JP2770493B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2770493B2
JP2770493B2 JP1289670A JP28967089A JP2770493B2 JP 2770493 B2 JP2770493 B2 JP 2770493B2 JP 1289670 A JP1289670 A JP 1289670A JP 28967089 A JP28967089 A JP 28967089A JP 2770493 B2 JP2770493 B2 JP 2770493B2
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    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08735Covers

Description

【発明の詳細な説明】 本発明テープカセットを以下の項目に従って詳細に説
明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術 D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.実施例 F−1.第1の実施例[第1図乃至第6図] a.カセット筐体[第1図乃至第5図] b.前蓋[第1図乃至第6図] c.後蓋[第1図、第3図乃至第6図] d.ガイド溝[第1図、第3図乃至第5図] e.後蓋の閉蓋位置の規定及び磁気テープの覆い[第
1図(A)] f.後蓋及び前蓋のロック[第1図] g.開蓋[第1図(B)、第1図(C)] F−2.第2の実施例[第7図乃至第10図] a.後蓋 b.ロック子 b−1.構造 b−2.作用 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なテープカセットに関する。詳しくは、
テープの一部がカセットケース前面のうち両端のテープ
出口の間のテープ引出領域に沿って延びるようにカセッ
トケース外に導出され、カセットケース前面の全域を覆
うべくカセットケースに回動自在に支持された前蓋と上
記テープの一部を後側から覆うべく前蓋に回動自在に支
持された後蓋とを備え、これら蓋が閉蓋位置にある非使
用状態では前蓋と後蓋とによってテープを前後両側から
覆うようにしたテープカセットに関するものであり、前
蓋及び後蓋を閉蓋位置にロックするためのロック手段を
工夫することにより、前蓋の板厚を厚くしたりしないで
も、非使用状態における前蓋のねじれに対する強度を高
めることができて、閉蓋状態を安定に保持することがで
きると共に前蓋が変形されるのを防止することができる
ようにした新規なテープカセットを提供しようとするも
のである。
(B.発明の概要) 本発明テープカセットは、互いに連動して開閉される
前蓋及び後蓋を閉蓋位置にロックするためのロック手段
によるロックが直接には後蓋に対して為されるように
し、それにより、上記ロックが前蓋に対してはその両端
部より中央側へ寄った位置に対して為されるようにした
ものであり、これによって、前蓋の板厚を厚くしたりし
ないでも、非使用状態における前蓋のねじれに対する強
度、即ち、前蓋の開蓋方向への力が加えられたときのね
じれに対する強度を高めることができて、閉蓋状態を安
定に保持することができると共に前蓋が変形されるのを
防止することができるものである。
(C.従来技術) 記録媒体テープ、例えば、磁気テープを使用するテー
プカセットにあっては、カセットケースの前面に沿って
掛け渡されたテープを塵埃や手指等の接触から保護する
ための前蓋が上記前面を覆う閉蓋位置と該前面を開放す
る開蓋位置との間で移動されるようにカセットケースに
回動自在に設けられる。
そして、そのような前蓋は、カセットケースの前面を
覆う主たる部分と該部分の左右両端から突出した被支持
部とを備え、該被支持部をカセットケースの左右両端壁
部に回動自在に支持したものが多い。
また、このような前蓋は、上記した保護機能を有する
ものであるから、テープカセットが使用されていない状
態においては閉蓋位置にロックされている必要があり、
このため、この種のテープカセットにあっては、通常、
前蓋を閉蓋位置にロックするためのロック手段が設けら
れ、そして、従来、該ロック手段によるロックを前蓋の
一側端部、例えば、上記左右の被支持部の一方に対して
為すようにしていた。
尚、このようなロック手段を備えたテープカセットと
