JP2769340B2 - エアーコンディショニング用コンプレッサー - Google Patents

エアーコンディショニング用コンプレッサー

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JP2769340B2
JP2769340B2 JP63305880A JP30588088A JP2769340B2 JP 2769340 B2 JP2769340 B2 JP 2769340B2 JP 63305880 A JP63305880 A JP 63305880A JP 30588088 A JP30588088 A JP 30588088A JP 2769340 B2 JP2769340 B2 JP 2769340B2
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plate
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ジーン スティーレ デビッド
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    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、軸線方向シリンダーが内部に形成されてい
るシリンダーブロックを包囲するシリンダーハウジング
の一部を形成する2つの鋳造ハウジングヘッドを有する
エアーコンディショニング用コンプレッサーに関する。
〔従来の技術〕
上述の種類のコンプレッサーの鋳造シリンダーハウジ
ングは、その中に斜板によって作動される多数の軸線方
向に運動可能のピストンを受入れる軸線方向シリンダー
が形成されている。この斜板は自動車のエンジンによっ
て駆動されるようになっている。このような従来技術の
構造は米国特許第3,955,899号及び米国特許第3,864,801
号に示されている。
上述のような斜板を有するコンプレッサーは通常シリ
ンダーの軸線方向の何れかの端部に配置される端部プレ
ートを含み、これらのシリンダーはハウジング内に多数
の部品として配置されている。これらのハウジング内の
部品及び端部プレートは共に端部と端部が当接されてい
る関係でボルト止めされている。端部プレートは弁空所
を形成し、一方の弁機素は夫々のシリンダーのピストン
が冷凍サイクルの吸込行程部分の間に運動する時に夫々
のシリンダーに向かっての冷媒流体の流れを制御するよ
うになっている。他方の弁機素は夫々のシリンダーの夫
々のピストンの圧縮行程の間に夫々のシリンダーの端部
から出る流体の流れを制御するのに使用される。
〔発明が解決しようとする課題〕
端部プレート及び弁構造の製造及び組立は複雑な機械
加工及び組立作業をしなればならないという問題を生ぜ
しめ、端部プレート及び組合わされた弁部品によって占
められる空間はエアーコンディショニング用コンプレッ
サーを自動車のエンジン区画内へ収納するのを困難にす
るという問題を生じさせる。
本発明の目的は、コンプレッサーハウジングの一体的
部分をなす組込みハウジングヘッド(すなわち、端壁)
を形成し、ハウジングヘッド内に冷媒の入口流路及び高
圧排出流路を形成することによってコンプレッサーの設
計を簡単化することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に於てはシリンダーブロックはハウジングとは
別個にハウジング内に包囲され、鋳造流路が形成されて
いるハウジングヘッドを形成する端壁に対して並置され
る関係に配置されている。
後に説明する本発明の実施例に用いられている符号を
参考のために付記して記述すると、本発明によれば、軸
線方向シリンダー188,190,192,194,196が内部に形成さ
れているシリンダーブロック26,34を包囲するシリンダ
ーハウジング10の一部を形成する2つの鋳造ハウジング
ヘッドを有するエアーコンディショニング用コンプレッ
サーであって、 2分割コンプレッサーハウジングを形成する2つの全
体として円筒形の鋳造ハウジング部14,16部であって、
夫々がハウジングヘッドを形成する端部20,46と全体と
して円筒形の部分とを有し、両方の前記ハウジング部1
4,16のハウジングヘッドの中間の位置で該ハウジング1
4,16の前記円筒形部分の端と端とが並置されてつなげら
れている、前記鋳造ハウジング部14,16と、 前記シリンダーハウジング10の軸線に関して軸線方向
に向いた力で両方の前記ハウジング部14,16を一体的に
クランプする手段と、 夫々の前記ハウジング部14,16内にあって、軸線方向
に配置されたシリンダー188,190,192,194,196を画定す
るシリンダーブロック26,34であって、一方の前記ハウ
ジング部14内のシリンダーブロック26がこれと軸線方向
に整列して並置された他方の前記ハウジング部16内のシ
リンダーブロック34に当接して一方のシリンダーブロッ
ク26のシリンダーが他方のシリンダーブロック34のシリ
ンダーに連通されて共通のシリンダー開口28,50を画定
するようにした、前記シリンダーブロック26,34と、 夫々の前記シリンダー188,190,192,194,196のシリン
ダー開口28,50内にある複動式ピストン30と、 夫々の前記ピストン30を駆動しうるように該ピストン
