JP2773719B2 - 半導体装置のレイアウト設計方法及びその装置 - Google Patents

半導体装置のレイアウト設計方法及びその装置

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JP2773719B2
JP2773719B2 JP7326178A JP32617895A JP2773719B2 JP 2773719 B2 JP2773719 B2 JP 2773719B2 JP 7326178 A JP7326178 A JP 7326178A JP 32617895 A JP32617895 A JP 32617895A JP 2773719 B2 JP2773719 B2 JP 2773719B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置のレイ
アウト設計方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トランジスタ、抵抗、キャパシタ等の回
路素子レベルのレイアウト設計を行う際に、従来、以下
に説明する2つの方式、すなわちグリッドフリー方式と
グリッドベース方式のどちらか一方が用いられている。
【0003】第1のグリッドフリー方式とは、各回路素
子を構成する図形間の最小離反距離基準(例えば、拡散
層とポリシリコン層間、第1メタル層同士間の最小距離
についての基準)に基づいて、全基準を満たし、かつレ
イアウト面積が最小もしくは最小に近くなるように配置
及び配線処理を行う方式である。
【0004】グリッドフリー方式による配置及び配線処
理では、各図形間に関する設計基準を細かく正確に見る
必要がある。例えば、一般にポリシリコン層間の最小離
反距離と第1メタル層間の最小離反距離とは異なるた
め、それらを個々に考慮して、例えばポリシリコン層同
士であれば1.2ミクロン空け、第1メタル層同士であ
れば1.5ミクロン空ける等を逐一考慮して、配置及び
配線処理を行う必要がある。
【0005】図7は、従来のグリッドフリー方式による
レイアウト設計の処理の流れを説明するための概略フロ
ー図である。また、図8は、従来のグリッドフリー方式
によるレイアウト設計例を説明するための図である。
【0006】以下、図7及び図8を参照して、グリッド
フリー方式に従ってCMOS構造の2入力NANDゲー
トのレイアウト設計を行う場合を例にとって説明する。
なお、説明を簡略化するため、図8に示したレイアウト
設計例では、上下に伸びる電源配線を途中で切断し、電
源バスを省略している。
【0007】図7に示すように、グリッドフリー方式に
よるレイアウト設計では、グリッドフリー方式に従って
端子を配置するグリッドフリー配置処理を行った後(ス
テップ701)、グリッドフリー方式に従って配置され
た端子間を結線するグリッドフリー配線処理を行う(ス
テップ702)。
【0008】図8(a)、(b)は、それぞれグリッド
フリー配置処理(ステップ701)、グリッドフリー配
線処理(ステップ702)を行った結果を示す図であ
る。
【0009】図8(a)に示すように、P側の拡散層端
子10には全て拡散コンタクトが必要であるため、それ
らを配置できるだけの間隔を空けて端子を配置する必要
があるが、N側の中央の拡散層端子には拡散コンタクト
が必要でないため、この部分はポリシリコン層間隔だけ
を見てそれを満たす間隔まで詰めて配置することができ
る。
【0010】このように設計基準に基づいて端子位置を
決めた後は、その端子位置を確定し、各端子間の接続関
係と設計基準とに基づいて配線処理を行い、図8(b)
に示すような最終的なレイアウト結果を得る。
【0011】第2のグリッドベース方式とは、端子が予
め決められたレイアウト格子上に乗るようにして配置及
び配線処理を行う方式である。なお、レイアウト格子
は、端子の層毎に別々に設定することもできる。
【0012】グリッドベース方式による配置及び配線処
理では、レイアウト格子が最小離反距離基準を満たすよ
うに十分余裕を持って決められているため、細かな設計
基準を逐一考慮しなくとも、端子がレイアウト格子上に
乗ってさえいれば設計基準違反が起きることはない。な
お、集積度を向上させるために、配線処理後にレイアウ
ト圧縮処理を施す場合もある。
【0013】図9は、従来のグリッドベース方式による
レイアウト設計の処理の流れを説明するための概略フロ
ー図である。また、図10は、従来のグリッドベース方
式によるレイアウト設計例を説明するための図である。
【0014】以下、図9及び図10を参照して、グリッ
ドベース方式によるレイアウト設計を説明する。なお、
説明を簡略化するため、図10に示したレイアウト設計
例では、上下に伸びる電源配線を途中で切断し、電源バ
