JP2772495B2 - 容量測定装置 - Google Patents

容量測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,複数の電極と1つの
共通電極との間のそれぞれの容量を同時に測定する場合
に利用される容量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MIS構造の半導体のプロセスを評価す
る方法の1つとして,C−V測定による評価方法が用い
られている。従来のC−V測定では,半導体基板上の酸
化膜の表面上に電気測定用の電極を形成する必要があっ
たが,電極形成のプロセスは,半導体ウエハの電気特性
自体に影響を与えるばかりでなく。電極形成そのものに
手間と時間がかかるという問題があった。。そこで,本
出願人は,半導体ウエハの表面上に電極を形成すること
なく,C−V測定やC−t法などの電気特性評価を行な
うことのできる半導体ウエハの電気測定装置を開発し
た。図1は,本出願人が開発した半導体の電気測定装置
の概要を示す概念図である。図の(a)において,半導
体基板101の表面上には酸化膜102が形成されてお
り,裏面上には電極202が形成されている。酸化膜1
02の上方には,ギャップGeを隔てて測定用電極20
1が電極保持ユニット300によって保持されている。
酸化膜102と測定用電極201とのギャップGeは,
後述するように,約1μm以下になるように電極保持ユ
ニット300によって制御されている。
【0003】2つの電極201,202の間の静電容量
Ctは,図の(b)に示すように,半導体基板101の
静電容量Csと,酸化膜102の静電容量Ciと,ギャ
ップGeの静電容量Cgとの直列接続で表わされる。C
−V曲線は,半導体基板101の容量Csと,酸化膜1
02の容量Ciとの合成容量Ctaの電圧依存性であ
る。ギャップGeの値は,電極保持ユニット300によ
って正確に測定され,このギャップGeの値に基づいて
ギャップの静電容量Cgが計算により求められる。合成
容量Ctは測定部400で測定され,この合成容量Ct
からギャップの静電容量Cgを減算して容量Ctaを求
めることによりC−V曲線が決定される。
【0004】ところで,上述の装置を用いて半導体の電
気測定を行なう場合に,測定用電極201と半導体ウエ
ハ表面との間が平行でないと,ギャップGeの静電容量
Cgの値がギャップGeに基づく計算値からずれてしま
い,電気測定を正確に行なう上で望ましくない。そこ
で,電気測定装置には,測定用電極(もしくはその保持
面)と半導体ウエハ表面との間の平行度を正確に調整す
る装置を備えておくことが望ましい。
【0005】そこで本出願人は,測定用電極を保持する
電極保持面に平行度調整用電極を複数個設け,各平行度
調整用電極と半導体ウエハとの間の容量が互いに等しく
なるように電極保持面と半導体ウエハとの傾きを調整す
ることによって,これらの平行度を調整する方法を開発
した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】容量の測定装置は,ブ
リッジを用いるものが一般的である。しかし,ブリッジ
を用いて複数の平行度調整用電極と半導体ウエハとの間
の容量をそれぞれ測定しようとすると,半導体ウエハに
接続する端子(図1の例では電極202に接続される端
子)が各平行度調整用電極のブリッジに共通に使用され
るので,各平行度調整用電極の容量の測定値が互いに影
響してしまうという問題があった。この問題は,複数の
電極と1つの共通電極との間の容量値を同時に測定する
場合に共通する問題であり、被測定対象物が半導体ウエ
ハ以外の場合にも生じる問題であった。この発明は,上
述の課題を解決するためになされたものであり,複数の
電極と1つの共通電極との間の容量値(もしくは容量値
に依存する測定値)を,互いの測定値に影響されること
なく求めることができる容量測定装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め,この発明の容量測定装置は,被測定対象物の被測定
容量の容量値に依存する測定値を求めるための容量測定
装置であって,一方の電極が接地側に接続された被測定
容量の他方の電極に接続される第1の入力端子と,正弦
波形を有する電源信号が入力される第2の入力端子と,
前記第1と第2の入力端子との間に介挿された抵抗要素
と,前記第1の入力端子に現われる測定信号所定の位
相区間において、前記第2の入力端子に入力された前記
電源信号を積分することによって前記被測定容量の容量
値に依存する測定値を求める積分手段と,を備える。
【0008】
【作用】被測定容量は,その一方が接地側に接続され,
他方が第1の入力端子に接続されるモード(いわゆるシ
ングルエンドモード)で測定できる。したがって,複数
