JP2773687B2 - トナー供給装置 - Google Patents

トナー供給装置

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JP2773687B2
JP2773687B2 JP7165724A JP16572495A JP2773687B2 JP 2773687 B2 JP2773687 B2 JP 2773687B2 JP 7165724 A JP7165724 A JP 7165724A JP 16572495 A JP16572495 A JP 16572495A JP 2773687 B2 JP2773687 B2 JP 2773687B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機のトナ
ー供給装置に関し、特に、トナーが収納されているトナ
ーボトルからカートリッジ等に供給するトナー供給装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の装置としては、トナー
がトナーカートリッジにあらかじめ密閉構造によって収
納され、これに現像ホッパ部等が一体に設けられたホッ
パ部一体型のトナーカートリッジによりトナーを供給す
るトナーカートリッジ交換方式ものと、トナーボトルか
らトナーカートリッジにトナーを補給できるトナー補給
方式とに大別されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者のトナーカートリ
ッジ交換方式においては、トナーが密閉された状態でト
ナーカートリッジから現像ホッパ部に供給されるので、
トナーが外部に飛散することがなく、手や衣服を汚すこ
とがない。その反面、トナーがなくなったときには、こ
れを補給することができないため、ホッパ部等と一緒に
トナーカートリッジ全体を交換する必要があり不経済で
あった。また、トナーカートリッジを交換するために、
装置の構造が複雑となっていた。後者のトナー補給方式
においては、トナーの補給が可能なため、トナーがなく
なる毎にトナーカートリッジ全体を交換する必要がな
く、経済的ではあるが、トナーカートリッジの蓋を開け
てトナーボトルから補給する構造であるため、トナーが
飛散するといった問題があった。
【0004】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、経済的であり、かつトナーの飛散を防止したトナー
供給装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るトナー供給装置は、開口を密閉部材で
密閉したトナー補給容器と、このトナー補給容器の開口
の密閉を解除する密閉解除部および密閉が解除された開
口から補給されるトナーをトナーカートリッジに供給す
る透孔が設けられたトナー供給ホルダと、このトナー供
給ホルダの透孔を遮蔽する遮蔽板とを備え、この遮蔽板
に前記透孔に対応した透孔を形成するとともに、トナー
供給ホルダをトナーカートリッジに形成した開口に移動
自在に支持し、移動させることによりトナー供給ホルダ
の透孔を遮蔽板によって開閉させたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、トナー補給容器に収納された
トナーは、トナー供給ホルダの密閉解除部材により開口
が開放されるまで密閉状態が保たれ、密閉が解除される
とトナー供給部材に補給される。補給されたトナーは、
遮蔽部材を移動させることにより、互いの透孔が間欠的
に連通して、トナーカートリッジに供給される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係るトナー供給装置のトナーボト
ルの断面図、図2は同じくトナー供給ホルダの斜視図、
図3は同じく遮蔽板の平面図、図4は同じく使用状態を
示す一部を破断した平面図、図5は図4のV-V 線断面図
である。これらの図において、符号1で示すものは、ト
ナー4が収納された略有底円筒状に形成されたトナー補
給容器としてのトナーボトルであって、開口2aを有す
る円筒状のトナー補給部2が突出形成されている。トナ
ー補給部2の開口2aは密閉部材としてのトナーシール
3に覆われており、このトナーシール3は容易に突き破
ることが可能な薄いシートまたは薄い箔によって形成さ
れ、これによってトナー4はトナーボトル1内に密閉状
態で収納されている。
【0008】全体を5で示すものはトナー供給ホルダで
あって、下部に偏平に形成された略直方体状の台座部6
が設けられており、この台座部6内には、一側部に開口
7aを有するスリット状に形成された中空部7が設けら
れている。台座部6の下端部の両側には、鍔部8が水平
に突出形成され、上端面には前記トナーボトル1のトナ
ー補給部2の外径よりも僅かに大きい外径を有し上方側
が開口した大径の筒部9と、トナー補給部2の内径より
も僅かに小さい外径を有する小径の筒部10とが同心円
状に立設されている。これら両筒部9,10との間に
は、前記トナー補給部2が係入される環状溝11が形成