しては、例えば、実公昭63−16067号公報に記載された
ものがある。
(D.発明が解決しようとする課題) ところが、テープカセットの形式はその前面側から見
た左右方向の寸法が厚みに比較してかなり大きいので、
前蓋の前記主たる部分は、通常、左右方向に細長い形状
となり、従って、ねじれに対する強度が低くなり、この
ため、ロック手段によるロックが解除されていない状態
で前蓋の他側端部を開蓋方向へ押圧すると、前蓋がねじ
れながら上記他側部が開蓋方向へ変位し、それによっ
て、テープの一部が露出してしまい、また、前蓋が変形
もしくは破損される惧れがあるという問題があった。
そこで、このようなことが生じないようにするため
に、前蓋の板厚を大きくしたり、あるいは、前蓋のロッ
クをその左右両側部に対して行なうようにすることも考
えられるが、そのようにすると、テープカセットの重量
が増し、あるいは、ロック手段の数が増えてテープカセ
ットの部品点数が増加するばかりか、ロック手段による
ロックを解除するために記録再生装置側に設けるロック
解除手段の数も増やさなければならないことになるとい
う別の問題が生じる。
(E.課題を解決するための手段) ところで、テープカセットには、これを記録再生装置
に装着して使用する際テープをカセットケースから引き
出すためのテープ引出部材をテープの後側に位置させる
ための前方と下方に開口したテープ引出用凹部が形成さ
れたものがあり、そして、このようなテープ引出用凹部
はカセットケース前面の左右両端部に設けられた2つの
テープ出口の間に設けられる。また、上記したテープ引
出用凹部内に手指等が侵入してテープに触れることの無
いようにするために、前蓋とは別に、テープをその後面
側から覆う後蓋を設けたものがある。
そこで、本発明テープカセットは、このような点に鑑
み、前記した課題を解決するために、前蓋に回動自在に
支持された後蓋を閉蓋位置にロックするロック手段を設
け、後蓋が閉蓋位置にロックされることにより前蓋が閉
蓋位置にロックされるようにしたものである。
従って、本発明テープカセットによれば、ロック手段
により後蓋に対して為されたロックは、前蓋に対して
は、これと後蓋との連結箇所、即ち、少なくとも両端部
よりは中央側へ寄った位置に対して作用することになる
ので、前蓋におけるロックが為される位置から側端部ま
での間の距離が短くなり、それにより、閉蓋状態から前
蓋の側端部に加えられた開蓋方向への力によるねじれに
対する強度が高くなるので、そのような力を加えられて
も、前蓋が容易には開蓋方向へ変位せず、また、容易に
変形されることも無い。
(F.実施例) 以下に、本発明テープカセットの詳細を図示した各実
施例に従って説明する。
(F−1.第1の実施例)[第1図乃至第6図] 第1図乃至第6図は本発明テープカセットの第1の実
施例1を示すものである。
(a.カセット筐体)[第1図乃至第5図] 図中2はカセットケースであり、合成樹脂で形成され
た長方形の浅皿状をした上ハーフ3と下ハーフ4とが上
下で重ね合されてねじ止めされ、平面形状で長方形をし
た薄い箱状のカセットケース2が形成される。
上記カセットケース2内には一対のテープリール5、
6が回転自在に収納され、磁気テープ7が上記2つのテ
ープリール5、6に巻装されている。
8、8′はカセットケース2の前面2aの左右両端部に
形成されたテープ出口であり、一方のテープリール5か
ら延びた磁気テープ7は一方のテープ出口8からカセッ
トケース2外へ出て、カセットケース2の前面2aのうち
テープ出口8と8′との間の部分(以下、「テープ引出
領域」と言う。)に沿って延びてから他方のテープ出口
8′からカセットケース2内に入り他方のテープリール
6に達している。
9はカセットケース2の前面部のうち上記テープ引出
領域に形成されたテープ引出用凹部であり、前面10と下
面11、そして、上面12に開放されており、上面の開口面
12の奥行は下面の開口面11の奥行に比して小さく、か
つ、上面の開口面12の奥縁12aは左右方向に真直ぐに延
びている。
尚、その他のカセットケース2の形状や構造について
は後述する。
(b.前蓋)[第1図乃至第6図] 13はカセットケース2の前面2aの全域を覆う前蓋であ
り、合成樹脂により形成されている。
前蓋13は前面部14と該前面部14の上縁から後方へ突出
した上面部15と前面部14の左右両側縁から後方に向って
突出した側面部16、16′とが合成樹脂にて一体に成形さ
れて成る。
側面部16、16′の内側面の後方寄りの上下方向におけ
