JP2777943B2 - 自動車のトラクションコントロール及び差動制限機構の検査方法 - Google Patents

自動車のトラクションコントロール及び差動制限機構の検査方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の前後の車輪間
や左右の車輪間の回転速度差に応じて車輪の回転を制御
すべく機能する、トラクションコントロールや差動制限
機構等の走行制御機能の検査を行う検査方法及びこの方
法の実施に使用される検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクションコントロールは、自動車の
前後一方の車輪たる従動輪と他方の車輪たる駆動輪との
回転速度差から駆動輪のスリップ率を演算し、スリップ
率が所定範囲に収まるように駆動輪の回転を制御するも
のであり、従来、かかるトラクションコントロールの検
査方法として、実開昭63−84544号公報により、
検査装置の各ローラに自動車の各車輪を乗せ、各ローラ
が独立して回転し得るようにしてアクセルペダルを踏込
み、駆動輪用のローラの回転速度の所定時間内の上昇値
に基いてトラクションコントロールの良否を判定するよ
うにしたものが知られている。又、上記公報には、左右
一方の駆動輪用のローラを制動した状態でアクセルペダ
ルを踏込み、他方の駆動輪用のローラの回転速度の所定
時間内の上昇値に基いて差動制限機構の良否を判定する
方法も記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したトラクション
コントロールの検査は、アクセルペダルの踏込み時に駆
動輪と従動輪(回転しない)との間に回転速度差を生
じ、トラクションコントロールが正常に機能していれば
駆動輪の速度アップが抑制されて、駆動輪用ローラの回
転速度の所定時間内における上昇値は所定値以下になる
という点に着目した方法であり、これは差動制限機構の
検査についても同様である。然し、トラクションコント
ロールや差動制限機構が正常に機能しなくても、アクセ
ルペダルの踏込み具合によってはローラ回転速度の所定
時間内の上昇値が所定値以下になることがあり、上記検
査方法ではこの場合にも合格と判定されてしまい、判定
が不正確になる。本発明は、以上の点に鑑み、トラクシ
ョンコントロールや差動制限機構等の走行制御機能の検
査の正確性を高めることをその目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明の第1の特徴によれば、自動車の駆動輪と従動輪
との間の回転速度差に応じて駆動輪の回転を制御すべく
機能するトラクションコントロールの検査を、従動輪を
乗せる第1のローラと駆動輪を乗せる第2のローラとを
備える検査装置を用い、アクセルペダルの踏込みにより
駆動輪を駆動して自動車を検査装置上で走行させた状態
行う方法において、走行当初は第1のローラと第2の
ローラとを両ローラが同期回転するように互に連結し、
第1のローラの回転速度と第2のローラの回転速度とが
共に所定速度に上昇したところで該両ローラの連結を解
いて第1のローラを減速させて、この減速時の第1のロ
ーラの回転変動と第2のローラの回転変動との相関関係
からトラクションコントロールの良否を判定している。
また、本発明の第2の特徴によれば、自動車の左右の駆
動輪間に設ける差動制限機構の検査を、左右一方の駆動
輪を乗せる第1のローラと他方の駆動輪を乗せる第2の
ローラとを備える検査装置を用い、アクセルペダルの踏
込みにより駆動輪を駆動して自動車を検査装置上で走行
させた状態で行う方法において、走行当初は第1のロー
ラと第2のローラとを両ローラが同期回転するように互
に連結し、第1のローラの回転速度と第2のローラの回
転速度とが共に所定速度に上昇したところで該両ローラ
の連結を解いて第1のローラを減速させて、この減速時
の第1のローラの回転変動と第2のローラの回転変動と
の相関関係から差動制限機構の良否を判定している。
【0005】
【作用】第1のローラを減速することにより、第1と第
2の両ローラ間即ち両ローラに乗せた車輪間に回転速度
差を生じ、トラクションコントロール或いは差動制限機
の働きで第2のローラに乗せた車輪の回転が制御さ
れ、第2のローラの回転速度が第1のローラの回転速度
の変化に応じて所定の相関関係を持って変化する。そし
て、本発明では、第1のローラの回転変動と第2のロー
ラの回転変動との相関関係を見てトラクションコントロ
ール或いは差動制限機構の良否を判定するため、アクセ
