JP2770337B2 - 点灯装置 - Google Patents

点灯装置

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JP2770337B2 JP63215174A JP21517488A JP2770337B2 JP 2770337 B2 JP2770337 B2 JP 2770337B2 JP 63215174 A JP63215174 A JP 63215174A JP 21517488 A JP21517488 A JP 21517488A JP 2770337 B2 JP2770337 B2 JP 2770337B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自励式のインバータ回路によってハロゲン
電球等のランプ負荷を点灯させる点灯装置の改良に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、商用電源で、例えば、定格電圧12Vのハロゲン
電球を点灯するする場合は、鉄芯に銅線を巻き付けた、
いわゆる鉄銅式のトランスを用いて商用電源電圧を降圧
して点灯していたが、このトランスは大きくて重いとい
う欠点があった。
このため、各種の自励式インバータ回路を用いて商用
周波数の電源を一旦高周波に変換した後、高周波トラン
スで例えば12Vに降圧して点灯する装置が実施されてい
る。このような点灯装置の一例として第6図のように、
自励発振用の電流帰還トランスを設けたハーフブリッジ
方式の点灯装置がある。
第6図において、交流電源1に全波整流器2が接続さ
れ、全波整流器2の出力端にはコンデンサ3,4の直列回
路、インバータ回路を構成するトランジスタ8,9の直列
回路、ダイオード10,11の縦列回路、及び抵抗5とコン
デンサ6の直列回路がそれぞれ並列に接続されている。
また、トランジスタ8のエミッタとトランジスタ9のコ
レクタとの接点にダイオード10のアノードとダイオード
11のカソードとの接点を接続し、その接点とコンデンサ
3,4の中点の間に高周波降圧トランス12と電流帰還トラ
ンス13の各一次巻線n1,n1の直列回路が接続されてい
る。
高周波降圧トランス12の二次巻線n2には、ハロゲン電球
等のランプ負荷14が接続され、電流帰還トランス13の二
つの二次巻線n2,n3のうちの一方の巻線n3はトランジス
タ8のベース・エミッタ間に接続され、他の巻線n2はト
ランジスタ9のベース・エミッタ間に接続されている。
また、抵抗5とコンデンサ6の中点はトリガ素子7を介
してトランジスタ9のベースに接続されている。
ここで回路動作を説明すると、交流電源1が投入され
ると交流電圧が全波整流器2により交流電源の2倍の周
波数成分を有する直流電圧に整流され、その直流電圧に
よりコンデンサ6は抵抗5を介して充電される。コンデ
ンサ6の充電電圧がトリガ素子7のブレークオーバー電
圧に達するとトリガ素子7はターンオンし、コンデンサ
6に充電された電荷がトランジスタ9のベースに流れ込
み、トランジスタ9はオン状態となる。この時、トラン
ジスタ8はオフ状態となっている。トランジスタ9がオ
ンすると、高周波降圧トランス12の一次巻線n1、電流帰
還トランス13の一次巻線n1およびトランジスタ9のコレ
クタ・エミッタを介してコンデンサ3に電流が流れ始め
る。
電流帰還トランス13では一次巻線n1と二次巻線n2、n3
の巻き方向により、二次巻線n2にトランジスタ9のベー
ス電流を供給する方向に電圧が発生し、また、二次巻き
線n3にトランジスタ8に逆バイアスをかける方向に電圧
が発生する。この電流帰還トランス13の二次巻き線n2
らトランジスタ9に供給されるベース電流は、トランジ
スタ9を充分に飽和させるものである。
一定時間経過後、トランジスタ9のコレクタ電流の変
化が少なくなるにつれ、電流帰還トランス13の二次巻き
線n2、n3に発生する電圧が低下し、これによりトランジ
スタ9のベース電流も減少する。やがて、電圧が反転
し、トランジスタ9はオフ状態となり逆にトランジスタ
