JP2776763B2 - 盗難防止装置 - Google Patents

盗難防止装置

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JP2776763B2
JP2776763B2 JP7177259A JP17725995A JP2776763B2 JP 2776763 B2 JP2776763 B2 JP 2776763B2 JP 7177259 A JP7177259 A JP 7177259A JP 17725995 A JP17725995 A JP 17725995A JP 2776763 B2 JP2776763 B2 JP 2776763B2
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清孝 粂内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は盗難防止装置、特に、L
ANなどのネットワークに接続されたパソコン機器の盗
難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパソコンは個人的趣味の領域で家
庭内で使用されることが多かったため盗難心配する必要
はあまりなかったが最近の市場動向としてダウンサイジ
ングが推進されパソコンの高性能化、小型化に伴い企
業、学校、病院などでLAN接続の大規模ネットワーク
の端末装置としてパソコンを採用するケースが増加して
おり分散配置されるパソコン機器の盗難防止を図る必要
性がでてきた。
【0003】従来パソコンや小型電子機器の盗難防止手
段としては、例えば実開平2−67416号公報の電子
機器に示されるようにパソコン基板の両隅にシャフトを
貫通させ鎖や鍵を取り付けて持ち出し行為を阻止する方
法が一般的であった。図7(a)は従来の電子機器盗難
防止の例を示す斜視図である。また、実開昭60−16
4289号公報の商品の盗難防止装置に示されるように
盗難防止手段としてブザーなどを鳴動させ盗難防止を図
るものが存在する。図7(b)は、商品の盗難防止手段
の一例を示す回路図である。
【0004】技術革新によりパソコン機器の高性能化、
小型/軽量化が進みその使い易さからネットワーク接続
して業務処理端末装置としてパソコンを導入する企業が
急増している。それに伴い盗難防止対策の要求も高まっ
ているが従来方式では盗難被害をなくすことは困難であ
る。すなわち、従来の技術は切断工具が使用されれば容
易に盗難被害に遭うし、パソコン利用者の目にも鎖や鍵
が見えてオフィスの美観を損ない不快感を抱かせる。
【0005】また、暗証データの登録を行い入力データ
と不一致の場合には機器の機能を停止させるものある
が実質的に盗難防止効果がない。また、実開昭60−1
64289は各商品とターミナル部門を線材又は、マイ
クロスイッチで閉回路を形成し盗難時に回路がオープン
状態になることを感知してブザーを鳴動させて盗難防止
を図っている。しかし、夜間/休日などにビル内の大部
分の室が無人になる状況下ではブザーによる盗難防止効
果は期待できない。
【0006】また、何の機器が盗難されたのか即時判断
できないし、LAN接続によりビル内全体に分散設置さ
れたパソコン機器の集中盗難監視ができないことが問題
である。
【0007】本発明は盗難発生場所でサイレン音を発し
相手に心理的同様を与えて犯行を思いとどませる効果が
アルト同時に離れた場所(コンピュータ室や守衛室)設
置された盗難監視装置に盗難発生場所と盗難機器を通報
することによって、警備員などを即刻現場に急行させて
盗難被害を免れることができる極めて盗難防止効果の高
いシステムの提供を目的とする。
【0008】本発明の盗難防止装置は、機器に接続する
信号線の信号レベルを感知し、信号線の抜け,切断が判
断できる断線検出回路と、前記断線検出回路の状態変化
を保持するフリップフロップ回路と、前記フリップフロ
ップ回路の出力信号で警報を発するサイレン駆動回路
と、盗難発生場所を通報するためのアドレス設定スイッ
チの情報と盗難物を識別するための断線検出コネクタの
位置情報を数値変換してプッシュ式ダイヤル番号送出回
路で交流信号に変換しネットワークを構成する幹線に送
出する外部通報回路前記幹線上の信号周波数を分析
て得られたアドレス情報を表示する表示部とを含んで構
成される。
【0009】
【実施例】以下、この発明について図面を参照して詳細
に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例を示す全体構成
図であり、盗難監視するパソコン機器1a〜1fをパソ
コン盗難防止装置2に接続し、盗難発生時には盗難発生
