JP2779669B2 - 画像転写装置 - Google Patents

画像転写装置

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JP2779669B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現像済み着色感光性フィルムを受像シート上
に重ねて画像を転写するカラープルーフ作成装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、印刷製版の分野においては、写真原稿(ネガカ
ラーフィルム、リバーサルカラーフィルムペーパー等)
の連続調画像から一旦色分解して例えば3色ないし4色
の網点のフィルムを作成し、該フィルムからPS版等の印
刷版を作成している。したがって印刷版を作るまでに、
多量のフィルムを用いて、色分け、画像の合成を行って
いるのが現状である。この複雑な作業の中では文字、レ
イアウトの間違い等多くのミスが発生する。さらに、発
注者からの急な変更等に対応しなければならず、要望さ
れた色調階調、レイアウトに印刷物が仕上がるかどうか
の事前チェックが必要となる。これらの確認のため正式
の印刷版を作るに校正刷と呼ばれる試し刷りや他の種々
なシステムが使用されている。
たとえば、網点のフィルムからCRTを用いるもの、カ
ラー感光材料等銀塩を用いたもの、ジアゾ等非銀塩感光
材料を用いたもの、電子写真方式のもの、乾式トナーに
より画像形成するもの等の方法により画像を作り出来上
がりの印刷物を推定するものである。しかし、これらの
校正システムは、一般的に一枚の校正を作るのに長時間
を要し、装置が大きい,材料費が高い,作業性が悪い等
の問題があり、実用上充分なシステムになっていないの
が現状である。近年、校正物を得る方法としてフォトポ
リマー感光材料を用いたプルーフシステムが使用される
様になり色画像として印刷インキと同じ顔料を用い、印
刷物とかなり近似した多色画像が得られる様になった。
このようなプルーフの作成方法としては、第10図(a)
に示すようなY,M,C,BKの各着色感光シートを第10図
(b)に示すように各色に対応した分解ポジフィルムと
重ねて画像露光し、その後現像することにより、第10図
(c)に示すような各色の画像シートを得る。次に第11
図(a)に示す転写装置の転写ローラ33,34により受像
シートと1色目の画像シートを重ね加圧、加熱搬送して
画像を受像シート上に転写させるこれらの操作を1枚の
受像シートに4回行って多色カラー画像を作成する。し
かしこれだけでは逆像になるので、更にもう1回転写し
て正像画像にする。
尚、画像転写に際しては第11図(b)および(c)の
ごとくシワ・ムラ・色ズレ防止のため、シートより大き
い、アルミ板等の補強板上に各シートを乗せ画像転写を
行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなカラープルーフ作成装置やその転写装置に
おいては、受像紙に画像転写後画像シートの転写物以外
のPETベース等の支持体を取り除きながら順次転写を行
っていかねばならず、この取り除き作業は人が行うのが
現状であった。この作業は1枚のカラープルーフの作成
に当っては都合4回行わねばならず各画像シートと受像
シートの位置合わせ作業と共に補強板21を取り扱う作業
は熟練と労力のかかるものであった。本発明はこのよう
な人手がかかり熟練を要する作業が不要な効率の高い画
像転写装置を提供することを課題目的にする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、次の技術手段(1)〜(3)項の何れか
によって達成される。
(1)転写加熱表面体と、該転写加熱表面体上に受像シ
ートを固定する手段及び画像シートを位置決めして取り
付けるピンバーを有する装填部とを設け、加圧ローラを
前記両シートを介して前記転写加熱表面体に加圧接触さ
せて、前記画像シートの画像を前記受像シートに転写さ
せた後、転写済の該画像シートの先端部を前記装填部に
設けた剥離板ではね上げ、 はね上げた該先端部を剥離ローラに挿入させ、前記転写
加熱表面体上の前記受像シートとの密着状態から該画像
シートを剥離し、回収するようにしたことを特徴とする
画像転写装置。
(2)前記転写加熱表面体が転写加熱ドラムであること
を特徴とする(1)項に記載の画像転写装置。
(3)前記転写加熱表面体が転写加熱板であることを特
徴とする(2)項に記載の画像転写装置。
〔実施例〕
本発明のカラープルーフ作成装置に使用する着色光性
フィルムの1実施例の構成を第1図に示す。即ち、支持
