図は上記処理を説明するための変更前の道
路データ(イ)と変更後の道路データ(ロ)を示してい
る。例えば道路番号26の道路上に点P1を検出したと
き、道路26を、始点が13、終点がP1の道路26ー
1と、始点がP1、終点が9の道路26ー2に分割する
ことにより、案内コースの設定を可能にしている。
【0069】第77図は、第55図におけるステップ2
96の通過点登録の処理を示している。先ず、kを1と
し仮交差点PS(k)を通過点P(k)として記憶し、仮交差
点PE(k)を通過点P(k+1)として記憶し、ステップ37
4において次の仮交差点が有るか否かの判定を行い、有
ればk=k+2として上記処理を繰り返して仮交差点が
なくなれば終了する。
【0070】第78図は、第55図におけるステップ2
97の経路探索Cの処理を示し、経路探索領域設定Cの
処理と経路探索データ設定Cの処理を行う。第79図及
び第80図は上記経路探索領域設定Cの処理を示し、目
的地点、通過地点の中から出発地点より一番遠い点PF
を得、出発地点と点PFの直線距離L(m)を得る(ス
テップ377、378)。次に、出発地点から検定距離
k×L(m)(kは1より大きい定数)以内に含まれる
ブロックを全て検出し、該当ブロック名を全般探索領域
データSACに記憶する(ステップ379、380)。
【0071】第81図は第78図の経路探索データ設定
Cの処理を示している。全般探索領域SAC内の全交差
点データを得、該当交差点データをTKDとして記憶す
る。次に、部分探索領域内のデータ設定Cの処理を行っ
た後(ステップ383)、全般探索領域内のデータ設定
Cの処理を行う(ステップ384)。
【0072】第82図は前図ステップ383の部分探索
領域内のデータ設定Cの処理を示している。本処理は、
それぞれの部分探索領域内で該当部分探索領域内に含ま
れる通過点(2箇所)を経路終点として経路探索データ
を得るもので、先ず、k、iを1とし、部分探索領域S
AP(k)内の全ての交差点データを得る(ステップ38
5、386)。次に、通過点P(i)を経路終点とし、ス
テップ388において経路探索データ作成の処理を行
う。この処理は第37図ないし第39図で説明した処理
である。次に、経路探索データをRP(i)として記憶
し、部分探索領域SAP(k)内の交差点データから通過
点P(i)を消去する(ステップ389、390)。次
に、ステップ391でiが奇数であれば、iに1を加え
てステップ387に戻り、偶数であれば全般探索領域S
AC内の全交差点データTKDからSAP(k)内の交差
点データを消去する(ステップ393)。次いで、ステ
ップ394において次の部分探索領域SAP(k)があれ
ば、k及びiに1を加えてステップ386に戻る。
【0073】第83図は、第81図におけるステップ3
84の全般探索領域のデータ設定Cの処理を示してい
る。先ず、ステップ395で全般探索領域SAC内の全
交差点データTKDから交差点データを得、iを1とし
て通過点P(i)を経路終点として経路探索データ作成の
処理を行う(ステップ395〜398)。次に、経路探
索データをRA(i)として記憶し、次の通過点があれば
iに1を加えてステップ397に戻り、次の通過点がな
くなればステップ402に進み目的地を経路終点とし
て、iに1を加え経路探索データ作成の処理を行い、経
路探索データをRA(i)として記憶する(ステップ40
3〜405)。
【0074】第84図は、第55図におけるステップ3
01の通過点が入力された順位で最適コースを設定する
処理を示している。先ず、出発地点を経路始点とし、i
を1として全般領域の部分最適コース設定の処理を行っ
た後、iに1を加え部分領域の部分の最適コース設定の
処理を行う。さらにステップ411でiに1を加え、次
の通過点があるか否かの判定を行い、有ればステップ4
08に戻り、通過点がなくなれば、ステップ413にお
いて全般領域の最適コース設定の処理を行った後、全て
の設定コースデータK(i) をiが1から順に合成して最
適コースデータKFを作成する。要するに、出発地点か
ら1番目の通過点までは全般領域の経路探索データ、1
番目の通過点から2番目の通過点までは該当の部分探索
領域の経路探索データという順序で、それぞれの区間で
最適コースを設定し、最後の通過点から目的地までは、
全般領域の経路探索データより最適コースを設定するも
のである。
【0075】第85図は、前図におけるステップ408