る略中央部には支点ピン17、17′が突設されており、該
支点ピン17、17′がカセットケース2の側面部前端寄り
に形成された支持孔18、18′に回動自在に支持され、こ
れによって、前蓋13は、第2図に示すように、前面部14
がカセットケース2の前面2aを覆う閉蓋位置と、第3図
に示すように、前面2aの上側に位置して該前面2aを開放
する開蓋位置との間で回動されるようにカセットケース
2に支持される。
19は前蓋13に閉蓋方向への回動力を付勢するためのト
ーションバネであり、コイル部19aと該コイル部19aの両
端から各別に延びた2つの腕19b及び19cを有し、コイル
部19aが前蓋13の左側の側面部16(テープカセット1を
前方から見ての左方を左側とする。)の支点ピン17のう
ちカセットケース2外に位置した部分に外嵌されると共
に、一方の腕19bの先端部が上記側面部16の内側面のう
ち支点ピン17より前面部14側へ寄った位置に突設された
バネ当突部20に上方から弾接され、他方の腕19cがカセ
ットケース2の左側面に突設されたバネ当突部21に上方
から弾接されている。これにより、前蓋13に右方から見
て反時計回り方向への回動力、即ち、閉蓋方向への回動
力が付勢される。
尚、カセットケース2の底板部22の前端のうち左右両
端部22a、22aは前面2aより稍前方へ突出され、また、前
蓋13の前面部14の下側縁の左右両端部に浅い切欠14a、1
4aが形成されており、該切欠14a、14aの上側縁が上記突
出部22a、22aに上方から当接することによって前蓋13が
それ以上反時計回り方向へ回動するのを阻止されるよう
になっているが、その直前に後蓋が前蓋の動きを阻止す
ることになる。この位置が閉蓋位置である。
しかして、前蓋13が閉蓋位置に見た状態(以下、「閉
蓋状態」言う。)では、カセット筐体2の前面2aの全域
が前蓋13の前面部14により覆われると共に、テープの引
出用凹部9の上面開口12が前蓋13の上面部15により覆わ
れ、従って、カセットケース2の前面2aのテープ引出領
域に沿って掛け渡された磁気テープ7が前蓋13によって
その前面側と上方を覆われることになる。
23、23は後述する後蓋を支持するための支持片であ
り、これら支持片23、23は前蓋13の上面部15の下面から
垂設され、その下端は前蓋13の上下方向における中央よ
り稍高い位置まで延びており、また、左右方向において
はテープ引出用凹部9の左右両内側面、即ち、テープ引
出用凹部9とテープ出口8、8′との間に位置した壁2
4、24の互いに対向する内側面24a、24aと各別に対応し
たところに位置されている。そして、このような支持片
23、23の下端部に円形をした支持孔23a、23aが形成さ
れ、更に、その前側縁の上部からバネ当部23b、23bが互
いに内側へ向けて突設されている。
(c.後蓋)[第1図、第3図乃至第6図] 25はカセットケース2外に導出されている磁気テープ
7を後面側及び下方から覆う後蓋であり、その各部が合
成樹脂により一体に形成されている。
26は後蓋25の主部であり、左右方向に長い板状を為
し、前蓋13の上記2つの支持片23と23との間の間隔と略
同じ長さを有し、前蓋13の前面部14の上下幅より稍小さ
い上下幅を有しており、その背面26aの幅方向における
中央より稍上寄りの部分には横断面で円弧状を為す突条
26bが形成され、主部26の上記突条26bが形成された部分
から上方の部分はその余の部分より稍後方にあって左方
から見て略く字状を為すよう屈曲されている。
そして、主部26の左右両側端面のうち上記突条26bと
対応した部分に切欠26c、26cが形成されており、該切欠
26c、26cの側方を向いた面から互いに同軸な2つの支点
ピン27、27が各別に突設されている。
また、主部26の前面の下側縁に近接した位置に左右方
向に延びる覆い突条28が形成され、更に、左右両端の下
端から比較的短い腕29、29が後方へ向けて突設され、該
腕29、29の先端部に小さな円柱状をした被ガイドピン3
0、30が側方へ向けて突設されている。
31、31は主部26の左右両端部から下方へ向けて突設さ
れた被押圧部であり、該被押圧部31、31の下面から主部
26の上面までの間の間隔は前蓋13の前面部14の下面から
上面部15の下面までの間の間隔より僅かに小さくされて
いる。
そして、前記支点ピン27、27が前蓋13の支持片23、23
に形成された支持孔23a、23aに各別に嵌挿され、これに
より、後蓋25が前蓋13の前面部14の後側で前蓋13に回動
