JP2772185B2 - 並列運転電源制御システム - Google Patents

並列運転電源制御システム

Info

Publication number
JP2772185B2
JP2772185B2 JP3337835A JP33783591A JP2772185B2 JP 2772185 B2 JP2772185 B2 JP 2772185B2 JP 3337835 A JP3337835 A JP 3337835A JP 33783591 A JP33783591 A JP 33783591A JP 2772185 B2 JP2772185 B2 JP 2772185B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power supply
parallel operation
control system
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3337835A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05153779A (ja
Inventor
章夫 車
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP3337835A priority Critical patent/JP2772185B2/ja
Publication of JPH05153779A publication Critical patent/JPH05153779A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2772185B2 publication Critical patent/JP2772185B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は並列運転電源制御システムに関
し、特にスイッチングレギュレータの並列運転時の不動
作検出制御方式に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種のスイッチングレギュレータ
の並列運転制御方式では、個々のスイッチングレギュレ
ータ内に設けられた、不動作検出回路が動作状態を監視
しており、動作すべき条件下で動作しないスイッチング
レギュレータが存在すると、対応不動作検出回路がこれ
を検出して異常表示をなすと共に、異常信号を並列運転
制御回路に対して送出する。これに応答して、並列運転
制御回路は異常信号の送出や、電源切断等の処理を行
う。
【0003】この従来のスイッチングレギュレータの並
列運転制御方式では、不動作検出回路の検出結果だけに
基づいて異常処理を行っているため、以下に示すような
問題点がある。
【0004】各スイッチングレギュレータが全て正常で
も、負荷電流が少ない場合には、個々のスイッチングレ
ギュレータの特性のバラツキにより、不動作状態となる
スイッチングレギュレータが存在し、必ず異常処理が実
行されるという欠点がある。また、上記の問題点を回避
するために、比較的大きな最低負荷電流を必要とすると
いう欠点もある。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、負荷電流が少ない場合
に発生する安定化電源の不動作状態の検出を抑止するよ
うにして、信頼性及び使用効率の改善を図ることができ
る並列運転電源制御システムを提供することである。
【0006】
【発明の構成】本発明によれば、複数の安定化電源を並
列運転するための並列運転電源制御システムであって、
前記安定化電源の各々に設けられ、自電源の不動作状態
を検出して不動作検出信号を生成する手段と、前記安定
化電源の各々に設けられ、自電源の出力電流が所定値以
下のときに異常信号を生成する手段と、前記安定化電源
の全てが前記異常信号を生成しているときに前記不動作
検出信号の生成を抑止する抑止手段とを含むことを特徴
とする並列運転電源制御システムが得られる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、図2はスイッチングレギュレータの主要部の回路図
である。端子51から所定の非安定化電源電圧がスイッ
チングレギュレータ15−1,15−2,…,15−n
に入力される。スイッチングレギュレータ15−1以外
のスイッチングレギュレータ15−2,…,15−nに
ついては、内部の構成がスイッチングレギュレータ15
−1と同一であるため省略している。勿論、動作内容に
ついても同様である。
【0009】並列運転制御回路5の第1の基準電圧発生
回路1は所定の第1の基準電圧Vr1を誤差増幅器2に供
給する。誤差増幅器2においては、各々スイッチングレ
ギュレータ15−1,15−2,…,15−nから共通
電圧母線を介して与えられる直流電圧V0 と第1の基準
電圧Vr1との差がとられ、この差(Vr1−V0 )に対応
する誤差電圧が増幅されて所定の制御用信号Eとして各
スイッチングレギュレータ15−1,15−2,…,1
5−nに送られる。スイッチングレギュレータ15−1
においては、制御用信号Eは比較回路9に入力される。
他のスイッチングレギュレータの場合も同様である。
【0010】比較回路9は、鋸歯状波発生回路10から
送られてくる所定周期の鋸歯状波信号Sを制御用信号E
と比較照合し、制御用信号Eのレベルに対応してパルス
幅が制御されたスイッチングパルスを駆動回路8を介し
てスイッチング回路6に供給する。
【0011】一方、端子51から入力される非安定化電
源電圧はスイッチング回路6に供給される。スイッチン
グ回路6は、一例としてはよく知られているように、図
2に示す如くスイッチングトランジスタ61とトランス
62とを備えており、駆動回路8により開閉制御され
る。このスイッチングトランジスタ61によってトラン
ス62の二次側に誘起される断続電圧が整流平滑回路7
に与えられる。整流平滑回路7は図2に示す構成であ
り、この断続電圧を整流平滑して所定の直流電圧V0 を
共通電圧母線上に出力する。
【0012】このようにして共通電圧母線上に出力され
た直流電圧は他のスイッチングレギュレータから出力さ
れる直流電圧と合成されて負荷16に供給される。
【0013】出力電流検出回路11は、図2に示す様
に、トランス62の一次側の電流を検出するカレントト
ランス111 と、このトランス111 による検出電流を整流
するダイオード112 と、この整流出力を電圧変換する抵
抗113 と、この電圧と基準電圧Vr2とを比較するオペア
ンプ114 とを含んでいる。
【0014】不動作検出回路12は、図2に示す如く、
トランス62の二次側出力を整流平滑するダイオード12
1 、コンデンサ122 、抵抗123 、124 と、この平滑電圧
と基準電圧Vr3とを比較するオペアンプ125 とを含む。
【0015】この不動作検出回路12の不動作検出信号
はアンド回路13の1入力となっており、その他入力に
は、並列運転制御回路5の否定(NOT)回路3の出力
が印加されている。従って、この否定回路3の出力状態
に応じてアンド回路13の開閉が行われ、不動作検出信
号の有効及び抑止制御が行われるようになっている。
【0016】アンド回路13による不動作検出信号によ
り異常表示回路14が点灯され、またこの不動作検出信
号は並列運転制御回路5の異常処理回路4へ入力され
る。この異常処理回路4の出力により各スイッチングレ
ギュレータ15−1〜15−nのオンオフが制御され
る。
【0017】各出力電流検出回路11の検出出力はワイ
ヤードオア接続されて先の否定回路3の入力となってい
る。
