JP2773639B2 - プリンタ負荷分散方式 - Google Patents

プリンタ負荷分散方式

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JP2773639B2
JP2773639B2 JP6070061A JP7006194A JP2773639B2 JP 2773639 B2 JP2773639 B2 JP 2773639B2 JP 6070061 A JP6070061 A JP 6070061A JP 7006194 A JP7006194 A JP 7006194A JP 2773639 B2 JP2773639 B2 JP 2773639B2
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センタプリンタ,リモ
ートプリンタ,端末プリンタ等のプリンタを同時に複数
使用可能なオンラインシステム,バッチシステム等のシ
ステムに於いて、各プリンタの負荷を均一にするプリン
タ負荷分散方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のプリンタを同時に使用可能なシス
テムに於いて、各プリンタの負荷を均一にするというこ
とは従来から行なわれている。
【0003】従来のこの種の技術としては、各ホストコ
ンピュータからの印刷データをファイル化して大容量の
外部記憶装置に格納しておき、外部記憶装置にファイル
化された印刷データが格納されている場合はプリンタ制
御装置に於いて休止中のプリンタをサーチし、休止中の
プリンタをサーチできた場合は、外部記憶装置にファイ
ル化されて格納されている印刷データの内の1つを上記
したプリンタに割り当て出力するというものが知られて
いる(例えば、特開昭62−120532号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術
は、複数台のプリンタに対して1台のプリンタ制御装置
が設けられているシステムを対象としているが、複数台
のプリンタを有するシステムには、各プリンタ対応に、
対応するプリンタへ出力する印刷データを格納するスプ
ールファイル及びスプールファイルに格納されている印
刷データを対応するプリンタに出力する制御部を有する
プリンタ制御装置を備え、印刷要求が発生する毎に、そ
の印刷要求によって示される印刷データを各プリンタ対
応に設けられているプリンタ制御装置の内の1台に転送
してその内部に設けられているスプールファイルに格納
するというシステムも存在する。
【0005】このようなシステムに、上記した従来の技
術を適用すると、休止状態になったプリンタを検出した
後、そのプリンタに対応するスプールファイルに印刷デ
ータを格納することになるので、次のような問題が生じ
る。
【0006】即ち、複数台、例えば2台のプリンタP
1,P2が同時に休止状態になった場合、先ず、その内
の1台(プリンタP1)に対応するスプールファイルに
印刷データが格納され、その後、プリンタP2に対応す
るスプールファイルに印刷データが格納されることにな
るので、プリンタP2は、プリンタP1に対応するスプ
ールファイルへの印刷データの格納が終了し、プリンタ
P2に対応するスプールファイルへの印刷データの格納
が開始されるまでは、休止状態のままとなってしまい、
プリンタの使用効率が低下するという問題である。
【0007】本発明の目的は、複数台のプリンタを備え
たシステムに於いて、プリンタの使用効率を低下させる
ことなく、各プリンタの負荷を均一にすることができる
プリンタ負荷分散方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、複数台のプリンタと、該各プリンタに対応し
て設けられ、それぞれが対応するプリンタに出力する
票の可変部分の印刷データを格納するスプールファイル
と、該スプールファイルに格納されている印刷データ
指示されたオーバレイデータとを合成して対応するプリ
ンタに出力する制御部を有するプリンタ制御装置とを
