JP2775669B2 - 上水道管用開口先端部の仮止水栓 - Google Patents

上水道管用開口先端部の仮止水栓

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JP2775669B2 JP6331446A JP33144694A JP2775669B2 JP 2775669 B2 JP2775669 B2 JP 2775669B2 JP 6331446 A JP6331446 A JP 6331446A JP 33144694 A JP33144694 A JP 33144694A JP 2775669 B2 JP2775669 B2 JP 2775669B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/10Means for stopping flow from or in pipes or hoses

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  • Pipe Accessories (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の建築途中にお
いて床や壁の内部に配管される上水道管の開口先端部に
予め螺合嵌入する仮止水栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の基礎工事や躯体工事等が終了し
た建築工事現場では、壁等を構築する前の段階で工事の
段取りとして上水道管が予め配管され、その開口先端部
は、台所や風呂場等の水を使用する部分で蛇口となる位
置に立ち上げた状態で配置されており、内装工事等がほ
とんど終了後に蛇口等の上水道器具を装着することにな
る。
【0003】しかし、建築工事中には様々な事情でこの
予め配管された上水道管が破損することがあり、破損し
たままの状態で内装工事を進めて、完成してから上水道
管に上水を通水すると、破損事実が判明しなかったり、
漏水個所が不明であったり、更には漏水個所が判明して
も補修が困難だったりする。
【0004】このため、上水道管を予め配管した状態で
通水して水圧をかけておき、内装等の工事中に誤って上
水道管を破損したような場合に、直ちにその事実を発見
し補修できるようにしている。
【0005】しかし、建築物の内装が完了してない段階
であるから、上水道管の開口先端部に蛇口等を装着して
おく訳にはいかず、従ってこの開口先端部には漏水がな
いように仮止水栓を漏水不能に嵌入装着する。
【0006】この仮止水栓は、上水道管の開口先端部に
螺合嵌入する嵌合筒部に拡径のプラグ部を連設し、内部
に止水用隔壁を設けて閉鎖された構成であるが、工事作
業時の水道器具取り付け位置の目安や壁の厚み等の関係
で、プラグ部の部分は数センチほど横方向に突出した構
造となっている。
【0007】そしてこの仮止水栓は、廉価であること、
軽量であること、錆びないこと、取り扱いやすいこと、
上水道管の開口先端部を漏水不能に螺合させること等の
理由から、従来では比較的安価な合成樹脂で成形されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにプラグ部の部分は数センチほど横方向に突出し
た構造となっているので、大工工事や左官工事等の内装
工事の過程では格好の足場になることが多く、この部分
に作業者の体重がかかるため、折損事故が絶えなかっ
た。
【0009】このため、特にプラグ部の部分を厚肉にし
て強度を高める等の対策がとられてきたが、折損部分は
殆どの場合、プラグ部と嵌合筒部との境界部分であるの
で効果なく、上水道管の開口先端部内に嵌合筒部のみが
残存してしまうとほとんど外れないという問題もあっ
た。
【0010】そして、嵌合筒部の外周面に刻設されてい
る雄螺子は、プラグ部との連続部分である嵌合筒部の基
端部にまで設けられている。したがって、プラグ部の部
分に作業者の体重等の負荷や衝撃が加わると、嵌合筒部
の外周面に刻設された螺子の谷部が機械的にノッチ現象
を果たしてしまい、外部からの衝撃が梃子作用となって
螺子部の一点に直接集中する。折損原因の殆どは、この
ノッチ現象による衝撃の一点集中にあり、このため、プ
ラグ部と嵌合筒部との連続部分で折損してしまうのであ
る。
【0011】また、水道管の開口先端部内には、できる