の被測定容量の容量値に依存する測定値をそれぞれ測定
する場合に,被測定容量の接地側の端子を共通電極とす
れば,互いの測定値に影響されること無く測定を行なう
ことができる。また,検出積分手段は,測定信号の所定
の位相区間において電源信号を積分することによって容
量値に応じた測定値を求めるので,測定信号のノイズ成
分に影響されること無く精度よく測定値を求めることが
できる。
【0009】
【実施例】A.装置の構成 図2は,この発明の実施例としての電気測定装置MDの
構成を示す図である。この電気測定装置MDは,半導体
ウエハ100を載置する試料台7と,試料台7の上方に
設置された断面台形状の架台3とを備えている。
【0010】架台3には,レーザ発振器5と,プリズム
41と,受光センサ6とで構成される光学系が設置され
ている。架台3の下部にある2つの斜面は,互いになす
角度が90゜となるように形成されており,架台3の底
面にはプリズム41が固定されている。また,架台3の
一方の斜面の端部にはGaAlAsレーザなどのレーザ
発振器5が固定され,他方の斜面の端部にはフォトダイ
オードなどの受光センサ6が固定されている。
【0011】半導体ウエハ100の電気測定を行なう際
には,プリズムの底面41aと半導体ウエハ100の表
面とのギャップが約1μm以下に保たれる。レーザ発振
器5とプリズム41と受光センサ6とで構成される光学
系は,このギャップを精密に測定するための光学測定系
である。この光学測定系は,レーザ発振器5から発振さ
れたレーザ光がプリズム41の底面41aで幾何学的な
全反射条件で反射する際の,レーザ光のトンネリング現
象を利用しており,受光センサ6と光量測定器12で測
定される光量に基づいてギャップの値を測定している。
ただし,ここではその詳細は省略する。
【0012】プリズム41は,ほうけい酸塩ガラス(B
K7)でつくられており,その底面41aには後述する
測定用電極201と平行度調整用電極111〜113と
が形成されている。また,プリズム41の底面41a
は,半導体ウエハ100を載置する試料台7の表面と平
行な平面(xy平面)にほぼ平行に設置されている。プ
リズム41は,その入射面41bと出射面41cとが互
いに90゜をなすように形成されており,また,これら
の面41b,41cが底面41aとなす角度はそれぞれ
45゜である。プリズム41の下方には,微小なギャッ
プを介して半導体ウエハ100が試料台7上に保持され
ており,半導体ウエハ100の表面がプリズム41の底
面41aとほぼ平行になるように設定されている。
【0013】試料台7は,xyテーブル31の上に立設
された3台の圧電アクチュエータ21〜23に支持され
ている。xyテーブル31は,x軸駆動モータ32xと
y軸駆動モータ32yとにそれぞれ駆動されてxy平面
上を移動する。また,xyテーブル31は,基台33の
上に立設された垂直コラム34によって支持されてお
り,z軸駆動モータ32zによって駆動されてz軸方向
に移動する。圧電アクチュエータ21〜23には位置制
御装置11が接続されており,また,受光センサ6には
光量測定器12が,プリズム41の底面41aの各電極
と金属製の試料台7にはLCRメータ13が接続されて
いる。LCRメータ13は,各電極と試料台7との間の
容量やコンダクタンスを測定する機器である。
【0014】位置制御装置11と光量測定器12とLC
Rメータ13とは,ホストコントローラ14に接続され
ており,このホストコントローラ14によって測定装置
全体の制御や,得られたデータの処理が行なわれる。な
お,ホストコントローラ14としては,例えばパーソナ
ルコンピュータが用いられる。試料台7をプリズム41
に近づける場合には,まずz軸駆動モータ32zによっ
て試料台7を上昇させ,試料台7の表面が初期位置セン
サ35の高さにきたところでいったん停止する。その後
は,圧電アクチュエータ21〜23を用いて試料台7の
高さを微調節する。なお,圧電アクチュエータ21〜2
3とモータ32z,32y,32zとは,いずれも位置
制御装置11によって制御される。
【0015】図3は,この電気測定装置MDのプリズム
41の底面41aを示す図である。プリズム41の底面
41aには,電気測定用の電極201と,平行度調整用
の3つの電極111〜113が形成されている。また,
電極201,111〜113にはそれぞれ導線201
a,111a〜113aが接続されている。圧電アクチ
ュエータ21〜23は,図3に破線で示すように,各電
極111〜113の中心部の外側の位置にそれぞれ設置
されている。これらの圧電アクチュエータ21〜23
は,位置制御装置11によって互いに独立に駆動され,
これによって,試料台7の上に載置された半導体ウエハ
100の表面と測定用電極201の表面との平行度が調
整される。
【0016】平行度調整用電極111〜113は,等分