ルペダルの踏込み度合が個々の検査でばらついても、ま
た第1のローラの減速度合がばらついても、トラクショ
ンコントロール或いは差動制限機構の良否を正確に判定
できる。
【0006】
【実施例】図1は自動車のトラクションコントロールや
差動制限機構等の走行制御機能及びアンチロックブレー
キの検査を行う検査装置を示し、該装置は、前輪用の左
右1対のローラ11,11と後輪用の左右1対のローラ1
2,12とを備え、前輪用の1対のローラ11,11間に該
各ローラ11を夫々クラッチ21を介して連結したギアボ
ックス31と、後輪用の1対のローラ12,12間に該各
ローラ12を夫々クラッチ22を介して連結したギアボッ
クス32とを配置し、両ギアボックス31,32を連結軸
4を介して連結し、前記各ローラに各車輪を乗せて自動
車を走行させたとき、前輪が駆動輪の場合は、ローラ1
1とクラッチ21とギアボックス31と連結軸4とギアボ
ックス32とクラッチ22とローラ12とを介して従動輪
たる後輪が回転され、後輪が駆動輪の場合には、上記と
は逆の系路で前輪が回転されるようにした。前輪用のロ
ーラ11,11は固定台5上に、又後輪用のローラ12
2は前後動自在な摺動台6上に設けられており、前記
連結軸4の後部をスリーブ4aとこれに嵌合するスプラ
イン軸4bとで伸縮自在な構造とし、摺動台6の動きに
より自動車の軸距に合わせて前輪用のローラ11と後輪
用ローラ12との間の距離を調整し得るようにした。
【0007】前記各ローラ11,12は、同期回転するよ
うにベルト7を介して連結した前後1対の分割ローラ1
a,1bで構成されており、各ローラ11,12の後側の
分割ローラ1bにフライホイール8を連結し、該分割ロ
ーラ1bとフライホイール8との間に回転速度計及びト
ルクメータを有する検出手段9を配設し、検出手段9か
らの信号をマイクロコンピュータから成るモニター装置
10に入力して、後記する各種の検査を行うようにし
た。また、前輪用の1対のローラ11,11の少なくとも
一方と、後輪用の1対のローラ12,12の少なくとも一
方とに夫々フライホイール8において制動力を作用させ
るブレーキから成る制動手段111,112を設けた。次
に、上記検査装置によるトラクションコントロールの検
査と、差動制限機構の検査と、アンチロックブレーキの
検査について順に説明する。尚、自動車は前輪駆動式と
する。
【0008】(I)トラクションコントロールの検査 自動車の各車輪を各ローラ11,12に乗せ、各クラッチ
1,22を接続した状態で作業者がアクセルペダルを踏
込んで自動車をローラ上で走行させる。この場合、駆動
輪たる前輪の回転がローラ11から上記の系路でローラ
2に伝達されて従動輪たる後輪も前輪と等速度で同期
回転する。そして、ローラ11,12の回転速度が所定速
度に上昇したところで前輪用ローラ11のクラッチ21
切って前輪用ローラ11と後輪用ローラ12とが互に独立
して回転し得るようにし、且つ後輪用ローラ12の制動
手段112を作動させて該ローラ12を図2にa線で示す
如く減速させる。これによれば、前輪と後輪との間に回
転速度差を生じてトラクションコントロールが働き、前
輪の回転速度V1と後輪の回転速度V2とから求められる
スリップ率λ=(V1−V2)/V1が所定の設定値λ1
に維持されるようにエンジンの出力制御が行われ、前輪
即ち前輪用ローラ11が図2にb線で示す如く後輪用ロ
ーラ12の減速に応じて所定の相関関係を持って減速さ
れる。この場合、トラクションコントロールが働かなけ
れば前輪用ローラ11は図2にc線で示す如く減速され
ず、又トラクションコントロールが誤作動すると図2に
d線で示す如く前輪用ローラ11が過剰に減速される。
そして、モニター装置10において各検出手段9からの
回転速度信号に基いてスリップ率λを算出し、後輪用ロ
ーラ12の減速時における所定の計測時間t内における
スリップ率λが設定値λ1を基準にした所定の許容範囲
内に入っているか否かを判別する。これによれば、定速
走行状態への移行でアクセルペダルの踏込み度合を一定
に保持している限り、個々の検査でアクセルペダルの踏
込み度合にばらつきがあっても、また後輪用ローラの減
速度にばらつきがあっても、トラクションコントロール
が正常に機能しているか否かを正確に判定できる。
【0009】ところで、砂利道等の悪路で加速するとき
は、駆動輪が適度に空転する方が加速力が強くなる傾向
にあり、従動輪の回転速度に悪路特有の振動変化が現わ
れたときは、スリップ率λの設定値を上記値λ1より大
きな第2の値λ2に持ち替え、エンジンの出力制御を緩