されている。小径の筒部10の上端10aは、断面がナ
イフエッジ状に形成されて密閉解除部を構成している。
また小径の筒部10の底部には、前記中空部7と連通す
る4個のスリット12が、互いに平行となるように穿設
されている。小径の筒部10に対応した台座部6の底部
には、略筒状に形成され、上方側が前記中空部7と連通
したトナーガイド13が立設されており、このトナーガ
イド13と前記筒部10とは、前記中空部7とスリット
12とを介して、上下方向に連通している。
【0009】15は平板状の遮蔽板であって、その表面
には前記トナー供給ホルダ5のスリット12と同じ形状
の4個のスリット16が穿設され、後端には、弾性変形
可能なアーム部17が一体に形成され、前端中央には、
突起18が突設されている。この遮蔽板15は前記トナ
ー供給ホルダ5の中空部7内に収納されると、アーム部
17が中空部7の後面部に当接することによって、突起
18が開口部7aから突出するように構成されている。
【0010】20はトナーカートリッジで、上部には、
前記トナー供給ホルダ5を図4中A−B方向に移動自在
に支持するための開口23が形成されており、この開口
23には、対向する一対の側壁21,22がA−B方向
に延在している。一方の側壁21には、A−B方向に沿
って複数の凹部21aが凹設されている。この凹部21
aのやや下方の両側壁21,22には、A−B方向に沿
って、案内溝21b,22bが凹設されている。24は
可撓性を有するスポンジ状の材料で形成された平板状の
一対のトナー飛散防止部材であって、その基端部が前記
案内溝21b,22bのやや下方の両側壁21,22に
接着剤等で取り付けられている。これらトナー飛散防止
部材24の上端部側は水平方向に折り曲げ形成されてそ
れぞれの先端24aが、両側壁21間の中央において突
き合わされて、前記開口23を覆い、この開口23の下
方に配設された図示を省略した現像マグローラが設けら
れた現像ホッパ等を遮蔽している。
【0011】このような構成において、トナー供給ホル
ダ5の鍔部8をトナーカートリッジ20の案内溝21
b,22bに係入させることにより、トナー供給ホルダ
5がA−B方向に往復動自在に支持される。このとき、
トナー供給ホルダ5の中空部7内に収納された遮蔽板1
5は突起18が側壁21に当接して、アーム部17の弾
性に抗して突起18が中空部7内に位置しいる。この状
態においては、スリット16がトナーカートリッジ5の
スリット12と一致しておらず、筒部10内とトナーガ
イド部13内とは、遮蔽板15によって遮蔽されて連通
していない。また、トナーガイド部13がトナー飛散防
止部材23の突き合わせ面23aから下方に進入するた
め、突き合わせ面23aが撓み、トナーガイド部13の
周面に添接している。
【0012】次に、このような状態においてトナーを供
給する動作を説明する。トナーボトル1を天地方向を逆
にし、トナー補給部2をトナー供給ホルダ5の環状溝1
1に係入させる。このとき、トナー補給部2の開口2a
を覆っているトナーシール3は、筒部10の先端10a
によって破られるので、トナーボトル1内のトナー4が
筒部10内に供給される。この時点では、筒部10内と
トナーガイド部13内とは、遮蔽板15によって遮蔽さ
れて連通していないので、筒部10内に供給されたトナ
ー4は、トナーガイド部13への供給が規制されてい
る。
【0013】次に、トナー供給ホルダ5をA−B方向に
複数回往復動させると、トナー供給ホルダ5の遮蔽板1
5の突起18がトナーカートリッジ20の側壁21の凹
部21aに間欠的に係合するので、遮蔽板15が図4中
C方向に間欠的に移動する。この遮蔽板15のC方向へ
の移動により、遮蔽板15のスリット16がトナーカー
トリッジ5のスリット12と一致し、筒部10とトナー
ガイド部13とが連通するので、筒部10内のトナー4
はトナーガイド部13からトナーカートリッジ20内に
供給される。この供給は間欠的に行われるので、トナー
供給ホルダ5をA−B方向に複数回往復動させることに
より、一定量のトナー4がトナーカートリッジ20内全
体に均一に分散し供給される。
【0014】また、トナーボトル1に収納されたトナー
4は、トナー供給ホルダ5の係入溝11に係入されるま
で、トナーシール3によって密閉されており、トナーボ
トル1のトナー補給部2を係入溝11に係入してトナー
シール3を破りトナー4を筒部10内に供給したときに
は、トナー補給部2が筒部10を覆うので、筒部10内
に供給されたトナーがトナー供給ホルダ5から外部に飛
散することがない。しかも、可撓性を有する部材で形成
されたトナー飛散防止部材23が、トナー供給ホルダ5
のトナーガイド部13の外周部に添接するので、トナー
ガイド部13からカートリッジ20内に供給されるトナ
ー4がトナーガイド部13の外周部から外部に飛散する
こともない。
【0015】なお、本実施例では、トナーボトル1内の
トナー4の飛散を防止するために、トナー補給部2の開
口2aをトナーシール3によって密閉したが、密閉構造
としては、これに限定されず、弾性材で形成された弁に
よって密閉し、トナー供給ホルダ5にこの弁を弾性変形
させて開口2aを開口させる突起を密閉解除部材として