割されたリング状の形状をそれぞれ有している。これら
の電極の形状は,それぞれ円形としてもよいが,図3の
ように分割したリング状にすれば,より小さな領域内
に,より面積の大きな電極を形成することができるとい
う利点がある。
【0017】なお,プリズム41の底面41aは,この
発明における電極保持面に相当する。また,この発明に
おける平行度調整手段は,3つの圧電アクチュエータ2
1〜23と,位置制御装置11と,LCRメータ13
と,ホストコントローラ14とで実現されている。図1
における電極保持ユニット300は,圧電アクチュエー
タ21〜23と、架台3と、プリズム41と、レーザ発
振器5と、受光センサ6と、位置制御装置11と、光量
測定器12と、ホストコントローラ14とで実現されて
いる。
【0018】B.平行度調整用電極の等価回路 図4は,平行度調整用電極111〜113と,測定用電
極201と,半導体ウエハ100とを含む等価回路を示
す模式図である。図4の(a)は,平行度調整用電極1
11〜113(図中,S,T,Uの文字をそれぞれ記し
ている。)と半導体ウエハ100(図中,Wの文字を記
している。)との間の等価回路を示す。平行度調整用電
極111〜113と半導体ウエハ100との距離は非常
に短くなるように(約1μm以下に)調整されるので,
各電極111〜113と半導体ウエハ100とはそれぞ
れコンダクタンスGとキャパシタンスCとで結合されて
いると見なすことができる。
【0019】同様に,図4の(b)に示すように,測定
用電極201(図中,Mの文字を記している。)と半導
体ウエハ100との間もコンダクタンスGとキャパシタ
ンスCとで結合されていると見なすことができる。した
がって,測定用電極201と平行度調整用電極111〜
113との間の等価回路は,(a)の等価回路と(b)
の等価回路を半導体ウエハ100の部分で直列に接続し
た回路となる。図4の(c)は,測定用電極201と平
行度調整用電極111〜113との間の等価回路を示し
ている。すなわち,測定用電極201と平行度調整用電
極111〜113は,測定用電極201を中心として,
コンダクタンスGとキャパシタンスCとで結合されたY
形結線の対称負荷を構成している。
【0020】なお,各電極111,112,113,2
01の間の距離も例えば約1mmに設定されるので,こ
れらの電極は直接的にも(すなわち,半導体ウエハを介
さずに)電気的に結合されているが,これらの電気的結
合も図4(c)の等価回路で表わすことができる。
【0021】ところで,半導体ウエハのC−V測定に際
しては,平行度調整用電極111〜113の容量をLC
Rメータ13で測定し,それらの値が一致するように圧
電アクチュエータ21〜23を制御することによって,
半導体ウエハ100と測定用電極201との平行度が保
たれる。そして,測定用電極201を用いてC−V曲線
を測定する。
【0022】平行度調整のための容量測定とC−V曲線
を得るための容量測定とは,どちらも交流印加信号に対
する静電容量の特性を利用した測定である。したがっ
て,平行度調整用電極111〜113で容量を測定して
平行度を保ちつつ,測定用電極201でC−V曲線を測
定しようとすると,通常は平行度調整用電極111〜1
13に印加した交流信号が,上述のコンダクタンスGと
キャパシタンスCとを介して測定用電極201に外乱と
して加えられてしまう。したがって,正確なC−V測定
を行なうのは困難である。
【0023】一方,C−V測定の間に平行度の調整を行
なわないようにすれば,上述のような問題は生じない。
ところが,圧電アクチュエータ21〜23としてピエゾ
素子のように印加電圧に応じた伸縮特性を有する素子を
用いる場合には,C−V測定の間も平行度の調整を続け
ている必要がある。これは,ピエゾ素子では過渡現象が
無視できないため,印加電圧を一定にしてもサブミクロ
ン単位で素子が伸縮してしまうことがあるからである。
【0024】この実施例は,上述のような点を考慮し,
平行度調整用電極111〜113に交流信号を印加して
も測定用電極201に対する外乱とならないように工夫
したものである。図5に平行度調整用電極111〜11
3と交流電源130の基本的接続関係を示している。交
流電源130は,いわゆるY形結線の3相交流を発生す
る電源であり,等しい線間電圧を有し,かつ,それぞれ
の位相が120゜づつ異なる3つの交流信号を出力す
る。平行度調整用電極111〜113と測定用電極20
1も,図4の(c)に示すようにY形結線の負荷として
表わされる。そして,図5に示すように,交流電源13
0の各出力線が各平行度調整用電極111〜113に接
続される。
【0025】平行度調整用電極111〜113は同じ形
状を有しているので,平行度が保たれている場合には測
定用電極201と各平行度調整用電極111〜113と