スを省略している。
【0015】図9に示すように、グリッドベース方式に
よるレイアウト設計では、グリッドベース方式に従って
端子を配置するグリッドベース配置処理を行った後(ス
テップ901)、グリッドベース方式に従って配置され
た端子間を結線するグリッドベース配線処理を行う(ス
テップ902)。
【0016】図10(a)、(b)は、それぞれグリッ
ドベース配置処理(ステップ901)及びグリッドベー
ス配線処理(ステップ902)を行った結果を示す図で
ある。
【0017】図10(a)に示すように、グリッドベー
ス方式に従った配置処理では、トランジスタの拡散層端
子10及びポリシリコン層端子11を置くべきレイアウ
ト格子(拡散層端子格子20及びポリシリコン層端子格
子21)が予め決められているため、拡散コンタクトの
有無に拘らず拡散層端子10は必ず拡散層端子格子20
上に配置される。
【0018】このようにして配置された端子位置と各端
子間の接続関係とに基づいて配線処理を行うが、図10
(b)に示すように、配線処理中もレイアウト格子を考
慮し、配線及びコンタクトが全て予め決められた配線格
子上に乗るようにして配線するのが一般的である。
【0019】図10(c)に示すように、配線処理後に
レイアウト圧縮処理を行う際には、図形の相対位置関係
を保ったまま図形間の間隔が最小離反距離基準より大き
くなっている部分を詰めていく。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のグリッドフリー方式では、グリッドベース方式に比
べてレイアウト面積を小さくすることができるという利
点はあるが、各素子を構成する図形間の最小離反距離基
準を細かく正確に見る必要があるため、レイアウト作業
に時間がかかるという問題がある。例えば、ある2つの
図形が共にポリシリコン層である場合と、一方がポリシ
リコン層で他方が拡散層である場合と、では最小離反距
離基準が異なり、実際の設計基準では数十にも及ぶ最小
離反距離基準をもれなく全て正確に考慮しながらレイア
ウトを行わなければならない。
【0021】一方、前記従来のグリッドベース方式で
は、図形単位ではなく素子単位に予めレイアウト格子を
定めておき、トランジスタ、コンタクト、配線等の各素
子がその素子用のレイアウト格子に乗ってさえいれば最
小離反距離基準が満たされるようになっているため、グ
リッドフリー方式に比べてレイアウト作業を容易に行う
ことができるという利点がある。しかし、レイアウト格
子の間隔は最小離反距離基準を満たす限界値よりも大き
な間隔になるため、グリッドフリー方式に比べてレイア
ウト面積が大きくなるという問題がある。
【0022】すなわち、前記従来の2つの方式は、集積
度と処理時間とに関してトレードオフの関係にある。一
般に、グリッドフリー方式では、設計基準を細かく評価
しながら配置及び配線処理を行うため、特に回路規模が
大きくなるとグリッドベース方式よりも集積度の高いレ
イアウト結果が得られるが、その反面、回路規模の増大
に伴って処理時間が飛躍的に増大する。一方、グリッド
ベース方式では、レイアウト格子を用いて配置及び配線
処理を行うため、回路規模が大きくなっても処理時間が
増大しないが、その反面、回路規模の増大に伴って集積
度の高いレイアウト結果が得られなくなる。
【0023】なお、従来の配置及び配線処理では、グリ
ッドフリー方式に従って配置処理を行った場合には、各
端子がレイアウト格子上に乗らなくなることから専用の
グリッドフリー方式に従った配線処理を行い、一方、グ
リッドベース方式に従って配置処理を行った場合には、
各端子がレイアウト格子上に乗っていることからグリッ
ドベース方式に従った高速な配線処理を行うようにする
のが一般的であり、配置及び配線処理の組み合わせは前
記従来の2つの方式に限定されている。
【0024】また、前記従来の2つの方式では、以下の
ような最適でないレイアウト結果を招く場合もある。以
下、具体例に即して説明する。
【0025】まず、グリッドフリー方式が問題となる場
合について説明する。
【0026】図8に示すように、P側端子列とN側端子
列との間隔が狭く設定されている場合には、グリッドフ
リー方式に従って端子間隔を設計基準を満たすような最
小値に決めて端子を配置してしまうと、例えば、端子4
1と端子42との間の第1メタル層配線46について、
第1メタル層配線46と拡散コンタクト43との間の設
計基準違反が発生し、かつそれを回避できない場合、す
なわち第1メタル層配線46の折り曲げ位置を変え拡散
コンタクト44の近傍で折り曲げようとしてもこれら2
つの間の設計基準によってそれが不可能な場合が起こり
得る。
【0027】設計基準違反を回避できない場合には人手
による修正を余儀なくされ、修正のための工数が膨大に