場所と盗難機器を判断することができる情報を幹線3を
通して通報し、離れた場所でその情報を表示することが
できるパソコン盗難監視装置4とで構成される図2は、
パソコン機器1a.1bとパソコン盗難防止装置5との
接続図であり、ループ信号線5もしくは、マイクロスイ
ッチ7を用いて閉回路を形成する。コネクター端子8に
パソコン機器が接続されない場合は、ダミーコネクター
9を挿入して全端子閉回路を形成する。
【0011】図3は、パソコン盗難防止装置2のブロッ
ク図であり、盗難発生時に閉回路がオープン状態に変化
したことを検出する断線検出回路10と、盗難発生現場
でサイレン音を発するためのサイレン駆動回路16と、
パソコン盗難監視装置4に盗難発生場所情報を通報する
ためのアドレス設定回路12と、盗難機器を知るために
断線検出したコネクタ箇所8a〜8bの2つの情報をセ
レクター回路22で交互に切り替え出力し10進デコー
ダ23で数値変換した後に外部通報回路13で数値情報
を含む交流信号に変換して幹線3に送出する。また電源
回路16は停電時の盗難監視もできるよう充電回路17
とバッテリー18を内蔵している。
【0012】図4はパソコン盗難防止装置2の回路図で
ある。
【0013】図5はパソコン盗難監視装置4のブロック
図でありビル内の空き電話回路をネットワーク幹線とし
て利用する。この幹線3を通して送られてくる数値情報
を含む交流信号を分析表示して盗難発生場所と盗難機器
を知ることができる。
【0014】パソコン機器1を持ち出すには図1のルー
プ信号線5を切断するかコネクター6を抜かなければな
らない。また、パソコン機器1bについても小型マイク
ロスイッチのテープを剥がすか、線が切断されるため閉
回路は開放状態となる。図3のコネクタ端子8a〜8d
のいづれかがオープン状態に変化するとOR回路10の
出力がHighレベルに変化し、フリップフロップ11
がセットされる。その結果ドライバーIC14を経由し
てRL01リレー15aが励磁される。リレー接点15
bがメイク状態となりBZ01サイレン16が鳴動す
る。フリップフロップ11は、装置電源17のON時の
リセットパルス信号と移設工事や保守作業時に監視状態
解除のためにキースイッチ20を監視OFF位置20a
にした時と、サイレン鳴動状態を解除するためにスイッ
チ20をリセット位置20bにしたときリセットされ
る。
【0015】また盗難発生場所を知らせるためのアドレ
ス設定スイッチ12の情報と断線出されたコネクター8
a〜8dのコネクター位置情報をセレクター回路22に
於いて時分割で切り替え10進デコーダ回路23の入力
信号としている。例えば機器設置場所に番号を付けてア
ドレス設定スイッチ12に設定すると2進4ビットの信
号がセレクター回路22を経て10進デコーダ回路23
にセットされる。このとき盗難監視装置4の発信回路3
6のパルス信号(図6−ホ)が交流カットフィルター2
5、波形整形IC26を経てセレクター回路22のセレ
クト信号として利用される。
【0016】つまりセレクト信号がHighレベルの時
アドレス設定スイッチ12の「室番号」情報を、逆にL
owレベルの時は、断線検出位置の「盗難機器」情報を
一定時間毎に交互出力する。この情報は、次段の10進
デコーダ回路23にセットされてプッシュ式ダイヤル番
号送出回路24からその「数値」対応した周波数信号が
幹線3に送出される。他のパソコン盗難防止装置2から
幹線3に交流信号を出力している時に自装置からも交流
信号を出力すると情報に乱れが生じるため交流検出回路
27で他装置からの「信号」出力有無をチェックする。
【0017】他装置から交流信号が出力されていないこ
とを条件にパソコン盗難感知の断線検出信号aによって
NANDゲート29出力はLowレベルになりフリップ
フロップ回路30をセットする。このフリップフロップ
回路30の出力信号は、10進デコーダ回路23のセッ
ト許可信号となっておりセレクター回路22の出力信号
を10進デコーダ回路23にセットする。この状態はス
イッチ20がリセット位置20bになるまで保持され
る。
【0018】一方図4のパソコン盗難監視装置4は幹線
3上の信号に含まれるセレクター制御用のパルス信号
(図6−ニ)を直流フィルター31でカットして交流波
形のみを通過させ、周波数分析回路32に於いて周波数
成分解析される。得られた”数値”情報は、ダイヤル番
号識別回路33で4ビット出力変換されセグメントデコ
ーダ34に働きによって表示部A39aと表示部B39
bに表示する。表示部A39Aと表示部B39bの表示
許可信号には、盗難防止装置2のセレクター信号として
いる発信回路36の出力信号が共用されておりインバー
タ回路37とインバータ回路38によって表示部A39