自在に支持され、また、被ガイドピン30、30がカセット
ケース2に設けられた後述するガイド溝に摺動自在に係
合され、それにより、後蓋25は、前蓋13の回動に伴なっ
て、第1図(A)に示す閉蓋位置と第1図(C)に示す
開蓋位置との間を移動される。
32、32は後蓋25にその下端部が前蓋13に近づく方向へ
の回動力を付勢するためのトーションバネであり、コイ
ル部32a、32aと該コイル部32a、32aの両端から各別に延
びた2つの腕32b、32b及び32c、32cを有し、コイル部32
a、32aが支点ピン27、27のうち主部26と支持片23、23と
の間に位置した部分に外嵌されると共に、一方の腕32
b、32bの先端部が支持片23、23のバネ当部23b、23bに後
側から弾接し他方の腕32c、32cの先端部が主部26の前面
のうち切欠26c、26cの上側面に連続する位置に前側から
弾接されている。
しかして、このバネ32、32の弾発力により、後蓋25に
は右方から見て時計回り方向への回動力が付勢される。
(d.ガイド溝)[第1図、第3図乃至第5図] 33、33は上記被ガイドピン30、30の移動経路を案内し
て後蓋25の前蓋13に対する姿勢を制御するためのガイド
溝であり、上記案内機能の他に後蓋25を閉蓋位置におい
てロックする機能を有し、カセットケース2の前記壁2
4、24の内側面24a、24aに突条33a、33aを設けることに
より形成されている。
該ガイド溝33、33はその下端部を為す初期案内部34、
34とそれに続く中間部35、35と更にそれに続く終期案内
部36、36とから成る。そして、初期案内部34、34はカセ
ットケース2の前面2aのテープ引出領域に沿って掛け渡
されている磁気テープ7の下側縁と略同じ高さにあり、
かつ、前蓋13が閉蓋位置に来ている状態での後蓋25の被
ガイドピン30、30の回動軌跡に略沿って延びるように形
成されている。また、中間部35、35は初期案内部34、34
の後端に連続しそこから上方へ向けて略真っ直ぐ延びる
ように形成され、更に、終期案内部36、36は中間部35、
35の上端に連続してそこから右方より見て時計回り方向
へ緩い弧を描いて延びるように形成され、その上端は壁
24、24の上端面と略同じ高さで開放されている。
そして、このようなガイド溝33、33に後蓋25の被ガイ
ドピン30、30がそれぞれ摺動自在に係合されており、従
って、被ガイドピン30、30の移動経路はガイド溝33、33
によって案内されることになる。
尚、ガイド溝33、33の後蓋25に対するロック機能につ
いては後述する。
(e.後蓋の閉蓋位置の規定及び磁気テープの覆い)[第
1図(A)] 前記したように、後蓋25にはその下端が前蓋13に近づ
く方向への回動力が付勢されており、また、ガイド溝3
3、33の初期案内部34、34は閉蓋状態における後蓋25の
被ガイドピン30、30の回動軌跡に略沿って延びるように
形成されているので、前蓋13が閉蓋位置に来ると、被ガ
イドピン30、30は、第1図(A)に示すように、初期案
内部34、34の略水平な内底面34a、34aと略垂直な前側面
34b、34bとに弾接され、それにより、後蓋25がそれ以上
上記方向へ回動するのを阻止される。
この状態の後蓋25の位置が閉蓋位置であり、この状態
では主部26が磁気テープ7を挟んで前蓋13の前面部14と
略平行に対向し、かつ、その覆い突条28の前端面が磁気
テープ7の下縁より稍下方に位置し、かつ、前蓋13の前
面部14の背面に軽く接触するかあるいは極く近接したと
ころに位置される。
しかして、閉蓋状態では、磁気テープ7のうちカセッ
トケース2外に導出されている部分は前蓋13によって前
面側及び上方から覆われると共に後蓋25によって後面側
及び下方から覆われる。
(f.後蓋及び前蓋のロック)[第1図] そして、閉蓋状態において、後蓋25は開蓋位置側への
移動を阻止される、即ち、閉蓋位置にロックされ、ま
た、前蓋13は後蓋25がロックされることによって閉蓋位
置にロックされる。
このようなロックはガイド溝33、33の初期案内部34、
34とバネ32、32の弾発力とにより行なわれる。第1図
(A)に示す直線L1は初期案内部34、34の上面34c、34c
(以下、「ロック面」と言う。)の延長線、曲線Rは閉
蓋状態において後蓋25を回動させたと仮定したときに被
ガイドピン30、30の外周面のうちロック面34c、34cと接
触している箇所の回動軌跡、直線lは閉蓋状態において
