JP2777746B2 - 燃焼器のファンモータ回転数制御装置 - Google Patents

燃焼器のファンモータ回転数制御装置

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JP2777746B2 JP28308190A JP28308190A JP2777746B2 JP 2777746 B2 JP2777746 B2 JP 2777746B2 JP 28308190 A JP28308190 A JP 28308190A JP 28308190 A JP28308190 A JP 28308190A JP 2777746 B2 JP2777746 B2 JP 2777746B2
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俊之 宇賀神
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は対流用ファンまたは燃焼用ファンを具備した
燃焼器に関し、特にはこれらファンモータの回転数能力
を制御する制御装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種ファンモータの回転数制御は電源の位相
を切ることにより通電率を下げる位相制御(特開平1−
269821号公報)か、或いは波抜き制御を用い、常に何波
か通電し、1波抜くというようにくり返しの波抜き制御
を行なっていた。
発明が解決しようとする課題 しかし上記従来方式のうち、位相制御は通電率を下げ
るために位相を切るため、電圧の高いところでファンモ
ータをオンさせなければならず、ノイズの影響を受けや
すく、またマイコンソフト的にも精度の高いタイマーを
用いて位相の切り幅を決めなければならず、プログラミ
ングも複雑になるという欠点があった。
また波抜き制御においては、規則的に何波通電したら
1波抜くというものであるため、例えば6波通電して1
波抜くというものであれば通電率は6/7となるが、通電
率は2/3、3/4、4/5、5/6、6/7というように限られた通
電率でしかできず、その間の細かい制御ができなかっ
た。
課題を解決するための手段 本発明は上記欠点を解消すべくなされたもので、商用
電源ゼロボルトクロス検出回路と、ファンモータを制御
するスイッチング素子(本例ではフォトトライアック)
と、最初に1波通電し、その次からは基準の通電率と現
在の通電率を比較して現在の通電率が基準の通電率以下
のときは次の1波を通電し、現在の通電率が基準の通電
率より大きいときは非通電とするような波抜き制御を行
なう機能を有するマイコンを具備し、ファンモータの回
転数制御を行なうものである。
作用 本発明においては、基準の通電率を決めてそれを現在
の通電率と比較し、次の波形を通電するか抜くかを決め
るものである。したがって、基準の通電率をかなり細か
く決めても制御することが可能である。
実施例 本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明における燃焼器の概略回路図であり、
1は商用電源を示し、2−2は点火ヒータ6を制御する
ためのリレー、3−2は室内に温風を送るための対流用
ファン7を制御するためのスイッチング素子(フォトト
ライアック)、4−2は燃焼用空気を供給するための燃
焼用ファン8を制御するためのスイッチング素子(フォ
トトライアック)、5−2はポンプ駆動回路9に電源を
供給するためのリレーであり、これらは電源1に並列に
接続されている。また前記ポンプ駆動回路9はポンプ10
を駆動して油を供給するための回路である。11はトラン
スであり、この2次側に整流用のブリッジダイオード12
を接続し、平滑用コンデンサ14で平滑し、リレー2−
1、5−1、スイッチング素子(フォトトライアッ
ク)、3−1、4−1へ供給する電源を構成している。
そして13は定電圧レギュレータであり、マイコン15の電
源を構成している。16は室温検知回路であり、サーミス
タ等により室温を検知するための回路であり、マイコン
15に信号を入力することによりマイコン15はA/D変換を
行ない、室温を検出している。17、18、19、20はリレー
2−1、5−1、フォトトライアック3−1、4−1の
ドライバーである。21、22はフォトトライアックのダイ
オード側に流れる電流を制限するための制限抵抗を示
す。また23は商用電源1のゼロボルトクロス点を検出す
るためのゼロボルト検出回路である。
ここで本発明における燃焼器の基本動作について説明
する。まず、燃焼用ファン8を回転させて燃焼用の空気
を供給し、かつ点火ヒータ6に通電させてポンプ10を駆
動し、油を供給して炎を形成させ、後に対流用ファン7
を回転させて温風を吹き出す。また、燃焼中は第1図に