だけ水道水が金属部分に触れてさびるのを防ぐ目的で合
成樹脂製の内管が嵌め込まれてあるが、上記した仮止水
栓の嵌合筒部を螺合嵌入すると、この内管まで破損して
しまう問題もあり、この破損した内管を外すことは極め
て困難でもあった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した欠
点、問題点を解決するために提案されたもので、建築物
の建築途中の上水道管の開口先端部に螺合嵌入する嵌合
筒部に拡径しているプラグ部を連設して、前記嵌合筒部
とプラグ部との連続部の嵌合筒部の基端部に環状溝を形
成し、該環状溝内にリング状のシール材を嵌め込み、更
に該シール材の外周にワッシャー材を嵌め込んでなる上
水道管開口先端部の仮止水栓を提供するものである。
【0013】また、嵌合筒部とプラグ部の連続部内に止
水用隔壁を設けた構成である。
【0014】
【作用】本発明の仮止水栓は上述した構成にあって、建
築途中における建築物に配管された上水道の先端に前記
仮止水栓を螺合嵌入しておくと、水圧が作用している上
水道管の内部の水道水は、前記止水栓の止水用隔壁によ
って一応の止水が達成され、螺子部分からの漏水は、環
状溝内に嵌め込まれたリング状のシール材がパッキンと
なって確実に防止される。
【0015】上水道管の開口先端部に仮止水栓の嵌合筒
部をきつく螺合嵌入すると、前記開口先端部の端面と拡
径となったプラグ部の端面との間でシール材が挟持され
て圧力を受け、外方に弾性変形し過ぎてはみでてしま
い、パッキン効果が低下する虞れがあるが、ここではシ
ール材の外周にワッシャー材を嵌め込んで構成されてい
るので、シール材が外方に拡張することがなく、シール
効果が低下しない。
【0016】また、嵌合筒部の螺子部とプラグ部との間
には環状溝が形成されていて螺子部とプラグ部との連続
性が絶たれているので、ノッチ現象が生じにくくなり、
外部からの衝撃が螺子部の一点に集中することがないた
め、プラグ部と嵌合筒部との連続部分で折損が確実に防
止される。
【0017】そして、環状溝内には前述したようにリン
グ状のシール材が嵌め込まれているため、外部からの衝
撃が生じた場合、このシール材がクッションとしての機
能も果たし、衝撃を緩衝するので折損が更に確実に防止
される。
【0018】
【実施例】以下に本考案を図面の実施例に基づいて詳細
に説明すると、建築物の工事現場で予め配管される上水
道管1の開口先端部には、通常ではL型継手2が螺合装
着されており、このL型継手2の開口端部内面には雌螺
子3が形成され、また、L型継手2内には、水道水が金
属部分に触れるのを防ぐ目的で合成樹脂製の内管4が嵌
め込まれてある。
【0019】比較的硬質で、強度に優れた合成樹脂で成
形される本発明にかかる仮止水栓5は、L型継手2内に
嵌入してその雌螺子3に螺合する雄螺子6を形成した嵌
合筒部7の端部に、拡径したプラグ部8を一体に連設し
た構成である。
【0020】図示実施例では、嵌合筒部7とプラグ部8
の連続部内に止水用の隔壁9を設けた構成で、L型継手
2内に嵌合した嵌合筒部7の内部に内管4が嵌入できる
ようになっており、嵌合筒部7をL型継手2の開口端か
ら強固に螺合嵌入しても、内管4が損傷してしまうこと
のないようにしている。従って、内管4が存在しない継
手の場合には、隔壁9を嵌合筒部7の嵌入先端に設ける
ことができる。
【0021】前記嵌合筒部7の端部とプラグ部8との連
続部の嵌合筒部7の基端外周には、雄螺子6の谷部分よ
り深い環状溝10が形成されていて、この環状溝10内
にゴムで成形されたリング状のシール材11が、パッキ
ン材及びクッション材として嵌め込まれている。
【0022】リング状のシール材11は断面が円形であ
り、従って、L型継手2内に雌螺子3と雄螺子6とを螺
合させて嵌合筒部7を螺合嵌合させた際、L型継手2の
端面と、対向する拡径したプラグ部8の端面との間で挟
持されて圧力を受けて或る程度潰れ、パッキン効果及び
クッション効果を発揮する。
【0023】そして、この圧力を受けてシール材11が
極端に外方に弾性変形し過ぎてはみでてしまうことのな
いように、シール材11の外周に、シール材11よりも
薄いワッシャー材12を嵌め込み、シール材11が外方
へ広がって変形するのを防止して、シール材11のパッ
キン効果及びクッション効果が損なわれることのないよ
うにしている。
【0024】前記プラグ部8は、L型継手2の外径とほ