の間のインピーダンスは等しくなり,これらの等価回路
は対称Y形負荷となる。したがって,図5のように結線
すれば,平行度が保たれている時には測定用電極201
の電位は交流電源130の中性点NPと同電位となる。
この結果,平行度調整用電極111〜113に印加され
る交流信号が測定用電極201に外乱として加えられる
ことが無い。
【0026】図6は,平行度調整用電極111〜113
と交流電源130の実際の接続関係を示す図である。3
相交流電源130の3つの送電線130a〜130cは
それぞれ抵抗Rを介して平行度調整用電極111〜11
3に接続されている。また,3相交流電源130の中性
点NPと,半導体ウエハの裏面の電極202(図1参
照)とは接地されている。
【0027】各平行度調整用電極111〜113に現わ
れる信号Sm1〜Sm3は,測定信号としてそれぞれ容
量メータ131〜133に与えられる。また,各送電線
130a〜130cの信号Sa1〜Sa3も,印加信号
としてそれぞれ容量メータ131〜133に与えられ
る。容量メータ131〜133は,これらの測定信号と
印加信号とに基づいて,各平行度調整用電極111〜1
13と半導体ウエハとの間の容量をそれぞれ測定する。
なお,各平行度調整用電極111〜113に接続されて
いる抵抗Rは,容量メータ131〜133の構成要素の
一部であるが,図5との対応関係を明確にするために,
容量メータとは別に描いている。また,3相交流電源1
30と容量メータ131〜133は,図2に示すLCR
メータ13の構成要素の一部である。
【0028】C.容量測定方法の概要 図7は,容量メータ131〜133における容量の測定
方法を説明するための概念図である。図7の(a)は,
1つの平行度調整用電極111と半導体ウエハとを示す
断面図である。前述したように,平行度調整用電極11
1と半導体ウエハの裏面の電極202との間の等価回路
は(すなわち平行度調整用電極111−エアギャップ−
酸化膜102−空乏層103−基板101−電極202
の間の等価回路は),図の(b)に示すように,平行度
調整用電極111と電極202との間に並列に接続され
たキャパシタンスCとコンダクタンスGとによって表わ
すことができる。
【0029】なお,図6では電極202と測定用電極2
01との間に容量Ctが描かれているが,前述したよう
に,測定用電極201の電位は交流電源130の中性点
NPと等しい接地電位となっているので,この容量Ct
は無視することができる。したがって,図6における電
極111と電極202との間の回路と,図7(b)の回
路とは等価である。図7(b)の回路のアドミッタンス
Yは次の数式1で表わされる。
【数1】 また,この回路のインピーダンスZは次の数式2で表わ
される。
【数2】
【0030】図7(c)は,平行度調整用電極111と
電極202と交流電源130とを含む回路部分を示す回
路図である。平行度調整用電極111に現われる測定信
号Sm1は,次の数式3で表わされる。
【数3】 また,印加信号Sa1は測定信号Sm1によって次の数
式4で表わされる。
【数4】 すなわち,印加信号Sa1は測定信号Sm1よりも位相
が進む。この位相角をψとすると,次の数式5が成立す
る。
【数5】
【0031】数式5において,ωCRとRGが十分小さ
ければKの値は1でほぼ一定である。この場合,sin
ψはCに比例し,cosψは(1+RG)に比例する。
例えば,印加信号Sa1の周波数が100kHz,C=
100pF,R=10kΩ,とすると,(ωCR)の2
乗は約0.004となり,また,G=0.1μS(=
0.1μ/Ω)とするとRGの値は0.004以下なの
で,K=1と見なすことができる。
【0032】Kの値がほぼ一定であれば,sinψはC
に比例するので,sinψを求めればキャパシタンスC
に依存する測定値を求めることができる。sinψは,
以下のようにして求めることができる。まず,測定信号
Sm1を次の数式6のようにSm0・sin(ωt)で
表わすと,印加信号Sa1は位相角ψを用いて数式7の
ように表わされる。ここで,Sm0,Sa0は定数であ
る。
【数6】
【数7】
【0033】ここで,sin(ωt+ψ)の項を(ω
t)でπ/2から3π/2まで積分すると,数式8に示
すようにsinψに比例する値を算出することができ
る。
【数8】 一般には,次のように測定信号Sm1の2つの位相区間
のそれぞれにおいて,印加信号Sa1を積分することに
よってsinψに比例した積分値Inを求めることがで
きる。 a.測定信号Sm1の第1の位相区間[(π/2+2n
π)〜(3π/2+2nπ)]:印加信号Sa1をで積
分(数式9)して積分値Inを求める。
【数9】 b.測定信号Sm1の第2の位相区間[(3π/2+2
nπ)〜(5π/2+2nπ)]:印加信号Sa1を反
転した信号−Sa1を積分(数式10)して積分値In
を求める。