被ガイドピン30、30の中心と支点ピン27、27の中心とを
結ぶ線、また、直線L2は上記直線lと回動軌跡Rとが交
差する点において回動軌跡Rに外接する外接線であり、
ロック面34c、34cは外接線L2に対して稍後ろ寄りに傾い
た方向(図面では略5゜傾けた状態で示してある。)に
延びるように形成されている。
そこで、閉蓋状態から前蓋13を開蓋方向へ移動させる
力が加えられると、その力は後蓋25にも加えられる。そ
して、後蓋25にはバネ32、32による回動力が付勢されて
いるため、開蓋方向への力を加えられた被ガイドピン3
0、30は、必ず、ロック面34c、34cに直線lと略同じ方
向で押し付けられることになる。そして、ロック面34
c、34cは上記した傾きを有しているので、このロック面
34c、34cに押し付けられた被ガイドピン30、30には前方
への移動力が生じることになり、従って、被ガイドピン
30、30はいずれの方向へも移動を阻止され、それによっ
て、後蓋25の開蓋方向への移動が阻止され、また、後蓋
25の移動が阻止されることによって前蓋13の開蓋方向へ
の移動も阻止される。
しかして、後蓋25及び前蓋13がいずれも閉蓋位置にお
いてロックされることになる。
そして、前蓋13に対するロックは、後蓋25と連結され
ている2つの箇所、即ち、左右両端より中央へ偏倚して
位置した2つの支持片23、23に対して為されるので、閉
蓋状態から前蓋13のいずれの位置を開蓋方向へ押圧して
も、前蓋13がねじられることは殆ど無く、従って、その
一部が開蓋方向へ変位して磁気テープ7が露出したり、
前蓋13が変形してしまうようなことは無い。
尚、例えば、前蓋13の左右方向における寸法が比較的
小さい場合等、場合によっては、後蓋25をロックする位
置を1箇所とする。即ち、ガイド溝33、33の一方の初期
案内部34のみにロック面34cを形成することも考えられ
る。そして、このようにしても後蓋25に為されたロック
が前蓋13に作用する位置はその側端部よりかなり中央側
へ寄った位置になるので、それだけでもねじれに対する
強度を増すことができる。
また、後蓋25に回動力を付勢するためのバネ32、32は
その一方のみであっても良く、更には、このバネを後蓋
25と一体に形成されたものとすることも考えられる。
(g.開蓋)[第1図(B)、第1図(C)] 前蓋13及び後蓋25の開蓋方向への移動は、テープカセ
ット1を記録再生装置に装着する際当該記録再生装置に
設けられている開蓋手段により行なわれる。
即ち、前蓋13の前面部14の下端部のうち閉蓋位置に来
ている後蓋25の前記被押圧部31、31と対応した位置には
切欠14b、14bが形成されており、テープカセット1を記
録再生装置のカセット挿入部に挿入すると、先ず、開蓋
手段のロック解除部が相対的に上記切欠14b、14bを通し
てテープ引出用凹部9内に挿入されて被押圧部31、31を
後方へ向けて押圧し、それにより、後蓋25が、第1図
(B)に示すように反時計回り方向へ回動されて前倒れ
の姿勢にされ、被ガイドピン30、30がガイド溝33、33の
初期案内部34、34と中間部35、35とが連続する位置へと
移動され、次いで、前蓋13に開蓋方向への力が加えら
れ、それにより、前蓋13が開蓋方向へ向けて回動され
る。そして、この回動に伴なって、後蓋25は前蓋13に支
持された位置が支点ピン17、17′を回動中心として移動
して行くと共に被ガイドピン30、30の移動経路がガイド
溝33、33の中間部35、35及び終期案内部36、36により案
内されながら開蓋方向へ移動して行き、第1図(C)に
示す開蓋位置に到達する。
尚、前蓋13の前面部14の下縁14c及び側面部16、16′
の後端部を除いた下縁16a、16′aは閉蓋位置にある状
態でカセットケース2の下面2bよりも稍上にあるように
されているが、これによって、第1図(A)の状態から
第1図(B)の状態に至るまでの間に、被ガイドピン3
0、30がロック面34c、34cに摺接して行くことによっ
て、前蓋13の支持片23、23の支持孔23a、23aが僅かに下
方へ引っ張られて前蓋13が僅かに前傾しても、前面部14
の下縁14cや側面部16、16′の下縁16a、16′aがカセッ
トケース2の下面2bよりも下方に突出してしまうことが
なく、よって、前蓋13がカセットケース2の下面より下
方に突出した場合の逃げをカセットホルダー等に作って
おく必要がない。
尚、被ガイドピン30、30が中間部35、35によって移動
方向を案内されている間は、後蓋25の前蓋13の前面部14