体シートである厚さ75μmの透明PETベースに厚さ30μ
mの熱軟化層を設け、更にその上に厚さ1〜2μmの着
色感光層を設けてある。
そして着色感光層は加熱することにより熱軟化層から
剥離し易くなる。着色感光層は顔料,感光体およびバイ
ンダからなるフォトポリマーで構成されている。着色感
光層は光が当たると現像液に溶け易い組織に変わる。こ
のフィルムには、4種類の着色フィルムがある。そして
それ等の色は例えばY,M,C,BKのものである。また焼付け
る原稿は、4色に分解された白黒ポジフィルムである。
各原稿のポジフィルムを第2図(a)に示すように対
応する色の各着色感光性フィルムと重ね密着露光をす
る。
(転写方法について) 露光済みの各着色感光性フィルムを現像部で現像し水
洗乾燥すると第2図(b)に示す各着色像が得られる。
そしてこのような現像済み各着色感光性フィルムを転写
部で同一の受像紙に正しく位置決めして4回繰り返し加
熱加圧して転写する。着色感光性フィルムの支持体(PE
Tベース)は第3図(a)に示すように熱軟化層と感光
層間で剥離し易くなっており加熱加圧転写後除去され
る。そして第3図(b)に示すように4回の転写によっ
てカラープルーフの作成が完了する。
ここで1回の露光時間は30〜40秒、現像時間は水洗10
秒乾燥20秒を入れて約60秒である。また転写を加熱加圧
した転写ローラ間で行うが転写ローラの表面温度は50℃
〜100℃程度であり、1回の転写時間は約60秒である。
4回転写するには正味4分必要になる。このようにして
4回の転写を終わるとカラープルーフの作成が完了す
る。
(カラープルーフ作成装置) このような構成で実現させた本発明の画像転写装置を
包合したカラープルーフ作成装置の実施例を第4図の側
断面図、第5図の正面断面図、第6図の加熱用プレスロ
ーラ部の部分断面図、第7図(a),(b),(c)の
シート位置決め部の断面図、第8図のシート位置決め部
の平面図および第9図(a)の剥離板作動部の断面図、
第9図(b)の剥離板作動部の平面図によって説明す
る。
本実施例のカラープルーフ作成装置は露光装置を除
き、現像部170と転写部100とから構成され、現像部170
を下部に転写部100を上部に配置したもので移動用キャ
スタ101Dおよび設置用脚部101Cをもっている。
(装置−現像部) 現像部170は露光済みの着色感光性フィルムFの挿入
台171,該フィルムのセンサー172が配置され、フィルム
搬送用モータ173およびプーリ173A等その駆動伝達装置
を介して駆動される搬送ローラ対174が最小フィルム長
さより短いピッチで配置され各該ローラ対の間は搬送ガ
イド176および178で連結されている。そして最終段の搬
送ローラ対の下側に処理槽180へ挿入口179が配置されて
いる。処理槽180は現像槽181と水洗槽186からなり更に
その後に乾燥部190が接続されている。現像槽181には現
像ラック182が設けられ搬送ローラ対183Aが適当な間隔
を置いて配設されまた各ローラ対間は搬送ガイド184に
よって連結されている。そして1ケ所に現像用ブラシロ
ーラ187Aが設けられている。現像槽181は現像液が渡り
部ローラ対185の下方に液位があるように充満され、該
現像液に対しては、現像液循環ポンプ181Aによりヒータ
181Cを有する熱交換タンク181Bを介して液温の制御と均
一化が行われている。
現像槽181の隣には渡り搬送ローラ対185を介して水洗
槽186が設けられ該水洗槽186の中には搬送ローラ対187C
および水洗用ブラシローラ187Bが設けられその搬送径路
の上下にはスプレーノズル188が配置され、水洗用スプ
レーポンプ186Aで噴射水洗ブラッシングがなされている
ようにしてある。水洗槽186の隣には渡り搬送ローラ対1
89を介して乾燥部190が設けられ搬送ローラ対194Aおよ
び搬送ガイド194Bが配設され、該搬送ガイド194Bの上方
および下方には加熱ヒータ191および送風用ファンモー
タ192が設けられている。そして、乾燥部190の外部本体
正面には現像用着色感光性フィルム回収用のフィルムバ
スケット193が取り付けられている。
また現像槽181への現像液補充用のポンプ181Dが設け
られており、現像液の減力に対して適時補給がなされて
いる。
そして、この現像部170での作用は挿入台171に装填さ
れた着色感光性フィルムFはフィルムセンサー172の指
令により、搬送ガイド176上を搬送ローラ対174によって
現像槽181に送りこまれ、現像ラック182の搬送ローラ対
183A、搬送ガイド184によって液浸搬送されながら更に
現像効果を高めるためブラシローラ187Aで、フィルム面
