JP2773538B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2773538B2
JP2773538B2 JP4107357A JP10735792A JP2773538B2 JP 2773538 B2 JP2773538 B2 JP 2773538B2 JP 4107357 A JP4107357 A JP 4107357A JP 10735792 A JP10735792 A JP 10735792A JP 2773538 B2 JP2773538 B2 JP 2773538B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響機器、映像機器な
どの電子機器に関し、故障の原因などを容易に分析でき
る電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音響機器、映像機器、特に多数の
動作モードを有する電子機器は、故障になった際に、そ
の原因を分析する場合の特別な構成はなく、異常状態に
なった電子機器を再動作させ、その異常状態、故障を再
現させて、異常状態の原因、故障の原因を把握するもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来電子機器では、どのような動作状態で故障、異常状態
が発生したか即座に分からないため、その原因を把握す
るのが困難であった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、故障、異常状態が発生した際にその原因を容
易に把握できる電子機器を簡単な構成で提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、カセットデッキ、ディスクプレーヤ等の
機器と、この機器の動作状態を検出するセンサ群と、こ
のセンサ群の検出結果に基づき上記機器の動作状態を判
定する動作状態判定手段と、この動作状態判定手段で判
定された上記機器の複数の異なる時点における動作状態
を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されたデー
タを読出す読出し手段とを具備したことを特徴とするも
のである。
【0006】また本発明の第2の発明は、記憶手段から
読出されたデータを表示する表示手段を具備したことを
特徴とするものである。
【0007】また、本発明の第3の発明は、機器の異常
動作、故障などの異常状態を検出する異常検出手段と、
この異常検出手段により異常状態が検出された際に、記
憶手段への動作状態の書込みを禁止する禁止手段を具備
したことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の第4の発明は、カセットデ
ッキ、ディスクプレーヤ等の機器と、この機器の状態を
検出するセンサ群と、このセンサ群の検出結果に基づき
上記機器の動作状態を判定するとともに上記センサ群の
状態を判定する状態判定手段と、この状態判定手段で判
定された上記機器の複数の異なる時点における動作状態
及び上記センサ群の状態を記憶する記憶手段と、上記記
憶手段に記憶されたデータを読出して表示する表示手段
とを具備したことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の第5の発明は、機器の異常
動作、故障などの異常状態を検出する異常検出手段を具
備し、この異常検出手段により異常状態が検出された際
に、センサ群の状態を記憶手段へ記憶させることを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】本発明は上記のような構成であり、本発明の第
1の発明では、カセットデッキ、ディスクプレーヤ等の
機器の複数の異なる時点における動作状態が順次記憶手
段に記憶されるため、この記憶内容を読出すことによ
り、機器がどのような動作を経過して故障、異常状態に
なったかが容易に把握でき、機器の故障の原因分析、検
証に有効である。
【0011】また、本発明の第2の発明では、記憶手段
に記憶された動作状態を示すデータを表示手段に表示で
き、機器が故障などになった場合に、どのような動作状
態で故障が生じたかを表示手段に表示された内容により
容易に把握できる。
【0012】また、本発明の第3の発明によれば、機器
の動作状態が順次記憶手段に記憶されるとともに、機器
が故障した場合には、記憶手段への動作状態データの書
込みを禁止する。このため、少ない記憶容量の記憶手段
を使用しながら、機器の故障、異常状態を容易に把握で
きるものである。
【0013】また、本発明の第4の発明では、カセット
デッキ、ディスクプレーヤ等の機器の複数の動作状態
と、この動作状態を検出するセンサ群の複数の状態とを
記憶手段に記憶させるため、故障などが発生した際に、