備えたシステムに於いて、前記各プリンタ毎に負荷量
(未処理の印刷データ量と未処理のオーバレイデータ量
との合計データ量、或いは未処理の印刷データ及びオー
バレイデータを出力し終わるまでの時間)を管理する負
荷管理手段と、印刷要求が発生することにより、前記負
荷管理手段が管理している前記各プリンタの負荷量に基
づいて、前記複数台のプリンタの内、負荷量が最も少な
いプリンタ(未処理の印刷データ量と未処理のオーバレ
イデータ量との合計データ量が最も少ないプリンタ、或
いは未処理の印刷データ及びオーバレイデータを出力し
終わるまでの時間が最も短いプリンタ)を選択するプリ
ンタ選択手段と、該プリンタ選択手段が選択したプリン
タに対応する前記スプールファイルに、前記印刷要求に
よって印刷することが要求された印刷データを格納する
転送手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】負荷管理手段によって各プリンタの負荷量(未
処理の印刷データ量と未処理のオーバレイデータ量との
合計データ量、或いは未処理の印刷データ及び未処理の
オーバレイデータを出力し終わるまでの時間)が管理さ
れており、プリンタ選択手段は、印刷要求が発生する
と、負荷管理手段が管理している各プリンタの負荷量に
基づいて、負荷量が最も少ないプリンタを選択する。プ
リンタ選択手段によってプリンタが選択されると、転送
手段は、選択されたプリンタに対応するスプールファイ
ルに、印刷要求によって印刷することが要求された印刷
データを格納する。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、複数台のプリンタ1−1〜1−4と、各プリンタ1
−1〜1−4に対応して設けられたプリンタ制御装置2
−1〜2−4と、プリンタ負荷分散手段3と、アプリケ
ーションプログラム,コマンド利用者等の要求元4と、
印刷データファイル5と、オーバレイデータファイル6
とから構成されている。
【0012】プリンタ制御装置2−1〜2−4は、それ
ぞれスプールファイル21−1〜21−4と、制御部2
2−1〜22−4から構成されている。
【0013】スプールファイル21−1〜21−4に
は、印刷要求とその印刷要求によって印刷することが要
求された印刷データとが格納される。
【0014】制御部22−1〜22−4は、スプールフ
ァイル21−1〜21−4に格納されている印刷データ
と、印刷要求によって指定されたオーバレイデータとを
編集してプリンタ1−1〜1−4に出力する機能,印刷
要求によって要求された印刷データ,オーバレイデータ
の出力が完了する毎にプリンタ負荷分散手段3に出力完
了通知を行なう機能,プリンタ1−1〜1−4の紙詰ま
り等の障害が発生した場合、プリンタ負荷分散手段3に
障害通知を行なう機能,障害が復旧した場合、プリンタ
負荷分散手段3に復旧通知を行なう機能を有する。
【0015】プリンタ負荷分散手段3は、負荷管理テー
ブル31と、負荷管理手段32と、プリンタ選択手段3
3と、障害中プリンタ記憶手段34と、転送手段35
と、プリンタ番号通知手段36とから構成されている。
【0016】負荷管理テーブル31には、図2に示すよ
うに、各プリンタ1−1〜1−4のプリンタ番号P1〜
P4と、各プリンタ1−1〜1−4の未処理の印刷デー
タ量とが格納される。
【0017】負荷管理手段32は、負荷管理テーブル3
1を利用して各プリンタ1−1〜1−4の未処理の印刷
データ量を管理する機能を有する。
【0018】プリンタ選択手段33は、プリンタ1−1
〜1−4の内、負荷量の最も少ないプリンタ、即ち未処
理の印刷データ量が最も少ないプリンタを選択する機能
を有する。
【0019】障害中プリンタ記憶手段34には、障害中
のプリンタのプリンタ番号が格納される。
【0020】転送手段35は、プリンタ選択手段33で
選択されたプリンタに対応するスプールファイルに、印
刷要求によって要求された印刷データを格納する機能を
有する。
【0021】プリンタ番号通知手段36は、印刷要求の