に対する傾きが徐々に増して行き、被ガイドピン30、30
が終期案内部36、36によって移動方向を案内されている
間は上記傾きが小さくなって行き、開蓋位置に到達する
と、後蓋25は前蓋13と略平行な姿勢になる。
尚、前蓋13及び後蓋25の閉蓋方向への移動動作は、上
記した開蓋時の移動動作と逆の順序で行なわれる。
尚、上記したように、後蓋25の上端部を除く大部分は
開蓋方向への移動が開始する前に磁気テープ7から後方
へ大きく離間されるので、後蓋25が静電気を有していた
としても、磁気テープ7が後蓋25に引きずられて移動し
てしまうようなことは無い。
また、前蓋13の前面部14の下端部のうち切欠14bと14b
との間の部分14cは下端へ行くに従って後方へ変位する
ように屈曲されており、従って、前蓋13の中央部のうち
その回動中心軸から一番遠い箇所の回動軌跡r1(第1図
(A)参照)がこの下端部14cが真っ直ぐであった場合
の回動軌跡r2に較べて、距離aだけ後方に位置され、こ
れにより、記録再生装置におけるカセット装着位置を上
記距離aだけヘッドドラムに近づけることができ、それ
により、メカデッキの小型化を図ることができる。
(F−2.第2の実施例)[第7図乃至第10図] 第7図乃至第10図は本発明テープカセットの第2の実
施例37を示すものである。
尚、この第2の実施例に係るテープカセット37は、前
記テープカセット1と比較して、全体の大きさと後蓋の
構造の一部とガイド溝の形状及びロック手段が相違する
が、その余の部分の形状や機能はテープカセット1にお
ける同様の部分の形状や機能と略同じである。従って、
説明は上記相違する部分についてのみ行ない、その余の
部分については、テープカセット1における同様の部分
に付した符号と同じ符号を付することにより説明を省略
する。
(a.後蓋) 38は後蓋であり、左右方向に長い板状をした主部39
と、左右方向に長い帯板状をしその幅方向における略中
間の部分が主部39の上端に連続した上面部40と、主部39
の左右両端面の略中央から突出した支点ピン41、41と、
主部39の左右両端の下端部から後方へ向けて突出した腕
42、42と、該腕42、42の先端部から互いに反対側へ突出
した被ガイドピン43、43とが合成樹脂により一体に形成
されて成る。そして、支点ピン41、41が前蓋13の支持片
23、23の支持孔23a、23aに挿通されることにより前蓋13
に回動自在に支持され、また、その被ガイドピン43、43
はカセットケース2のテープ引出用凹部9の内側面24
a、24aに形成されたガイド溝44、44に摺動自在に係合さ
れていてその移動軌跡を案内されるようになっている。
しかして、後蓋38は前蓋13の回動に伴なって第10図
(A)に示す閉蓋位置と同図(B)に示す開蓋位置との
間を移動されると共にその移動の間に前蓋13に対する姿
勢を変化され、閉蓋状態では、後蓋38の主部39が前蓋13
の前面部14に対して後ろ倒れに傾いた姿勢で対向し、か
つ、その上面部40がカセットケース2の天板部45の一部
を成すように位置すると共に前蓋13の上面部15に後方か
ら接触し、それにより、テープ引出用凹部9の前面10と
上面12が閉じられると共にカセットケース2の前面2aに
沿って掛け渡されている磁気テープ7が前蓋13及び後蓋
38によって前後両側及び上下両側から覆われ、そして、
開蓋状態ではカセットケース2の前面2aが開放されると
共に後蓋38がテープ引出用凹部9より高いところに位置
される。
(b.ロック子) 46は後蓋38を閉蓋位置にロックするためのロック子で
あり、カセットケース2に回動自在に支持された回動軸
と該回動軸の上端部に固定された係合片と回動時の下端
部に固定された被押圧腕等から成り、上記係合片が閉蓋
位置に来た後蓋38の上面部40に上方から係合することに
よって後蓋38の閉蓋方向への移動を阻止するようになっ
ている。
(b−1.構造) 47は回動軸であり、その上端部寄りの箇所がカセット
ケース2の天板部45のうちテープ引出用凹部9に臨むよ
うに位置した前端部の略中央部に形成された支持孔45a
に挿通され、また、その下端部寄りの箇所がテープ引出
用凹部9の奥面9aの下端部から突設された軸受部48の孔
48aに挿通されており、これにより、カセットケース2
に軸回り方向へ回動自在に支持されている。
そして、回動軸47の上端部に係合片49の基端部が固定
され、また、回動時47の下端部に被押圧腕50の基端部が
固定されている。従って、係合片49と被押圧腕50は回動