どのように動作状態、センサ状態を経過して故障が発生
したかより詳細に原因分析、検証を行うことができるも
のである
【0014】また、本発明の第5の発明では、機器が故
障した際にセンサ群の状態を記憶手段に記憶させるた
め、少ない記憶容量で故障などの分析を容易に把握でき
る。
【0015】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面ととも
に説明する。本実施例は、カセットデッキとラジオ受信
機とを一体化した車載用音響装置の例である。図1は本
実施例の車載用音響装置の前面を示している。図1にお
いて、1は音響装置の本体、2はカセットを挿入するカ
セット挿入口、3は受信周波数、受信バンドなどを表示
する表示装置であり、この表示装置3は、受信周波数を
表示する表示セグメント3a、プリセットチャンネル番
号を表示する表示セグメント3b、カセットデッキ使用
時にテープの走行方向を表示する表示セグメント3c、
受信バンドを表示する表示セグメント3dなどからな
る。4は電源スイッチと音量調整用ボリューム用の操作
釦、5は音質調整用の操作釦、6はラジオ受信機のプリ
セット選局釦であり、このプリセット選局釦6には
「1」〜「6」のプリセットチャンネル番号が表示され
ている。7はカセットデッキの早送り(FF)、早戻し
(REW)等を行うために操作する制御釦、8はバンド
切換えなどを行う操作釦である。
【0016】図2は上記実施例の電気系を示している。
図2において、9は本体1に内蔵されたカセットデッ
キ、10はカセット挿入口2から挿入されたカセット1
1を移送するローディング機構、12はローディング機
構10によって再生位置まで移送されたカセット11内
のリールを駆動してテープを走行させテープに録音され
た音響信号などを再生するプレーヤ機構、13は上記プ
レーヤ機構12を駆動するモータ、プレーヤ機構12の
動作モードを切換えるためのモータ等からなるアクチュ
エータ群、14はカセット挿入口2に挿入されたカセッ
ト11によって駆動されてオンするローディングスイッ
チ、ローディング機構10によって再生位置まで移送さ
れたカセットによってオンするカセット検知スイッチ、
プレーヤ機構12内の2個のリール台の回転の有無をそ
れぞれ検出する回転検出センサ、プレーヤ機構12の反
転動作に連動して駆動されカセットのA面再生、B面再
生に応じてオン、オフする再生面検出スイッチなどから
なるセンサ群である。上記回転検出センサは、例えばリ
ール台に一定角度毎に反射板を設け、発光ダイオードか
らの光を上記反射板で反射させ、この反射光を受光素子
で受光する構成のものを使用する。この回転検出センサ
によれば、リール台が回転していれば受光素子からは所
定周期のパルス信号が出力され、リール台が回転してい
なければパルスが出力されないため、リール台の回転の
有無を検出することができる。15は本体1内に内蔵さ
れたラジオ受信回路、16は上記カセットデッキ9、ラ
ジオ受信回路15を制御する制御回路であり、この制御
回路16はマイクロコンピュータ等から構成されてい
る。17は図1における操作釦4,5,6,7,8など
からなるキー入力部、18は各種データを記憶する不揮
発性メモリであり、この不揮発性メモリ18には、コー
ド入力式の盗難防止装置の暗唱コードも記憶されてい
る。3は前記表示装置である。19は操作釦4,5,
6,7,8などのキー入力を判定するキー判定手段、2
0はカセットデッキ9のセンサ群14の各種センサの出
力に基づいてカセットデッキ9の動作モード及びセンサ
群14のセンサの正常、異常を検知する状態検出手段、
21はラジオ受信回路15に動作指令を与えるラジオ制
御手段、22は不揮発性メモリ18にデータを書込む書
込手段、23は不揮発性メモリ18からデータを読出す
読出し手段、24は表示装置3を制御する表示制御手
段、25はキー判定手段19、状態検出手段20からの
信号に基づいてカセットデッキ9のアクチュエータ群1
3に動作指令を与えたり、キー入力手段17からのキー
入力に基づいてラジオ制御手段21に制御信号を供給し
たり、書込手段22、読出し手段23、表示制御手段2
4に制御信号を供給する中央処理手段である。26は所
定の時間を計時するタイマである。
【0017】本実施例の特徴は、カセットデッキ9の現
在の動作モードを示すデータ、及び現在の動作モードの
直前の動作モードを示すデータを不揮発性メモリ18に
書込み、カセットデッキ9に異常状態、故障などが生じ
た際には、不揮発性メモリ18へのデータの書込みを禁
止し、カセットデッキ9の異常状態、故障時の動作モー
ドを不揮発性メモリ18に記憶保持させ、必要に応じて
不揮発性メモリ18に書込んだデータを読出すことによ
り、カセットデッキ9の異常状態、故障の原因分析を可
能とする点にある。
【0018】図3は、上記実施例の動作フローを示して
いる。カセット挿入口2にカセット11を挿入すると、