30に係合可能な回転斜板111と、夫々の前記シリンダー
ブロック26,34と同軸にそのシリンダーブロック26,34に
装着された駆動シャフト52とを有する回転斜板・駆動シ
ャフト組立体と、 冷媒の分配及び供給ポートを備えた弁プレート38であ
って、夫々の前記ハウジングヘッドを形成する端壁20,4
6と、それに隣接する前記シリンダーブロック26,34との
間に配置された、前記弁プレート38と、 夫々の前記シリンダーブロック26,34内に形成され、
且つ夫々の前記シリンダーブロック26,34のそれぞれの
シリンダー188,190,192,194,196に連通している高圧流
路150,236及び低圧流路158,160,162,164と、 夫々の前記ハウジングヘッドを形成する端壁20,46上
に備えられた平らな半径方向の面136,138,232,234を備
えた壁部132,225であって、該端壁20,40に備えた高圧流
路130,134,220,230を低圧流路128,222から分離する、前
記半径方向の面136,138,232,234を備えた壁部132,225
と、 夫々の前記弁プレート38と、それに隣接するシリンダ
ーブロック26,34との間に配置されていて、前記端壁20,
40の低圧流路128,222から前記シリンダー188,190,192,1
94,196へ制御された流れを与える弁リード170,172,174,
176,178を備えた入口弁ディスク36と、 前記半径方向の面136,138,232,234を備えた壁部132,2
25と前記弁プレート38との間に配置されていて、前記端
壁20,46に備えた高圧流路134,230へ制御された流れを与
える排出弁リード198,200,202,204,206を備えた排出弁
ディスク40と、 前記弁プレート38と前記半径方向の面136,138,232,23
4を備えた壁部132,225との間にあって、高圧流体及び低
圧流体の軸線方向に流れを受け入れるポート220,222′,
224,226′228を備えたシールプレート42と を有しており、 前記クランプ手段が、前記シリンダーブロック26,3
4、前記入口弁ディスク36、前記排出弁ディスク40、前
記弁プレート38、及び前記シールプレート42に、シール
及び保持力を及ぼすように構成されていることを特徴と
するエアーコンディショニング用コンプレッサーが提供
される。
本発明の好ましき実施例では夫々のハウジングヘッド
に隣接して吸込及び排出弁機素の副次的組立体を提供す
る。この副次的組立体はシリンダーブロックの端部に隣
接する弁プレートと、シリンダーからの高圧流体の制御
された流れ出口流路を形成する弁リードを形成する排出
弁ディスクと、シリンダー内への冷媒流体の制御された
流れの吸込を行う弁リードを有する入口弁ディスクとを
含んでいる。弁プレート及びこれら弁ディスクには、外
部の流路構造を利用しないでシリンダーブロックの一端
部から他端部へ高圧流体及び低圧流体の両者の軸線方向
への流れを与えるようにポートが設けられている。これ
らのポートはシリンダーブロック自体に形成された軸線
方向流路と連通している。
また、本発明の一実施例において、ハウジングヘッド
を形成する端壁は排出弁リードの撓みを制限する支持部
を形成している。弁プレート及びハウジングヘッドを形
成する端壁の間に配置されるシールプレートはコンプレ
ッサーの高圧流路を低圧流路から遮断し、又排出弁ディ
スクを半径方向の内方の位置で強固に弁プレートに対し
て固定し、これによって排出弁リードの基部即ち半径方
向に内方の位置が作動の間に不当に応力を受けないよう
にしている。
また、本発明の別の実施例において、コンプレッサー
の軸線方向の一端部にある弁組立体は他端部の弁組立体
と相互に交換可能であって、これにより大規模の製造作
業に於て組立作業を遥かに簡単にしている。入口及び出
口弁機素、弁プレート及びシールプレートを含む弁組立
体は位置決めピンによって共に固定されて副次的組立体
を形成して、製造の間にこの副次的組立体がハウジング
ヘッド内に挿入出来るようになっているが、また、ハウ
ジングヘッドを形成する端壁は位置決めピンを受入れる
位置決め開口が形成されていて、これにより隣接するシ
リンダーブロックを組立てる前に弁組立体が正しく割出
されて位置決めされるのを確実にする。シリンダーブロ
ック自体にも又弁組立体の位置決めピンと整合する位置
決め開口が設けられ、これによってシリンダーブロック
が弁組立体に対して角度的に正しく整合されるのを確実
にしている。
シールプレートは、排出弁ディスクを包囲して高圧流
路を低圧流路から離隔する線形ボスを打出されることが
出来る。
本発明による改良された構造は製造コストを低減さ
せ、信頼性を向上させると共に完成されたコンプレッサ
ー組立体の軸線方向の長さを減小出来る利点を与えるも
のである。
〔実施例〕
第1図に於て、符号10は全体的にエアーコンディショ
ニング用コンプレッサーの鋳造シリンダーハウジングを
示している。電磁クラッチはコンプレッサーと共に使用
されている。
ハウジング10は後部ハウジング部分14及び前部ハウジ
ング部分16を含んでいて、これらのものは夫々ダイカス
トアルミニウム合金によって形成されている。ハウジン
グ部分14は円筒形の開口18及びダイカストの一部分を形
成する一体的な端壁(すなわち、ハウジングヘッド)20
を有する。取付けボス22及び24がダイカストの一部分と