要求元4に、要求を割り当てたプリンタ番号を通知する
機能を有する。
【0022】印刷データファイル5には帳票の可変部分
(日付,個数,値段等)の印刷データが格納され、オー
バレイデータファイル6には帳票の定型部分(罫線等)
の印刷データ(オーバレイデータ)が格納されている。
【0023】図3は負荷管理手段32及びプリンタ選択
手段33の処理例を示す流れ図、図4は転送手段35の
処理例を示す流れ図であり、以下各図を参照して本実施
例の動作を説明する。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】印刷要求時、要求元4は、帳票の可変部分
の印刷データの所在を示す情報,可変部分の印刷データ
のデータ量,印刷データと合成して印刷するオーバレイ
データの識別子及び要求元4を示す情報を含む印刷要求
をプリンタ選択手段33に対して出力する。
【0043】プリンタ選択手段33は、図の流れ図に
示すように、要求元4からの印刷要求を受信すると (ス
テップS21がYES)、負荷管理テーブル31を参照
して未処理の印刷データ量が最も少ないプリンタを1台
選択する (ステップS22)。その際、プリンタ選択手
段33は、障害中プリンタ記憶手段34を参照し、そこ
にプリンタ番号が格納されているプリンタは、選択対象
から外す。また、未処理の印刷データ量が最も少ないプ
リンタが複数台存在する場合には、例えば、プリンタ番
号の小さな方を選択する等の方法により、プリンタを1
台選択する。今、例えば、各プリンタ1−1〜1−4の
未処理の印刷データ量B1〜B4(図参照)がそれぞ
れ10Kバイト,15Kバイト,15Kバイト,15K
バイトであるとすると、プリンタ選択手段33はプリン
タ1−1を選択することになる。
【0044】プリンタ選択手段33がプリンタ1−1を
選択すると、負荷管理手段32は、要求元4からの印刷
要求に含まれている帳票の可変部分の印刷データ量と、
オーバレイデータの識別子とに基づいてオーバレイ部分
も含めた印刷データ量を算出し (ステップS23)、負
荷管理テーブル31に格納されているプリンタ1−1に
対応する印刷データ量にステップS23で算出した印刷
データ量を加算する (ステップS24)。尚、オーバレ
イ部分も含めた印刷データ量は、オーバレイ部分の印刷
データ量はオーバレイデータの種類毎に一定であるの
で、例えば、印刷要求に含まれている可変部分の印刷デ
ータ量と印刷要求に含まれている識別子によって示され
るオーバレイデータの印刷データ量とを加算することに
より、或いは識別子毎に定まっている固定値と可変部分
の印刷データ量とを乗算することにより算出することが
できる。
【0045】また、プリンタ選択手段33は、ステップ
S22の処理が終了すると、転送手段35に要求元4か
らの印刷要求及びステップS22で選択したプリンタ1
−1のプリンタ番号P1を渡す (ステップS25)。
【0046】転送手段35は、印刷要求及びプリンタ番
号P1が渡されると、図4の流れ図に示すように、選択
されたプリンタ番号P1のプリンタ1−1に対応するプ
リンタ制御装置2−1に印刷要求を転送し (ステップS
11)、次いで、印刷データファイル5から印刷要求が
示す帳票の可変部分の印刷データを取り出してプリンタ
制御装置2−1に転送する (ステップS12)。その
後、転送手段35は、選択されたプリンタ1−1のプリ
ンタ番号P1及び印刷要求中の要求元4を示す情報をプ
リンタ番号通知手段36に渡し (ステップS13)、そ
の処理を終了する。
【0047】プリンタ番号P1及び要求元4を示す情報
が渡されると、プリンタ番号通知手段36は、要求元4
にプリンタ番号P1を通知する。これにより、要求元4
は自身が出力した印刷要求が受け付けられたことを確認
することができる。また、プリンタ制御装置2−1内の
制御部22−1は、転送手段35から印刷要求及び帳票
の可変部分の印刷データが送られてくると、それをスプ
ールファイル21−1に格納する。
【0048】また、制御部22−1は、スプールファイ
ル21−1内に未処理の印刷要求が存在する場合、ス
ールファイル21−1に格納されている最も古い印刷要
求について、帳票の可変部分を印刷するための印刷デー
タと、オーバレイデータファイル6に格納されている帳
票の定型部分を印刷するためのオーバレイデータとを合
成してプリンタ1−1に出力する。そして、上記処理が
終了すると、プリンタ選択手段33に対して出力完了通
知を行なう。尚、この出力完了通知には、プリンタ1−
1のプリンタ番号P1及びプリンタ1−1に出力した印
刷データ量が含まれている。
【0049】プリンタ選択手段33が制御部22−1か
らの出力完了通知を受信すると (図,ステップS26
がYES)、負荷管理手段32は、負荷管理テーブル3
1に格納されているプリンタ1−1の未処理の印刷デー
タ量から出力完了通知に含まれている印刷データ量を減
算する (ステップS27)。
【0050】また、制御部22−1は、プリンタ1−1
に紙詰まり,電源断等の障害が発生した場合、プリンタ
選択手段33に対してプリンタ1−1のプリンタ番号P
1を含む障害通知を行なう。プリンタ選択手段33は、
この障害通知を受けると (図3,ステップS28がYE
S)、障害通知されたプリンタ1−1のプリンタ番号P
1を障害中プリンタ記憶手段34に書き込み (ステップ
S29)、プリンタ1−1を選択対象にしないようにす
る。また、制御部22−1は、プリンタ1−1の障害が
復旧した場合、プリンタ選択手段33に対してプリンタ
1−1のプリンタ番号P1を含む復旧通知を行なう。プ
リンタ選択手段33は、この復旧通知を受けると (ステ
ップS30がYES)、復旧通知されたプリンタ1−1
のプリンタ番号P1を障害中プリンタ記憶手段34から
削除し (ステップS31)、プリンタ1−1を再び選択
対象にする。尚、上述した実施例に於いては、各プリン
タ1−1〜1−4の負荷量をプリンタ負荷分散手段3で
管理するようにしたが、必ずしもプリンタ負荷分散手段
3で管理する必要はなく、各プリンタ制御装置2−1〜
2−4で対応するプリンタ1−1〜1−4の未処理の印
刷データ量を管理し、プリンタ選択手段33が必要に応
じて各プリンタ制御装置2−1〜2−4が管理している
未処理の印刷データ量を参照するようにしても良いこと
は勿論である。
【0051】次に、各プリンタ1−1〜1−4の印刷速
度が異なり、且つ各印刷要求によって印刷データ量が異
なるシステムに好適な実施例について説明する。
【0052】本実施例は図1に示したシステムの負荷管
理テーブル31の内容を図に示すものとし、負荷管理
手段32,プリンタ選択手段33に図の流れ図に示す
処理を行なわせることにより実現される。
【0053】本実施例の負荷管理テーブル31には、図
に示すように、各プリンタ1−1〜1−4のプリンタ
番号P1〜P4と、各プリンタ1−1〜1−4が未処理
の印刷データを出力し終わるまでの印刷時間とが格納さ
れる。
【0054】次に、本実施例の動作を説明する。
【0055】印刷要求時、要求元4は、帳票の可変部分
の印刷データの所在を示す情報,可変部分の印刷データ
のデータ量,印刷データと合成して印刷するオーバレイ
データの識別子及び要求元4を示す情報を含む印刷要求
をプリンタ選択手段33に対して出力する。
【0056】プリンタ選択手段33は、図の流れ図に
示すように、要求元4からの印刷要求を受信すると (ス
テップS41がYES)、負荷管理テーブル31を参照
して未処理の印刷時間が最も少ないプリンタを1台選択
する (ステップS42)。その際、プリンタ選択手段3
3は、障害中プリンタ記憶手段34を参照し、そこにプ
リンタ番号が格納されているプリンタは、選択対象から
外す。また、未処理の印刷時間が最も少ないプリンタが
複数台存在する場合には、例えば、プリンタ番号の小さ
な方を選択する等の方法により、プリンタを1台選択す
る。今、例えば、各プリンタ1−1〜1−4の未処理の
印刷データを出力し終わるまでの時間C1〜C4(図
参照)がそれぞれ45秒,1分20秒,1分,1分であ
るとするプリンタ選択手段33はプリンタ1−1を選択
することになる。
【0057】プリンタ選択手段33がプリンタ1−1を
選択すると、負荷管理手段32は、要求元4からの印刷
要求に含まれている帳票の可変部分の印刷データ量と、
オーバレイデータの識別子とに基づいてオーバレイ部分
も含めた印刷データ量を算出し (ステップS43)、算
出した印刷データ量とプリンタ1−1の印刷速度とに基
づいてこの印刷要求にかかる印刷時間を算出し (ステッ
プS44)、更に、負荷管理テーブル31に格納されて
いるプリンタ1−1に対応する印刷時間にステップS4
4で算出した印刷時間を加算する (ステップS45)。
尚、プリンタの印刷速度は、システム構成が格納されて
いるシステム構成テーブル(図示せず)を参照すること
により得ることができるものであるが、負荷管理テーブ
ル31に各プリンタ1−1〜1−4の印刷速度を格納し
ておき、負荷管理テーブル31からプリンタの印刷速度
を得るようにすることもできる。
【0058】また、プリンタ選択手段33は、ステップ
S42の処理が終了すると、転送手段35に要求元4か
らの印刷要求及びステップS42で選択したプリンタ1
−1のプリンタ番号P1を渡す (ステップS46)。
【0059】転送手段35は、印刷要求及びプリンタ番
号P1が渡されると、前述したと同様に、プリンタ番号
P1のプリンタ1−1に対応するプリンタ制御装置2−
1に印刷要求及び印刷要求が示す帳票の可変部分の印刷
データを転送し、その後、選択されたプリンタ1−1の
プリンタ番号P1及び要求元4を示す情報をプリンタ番
号通知手段36に渡す。
【0060】これにより、制御部22−1,プリンタ番
号通知手段36は前述したと同様の処理を行なう。
【0061】また、制御部22−1は、スプールファイ
ル21−1内に未処理の印刷要求が存在する場合、前述
したと同様に、スプールファイル21−1に格納されて
いる最も古い印刷要求について、帳票の可変部分を印刷
するための印刷データと、オーバレイデータファイル6
に格納されている帳票の定型部分を印刷するためのオー
バレイデータとを合成してプリンタ1−1に出力する。
そして、上記処理が終了すると、プリンタ選択手段33
に対して出力完了通知を行なう。尚、この出力完了通知
には、プリンタ1−1のプリンタ番号P1及び上記印刷
要求についての印刷データの出力を開始してから終了す
るまでの時間が含まれている。
【0062】プリンタ選択手段33が制御部22−1か
らの出力完了通知を受信すると (図,ステップS47
がYES)、負荷管理手段32は、負荷管理テーブル3
1に格納されているプリンタ1−1の印刷時間から出力
完了通知に含まれている印刷時間を減算する (ステップ
S48)。
【0063】また、プリンタ選択手段33は、障害通
知,復旧通知を受信した場合 (ステップS49,S51
がYES)、前述した実施例と同様の処理を行なう (ス
テップS50,S52)。
【0064】尚、上述した実施例に於いては、未処理の
印刷データを出力し終わるまでの時間を負荷管理テーブ
ル31に格納するようにしたが、負荷管理テーブル31
には未処理の印刷データ量を格納し、ステップS42の
処理を行なう際に、プリンタの印刷速度と負荷管理テー
ブル31に格納されている印刷データ量とに基づいて印
刷時間を算出し、算出した印刷時間に基づいてプリンタ
の選択を行なうようにすることもできる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数台の
プリンタそれぞれの負荷量(未処理の印刷データ量と未
処理のオーバレイデータ量との合計データ量、或いは未
処理の印刷データ及びオーバレイデータを出力し終わる
までの時間)を管理し、印刷要求の発生時、印刷要求に
よって印刷することが要求された印刷データを負荷量の
最も少ないプリンタ(未処理の印刷データ量と未処理の
オーバレイデータ量との合計データ量が最も少ないプリ
ンタ、或いは未処理の印刷データ及びオーバレイデータ
を出力し終わるまでの時間が最も短いプリンタ)に対応
するスプールファイルに格納するものであり、プリンタ
が休止状態になる前に印刷データを格納するスプールフ