【0018】上記の構成において、スイッチングレギュ
レータ15−1が正常に動作しているときには、不動作
検出回路12は動作状態を示すTTL“L”レベルをア
ンド回路13に出力する。この結果、アンド回路13は
正常動作中を示すTTL“L”レベルを並列運転制御回
路5内の異常処理回路4に出力する。
【0019】次に、各スイッチングレギュレータが全て
正常なら、個々のスイッチングレギュレータの特性のバ
ラツキがあっても、不動作状態となるスイッチングレギ
ュレータは存在しない。必要最低負荷電流以下の範囲の
負荷電流で、スイッチングレギュレータ15−1,15
−2,…,15−nが並列運転している場合に、個々の
スイッチングレギュレータの特性のバラツキにより、例
えば、スイッチングレギュレータ15−1が不動作状態
にあるとする。
【0020】このとき、不動作検出回路12は不動作状
態を示すTTL“H”レベルをアンド回路13の第1の
入力端子に出力する。このとき、スイッチングレギュレ
ータ15−1内の出力電流検出回路11は出力電流不十
分状態(異常状態)を示すいわゆるオープンコレクタ出
力のTTL“H”レベルを出力する。
【0021】また、スイッチングレギュレータ15−
2,…,15−n内の出力電流検出回路も全て出力電流
不十分状態を示すオープンコレクタ出力のTTL“H”
レベルを出力する。
【0022】スイッチングレギュレータ15−1,15
−2,…,15−n内の出力電流検出回路の出力信号は
共通信号線でワイヤードオアされ、並列制御回路5内の
否定回路3に入力される。否定回路3からは不動作検出
インヒビット(抑止)を示すTTL“L”レベルをスイ
ッチングレギュレータ15−1内のアンド回路13の第
2の入力端子に出力する。この結果、アンド回路13は
正常動作中を示すTTL“L”レベルを並列運転制御回
路5内の異常処理回路4に出力する。
【0023】なお、上述の条件下で、他のスイッチング
レギュレータ15−2,…,15−nの不動作検出時の
動作についても、上述のスイッチングレギュレータ15
−1の場合と全く同様である。
【0024】次に、必要最低負荷電流以上の負荷電流が
ある場合に、何等かの障害によりスイッチングレギュレ
ータ15−1が不動作状態になると不動作検出回路12
は不動作状態を示すTTL“H”レベルをアンド回路1
3の第1の入力端子に出力する。
【0025】このとき、他のスイッチングレギュレータ
15−2,…,15−n内の出力電流検出回路11の出
力の内の少なくとも1出力は、出力電流十分状態(正常
状態)を示すオープンコレクタ出力のTTL“L”レベ
ルを共通信号線を介して、並列運転制御回路5内の否定
回路3に入力する。否定回路3からは不動作検出イネー
ブルを示すTTL“H”レベルをスイッチングレギュレ
ータ15−1内のアンド回路13の第2の入力端子に出
力する。
【0026】この結果、アンド回路13は異常動作中を
示すTTL“H”レベルを異常表示回路14に出力して
異常表示させるとともに、並列運転制御回路5内の異常
処理回路4に出力する。これに応答して異常処理回路4
は、異常信号の送出や電源切断等の異常処理を実行す
る。すなわち、少くとも一つのレギュレータの出力電流
検出回路が正常状態を示していれば、不動作検出をイネ
ーブル(有効)として、異常処理を行うのである。
【0027】なお、他のスイッチングレギュレータ15
−2,…,15−nの不動作状態発生時の動作について
も、上述のスイッチングレギュレータ15−1の場合と
全く同様である。
【0028】また、上述の説明においては、スイッチン
グレギュレータは全て同一型式として説明したが、並列
運転制御回路5の一部または全てを含むマスタースイッ
チングレギュレータと、上記の説明におけるスイッチン
グレギュレータと同一回路のスイッチングレギュレータ
との組合わせの場合に対しても本発明が有効に適用され
ることは言うまでもない。
【0029】また、並列運転制御回路5および各スイッ
チングレギュレータ15−1,15−2,…,15−n
における制御系回路の構成または制御方式に関しては、
上述の説明において示した例に限定されず、他の制御系
回路または制御方式等を用いる場合についても本発明を
適宜適用できる。
【0030】更には、スイッチングレギュレータのみな
らず、他の形式のレギュレータについても同様に適用可
能であることは明らかである。
【0031】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、安定
化電源の不動作状態の検出を、所定値以上の負荷電流が
少なくとも1つの安定化電源に流れているときのみ有効
とし、全てが所定値以下の負荷電流のときには無効とす
ることで、並列運転中の各電源が正常にもかかわらず負
荷電流が少ない状態で発生する不動作状態の検出を抑止
することが可能となり、システムの信頼性及び使用効率
の向上が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステムブロック図である。
【図2】図1のスイッチングレギュレータ内の主要部分
の回路図である。
【符号の説明】
1 基準電圧発生回路 2 誤差増幅器 3 否定回路 4 異常処理回路 5 並列運転制御回路 6 スイッチング回路 7 整流平滑回路 8 駆動回路 9 比較回路 10 鋸歯状波発生回路 11 出力電流検出回路 12 不動作検出回路 13 アンド回路 14 異常表示回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の安定化電源を並列運転するための
    並列運転電源制御システムであって、前記安定化電源の
    各々に設けられ、自電源の不動作状態を検出して不動作
    検出信号を生成する手段と、前記安定化電源の各々に設
    けられ、自電源の出力電流が所定値以下のときに異常信
    号を生成する手段と、前記安定化電源の全てが前記異常
    信号を生成しているときに前記不動作検出信号の生成を
    抑止する抑止手段とを含むことを特徴とする並列運転電
    源制御システム。
  2. 【請求項2】 前記抑止手段により前記不動作検出信号
    の生成が非抑止状態のときに、前記不動作検出信号の生
    成に応答して異常告知をなす告知手段を、前記安定化電
    源の各々に設けたことを特徴とする請求項1記載の並列
    運転電源制御システム。
  3. 【請求項3】 前記不動作検出信号の生成に応答して前
    記安定化電源の全てを切断指令する信号を生成する手段
    を有することを特徴とする請求項2記載の並列運転電源
    制御システム。
JP3337835A 1991-11-27 1991-11-27 並列運転電源制御システム Expired - Fee Related JP2772185B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3337835A JP2772185B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 並列運転電源制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3337835A JP2772185B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 並列運転電源制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05153779A JPH05153779A (ja) 1993-06-18
JP2772185B2 true JP2772185B2 (ja) 1998-07-02