【数10】
【0034】このように,測定信号Sm1を基準とした
2つの位相区間のそれぞれにおいて,印加信号Sa1を
積分すれば,それぞれの位相区間において位相角ψの正
弦sinψに比例した積分値Inを求めることができ
る。なお、数式9および数式10から明らかなように、
2つの位相区間における積分値Inは等しいので、この
うちの1つの位相区間においてのみ積分値Inを求める
ようにしてもよい。この積分値Inはsinψに比例す
るので,3つの平行度調整用電極111〜113につい
て積分値Inの値が互いに等しければ,各平行度調整用
電極に関するsinψの値も互いに等しい。また,si
nψの値は,上記数式5で説明したように,キャパシタ
ンスCに比例するので,各平行度調整用電極に関するs
inψの値が互いに等しければ,各平行度調整用電極と
半導体ウエハとの間のギャップの容量が互いに等しい。
ギャップの容量はギャップの大きさに反比例するので,
容量が互いに等しければギャップの大きさも互いに等し
いといえる。従って,3つの平行度調整用電極111〜
113について積分値Inの値を互いに等しくするよう
に圧電アクチュエータ21〜23を調整すれば,プリズ
ムの底面41aと半導体ウエハとの間の平行度を調整す
ることができる。
【0035】なお,実際には数式5のKの値は一定では
なく,キャパシタンスCにも依存する。したがって,積
分値InとキャパシタンスCとの関係は,図8に実線で
示すように直線的な比例関係からずれている。しかし,
平行度の調整のためにはキャパシタンスCの値を正確に
測定する必要はなく,キャパシタンスCの単調関数とな
っている値を測定できれば,各平行度調整用電極におけ
る測定値を互いに等しくすることによって,平行度を調
整することができる。従って平行度調整用の容量メータ
としては,上述の積分値Inを求めることのできる装置
を用いれば十分である。
【0036】D.容量メータの回路構成 図9は,図6に示す容量メータ131の内部構成を示す
ブロック図である。また,図10は図9の回路における
主要な信号を示すタイミングチャートである。前述した
図6において送電線130aと平行度調整用電極111
との間に介挿されていた抵抗Rは,前述したように容量
メータ131の内部回路であり,図9では2つの入力端
子T1,T2の間に介挿されている。この抵抗Rは,前
記数式5からも分かるように,第1の入力端子T1に現
われる測定信号Sm1の位相を印加信号Sa1の位相か
ら遅らせる役割を有している。なお,第1の入力端子T
1は平行度調整用電極111と接続され,第2の入力端
子T2は送電線130aと接続されている。
【0037】この容量メータ131は,この抵抗Rのほ
かに,第1のバッファアンプ51と,検波部52と,積
分器53と,第2のバッファアンプ54と,電圧計55
とを備えている。なお,他の平行度調整用電極112,
113のための容量メータ132,133も図9の容量
メータ131と等しい構成を有している。なお,この発
明における検出積分手段は,検波部52と積分器53と
で実現されている。
【0038】第2の入力端子T2に現われる印加信号S
a1は,図10の最上部に示すようにきれいな正弦波で
ある。印加信号Sa1は,この発明における電源信号に
相当する。第1の入力端子T1に現われる測定信号Sm
1はバッファアンプ51で増幅されてα倍され,図10
に示す信号α・Sm1となる。この信号は,ノイズ成分
を含む正弦波となっており,また,その位相は印加信号
Sa1から上記の位相角ψだけ遅れている。
【0039】バッファアンプ51から出力された信号α
・Sm1は,第2の入力端子に印加された印加信号Sa
1とともに検波部52に入力される。検波部52は,上
述の数式9および10の積分を積分器53で行なえるよ
うにするために,(a)測定信号Sm1の2つの位相区
間を検出し,(b)2つの位相区間のそれぞれに対応し
た印加信号Sa1,−Sa1の波形を抽出し,(c)こ
の波形を有する信号SMを出力する。検波部52は,9
0°移相器52aと,切換信号発生器52bと,切換器
52cと,180°移相器52dとを有している。90
°移相器52aは,バッファアンプ51から与えられた
信号α・Sm1の位相を90°遅らせることにより,図
10に示す信号Smsを生成する。
【0040】この信号Smsは切換信号発生器52bに
与えられ,切換信号発生器52bは,信号Smsに基づ
いて2つの切換信号SS1,SS2を発生する。第1の
切換信号SS1は,信号Smsの値が正のときにHレベ
ルとなり,負のときにLレベルとなる信号である。一
方,第2の切換信号SS2はこれと逆に,信号Smsの
値が正のときにLレベルとなり,負のときにHレベルと
なる信号である。信号Smsの位相は測定信号Sm1の
位相から90°(=π/2)遅れているので,図10に