をこすりつけながら現像を終わり渡り部の搬送ローラ対
185によって水洗槽186に移され、ここではスプレーノズ
ル188による水洗シャワーとブラシローラ187Bの強制的
な水洗により水洗効率を上げ乾燥部190にて乾燥されバ
スケット193上に回収される。
本実施例において使用する現像液の処方についての説
明は省略する。
現像時間は使用着色感光性シートの大きさがA1版程度
の場合において現像槽で25秒、水洗が10秒、乾燥が20秒
計約60秒を要している。また現像液温度は25〜35℃に制
御してある。
(装置−転写部) 次に転写部100について説明する。両側に配置された
本体フレーム101に取りつけられボールべヤリング103A,
ベヤリングストッパー103Bを内蔵した軸受103を介して
転写加熱表面体としての転写加熱ドラム102が設けら
れ、該ドラムはチェーンホイール104,105およびチェー
ン106を介しドラム駆動モータ107によって駆動可能にし
てある。また軸心部には加熱用ヒータ128が取付金具127
に保持されて設けられている。従って加熱用ヒータ128
によってドラム全体を一様な温度(50〜100℃)に制御
しやすい構成になっている。該ドラム102の外周部で複
数の押えローラ108及び仮接着ローラ108Aが所定の間隔
をとって配設されローラ圧着ばね10によって転写ドラム
102に接触するように該ローラ108の軸受部が本体フレー
ム101の前記ドラム102のラジアル方向にスライド可能に
設けられている。前記ばね109は前記軸受け部を圧着方
向に移動さすようひ付勢している。またこの押えローラ
は転写ドラム102の両側外周部に設けられたプルアップ
スペーサ111によって前記ばね109に抗して該ドラム102
との接触を断つことを可能にしてある。
また、一様な温度の転写加熱ドラム102を加圧しかつ
更に転写に必要な温度に加熱可能にした加圧ローラ(加
熱用プレスローラ)132が鉄心ローラ132Aにシリコンゴ
ム132Bを被覆したローラとして設けられ、両端の軸部を
ボールベヤリング133A、ベヤリングストッパ133Bを内蔵
した軸受133で受けさせている。この軸受133は本体フレ
ーム101に取り付けられたスライドガイド139の中をスラ
イドするように取り付けられている。そしてそのスライ
ド方向は転写加熱ドラムのラジアル方向にとってある。
また該軸受133は加圧用エヤシリンダ142の可動部142Bと
直結して該加圧用エヤシリンダ固定部142Aは本体フレー
ム101にシリンダ取付金具141で固定されている。また前
記加熱用プレスローラの軸心部にはヒータ138が静止し
て設けられ、スライドする軸受133に設けられた取付金
具137上に固定されている。
尚、プレスローラ132はプルアップスペーサ111により
転写ドラム102より離間している間別駆動モータ143及び
駆動伝達ホイール144,145を介して回転され、適正な均
一温度にプレスローラ表面が維持できるようにしてあ
る。
(装置−位置合わせ) 次に、画像シート(現像済み着色感光性フィルム)F
および受像シート(受像紙)Pの重ね合わせ位置出し部
110について説明する。転写加熱ドラム102の表面1箇所
を削り平坦部を設け、断熱板119を断熱板固定ねじ121で
固定し、必要なれば転写紙の平坦性を保持するとめの微
弱な粘着力を有する粘着フィルム126の端部を固定ねじ1
22によって固定し転写ドラム表面を僅かな粘着面にして
しまうようにしてある。該断熱板119上に取付けられた
蝶番113の可動板113Aに受像紙押え板113Bを固定し、該
押え板113Bの上にピンバー112を取付けてある。そして
該押え板113Bに設けられた軸受117に剥離板回動軸115A
を設け、該軸115Aには剥離板115が固定され、更にトル
クばね115Bがかけられ該剥離板115が受像シート(受像
紙)押え板113と同一平板上となるようにまたは平行に
なるよう付勢されている。また剥離板回動軸115Aの端部
にはカムフォロワーレバー125が取りつけられている。
そして本体フレーム101の所定位置に剥離板開閉カム123
がビス124で締結されている。
そして転写加熱ドラム102が回転し、前記レバー125
が、前記開閉カム123に触れることにより前記剥離板115
がはね上げられるとともに、着色感光性フィルムがピン
バー112のピンから抜けて上方にはね上げられその端部
を該転写ドラム102の外周面近傍に待機している剥離ロ
ーラ153に挾持させるようにしてある。そして前記開閉
カム123のところを前記レバー125が通過すると剥離板11
5はトルクばね115Bによりもとに戻される。