なる。また、設計基準違反を回避するために、例えば拡
散コンタクト43を図上で左方向に移動させることも考
えられるが、結果として拡散層領域45の面積が増大
し、レイアウト全体の面積は変わらないものの回路の遅
延量が増大するという結果を招く。
【0028】このような細かな設計基準上の問題を解決
するためには、配置処理の時点で端子に接続される配線
の層や経路を正確に予想する必要があるが、グリッドフ
リー方式ではその原理上、端子位置のばらつきが大きい
ため、正確な予想を行うことが非常に困難で、事実上不
可能といえる。
【0029】次に、グリッドベース方式が問題となる場
合について説明する。
【0030】図10に示すように、グリッドベース配置
処理を行うと、端子がレイアウト格子上に乗るためにN
側の中央部の拡散層領域が広がり、配線処理時にその部
分を第1メタル層配線51が通ってしまうことがある。
このような配線があると、配線処理後にレイアウト圧縮
を施しても拡散層領域の面積を小さくすることができ
ず、前記グリッドフリー方式が問題となる場合と同様
に、遅延量を増大させる結果を招いてしまう。
【0031】このことは、配置処理がレイアウト格子を
基準として行われ、配線処理時の端子間隔が、正確な
値、すなわちレイアウト圧縮処理後の最終レイアウトに
おける端子間隔から逸脱してしまうことに起因して発生
するが、正確な端子位置に基づいて配置及び配線処理を
行うとグリッドフリー方式となってしまい、図8を用い
て例示した場合と同種類の問題が発生することになる。
【0032】なお、以上説明した従来の2つの方式の問
題点を解決するために、例えば以下のような方法も提案
されている。
【0033】一つの方法は、特開昭60−106145
号公報(以下「第1の公報」という)に記載されている
グリットフリー方式による配線方法である。この方法
は、配置方式がグリッドフリー方式、グリッドベース方
式のいずれであっても適用可能であるが、適用範囲がチ
ャネル配線に限定されるだけでなく、次に述べるような
欠点を持つため、高集積度かつ遅延量最小化を目的とす
るセル内のレイアウト作成においては有効な解を得るこ
とができない。
【0034】前記第1の公報に記載された配線方法の第
1の欠点は、グリッドフリー方式に従って配置処理を行
った場合に、配線処理及びそれ以降の処理において端子
位置が固定となるため、図8を用いて例示した場合と同
様に配置処理時の端子位置の悪さが最終解に影響を与
え、配線処理では如何ともし難く解決はできないことで
ある。
【0035】また、第2の欠点は、グリッドベース方式
に従って配置処理を行った場合に、必然的にレイアウト
圧縮処理を伴うが、配線処理の時点で高密度な配線をし
てしまうと、レイアウト圧縮処理時にトランジスタ素子
等の配線図形以外の部分が圧縮できなくなる可能性が高
いということである。前記第1の公報に記載された配線
方法では、レイアウト圧縮処理が後続することを念頭に
おいていない。
【0036】もう一つの方法は、特開昭63−1813
49号公報(以下「第2の公報」という)に記載されて
いるように、配置処理と配線処理との間でレイアウト圧
縮処理を施し、近接させて配置させたいセルを不必要に
離してしまうことがないような最終レイアウトを得られ
るようにするものである。この方法は、配置処理の結果
に不必要な空き領域があると、配線処理時にその部分を
配線が通過してしまい、配置処理時には空き領域であっ
たにも拘らず、配置処理後のレイアウト圧縮処理時に圧
縮できなくなるという欠点を解消しようとしたものであ
る。
【0037】しかしながら、この方法では、配線処理前
のレイアウト圧縮処理により配置が固定され、配線処理
はその固定された配置の下で行われなければならないと
いう欠点がある。すなわち、配線領域が固定であるため
に、全ての結線要求を実現できる保証がなく、未配線と
して残ってしまう可能性がある。100%の配線率を達
成するためには、配置を固定する時点で配線領域の大き
さを正確かつ最小限に見積る必要があるが、前記第2の
公報にはそのような方法は記載されていない。
【0038】以上説明してきたように、従来のグリッド
フリー方式あるいはグリッドベース方式のみに基づいた
レイアウト設計方法では、集積度、処理時間、最終レイ
アウトの最適性という観点から見ると必ずしも最良とは
言えず、また現在までに提案されてきた方法でもこれら
の従来のグリッドフリー方式あるいはグリッドベース方
式の問題点を完全に解決することはできない。
【0039】従って、本発明は、前記問題点に鑑みてな
されたものであり、グリッドフリー方式を用いた場合に
生じる配置位置決定の困難さ、及びグリッドベース方式
のみを用いた場合に生じる通過配線可否決定の困難さを