8がオン状態となる。トランジスタ8がオンするとコレ
クタ・エミッタより電流帰還トランス13の一次巻線n1
高周波降圧トランス12の一次巻線n1、コンデンサ4へと
電流が流れる。そして、コンデンサ4の充電が終わると
トランジスタ8がオフ状態となり、トランジスタ9がオ
ン状態となる。
以後これらの動作を繰り返すことにより、高周波降圧
トランス12の二次巻線n2には、一次巻線n1との巻数比に
応じて発生する電圧によりランプ14が点灯する。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前記のような点灯装置においては、ランプ14
が点灯した後に電源電圧が変動したような場合、これが
鉄銅式トランスと同様にランプ14のランプ電圧変動とな
って表れるため、光出力不足が生じたり、過電圧によっ
てランプ寿命が短くなるといった大きな問題があった。
かかる問題を除くために、特開昭60−133696号公報に
開示されているように、他励式のチョッパ回路でランプ
を点灯する装置において、検知したランプ電圧をA/D変
換しマイクロコンピュータに入力してモニタ電圧とし、
これを基準電圧と比較してチョッパ回路のトランジスタ
を制御することが提案されている。しかし、このような
装置は回路が複雑高価なものとなり、経済性を利点とす
る自励式インバータ回路には適用できない。
そこで、自励式インバータ回路に接続された高周波降
圧トランス12の二次側に、ランプ負荷を接続した二次巻
線とは別の二次巻線を設け、これにランプ電圧を検知し
てインバータ回路のトランジスタ駆動回路にフィードバ
ックしてランプを定電圧にするためのフィートバック回
路を設けることが考えられる。
ところが、このようなランプ電圧制御回路を設けた場
合、電源電圧が過電圧の状態の時には電源を投入する
と、一定時間経過するまでは前記フィードバック回路が
正常に機能しないため、即ち、ランプ電圧が上昇しフィ
ードバック回路の時定数回路が働いて正常なランプ電圧
制御が行われるまでの間、ランプに過電圧が印加され続
けることとなるため、最悪の場合にはランプのフィラメ
ントが溶断してしまうことがある。
特に第6図のような点灯装置では、以下述べるように
ランプの始動時にランプ及び回路を通じてラッシュ電流
が流れるという特性があるため、前記のようなフィード
バック回路を設けることは極めて困難であった。
即ち、第6図の装置では、ランプ14を点灯させる場
合、ランプの始動時(フィラメントが冷えている時)
は、点灯時と比較してランプ14のフィラメントのインピ
ーダンスが著しく低く、フィラメントが発熱してインピ
ーダンスが高くなるまでの間、ランプにはラッシュ電流
が流れる。高周波降圧トランス12は一般的一次,二次巻
線の結合が強いトランスであるため、ラッシュ電流は一
次巻線n1及びトランジスタ8,9に流れることになる。そ
のため、定常点灯時にトランジスタ8,9に流れるコレク
タ電流の数倍の電流がランプ始動時にトランジスタ8,9
に流れることとなり、大電流容量のトランジスタを使用
しなくてはならなかった。
また、ラッシュ電流は電流帰還トランス13の一次巻線
n1にも流れるため、ラッシュ電流による二次巻線n2,n3
に発生する電圧も高くなる。従って、この電圧がトラン
ジスタ8,9のエミッタ・ベース間最大電圧VEBOを越える
がトランジスタの劣化が早まる。
ここで、第7図に電源投入時からのランプ電圧波形、
ランプ電流波形、トランジスタ8,9のコレクタ電流波形
及びエミッタ・ベース間電圧波形を示す。即ち、第7図
からも明らかなように、電源投入時から過渡的にランプ
14にラッシュ電流が流れ(第7図(a),(b))、こ
れによりトランジスタ8,9のコレクタにもラッシュ電流
が流れると共に、(第7図(c))、エミッタ・ベース
間に最大電圧VEBOを越える電圧が発生する(第7図
(b))。
このように、従来の鉄銅式トランスと、第6図のよう
な自励式のインバータ回路とでは、インバータ回路の方
がはるかに小型軽量にはなっているが、鉄銅式トランス
と同様にランプにはラッシュ電流が流れるという問題が