剥離ローラ153は複数の搬送ローラ対154とともに駆動
モータ151により駆動伝達ホイールおよびチェーン152を
介して駆動され、前記各ローラ間は搬送ガイド155によ
って連結されている。そしてこれら搬送ガイド155の終
端部に支持体シート回収部156が設けられている。
このように構成された転写部100および現像部170の本
体フレーム101の外側には外装カバー101Aが施されてお
り操作盤等が配設それ操作の容易化、簡易化をはかると
ともに安全性が考慮されている。
(転写のしかた、作用) 次に転写部100の作用について説明する。現像部170ま
たは他の現像機で現像し終った着色感光性フィルムFと
受像紙Pを転写ドラム102に装填するに当たって、先
ず、受像紙Pを重ね合わせ位置出し部110の受像紙押え
坂113Bの下において該押え坂113Bを閉じて押え付けてロ
ック金具116でロックして固定する。更に該ドラムを1
回転させ画像転写と同様、加圧ローラで加圧して受像紙
を密着固定したのち、該押え坂113B上に設けられたピン
バー112のピンに前記現像済み着色感光性フィルムFの
端部に前記ピンバー112に対応してあけられた複数の基
準孔を嵌めこみ転写作動を開始する。この装填時には転
写ドラム102の両側の部分に設けられたプルアップスペ
ーサ111により加圧ローラ(加熱用プレスローラ)132お
よびその近傍の仮接着ローラ108Aは、転写ドラムから浮
き上がっているが始動することにより第1番目に前記仮
接着ローラ108Aがプルアップスペーサ111から離れて転
写加熱ドラム102のドラム面に接触を開始し更に加熱用
プレスローラも同様に加圧用エヤリンダ142の作動によ
って圧着を開始する。その前に転写加熱ドラム102およ
び加熱用プレスローラ132はいずれも中心部に内蔵のヒ
ータ128および138によりそれぞれ表面温度が60℃および
110℃に加熱されている。そして加圧加熱ローラ、転写
加熱ドラムによりフィルムFから受像紙Pに画像が転写
される。この際前記フィルムFの着色感光層は熱軟化層
が熱を加えられているので非常に剥離し易くなってい
る。そこで第9図(a)および(b)に示すようにカム
フォロワーレバー125が剥離板開閉カム123によってはね
上げられることにより、前記フィルムFの支持体である
熱軟化層を含むPETベースが剥離を開始し、剥離ローラ1
53に喰え込まれ画像を受像紙に転写させながら前記PET
ベースは搬送ローラ154および搬送ガイド155中を運ばれ
てフィルム回収部156に取り出される。一方受像紙P上
に転写された画像は、前記ドラム102の加熱と加圧によ
って更に強固に強度を増して転写され、重ね合わせ位置
出し部110が装填取り外し位置に来てもとの位置に停止
する。ここで第1回目の転写(例えばYの転写)が完了
する。そこで受像紙はそのままにして第2の現像済み着
色感光性フィルムの基準孔をピンバー112のピンに嵌め
て再び作動させ第1回目と同様に別の色の画像転写(例
えばMの色の転写)が完了する。そして前と同様に装填
位置にて第3回目の転写用のフィルム(例えばCの色の
フィルム)をピンバーに装填して、転写を行い最後に第
4回目のフィルム(例えばBLフィルム)をピンバー112
に嵌め今までの受像シートの上に転写させる。
このようにしてカラープルーフの作成が終わり受像紙
押え坂ロック金具116を外し、受像紙押え坂113Bを開
き、転写済みの受像紙即ちカラープルーフを取り外して
回収する。
尚、転写加熱表面体としては以上の実施例の如く転写
加熱ドラムを用いたが、第2の実施例として第9図
(c)に示すように、前記転写加熱ドラム102の代わり
に転写加熱坂102Aを設けたものについて説明する。該加
熱板には図示はしてないがヒータが埋めこまれ、該加熱
板は加熱制御可能となっており、また、レジストレーシ
ョンピンとしてピンバー112と、蝶番115Cで回動可能な
剥離板115とが該加熱板に取りつけられ、剥離板115の回
動軸115Aの端部にはレバー125が取りつけられており、
該回動軸115Aにはトルクばねが設けられ、該トルクばね
は該剥離板115を前記加熱板102Aの表面にうがたれた窪
みに沈むように付勢している。そして前記転写加熱板10
2Aが第9図(c)の矢印の方向に移動し前記レバー125
がカム123にのり上げることにより剥離板115は転写加熱
表面より持ち上げられる。
一方、該転写加熱板102Aには受像シートが第1の実施
例で示したと同じような手段で、転写加熱板上の表面に
密着して固定されている。その上に画像シートがピンバ
ー112に位置決めされてセットされた後、転写加熱板102
A上の前記両シートは加圧加熱ローラで加圧され、前記