ぼ同一の外径であり、前端部分13は六角形状であっ
て、仮止水栓5をL型継手2に螺合嵌入する場合、及び
外す場合に、レンチ等の工具により回転し易くしてい
る。
【0025】しかし、建築物の壁A等の施工時にL型継
手2を通す開口部Bを開設する際、この開口部Bの直径
はL型継手2の周面に接するくらいにできるだけ小さい
方が望ましいのであるが、先端部分13の対角線の長さ
がプラグ部8の外周より大きいと、前記開口部Bの開口
直径も大きくならざるを得ない。
【0026】したがって、プラグ部8の先端部13の六
角形状部分の対角線の長さを、プラグ部8の外形と等し
くなるようにしている。
【0027】尚、図示実施例では、嵌合筒部7とプラグ
部8の連続部内に設けた止水用の隔壁9の中央部に***
部14を設けている。この***部は隔壁9の強度をより
確保するためのもので、外部からの衝撃に対し、当該部
分での破損を防止するための機能を果たす。また、プラ
グ部8の内部奥端には多角形状の空部15を有し、多角
形レンチの先端部を挿着して仮止水栓5を回転できるよ
うにしているので、上水道管の開口先端部に螺合嵌入し
た仮止水栓を強く締めつけたり、または外したりするこ
とができる。
【0028】以上、本発明を図面の実施例に基づいて説
明したが、本発明は上記した実施例に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限り
どのようにでも実施することができる。例えば、嵌合筒
部7とプラグ部8とを一体物として、予めシール材11
を環状溝10に装着するとともに、ワッシャー材12を
嵌め付けているが、仮止水栓に対してシール材11、ワ
ッシャー材12を別に梱包しておき、建築物の工事現場
で組み立てて嵌め付けてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、水圧のか
かった水道水は止水用隔壁によって止水が達成され、螺
子部分からの漏水も環状溝内に嵌め込まれたリング状の
シール材によりパッキンとして確実に防止され、シール
材の外周にワッシャー材が嵌め込まれているので、外方
への広がり変形が防止される。
【0030】また、嵌合筒部の螺子部とプラグ部との間
には環状溝が形成されていて螺子部とプラグ部との連続
性が絶たれているので、ノッチ現象が生じにくくなり、
外部からの衝撃が螺子部の一点に集中することがないた
め、プラグ部と嵌合筒部との連続部分での折損が確実に
防止され、環状溝内に嵌め込まれたリング状のシール材
は、外部から衝撃が生じた場合のクッションとしても機
能し、衝撃を緩衝して折損が確実に防止される。
【0031】更には、嵌合筒部とプラグ部の連続部内に
止水用隔壁を設けて、L型継手内の内管が嵌合筒部内に
嵌入できるようになっているので、衝撃が加わっても内
管が損傷してしまうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装着状態を示す断面図である。
【図2】本発明の分解斜視図である。
【図3】本発明の正面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】嵌合筒部方向より見た平面図である。
【図6】プラグ部方向より見た平面図である。
【符号の説明】
5 仮止水栓 6 雄螺子部 7 嵌合筒部 8 プラグ部 9 止水用の隔壁 10 環状溝 11 シール材 12 ワッシャー材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 27/00 E03C 1/02 F16L 55/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の建築途中の上水道管の開口先端
    部に螺合嵌入する嵌合筒部に拡径しているプラグ部を連
    設して、前記嵌合筒部とプラグ部との連続部における嵌
    合筒部の基端部に環状溝を形成し、該環状溝内にリング
    状のシール材を嵌め込み、更に該シール材の外周にワッ
    シャー材を嵌め込んでなる上水道管用開口先端部の仮止
    水栓。
  2. 【請求項2】 嵌合筒部とプラグ部の連続部内に止水用
    隔壁を設けた請求項1に記載の上水道管開口先端部の仮
    止水栓。
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