設けてもよく、種々の設計変更が可能なことはいうまで
ないことである。
【0016】また、トナー供給ホルダ5の透孔12を開
閉する構造としては、トナーカートリッジ20の開口2
3の側面21に凹部21aの代わりにラックを設け、遮
蔽板15を周面に前記ラックに噛合するピニオンを設け
た円板状に形成して、中空部7内に回転自在に支持し、
両透孔12,16を中心から放射状に配置した扇状に形
成してもよい。
【0017】また、トナー供給ホルダ5からトナーカー
トリッジ20内にトナー4を供給している間、トナーボ
トル1をトナー供給ホルダ5上に載置したままで、A−
B方向に往復動させたが、トナーボトル1内のトナー4
がすべて筒部10内に供給されたときには、トナーボト
ル1を取り外してもよく、この場合には、筒部9または
筒部10の外周部にねじ部を形成し、このねじ部にキャ
ップを螺合させて密閉させるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ナー補給容器の開口を密閉部材で密閉し、開口から補給
されるトナーをトナーカートリッジに供給するトナー供
給ホルダにトナー補給容器の開口の密閉を解除する密閉
解除部を設けたことにより、トナー補給容器からトナー
供給ホルダへトナーを補給する際にトナーが外部に飛散
することがない。また、トナー供給ホルダにトナーをト
ナーカートリッジに供給する透孔を設け、このトナー供
給ホルダの透孔を遮蔽する遮蔽板を備え、この遮蔽板に
前記透孔に対応した透孔を形成するとともに、トナー供
給ホルダをトナーカートリッジに形成した開口に移動自
在に支持し、移動させることによりトナー供給ホルダの
透孔を遮蔽板によって開閉させたことにより、トナーカ
ートリッジ全体にわたって分散されて均一で、かつ適量
のトナーが供給される。
【0019】また、本発明によれば、トナー供給ホルダ
の透孔の周囲の上下面に筒部を立設し、トナー補給容器
の開口部分を前記上側の筒部内に嵌装されるように筒状
に形成したことにより、トナー補給容器からトナー供給
ホルダ内に補給されるトナーが外部に飛散することがな
い。また、トナーカートリッジの開口を覆うように突き
合わされ、突き合わせ部においてトナー供給ホルダの下
側の筒部の外周面に添接される一対の可撓性を有するト
ナー飛散防止部材を設けたことにより、トナー供給ホル
ダからトナーカートリッジ内に供給されるトナーが外部
に飛散することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るトナー供給装置のトナー補給容
器の断面図である。
【図2】 本発明に係るトナー供給装置のトナー供給ホ
ルダの斜視図である。
【図3】 本発明に係るトナー供給装置の遮蔽板の平面
図である。
【図4】 本発明に係るトナー供給装置の一部を破断し
た平面図である。
【図5】 図4におけるV-V 線断面図である。
【符号の説明】
1…トナーボトル、2…トナー補給部、2a…開口、3
…トナーシール、4…トナー、5…トナー供給ホルダ、
9…筒部、12,16…透孔、15…遮蔽板、17…ア
ーム部、18…突起、20…トナーカートリッジ、22
…側壁、23…開口、24…トナー飛散防止部材。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を密閉部材で密閉したトナー補給容
    器と、このトナー補給容器の開口の密閉を解除する密閉
    解除部および密閉が解除された開口から補給されるトナ
    ーをトナーカートリッジに供給する透孔が設けられたト
    ナー供給ホルダと、このトナー供給ホルダの透孔を遮蔽
    する遮蔽板とを備え、この遮蔽板に前記透孔に対応した
    透孔を形成するとともに、トナー供給ホルダをトナーカ
    ートリッジに形成した開口に移動自在に支持し、移動さ
    せることによりトナー供給ホルダの透孔を遮蔽板によっ
    て開閉させたことを特徴とするトナー供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトナー供給装置におい
    て、トナー供給ホルダの移動方向に沿ったトナーカート
    リッジの開口の側面に遮蔽板を当接させる方向に付勢さ
    せるとともに、これら遮蔽板の当接面と前記開口の側面
    とに互いに係合する複数の凹凸部を形成したことを特徴
    とするトナー供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のトナー供給装置におい
    て、トナー供給ホルダの透孔の周囲の上下面に筒部を立
    設し、トナー補給容器の開口部分を前記上側の筒部内に
    嵌装されるように筒状に形成するとともに、前記トナー
    カートリッジの開口を覆うように突き合わされ、突き合
    わせ部において前記下側の筒部の外周面に添接される一
    対の可撓性を有するトナー飛散防止部材を設けたことを
    特徴とするトナー供給装置。
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