の全般領域の部分最適コース設定の処理を示し、ワーク
エリアに経路探索データRA(i)をロードした後、部分
最適コース設定Cの処理を行う。この部分最適コース設
定Cの処理は、第86図に示すように、経路始点をワー
クエリアに設定し、経路始点から経路終点まで各交差点
での進行方向に沿って最適コースを設定する。次いで、
設定コースデータをK(i)として記憶し、経路終点を経
路始点とする。
【0076】第87図は、第84図におけるステップ4
10の部分領域の部分最適コース設定の処理を示し、ワ
ークエリアに経路探索データRP(i) をロードした後、
部分最適コース設定Cの処理(第86図)を行うもので
ある。第88図及び第89図は、第84図〜第87図の
処理により設定される最適コースの過程を示している。
【0077】第90図ないし第92図は、第55図にお
けるステップ302の通過点順位を最適にして最適コー
スを設定する処理を示している。本処理は部分探索領域
内の通過点(2箇所)が常に隣なり合うように通過点の
順列組み合わせで最適コースを作成し、その後行程距離
が最短になるコースを1つ選んで最適コースとして設定
するものである。詳細は第44図の処理と同様である。
第91図及び第92図は、出発地点、通過点(2)、通過
点(1)、目的地点の順番で最適コースを設定したもので
あるが、第89図の例と比較して行程距離は長いので、
第89図のコースが最適コースとして選択されることに
なる。
【0078】第93図は、第55図におけるステップ3
03の指定された通過点順位で最適コースを設定する処
理を示している。本処理は指定された通過点順位を記憶
した後は、第84図の処理と同様である。
【0079】また、第2図、第4図に示すようなメニュ
ー選択入力によって道路名入力が可能であるが、第12
図に示す道路データ構成により、入力された道路により
該当道路の番号及び始点、終点の交差点番号が得られ
る。道路名が複数の道路番号で共有される場合、前述の
道路番号及び始点、終点の交差点番号は複数となる。こ
れらの交差点の中から前述の方法で、出発地の近傍で通
過点(1)、目的地の近傍で通過点(2)を選出し、こ
れらのデータを用いて第36図或いは第89図に示すよ
うに経路設定を行うことが可能であり、道路名入力によ
っても希望の道路を通過して目的地へ到着することが可
能となる。
【0080】第94図ないし第99図は本発明のさらに
他の実施例を示し、1つの出発地、複数の目的地及び概
略の全通過コースを入力する例を示している。第94図
は、メインフローを示しているが、第55図の実施例と
相違する点のみを説明する。ステップ441の目的地入
力Aの処理は、第95図に示すとおり、複数の目的地を
入力し該当目的地P(i) を記憶する。ステップ444の
経路探索BBの処理は第96図及び第97図に示され
る。先ず、経路探索領域設定Bの処理(第65図)を行
い、次に経路探索データ設定処理BBの処理を行う。先
ず、経路探索領域SAB内の全ての交差点データを得、
iを1として入力地点P(i)を経路終点とする。次にス
テップ465において経路探索データ作成の処理(第3
7図)を行い、この経路探索データをRS(i)として記
憶し、iが入力地点数nに等しくなるまで上記処理を繰
り返す。
【0081】第98図は、第94図におけるステップ4
46の入力された目的地順位で最適コースを設定する処
理を示している。先ず、出発地点を経路始点とし、jを
1として第41図の最適コース設定処理を行い設定コー
スデータをK(j)として記憶する(ステップ469〜4
71)。次に、経路終点を経路始点にした後、jが入力
地点数nになるまでステップ471に戻って処理を繰り
返し、設定コースデータをK(j)を1から順に合成して
最適コースデータを作成する。
【0082】第99図は、第94図におけるステップ4
47の指定された目的地順位で最適コースを設定する処
理を示している。先ず、ステップ476において指定順
に入力地点番号をA(i)に記憶し、kを1として出発地
点を経路終点とする。次にステップ479においてA
(k)をjとして第41図の最適コース設定処理を行い設
定コースデータをK(j)として記憶する。次に、経路終
点を経路始点とした後、kが入力地点数nになるまでス
テップ479に戻って処理を繰り返し、設定コースデー
タをK(j)を1から順に合成して最適コースデータを作
成する。
