JP3098800U - 再封性包装容器 - Google Patents

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JP3098800U
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JP2003003761U
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Inventor
高津 吉男
Original Assignee
株式会社高津久本店
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Abstract

【課題】任意の大きさの開口部を設けることができ、開閉操作も容易で粘着剤層が蓋の内面に露出しないようにした再封性包装容器を提供することである。
【解決手段】容器本体20とそのフランジにヒートシールされた蓋10より成り、前記蓋10の基材11には、貫通切り目14aによって区画される開口部14が形成され、この基材11には粘着剤層を介して剥離フイルム12が積層され、前記開口部14の周辺に沿って剥離フイルム12を貫通する切り目線12aが設けられ、タブ12bを引き上げることによって、前記切り目線12aで区画される開封部12cが引き上げられると共に開口部14が引き上げられ、蓋10に開口が形成される。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【考案の技術分野】
この考案は、開封後も再封緘可能な包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、開口部に合成樹脂製のファスナ(例えば商品名ジップロック)を取り付け、何度も開閉可能にした包装袋が普及している。一方、合成樹脂成形容器の蓋の場合、嵌合蓋であれば再封緘可能であるが、構造が複雑でコスト的に高くなる問題がある。また密封性も悪く、内容物によっては早期に変質する問題がある。
【0003】
【考案の課題】
そのため、予め開口部を設けた蓋を容器のフランジにヒートシールし、この開口部に粘着剤層を設けたラベルを貼り付け、ラベルを剥離することによって開口部が開き、再びラベルを貼り付けると開口部が閉じられるようにした再封性容器が提案されている。しかしながら、この蓋では、開口部をあまり大きくとることができず、また内容物が粘着剤層に接触するため、用途が限定される問題があり、さらに薄い柔軟性のあるフイルムで形成されたラベルを何回も開閉するとカールしてしまい、開閉操作に支障をきたすなど、種々の問題が生じていた。
【0004】
そこで、この考案の課題は、任意の大きさの開口部を設けることができ、開閉操作も容易で粘着剤層が蓋の内面に露出しないようにした再封性包装容器を提供することである。
【0005】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、容器本体とそのフランジにヒートシールされた蓋より成る包装容器において、前記蓋を基材とその外面のほぼ全面に粘着剤層を介して積層した剥離フイルムによって形成し、前記基材に貫通切り目によって区画される開口部を設け、この開口部の周辺に対応して前記剥離フイルムを貫通する切り目線によって区画される開封部を設けた構成を採用したのである。
【0006】
前記剥離フイルムの開封部の一辺に、タブを設けおくのが好ましい。このタブに対応する部分の粘着剤層を欠除しておくのがよい。
【0007】
【実施の形態】
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。まず、包装容器の蓋について、図1乃至図4を参照して説明する。図1に示すように、蓋10は、基材11と、基材11の上面に粘着剤層13を介して積層された剥離フイルム12より成る。そして、前記基材11には、基材11を貫通する切り目14aによって区画される開口部14が設けられている。即ち、開口部14は、基材11自体から切り離された部分であり、基材11の一部分から成る。
【0008】
前記剥離フイルム12には、図2及び図3に示すように、開口部14の外周近辺に沿ってほぼU字形の貫通切り目線12aが形成されている。この切り目線の両端は、図2のように内側にフック上に屈曲させておくのがよい。そして切り目線12aの一辺は、タブ12bを区画するように逆U字状に突出させてある。前記粘着剤層13は、この剥離フイルム12のほぼ全面に設けられているが、前記タブ12bの突出部には粘着剤層13のない部分13aが設けられている。従ってタブ12bの部分は、手指で容易に引き起こすことができる。そして剥離フイルム12に設けられた切り目線12aに沿って、剥離フイルム12の一部分即ち開封部12cを基材11から剥離できるようになっている。
【0009】