して形成されていて、取付けボルトがボス22及び24に形
成されたボルト開口内に受入れられるようになってい
る。
多数のシリンダー開口28が内部に形成されているダイ
カストアルミニウムシリンダーボディー即ちシリンダー
ブロック26は、それ自体円筒形の形状で、開口18内に嵌
入され、ハウジング部分14の円筒形の開口18の内径とシ
リンダーブロック26の外径との間に甚だ小さい間隙があ
る。
シリンダーブロック26内のシリンダー開口28の1つが
図面に示されている。コンプレッサーピストン30がシリ
ンダー開口28内に滑動可能に受入れられている。
前記ハウジング10はまた前部ハウジング部分16と一体
的な端壁(すなわち、ハウジングヘッド)46を含んでい
る。ハウジング部分14と同様に、ハウジング部分16は32
で示されるような円筒形の開口を有する。それ自体円筒
形のシリンダーブロック34は円筒形の開口32内に受入れ
られていて、シリンダーブロック34の外径と円筒形の開
口32の内径との間に甚だ小さい間隙がある。
円形のばね鋼ディスクの形状の入口弁ディスクが符号
36によって示されている。この入口弁ディスク36は第9
図に関連して後述される。入口弁ディスク36の近辺には
前部弁プレート38があり、この弁プレート38は入口弁デ
ィスク36の弁リードと整合されたポートを形成されてい
る。この前部弁プレート38は第7図を参照して説明され
る。
第10図を参照して後述される前部排出弁ディスク40は
直接に弁プレート38に隣接して配置されている。この前
部排出弁ディスク40は弁プレート38に形成されたポート
と整合する排出弁リードを形成されている。
前部シールプレート42が前部排出弁ディスク40とハウ
ジング部分16に形成された円筒形の開口32の端面44の間
に配置されている。この端面44はハウジング部分16の端
壁46の内面に機械加工された面である。
第1図から判るように、シリンダーブロック26はシリ
ンダーブロック34に当接する関係で並置されていて、こ
の当接面は共通の符号48によって示されている。第1図
から判るように、シリンダー開口28はシリンダーブロッ
ク34のシリンダー開口50と整合され、これより復動式ピ
ストン30に対する共通のシリンダーを形成している。
斜板シャフト52がシリンダーブロック34内のブッシン
グ54及びシリンダーブロック26内のブッシング56によっ
て軸支されている。この斜板シャフト52は端壁46内の端
壁開口58を通って延長していて、図示しない駆動手段に
連結される鋸歯状部分92を有している。斜板シャフト52
が端壁開口58内で回転する時に流体シール60がハウジン
グ10の内部を封止するようになっている。
位置固定のスリーブ軸延長部62が端壁46に形成されて
いて、図示されない電磁クラッチの支持部を形成するよ
うになされている。
第1図及び第6図に見られるように、ピストン30は2
つの並置されたボス94及び96を含んでいて、これらのボ
ス94,96は夫々斜板の滑動部102及び104の為の半球形の
ポケット凹部98及び100を形成されている。これらの滑
動部102,104は第1図及び第4図に示される回転斜板111
及び軸組立体上の面106及び108に夫々滑動可能に係合す
る平らな支持面を形成されている。
斜板111は第4図に示されるように斜板シャフト52の
軸線に対して角度をなして配置されている。斜板111自
体はハブ113を含み、このハブ113は斜板シャフト52に圧
入嵌合されるが、斜板シャフト52上に斜板111を組付け
る前に斜板シャフト52上に形成された鋸歯状部分114に
より圧入嵌合作用によって定位置に固定される。ハブ11
3と面106,108との間には凹み118,119が形成されてい
る。斜板シャフト52が回転すると、斜板111は滑動部102
及び104と滑動係合していることによりピストン30を夫
々シリンダーブロック26及び34内のシリンダー開口28及
び50によって境界されるシリンダー内で往復運動させる
のである。斜板111に対する推力は半径方向のニードル
ベアリング組立体110及び112によって吸収されるが、こ
れらのニードルベアリング組立体110,112は夫々シリン
ダーブロック26及び34に係合し、これによって斜板111
のハブ113に対する推力がシリンダーブロック26,34によ
り吸収されるのである。
滑動部102及び104は焼結金属によって形成されてい
て、平らな支持面は滑動油のフィルムを支持し、従って
ピストン30が往復運動される時に面106及び108に対して
非摩損性の滑動支持関係を確立するのに充分に多孔性に
なされている。
第6図にて最もよく示されているように、ピストン30
はダイカストによって一体的に形成されている。ピスト
ン30はその両端部の直径に比して小さい深さのブリッジ
部分115を含んでいる。このブリッジ部分115はピストン
30の中心線の下方に位置する上面116とともにダイカス
ト鋳造時に形成されている。このことは斜板111の外側
縁部に対して充分な間隙を許し、これによってコンプレ
ッサーの作動の間の干渉を阻止するのである。このダイ
カスト作動は本明細書にて述べた従来技術に示された種
類の斜板コンプレッサーの往復運動ピストンに共通の複
雑な機械加工を回避させる。
第6図に示されるように、このピストン30は復動ピス
トンであって、等しい直径のピストン30の両端部120及
び122を設けられている。夫々の端部120及び122はピス
トン封止溝124及び126を有し、これらの溝124,126はピ
ストン30のシールリングを受入れるようになっている。
ハウジング部分14の後部ハウジング壁部20は鋳造作業
の間に形成される入口及び出口圧力空所を有する。128
で示される低圧入口空所である低圧流路は斜板シャフト
52を取巻いている。この低圧流路は円筒形のバッフル壁
部132(第11図)によって高圧流路130から絶縁されてい
る。高圧排出ポートである高圧流路は第1図及び第11図
に符号134によって示されている。第11図に示されるよ
うに、この円筒形のバッフル壁部132の上端部は高圧流
路134を入口空所である低圧流路128から絶縁する絶縁壁
部を形成する平らな半径方向の面136及び138を形成して
いる。高圧流路134内にはプラスティック材料で作られ
るのが望ましい脈動ダンパー管即ちマッフラーが配置さ
れている。この脈動ダンパー管は第1図に符号140で示
されている。
この脈動ダンパー管140は高圧流路134内に受入れられ
る円筒形の端部開口142を含んでいる。脈動ダンパー管1
40は又高圧流路130内に受入れられる直径を減少された
延長部146を含んでいる。第1図に示されるように、こ
の延長部146の左端部は後部シリンダーブロック26の高
圧流路150内に受入れられている。このことは第2図を
参照すれば判る。
高圧の排出ガスがシリンダーブロック26の高圧流路15
0に供給される時に、排出ガスはハウジング部分14のダ
イカストされた端壁20に形成された高圧流路130内に通
される。しかし、排出ガスが高圧流路134まで伝達され
る前に排出ガスは流れの方向を脈動ダンパー管140の左
端の開口に向って反転されなければならない。延長部14
6内の流路は高圧流路134の流路面積よりも小さくなされ
ている。この排出ガスの遠廻りの流路は冷媒を供給する
場合の望ましくない圧力の脈動を減衰させる結果を生じ
させる。
第11図に於て、冷媒の入口開口152で示されている。
第11図に於て、入口開口152と低圧流路128の弓形の範囲
との間の連通がブリッジ154によって遮断されている。
このブリッジ154の内面の平面はバッフル壁部132の内面
の平面と共通である。従って、入口開口152に入るガス
は第9図に示されるように直接に入口弁ディスク36の開
口156を通過する。
これによって低圧の冷媒ガスは第7図に示される後部
弁プレート38の開口158′を通過する。冷媒ガスは次に
第2図に示されるようにシリンダーブロック26に鋳造さ
れた開口158を通過させられるのである。
これによって冷媒ガスは低圧流路160に蓄積される。
この低圧流路160から冷媒ガスは第2図に示されるよう
に他の鋳造された低圧流路162及び164を夫々通過する。
夫々の鋳造された低圧流路162,164の夫々の右端部はか
ようにハウジング部分14の端壁20に鋳造された低圧流路
128と連通している。
第11図に示されるように、バッフル壁部132を外側の
ハウジング壁部に連結する第2のブリッジ166がある。
このブリッジ166の内面はブリッジ154の機械加工された
面よりも低圧流路128の基部に対して相対的に更に低
い。従って開口152と第7図の弁プレートに形成された
開口158′の間の直接の連通が可能になされるものであ
る。
第9図の入口弁ディスク36は可撓性の片持弁リード17
0を含んでいて、この片持弁リード170が前部弁プレート
38の開口186と整合し、これに隣接する組合されたシリ
ンダーのピストンが吸込行程を行う時に開口186を通る
一方向の流れを許すのである。ブリッジ166は液状の冷
媒の所謂スラッグが隣接するシリンダー内に伝達される
のを阻止して他の夫々のシリンダーへの冷媒の相対的な
等しい分布を可能になしている。このことは、殆どの冷
媒、恐らくは80%の入口流が低圧流路160に伝達され
て、ここから内部流の低圧流路162及び164及び開口158
を通って分布され、ここからハウジング部分14の端壁20
に形成された鋳造された低圧流路128に伝達されるのを
確実にすることによって行われるのである。
第9図に示されるように、多数の片持弁リードが172
及び174及び176及び178及び170にある。これらの弁リー
ドは弁プレート38の開口188′,180,182及び184及び186
と整合している。第2図から判るようにシリンダーブロ
ック26は5つのシリンダー開口を有し、これらの開口は
5つの復動式ピストンを収容していて、夫々のシリンダ
ーは第9図に示される入口弁ディスク36の別々の1つの
弁リードによって作動されるのである。夫々のピストン
30が第1図に示されるように左方に運動する時に冷媒が
弁プレート38の開口を通り、組合される弁リード170,17
2,174,176,178を通過して吸入されるのである。これに
よって冷媒は、第2図に示されたシリンダー188,190,19
2及び194では低圧流路128から吸入されるのであり、シ
リンダー196では、冷媒は直接に入口開口152からブリッ
ジ166を横切って吸入されるのである。
第10図の排出弁ディスク40は夫々符号198,200,202,20
4及び206によって別々に示されている多数の排出弁リー
ドを含んでいる。夫夫の排出弁リードは第7図に示され
るように高圧排出開口208,210,212,214及び216を整合し
ている。夫々の開口208,210,212,214,216は夫々のシリ
ンダーのピストンが第1図に示されるように右方に運動
する時に高圧冷媒の排出ポートとして役立つのである、
第10図に示される排出ディスク40は第11図を参照して既
に示した高圧流路130内への高圧ガスの一方向の流れを
許すのである。バッフル壁部132は218にて分離されて高
圧流路130及び排出流路134の間の連通を許すようになっ
ている。
シリンダーブロック34はシリンダーブロック26と同じ
で、相互に交換可能になっいる。後部ハウジング部分14
を参照して説明された弁プレート、入口弁ディスク及び
排出弁ディスクは前部ハウジング部分16に於て作動する
ものと同じである。後部ハウジング部分14と同様に第13
図に示される前部ハウジング部分16は鋳造された高圧及
び低圧流路を設けられている。220に示されている高圧
流路は後部ハウジング部分の高圧流路130に対応してい
る。第13図の低圧流路222は後部ハウジング部分14の低
圧流路128に対応している。
後部ハウジング部分14のバッフル壁部132に対応する
バッフル壁部225は高圧流路220及び低圧流路222を分離
している。バッフル壁部225は226で示されているように
不連続で、第1図に示されるように高圧流路220及び高
圧流路230及び228の間の連通を与えている。第1図及び
第13図に示される高圧流路230はバッフル壁部225の平ら
な半径方向の面232及び234を有する絶縁壁部によって低
圧流路222から分離されている。
ピストン30によって排出される流体は高圧流路220か
ら高圧流路230内に通され、然る後に流体は第1図にの
み示されている内部の交叉する高圧流路236を通過す
る。この流路236は第2図のシリンダーブロック26を参
照して説明された高圧流路150に対応している。高圧流
路150及び高圧流路236はこれらの接合部で整合して第1
図に示される端部開口142と連通する連続的な流路を形
成している。この内部交叉流路は若干の従来技術の装置
のような別個の交叉管を設ける必要を排除し、ダイカス
ト作業の間に形成されて、必要な仕上げ機械加工を最小
限にすることが出来る。
第15図にはガスケット即ちシールプレート42が示され
ているが、このシールプレート42は弁プレート38と前部
及び後部ハウジング部分20,34の内側の機械加工された
面の間に介装されている。シールプレート42は第7図の
弁プレート38の高圧開口186′に整合する開口220′を含
んでいる。このシールプレート42は又開口222′,224,22
6′及び228を含み、これらの開口は前部シリンダーブロ
ック34の鋳造端部の流路と整合しているが、これらの流
路は第3図に示されるシリンダーブロック26を参照して
既に説明された夫々150,158,160,162及び164で示される
鋳造端部の流路に対応するものである。
第15図に於て、230′でボスで示し、このボス230′は
斜板シャフト52の軸線を取囲み、低圧流路220を包囲し
ている。このボス230′は第13図に示されるバッフル壁
部225の機械加工された内面と整合するようになされ
た、弁プレート38に隣接する連続的な***部を形成して
いる。ボス230′は又バッフル壁部225のブリッジ部分23
2及び234の機械加工された面と整合している。従ってこ
のボス230′は高圧流路220を低圧流路222から絶縁する
有効なシールを形成している。第15図のガスケット即ち
シールプレート42は又内側ボスリング232′を含んでい
て、このボスリング232′はシリンダーの高圧排出ポー
トからの高圧冷媒がブッシング54及び端壁開口58の範囲
から通過するのを阻止している。この内側ボスリング23
2′は排出弁ディスク40の排出弁リードを固定させ、こ
れによってこれらの排出弁リードに過大な応力の生ずる
のを阻止している。
第1図に示されるハウジング部分16は第14図に示され
るような傾斜面201を有する。このようの傾斜面201が夫
々の排出弁リードに対して1つ宛設けられていて、これ
によって夫々の排出弁リードの運動を制限し、過大な応
力を与えられるのを阻止している。更に、この傾斜面20
1は夫々の排出ポートの排出流面積を増大させるのに有
効である。
同様のガスケット即ちシールプレートが後部ハウジン
グ部分14の端壁20の高圧及び低圧流路を遮断するのに使
用されている。
前部シリンダーブロック34の弁プレート38は後部シリ
ンダーブロック26の弁プレートと同様である。同様に、
前部シリンダーブロック34の入口弁ディスク36及び排出
弁ディスク40は互いに他に対して同じである。このよう
な交換の可能性及びシリンダーブロック自体の交換の可
能性は構成要素の設計及び製造及び組立を簡単化し、従
って製造コストを低減し、組立後の作動の間の信頼性を
向上させるのを可能になすのである。
第15図に1つだけが符号234′で示されている半径方
向のアームはボスリング232′が形成されているシール
プレート42のハブを支持している。
第16図のシールプレート42の半径方向の外縁に隣接し
てストラップ236が設けられて、このストラップ236がシ
ールプレート42に剛性を与えているが、このストラップ
236はシールプレート42の平面から位置をずらされてい
て、これによって弁プレート38の開口を通って入口弁デ
ィスク36の弁リードに通される冷媒の自由な流れを許し
ている。シールプレート42の平面に対するストラップ23
6の相対的な位置は第16図を参照すれば判る。
第11図に示されるように、後部ハウジング部分14は4
つの外側ボス237,238,240及び243を有する。同様に、前
部ハウジング部分16もボス242,244,246及び248を有し、
これらのボスは後部ハウジング部分14のボス237,238,24
0及び243と整合している。夫々のボスはボルト開口を有
し、クランプ手段を構成する緊締ボルトの挿入を可能に
している。ボルトが構成要素の組立後に緊締されると、
シリンダーブロックは夫々他に対して整合状態になさ
れ、予め定められた負荷シールプレート42に与えられ
る。このようにして有効な封止作用が得られるのであ
る。第1図に示されるように、ハウジング部分14の左方
の縁部はハウジング部分16の右方の縁部内に受入れら
れ、ハウジング部分14の「O」リング構内に受入れられ
ている「O」リングシール250が組合された部分の間の
流体密の緊密な封止作用を与えるのである。
既述の斜板111の面106及び108に係合する滑動部102,1
04は40ロックウェルC以上の硬度に熱処理される粉末金
属によって形成されている。従って、既述の従来技術に
示されるような従来の設計のように運動可能の滑動機素
上に別個のシューを使用する必要を排除出来るのであ
る。滑動支持面だけ研磨又はラッピング加工によって仕
上げるだけでよい。シュー自体は仕上げの後でタンブリ
ング加工されるか、又はされないでもよい。例えば入口
弁ディスク、排出弁ディスク及び弁プレートのような部
品の相互交換の可能性に加えて、シールプレート及び2
つの弁ディスクに弁プレートを予備組立することが第7
図に示された弁プレート38に形成されたピン開口254,25
6に受入れられる位置決めピンによって可能になされ
る。これらの位置決めピンは位置決め開口254及び256内
に圧入によって挿入されるのである。対応する開口258
及び260が第10図の排出弁ディスク40に形成されてい
て、これらの開口が位置決めピンに整合されるのであ
る。同様にして位置決め開口258及び260が第15図に示さ
れるようにシールプレート42に形成されて、これらのも
のも位置決めピンと整合されのである。
第9図に示されるように弁プレート38の反対側にある
位置決めピンを受け入れる位置決め開口262及び264が入
口弁ディスク36に備えられている。従って弁プレート3
8、入口弁ディスク36、排出弁ディスク40及びシールプ
レート42が予備組立されて副次組立体とされ、接続作業
を簡単化することが出来る。このような予備組立作業の
後で、この副次組立体の位置決めピンが、後部シリンダ
ーブロック26の第3図に示される位置決め開口266及び2
68内に挿入されるのである。前部ハウジング部分16の端
壁46にも同様の目的で位置決め開口270及び272が第13図
に示されるように備えられている。これらの位置決めピ
ンは互いに他に対する組立られた部分の正しい角度的な
整合を行い得るのである。緊締装置は必要でなく、製造
コスト及び組立コスト及び簡単化された組立体による改
善された信頼性が得られるのである。
製造作業は既述のピストンの構造によって更に簡単化
される。このピストンの構造は仕上げ機械加工を必要と
しないブリッジ面積部分を有する。このブリッジ部分は
鋳造作業の間に形成され、斜板の外径が最大移動行程に
て滑動部に対するボスを超えて伸長するのを可能にな
す。既述した例のような従来技術の構造のようにブリッ
ジ面に逃がし部分を機械加工する必要がない。この斜板
の設計によってブリッジ面をブリッジの中点面に対して
滑動係合させることが可能になるのである。
このような改善された設計は更に、斜板自体を形成す
るのに鋳造作業を行うことによって改善された信頼性及
び簡単化された製造作業を可能になす。斜板コンプレッ
サーの設計に於て、鋳造鍛造工程を利用し、又は鋳造を
行わない鍛造工程を利用することは普通の方法である。
シューの面及び斜板のハブの間の深さは本発明の説明に
よれば充分な強度を保証するのに充分に減小される。斜
板の範囲に冷媒があることは充分な潤滑作用を与える。
何故ならば潤滑油が存在するからである。従って冷媒ガ
スは滑動部が接触すると油膜を連続的に発生させるのを
可能になすのである。
斜板シャフト52のブッシング54及び56は鋼で裏打ちさ
れたスリーブベアリングであって、組付後に更に機械加
工する必要を生じないで組立られることが出来る。これ
らのブッシングは第1図に示されるように夫々ラジアル
ニードルベアリング112及び110に隣接して配置されてい
る。ベアリング112及び110のラジアルローラーのケージ
は2つのスラストワッシャーリングの間で通常のように
回転する。このことは遠心力的推進作用を生じさせて潤
滑油及び冷媒をスリーブベアリングの内側縁部から吸引
するようになす。斜板室及び両方のハウジング部分の夫
々の端部プレートに鋳造成形された入口環状部の間に圧
力差がある。このような圧力差のあることがベアリング
自体を横切る圧力差を発生させて、これがスラストベア
リングとして働くラジアルニードルベアリングの回転す
るケージの遠心力によって助勢されるのである。従って
スラストベアリングとして働くラジアルニードルベアリ
ングのケージ及び軸支持ベアリングが潤滑され、これに
よって更にコンプレッサーの信頼性を向上させるのであ
る。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成されているから、前部シリ
ンダーブロックの弁プレートが後部シリンダーブロック
の弁プレートと同じになされ、前部シリンダーブロック
の入口弁ディスク及び排出弁ディスクが互いに他に対し
て同じになされ、これらのものの交換の可能性が構成要
素の設計及び製造及び組立を大幅に簡単化し、従って製
造コストを低減し、組立後の作動の間の信頼性を向上さ
せるのを可能になすと共に完成されたコンプレッサー組
立体の軸線方向の長さを減少出来る優れた利点が得られ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエアーコンディショニング用コンプレ
ッサーの一部半径方向断面図。 第2図は第1図のコンプレッサーの一部分を形成する2
つのシリンダーブロックの内の一方の端面図。 第3図は第2図のシリンダーブロックの反対端部を示す
端面図。 第4図は第1図のコンプレッサーの一部分を形成する斜
板・駆動シャフト組立体の側面立面図。 第5図は第4図の断面線5−5の平面から見た第4図の
構造の端面図。 第6図は第2図及び第3図のシリンダーブロックのシリ
ンダー内に受入れられるようになされたピストンの側面
図。 第7図はコンプレッサーに使用される弁プレートの前面
の平面図。 第8図は第7図の弁プレートの縁部の側面図。 第9図はシリンダーブロックの夫々の軸線方向端部に配
置された入口弁ディスクの平面図。 第10図はシリンダーブロックの夫々の軸線方向端部に配
置された排出弁ディスクの平面図。 第11図は組立体の後部鋳造ヘッド即ちハウジングの端面
図であって、鋳造ヘッド内の開口の端壁に於ける内部ポ
ート及び通路の配置を示す端面図。 第12図は第11図の断面線12−12の平面に沿った断面図。 第13図は前部ヘッドの端壁の内部をポート及び流路構造
と共に示すハウジングの前部鋳造ヘッドの端面図。 第14図は第13図の断面線14−14の平面に沿った断面図。 第15図はシリンダーブロックの夫々の端部に於ける排出
弁ディスク及び弁プレートのためのシールプレートの平
面図。 第16図は第15図の断面線16−16の平面から見たシールプ
レートの縁部の側面図。 10……シリンダーハウジング 14……後部ハウジング部分 16……前部ハウジング部分 20……端壁 26……後部シリンダーブロック 28……シリンダー開口 30……復動式ピストン 32……円筒形の開口 34……前部シリンダーブロック 36……入口弁ディスク 38……弁プレート 40……排出弁ディスク 42……シールプレート 46……端壁 50……シリンダー開口 52……斜板シャフト 54,56……ブッシング 98,100……半球形のポケット凹部 102,104……滑動部 106,108……斜板・駆動シャフト組立体の面 110,112……ラジアルニードルベアリング 111……斜板 128……低圧流路 130……高圧流路 132,225……バッフル壁部 134……高圧流路 140……脈動ダンパー管即ちマッフラー 142……端部開口 150,236……高圧流路 152……入口開口 162,164……低圧流路 170,172,174,176,178……可撓性の片持弁リード 188,190,192,194,196……シリンダー 198,200,202,204,206……排出弁リード 201……傾斜面 208,210,212,214,216……高圧開口 220……高圧流路 222……低圧流路 220′,222′,224,226′,228……開口 230……高圧流路 230′……ボス 232,234……ブリッジ部分 232′……ボスリング 234′……アーム 236……ストラップ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−24471(JP,A) 特開 昭63−68777(JP,A) 特開 昭54−104014(JP,A) 特開 昭50−85908(JP,A) 実開 昭62−110582(JP,U) 特公 昭62−9749(JP,B2) 特公 昭49−25732(JP,B1) 米国特許3955899(US,A) 米国特許3864801(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 27/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線方向シリンダー(188,190,192,194,19
    6)が内部に形成されているシリンダーブロック(26,3
    4)を包囲するシリンダーハウジング(10)の一部を形
    成する2つの鋳造ハウジングヘッドを有するエアーコン
    ディショニング用コンプレッサーであって、 2分割のコンプレッサーハウジングを形成する2つの全
    体として円筒形の鋳造ハウジング部(14,16)であっ
    て、夫々がハウジングヘッドを形成する端壁(20,46)
    と全体として円筒形の部分とを有し、両方の前記ハウジ
    ング部(14,16)のハウジングヘッドの中間の位置で該
    ハウジング部(14,16)の前記円筒形部分の端と端とが
    並置されてつなげられている、前記鋳造ハウジング部
    (14,16)と、 前記シリンダーハウジング(10)の軸線に関して軸線方
    向に向いた力で両方の前記ハウジング部(14,16)を一
    体的にクランプする手段と、 夫々の前記ハウジング部(14,16)内にあって、軸線方
    向に配置されたシリンダー(188,190,192,194,196)を
    画定するシリンダーブロック(26,34)であって、一方
    の前記ハウジング部(14)内のシリンダーブロック(2
    6)がこれと軸線方向に整列して並置された他方の前記
    ハウジング部(16)内のシリンダーブロック(34)に当
    接して一方のシリンダーブロック(26)のシリンダーが
    他方のシリンダーブロック(34)のシリンダーに連通さ
    れて共通のシリンダー開口(28,50)を画定するように
    した、前記シリンダーブロック(26,34)と、 夫々の前記シリンダー(188,190,192,194,196)のシリ
    ンダー開口(28,50)内にある複動式ピストン(30)
    と、 夫々の前記ピストン(30)を駆動しうるように該ピスト
    ン(30)に係合可能な回転斜板(111)と、夫々の前記
    シリンダーブロック(26,34)と同軸にそのシリンダー
    ブロック(26,34)に装着された駆動シャフト(52)と
    を有する回転斜板・駆動シャフト組立体と、 冷媒の分配及び供給ポートを備えた弁プレート(38)で
    あって、夫々の前記ハウジングヘッドを形成する端壁
    (20,46)と、それに隣接する前記シリンダーブロック
    (26,34)との間に配置された、前記弁プレート(38)
    と、 夫々の前記シリンダーブロック(26,34)内に形成さ
    れ、且つ夫々の前記シリンダーブロック(26,34)のそ
    れぞれのシリンダー(188,190,192,194,196)に連通し
    ている高圧流路(150,236)及び低圧流路(158,160,16
    2,164)と、 夫々の前記ハウジングヘッドを形成する端壁(20,46)
    上に備えられた平らな半径方向の面(136,138,232,23
    4)を備えた壁部(132,225)であって、該端壁(20,4
    6)に備えた高圧流路(130,134,220,230)を低圧流路
    (128,222)から分離する、前記半径方向の面(136,13
    8,232,234)を備えた壁部(132,225)と、 夫々の前記弁プレート(38)と、それに隣接するシリン
    ダーブロック(26,34)との間に配置されていて、前記
    端壁(20,46)の低圧流路(128,222)から前記シリンダ
    ー(188,190,192,194,196)へ制御された流れを与える
    弁リード(170,172,174,176,178)を備えた入口弁ディ
    スク(36)と、 前記半径方向の面(136,138,232,234)を備えた壁部(1
    32,225)と前記弁プレート(38)との間に配置されてい
    て、前記端壁(20,46)に備えた高圧流路(134,230)へ
    制御された流れを与える排出弁リード(198,200,202,20
    4,206)を備えた排出弁ディスク(40)と、 前記弁プレート(38)と前記半径方向の面(136,138,23
    2,234)を備えた壁部(132,225)との間にあって、高圧
    流体及び低圧流体の軸線方向に流れを受け入れるポート
    (220,222′,224,226′228)を備えたシールプレート
    (42)と を有しており、 前記クランプ手段が、前記シリンダーブロック(26,3
    4)、前記入口弁ディスク(36)、前記排出弁ディスク
    (40)、前記弁プレート(38)、及び前記シールプレー
    ト(42)に、シール及び保持力を及ぼすように構成され
    ていることを特徴とするエアーコンディショニング用コ
    ンプレッサー。
  2. 【請求項2】前記弁プレート(38)に固定され且つ該弁
    プレート(38)から軸線方向に延びる位置決めピンを有
    し、前記排出弁ディスク(40)、前記シールプレート
    (42)、及び前記入口弁ディスク(36)が前記位置決め
    ピンを受け入れる位置決め開口(258,260,258,260,262,
    264)を有し、前記弁プレート(38)の前記位置決めピ
    ンが、前記排出弁ディスク(40)、前記シールプレート
    (42)、及び前記入口弁ディスク(36)を、副次的組立
    体として所定の角度関係で整合するように且つ組立後の
    位置関係に保持するように構成され、また、夫々の前記
    副次的組立体に隣接するハウジングヘッドを形成する端
    壁(20,46)が前記位置決めピンを受け入れる位置決め
    開口(270,272)を有し、前記ハウジングヘッドを形成
    する端壁(20,46)の位置決め開口(270,272)が前記位
    置決めピンを受け入れると、夫々の前記副次的組立体が
    前記ハウジングヘッドを形成する端壁(20,46)に対し
    て所定の相対角度位置に整合されるように構成されてい
    る請求項1に記載のコンプレッサー。
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