挿入されたカセット11によってセンサ群14の1つの
センサであるローディングスイッチがオンする。このロ
ーディングスイッチのオンによって制御回路16の状態
検出手段20がローディングモードを検出する。中央処
理手段25は状態検出手段20でローディングモードが
検出されるとアクチュエータ群の1つであるローディン
グ用モータに回転開始指令を出す。このためローディン
グ用モータが回転し、挿入されたカセット11はローデ
ィング機構10によって移送される(ステップa)。ま
た状態検出手段20によってローディングモードが検出
されると、中央処理手段25から書込手段22に書込み
指令が出力され、図4(A)に示すように不揮発性メモ
リ18のメモリ領域Bにローディングモードを示すデー
タ(0,0,0,1)が書込まれる(ステップb)。ス
テップcはローディングスイッチがオンしてからタイマ
26で所定時間が計時される間にカセット11のローデ
ィング動作が完了したか判定するステップであり、この
ステップcの判定は、ローディング機構10の動作開始
時から所定時間内にカセット検知スイッチがオンしたか
否かを判定することにより行われる。ステップcでロー
ディングが完了したと判定されるとテープたるみ除去動
作に移行し、図4(B)に示すように不揮発性メモリ1
8のメモリ領域Bに記憶されているローディングモード
データをメモリ領域Aに移し、メモリ領域Bにたるみ除
去動作モードを示すデータ(0,0,1,0)を書込む
(ステップd)。このテープたるみ除去動作はプレイモ
ードと同様にカセット内の一方のリールを回転駆動させ
ることにより行うものである。このたるみ除去動作時に
は各リール台の回転の有無を回転検出センサで検出し、
リール台の一方のみの回転が検出された場合にはカセッ
ト内のテープがたるんでいる状態であると判定し、また
両方のリール台の回転が検出された場合にはテープのた
るみが除去された状態と判定し、両リール台の回転が検
出されるとテープのたるみ除去動作が完了したと判定さ
れる(ステップe)。テープのたるみ除去動作が完了す
るとプレイモードに移行し、再生動作が開始される(ス
テップf)。ステップgでは、図4(C)に示すように
メモリ領域Bのたるみ除去動作モードデータ(0,0,
1,0)をメモリ領域Aに移し、メモリ領域Bにプレイ
モードを示すデータ(0,0,1,1)を書込む。次
に、ステップhでカセットデッキ9のセンサ群14を構
成する各センサが異常か否か判定する。具体的には前記
ローディングスイッチがローディング終了にもかかわら
ずオンとなっているか否か、カセット11が再生位置に
セットされたことを検出するカセット検知スイッチが、
カセットが再生位置にセットされているにもかかわらず
オフとなっているか否か、プレイ状態にもかかわらず2
つのリール台の各回転を検出する2つの回転検出センサ
の少なくとも一方から所定周期のパルス信号が出力され
ていないか否かを判定するものである。ステップhでセ
ンサの異常がないと判定されるとステップiに進み、キ
ー入力部17を構成する複数のキーの内イジェクトキー
がオンになったか否かを判定する。ここでイジェクトキ
ーがオンされたと判定されるとステップjで不揮発性メ
モリ領域Bに記憶されていたデータをメモリ領域Aに移
し、メモリ領域Bにイジェクトモードを示すデータを書
込む。次にカセットのイジェクト動作を実行し(ステッ
プk)、本処理を終了する。
【0019】一方、ステップiでイジェクトキーのオン
が判定されない場合にはキー入力部17の早送り(F
F)キー、早戻し(REW)キー等の他のキーがオンさ
れたか否か判定され(ステップl)、他のキーがオンさ
れたと判定されるとステップlでオンされたキーに該当
する処理、例えばFFキーがオンされた場合にはテープ
を早送りする処理が実行され、また早戻しキーがオンさ
れた場合にはテープを早戻しする動作が実行される(ス
テップm)。次にステップnで不揮発性メモリ18のメ
モリ領域Bに記憶されているデータをメモリ領域Aに移
し、ステップmで実行されているモードを示すデータを
メモリ領域Bに書込む。次にステップoで現在実行中の
動作が異常か否か判定され異常でないと判定されるとス
テップhに戻る。
【0020】ステップcで所定時間内にローディング動
作が終了しないと判定された場合、ステップeでたるみ
除去動作が完了しないと判定された場合、ステップhで
センサが異常と判定された場合、ステップoで動作異常
と判定された場合には、ステップpに進み全センサの状
態を不揮発性メモリ18のメモリ領域Cにメモリする。
図4(D)はたるみ除去モードの後にプレイ動作に移行
し、このプレイ動作時に異常状態になり、テープを走行
させるためのモータが回転していないことを示すデータ
をメモリ領域Cに書込んだ例を示している。ステップq
で不揮発性メモリ18の書込みを禁止し、ステップrで
カセットのイジェクト動作を実行して本処理を終了す
る。
【0021】以上のように本実施例によれば、動作モー
ドが変更になった場合、変更直前の動作モードを示すデ
ータと、変更された動作モードを示すデータとを不揮発
性メモリ18に書込み、また動作異常状態、故障など不
正常な動作状態になった場合には、センサの状態を不揮
発性メモリ18に書込み、さらに不揮発性メモリ18へ
の書込みを禁止するものであり、異常状態の発生、故障
発生の前後の状況が不揮発性メモリ18に保持されるも
のである。
【0022】図5は不揮発性メモリ18に書き込まれた
データを読出し、この読出したデータを表示装置3に表
示させる処理を示している。図5においてステップaで
メモリ呼出し操作がされたか否か判定される。このメモ
リ呼出し操作は、例えば予め決められた2つのプリセッ
ト選局釦6を同時に操作することにより行われる。ステ
ップaでメモリ呼出し操作が判定されると、ステップb
に進み、表示装置3内の2つのテープ走行方向表示素子
3cを同時に点滅させ、メモリ呼出しモード中であるこ
とを表示する。次にステップcでプリセット選局釦の
「1」がオンされたか判定され、イエスと判定されると
不揮発性メモリ18のメモリ領域Aのデータが読出さ
れ、周波数表示セグメント3a、プリセットチャンネル
表示セグメント3bに表示される(ステップd)。次に
ステップeに進みプリセット選局釦の「2」がオンされ
たか否か判定され、イエスと判定されるとステップfで
メモリ領域Bのデータが読出され、このメモリ領域Bの
データが、ステップdの表示に使用されたと同様の表示
セグメント3c、3bに表示される。同様にステップg
でプリセット選局釦「3」のオンが判定されるとメモリ
領域Cのデータが読出され同様に表示セグメントに表示
される(ステップh)。ステップiは不揮発性メモリを
リセットさせるメモリリセット操作が行われたか否かを
判定するステップであり、このメモリリセット操作は所
定の操作釦を操作することにより行われる。なお、ステ
ップc,e,g,iでノーと判定されるとステップcに
戻るものである。ステップiでメモリリセット操作が行
われたと判定されると、不揮発性メモリ18をリセット
する。ステップjはテープ走行方向表示セグメント3c
を点灯させることにより、メモリリセットが完了したこ
とを表示するステップ、ステップkは所定の2つのプリ
セット選局釦が同時に押されたか否かを判定するステッ
プであり、このステップkでイエスと判定されるとステ
ップlに進み表示装置3の表示をクリアし、かつメモリ
呼出しモードを解除し、本処理を終了する。以上のよう
にプリセット選局釦「1」を操作することによりメモリ
領域Aに記憶されていたデータ、すなわちカセットデッ
キ9が故障、異常状態になったモードの直前のモードを
示すデータが表示装置3に表示されるため、故障、異常
状態前のモードが分かり、またプリセット選局釦「2」
を操作することにより、メモリ領域Bに記憶されていた
データ、すなわち故障、異常状態が発生した時点のモー
ドを示すデータが表示装置3に表示されるため、この表
示データから故障、異常状態がどのモードで発生したか
把握でき、またプリセット選局釦「3」を操作すること
によりセンサの状態を示すデータを表示することができ
る。このようにカセットデッキが故障、異常状態になっ
た場合に、どのモードからどのモードに移行した後に故
障、異常状態が発生し、その際のセンサの状態がどうで
あったかが把握できるものであり、故障、異常状態が発
生した原因を容易に把握できるものである。
【0023】なお、上記実施例では、メモリとして不揮
発性メモリ18を使用しているが、常時自動車のバッテ
リから電源が供給される揮発性メモリ18を使用しても
よいものである。また、上記実施例ではカセットデッキ
の故障分析を対象としているが、ディスクプレーヤ、デ
ィスクチェンジャー等の電子機器を対象としてもよいも
のである。また、上記実施例では、メモリに異常発生時
のモードとその直前のモードとを記憶させるようにして
いるが、異常発生時、故障発生時の動作モードのみをメ
モリに記憶させるようにしてもよく、またメモリ容量が
大きい場合には現在モードに至る2以上のモードを順次
メモリさせるようにしてもよいものである。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、本
発明の第1の発明によれば、カセットデッキ、ディスク
プレーヤ等の機器の複数の異なる時点における動作状態
が順次記憶手段に記憶されるため、この記憶内容を読出
すことにより、機器がどのような動作を経過して故障、
異常状態になったかが容易に把握できるものである。
【0025】また、本発明の第2の発明によれば、記憶
手段に記憶された機器の動作状態を示すデータを表示手
段に表示されるため、機器が故障などになった場合に、
どのような動作状態で故障が生じたかを表示手段に表示
された内容により容易に把握できる。
