JP2776656B2 - 絞り装置の取り付け構造 - Google Patents

絞り装置の取り付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等に用い
られる絞り装置の取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、駆動源により絞り羽根を開閉
作動させることにより、カメラの受光部(CCD等)に
入る光量を調節する絞り装置が知られている。
【0003】従来の絞り装置のレンズ鏡筒に対する取り
付けは、例えば図3、図4に示す構造となっている。
3、図4に示す絞り装置は、電流計タイプのモータ、所
謂アイリスメータを駆動源とする絞り装置である。1は
第1の鏡筒、2は第2の鏡筒で、第1の鏡筒1の前部に
第2の鏡筒2が配置され、その間に絞り装置が配置され
ている。
【0004】第1の鏡筒1の前端部に絞り装置の開閉動
作により光量を調節する絞り羽根を収納する羽根ケース
3が設けられ、地板押え部3dにより絞り装置の外装と
なる地板4が羽根ケース3に固定されている。この羽根
ケース3は、第1の鏡筒1と光軸と直交する方向におい
て係合し光軸と直交する方向の位置規制を行う受部3b
がケースの左右に凸設する形で形成され、また第2の鏡
筒2の後端と当接して光軸方向の位置規制が行われる受
部3cが形成されている。3eは受部3bが光軸と直交
する方向の側圧力を受けたときの逃げとなる逃げ溝、6
開閉動作により光量調節する絞り羽根の駆動源である
アイリスメータである。
【0005】第1の鏡筒1の前部には、対角線上に夫々
ビス孔1aと嵌合ボス1cとが形成され、羽根ケース3
を収容した状態において、嵌合ボス1cを第2の鏡筒2
の嵌合穴(不図示)に嵌合させるようにして、第1の鏡
筒1の前部に第2の鏡筒2を装着し、ビス穴1aを通し
た連結ビス5により双方の鏡筒1、2を一体的に連結す
る。
【0006】すなわち、絞り装置は、第1のレンズ鏡筒
1と、羽根ケース3の外形と、羽根ケース3の受部3b
光軸と直交する方向における位置規制を行い、一方第
1のレンズ鏡筒1と第2のレンズ鏡筒2で構成される隙
間と羽根ケース3の外形と羽根ケース3の受部3cで
方向を固定することにより、絞り装置光軸方向にお
ける位置規制が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
絞り装置の取り付け構造では、以下のような問題点があ
った。
【0008】絞り装置を固定する場合、第1、第2の鏡
筒1、2及び羽根ケース3の部品の寸法精度が悪い場
合、絞り装置がガタつき易く、レンズ系の光軸に対する
絞り装 置の開口部22の中心が不安定となり、光学性能
に悪影響を与える。
【0009】また、レンズ駆動用のモータ等が作動して
いる場合には、絞り装置のガタによって異音が発生する
虞がある。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決し、
部品点数を増やすことなく性能の向上を図ることができ
る絞り装置の取り付け構造を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を実現する
絞り装置の取り付け構造は、絞り装置の受け部をレンズ
鏡筒の切り欠き部に光軸と直交する直交方向に関して当
接させることによって前記絞り装置の前記直交方向の位
置決めを行った絞り装置の取り付け構造であって、前記
絞り装置と前記レンズ鏡筒の一方に設けたバネ手段を前
記直交方向にバネ力が生じるように前記絞り装置と前記
レンズ鏡筒の他方に当接させることによって前記絞り装
置の受け部を前記レンズ鏡筒の切り欠き部に押し付けた
ことを特徴とする
【0012】
【作用】上記した構成の絞り装置の取り付け構造は、バ
ネ手段を例えば絞り装置本体に一体的に設けることによ
り、このバネ力が絞り装置本体をレンズ鏡筒に対して押
圧し、絞り装置をガタなくレンズ鏡筒に嵌合保持さ
る。
【0013】
【実施例】図1及び図2は本発明による絞り装置の取り
付け構造の第1実施例を示す図である。なお本実施例に
おいて従来例との同一部材には同一の符号を付し、その
説明は省略する。
【0014】本実施例は、バネ手段として羽根ケース