共に解決し、高集積度かつ遅延量が小さいレイアウトを
作成することができる半導体装置のレイアウト設計方法
及びその装置を提供することを目的とする。
【0040】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、回路内の素子に対して該素子を構成する
各図形間の最小離反距離基準に基づいてグリッドフリー
配置処理を行い、該グリッドフリー配置処理で求められ
た配置に対して各端子を所定間隔の格子上に乗せ換える
グリッドベース変換処理を行うと共に、前記グリットフ
リー配置処理で求められた配置位置から前記グリッドベ
ース変換処理後の配線処理時の制約を抽出し、該抽出さ
れた配線処理時の制約に基づいて配線及びコンタクトを
所定の格子上に置いてグリッドベース配線処理を行った
後、該グリッドベース配線処理で求められたレイアウト
を各図形間の最小離反距離基準に基づいて圧縮するよう
にしたことを特徴とする半導体装置のレイアウト設計方
法を提供する。
【0041】また、本発明は、回路内の素子を、該素子
を構成する各図形間の最小離反距離基準に基づいて配置
するグリッドフリー配置手段と、該グリッドフリー配置
手段が求めた配置に対して各端子を所定間隔の格子上に
乗せ換えるグリッドベース変換手段と、前記グリットフ
リー配置手段が求めた配置位置から前記グリッドベース
変換手段による変換後の配線時の制約を抽出する配線制
約抽出手段と、該配線制約抽出手段が抽出した前記配線
時の制約に基づいて配線及びコンタクトを所定の格子上
に置いて配線するグリッドベース配線手段と、該グリッ
ドベース配線手段が求めたレイアウトを各図形間の最小
離反距離基準に基づいて圧縮するレイアウト圧縮手段
と、を含むことを特徴とする半導体装置のレイアウト設
計装置を提供する。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0043】
【実施形態1】図1は、本発明の一実施形態に係る半導
体装置のレイアウト設計方法及びその装置を説明するた
めのブロック図である。
【0044】図1を参照すると、本実施形態に係る半導
体装置のレイアウト設計装置は、グリッドフリー配置手
段1と、グリッドベース変換手段2と、端子配列記憶手
段3と、配線制約抽出手段4と、配線禁止情報記憶手段
5と、グリッドベース配線手段6と、レイアウト圧縮手
段7と、を主要な構成として含む。
【0045】これらの構成を含む本実施形態に係る半導
体装置のレイアウト設計装置を用いてレイアウト設計を
行う際には、まず、グリッドフリー配置手段1がグリッ
ドフリー方式に従って正確な端子の配置位置(以下「端
子位置」という)を求めた後、グリッドベース変換手段
2が求めた端子位置をグリッドベースモデルに変換する
と共に、配線制約抽出手段4がグリッドベースモデルに
変換する前の端子位置から配線処理時における制約条件
を抽出する。なお、求められた端子位置、抽出された制
約条件はそれぞれ端子配列記憶手段3、配線禁止情報記
憶手段5に格納される。
【0046】そして、抽出された制約条件の下で、グリ
ッドベース配線手段6がグリッドベース方式に従った配
線処理を行い、最終的に、レイアウト圧縮手段7がレイ
アウト圧縮処理を行う。
【0047】以下、本実施形態に係る半導体装置のレイ
アウト設計装置の各構成についてさらに詳細に説明す
る。
【0048】グリッドフリー配置手段1は、従来のグリ
ッドフリー方式に従った配置処理を行うものであり、各
端子の正確な位置(座標)は、例えばグリッドベース変
換手段による変換の際に端子配列記憶手段3に格納され
る。
【0049】グリットベース変換手段2は、グリッドフ
リー配置手段1が求めた配置結果中の端子を全て予め定
められたレイアウト格子(「端子格子」ともいう)上に
乗せ換える処理を行うものである。
【0050】端子配列記憶手段3は、グリッドフリー配
置手段1が求めた正確な端子位置を格納するものであ
る。
【0051】配線制約抽出手段4は、グリッドフリー配
置手段1が求めた正確な端子位置と、グリッドベース変
換手段2が求めた端子位置と、を比較して、後続する配
線処理時の制約条件を以下のようにして生成するもので
ある。
【0052】すなわち、正確な端子位置の下で、隣接す
る2つの端子間を配線が通過できるか否かを判断し、通
過できない端子間の領域を配線禁止領域として登録し、
グリッドベース配線手段6に引き渡す。なお、配線制約
抽出手段4が抽出するこのような制約条件を以下「配線
禁止制約」ということにする。
【0053】ここで、端子間を配線が通過できるか否か
は、端子間の座標値の差(相対値)で判定され、絶対値
自体には関与しないため、端子位置の微妙なズレには影
響されない。
【0054】配線禁止情報記憶手段5は、配線制約抽出
手段4が抽出した配線禁止制約を格納するものである。
【0055】グリッドベース配線手段6は、グリッドベ
ース変換手段2が求めた端子位置(全て端子格子上に乗
っている)と端子間の接続関係とに基づいて配線処理を
行うものである。配線処理は、グリッドベース方式に従
って行われ、かつ配線制約抽出手段4が抽出した配線禁
止制約を満足するような配線を行う。なお、従来から、
配線処理においては配線禁止領域を扱えるのが普通であ
るから、このような従来の手法を用いて配線禁止制約を
満たした配線処理を容易に行うことができる。
【0056】レイアウト圧縮手段7は、グリッドベース
配線手段6が求めた配線結果に対して、各図形間の最小
離反距離基準を考慮してレイアウト圧縮を行うものであ
る。レイアウト圧縮の方法としては従来の各種の手法を
使用することができる(例えば、文献(山田博編、『V
LSIコンピュータのCAD』、産業図書、112〜1
17頁)参照)。一例としては、各図形を左にあるもの
から順に走査し、可能な限り左詰めにして置いていけ
ば、X方向に関して最小のレイアウトを得ることができ
る。なお、レイアウト圧縮手段7における圧縮処理で
は、配線制約抽出手段4が抽出した配線禁止制約を守る
必要はない。
【0057】端子の最終位置は、レイアウト圧縮手段7
を用いてレイアウト全体を見て決定されるため、図8に
示したような配置処理での端子位置の確定による問題は
発生しない。さらに、図10に示したような端子をレイ
アウト端子に乗せる際の端子間隔増大に起因する配線通
過も配線禁止制約を付加することによって抑えることが
できる。なお、レイアウト圧縮手段7は図形の相対位置
関係を変化させないため、配線経路が変わることはな
い。
【0058】図2は、本発明の一実施形態に係る半導体
装置のレイアウト設計装置を用いて行われるレイアウト
設計例を説明するための図である。
【0059】以下、図1及び図2を参照して、本実施形
態に係る半導体装置のレイアウト設計装置を用いてCM
OS構造の2入力NANDゲートのレイアウト設計を行
う場合の処理を説明する。なお、説明を簡略化するた
め、図8に示したレイアウト設計例では、上下に伸びる
電源配線を途中で切断し、電源バスを省略している。ま
た、以下の説明では、X方向を例にとって説明するが、
Y方向についても同様の処理を行うことができる。
【0060】図2(a)に示すように、まず、グリッド
フリー配置手段1が、従来のグリッドフリー方式に従っ
た配置処理を行って拡散層端子10、ポリシリコン層端
子11等の端子位置を決定する。
【0061】次に、図2(b)に示すように、グリット
ベース変換手段2が、グリッドフリー配置手段1が求め
た配置結果中の端子をその相対位置関係を崩すことなく
予め定められた端子格子上に乗せ換えると共に、配線制
約抽出手段4が、グリッドベースモデルに変換する前の
端子位置から配線処理時における配線禁止制約を抽出す
る。
【0062】図3は、グリッドベース変換手段2におけ
る処理の具体的な内容を説明するためのフローチャート
である。
【0063】図2及び図3を参照すると、グリッドベー
ス変換手段2は、まず、端子のX座標が昇順になるよう
に端子をソートし、その結果を端子配列Tに格納してお
く(ステップ301)。
【0064】続いて、端子配列TからX座標が最小であ
る1つの端子tを選択し(ステップ302)、その端子
tのX座標を変数Xに退避しておく(ステップ30
3)。
【0065】その後、端子tよりも右側にあり、かつ端
子tに最も近い端子格子に乗せ変える処理を行う。この
処理の結果求められた端子格子のX座標をX(t)とす
る(ステップ304)。
【0066】そして、端子格子のX座標(X(t))か
ら端子tの乗せ変え前のX座標(ステップ303で退避
しておいたX)を減算し、その結果を変数xに退避して
おく(ステップ305)。
【0067】ステップ305の処理が終了した後、端子
配列Tから現在の処理の対象となっている端子tを削除
し(ステップ306)、さらに端子配列T中にある各端
子に対してそのX座標をxだけ増加させる(ステップ3
07)。
【0068】その後、端子配列Tに端子が残っているか
否かを判断し、端子配列T中の端子が空になるまで(ス
テップ308でYesの間)、ステップ302からステ
ップ307までの処理を繰り返し、端子配列T中の端子
が空になった場合(ステップ308でNoの場合)に、
グリッドベース変換手段2の処理を終了する。
【0069】図4は、配線制約抽出手段4における処理
の具体的な内容を説明するためのフローチャートであ
る。
【0070】図2及び図4を参照すると、配線制約抽出
手段4は、まず、変数Sを“1”とした後(ステップ4
01)、Sが“1”の場合にはP側のポリシリコン端子