aと表示部39bを交互表示させる。
【0019】セレクター回路22の入力信号で”0”側
が選択されてアドレス設定スイッチ12の情報が出力さ
れている時は、その値を表示部A39aに表示する。逆
にセレクター回路22の入力信号で”1”側が選択され
てい時きは断線検出コネクター位置情報を表示部B39
bに表示する。この様に送り側と受け側で完全同期をと
り0.5秒間隔で交互表示することによって両方の数値
を読み取ることができる。また、周波数分析回路32は
交流信号を検出している間ブザー35を鳴動させ盗難発
生を知らせる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の盗難防止装
置は、パソコン機器設置場所でサイレン音を発すると同
時に離れた場所に設置した盗難監視装置に盗難発生場所
と盗難機器を自動通報するので短時間で現場に急行でき
る。このことは犯行を未遂にとどめて盗難被害を無くす
だけでなく盗難防止効果の高いシステムであるといえ
る。また本発明は建物内既設の未使用電話回線を幹線ケ
ーブルとして利用するので特別なケーブル工事が不要で
あり導入コストも安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】図1のパソコン機器とパソコン盗難防止装置と
の接続図である。
【図3】図1のパソコン盗難防止装置の内部ブロック図
である。
【図4】図1のパソコン盗難防止装置の回路図である。
【図5】図1のパソコン盗難監視措置のブロック図であ
る。
【図6】本発明のシステム動作タイムチャートである。
【図7】(a),(b)は従来の一例を示す斜視図およ
び回路図である。
【符号の説明】
1 (1a〜1f)パソコン機器 2 パソコン盗難防止装置 3 幹線 4 パソコン盗難監視装置 5 ルーブ信号線 6 コネクタ 7 小型マイクロスイッチ 8 (8a〜8d)コネクタ端子 9 ダミーコネクタ 10,29 OR回路 11,30 フリップフロップ回路 12 アドレス設定スイッチ 13 外部通報回路 14 ドライバーIC 15a リレー 15b リレー接点 16 サイレンク駆動回路 17 電源回路 18 充電回路 19 バッテロリー 20a,20b スイッチ 21 AND 22 セレクター回路 23 10進デコーダ回路 24 プッシュ式ダイヤル番号送出回路 25 交流カットフィルター 26.28 波形整形IC 27 交流検出回路 31 直流フィルター 32 周波数分析回路 33 ダイヤル番号識別回路 34 セグメントデコーダ 35 ブザー 36 発信回路 37,38 インバータ回路 39a 表示部A 39b 表示部B

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器に接続する信号線の信号レベルを感
    知し、信号線の抜け,切断が判断できる断線検出回路
    と、前記断線検出回路の状態変化を保持するフリップフ
    ロップ回路と、前記フリップフロップ回路の出力信号で
    警報を発するサイレン駆動回路と、盗難発生場所を通報
    するためのアドレス設定スイッチの情報と盗難物を識別
    するための断線検出コネクタの位置情報を数値変換して
    プッシュ式ダイヤル番号送出回路で交流信号に変換しネ
    ットワークを構成する幹線に送出する外部通報回路
    記幹線上の信号周波数を分析して得られたアドレス情報
    を表示する表示部とを含むことを特徴とする盗難防止装
    置。
  2. 【請求項2】 前記断線検出回路の断線検出箇所の信号
    セレクター回路を経由して10進デコーダで10進値に
    変換した後に対応する周波数信号を幹線に送出する請求
    項1記載の盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 前記外部通報回路からの盗難発生場所情
    報と断線発生箇所の情報を発信回路の信号で同期をとり
    交互に幹線上に送出し、盗難監視装置側でも同様に交互
    表示させる請求項1記載の盗難防止装置。
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JPH0927087A JPH0927087A (ja) 1997-01-28
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JP5296877B2 (ja) 2009-08-20 2013-09-25 パナソニック株式会社 ネットワーク装置、判断方法、プログラム、集積回路

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