は記載されていないが、設定温度を設定することがで
き、室温検知回路16より検知した室温との差を考慮して
燃焼量を強〜微燃焼に切換わるようになっており、油量
はマイコン15からポンプ駆動回路9へ信号を出力し、そ
れに応じて油量を変えるようになっている。また対流用
ファン7と燃焼用ファン8はフォトトライアック3、4
の通電率を変えることにより風量を変えている。
本発明は上記の対流用ファン7、燃焼用ファン8のフ
ァンモータの回転数制御について、第2図(1)に示す
ように波抜き制御を行なうものである。これは第2図
(2)に示すようにゼロボルト検出回路23からの信号を
マイコン15が検出して第2図(3)に示すようにマイコ
ン15からフォトトライアック3−1、3−2、4−1、
4−2への出力を1波だけ抜くことによりフォトトライ
アック3−1、3−2、4−1、4−2への通電率を下
げて回転数を下げるものである。
またねらいの回転数にしたいとき、通電率を例えば70
%に下げれば良いとすると、100波中70波通電し、30波
は非通電させれば良いわけであるが、この場合70波連続
して通電し、次に30波連続して非通電にすると回転数に
ムラができてしまうため、第3図フローチャートに示す
ように最初に1波通電し、その次からは基準の通電率
(本例では70/100)と現在の通電率を比較して次の1波
を通電するか非通電するかを決める方式とする。つまり
初めの1波を通電すると現在の通電率は1/1であるた
め、1/1と70/100を比較すると70/100の方が小さいため
次の1波は非通電とする。そして非通電したことにより
現在の通電率は1/2となり、70/100と比較すると70/100
の方が大きいため次の1波は通電する。それによって現
在の通電率は2/3となり、70/100と比較すると70/100の
方が大きいため次も通電する。そして現在の通電率は3/
4となり、ここで70/100の方が小さくなったため次は非
通電にする。そして現在の通電率が3/5となり、70/100
の方が大きいため次は通電する。そして現在の通電率が
4/6となり、70/100の方が大きいためその次も通電す
る。このように100波まで行なうと、ほぼ均等に波抜き
が行なわれ、70%の通電率となり、再び次の1波から同
様の計算で100波まで計算し、それをくり返し行なわせ
る。
発明の効果 本発明によればファンモータの回転数制御をかなり細
かくでき、なおかつマイコンソフト的にも精度の高いタ
イマーが要らないため簡単化することができ、またファ
ンモータのオン、オフは必ずゼロボルトクロスであるた
めノイズも少ないという効果がある。また本例では100
波目で再び初めから計算するようにしているため、基準
の通電率は1%毎に設定することができるが(例えば70
%、71%、72%というように)、1000波毎にキャンセル
するようにすれば0.1%毎に設定することができる(例
えば70%、70.1%、70.2%というように)利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における燃焼器の概略回路図であり、第
2図は本発明における制御を行なったときのファンモー
タ間電圧、ゼロボルト検出波形、フォトトライアックへ
のマイコン出力図を示す。そして第3図は本発明の一実
施例のフローチャートを示すものである。 3−1、3−2はスイッチング素子(フォトトライアッ
ク)、4−1、4−2はスイッチング素子(フォトトラ
イアック)、7は対流用ファン、8は燃焼用ファン、15
はマイコン、23はゼロボルトクロス回路である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 3/00 - 3/08 F23N 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対流用ファン(7)または燃焼用ファン
    (8)を具備し、これらのファンモータの回転数能力を
    制御する燃焼器の制御装置において、商用電源ゼロボル
    トクロス検出回路(23)と、ファンモータを制御するス
    イッチング素子と、最初に1波通電し、その次からは基
    準の通電率と現在の通電率を比較して現在の通電率が基
    準の通電率以下のときは次の1波を通電し、現在の通電
    率が基準の通電率より大きいときは非通電とするような
    波抜き制御を行なう機能をもつマイコン(15)とからな
    る燃焼器のファンモータ回転数制御装置。
JP28308190A 1990-10-20 1990-10-20 燃焼器のファンモータ回転数制御装置 Expired - Lifetime JP2777746B2 (ja)

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