【0083】第100図ないし第108図は本発明のさ
らに他の実施例を示し、1つの出発地、複数の目的地及
び概略の一部の通過コースを入力する例を示している。
第100図は、メインフローを示しているが、第55図
の実施例と相違する点のみを説明する。
【0084】第101図は、第100図におけるステッ
プ485の目的地及び一部の通過コースを入力する処理
を示している。先ず、i、j、kを1とした後、目的地
を入力する場合には、ステップ502において目的地入
力の処理(第19図)が行われ、該当目的地をOP(i)
に記憶し、iに1を加えて該当入力地点をP(i)に記憶
する。ステップ501でNOでかつ一部のコースを入力
する場合には、ステップ506で一部の通過コース入力
の処理(第70図)が行われ、仮交差点PS(j)を通過
点PP(j)に記憶し、仮交差点PE(j)を通過点PP(j+
1)に記憶し、jに2を加える(ステップ505〜50
9)。そしてステップ510に進み、終了でなければ、
kに1を加えて上記処理を繰り返す。
【0085】第102図ないし第105図は、第100
図におけるステップ487の経路探索CCの処理を示し
ているが、処理の内容は第78図ないし第83図と同様
であるので説明を省略する。
【0086】第106図は、第100図におけるステッ
プ491の目的地、通過点が入力された順位で最適コー
スを設定する処理を示し、先ず、出発地点を経路始点と
しi、j、kを1とした後、入力地点をP(i)が目的地
点か否かの判定が行われる(ステップ534〜53
6)。目的地点であれば、ステップ537において全般
領域の部分最適コース設定の処理(第85図、第86
図)を行い、jに1を加えて設定コースデータをKC
(i)に記憶し、ステップ540において次の入力地点を
P(i)があれば、iに1を加えてステップ536に戻
り、ここで目的地点でなければ、kが奇数か否かが判定
され、奇数であれば全般領域の部分最適コース設定の処
理(第85図、第86図)を行い、偶数であれば部分領
域の部分最適コース設定の処理(第87図、第86図)
を行い、kに1を加えてステップ539に進み、最終的
にステップ546において全ての設定コースデータKC
(i)をiが1から順に合成して最適コースデータKFを
作成する。
【0087】第107図は、第100図におけるステッ
プ492の目的地、通過コース順位を最適にして最適コ
ースを設定する処理を示している。詳細な説明は第90
図の処理と同様であるので説明を省略する。
【0088】第108図は、第100図におけるステッ
プ493の指定された目的地、通過コース順位で最適コ
ースを設定する処理を示している。詳細な説明は第10
6図の処理と同様であるので説明を省略する。
【0089】第109図ないし第114図は本発明のさ
らに他の実施例を示し、第114図に示すように、1つ
の出発地及び目的地とコース領域(通過領域)を入力す
る例を示している。第109図は、メインフローを示し
ているが、第55図の実施例と相違する点のみを説明す
る。
【0090】第110図は、第109図におけるステッ
プ583のコース領域入力の処理を示し、全ての入力デ
ータを得た後、入力データを表示させ(ステップ591
〜593)、これら入力データをKDに記憶する。
【0091】第111図は第109図におけるステップ
584の経路探索Dの処理を示している。先ず、経路探
索領域設定Dの処理が行われる。これは第112図に示
すように、入力データKDをロードした後、入力データ
を含むブロックを全て検出し、該当ブロックで囲まれる
全てのブロックを検出し、次いで検出した全てのブロッ
ク名を領域データKADに記憶する。次いで、第113
図に示す経路探索データ設定Dの処理が行われる。経路
探索領域KAD内の全交差点データを得、目的地を経路
終点とした後、経路探索データ作成の処理を行い、この
経路探索データをRSとして記憶する。
【0092】また、前記において、入力点が一点である
時も該点を基点にした検定距離内の領域、或いは該点が
含まれるブロックをコース領域として指定することも可
能である。さらに、第2図、第4図に示されるメニュー
入力によって、目標物の座標或いは連絡交差点、代表交
差点を得ることが可能であるが、それらのいずれかの点
を基点として前述のようなコース領域を指定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナビゲーション装置の1実施例を示す