和して加速効率を向上させる悪路用のトラクションコン
トロールを行うことがある。かかる悪路用トラクション
コントロールを行う自動車では、後輪用ローラ12の減
速時に制動手段112を断続作動させて、図3にa線で
示す如く後輪用ローラ12の回転振動を発生させると、
図3にb線で示す如く前輪用ローラ11の減速度合が緩
和されてスリップ率λが増加する。そこで、後輪用ロー
ラ12の回転振動発生前の所定の検査時間t1内におけ
るスリップ率λが第1の設定値λ1を基準にした第1の
許容範囲に入っているか否かで通常のトラクションコン
トロールの良否を判定すると共に、回転振動発生時の所
定の検査時間t2内におけるスリップ率λが第2の設定
値λ2を基準にした第2の許容範囲内の値に増加したか
否かで悪路用トラクションコントロールの良否を判定す
る。
【0010】(II)差動制限機構の検査 駆動輪たる左右の前輪間のデフギアに組込まれた差動制
限機構の検査を行う場合は、上記の如くローラ上で自動
車を走行させて左右の前輪用ローラ11,11の回転速度
が所定速度に達したところで該両ローラ11,11の夫々
のクラッチ21,21を切ると共に一方の前輪用ローラ1
1を制動手段111の作動で制動する。この際、差動制限
機構の働きにより左右の前輪の回転速度差に応じた差動
制限トルクが発生し、制動される一方のローラ11にこ
れに乗せた一方の前輪を介してトルクが作用する。そし
て、左右の前輪用ローラ11,11の回転速度差を計測す
ると共に、制動される一方のローラ11に作用するトル
クを計測し、計測された回転速度差で発生する差動制限
機構の基準トルクと計測されたトルクとを比較して差動
制限機構の良否を判定する。
【0011】(III)アンチロックブレーキの検査 アンチロックブレーキの検査を行う場合は、上記の如く
すべてのローラ11,12の回転速度が所定速度に達した
ところで、前輪用と後輪用の全てのローラ11,12のク
ラッチ21,22を切り、この状態でブレーキペダルを踏
み、モニター装置10において各ローラの検出手段9に
備えるトルクメータからの信号に基いて後記する如く良
否判定を行う。図4はアンチロックブレーキが正常に働
いたときの、検出手段9に備えるトルクメータで検出さ
れるトルクTの変化と、車輪の回転速度Vの変化と、車
輪の減速度νの変化と、ブレーキ圧Pの変化とを示す。
アンチロックブレーキは、車輪の減速度νが所定の設定
値νsを上回ったときブレーキ圧の増圧を停止し、車輪
速度Vが所要の減速特性に従って定められる基準速度V
sを下回ったときブレーキ圧を減圧して、減速度νが設
定値νsを下回ったときブレーキ圧の減圧を停止し、車
輪速度Vが基準速度を上回ったときブレーキ圧を増圧し
て、以後上記の作動を繰返すように機能する。トルクT
は減速度νに対応して変化し、その波形にブレーキ圧の
増減制御に応じたピークが現われる。また、ローラ停止
時には、車輪、ローラ、フライホイールから成る慣性系
に貯えられていた弾性エネルギーが解放されて、減速度
ν及びトルクTが一旦ゼロレベル以下に低下する。そし
て、モニター装置10において、トルクTが所定のスレ
ッショルドレベルT0以上になった時点からトルクTが
ゼロレベル以下に低下するまでにかかった時間を制動時
間tBとして算出すると共に、制動時間tB内に発生し
たトルクTのピーク数とピーク値とを算定し、これら制
動時間tBとピーク数とピーク値とが夫々許容範囲に入
っているか否かでアンチロックブレーキの良否を判定す
る。図中TL,THはピーク値の許容範囲の下限及び上
限を示す。
【0012】尚、各ローラ11,12を構成する分割ロー
ラ1a,1bの外周面の摩擦係数は、ブレーキング時に
車輪と該各分割ローラ1a,1bとの間に働く摩擦力が
フライホイール8を含む各分割ローラ1a,1bの慣性
力を上回るような大きな値に設定されている。そのた
め、ブレーキング時に各ローラ11,12は各車輪に対し
スリップすることなくこれと等速度で回転し、かくて各
トルクメータで検出される各ローラ11,12の減速度は
各車輪の減速度に一致する。また、両分割ローラ1a,
1b、ベルト7、フライホイール8を含む各ローラ
1,12の慣性重量は、ブレーキング時に車輪の減速度
νがアンチロック制御の開始に必要な所定レベル(前記
基準速度Vsの減速度)以上に増加可能で且つアンチロ
ック制御によるブレーキ圧の1回目の減圧完了前、好ま
しくは1回目の減圧後のブレーキ圧の増圧によっても車
輪が停止しないような所定の値に設定されており、かく
てブレーキ圧の減圧と増圧とが少なくとも1回は行われ