【0026】また、本発明の第3の発明によれば、機器
の動作状態が順次記憶手段に記憶されるとともに、機器
が故障した場合には、記憶手段への動作状態データの書
込みを禁止するため、少ない記憶容量の記憶手段を使用
しながら、機器の故障、異常状態を容易に把握できるも
のである。
【0027】また、本発明の第4の発明によれば、カセ
ットデッキ、ディスクプレーヤ等の機器の動作状態と、
この動作状態を検出するセンサ群の状態とを記憶手段に
記憶させるため、故障などが発生した際に、どのような
動作状態で、かつセンサ群がどのような状態になってい
た際に故障などが発生したかを容易に把握でき、故障原
因の分析がさらに容易に行える。
【0028】また、本発明の第5の発明によれば、機器
が故障した際にセンサ群の状態を記憶手段に記憶させる
ため、少ない記憶容量で故障などの分析を容易に把握で
きる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電子機器の正面
【図2】同実施例の電子機器のブロック図
【図3】同実施例の動作フロー
【図4】同実施例の不揮発性メモリの記憶状態を示す図
【図5】同実施例のメモリ呼出し動作フロー
【符号の説明】
1 本体 2 カセット挿入口 3 表示装置 4、5 操作釦 6 プリセット選局釦 7,8 操作釦 9 カセットデッキ 10 ローディング機構 11 カセット 12 プレーヤ機構 13 アクチュエータ群 14 センサ群 16 制御回路 17 キー入力部 18 不揮発性メモリ 19 キー判定手段 20 状態検出手段 22 書込み手段 23 読出し手段 24 表示制御手段 25 中央中央処理手段 26 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−65492(JP,A) 特開 昭63−277982(JP,A) 実開 平3−98800(JP,U) 実開 平2−65492(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 33/10 601 G11B 33/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットデッキ、ディスクプレーヤ等の
    機器と、この機器の動作状態を検出するセンサ群と、こ
    のセンサ群の検出結果に基づき上記機器の動作状態を判
    定する動作状態判定手段と、この動作状態判定手段で判
    定された上記機器の複数の異なる時点における動作状態
    を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されたデー
    タを読出す読出し手段とを具備してなる電子機器。
  2. 【請求項2】 記憶手段から読出されたデータを表示す
    る表示手段を具備してなる請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 カセットデッキ、ディスクプレーヤ等の
    機器の表示手段を、記憶手段から読出されたデータを表
    示する表示手段とした請求項2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 機器の異常動作、故障などの異常状態を
    検出する異常検出手段と、この異常検出手段により異常
    状態が検出された際に、記憶手段への動作状態の書込み
    を禁止する禁止手段を具備してなる請求項1記載の電子
    機器。
  5. 【請求項5】 機器の現在の動作状態を示すデータを記
    憶する第1のメモリと、上記機器の現在の動作状態以前
    の動作状態を示すデータを記憶する第2のメモリとを具
    備してなる請求項1記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 カセットデッキ、ディスクプレーヤ等の
    機器と、この機器の状態を検出するセンサ群と、このセ
    ンサ群の検出結果に基づき上記機器の動作状態を判定す
    るとともに上記センサ群の状態を判定する状態判定手段
    と、この状態判定手段で判定された上記機器の複数の異
    なる時点における動作状態及び上記センサ群の状態を記
    憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されたデータを
    読出して表示する表示手段とを具備してなる電子機器。
  7. 【請求項7】 機器の異常動作、故障などの異常状態を
    検出する異常検出手段を具備し、この異常検出手段によ
    り異常状態が検出された際に、センサ群の状態を記憶手
    段へ記憶させることを特徴とする請求項6記載の電子機
    器。
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