全体構成図である。
【図2】図1のタッチパネルによる入力例を説明するた
めのメニュー画面入力を示す図である。
【図3】図1のタッチパネルによる入力例を説明するた
めの地図画面入力を示す図である。
【図4】図1のバーコードによる入力例を説明するため
の図である。
【図5】図1のデジタイザによる入力例を説明するため
の図である。
【図6】図1のICカードによる入力例を説明するため
の図である。
【図7】図1のデータ構造の1例を示し、地域名リスト
を示す図である。
【図8】図1のデータ構造の1例を示し、交差点、目的
地及び特徴物リスト並びにソートファイルを示す図であ
る。
【図9】図1のデータ構造の1例を示し、道路、交差点
番号の割り振り例を示す図である。
【図10】図1のデータ構造の1例を示し、交差点デー
タを示す図である。
【図11】図1のデータ構造の1例を示し、目的地及び
特徴物データを示す図である。
【図12】図1のデータ構造の1例を示し、道路データ
を示す図である。
【図13】図1のデータ構造の1例を示し、道路データ
を示す図である。
【図14】図1のデータ構造の1例を示し、地図データ
ベース構造を示す図である。
【図15】図1のデータ構造の1例を示し、地図データ
を示す図である。
【図16】本発明のナビゲーション装置の1実施例であ
る制御系の処理の流れを説明するための基本フロー図で
ある。
【図17】図16の案内コースを設定する処理を示し、
1つの出発地、目的地及び希望コース上の通過点を入力
し案内コースを設定する処理のフロー図である。
【図18】図17の目的地入力を説明するための図であ
る。
【図19】図17の目的地入力処理のフロー図である。
【図20】図19の目的地入力処理の説明図である。
【図21】図17の出発地入力を説明するための図であ
る。
【図22】図17の出発地入力処理のフロー図である。
【図23】図22の出発地入力処理の説明図である。
【図24】図17の通過点入力を説明するための図であ
る。
【図25】図17の通過点入力処理のフロー図である。
【図26】図25の目的地付近の通過点設定処理のフロ
ー図である。
【図27】図26の目的地付近の通過点設定処理の説明
図である。
【図28】図25の特徴物付近の通過点設定処理のフロ
ー図である。
【図29】図25の指定地域の通過点設定処理のフロー
図である。
【図30】図25の指定交差点を通過点に設定する処理
のフロー図である。
【図31】図30の指定交差点を通過点に設定する処理
の説明図である。
【図32】図25の指定道路上に通過点を設定する処理
のフロー図である。
【図33】図17の経路探索処理のフロー図である。
【図34】図33のフローを説明するための図である。
【図35】図33の経路探索データ設定処理のフロー図
である。
【図36】図35のフローを説明するための図である。
【図37】図35の経路探索データ作成処理のフロー図
である。
【図38】図37における周囲道路検索サブルーチンの
フロー図である。
【図39】図37における最適経路条件設定サブルーチ
ンのフロー図である。
【図40】図17における通過点が入力された順位で最
適コースを設定する処理のフロー図である。
【図41】図40における最適コース設定処理のフロー
図である。
【図42】図40の最適コース設定例を説明するための
図である。
【図43】図40の最適コース設定例を説明するための
図である。
【図44】図17の通過点順位を最適にして最適コース
を設定する処理のフロー図である。
【図45】図44の最適コース設定例を説明するための
図である。
【図46】図44の最適コース設定例を説明するための
図である。
【図47】図17の指定された通過点順位で最適コース
を設定する処理のフロー図である。
【図48】本発明のナビゲーション装置の他の実施例で
ある制御系の処理の流れを説明するための図であり、1
つの出発地、複数の目的地及び希望コース上の通過点を
入力し案内コースを設定する処理のフロー図である。
【図49】図48の目的地及び通過点入力処理のフロー
図である。
【図50】図48の経路探索処理のフロー図である。
【図51】図48の経路探索データ設定処理のフロー図
である。
【図52】図48の指定された目的地、通過点順位で最
適コースを設定する処理のフロー図である。
【図53】図48の目的地、通過点順位を最適にして最
適コースを設定する処理のフロー図である。