前記基材11は、図4に示すように、合成樹脂フイルム、紙、アルミニウムなどの金属箔の単体または複合体から成るベースフイルム11aにヒートシール層11bを設けたものである。なお、ベースフイルム11aにヒートシール性があればヒートシール層11bを省略することができる。
【0010】
図5は包装容器を示す。図示のように、容器本体20は、底壁21とその周縁から起ち上る側壁22を有し、側壁22の上端外周にはフランジ23が設けられている。このフランジ23に前記蓋10がヒートシール層11bによって熱封緘される。
【0011】
蓋10を開封する場合には、図6に示すように、粘着剤層13のない部分13aに設けられた剥離用タブ12bを持って引き上げると、当初は開口部14近辺の切り目線12a内側の開封部12cに設けられた粘着剤層13が基材11から剥離するが、切り目14aの個所に到ると、開口部14が剥離フイルム12の開封部12cに付着したまま引き上げられ、蓋10に切り目14aで区画された開口が形成される。再封する場合には、開口部14周辺の開封部12cの粘着剤層13を基材11に押圧するようにして切り目14aを開口部14で封鎖すればよい。
【0012】
図1の蓋10では、粘着剤層13のない部分13aを形成したが、必ずしも形成しなくてもよい。例えば図7に示すように、剥離フイルム12に設ける切り目線12aの突出部即ちタブ12bを比較的大きく形成して、蓋10を容器本体20にヒートシールした際、容器本体20のフランジ23に達するようにしておくと、フランジ23に(蓋10と共に)切り欠き24を設けることによってタブ12bの端面が露出するので、比較的容易に剥離フイルム12をタブ12bの部分から剥離して行くことができる。
【0013】
この考案の包装容器を製造する場合には、蓋10を連続した積層シートとして予め用意しておき、ハーフカットの手法で切り目線12a及び貫通切り目14aを形成した後、蓋10の形状に連続して打ち抜き、別のラインで容器本体20に内容物を充填しながら一個ずつ連続して供給し、前記蓋10を容器本体20のフランジ23に載せてヒートシールする工程をインラインで行なえばよい。
【0014】
なお、容器本体20は、合成樹脂シートを真空または圧空成形で形成した通常の使い捨て容器でよい。その平面形状は、四角形等の多角形、円形、楕円形などいずれでもよい。
【0015】
【考案の効果】
この考案によれば、以上のように、蓋に開口部を区画する貫通切り目を形成し、この開口部及びその周辺を粘着剤層を介して剥離フイルムに設けた開封部によって被覆したので、内容物を包装した状態では、蓋に設けた切り目も剥離フイルムで被われ、密封性が極めて高くかつ内容物も粘着剤層に接触せず、剥離フイルムの開封部を引き上げることによって、開口部が開かれ内容物を取り出すことができ、また剥離フイルムの開封部に蓋の一部をなす開口部が付着しているので、剥離フイルムがカールするようなことがなく、そのまま開封部を蓋に接着すると再封することができ、開封及び封緘を繰り返し行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の包装容器に用いる蓋の縦断面図
【図2】蓋の表面図
【図3】蓋の裏面図
【図4】蓋の基材を示す縦断面図
【図5】包装容器の縦断面図
【図6】包装容器の開封状態を示す縦断面図
【図7】この考案の他の実施形態を示す平面図
【符号の説明】
10  蓋
11  基材
11a ベースフイルム
11b ヒートシール層
12  剥離フイルム
12a 切り目線
12b タブ
12c 剥離フイルムの開封部
13  粘着剤層
13a 粘着剤層のない部分
14  開口部
14a 貫通切り目
20  容器本体
21  底壁
22  側壁
23  フランジ
24  切り欠き

Claims (3)

  1. 容器本体とそのフランジにヒートシールされた蓋より成る容器において、前記蓋は基材とその外面のほぼ全面に粘着剤層を介して積層された剥離フィルムより成り、前記基材に貫通切り目によって区画される開口部を設け、この開口部の周辺に対応して前記剥離フィルムを貫通する切り目線によって区画される開封部を設けたことを特徴とする再封性包装容器。
  2. 前記剥離フイルムの開封部の一辺に、タブを設けた請求項1に記載の再封性包装容器。
  3. 前記タブに対応する部分に粘着剤層のない部分を設けた請求項1または2に記載の再封性包装容器。
JP2003003761U 2003-06-25 2003-06-25 再封性包装容器 Expired - Lifetime JP3098800U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05303879A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器

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