示すように,第1の切換信号SS1は信号Smsの第1
の位相区間[(π/2+2nπ)〜(3π/2+2n
π)]でHレベルとなり,第2の切換信号SS2は信号
Smsの第2の位相区間[(3π/2+2nπ)〜(5
π/2+2nπ)]でHレベルとなる。これらの切換信
号SS1,SS2は切換器52cに与えられる。
【0041】なお,上述のように信号Smsのゼロクロ
スポイントで切換信号SS1,SS2のレベルを切り換
えた結果,これらのHレベルとLレベルの期間が等しく
ならない場合がある。この場合には,切換信号発生器5
2bにおいて切換えを行なう信号レベル(スライスレベ
ル)を調整することによって,HレベルとLレベルの期
間が等しくなるように(すなわちデューティが50%に
なるように)すればよい。
【0042】切換器52cには,これらの切換信号SS
1,SS2とともに,印加信号Sa1とその反転信号−
Sa1(図10の最上部に破線で示す。)とが入力され
る。反転信号−Sa1は180°位相器52dによって
印加信号Sa1の位相を180°遅らせることによって
生成される。切換器52cは,第1の切換信号SS1が
Hレベルになっている期間において印加信号Sa1を検
波部52の出力信号SMとして出力し,また,第2の切
換信号SS2がHレベルになっている期間において反転
信号−Sa1を検波部52の出力信号SMとして出力す
る。この結果,出力信号SMは図10に示すように,測
定信号Sm1の2つの位相区間[(π/2+2nπ)〜
(3π/2+2nπ)],[(3π/2+2nπ)〜
(5π/2+2nπ)]で互いに等しい波形の信号とな
る。
【0043】積分器53は,検波部52の出力信号SM
を各位相区間[(π/2+2nπ)〜(3π/2+2n
π)],[(3π/2+2nπ)〜(5π/2+2n
π)]ごとに積分して積分信号SIを生成する。この積
分信号SIはバッファアンプ54でβ倍され,β倍され
た信号β・SIが電圧計55に与えられる。なお,電圧
計55の他の端子は接地されている。積分信号SIのレ
ベルは,数式9および数式10で与えられる積分値In
に等しいので,電圧計55で測定される電圧値は平行度
調整用電極111と半導体ウエハとの間のキャパシタン
スCの単調関数で表わされる値になっている。
【0044】こうして電圧計55での測定値を示す信号
Sc1は,位置制御装置11(図2参照)に与えられ,
他の容量メータ132,133の測定値と比較されるこ
とによって,プリズムの底面41aと半導体ウエハ10
0との間の平行度が調整される。
【0045】上述のように,この実施例の容量メータ1
31は測定信号Sm1の所定の位相区間を基準にして印
加信号Sa1を積分することによってキャパシタンスC
に比例した値を求めている。図10にも示したように,
電源信号である印加信号Sa1はきれいな正弦波である
のに対して,測定信号Sm1はノイズ成分を含む歪んだ
波形を有している。上記実施例とは逆に,印加信号Sa
1の位相区間を基準として測定信号Sm1を積分する方
法もあるが,この方法では積分値が測定信号Sm1のノ
イズ成分の影響をうけ易い。これに対して,上記実施例
ではきれいな正弦波の印加信号Sa1を積分しているの
で,その積分値Inが測定信号Sm1のノイズの影響を
受けにくいという利点がある。
【0046】また,上述の容量メータでは,被測定容量
の一方の電極としての電極202を接地し,他方の電極
としての平行度測定用電極に抵抗Rを介して印加信号を
印加する。すなわち,この容量メータを用いればシング
ルエンドモードで被測定容量の容量値に依存する測定値
を求めることができるので,複数の容量値に依存する測
定値を,互いの測定値に影響を与えること無く同時に測
定できるという利点がある。
【0047】E.平行度と容量との関係 図11は,プリズム41の底面の傾きと各平行度調整用
電極111〜113の容量Ceとの関係を示すグラフで
ある。図の(a)に示す平行度調整用電極111〜11
3の寸法は,以下の通りである。 内径r0=0.08cm 外径r1=0.12cm 電極間の隙間△g=0.07cm
【0048】図11(b)の結果は,図の(a)および
(c)に示すように,軸αを中心にしてプリズムの底面
を傾けた条件で各電極の容量を算出したものである。軸
αは,電極112と113との鏡面対称の軸である。プ
リズム41が角度θだけ傾いているとき,図の(c)に
示すように,電極111〜113の表面が半導体ウエハ
100の表面と平行になる位置(図中の破線の位置)か
らはずれる。この時,電極111〜113の端部がその
平行位置からずれる距離△dを図11の(c)の横軸と
している。
【0049】平行度調整用電極111〜113の容量C
eは,上述のように,LCRメータ13の容量メータ1
31〜133を用いて測定する。LCRメータ13やホ
ストコントローラ14を含めた容量測定系の精度を0.