あり、しかも経済性の上からは鉄銅式トランスより不利
であることから、このような装置に電源電圧の変動に応
じたランプ電圧制御機能を持たせることは、極めて困難
であると思われていた。
本発明は、以上のような問題に鑑みてなされたもの
で、自励式のインバータ回路を備えた点灯装置におい
て、極めて確実かつ経済的な手段により始動時のラッシ
ュ電流を軽減するとともにランプの定電圧制御を可能な
らしめて、始動時におけるランプフイラメントの溶断、
ランプ始動後の光出力不足や過電圧によるランプ寿命の
短縮化を防止した点灯装置を提供せんとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明の点灯装置は上記課題を解決するためになされ
たもので、以下の構成を有する。即ち、交流電源より全
波整流器を介して一対のトランジスタからなる自励式の
インバータ回路が接続され、該インバータ回路に高周波
降圧トランスを介してランプが接続された点灯装置にお
いて、前記降圧トランスの二次側に、ランプを接続した
二次巻線とは別の二次巻線を設け、これにインバータ回
路の駆動回路へフィードバックしてランプを定電圧にす
るためのフィードバック回路を接続するとともに、該フ
ィードバック回路より電源側に、前記インバータ回路の
駆動回路を共用するソフトスタート回路を設けたもので
ある。
[作用] 本発明の点灯装置は、A/D変換回路やマイクロコンピ
ュータを用いずに、降圧トランスの二次側にランプを接
続した二次巻線とは別の二次巻線を設け、これにインバ
ータ回路の駆動回路へフィードバックしてランプを定電
圧にするための、フィードバック回路を接続したので、
ランプ点灯時に電源電圧変動があっても電源電圧の変化
は前記インバータ回路の駆動回路にフィードバックさ
れ、これに応じてインバータ回路の時定数が変化して位
相制御が行われるため、極めて簡単かつ確実なランプの
定電圧点灯が可能である。また、ランプ始動時に一定時
間経過するまでは前記フィードバック回路が正常に機能
しない問題とランプ及び回路を通じてラッシュ電流が流
れる問題は、フィードバック回路より電源側に、前記イ
ンバータ回路の駆動回路を共用するソフトスタート回路
を設けたことにより、先ずソフトスタート回路が動作し
てラッシュ電流が軽減されるため、これも簡単かつ経済
的に解決される。
[実施例] 以下、本発明の好ましい実施例を第1図乃至第5図に
より説明する。
第1図は本発明の点灯装置の回路構成図である。第1図
において、交流電源1に全波形整流器2が接続され、そ
の出力端にはインバータ回路を構成するコンデンサ3,4
の直列回路、トランジスタ8,9の縦列回路、ダイオード1
0,11の直列回路、及び抵抗5とコンデンサ6の直列回路
がそれぞれ並列に接続されている。また、トランジスタ
8のエミッタとトランジスタ9のコレクタとの接点には
ダイオード10のアノードとダイオード11のカソードとの
接点が接続され、その接点とコンデンサ3,4の中点の間
に、高周波降圧トランス12の一次巻線n1と電流帰還トラ
ンス13の一次巻線n1の直列回路が接続されている。
高周波降圧トランス12の二次側には二つの巻線n3が設け
られ、巻線n2にはハロゲン電球等のランプ14が接続さ
れ、巻線n3にはフィードバック回路Bが接続される。こ
のフィードバック回路Bの出力が駆動回路Cの入力端に
接続される。また、電流帰還トランス13の二次側にも二
つの巻線n2およびn3が設けられ、巻線n2はトランジスタ
9のベース・エミッタ間に接続され、巻線n3はトランジ
スタ8のベース・エミッタ間に接続されている。また、
抵抗5とコンデンサ6の中点は、トリガ素子7を介して
トランジスタ9のベースに接続されている。なお、第1
図中第6図と同一符号は同一又は相当部分を示す。ま
た、上記フィードバック回路Bより電源側に、前記イン
バータ回路の駆動回路Cを共用するソフトスタート回路
Aが設けてある。
かかる構成において、ソフトスタート回路Aとフィード
バック回路Bの信号により、駆動回路Cがコンデンサ6
の充電時定数をコントロールし、トリガ素子7のブレー