転写加熱板102Aが移動するとともに加圧加熱転写が行わ
れていく。
そして移動が進むうちに剥離板115が持ち上げられそ
れに伴って画像シートの端部がはね上げられ、熱軟化層
により分離し易くなった画像を受像シートに転写して残
し、熱軟化層をつけた支持体シートが剥離されその先端
部が剥離ローラ153に喰えこまれ順次画像転写に伴い支
持体シートが除去されていく。
以上が、転写加熱表面体の第2の実施例の作用と構成
である。
〔発明の効果〕
本発明により着色感光性フィルムを受像紙上に転写さ
せてカラープルーフを製作する作業はカラープルーフ作
成装置の所定位置に受像紙を固定した上でその近傍に設
定されるピンバーに現像済み着色感光性フィルムを基準
孔を合わせて装填し、運転中該ピンバーを除去すること
なく、また各着色感光性フィルムや受像シート(受像
紙)の支持体シートであるPETベースも今までのように
熟練された人手により慎重にはがして行くことなく、自
動的にはがされて回収されることが可能になり、まさに
簡単確実な操作によりまた熟練を要することもなく誰で
も高性能の転写むらのないカラープルーフを効率よく作
成できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置に使用する着色感光性フィルムの
1実施例の構成図。 第2図(a)は該フィルムの露光作用を示す斜視図。 第2図(b)は現像済みの該フィルムを示す斜視図。 第3図(a)は転写作用を示す斜視図。 第3図(b)は4回転写済みで作成されたカラープルー
フを示す斜視図。 第4図は本発明の画像転写装置を含むカラープルーフ作
成装置の実施例の側断面図。 第5図はその正面断面図。 第6図は加熱用プレスローラ部の部分断面図。 第7図(a),(b),(c)はシート位置決め部の断
面図。 第8図はシート位置決め部の平面図。 第9図(a)は剥離板作動部の断面図。 第9図(b)は剥離板作動部の平面図。 第9図(c)は転写加熱板に設けた剥離板作動部の断面
図。 第10図(a),(b),(c)は従来の着色感光シート
のそれぞれ層構成、露光、現像済みを示す斜視図。 第11図(a)は従来の着色感光シートと受像シートを重
ね合わせる手段を示す転写機の正面図。 第11図(b)はカバーシート付き補強板の斜視図。 第11図(c)はカバーシート付き補強板の断面図。 100……転写部、101……本体フレーム 102……転写加熱ドラム、103,133……軸受 102A……転写加熱板 104,105……チェーンホイール 106……チェーン、107……駆動モータ 108……押えローラ、109……ローラ圧着ばね 108A……仮接着ローラ 110……重ね合わせ位置出し部 111……プルアップスペーサ 112……ピンバー、113,115C……蝶番 113B……受像紙押え板、115……剥離板 115A……剥離板回動軸、115B……トルクばね 119……断熱板、123……剥離板開閉カム 125……カムフォロワーレバー 126……粘着フィルム、128,138……ヒータ 132……加圧ローラ(加熱用プレスローラ) 139……スライドガイド 142……加圧用エヤシリンダー 143……駆動モータ 144,145……駆動伝達ホイール 153……剥離ローラ、154……搬送ローラ対 155……搬送ガイド 156……支持体シート回収部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写加熱表面体と、該転写加熱表面体上に
    受像シートを固定する手段及び画像シートを位置決めし
    て取り付けるピンバーを有する装填部とを設け、加圧ロ
    ーラを前記両シートを介して前記転写加熱表面体に加圧
    接触させて、前記画像シートの画像を前記受像シートに
    転写させた後、転写済の該画像シートの先端部を前記装
    填部に設けた剥離板ではね上げ、 はね上げた該先端部を剥離ローラに挿入させ、前記転写
    加熱表面体上の前記受像シートとの密着状態から該画像
    シートを剥離し、回収するようにしたことを特徴とする
    画像転写装置。
  2. 【請求項2】前記転写加熱表面体が転写加熱ドラムであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像転写装置。
  3. 【請求項3】前記転写加熱表面体が転写加熱板であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の画像転写装置。
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