てトルクTにピークが現われる。
【0013】ところで、上記実施例では、トラクション
コントロールの検査に際し従動輪たる後輪用ローラ12
を制動手段112により強制的に減速するようにした
が、前輪用ローラ11のクラッチ21又は/及び後輪用ロ
ーラ12のクラッチ22を切り、制動手段112を作動さ
せずに後輪用ローラ12を自然減速させるようにしても
良い。また、図5に示す如く、前輪用ローラ11と後輪
用ローラ12との間の連結軸4にビスカスカップリング
12を介設し、トラクションコントロールの検査に際
し、クラッチ21,22を切ることなく制動手段112
作動させて、後輪用ローラ12を減速させるようにして
も良い。これによれば、検査後制動手段112の作動を
解くと、ビスカスカップリング12を介して後輪用ロー
ラ12に動力が伝達されて、該ローラ12とこれに乗せた
後輪とが前輪と等速度になるように増速され、トラクシ
ョンコントロールの再検査やアンチロックブレーキの検
査を連続して行うことができる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、車輪間の回転速度差に応じた車輪の回転制御
を行うトラクションコントロール或いは差動制限機構
良否を、一方の車輪の回転変動と他方の車輪の回転変動
との相関関係を見ることにより、アクセルペダルの踏込
み具合のばらつき等の影響を受けることなく正確に判定
できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明検査装置の一例の平面図
【図2】 トラクションコントロールによる前後輪の回
転変動を示す線図
【図3】 悪路用トラクションコントロールによる前後
輪の回転変動を示す線図
【図4】 アンチロックブレーキが正常に働いたとき
の、トルク波形と、車輪速度、車輪減速度、ブレーキ圧
の変化とを示す線図
【図5】 本発明検査装置の他の実施例の平面図
【符号の説明】
1,12 ローラ 21,22
クラッチ 4 連結軸 9 検出
手段 10 モニター回路(判定手段) 111,112
動手段 12 ビスカスカップリング
フロントページの続き (72)発明者 丸尾 勝 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−214731(JP,A) 特開 平1−191031(JP,A) 特開 平5−187967(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 17/00 - 17/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の駆動輪と従動輪との間の回転速
    度差に応じて駆動輪の回転を制御すべく機能するトラク
    ションコントロールの検査を、従動輪を乗せる第1のロ
    ーラと駆動輪を乗せる第2のローラとを備える検査装置
    を用い、アクセルペダルの踏込みにより駆動輪を駆動し
    て自動車を検査装置上で走行させた状態で行う方法にお
    いて、走行当初は第1のローラと第2のローラとを両ロ
    ーラが同期回転するように互に連結し、第1のローラの
    回転速度と第2のローラの回転速度とが共に所定速度に
    上昇したところで該両ローラの連結を解いて第1のロー
    ラを減速させて、この減速時の第1のローラの回転変動
    と第2のローラの回転変動との相関関係からトラクショ
    ンコントロールの良否を判定することを特徴とする自動
    車のトラクションコントロールの検査方法。
  2. 【請求項2】 自動車の左右の駆動輪間に設ける差動制
    限機構の検査を、左右一方の駆動輪を乗せる第1のロー
    ラと他方の駆動輪を乗せる第2のローラとを備える検査
    装置を用い、アクセルペダルの踏込みにより駆動輪を駆
    動して自動車を検査装置上で走行させた状態で行う方法
    において、走行当初は第1のローラと第2のローラとを
    両ローラが同期回転するように互に連結し、第1のロー
    ラの回転速度と第2のローラの回転速度とが共に所定速
    度に上昇したところで該両ローラの連結を解いて第1の
    ローラを減速させて、この減速時の第1のローラの回転
    変動と第2のローラの回転変動との相関関係から差動制
    限機構の良否を判定することを特徴とする自動車の差動
    制限機構の検査方法。
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