軸47を介して一体化されている。
51は天板部45の上面のうち支持孔45aを含む位置に形
成された浅い凹部、52は後蓋38の上面部40の上面のうち
後半部の左右方向における略中央部に形成された浅い凹
部であり、これら2つの凹部51と52は後蓋38が閉蓋位置
に来た状態で互いに連続して、上方から見て、支持孔45
aを要とした略扇形を為すように形成されている。
そして、係合片49は上記凹部51、52の深さと略同じ厚
さを有し、互いに連続した状態の2つの凹部51と52の中
で中心角で略90゜の範囲内で回動し得るように配置され
ている。即ち、係合片49は、第7図に実線で示すよう
に、その長手方向が略前後方向に延びる向きとなって回
動端部49aが後蓋38側の凹部52内に位置したロック位置
と、同図に2点鎖線で示すように、上方から見て上記ロ
ック位置より反時計回り方向へ略90゜移動してその全体
が天板部45側の凹部51内に位置したロック解除位置との
間で移動されるように設けられている。
尚、係合片49と被押圧腕50とは回動軸47の軸回り方向
において、略45゜位置がずれており、係合片49がロック
位置に来た状態では、被押圧腕50が回動軸47から略前方
斜め右側へ向けて突出するように位置される。
また、カセットケース2の底板部22の下面の前端部の
うち前方から見て回動軸47の右側の位置に浅い凹部53が
形成されており、係合片49がロック解除位置へと移動す
るときは、被押圧腕50が上記凹部53内に位置される。
更に、前蓋13の前面部14の下端部及び後蓋38の主部39
の下端部のうち上記凹部53と対応した位置に切欠14d、3
9aが形成されている。
そして、回動軸47の下端部寄りの位置には鋏形バネ状
をした戻しバネ54のコイル部54aが外嵌されており、該
戻しバネ54の一方の腕54bがテープ引出用凹部9の奥面9
aに弾接され、他方の腕54cが被押圧腕50の基端部に係止
されており、それにより、ロック子46に、常時、上方か
ら見た時計回り方向への回動力が付勢されている。
(b−2.作用) しかして、後蓋38が閉蓋位置に来た状態では、係合片
49の回動端部49aが後蓋38の凹部52内に位置され、それ
により、後蓋38の開蓋方向への移動が阻止され、また、
後蓋の開蓋方向への移動が阻止されることによって前蓋
13の開蓋方向への移動が阻止される。
このようにして、前蓋13の後蓋38がそれぞれ閉蓋位置
にロックされる。
そして、後蓋38に対するロックはその左右方向におけ
る中間部に対して為されるので、このロックは後蓋38の
左右両側端部と連結されている前蓋13に対しても及ぶこ
とにより、従って、閉蓋状態における前蓋13のねじれに
対する強度が強くなり、その側端部に開蓋方向への力を
加えられても容易には開蓋方向へ変化することが無い。
また、テープカセット37が記録再生装置のカセット挿
入部に挿入されると、記録再生装置側に設けられたロッ
ク解除手段が、相対的に、前蓋13の切欠14d及び後蓋38
の切欠39aを通してテープ引出用凹部9内に挿入されて
被押圧腕50を後方へ向けて中心角で略90゜押圧し、それ
により、係合片49がロック解除位置へと移動される。そ
して、その状態から前蓋13及び後蓋38が開蓋位置へ向け
て移動される。
尚、テープカセット37の記録再生装置からの取出が行
なわれる際、前蓋13はトーションバネ19によって閉蓋位
置に戻され、それに伴ない後蓋38も閉蓋位置に戻され、
後蓋38が閉蓋位置に戻ると、ロック子46が戻しバネ54に
よって、時計回り方向へ回動し、それにより、係合片49
がロック位置へと移動されて後蓋38をロックすることに
なる。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明テ
ープカセットは、テープの一部がカセットケース前面の
うち両端のテープ出口の間のテープ引出領域に沿って延
びるようにカセットケース外に導出され、カセットケー
ス前面の全域を覆うべきカセットケースに回動自在に支
持された前蓋と上記テープの一部を後側から覆うべく前
蓋に回動自在に支持された後蓋とを備え、これら蓋が閉
蓋位置にある非使用状態では前蓋と後蓋とによってテー
プを前後両側から覆うようにしたテープカセットであっ
て、後蓋に回動力を付勢するためのバネを設けるととも
に、カセットケースのテープ引出領域の側壁の後蓋の移
動軌跡を案内するためのガイド溝を形成し、ガイド溝は
初期案内部と略垂直の中間案内部と円弧状の終期案内部