を集め、Sが“2”の場合にはN側のポリシリコン端子
を集める処理を行う(ステップ402)。
【0071】その後、集められたポリシリコン端子をそ
の端子のX座標でソートし、ソート結果をt(1)、t
(2)、…、t(n)とする(ステップ403)。ここ
で、t(i)は、グリッドフリー方式に従った配置処理
後の座標である。
【0072】そして、カウンタiを“2”とし(ステッ
プ404)、端子t(i−1)と端子t(i)との間を
配線が通過できるか否かを判断する(ステップ40
5)。
【0073】ここで、端子t(i−1)と端子t(i)
との間を配線が通過できないと判断された場合(ステッ
プ405でNoの場合)には、端子t(i−1)と端子
t(i)との間を配線禁止領域として登録する(ステッ
プ406)。なお、端子t(i−1)と端子t(i)と
の間を配線が通過できると判断された場合(ステップ4
05でYesの場合)には、ステップ406の処理を行
うことなくステップ407の処理に進む。
【0074】ステップ407では、カウンタiを1だけ
増加させ、カウンタiの値がnを越えるまで(ステップ
408でYesの間)、ステップ405からステップ4
07までの処理を繰り返す。
【0075】一方、ステップ408でカウンタiの値が
nを越えたと判断された場合(ステップ408でNoの
場合)には、変数Sを1だけ増加し(ステップ40
9)、変数Sが“2”を越えていないこと(ステップ4
10でYesであること)を確認して、ステップ402
の処理に戻る。すなわち、P側のポリシリコン端子につ
いて配線禁止制約の抽出を行った後(S=“1”)、N
側のポリシリコン端子について配線禁止制約の抽出を行
う(S=“2”)。
【0076】以上のようにして処理を進め、Sの値が
“2”を越えた場合(ステップ410でNoの場合)
に、配線制約抽出手段4の処理を終了する。
【0077】その後、図2(c)に示すように、配線制
約抽出手段4が抽出した配線禁止制約に基づいてグリッ
ドベース配線手段6がグリッドベース方式に従った配線
処理を行う。
【0078】そして、図2(d)に示すように、レイア
ウト圧縮手段7がレイアウト圧縮処理を行って最終的な
レイアウト結果を得る。
【0079】
【実施形態2】次に、本発明の別の実施形態に係る半導
体装置のレイアウト設計方法及びその装置を説明する。
【0080】本実施形態に係る半導体装置のレイアウト
設計方法及びその装置の構成並びに処理の流れは、基本
的に前記第1の実施形態の場合と同様であるが、前記第
1の実施形態における配線制約抽出手段4が配線禁止制
約を抽出するのに代えて、本実施形態における配線制約
抽出手段4では、隣接する端子間においてコンタクトが
水平(横)方向に隣接配置できない場合に、隣接する端
子のそれぞれに接続する水平(横)方向配線をコンタク
トが縦方向に隣接配置できるような距離以上確保するた
めの制約(以下「配線離反制約」という)を抽出するよ
うにする。
【0081】図5は、本発明の別の実施形態に係る半導
体装置のレイアウト設計方法及びその装置が扱う配線離
反制約を説明するための図である。
【0082】図5(a)を参照すると、拡散コンタクト
30、31の位置関係が示すように、隣接する端子(t
(i−1)、t(i))間の間隔が、正確な端子位置の
下ではコンタクトが横方向に隣接して配置できない場合
には、その隣接する端子t(i−1)に接続する水平方
向配線と端子t(i)に接続する水平方向配線との間隔
を、図5(b)に示すように、コンタクトが縦方向に隣
接配置できるような距離以上確保するという配線離反制
約を生成して配線処理に引き渡す。
【0083】図6は、本発明の別の実施形態に係る半導
体装置のレイアウト設計装置の配線制約抽出手段におけ
る処理の具体的な内容を説明するためのフローチャート
である。
【0084】図6に示すように、本実施形態に係る半導
体装置のレイアウト設計装置の配線制約抽出手段4は、
図4に示した配線禁止制約を抽出する処理と基本的に同
様の処理に従うが、図4に示したフローチャート中のス
テップ405及びステップ406の配線制約の付加に関
する処理に変更が加えられている。なお、以下の説明で
は、前記第1の実施形態の場合と同様にX方向を例にと
って説明するが、Y方向についても同様の処理を行うこ
とができる。
【0085】図6を参照すると、本実施形態に係る半導
体装置のレイアウト設計装置の配線制約抽出手段4は、
まず、変数Sを“1”とした後(ステップ601)、S
が“1”の場合にはP側のポリシリコン端子を集め、S
が“2”の場合にはN側のポリシリコン端子を集める処
理を行う(ステップ602)。
【0086】その後、集められたポリシリコン端子をそ
の端子のX座標でソートし、ソート結果をt(1)、t
(2)、…、t(n)とする(ステップ603)。ここ