【図54】図48の入力された目的地、通過点順位で最
適コースを設定する処理のフロー図である。
【図55】本発明のナビゲーション装置の他の実施例で
ある制御系の処理の流れを説明するための図であり、1
つの出発地、目的地及び概略の通過コースを入力し案内
コースを設定する処理のフロー図である。
【図56】図55の初期設定のフロー図である。
【図57】デジタイザーによる初期設定を説明するため
の図である。
【図58】デジタイザーによる初期設定を説明するため
の図である。
【図59】デジタイザーによる初期設定を説明するため
の図である。
【図60】図55の全通過コース入力処理のフロー図で
ある。
【図61】図60の入力データの内容を示す図である。
【図62】図65のブロックデータの内容を示す図であ
る。
【図63】図65のブロックデータの内容を示す図であ
る。
【図64】図55の経路探索処理のフロー図である。
【図65】図64の経路探索領域設定処理のフロー図で
ある。
【図66】図65の処理を説明するための図である。
【図67】図64の経路探索データ設定処理のフロー図
である。
【図68】図55の最適コース設定処理のフロー図であ
る。
【図69】図68の最適コース設定を説明するための図
である。
【図70】図55の一部のコース入力処理のフロー図で
ある。
【図71】図70の処理の説明図である。
【図72】図70の道路座標データ検出処理のフロー図
である。
【図73】図70のデータ登録変更処理のフロー図であ
る。
【図74】図73の道路データ変更処理のフロー図であ
る。
【図75】図74の処理の説明図である。
【図76】図74の道路データの変更内容を説明するた
めの図である。
【図77】図55の通過点登録処理のフロー図である。
【図78】図55の経路探索処理のフロー図である。
【図79】図78の経路探索領域設定処理のフロー図で
ある。
【図80】図79の処理の説明図である。
【図81】図78の経路探索データ設定処理のフロー図
である。
【図82】図81の部分領域内のデータ設定処理のフロ
ー図である。
【図83】図79の全般領域のデータ設定処理のフロー
図である。
【図84】図55の入力された通過点順位で最適コース
を設定する処理のフロー図である。
【図85】図84の全般領域の最適コース設定処理のフ
ロー図である。
【図86】図85の部分最適コース設定処理のフロー図
である。
【図87】図84の部分領域の部分最適コース設定処理
のフロー図である。
【図88】図84における最適コース設定を説明するた
めの図である。
【図89】図84における最適コース設定を説明するた
めの図である。
【図90】図55の通過点順位を最適にして最適コース
を設定する処理のフロー図である。
【図91】図90の処理における最適コース設定を説明
するための図である。
【図92】図90の処理における最適コース設定を説明
するための図である。
【図93】図55の指定された通過点順位で最適コース
を設定する処理のフロー図である。
【図94】本発明のナビゲーション装置の他の実施例で
ある制御系の処理の流れを説明するための図であり、1
つの出発地、複数の目的地及び概略の全通過コースを入
力し案内コースを設定する処理のフロー図である。
【図95】図94の目的地入力処理のフロー図である。
【図96】図94の経路探索処理のフロー図である。
【図97】図96の経路探索データ設定処理のフロー図
である。
【図98】図94の入力された目的地順位で最適コース
を設定する処理のフロー図である。
【図99】図94の指定された目的地順位で最適コース
を設定する処理のフロー図である。
【図100】本発明のナビゲーション装置の他の実施例
である制御系の処理の流れを説明するための図であり、
1つの出発地、複数の目的地及び概略の一部の通過コー
スを入力し案内コースを設定する処理のフロー図であ
る。
【図101】図100の目的地及び一部の通過コースを
入力する処理のフロー図である。
【図102】図100の経路探索処理のフロー図であ
る。
【図103】図102の経路探索データ設定処理のフロ
ー図である。
【図104】図103の部分探索領域内のデータ設定処
理のフロー図である。
【図105】図103の全般探索領域内のデータ設定処
理のフロー図である。
【図106】図100の入力された通過点順位で最適コ
ースを設定する処理のフロー図である。
【図107】図100の目的地、通過コース順位を最適