とから成るとともに連続した一定の深さを有し、初期案
内部の上部溝壁と後蓋の被ガイドピンとによって前蓋及
び後蓋を閉蓋位置にロックしたり、あるいは、カセット
ケースの略中央部に回動自在に支持されたロック部材を
設け、ロック部材を回動させて後蓋の上面部に係合する
ことによって前蓋及び後蓋を閉蓋位置にロックしたこと
を特徴とする。
従って、本発明テープカセットによれば、ロック手段
により後蓋に対して為されたロックは、前蓋に対して
は、これと後蓋との連結箇所、即ち、少なくとも両端部
よりは中央側へ寄った位置に対して作用することになる
ので、前蓋におけるロックが為される位置から側端部ま
での間の距離が短くなり、それにより、閉蓋状態から前
蓋の側端部に加えられた開蓋方向への力によるねじれに
対する強度が高くなるので、そのような力を加えられて
も、前蓋が容易には開蓋方向へ変位せず、また、容易に
変形されることも無い。
尚、上記各実施例に示した具体的な形状や構造は、本
発明の実施に当ってのほんの一例を示したものにすぎ
ず、これらによって、本発明の技術的範囲が限定的に解
釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明テープカセットの第1の実施
例を示すものであり、第1図は前蓋及び後蓋の閉蓋位置
から開蓋位置への移動を(A)から(C)へ経時的に示
す要部の拡大垂直断面図、第2図は閉蓋状態の斜視図、
第3図は開蓋状態の斜視図、第4図は第1図(A)のIV
−IV線に沿う一部省略拡大断面図、第5図は一部を分解
して示す斜視図、第6図は後蓋の両端部と前蓋の支持部
を一部を切り欠いて示す拡大斜視図、第7図乃至第10図
は本発明テープカセットの第2の実施例を示すもので、
第7図は閉蓋状態の斜視図、第8図は開蓋状態の斜視
図、第9図は前蓋と後蓋とロック子を分解して示す斜視
図、第10図(A)は閉蓋状態の要部拡大垂直断面図、第
10図(B)は開蓋状態の要部拡大垂直断面図である。 符号の説明 1……テープカセット、 2……カセットケース、2a……前面、 7……テープ、8、8′……テープ出口、 13……前蓋、24……側壁、25……後壁、30……被ガイド
ピン、32……バネ、33……ガイド溝、34……初期案内
部、34c……上部溝壁、35……中間案内部、36……終期
案内部、37……テープカセット、38……後蓋、40……上
面部、46……ロック部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの一部がカセットケース前面のうち
    両端のテープ出口の間のテープ引出領域に沿って延びる
    ようにカセットケース外に導出され、カセットケース前
    面の全域を覆うべくカセットケースに回動自在に支持さ
    れた前蓋と上記テープの一部を後側から覆うべく前蓋に
    回動自在に支持された後蓋とを備え、これら蓋が閉蓋位
    置にある非使用状態では前蓋と後蓋とによってテープを
    前後両側から覆うようにしたテープカセットであって、 後蓋に回動力を付勢するためのバネを設けるとともに、
    カセットケースのテープ引出領域の側壁の後蓋の移動軌
    跡を案内するためのガイド溝を形成し、該ガイド溝は初
    期案内部と略垂直の中間案内部と円弧状の終期案内部と
    から成るとともに連続した一定の深さを有し、初期案内
    部の上部溝壁と後蓋の被ガイドピンとによって前蓋及び
    後蓋を閉蓋位置にロックする ことを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】テープの一部がカセットケース前面のうち
    両側のテープ出口の間のテープ引出領域に沿って延びる
    ようにカセットケース外に導出され、カセットケース前
    面の全域を覆うべくカセットケースに回動自在に支持さ
    れた前蓋と上記テープの一部を後側から覆うべく前蓋に
    回動自在に支持された後蓋とを備え、これら蓋が閉蓋位
    置にある非使用状態では前蓋と後蓋とによってテープを
    前後両側から覆うようにしたテープカセットであって、 カセットケースの略中央部に回動自在に支持されたロッ
    ク部材を設け、該ロック部材を回動させて後蓋の上面部
    に係合することによって前蓋及び後蓋を閉蓋位置にロッ
    クする ことを特徴とするテープカセット。
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