Family

ID=18312421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3337835A Expired - Fee Related JP2772185B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 並列運転電源制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2772185B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4630173B2 (ja) * 2005-11-14 2011-02-09 日本電信電話株式会社 コンバータ装置およびその出力制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05153779A (ja) 1993-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5122726A (en) Overvoltage protection for redundant power supplies
US6636977B1 (en) Control device for use in a power supplying apparatus including multiple processors adapted to perform separate functions associated with status monitoring and load balancing
JP2006254669A (ja) 電流バランス回路
US6081437A (en) Load balancer for a power supplying system
JP2772185B2 (ja) 並列運転電源制御システム
JP4586770B2 (ja) 待機式無停電電源システム
JP3759434B2 (ja) 電源装置
JP2001016701A (ja) 交流電気車の制御装置
JP2850274B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2522370B2 (ja) スイッチングレギュレ―タ並列運転装置
JPH0412666A (ja) スイツチング電源装置
JPH05189065A (ja) 並列運転時の過電圧検出方式
JPH10164855A (ja) 電力変換装置
JPH05252673A (ja) 電源装置
JPH0417520A (ja) 並列運転電源制御装置
JP3056179B2 (ja) 瞬断対策回路
JP3033721B2 (ja) 出力電流モニタ方式
JPH07177738A (ja) 過電圧検出回路
JPH0659786A (ja) 電源装置
KR19980022759U (ko) 모니터에 있어서 서스팬드 모드시 전원 안정화회로
JPH08266050A (ja) 電圧共振型電源装置
JP3033712B2 (ja) 電源故障検出方式
JPS589525A (ja) 直流電源装置
JPH10108363A (ja) 並列運用電源システム
JP3295833B2 (ja) 電源冗長システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees