JP2769471B2 - 複写機械に感光性材料のウエブを供給するカセット - Google Patents

複写機械に感光性材料のウエブを供給するカセット

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JP2769471B2 JP4236297A JP23629792A JP2769471B2 JP 2769471 B2 JP2769471 B2 JP 2769471B2 JP 4236297 A JP4236297 A JP 4236297A JP 23629792 A JP23629792 A JP 23629792A JP 2769471 B2 JP2769471 B2 JP 2769471B2
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    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、露光済または未露
光写真フィルム、印画紙および/または他の感光性材料
のウエブまたはストリップの暫定的格納用容器に関する
ものである。更に詳しく説明すると、本発明は、感光性
材料の処理用複写装置および同類装置に使用できる容器
の改良に関するものである。上記処理には、単数または
複数の槽、乾燥ステーション、および/または複写装置
を通って感光性材料のウエブまたはストリップを前進さ
せることが含み得る。本発明はまた、カセットおよび類
似容器から、感光性材料のウエブまたはストリップの引
き出しを調整する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 暗室でカセットに印画紙または他の感光
性材料を詰めることは知られている。もしも感光性材料
が印画紙ならば、写真処理現像所内の複写機械内に、上
記印画紙入りのカセットが導入される用意が整えられ
て、ここで、上記ウエブは複写ステーションを通過前進
し、かつ露光済かつ現像済写真フィルムの像を受けるこ
とになっている。一般に複写機械は、2個のカセット用
の空間が設けられ、そのうちの一つのカセットからは未
露光の印画紙が取り出せ、もう一方のカセットには露光
済の印画紙がロール又はパッケージに巻き取られて集め
られる。いわゆるミニ現像所では、印画紙のパッケージ
またはロールと共にカセットを利用することも知られて
おり、ここでは露光済印画紙をコアまたは管上に繰り出
すことは不要となる。というのは、新らな露光済印画紙
は直ちに現像装置に入れられて一連のコヒーレント写真
印画が行われるからである。これらは直ちに相互に分離
して、封筒に押し込まれ(対応露光済かつ現像済フィル
ムと共に)顧客または扱い業者に受渡しまたは出荷され
る。複写機械において印画紙を搬送する装置は、前進装
置を含み、(例えば、少なくとも1つが被駆動になって
いる1対の協働ローラの形式で)、それは未露光印画紙
のパッケージまたはロールを入れるカセットから印画紙
取り出す出口(例えば、スロット)に密接または極め
て接近している。上記前進装置は、カセット内パッケー
ジまたはロールから印画紙のウエブまたはストリップを
引き出し、そして通常、1ステップずつウエブを前進さ
せるために間欠的に作動され、すなわちウエブの感光層
にフィルム駒の結像中は、ウエブが静止している。上記
ウエブの間欠的前進は、カセット内巻込み印画紙のロー
ルまたはパッケージの間欠的回転を伴い、そしてこれが
引き出し中のある段階で問題を起こし、特に巻込み紙の
ロールがさらに大きくなる時には、そのロールの慣性が
全く著しくなる。速度ゼロから大ロールの間欠的加速度
および速度ゼロへの大ロールの間欠的減速度は、振動の
発生を招く結果となり、順次、印画紙のウエブを上記前
進装置のローラに対してスリップさせる。印画紙の新露
光済ウエブが現像機械への搬送用カセットに取り込まれ
ているミニ現像所又は大現像所の複写ステーションにお
いては、どんなに微小とはいえウエブがスリップすれ
ば、複写プラットホーム上の印画紙の位置ずれが必ず生
じる。
【0003】複写機械内で印画紙がスリップしないよう
にするか、又は少なくともスリップするのを少なくしよ
うと試みれば、所謂デカップリング装置を設けることが
必要となる。このデカップリング装置は、未露光印画紙
を入れるカセットの出口の下流に設けられ、第2前進装
置の上流においてウエブにループを形成するための手段
(例えばピボット運動可能なローラ)を含む。この第2
前進装置は、複写プラットホーム上に連続して単位長さ
のウエブを搬送する。上記試みの欠点は、カセットの外
側にループを作る手段、および複写ステーションにおけ
る第2前進装置が、かなりの空間を取ることであって、
これは上記ミニ現像所(即ち、露光済であるが未現像写
真フィルムを処理すること、及び通常は60分又はそれ
以下の短時間内に選択された又は全てのフィルム駒の写
真印画を作成することを専門とする営業所)においては
利用できない空間となる。さらに、上記カセットの外側
のループ装置の準備および複写装置内に第2の前進装置
の準備および設置は、初期コストおよび維持コストの付
帯増額と共に付加支出を必要とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、感光
性材料の巻込み露光済または未露光ストリップまたはウ
エブの、パッケージまたはロール用の新規で改良された
容器を提供することにある。本発明の他の一目的は、フ
ィルム駒が印画紙のウエブまたはストリップの連続する
単位長上に結像される、ミニ現像所および類似の営業所
において、露光済または未露光印画紙の暫定的格納用に
特に有利に利用できる容器を提供することにある。本発
明のさらに他の目的は、巻込み感光性材料のパッケージ
と複写ステーションとの間の任意の点において、上記感
光性材料が上記前進装置に対してスリップすることがな
いように構成され、かつ組み立てられる容器を提供する
ことにある。本発明のさらに他の目的は、複写機械にお
いて、適正に装着された容器と複写ステーションとの間
のウエブ前進装置を一切必要とすることなく、使用する
ことができる容器を提供することにある。
【0005】本発明のさらに他の一目的は、現在まで知
られかつ使用された容器に代わる優れたものとして、現
存するミニ現像所および類似の営業所において利用され
る容器を提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、複写機械と上記概説した特性をもつ単数または複数
の容器との、新規で改良された組合わせを提供すること
にある。本発明の他の一目的は、感光性材料の比較的幅
の広いまたは比較的狭い巻込みウエブまたはストリップ
のロールまたはパッケージの適正な格納のため、急速に
変換できる容器を提供することにある。本発明のさらに
他の目的は、ミニ現像所または類似の営業所において、
複写ステーションに、極めて接近して配置することがで
きる容器を提供することにある。本発明のさらに他の一
目的は、未露光感光性材料のウエブまたはストリップの
ロールまたはパッケージを受け、または露光済感光性材
料の生長ロールまたはパッケージの作成に用いられる容
器を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、
上記概説した特性をもつ容器から、感光性材料のウエブ
またはストリップの引き出しまたは取り出しを調整す
る、新規で改良された方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明の一特徴は、巻込
みウエブ形またはストリップ形感光性材料のロールの格
納、および上記材料の、特に複写機械または類似の処理
装置への供給、のための容器またはカセット(以後カセ
ットと呼ぶ)の装置にある。改良されたカセットは、内
部チャンバのある開放−閉鎖ハウジング、上記チャンバ
内に巻込み感光性材料のロールを回転できるように支持
する装置、および上記チャンバから感光性材料を取り出
出口を含む。このカセットはさらに、上記チャンバ内
のロールから感光性材料を繰り出す装置、および上記出
口を通り上記ハウジングを離れて処理装置に入る感光性
材料が、一切の引張り応力または一切の著しい引張り応
力から解放されるように、上記ロールと出口との間の、
チャンバ内の感光性材料を弛緩する装置を含むものであ
る。上記繰り出し装置は、チャンバ内ロールの最外側巻
込み部分に直接接触する部材(例えば、摩擦車)を含む
ことができる。次に上記ハウジングのロール支持装置
は、上記チャンバ内ロールの最外側巻込み部分を、ロー
ルの直径とは無関係に、重力の作用下で、上記繰り出し
装置の上記部材と直接接触を維持する装置(例えば、軸
回転できるように支持するアーム)を通常含む。
【0007】上記弛緩装置は、ハウジングの出口の感光
性材料前進装置を含むことができる。この前進装置は、
上記出口に密接しまたは極めて隣接して配置することが
でき、かつ上記出口の片側の少なくとも1個の被駆動回
転素子を、そして上記出口の他側の少なくとも1個の第
2の回転素子(例えばアイドラローラ)を含むことがで
きる。上記ハウジングは、少なくとも1個の被駆動回転
素子へ近接−離隔する前進装置の、少なくとも1個の第
2の回転素子を動かす装置(例えば、軸回転できるカバ
ー)を含むことができる。上記弛緩装置が、上記ハウジ
ングの出口の感光性材料前進装置を含んでいるカセット
は、チャンバ内ロールと上記前進装置との間の感光性材
料の引張り応力の進展に応答する信号を発生する装置を
さらに含む。上記カセットの弛緩装置は、さらにチャン
バ内ロールからの材料の繰り出し速度と、上記ハウジン
グの出口における上記材料の前進速度とを比較する装置
(例えばコンピュータ)を含むことができる。
【0008】上記弛緩装置は、上記ロールと出口との間
のチャンバ内の、少なくとも1個の感光性材料のループ
を形成する装置を含むことができる。次にカセットは、
通常さらに、上記チャンバ内ループの大きさを監視する
装置を含む。もしも上記カセットが、少なくとも2つの
異なる幅をもつ巻込みウエブ形感光性材料のロールの格
納用として用いられるべきものならば、上記ハウジング
は少なくとも1個の区画、および少なくともチャンバ内
の1区画を除去できるように位置決めする装置を含み、
従って、上記チャンバ内の第1位置に維持される時に
は、上記チャンバは、第1の幅をもつ感光性材料のロー
ルを受けることができ、そして上記チャンバから、少な
くとも1区画を除去または少なくとも1区画を上記チャ
ンバの異なる位置に転移する時には、上記チャンバは、
大きい第2の幅をもつ感光性材料のロールを受けること
ができるようになっている。
【0009】上記配列は、ハウジングおよび繰り出し
よび弛緩装置の中の少なくとも1個が、上記チャンバ内
ロールの回転軸に直角な平面に関して、相互に面対称で
ある2個の半分を含むようにすることができる。本発明
の他の一実施例によると、チャンバ内ロールの最外側巻
込み部分が自由なように(すなわち、最外側巻込み部分
が一切の引張り応力にも、またはかなりの引張り応力に
も影響を受けることなく)繰り出し装置を回転する装置
を含む。上記カセットはさらに、上記ハウジングの出口
において感光性材料を手動で前進させることができる装
置、および処理装置、すなわち複写機械に対して、予め
決められた位置にハウジングを固定する装置を含むこと
ができる。上記固定装置は、上記前進装置を作動させる
装置を含むことができる。このために、上記固定装置
は、手で動かすことができるアクチュエータ(例えば軸
回転できるレバー)を含むことができて、第1位置から
第2位置まで動かすことにより、ハウジングを予め決め
られた位置に固定し、かつ同時に、上記チャンバから出
口を通り前進装置を経て感光性材料の予め選択された長
さを取り出し、そして第2位置から第1位置まで動かす
ことにより、ハウジングを予め決められた位置から離れ
させ、かつ同時に、上記チャンバ内へ出口を通り前進装
置を経て、上記予め選択された長さに対応する上記材料
の長さを戻すものである。
【0010】ここに述べたカセットのハウジングは、通
常さらに出口を形成する口を含み、そして上記出口を通
り延長する通路内の感光性材料のウエブを監視する装置
の素子の調整孔を有する2つの対向部を含む。本発明の
他の一特徴は、カセット内に閉じ込められ、かつこのカ
セットのハウジング内出口を通り取り出される巻込み材
料のロールから、感光性材料のウエブの選択された長さ
を複写機械内に供給する方法を備えることにある。この
改良された方法は、カセットを上記複写機械に取り付け
ること(例えばカセットを複写機械の区画室内に挿入す
ること)、上記ロールと上記出口との間のウエブを弛緩
させること、選択された長さの取り出しが弛緩ウエブの
引張りにならないように、ウエブの選択された長さを、
上記の取り付けたカセットから複写機械内へ、繰返し
り出すこと、および上記取り付けたカセットから、ウエ
ブの選択された長さの最初の取り出しの少なくとも以前
に、上記弛緩ステップを校正すること、のステップが含
まれる。上記取り出しステップは、上記ロールからウエ
ブを繰り出す方向にカセット内ロールを回転させるステ
ップを含み、またはステップを先行させることができ、
そして校正ステップは、上記ウエブの選択された長さの
取り出しに要求される、上記ロールの回転の角度を確認
すること、上記ロールの直径を確認すること、および選
択された長さの取り出しが、上記ロールと上記出口との
間のウエブの引張りを起こさないことを確保するに十分
なウエブの長さを繰り出すに要するロールの回転の程度
を、確認するステップを基礎にして決定すること、を含
むことができる。
【0011】上記回転ステップは、上記ウエブの弛緩の
度を少なくともほぼ一定に維持するように、上記巻込み
材料を緩めるために、各取り出しステップの前および校
正ステップの後に、上記程度にまで上記ロールを回転さ
せることを含むことができる。上記方法は、通常さら
に、上記取り付けたカセットから選択された長さの、少
なくとも1回の取り出し後に、少なくとも1回の付加校
正ステップを含む。このような付加校正ステップは、少
なくとも1回の取り出し後、ウエブの選択された長さの
取り出しに必要なロールの回転の角度を確認すること、
ウエブの選択された長さの少なくとも1回の取り出し
後、ロールの縮小した直径を確認すること、および選択
された長さの続いて起こる取り出しが、上記ロールと上
記出口との間のウエブの引張りを起こさないことを確保
するに十分なウエブの長さを繰り出すに必要な、2つの
最後に挙げた上記ロールの回転の程度を、確認するステ
ップを基礎にして決定すること、が含まれる。
【0012】上記方法は通常さらに、最初の校正ステッ
プの前に、上記出口とロールとの間の(例えば、ウエブ
をその上に巻き付ける方向にロールを回転させることに
より)ウエブを引張るステップを含む。これは最初の校
正ステップの正確度に寄与する。本発明の特性として考
えられる新規な特徴は、添付の特許請求の範囲に特に説
明されている。しかし、改良されたカセット自体、その
構成およびこれを使用する様式の両方とも、それらの付
加特性および利点と共に、添付図面に関して若干の本好
適特定実施例の詳細な説明を精読することにより最も良
く理解されよう。
【0013】
【発明の実施の形態】 まず図1および2について説明す
ると、巻込みウエブ形またはストリップ形をした、未露
光印画紙のような感光性材料8、以下略してウエブまた
はペーパウエブと呼ぶ、のパッケージすなわちロール6
用の、事実上ブロック形容器すなわちカセット1が示さ
れる。図示されたカセット1の開放−閉鎖ハウジング
は、主部1aおよびこの主部1aに、回転できるように
またはその他の方法で固着された第2の部すなわちカバ
ー14を含み、これらでチャンバ22を形成し、上記パ
ッケージ6、このパッケージ6をチャンバ内に支持する
装置として役立つ2本の軸回転アーム3(1本のみ図
示)、上記パッケージ6からウエブ8を繰り出す装置の
部分を形成する細長い摩擦車10、および上記パッケー
ジ6の最外側巻込み部分6aと、主部1aおよびカバー
14を含むハウジングの細長いスリット形出口11との
間の領域内で、チャンバ22内ウエブ8を弛緩する装置
の部分を形成する2個の前進ローラ12,13のための
チャンバを形成する。上記ハウジングは、図1に示され
る位置まで、上記カバー14が移動され、そして滑動で
きるまたはその他の方法で可動の光遮断装置17が、主
部1aの外側の出口11の前方に移動される時には、光
の進入に対して密閉される。
【0014】ハウジングの上記主部1aの頂部にはハン
ドル2が設けられ、図3の50に示されるように複写機
械に対してカセット1を左右に搬送するのに便利である
が、図5および6に示される形式の、変型カセットまた
は容器20を受けるように設計されている。上記ロール
6の支持装置であるアーム3は、上記出口11に隣接、
かつ出口下方レベルでハウジング内に取り付けられる軸
4の軸線の周りに回転できるようになっており、そして
これらのアームのおのおのは、上記ロール6の最内側巻
込み部分のコアすなわち管9によって取り囲まれるマン
ドレル5の受入れのため、事実上フック形の自由端部す
なわちソケット3aを備えている。これらアーム3の中
の少なくとも1つには、マンドレル5がそれぞれのソケ
ット3aから離れないようになっている図1の位置へ、
そして図1の位置から、軸回転されるようになっている
ラッチすなわち止めが設けられる。
【0015】上記ハウジング内に新ロール6を挿入する
ために、上記カバー14は、主部1aに対する不作動位
置から分離され、または不作動位置まで軸回転またはそ
の他の方法で移動され、そしてウエブ8の幅に依存し
て、上記主部はアーム3の間に挿入したロール6を中心
に置くように、1または2個の区画1bを受ける。2個
の区画1b、そのおのおのが主部1aの2個の側壁1c
の1つに隣接するのを用いることが好ましい。主部1a
には、挿入した区画1bの周辺部分を受ける内部案内溝
1dが設けられる。各区画1bは、例えば金属またはプ
ラスチック材料からなる薄板または板で構成できる。上
記ロール6の、ハウジング主部1a内への挿入は暗室で
行なわれ、図示は省く。マンドレル5の端部をそれぞれ
のソケット3a内に挿入前に、上記ラッチすなわち止め
7が不作動位置まで軸回転されることは明白である。上
記アーム3は軸4の軸線の周りに自由に軸回転できるの
で、アームは適正に挿入されたロール6の最外側巻込み
部分6aと、上記摩擦車10の周面と重力の作用下で直
接接触を維持し、適正に詰められたカセット1は、上記
軸4が摩擦車10上方のレベルに配置されるように、複
写機械の適当に構成された区画室51(図3)内に挿入
されるので、上記ロール6の直径にかかわりなく、摩擦
車は最外側巻込み部分によって一定不変に接触される。
【0016】ウエブ8のリーダー8aは、上記ハウジン
グの主部1a内にロールが挿入される前か後にロール6
から繰り出されるので、ウエブは最外側巻込み部分6a
と前進ローラ12,13との間にループ15を作り、そ
して上記リーダー8aは、上記チャンバ22内に静止す
るが、出口11(上記光遮断装置17により密閉され
る)に密接または極めて接近している、前進ローラ1
2,13のはさみ部分(nip)内に挿入できる。
【0017】ハンドル2は、図1の固定つめ16を実線
位置から破線位置まで押圧するのに応じて、ほぼ45゜
軸回転できる。上記ハンドル2の軸回転完了時には、ハ
ンドルは図1の位置上方まで上げ、前進ローラ13を前
進ローラ12上方へ離して移動できる。上記前進ローラ
13は、2個またはそれ以上の比較的狭い摩擦車13a
を含むことができ、その1つが図2(a)に示され、そ
して結合部材2aによりハンドル2に連結される。上記
ハンドル2は、直ちに別の45°回転されて、上記ロー
ラ12,13の(拡大されたまたは幅広くなった)はさ
み部分内にウエブ8のリーダー8aを挿入する間、ハン
ドルが留まる固定位置になる。上記ハンドル2は直ち
に、反対方向にまず45゜軸回転すなわち回転され、従
って図1のレベル以下に下げられた後、直ちに再度45
゜を経て、前進ローラ12と13との間にリーダー8a
が適正に係合した(クランプすなわちはさまれた)図1
の位置に固定される。
【0018】上記リーダー8aは、前進ローラ12,1
3間に適正にはさまれる時には、カセット1のハウジン
グから延長する必要はない。従って、光遮断装置17
(例えば主ハウジング部1aの外側に沿い往復できるス
ライド)は図1の作動位置に留まることができる。この
スライド17は、複写機械の単一区画室または数個の区
画室の中の1つ内へ、適正に詰まったカセット1が挿入
されるのに応答して、通路から自動的に移動される。こ
のことは、出口11が露光され、かつ複写機械が(スラ
イド17ではなく)チャンバ22内に出口11を通る光
を進入させない時にだけ、上記ウエブ8にそれを通らせ
ることができるよう確保している。複写機械内に上記の
詰まったカセット1を適正に挿入することは、被駆動前
進ローラ12と摩擦車10の端部の結合素子18と19
が、複写機械のケーシング内の相補的トルク−伝動結合
素子(図示せず)と自動的にかみ合うので、ロール6か
らウエブ8を繰り出す方向(矢印表示)に摩擦車10が
固定され、かつ出口11を通りそして出口11を越えて
外方に、特に複写機械の複写プラットホーム上へ、上記
リーダー8aを進める方向(矢印表示)に前進ローラ1
2が回転される。
【0019】上記ループ15は、適当な速度で摩擦車1
0および下方の前進ローラ12を駆動する結果作られ
る。図1は、重力で形成されるループ15を示し、この
中で最外側巻込み部分6aとローラ12,13のはさみ
部分との間のウエブ部分が重力の作用で垂れ下がる。し
かし、カバー14で支持され、かつカバー14が図1に
示される位置まで戻される時に、上記ループ15の凹内
面上に静止させられる、1個または複数個のいわゆるダ
ンサローラ(特に図示せず)を使用することにより、所
定形状をしているループ15の形成を強化することがで
きる。図示されたカセット1は、マンドレル5(および
ロール6)の回転の軸線に直角な平面X−Xに対して、
相互に面対称である2個の半分からなる。このことはカ
セット1を未露光ウエブ8のロール6を格納する装置と
して、または露光済印画紙または他の感光性材料のウエ
ブを収集および格納する装置として使用できるようにす
る。本出願に発表した形式のカセットは、例えば、共通
所有権の特許同時係属出願第922,051号(米国特
許第5,257,065)、1992年7月29日出
願、ナゲル(Nagel)による「露光済写真フィルム
を現像装置を通過、かつこれを越えて搬送する装置」、
および共通所有権の同時係属出願第922,049号、
1992年7月29日出願、ウィルヘルム・ニッチ(W
il helm Nitsch)他による「露光済かつ現
像済写真フィルムの写真印画を作成する装置」に開示し
た装置に利用できる。
【0020】上記改良カセット1の重要な利点は、ハウ
ジングの内部で緩められすなわち弛緩されるので、上記
ハウジングからウエブの選定された長さを引き出すよう
に要求される前進ローラ12,13が、比較的大きくか
つかさばったロール6の慣性に打ち克つ必要がないこと
である。これは、特に複写機械50の複写ステーション
において、空間の相当な節約を伴なうのみでなく、上記
複写ステーションにおけるプラットホーム上に、ウエブ
8の所定長さの予測される前進を確保するために行なわ
れる付加的な仕事がないことをも保証するものである。
原動機118はロール6を回転させる必要なく、ローラ
12,13だけを回転、順次、上記ウエブの比較的短か
い張力のない部分のみを加速または減速させねばならな
い。上記ロール6の最外側巻込み部分6aの領域内でウ
エブ8の弛緩は、摩擦車10により確保される。上記ロ
ール6からウエブ8を繰り出す装置の1部材(摩擦車)
でさえも、主部1aとカバー14を含むハウジング内に
形成されることは、上記カセット1の付加的利点であ
る。必要なすべてのことは、カセット1が複写機械の区
画室内に適正に挿入される時に、原動機118と結合素
子18との間のトルク伝動結合を確立することである。
摩擦車10がカセット1のハウジング内に取り付けられ
るという特徴は、軸回転支持アーム3の装置のために、
ロール6の最外側巻込み部分6aが、上記ロールの直径
には関係なく、重力の作用下で上記摩擦車10の周面と
直接接触を維持されることである。もしも、軸回転支持
アーム3が、図2(a)のハウジング部1aの側壁1c
の内側にある適当な案内装置に沿って、上下動できる支
持装置(図示せず)と取り代えられると同一結果が得ら
れる。価値のあることは、ハウジング主部1aの出口1
1を通りウエブ8の選定された長さの繰返される引き出
しに応答して、その直径の減小に比例する速度で、上記
選択された支持装置がロール6を重力によって下げるこ
とができるよう確保することである。
【0021】上記カセット1は、ウエブ8のリーダーを
実際の複写ステーションに入れさせる、前進ローラ1
2,13がまた主部1aとカバー14を含むハウジング
内に形成されるという付加的利点を示す。このことはさ
らに、被駆動ローラ12の結合素子18に対する原動機
118を単に形成すなわち支持しなければならない、複
写機械のケーシング内部のウエブ前進装置の空間要求を
減小させる。さらに、カセットが実際に複写機械内に導
入される以前に、ウエブ8のリーダー8aが上記カセッ
ト1のチャンバ22内に閉じ込められたままで、かつ出
口11がスライド17により密閉される。このことは、
複写機械において、カセットが単一区画室内にまたは数
区画室中の1つの内に挿入される前に、カセット1のチ
ャンバ22内への光の進入に対する出口11の高い信頼
性のある密閉を確保するものである。従来公知のカセッ
トにあっては、ウエブのリーダーは複写機械内にウエブ
を入れさせるために近づき得るものでなければならなか
った。
【0022】上記案内溝または複数案内溝1dは、ハウ
ジング主部1aの各壁およびすべての壁に設ける必要は
ない。通常、主部1aの壁1eおよび1f内の案内溝ま
たは複数溝を設けることで十分である。上記壁1eには
出口11が設けられ、そして壁11fは壁11eに対向
配置される。単数または複数の区画室1bは、すなわち
チャンバ22内へ新ロール6の導入前に、暗室の外側の
選定された溝内に導入される。上記ロール6からウエブ
8の繰り出しを調整することおよび出口11を通るハウ
ジングからウエブの選択された長さを取り出すことの現
在の好適様式は、図2(b)に略示されている。上記被
駆動前進ローラ12の結合素子18は、第1の原動機1
18からトルクを受けることができ、そして摩擦車10
の結合素子19は、第2の原動機119からトルクを受
けることができる。上記原動機118は第1の速度でロ
ーラ12を間欠的に回転させ、そして原動機119は低
い第2の速度で上記摩擦車10を間欠的に回転させる。
上記原動機118,119は複写機械50内に装着でき
る。配列はこのようにすることもできるので、各作動サ
イクル期間中、すなわち、結合素子118,119の各
回転期間中、上記ウエブ8の若干の増分を前進させるた
め、前進ローラ12,13が協働し、上記増分は長さf
を有し、そして摩擦車10は長さf〜g、ここでg=1
mmを有する増分を繰り出す角度を通して上記ロール6
を回転させる。さらに、原動機118はゼロ速度から予
め決められた最大速度まで、ローラ12,13を不意に
加速するように設計されており;上記ループ15(ロー
ラ12,13が長さfを有する増分をこれから引く)の
慣性が実際にゼロであるので、これは全く問題とならな
い。ローラ12,13の加速は、複写機械の作動と同期
して発生しなければならず、かつ上記原動機118は、
複写作動の開始準備として、上記ローラ12をゼロ速度
にまで即刻減速できねばならず、この期間中に未露光印
画紙(ウエブ8)の一定の長さが、複写プラットホーム
上に横たわる。再度前述の共通所有権の特許同時係属出
願を参照されたい。ローラ12,13とそれらの間のウ
エブ8の不意の減速は、ローラ12,13が全体ロール
6のブレーキをかける必要なく、それらの間のウエブ8
の比較的短かい部分だけであるので、不意の加速と同一
理由で何の問題もない。
【0023】一方、原動機119は、摩擦車10と従っ
てロール6を除々に加速し、そのうえ除々に減速させる
ように設計される。これは上記ロール6の最外側巻込み
部分6aに対する摩擦車10の周面のスリップの公算を
減小させ、および/またはその逆も同じである。上記ル
ープ15の寸法が予め決められた程度にまで減る時に
は、(長さfとf−gとの差のために)、光電検出器1
5aまたは他の適当な監視装置が、原動機119用制御
装置15b(例えば、コンピュータを含む装置)の対応
入力端部に信号を送る。原動機119は、次に摩擦車1
0にループ15の寸法を拡大させ、例えば、上記原動機
119の次の始動に応答して、ウエブ8の長い増分(例
えば、2f−2g)を摩擦車に進めさせる。これはルー
プ15の寸法の適当な増大となり、そして上記検出器1
5aは、ループ15の寸法が予め決められた最小許容値
に再び低下するまで、信号の送信を中止する。同一の手
順は、上記ループ15の寸法が、許容値の予め選定され
た範囲内でだけ変動できるのを確保するために、何回も
必要な限り多く繰返される。さらに、上記ロール6から
ウエブ8を繰り出すこと、および出口11を通り上記ウ
エブを取り出すことの上記様式は、複写プラットホーム
上に、ウエブ8の長過ぎるまたは短か過ぎる増分を送り
出す公算が実用的にゼロであることを確保する。上記検
出器15は、赤外線の源で動作できる。
【0024】検出装置15bは、上記検出器15aと協
働し、上記チャンバ22内ロール6からウエブ8の繰り
出し速度と、出口11を通るローラ12,13による上
記ウエブ8の前進速度とを比較する。図2(b)はさら
に、上記ロール6からウエブ8の繰り出し、および出口
11を通してウエブの取り出しが、検出器15aを含む
装置用バックアップシステムとして使用できる、異なる
第2装置によって実行できる。この第2装置は前進ロー
ラ12の毎分回転数を監視する、従って出口11を通り
カセット1から取り出されるウエブ8の増分(f)の長
さを監視する、速度計用発電機112を使用する。速度
計用発電機112は制御装置15b(または同等の制御
装置)へ信号を送り、この制御装置は上記摩擦車10の
毎分回転数を表示する速度計用発電機110からの信号
も受信する。上記制御装置15bは速度計用発電機11
2,110の信号を処理して、適当な信号を原動機11
9に送るので、上記摩擦車10が前記様式で駆動され、
すなわち除々に加速された後減速され、そしてループ1
5が許容範囲内に留まるのを確保するに十分な時間間隔
で駆動される。
【0025】上記ウエブの繰り出しおよび取り出し作動
は、さらに検出器108からの信号に応答して遮断さ
れ、この検出器は上記ロール6の最外側巻込み部分6a
と前進ローラ12,13のはさみ部分との間のウエブ8
の実際の引張りを検出するように配置される。上記検出
器108から制御装置15bへの信号は、制御装置に原
動機118を止めさせ、および/または許容寸法のルー
プ15を再設するために原動機119を繰返し動作させ
る。上記原動機118,119の動作を調整する、上記
3装置は、連帯してまたは独立して使用することができ
る。検出器15aは、上記ループ15の寸法を監視し、
かつ制御装置15bへ適当な信号を送る、2個またはそ
れ以上の適当に分配された検出器の1個で構成され、上
記適当な信号は、最外側巻込み部分6aと前進ローラ1
2,13のはさみ部分との間のウエブの引張りを避ける
のに十分な、ロール6からウエブ8の繰り出 速度を確
保するために処理される。単数または複数の検出器15
aは、付加目的達成のため設計され、すなわち上記ルー
プ15の寸法が、減小でなく増大か否かを表示するため
処理される信号を制御装置15bに送る。もしも、ルー
プ15の寸法が増加にあれば、すなわちもしも、ロール
6から繰り出されるウエブ8の単位長さが、複写ステー
ションにローラ12,13により前進される単位長さよ
りも大きければ、ウエブ8を弛緩する装置が従って調整
されねばならない。上記装置は、ロール6が取り出され
る時に、すなわちループ15がカセット1内ウエブ8の
ただ残っている供給だけで構成される時には、ループ1
5の寸法は通常段階的に減小するようになっている。
【0026】図3から図6までは、複写機械50に用い
られる第2のカセット20を示す。カセット20は主部
20aおよびヒンジ20bにより主部20aに関節式連
結される第2の部すなわちカバー21を含む。ハウジン
グが閉鎖される時、すなわちカバー21が図6の位置ま
で軸回転され、上記部20aと21はチャンバ22を形
成し、光の進入に対し密閉され、かつ巻込み感光性材料
例えば未露光印画紙のウエブまたはストリップ24から
なるロールまたはパッケージ35を収めることができ
る。上記ハウジングの主部20aにはウエブ24の出口
23があり、そしてこの出口は、主部20aの前端壁3
1の下部25およびカバー21の第2の部2bを有する
口によって形成される。この口の部分25,26には、
ほぼ中心部にそれぞれ開口部27,28が設けられ、図
6の位置までカバー21が軸回転される時には、相互に
正しく合わされる。複写機械50内の光電検出器72
(図6)は、出口23内にウエブ24が存在するか否か
を示す信号を発生するために、開口部27,28を監視
する位置に在る。上記開口部27は下記25内の窓すな
わちノッチ29に隣接し、かつ開口部28は、出口23
を形成する口の上部26内の窓すなわちノッチ30に隣
接する。上記窓29,30は、カバー21が図6の位置
まで移動する時に、正しく合わされ、かつ出口23内に
ウエブ24が存在するか否かの目視決定ができる。
【0027】主ハウジング部20aの前端壁31には固
定ピン33用の凹部32が設けられ、そして主部20a
の底壁には図3の複写機械50の区画室51の案内レー
ル52を受けるに役立つ、2本の平行な案内チャネルす
なわち溝34が設けられ、区画室51内にカセット20
の予想される導入を確保する。カセット20が上記区画
室51内の予め決められた位置に到達する時には、図4
(a)から4(c)までに示されるフック状つめ60に
より、そのような位置に固定され、凹部32内の固定ピ
ン33に係合する。ロール35の最外側巻込み部分は3
5aで示され、このロールの最内側巻込み部分は、ウエ
ブ24を繰り出す装置の一部をなす歯車36を各端部が
支持するコア36aを取り囲む。チャンバ22内の上記
ロール35のコア36aの両端部の軸受は、主ハウジン
グ部20aの各側壁内下部37、およびカバー21の側
壁内上部38を含む。上記軸受部分37,38には、そ
れぞれの軸受36の凹部を備えているので、これらの軸
受は主部20aおよびカバー21の側壁の外側を越えて
延び出る必要はない。
【0028】出口23を通し上記ウエブ24を前進させ
る装置は、上記主部20aの前端壁31に内部隣接する
1対のローラ39,40からなる。上記被駆動下部前進
ローラ40は、主部20aに装着され、そして上部前進
ローラ39はカバー21内に装着される。下部前進ロー
ラ40の軸の両端部は、出口23を経てチャンバ22か
らウエブ24のリーダーを進める方向に、手動でローラ
39を回転できる歯車41を支持する。上記歯車41
は、主ハウジング部20aの各側壁に、そのために設け
られた凹部42内に形成され、操作者の手指に接触でき
る。この好適実施例において、歯車41は、弾性プラス
チック材料で作られ、かつ複写機械50の区画室51内
にカセット20を導入する担当者により操作または作動
され、または図4(a)から図4(c)までおよび図6
に示され、かつ複写機械50のケーシング内に装着され
る歯車セグメント66により回転できる様式で、それぞ
れの凹部42内に配置される。
【0029】図3の複写機械50は、案内レール52を
設けた上記区画室51を含み、レールは複写機械内の上
記予め決められた(完全挿入)位置にカセットが到達後
だけでなく、区画室51内にカセット20の導入中、上
記主ハウジング部20aの溝34内に延在している。複
写機械50のケーシングの後壁53は、カセット20が
区画室51内へ適正に挿入される時に、歯車36の1つ
とかみ合うスリーブ状内歯車54を支持し、そしてこの
内歯車54は複写機械50のケーシング内またはケーシ
ング上に装着されるステッピングモータ76(図6)に
より駆動される。複写機械50のケーシングの内壁53
aには、適正に挿入されたカセット20の主ハウジング
部20aの口の下部、上部25,26を受ける細長い凹
部55が設けられる。この凹部55は細長いスロット5
6に連絡し、このスロットはカセット20のチャンバ2
2からウエブ24を取り出す方向へ前進ロール39,4
0の回転に応答し、複写機械50の複写ステーション内
へウエブ24を入れる。上記内壁53aにはさらに、固
定つめ60用のアパーチュア59、および歯車セグメン
ト66用の2個のアパーチュア58が設けられる。
【0030】歯車セグメント66および固定つめ60に
運動を伝送する固定機構は、複写機械50のケーシング
内に装着される。上記固定機構は、そのクランクが関節
式に固定つめ60(図4(a)から4(c)まで参照)
に連結されるクランク軸61を含む。コイルばね62ま
たは同等のバイアシング装置が複写機械50のケーシン
グ内に設けられ、上記クランク軸61を図4(a)角位
置に押しつける。クランク軸61は歯車63を保持し、
この歯車63は矢印Aで示される方向におよび反対に軸
回転でき、かつ複写機械のケーシングの前壁53bの前
方に配置される、レバー形式のアクチュエータ57の軸
65上の大歯車64とかみ合う。上記歯車セグメント6
6は軸65に非回転固定される。上記固定つめ60の中
間部分は、ロッド67上に静止し、かつロッド67によ
り案内される。
【0031】上記チャンバ22内のロール35の最外側
巻込み部分35aと出口23との間のウエブ24を弛緩
する装置は、内歯車54用ステッピングモータ76に信
号を送り、かつコンピュータ71からだけでなくセンサ
75からの信号も受信する。上記口の部分25,26の
開口部27と28との間の上記ウエブ24の存在か否か
に対して出口23を監視する上記光電検出器72は、コ
ンピュータ71の対応入力端に信号を送り、そしてコン
ピュータ71の他の1入力端は、適正に挿入したカセッ
ト20の出口23と、複写機械50のケーシング内のト
リミングすなわち切断装置80との間の、ウエブ24の
通路を監視する光電検出器73からの信号を受信する。
図6において参照数字74は、内歯車54と共に回転
し、かつその角度位置がセンサ75により監視される符
号化円板74を示す。一方がステッピングモータ76の
出力素子で、他方が内歯車54および円板74である両
者間の変速機76aは、歯付きベルトコンベヤを含むこ
とができる。第2のステッピングモータ77は、上記複
写機械50のケーシング内に設けられ、複写機械50の
区画室51内に適正に装着されるカセット20のハウジ
ングの出口23の外側に隣接する前進ローラ78を駆動
する。
【0032】カセット20のハウジングに入れる担当者
は次のように行なう:カバー21を図5の開放位置まで
軸回転させ、新リール35のコア36aの両端部が、主
ハウジング部20aの両側壁内の対応する軸受部分37
内に導入できるようにする。ウエブ24のリーダー24
aを、出口23を形成する口の下部25を越える位置ま
で、手で引張り、そしてカバー21を図6の閉鎖すなわ
ち密閉位置まで直ちに軸回転させると、チャンバ22内
のロール35は、主部分20aとカバー21を含む、閉
じたハウジングの外部の光から遮蔽される。上記リーダ
ー24aがこれ以上、口の部分25,26を越えて延び
出ることなく、しかしなおノッチ29と30内に目視で
きるように、操作者は、次にリーダー24aを前進ロー
ラ39,40の方向に引っ込めるために、一方または両
方の歯車41を手動回転する。
【0033】カセット20は次に、区画室51内に導入
され、かつ複写機械50に固定される準備が整いそして
上記導入は、カセット20の底壁内の対応する溝34に
入る案内レール52によって容易に行なわれる。図3に
見られるように、案内レール52の先端部分は区画室5
1から延び出し、それぞれの案内レールの上記先端部分
を、上記溝34の後端部が受けるようにして、カセット
20の位置調整を容易にしている。上記カセット20の
前方部分は次に上げられ、カセット内ロール35のコア
36a上の後方歯車36が、ウエブ繰り出しの内歯車5
4とかみ合う、予め決められた(適正に挿入された)位
置にカセットが到達するまで、カセットは簡単に区画室
51内に押される。
【0034】複写機械50の区画室51内へカセット2
0の挿入期間中、アクチュエータレバー57は、図4
(a)の(第1)角度位置に保持される。操作者は次に
図4(c)の(第2)位置の方へ矢印A方向にアクチュ
エータ57を軸回転すると、アクチュエータは区画室5
1の前方、そして主部20a,21の前側壁の前方に配
置され、従って操作者は複写機械50内に上記カセット
が固定されているのを実際に見ることができる。アクチ
ュエータ57が矢印Aの方向に軸回転する時、軸65は
歯車セグメント66および歯車64を矢印B方向に回転
させる。歯車64は歯車63およびクランク軸61を矢
印C方向に回転させる。固定つめ60のパレットは、図
4(a)の不作動位置から図4(b)の中間位置を経
て、図4(c)の作動位置まで移動し、この作動位置で
固定つめは、区画室51内カセット20のハウジングの
前端壁31の凹部32内に形成されるピン33に接触か
つ保持する。図4(c)の第2の位置へアクチュエータ
57の軸回転最後の段は、図3,図4(c)および図5
に見られるように、左方向に固定ピン33を引く努力を
伴う、従って区画室51内カセット20のハウジング内
への光の進入に対して前端壁53aのスロット56を密
閉するために、主ハウジング部20a上の口の部25,
26が凹部55内へ入り込む。
【0035】ばね62はアクチュエータ57の軸回転移
動の初期段階を、図4(a)の位置から図4(c)の位
置に向かい対立させる。しかし、ばね62は直ちに図4
(c)の範囲まで、アクチュエータ57の付加軸回転移
動を助けるか、または実際に起こす。図4(a)から図
4(c)にみられるように、ほぼ270°の角度を経る
歯車63の軸回転は、ほぼ100゜の角度を経るアクチ
ュエータ57の軸回転を必要とする。上記固定つめ60
は、複写機械50のケーシング内側から内壁53aのア
パーチュア59を通り、上記区画室51内へ図4(c)
の位置まで進み、上記アクチュエータ57の軸回転に応
答して凹部32内の固定ピン33と係合する。このよう
な時、歯車セグメント66は、前端壁53aのそれぞれ
のアパーチュア58を通り、区画室51内に軸回転さ
れ、一時的にそれぞれの歯車41とかみ合い、ウエブ2
4のリーダー24aを複写機械50内へ(すなわち付加
前進ローラ78のはさみ部分へ)供給する方向に、前進
ローラ40を回転させる。歯車セグメント66は、アク
チュエータ57が図4(c)の位置に達する時に、それ
ぞれの歯車41を通り越してかみ合いを解かれる。歯車
セグメント66の寸法は、図4(c)の最終位置に向っ
てアクチュエータ57の軸回転の結果として、上記セグ
メント66の歯の部分がそれぞれの歯車41を通り越す
時に、上記ウエブ24のリーダー24aが前進ローラ7
8のはさみ部分内に置かれるように選択される。アクチ
ュエータ57は、ばね62によりその最終位置に解放で
きるように保持される。
【0036】上記ステッピングモータ77は、検出器7
2が、そのエミッタとレシーバとの間にウエブ24の存
在することを示す信号をコンピュータ71に送ると直ち
に、トリミング装置80に向けてリーダー24aを供給
する方向に前進ローラ78を回転させ始める。上記モー
タ77は、コンピュータ71が検出器73からの信号を
受信すると直ちに、すなわちウエブ24のリーダー24
aがトリミング装置80の領域に向って前進し領域内広
範囲に前進すると直ちに、コンピュータ71からの信号
に応答して静止する。このトリミング装置80の目的は
共通所有権の同時係属出願に記載されている。適当な端
子79a(例えば、キーボード)は、上記機械50の複
写ステーションのウエブ上に、フィルム駒を結像する結
果、上記ウエブ24から得られる写真印画の所定形式を
示す信号を、上記コンピュータ71(導体79を経由し
て)に送信させる。コンピュータ71は上記信号を処理
して、モータ76と77が、複写ステーション内へウエ
ブの適正な前進のためのインパルス所定数を受信するよ
う確保する。
【0037】前進ローラ78は、ウエブ24のリーダー
24aを上記トリミング装置80の範囲内に、予め決め
られた距離前進させる。これは校正作動の開始を構成す
るもので、その第1段階は、導体70を経由してコンピ
ュータ71からの信号に応答してステッピングモータ7
6を始動することにより行なわれ、従ってロール35は
右回りに回転され(図6に見られるとおり)そしてウエ
ブ24がこのロール35上に巻込まれる。これは上記ロ
ール35の最外側巻込み部分35aと、前進ローラ78
のはさみ部分との間のウエブ24の引張りを生じる。カ
ウンタ70は直ちにモータ77を始動し、従ってウエブ
24は1つの選択された写真形式に対応する距離を、複
写機械50の複写ステーション内に比較的低速度で前進
する。同時に、センサ75は上記ロール35と共に回転
する円板74を監視し、そしてこのセンサは、ウエブ2
4の選択された長さを繰り出すのに必要なロール35の
回転の程度を指示するため、上記コンピュータ70に適
当な信号を送る。
【0038】校正作動中に、モータ77による前進モー
タ78の回転の結果として、ロール35と上記モータ7
6の出力素子を回転させる必要を避けるために、校正作
動は別法で次のように実施できる:カセット20の区画
室51内への挿入が完了すると、ロール35の直径とは
関係なく、校正とフィルム入れ作動に十分な程度まで、
ある程度ウエブ24をゆるめるため、モータ76を始動
する。コンピュータ71へ信号を送る検出器73へ、リ
ーダー24aが到達するまで、ローラ78がウエブ24
のリーダー24aを前進させるように、固定つめ60に
よるカセット20の固定に応答してモータ77は始動さ
れる。コンピュータ71は、モータ77に対して、ウエ
ブ24の予め選択された長さWに相応する予め決められ
たステップ数により、上記ローラ78を駆動し続けさせ
る。モータ77が停止すると直ちに、モータ76が、ロ
ール35上にウエブ24を巻き付ける方向に始動され
る。前進ローラ78とロール35の最外側巻込み部分3
5aとの間のウエブ24のたるみがなくなると、上記モ
ータ76が締まったロール35に対し、区画室51内の
カセット20のチャンバ22に向かって、ウエブ24の
リーダー24aを引っ張らせる。これは前進ローラ78
をウエブ24の作用下で回転させ、すなわちチャンバ2
2からウエブを引っ張るのに必要な方向と逆方向に回転
させる。ステッピングモータ77はパルス発生器の動作
をしてコンピュータ71に信号を送る。上記モータ76
は、上記距離(長さW)を通りチャンバ22内へウエブ
24の引っ込みが完了する時、すなわちカウンタ70が
コンピュータ71へ予め決められたパルス数の送信を完
了した時に、上記モータ76は止まる。上記カウンタ7
0は検出器75により送られるパルスを計数し、同時に
円板74は内歯54と共に、ロール35上にウエブ24
繰り出す方向に回転する。
【0039】コンピュータ71は上記カウンタ70によ
り供給される情報(パルス数)を処理し、この情報を所
定角度を示す信号に変換する。上記ウエブ24の搬送の
長さsおよび対応繰り出し角度phiを基礎にして、方
程式r2=s:phiによりロール35の半径を確認で
きる。もしも、ウエブ24の既知平均厚さがdに等しけ
れば、そしてコア36aの既知半径がr1に等しけれ
ば、ロール35を形成するため巻込まれるウエブ24の
長さLは次の方程式から計算できる。
【0040】
【数1】 ロール35を形成するウエブ24の長さLは、複写機械
50の複写ステーションに入る各ウエブの前進に応答す
る値sにより減小するので、n段ウエブ前進ステップ後
の長さLnは次の方程式から確認できる。
【数2】 Ln=L−n×S ここでnは前進ステップ数である。
【0041】n段前進ステップ後上記ロール35の外形
r2nは次の方程式から確認できる。
【数3】 このことは、各前進ステップ以前に、最外側巻込み部分
の領域内のウエブ24をゆるめる、すなわち写真の選択
された形式に対応する距離を、しかしロール35の回転
はなく、ローラ78がウエブを前進させうるに必要な程
度にウエブをゆるめるために、ロール35が回転されね
ばならぬ角度phiを確認できる。従って、ウエブ24
の弛緩装置は、上記ロールの慣性を克服し、かつウエブ
24に対するローラ78の周面のスリップの危険を冒す
ことにより、上記ローラ78がロール35からウエブ2
4を繰り出す必要のないことを確保する。上記角度ph
inは次の方程式により計算できる。
【数4】
【0042】上記計算はウエブ24の平均の厚さdに依
存しているので、実際の角度phinは、phinに対
する直上の方程式により確認される角度を越えて通常選
択される。換言すると、実際のウエブ24の繰り出し
が、phinの方程式により必要とする繰り出しを越え
ており、複写機械50の複写ステーションの上記ウエブ
24上に結像される。フィルム駒の写真の選択された形
式に従い、必要とされる距離だけウエブが前進する期間
中、ロール35の最外側巻込み部分35aと、ローラ7
8のはさみ部分との間の、ウエブ24の部分が、上記ウ
エブの引張りおよび引張られたウエブに対するローラ7
8の周面のスリップを避けるために十分にゆるくなるこ
とを保証するためである。
【0043】上記校正操作をある時間間隔で、例えば、
一連の露光済かつ現像済顧客フィルムのおのおのが複写
完了後に、繰返すことは現在好適なことである。各校正
操作後高い正確度で、上記ウエブ24の実際の厚さdを
確認できさせ、次にこれが一層正確に角度phinを選
択できるようにさせる。もしも、第2校正操作の結果と
して確認される角度をphi2とすれば、ウエブ24の
実際の厚さdは、次の方程式により確認できる。
【数5】 ここでnは第1と第2校正操作間の搬送ステップ数であ
る。上記に概説した確認手順の他の利点は、担当者が、
常にロール35内のウエブ24の質に関する情報を得る
ことである。
【0044】もしも、区画室51からカセット20を引
き出さねばならない時、例えば広いウエブまたは狭いウ
エブを入れたカセットを挿入するため、担当者は、端子
79aまたは他の一端子から、コンピュータ71へ適当
な信号を送る。上記モータ77は、ローラ78がウエブ
24をカセット20内へ戻すやり方で、コンピュータ7
1により直接制御される。カセット20のハウジング内
へ上記ウエブ24の再導入は、検出器73がウエブ24
のリーダー24aの検出を表示する信号を送信する時に
阻止される。このことは、リーダー24aがそれぞれの
カセット20の挿入完了時に、同一位置に維持されるこ
とを確保する。モータ77は次にエネルギー源を切られ
るのでローラ78は自由回転、すなわちローラ78はア
イドラローラ作動をする。担当者はアクチュエータ57
を図3および4aの位置まで軸回転で戻し、これにより
途中、上記歯車セグメント66は歯車41とかみ合い、
それぞれ内壁53a内のアパーチュア58を通った後、
区画室51に隣接する複写機械50のケーシング内に戻
る。結果として、ローラ39,40はウエブ24を後方
に移動させ、区画室51内に上記カセット20を挿入す
る前と同じ位置にリーダー24aを位置決めする。固定
つめ60はピン33からはずれ、アパーチュア59を通
り区画室51から離れることにより、複写機械50のケ
ーシング内に引っ込められる。上記カセット20は、こ
こで区画室51から取り出される準備が整っている。
【0045】もしも、ロール35が複写操作の途中に使
い切る(からになる)時には、ウエブ24の後端を検出
したことが検出器72により信号にされる。これはコン
ピュータ71に対して、モータ77を経てローラ78を
直ちに停止させ、さらにコンピュータ71は、担当者に
カセット20が新ロール35を入れたカセットと取り代
えねばならないことを知らせるための目視、可聴および
/または他の方法で検出できる信号を発生させることが
できる。空のカセット20の除去は、この空のカセット
20のハウジング20a,21内へウエブ24の僅かな
残りを、ローラ39,40に落下させる前記アクチュエ
ータ57の操作を先に行なわねばならない。上記僅かな
残りは、区画室51から空のカセットを取り出すと同時
に、カセット20を再び詰める担当者によって除去され
る。
【0046】カセット20の利点は、ロール35からウ
エブ24を繰り出すための手段の一切の部品を収容する
必要のないことである。このことにより、簡潔なハウジ
ングが使用ができる。さらに、ウエブ24がカセット2
0内部でループを形成する必要がなく、このことによ
り、主部20aとカバー21とを含むハウジングの寸法
がさらに縮小できる。モータ76は内歯54および歯車
36の1つと協働して、ロール35のコアを回転する。
このことにより、摩擦車10が不要となり、カセット2
0のチャンバ22内でロール35を支持するための手段
(ベアリング37、38)を簡単化できる。というの
は、ロール35の直径が減少するに従い、ロール35を
重力により下げる必要がないからである。上記モータ7
6は、外部装着前進ローラ78に対するモータ77とさ
らに協働し、ロール35とローラ78との間のウエブ2
4の引張りを防ぐため、少なくともロール35の最外側
巻込み部分35aが十分にゆるんでいることを保証し、
すなわちローラ78は、複写機械50の複写ステーショ
ン内にウエブ24の選択した長さを前進させる要求があ
る時に、ウエブ24のはさまれた部分に対し、ローラ7
8の周面のスリップを防ぐものである。
【0047】上記校正操作は望ましく、かつ有利なもの
であり、何故ならば、上記ロール35の直径または半径
を確認することを可能にするからである。ロール35の
半径または直径を決定することにより、ウエブ24が最
外側巻込み部分35aの領域、および上記巻込み部分と
前進ローラ78のはさみ部分との間の領域内で、ウエブ
24がゆるんだままであるのを保証するに十分な角度を
通して、モータ76がロール35を回転させることを、
コンピュータ71が保証できる。各校正操作は、上記カ
セット20のチャンバ22からまたはチャンバ22内
へ、ウエブ24の一定長さの前進を含んでいる。同時
に、図6に示される構成は、チャンバ22の中へまたは
チャンバ22から、ウエブ24の上記一定長さを前進さ
せるために、コア36aの軸線の周りに、上記ロール3
5が回転しなければならない角度を決定する。この角度
を確認することにより、図6の構成はロール35の半径
または直径を決定することができ、そしてこれは、順次
コンピュータ71に上記様式で上記ステッピングモータ
76,77を制御させることができ、すなわちロール3
5と前進ローラ78のはさみ部分との間に上記ウエブ2
4がゆるんだままであることを確保する。一たんロール
35の半径または直径が解れば、そして上記モータ77
の各作動に応答して、また上記複写ステーションに入る
ウエブ24の増分の所定長が解ってから以後は、複写ス
テーション内に上記ウエブ24の選択された増分を前進
させるため、ローラ78が回転させられる時に、上記ウ
エブ24は、ロール35とローラ78との間の領域内の
どんな引張り応力にも、またはどんな不適当な引張り応
力にもさらされない方法で、モータ76の動作を調整す
ることは、むしろ簡単なことである。
【0048】既に上に記載したように、図6の構成は、
モータ77の各作動に応答して、ロール35の直径が減
小することを、さらに考慮に入れている。ロール35の
直径の減小速度の正確な決定を容易にするため、対応計
算は、まずウエブ24の厚さdという仮定にもとづい
て、平均値に一致または極めて近似している。しかし、
そして上記校正操作が一定間隔で通常繰返されるので、
(一連の連続露光済かつ現像済顧客フィルムで12,2
4,36または他のフィルム駒数の、おのおの複写完了
時など)、ロール35の繰返した校正および直径の繰返
した決定は、上記ウエブ24の正確な厚さdの計算を可
能にする。必要なことは、ロール35の直径の変化と、
上記カセット20のハウジングから取り出された、上記
ウエブ24の直径部分の全長とを、適正に相関させるこ
とである。厚さdの決定の正確度は、各連続校正操作と
共に増す。これにより、図6の構成は、カセット20の
チャンバ22内の上記ウエブ24の巻込まれない長さ
が、上記ロール35の実際の直径とは関係なく、十分に
ゆるんでいることを保証することができる。
【0049】実際の校正操作に先だち、かつロール35
上にウエブ24を巻き付ける方向へのコア36aの回転
を含む、上記ステップの利点は、上記コア36aが校正
中回転しなければならないこと、すなわち上記操作がロ
ール35の最外側巻込み部分または複数の巻込み部分に
おけるたるみをとることのみを含むものではないことで
ある。上記ローラ39,40は、上記ウエブ24を複写
ステーション内に前進させるのに用いられず、むしろ複
写機械50の区画室51内へカセット20の挿入準備と
して、そして複写機械50の区画室51からカセット2
0を引き取る準備として、上記ウエブのリーダー24a
を搬送することに用いられる。これらのローラは、区画
室51内へカセット20の導入中、チャンバ22から上
記リーダー24aが延び出る必要のないことを確保して
いる。区画室は、その寸法がカセット20のハウジング
の寸法を越える必要のないように設計されている。この
ことは、図3について記載した様式で達成され、すなわ
ち歯車36のうちの1つを受けるため区画室51内に、
内歯54だけが延び出ているが、上記固定つめ60およ
び歯車セグメント66は区画室51に隣接する複写機械
50のケーシング内に引き込まれる。さらに、上記固定
ピン33は常に凹部32内に閉じ込められ、そして歯車
36はそれぞれの軸受37,38の凹部内に閉じ込めら
れ、このようにして区画室51の寸法が上記カセット2
0のハウジングの寸法を越える必要がないことを確保し
ている。
【0050】上記ローラ39,40は、上記カセット2
0が区画室51内にまたは外に配置されるかに関係な
く、上記ウエブ24に連続係合している。既に上記記載
のように、上記ローラ39と40(実際にローラ40)
は、(歯車41を介して)手動で回転できるか、または
図4(a)の位置から図4(c)の位置まで、または反
対方向への、上記アクチュエータ57の軸回転に応答し
て、自動的に歯車セグメント66により回転される。上
記アクチュエータ57および図4(a)から図4(c)
までに示される固定機構のその他の部品の利点は、区画
室51内に新らしく挿入したカセット20を(上記固定
つめ60を上記ピン33と係合させることにより)固定
し、かつ歯車セグメント66、歯車41およびローラ3
9,40を介して上記ウエブ24のリーダ24aを同時
に前進させるのに、(アクチュエータの)単一操作だけ
を必須としていることである。同一操作は逆の方向に、
上記区画室51からカセット20を取り出すために、図
4(c)の位置から図4(a)の位置まで上記アクチュ
エータ57が軸回転される時に、行なわれる。この取り
出しは、上記ローラ78のはさみ部分からチャンバ22
内へ、ウエブ24のリーダー24aの引っ込みに先行さ
れるが、上記リーダー24aはローラ39,40のはさ
み部分内に留まっている。
【0051】これ以上分析することなく、上記説明は、
本発明の要旨を十分に明示しているので、現在の知識を
適用することにより、特徴を省くことなく、他人は容易
にこれを各種改作に適用できるので、従来技術の見地か
ら、当技術に対する上記寄与の包括的および特定的態様
の本質的特徴を合法的に構成するものであって、このよ
うな改作は添付した特許請求の範囲の等価の意味および
範囲内に包含させるものである。
【0052】実施態様は次の通りである。 〔1〕巻込みウエブ形感光性材料のロールの格納用およ
び上記感光性材料の供給用カセットであって:内部チャ
ンバ、該内部チャンバ内に巻込み材料のロールを回転で
きるように支持する装置、および上記チャンバから感光
性材料を取り出す出口を備えた開放−閉鎖ハウジング;
上記チャンバ内の上記ロールから感光性材料を繰り出す
装置;および上記出口を通り上記ハウジングを離れて処
理装置に入る上記感光性材料が、一切の引張り応力また
は一切の著しい引張り応力から解放されるように、上記
ロールと上記出口との間の、上記チャンバ内の感光性材
料を弛緩する装置が含まれるもの。
【0053】 〔2〕ウエブ形感光性材料の最外側巻込み部分を含み、
上記繰り出し装置が上記チャンバ内ロールの上記最外側
繰り出し部分に直接接触する部材を含む、ロールを格納
する、上記第1項に記載のカセット。 〔3〕上記支持装置が、上記ロールの直径に関係なく、
重力の作用下で直接接触する上記チャンバ内ロールの上
記最外側巻込み部分を維持する装置を含む、上記第2項
に記載のカセット。 〔4〕上記弛緩装置が、上記出口における材料前進装置
を含む、上記第1項に記載のカセット。 〔5〕上記前進装置が、上記出口に密接または極めて接
近して、上記チャンバ内に位置決めされる、上記第4項
に記載のカセット。 〔6〕上記前進装置が、上記出口の片側の少なくとも1
個の被駆動回転素子、および上記出口の他側の少なくと
も1個の第2の回転素子を含む、上記第4項に記載のカ
セット
【0054】 〔7〕上記ハウジングが、少なくとも1個の被駆動回転
素子から、少なくとも1個の第2の回転素子を近接−離
隔移動させる装置を含む、上記第6項に記載のカセッ
ト。 〔8〕上記チャンバ内ロールと、上記前進装置との間
の、感光性材料の引張り応力の進展に応答する信号を発
生する装置をさらに含む、上記第4項に記載のカセッ
ト。
〔9〕上記弛緩装置が、チャンバ内ロールからの材料の
繰り出し速度と、上記出口における材料の前進速度とを
比較する装置をさらに含む、上記第4項に記載のカセッ
ト。 〔10〕上記比較装置がコンピュータである上記第9項
に記載のカセット。 〔11〕上記弛緩装置が、上記ロールと上記出口との間
の、チャンバ内の少なくとも1個の感光性材料のループ
を形成する装置を含む、上記第1項に記載のカセット。
【0055】 〔12〕上記チャンバ内上記ループの寸法を監視する信
号発生装置をさらに含む、上記第11項に記載のカセッ
ト。 〔13〕少なくとも2つの異なる幅をもつ巻込みウエブ
形感光性材料のロールの格納用カセットで、上記ハウジ
ングが、少なくとも1区画および上記チャンバ内の上記
少なくとも1区画を除去できるように位置決めする案内
装置を含み、従って上記少なくとも1区画が上記案内装
置によって位置決めされる時には、上記チャンバが、第
1の幅をもつ材料のロールを受けることができ、そして
上記案内装置から上記少なくとも1区画の除去と同時
に、上記チャンバが、広い第2の幅をもつ材料のロール
を受けることができるようにした上記第1項に記載のカ
セット。 〔14〕上記ハウジングおよび上記繰り出しおよび弛緩
装置の中の少なくとも1個が、上記チャンバ内ロールの
回転軸線に直角な平面に関して、相互に面対称である2
個の半分を含む、上記第1項に記載のカセット。 〔15〕ウエブ形感光性材料の最外側巻込み部分を含む
ロールの格納用カセットで、上記弛緩装置は、上記チャ
ンバ内ロールの最外側巻込み部分が自由であるように、
上記繰り出し装置を回転させる装置を含む、上記第1項
に記載のカセット。 〔16〕上記出口において、感光性材料を手動操作で前
進させる装置をさらに含む、上記第15項に記載のカセ
ット。
【0056】 〔17〕上記処理装置に対して予め決められた位置に上
記ハウジングを固定する装置をさらに含む、上記第16
項に記載のカセット。 〔18〕上記固定装置が、上記前進装置を作動させる装
置を含む、上記第17項に記載のカセット。 〔19〕上記固定装置が、第1位置から第2位置まで動
かせるアクチュエータを含み、これにより上記ハウジン
グを予め決められた位置に固定し、かつ同時に上記チャ
ンバから、上記出口を通り上記前進装置を経て、感光性
材料の予め選択された長さを取り出し、そして第2位置
から第1位置まで動かすことにより、ハウジングを予め
決められた位置から離れさせ、かつ同時に上記チャンバ
内へ、上記出口を通り上記前進装置を経て、感光材料の
予め選択された長さを戻すようにした、上記第18項に
記載のカセット。 〔20〕上記ハウジングが、上記出口を形成する口をさ
らに含み、かつ正しく合わさる開口部をもつ2つの対向
部を含む、上記第15項に記載のカセット。
【0057】 〔21〕カセット内に閉じ込められ、かつ上記カセット
のハウジング内の出口を通り取り出されるべき巻込み材
料のロールから、感光性材料のウエブの選択された長さ
を複写機械内に供給する方法であって、上記複写機械に
上記カセットを取り付けること;上記ロールと上記出口
との間のウエブを弛緩すること;選択された長さの取り
出しが、上記弛緩ウエブの引張りにならないように、上
記取り付けたカセットから上記複写機械内へ上記ウエブ
の選択された長さを繰返し取り出すこと;および上記取
り付けたカセットからウエブの選択された長さの最初の
取り出しの少なくとも以前に、上記弛緩ステップを校正
すること;のステップが含まれるもの。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形式を具体化し、かつ巻込み感光性
材料の新パッケージを格納するカセットの、略示部分立
面図兼図2(a)の線I−Iから矢印方向にみた部分垂
直断面図。
【図2】(a)図1の線II−IIから矢印方向にみ
た、事実上感光性材料のパッケージを省略している部分
断面図。 (b)図1および2のカセットを使用する機械の、ウエ
繰り出しおよびウエブ弛緩装置の制御線図。
【図3】変型容器の受入れ区画室のある、複写機械の部
分略示斜視図。
【図4】(a)図3の区画室内にカセットを解放できる
ように固定するため、図3の複写機械内に利用できる機
構の斜視図。 (b)そのアクチュエータを異なる位置においた、上記
機構の正面図。 (c)アクチュエータをさらに他の位置においた、図4
(b)の構造を示す。
【図5】図3の複写機械に用いるのに適する形式のカセ
ットの斜視図で、上記カセットのハウジングのカバーが
開放すなわち不作動位置に示される。
【図6】図5のカセットの、密閉すなわち閉鎖位置にあ
る垂直断面図で、さらにウエブ繰り出し装置用原動機と
若干の補助装置を示す。
【符号の説明】
1 カセット 1a 主部すなわち主ハウジング部 2 ハンドル 2a 結合部材 3 軸回転支持アーム 3a ソケット 4 軸 5 マンドレル 6 パッケージすなわちロール 6a 最外側巻込み部分 7 ラッチすなわち止め(catch) 8 ウエブ 8a リーダー 9 コアすなわち管 10 摩擦車 11 出口 12,13 前進ローラ 14 カバー 15 ループ 15a 光電検出器 15b 原動機用制御装置 16 固定つめ 17 光遮断装置 18,19 結合素子 20 変型カセットすなわち容器 20a 主部すなわち主ハウジング部 20b ヒンジ 21 カバー 22 チャンバ 23 出口 24 ウエブまたはストリップ 25 下部 26 上部 27,28 開口部 29,30 窓すなわちノッチ 31 前端壁 32 凹部 33 固定ピン 34 溝 35 ロールまたはパッケージ 36 歯車 36a コア 37 下部 38 上部 39,40 対ローラ 41 歯車 42 凹部 50 複写機械 51 区画室 52 案内レール 53 後壁 54 スリーブ状内歯車 55 凹部 56 スロット 57 アクチュエータ 58 アパーチュア 59 アパーチュア 60 固定つめ 61 クランク軸 62 コイルばね 63 歯車 64 大歯車 65 軸 66 歯車セグメント 67 ロッド 70 カウンタ 71 コンピュータ 72,73 光電検出器 74 符号化円板 75 センサ 76,77 ステッピングモータ 78 駆動前進ローラ 79 導体 79a 端子、すなわちキーボード 80 トリミング装置 108 検出器 110,112 温度計用発電機 118,119 原動機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻込みウエブ形感光性材料のロールの格
    納用および上記感光性材料の供給用カセットであって、 内部チャンバ、該内部チャンバ内で巻込み材料のロール
    を回転自在に支持するための手段、及び上記チャンバか
    ら感光性材料を取り出すための出口を備えた開放−閉鎖
    ハウジング、 上記チャンバ内でロールから感光性材料を繰り出すため
    の手段、及び 上記出口を通りハウジングを離れて処理装置に入る感光
    性材料が一切の引張り応力または一切の著しい引張り応
    力から解放されるように、上記チャンバ内においてロー
    ルと上記出口との間の感光性材料を弛緩するための手段
    を含む上記カセット。
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