3の上部両側にバネ性を有するチャージアーム10を一
体的に形成し、これらチャージアーム10の先端部
1の鏡筒1の両肩部に形成されたチャージ溝1bに係
させることにより、チャージアーム10と羽根ケース
3の受け部3bとで鏡筒1のチャージ溝部1bと切り欠
き部1dの当接部をはさみ込むバネ力を発生させてい
る。
【0015】したがって羽根ケース3は、これらのチャ
ージアーム10のバネ力により、第1の鏡筒1の切欠き
部1dに係合している羽根ケース3の左右に夫々凸設さ
れている受部3bが該切欠き部1dに押し付けられるの
で、光軸と直交する方向におけるガタつきが防止され
る。
【0016】一方本実施例では、第1の鏡筒1の両肩部
に形成しているチャージ溝1bの後面を、図2に示す
ように、前方(第2の鏡筒側)に向けて傾斜する傾斜面
としているので、該傾斜面に当接することによって生じ
るチャージアーム10の分力は前方に作用するので、羽
根ケース3が光軸方向においてガタつくのを防止してい
る。
【0017】なお、上記した実施例はチャージアームを
羽根ケース3に設け、その先端部を第1の鏡筒1に形成
したチャージ溝に係合させているが、図5及び図6に
示すように、第1の鏡筒1の両肩部にバネ性を有するチ
ャージアーム20を設け、その上端部を、羽根ケース3
に設けたチャージ溝21に係合させるようにしても、
同様の効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ンズ駆動用のモータ等が作動している場合に振動が発生
するが、羽根ケース等からなる絞り装置はバネ力により
押圧されているので、ガタつきによる異音発生を防止す
ることができる。
【0019】また、羽根ケース等を鏡筒にビス止めする
必要がないので、ビス等を不要とし、部品点数の削減化
が行え、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による絞り装置の取り付け構造の第1の
実施例を示す断面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】従来の絞り装置の取り付け構造を示す断面図。
【図4】図3の側面図。
【図5】第2の実施例の断面図。
【図6】図5の側面図。
【符号の説明】
1…第1の鏡筒 2…第2の鏡筒 3…羽根ケース 4…地板 5…連結ビス 6…アイリスメータ 10、20…チャージアーム 1b、21…チャージ溝 22…開口部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞り装置の受け部をレンズ鏡筒の切り欠
    き部に光軸と直交する直交方向に関して当接させること
    によって前記絞り装置の前記直交方向の位置決めを行っ
    た絞り装置の取り付け構造であって、前記絞り装置と前
    記レンズ鏡筒の一方に設けたバネ手段を前記直交方向に
    バネ力が生じるように前記絞り装置と前記レンズ鏡筒の
    他方に当接させることによって前記絞り装置の受け部を
    前記レンズ鏡筒の切り欠き部に押し付けたことを特徴と
    する絞り装置の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 前記レンズ鏡筒は、前側鏡筒と後側鏡筒
    を有し、前記絞り装置は前記前側鏡筒と前記後側鏡筒の
    間に挟まれており、前記後側鏡筒又は前記絞り装置に前
    記バネ手段を当接させる溝部が形成されており、前記溝
    部が、前記絞り装置が前記前側鏡筒に押し付けられるよ
    うに前記バネ力の分力を前記光軸方向に作用させる傾斜
    面を備えることを特徴とする請求項1の絞り装置の取り
    付け構造。
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JP4812493B2 (ja) * 2006-03-30 2011-11-09 日本電産コパル株式会社 レンズ鏡筒及びその組立方法
CN110376698B (zh) * 2019-06-27 2024-06-07 博众精工科技股份有限公司 一种用于安装镜片的镜筒、一种镜片防松镜头

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