クオーバーする位相角を制御してインバータ回路のトラ
ンジスタ9を制御するものであり、その他の動作は第6
図と同様である。
次に、上記ソフトスタート回路A、フィードバック回
路Bおよび駆動回路Cの構成を第2図に示す。
ソフトスタート回路Aは、全波整流器2の正側に抵抗
A1、コンデンサA2、抵抗A3及びダイオードA4の直列回路
が接続され、抵抗A1トとコンデンサA2の接点にツェナ−
ダイオードA5のカソードが接続されたものである。ツェ
ナ−ダイオードA5のアノードは全波整流器2の負側に接
続される。
また、フィードバック回路Bは全波整流器2の負側よ
り高周波降圧トランス12に二次側の一方の巻線n3を介し
てダイオードB1、抵抗B2およびコンデンサB3の直列回路
が接続され、コンデンサB3に可変抵抗B4が並列に接続さ
れている。可変抵抗B4の可変端子はダイオードB5を介し
てフィードバック回路AのダイオードA4のカソードに接
続される。
さらに、駆動回路Cは、バイパストランジスタC1のコ
レクタが抵抗5とコンデンサ6の接点に接続され、エミ
ッタは抵抗C2を介して全波整流器2の負側に接続され
る。バイパストランジスタC1のベースは抵抗C3を介して
全波整流器2の負側に接続されると共に、抵抗C4および
ツェナ−ダイオードC5を介し、ツェナ−ダイオードC5の
カソードをソフトスタート回路AのダイオードA4のカソ
ードに接続されている。
このような回路の動作について説明すると、まず、交
流電源1が投入されると全波整流器2により整流された
電圧がソフトスタート回路Aに印加される。ソフトスタ
ート回路AのコンデンサA2、抵抗A3及びダイオードA4に
はツェナ−ダイオードA5によって制限された直流定電圧
が印加される。この時コンデンサA2の初期充電電圧がな
いものと仮定すると、直流定電圧はコンデンサA2以降の
回路に印加し、駆動回路Cのツェナ−ダイオードC5及び
抵抗C4を介してバイパストランジスタC1にベース電流が
流れる。以上の動作を数サイクル繰り返すにつれて、コ
ンデンサA2は徐々に充電され、抵抗A3以降の回路に印加
される電圧は徐々に減少する。即ち、抵抗A3を介してバ
イパストランジスタC1のベースに流れ込む電流も徐々に
減少する第3図Y参照)。
そのためバイパストランジスタC1のインピーダンスは
徐々に高くなり、トリガ素子7がブレークオーバーする
位相角は徐々に前へ移行(遅れから進み方向)してい
く。それに伴いランプの実効値電圧も徐々に上昇してラ
ンプ14がソフトスタートするものである。この場合の波
形図を第4図に示す。即ち、電源投入時から最初のサイ
クルのランプ電圧は最も遅れた位相で印加され、次のサ
イクルより徐々に位相が進む(第4図(a))。これに
伴いランプ電流およびトランジスタ8,9のコレクタ電流
も位相が同期する(第4図(b),(c))。同様に、
トランジスタ8,9のエミッタ・ベース間電圧の位相角も
同期して変化するため、最大電圧VEBOを越えることがな
い。
一方、インバータ回路が位相制御でサイクル毎に徐々
に発振をしてランプ電圧が立上がってくると、高周波降
圧トランス12の二次側の一方の巻線n3に電圧が発生し、
これを整流平滑するとコンデンサB3にはランプ電圧に応
じた直流電圧が発生する。従って、ソフトスタート回路
Aによりランプ電圧が上昇するのにしたがってフィード
バック回路BのコンデンサB3の電圧も上昇し、これによ
り可変抵抗B4を通してバイパストランジスタC1のベース
へ流れこむ電流も上昇する(第3図X参照)。
やがてソフトスタート回路Aからの電流はゼロになり
(第3図Y参照)、バイパストランジスタC1のベース電
流はフィードバック回路Bからのみになる(第3図X,
Z)。この時ランプ電圧が定格電圧になるように可変抵
抗B4を設定しておくと電源電圧の変動に応じたベース電
流をフィードバック回路Bより供給することができ、電
源電圧の変動や電源周波数の違いに対してランプ14を定
電圧で点灯することができる。
また、ソフトスタート回路Aにより、インバータ回路
のトランジスタ8,9へのラッシュ電流は低減されるた
め、トランジスタ8,9のエミッタ・ベース間電圧もその