ァイルを決定できるので、大容量の外部記憶装置に格納
されている印刷データを休止状態になったプリンタに割
り当てる従来の技術に比較して、プリンタの使用効率を
高くし、且つプリンタの負荷を均一にすることができる
効果がある。
【0066】
【0067】
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】負荷管理テーブル31の内容例を示す図であ
る。
【図3】負荷管理手段32,プリンタ選択手段33の処
理例を示す流れ図である。
【図4】転送手段35の処理例を示す流れ図である。
【図5】負荷管理テーブル31の他の内容例を示す図で
ある。
【図6】負荷管理手段32,プリンタ選択手段33の他
の処理例を示す流れ図である
【符号の説明】
1−1〜1−4…プリンタ 2−1〜2−4…プリンタ制御装置 21−1〜21−4…スプールファイル 22−1〜22−4…制御部 3…プリンタ負荷分散手段 31…負荷管理テーブル 32…負荷管理手段 33…プリンタ選択手段 34…障害中プリンタ記憶手段 35…転送手段 36…プリンタ番号通知手段 4…要求元 5…印刷データファイル 6…オーバレイデータファイル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のプリンタと、該各プリンタに対
    応して設けられ、それぞれが対応するプリンタに出力す
    帳票の可変部分の印刷データを格納するスプールファ
    イルと、該スプールファイルに格納されている印刷デー
    と指示されたオーバレイデータとを合成して対応する
    プリンタに出力する制御部を有するプリンタ制御装置
    とを備えたシステムに於いて、 前記各プリンタ毎に未処理の印刷データ量と未処理のオ
    ーバレイデータ量との合計データ量を管理する負荷管理
    手段と、 印刷要求が発生することにより、前記負荷管理手段が管
    理している前記各プリンタ毎の合計データ量に基づい
    て、前記複数台のプリンタの内、合計データ量が最も少
    ないプリンタを選択するプリンタ選択手段と、 該プリンタ選択手段が選択したプリンタに対応する前記
    スプールファイルに、前記印刷要求によって印刷するこ
    とが要求された印刷データを格納する転送手段とを備え
    たことを特徴とするプリンタ負荷分散方式。
  2. 【請求項2】 複数台のプリンタと、該各プリンタに対
    応して設けられ、それぞれが対応するプリンタに出力す
    る帳票の可変部分の印刷データを格納するスプールファ
    イルと、該スプールファイルに格納されている印刷デー
    タと指示されたオーバレイデータとを合成して対応する
    プリンタに出力する制御部とを有するプリンタ制御装置
    とを備えたシステムに於いて、 前記各プリンタ毎に未処理の印刷データ及びオーバレイ
    データを出力し終わるまでの時間を管理する負荷管理手
    段と、 印刷要求が発生することにより、前記各プリンタの中か
    ら、未処理の印刷データ及びオーバレイデータを出力し
    終わるまでの時間が最も短いプリンタを選択するプリン
    タ選択手段と、 該プリンタ選択手段が選択したプリンタに対応する前記
    スプールファイルに、前記印刷要求によって印刷するこ
    とが要求された印刷データを格納する転送手段とを備え
    たことを特徴とする プリンタ負荷分散方式。
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JP3106518B2 (ja) * 1991-01-31 2000-11-06 富士ゼロックス株式会社 プリントシステムおよび情報処理装置

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JPH07253860A (ja) 1995-10-03

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