で、t(i)は、グリッドフリー方式に従った配置処理
後の座標である。
【0087】そして、カウンタiを“2”とし(ステッ
プ604)、端子t(i−1)と端子t(i)との間が
コンタクト間の最初距離基準以上であるか否かを判断す
る(ステップ605)。
【0088】ここで、端子t(i−1)と端子t(i)
との間がコンタクト間の最初距離基準よりも小さい場合
(ステップ605でNoの場合)には、端子t(i−
1)に接続する横方向配線と、端子t(i)に接続する
横方向配線と、の間の縦方向距離をコンタクト間の最小
距離基準以上にするという配線離反制約を生成して登録
する(ステップ606)。なお、端子t(i−1)と端
子t(i)との間がコンタクト間の最初距離基準以上で
あると判断された場合(ステップ605でYesの場
合)には、ステップ606の処理を行うことなくステッ
プ607の処理に進む。
【0089】ステップ607では、カウンタiを1だけ
増加させ、カウンタiの値がnを越えるまで(ステップ
608でYesの間)、ステップ605からステップ6
07までの処理を繰り返す。
【0090】一方、ステップ608でカウンタiの値が
nを越えたと判断された場合(ステップ608でNoの
場合)には、変数Sを1だけ増加し(ステップ60
9)、変数Sが“2”を越えていないこと(ステップ6
10でYesであること)を確認して、ステップ602
の処理に戻る。すなわち、P側のポリシリコン端子につ
いて配線離反制約の抽出を行った後(S=“1”)、N
側のポリシリコン端子について配線離反制約の抽出を行
う(S=“2”)。
【0091】以上のようにして処理を進め、Sの値が
“2”を越えた場合(ステップ610でNoの場合)
に、配線制約抽出手段4の処理を終了する。
【0092】その後、このような配置処理後に、グリッ
ドベース配線手段6は、前記第1の実施形態のような配
線禁止制約ではなく配線離反制約を満たすような配線処
理を行う。配線離反制約も従来の手法で扱うことが可能
であり、また配線禁止制約と同様に配線離反制約も端子
位置の差にのみ依存し、絶対座標自体には影響されな
い。
【0093】なお、前記第1の実施形態と本実施形態と
を組み合わせて配線禁止制約と配線離反制約の両方を扱
うようにすることも可能であり、この場合には、どちら
か一方の制約のみを用いる場合に比べてレイアウト圧縮
率の向上が期待できる。
【0094】以上、本発明の実施の形態をいくつか説明
してきたが、本発明はこのような実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形
態を含む。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置のレイアウト設計方法及びその装置によれば、グリッ
ドフリー方式に従って配置処理を行った後、各端子の正
確な位置を記憶し、その後グリッドベースモデルに変換
すると共に、配線処理時の制約を抽出し、その抽出され
た配線処理時の制約に基づいてグリッドベース方式に従
って配線処理を行うことにより、グリッドフリー方式の
みを用いた場合に生じる効果的な配置位置決定の困難
さ、及びグリッドベース方式のみを用いた場合に生じる
通過配線可否決定の困難さを共に解決し、高集積度で、
かつ遅延量が小さいレイアウトを作成することができ
る。
【0096】また、本発明の半導体装置のレイアウト設
計方法及びその装置によれば、グリッドベース変換処理
及び配線制約抽出処理に要する時間はきわめて小さく、
また配置処理ではグリッドフリー方式、配線処理ではグ
リッドベース方式をそれぞれ採用するため、全体として
の処理時間は最悪でも従来法と同じ程度に抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半導体装置のレイア
ウト設計方法及びその装置を説明するためのブロック図
である。
【図2】本発明の一実施形態に係る半導体装置のレイア
ウト設計装置を用いて行われるレイアウト設計例を説明
するための図である。
【図3】図1に示したグリッドベース変換手段2におけ
る処理の具体的な内容を説明するためのフローチャート
である。
【図4】図1に示した配線制約抽出手段4における処理
の具体的な内容を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】本発明の別の実施形態に係る半導体装置のレイ
アウト設計方法及びその装置が扱う配線離反制約を説明
するための図である。
【図6】本発明の別の実施形態に係る半導体装置のレイ
アウト設計装置の配線制約抽出手段における処理の具体
的な内容を説明するためのフローチャートである。
【図7】従来のグリッドフリー方式によるレイアウト設