1pF程度にすることは,比較的容易である。容量測定
系の精度を0.1pFとすると,図11(b)から,距
離△dが0.01μm以下となるように平行度を調節で
きることがわかる。なお,距離△dが0.01μmの
時,プリズム表面の傾き角θは約0.0005゜であ
り,無視できる程度である。
【0050】図12は,軸αと直角な軸βを中心にして
プリズム41が傾いている場合における距離△dと各平
行度調整用電極の容量Ceとの関係を示すグラフであ
る。この場合にも,図11の場合と同様に,容量測定系
の精度を0.1pFとすれば,距離△dが0.01μm
以下となるように平行度を調節することができる。
【0051】このように,プリズムの底面に平行度調整
用の電極を3つ設けて,それらに3相交流信号を印加し
て容量を測定し,それらの容量値が互いにほぼ等しくな
るように3台の圧電アクチュエータ21〜23を駆動す
れば,プリズムの底面(すなわち,測定用電極201の
表面)と半導体ウエハ100の表面との平行度を精度よ
く調節することが可能である。なお,このとき各平行度
調整用電極の容量値を正確に求める必要はなく,それら
の値が互いに等しくなるように圧電アクチュエータを制
御すればよい。
【0052】このように,平行度調整用電極111〜1
13に3相交流信号を印加すれば,測定用電極201の
電位が3相交流電源の中性点NPと等しい電位に保たれ
るので,平行度調整用電極に印加する交流信号が測定用
電極に対する外乱になることがない。したがって,平行
度を調整しつつ,C−V測定などの電気測定を正確に行
なうことができるという利点がある。
【0053】また,上記実施例では3相交流電源の中性
点NPも半導体ウエハの裏面の電極202も共に接地さ
れているので,平行度が保たれていれば,電極202と
測定用電極201との間を(すなわち,半導体ウエハの
中を)電流が流れることがない。この点も,測定用電極
を用いた電気測定を正確に行なう上の利点となってい
る。
【0054】さらに,電極202と測定用電極201と
の間を電流が流れることがないので,導電性の試料台7
を電極202として用いる場合に,半導体ウエハ100
の裏面と試料台7との間のインピーダンスを小さくしな
くても平行度を正確に調整できる。すなわち,半導体ウ
エハ100と試料台7との密着性にあまり注意すること
なく導電性の試料台7を電極202として用いることが
できるという利点がある。
【0055】また,容量メータ131〜133は,ブリ
ッジを用いずにシングルエンドモードで測定できるの
で,複数の平行度調整用電極の容量値に依存する測定値
を,互いの測定値に影響されること無く測定できるとい
う利点がある。さらに,測定信号Sm1〜Sm3の所定
の位相区間において印加信号Sa1〜Sa3を積分する
ことによって容量値に応じた測定値を求めるので,測定
信号Sm1〜Sm3のノイズ成分に影響されること無く
測定値を求めることができるという利点もある。
【0056】F.変形例 なお,この発明は上記実施例に限られるものではなく,
その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において
実施することが可能であり,例えば次のような変形も可
能である。
【0057】(1)平行度調整用電極としては,一般
に,N個(Nは3以上の整数)の互いに等しい形状の電
極を,測定用電極に対して互いに対称な位置に設ければ
よい。この場合に,各電極に印加される交流印加信号
は,周波数と起電力とが互いに等しく位相が2π/Nづ
つ異なる対称N相信号とする。こうすれば,上記実施例
と同様な効果がある。
【0058】(2)電気測定を行なっている間に平行度
が崩れる心配が無い場合には,位相差の無い(すなわち
同位相の)N個の交流信号をN個の平行度調整用電極に
印加してもよい。この場合には,まず平行度調整用電極
を用いて平行度を調整し,その平行度を保持したまま,
平行度調整用電極に信号を印加することなく測定用電極
を用いて電気測定を行なう。ただし,上述のように対称
N相信号を用いるようにすれば,測定用電極に外乱を与
えることがなく,かつ,半導体ウエハに平行度調整の印