にして最適コースを設定する処理のフロー図である。
【図108】図100の指定された目的地、通過コース
順位で最適コースを設定する処理のフロー図である。
【図109】本発明のナビゲーション装置の他の実施例
である制御系の処理の流れを説明するための図であり、
1つの出発地、目的地及びコース領域を入力し案内コー
スを設定する処理のフロー図である。
【図110】図109のコース領域入力処理のフロー図
である。
【図111】図109の経路探索処理のフロー図であ
る。
【図112】図111の経路探索領域設定処理のフロー
図である。
【図113】図111の経路探索データ設定処理のフロ
ー図である。
【図114】図113の処理を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1…入力装置、2…表示装置、3…記憶装置、4…演算
処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山昭二 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 森本恭己 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−16220(JP,A) 特開 昭61−134900(JP,A) 特開 昭60−45816(JP,A) 特開 平1−250200(JP,A) 特開 昭62−151884(JP,A) 特開 平1−173299(JP,A) 特開 平1−173822(JP,A) 特開 昭62−51000(JP,A) 特開 昭58−210512(JP,A) 特開 昭61−194473(JP,A) 特開 昭61−20812(JP,A) 特開 昭58−154874(JP,A) 特開 昭63−24398(JP,A) 特開 昭62−151881(JP,A) 実開 昭59−68380(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 21/00 G08G 1/0969 G09B 29/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも道路、交差点に関する位置情報
    を含む地図に関する情報を記憶する記憶装置と、 出発地、及び地図上で任意の希望案内地点の位置を入力
    する入力装置と、 前記交差点に関する位置情報を前記記憶装置から検索
    し、前記入力装置により入力された希望案内地点の位置
    交差点の位置との関係及び交差点のレベル情報を評価
    する評価手段と、該評価手段による評価結果に基づき交
    差点を選択して案内地点として設定し、出発地から設定
    された案内地点に至る経路を探索し、該経路により経路
    案内する演算処理装置を備えたことを特徴とするナビゲ
    ーション装置。
  2. 【請求項2】前記演算処理装置は、前記入力された希望
    案内地点の所定距離内にある交差点の中から最もレベル
    の高い交差点のうち最も高い交差点を選択することによ
    り、入力された希望案内地点の位置と交差点の位置との
    関係及び交差点のレベル情報を評価し交差点を選択する
    ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】前記交差点レベル情報は、交差点の信号の
    有無であることを特徴とする請求項1記載のナビゲーシ
    ョン装置。
  4. 【請求項4】前記交差点レベル情報は、交差点の名称の
    有無であることを特徴とする請求項1記載のナビゲーシ
    ョン装置。
  5. 【請求項5】少なくとも道路、交差点に関する位置情報
    及び特徴物情報を含む地図に関する情報を記憶する記憶
    装置と、 出発地、及び地図上で任意の希望案内地点の位置を入力
    する入力装置と、 前記特徴物情報を前記記憶装置から検索し、前記入力装
    置により入力された希望案内地点の位置に最も近い特徴
    物を案内地点として設定し、出発地から設定された案内
    地点に至る経路を探索し、該経路により経路案内する演
    算処理装置を備えたことを特徴とするナビゲーション装
    置。
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