最大電圧VEBOを越えることはなくなる。
なお、第5図は第2図におけるソフトスタート回路A
及びフィードバック回路Bを定電流プッシュプルインバ
ータ回路に用いた場合を示した回路の構成図である。即
ち、高周波トランス16の一次側の巻線n11,n12,n13,n
14にトランジスタ8,9等のプッシュブルインバータ回路
が構成され、二次側の巻線n21にランプ14が接続され、
巻線n13にフィードバック回路Bが設けられたものであ
り、その他の構成および特性は第1図の点灯装置と略同
様であり、同様の効果を有するものである。
[発明の効果] 以上、上記実施例の説明からも明らかなように本発明
によれば、交流電源より全波整流器を介して一対のトラ
ンジスタからなる自励式のインバータ回路が接続され、
該インバータ回路に高周波降圧トランスを介してランプ
が接続された点灯装置において、前記降圧トランスの二
次側に、ランプを接続した二次巻線とは別の二次巻線を
設け、これにインバータ回路の駆動回路へフィードバッ
クしてランプを定電圧にするためのフィードバック回路
を接続するとともに、該フィードバック回路より電源側
に、前記インバータ回路の駆動回路を共有するソフトス
タート回路を設けたので、これまで簡単な手段では実施
が困難と考えられていたランプの定電圧制御が可能とな
った。即ち、ランプ始動時に一定時間経過するまではフ
ィードバック回路が正常に機能せず、ランプを通して極
めて大きな電流が流れてフィラメントの溶断に至るよう
な事態は、前記ソフトスタート回路によるラッシュ電流
制限作用よって防止されるため、点灯後の正常なランプ
定電圧制御ができるようになった。つまり、本発明によ
れば、ソフトスタート回路およびフィードバック回路に
よってインバータ回路を位相制御してランプをソフトス
タートさせ、ランプ始動後は前記位相制御における位相
角を電源電圧の変動に対応して制御することにより、電
源電圧が高い時のランプへの過入力、および電源電圧が
低い時の光出力不足を抑制してランプ寿命を延ばすこと
ができる。また、インバータ回路のスイッチング用トラ
ンジスタにおけるコレクタ電流のラッシュ電流や、ベー
ス・エミッタ間電圧を抑えることができるため、その劣
化を防止することが可能となる。なお、本発明ではフィ
ードバック回路として先に説明したような簡単な構成の
ものを用い、しかも位相制御の駆動回路をソフトスター
ト回路の駆動回路と共用しているので経済性のうえから
もメリットがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の点灯装置を示した回路構成図、第2図
は第1図におけるブロックの一実施例を示した回路図、
第3図は第2図における電流変化を表したグラフ、第4
図は第2図における各部の電圧、電流の波形図、第5図
は本発明の他の実施例の回路構成図、第6図は従来のイ
ンバータ回路を用いた点灯装置を示した回路構成図、第
7図は第6図における各部の電圧、電流の波形図であ
る。 A…ソフトスタート回路 B…フィードバック回路 C…駆動回路 8…インバータ回路用トランジスタ 9…インバータ回路用トランジスタ 12…高周波降圧トランス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源より全波整流器を介して一対のト
    ランジスタからなる自励式のインバータ回路が接続さ
    れ、該インバータ回路に高周波降圧トランスを介してラ
    ンプが接続された点灯装置において、前記高周波降圧ト
    ランスの二次側に、ランプを接続した二次巻線とは別の
    二次巻線を設け、これにインバータ回路の駆動回路へフ
    ィードバックしてランプを定電圧にするためのフィード
    バック回路を接続するとともに、該フィードバック回路
    より電源側に、前記インバータ回路の駆動回路を共用す
    るソフトスタート回路を設けたことを特徴とする点灯装
    置。
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