計の処理の流れを説明するための概略フロー図である。
【図8】従来のグリッドフリー方式によるレイアウト設
計例を説明するための図である。
【図9】従来のグリッドベース方式によるレイアウト設
計の処理の流れを説明するための概略フロー図である。
【図10】従来のグリッドベース方式によるレイアウト
設計例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 グリッドフリー配置手段 2 グリッドベース変換手段 3 端子配列記憶手段 4 配線制約抽出手段 5 配線禁止情報記憶手段 6 グリッドベース配線手段 7 レイアウト圧縮手段 10 拡散層端子 11 ポリシリコン層端子 12 第1メタル層配線 13 拡散コンタクト 14 拡散層領域 15 ポリシリコン層配線 20 拡散層端子格子 21 ポリシリコン層端子格子 30、31 拡散コンタクト 41、42 端子 43、44 拡散コンタクト 45 拡散層領域 46 第1メタル層配線 51 第1メタル層配線

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路内の素子に対して該素子を構成する各
    図形間の最小離反距離基準に基づいてグリッドフリー配
    置処理を行い、 該グリッドフリー配置処理で求められた配置に対して各
    端子を所定間隔の格子上に乗せ換えるグリッドベース変
    換処理を行うと共に、前記グリットフリー配置処理で求
    められた配置位置から前記グリッドベース変換処理後の
    配線処理時の制約を抽出し、 該抽出された配線処理時の制約に基づいて配線及びコン
    タクトを所定の格子上に置いてグリッドベース配線処理
    を行った後、 該グリッドベース配線処理で求められたレイアウトを各
    図形間の最小離反距離基準に基づいて圧縮するようにし
    たことを特徴とする半導体装置のレイアウト設計方法。
  2. 【請求項2】前記配線処理時の制約が、配線が通過でき
    ない隣接する端子間の配線禁止領域についての制約であ
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置のレイア
    ウト設計方法。
  3. 【請求項3】前記配線処理時の制約が、隣接する端子間
    においてコンタクトが所定の横方向に隣接配置できない
    場合に、前記隣接する端子のそれぞれに接続する横方向
    配線の間隔をコンタクトが所定の縦方向に隣接配置でき
    る距離以上確保するための制約であることを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置のレイアウト設計方法。
  4. 【請求項4】回路内の素子を、該素子を構成する各図形
    間の最小離反距離基準に基づいて配置するグリッドフリ
    ー配置手段と、 該グリッドフリー配置手段が求めた配置に対して各端子
    を所定間隔の格子上に乗せ換えるグリッドベース変換手
    段と、 前記グリットフリー配置手段が求めた配置位置から前記
    グリッドベース変換手段による変換後の配線時の制約を
    抽出する配線制約抽出手段と、 該配線制約抽出手段が抽出した前記配線時の制約に基づ
    いて配線及びコンタクトを所定の格子上に置いて配線す
    るグリッドベース配線手段と、 該グリッドベース配線手段が求めたレイアウトを各図形
    間の最小離反距離基準に基づいて圧縮するレイアウト圧
    縮手段と、 を含むことを特徴とする半導体装置のレイアウト設計装
    置。
  5. 【請求項5】前記グリッドベース変換手段が、前記各端
    子の相対的な位置関係を保ちながら前記各端子を所定間
    隔の格子上に乗せ換えることを特徴する請求項4記載の
    半導体装置のレイアウト設計装置。
  6. 【請求項6】前記配線制約抽出手段が、前記グリットフ
    リー配置手段が求めた配置位置から、配線が通過できな
    い隣接する端子間の配線禁止領域についての制約を抽出
    することを特徴とする請求項4又は5記載の半導体装置
    のレイアウト設計装置。
  7. 【請求項7】前記配線制約抽出手段が、前記グリッドフ
    リー配置手段が求めた配置位置から、隣接する端子間に
    おいてコンタクトが所定の横方向に隣接配置できない場
    合に、前記隣接する端子のそれぞれに接続する横方向配
    線の間隔をコンタクトが所定の縦方向に隣接配置できる
    距離以上確保するための制約を抽出することを特徴とす
    る請求項4又は5記載の半導体装置のレイアウト設計装
    置。
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