加信号に起因する電流が流れないので,平行度を調整し
つつ電気測定を高精度で行なうことができるという利点
がある。なお,同位相の交流信号を平行度調整用電極に
印加する場合には,測定用電極の形状と平行度調整用電
極の形状とを等しくすれば,平行度調整用電極を測定用
電極としても利用できるので,N個の平行度調整用電極
の内の1つを測定用電極として利用することもできる。
【0059】(3)この発明は,C−V測定に限らず,
一般に,測定用電極と半導体基板との間の電気特性を測
定する装置に利用される平行度調整装置に適用できる。
他の電気測定としては,例えば,ゼルブスト法によって
合成容量Ctaの時間依存性を調べることにより,半導
体表面近傍の特性を評価するものなどがある。また,L
CRメータ13によってコンダクタンスを測定すれば,
半導体基板101と酸化膜102との界面における界面
準位などを評価することも可能である。さらに,半導体
基板の洗浄処理,熱酸化処理,酸化膜の安定化熱処理等
の各処理の間に,半導体ウエハに酸化膜が形成されてい
ない状態でC−V測定を実行すれば,これらの各処理の
良否を判定することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように,この発明によれ
ば,被測定容量の一方の電極が接地側に接続され,他方
の電極が第1の入力端子に接続されるモード(いわゆる
シングルエンドモード)で測定できるので,複数の被測
定容量の容量値に依存する測定値をそれぞれ測定する場
合に,被測定容量の接地側の電極を共通電極とすれば,
互いの測定値に影響されることなく測定を行なうことが
できるという効果がある。また,検出積分手段は,測定
信号の所定の位相区間において電源信号を積分すること
によって容量値に依存する測定値を求めるので,測定信
号のノイズ成分に影響されることなく精度よく測定値を
求めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体の電気測定方法の概要を示す概念図。、
【図2】この発明の一実施例としての電気測定装置の構
成を示す図。
【図3】実施例における電極の配置を示す図。
【図4】電極間の等価回路を示す説明図。
【図5】交流電源と平行度調整用電極の基本的接続関係
を示す図。
【図6】交流電源と平行度調整用電極と容量メータとの
接続関係を示す図。
【図7】交流電源と抵抗と平行度調整用電極と半導体ウ
エハの電極との間の等価回路を示す説明図。
【図8】容量メータにおける積分値と被測定容量との関
係を示すグラフ。
【図9】容量メータの内部構成を示すブロック図。
【図10】容量メータ内の主要な信号を示すタイミング
チャート。
【図11】プリズムの底面の傾きと平行度調整用電極の
容量との関係を示すグラフ。
【図12】プリズムの傾きと各平行度調整用電極の容量
との関係を示すグラフ。
【図13】電極の他の配置を示す図。
【符号の説明】
3 架台 41 プリズム 41a 底面 5 レーザ発振器 6 受光センサ 7 試料台 21〜23 圧電アクチュエータ 100 半導体ウエハ 101 半導体基板 102 酸化膜 111〜113 平行度調整用電極 130 3相交流電源 131〜133 容量メータ 201 測定用電極

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定対象物の被測定容量の容量値に依
    存する測定値を求めるための容量測定装置であって, 一方の電極が接地側に接続された被測定容量の他方の電
    極に接続される第1の入力端子と, 正弦波形を有する電源信号が入力される第2の入力端子
    と, 前記第1と第2の入力端子との間に介挿された抵抗要素
    と, 前記第1の入力端子に現われる測定信号所定の位相区
    において、前記第2の入力端子に入力された前記電源
    信号を積分することによって前記被測定容量の容量値に
    依存する測定値を求める積分手段と, を備えることを特徴とする容量測定装置。
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