JP2769030B2 - 粘性継手の組立方法 - Google Patents
粘性継手の組立方法Info
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- JP2769030B2 JP2769030B2 JP19431890A JP19431890A JP2769030B2 JP 2769030 B2 JP2769030 B2 JP 2769030B2 JP 19431890 A JP19431890 A JP 19431890A JP 19431890 A JP19431890 A JP 19431890A JP 2769030 B2 JP2769030 B2 JP 2769030B2
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- plates
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、流体室内の容積に対応したプレートを選択
して組付ける粘性継手の組立方法に関する。
して組付ける粘性継手の組立方法に関する。
（従来の技術） 従来、この種の技術としては特開昭63−280931号公報
にプレート枚数を一定として組付ける粘性継手の組立方
法が開示されている。
にプレート枚数を一定として組付ける粘性継手の組立方
法が開示されている。
（発明が解決しようとする課題） 従来の技術で述べたものにおいては、プレート枚数を
一定として流体室内の容積に対応するため板厚の異なる
プレートが多く存在し、性能・特性のばらつきの要因と
なり、例えば板厚を上げたプレートが多く組付けられる
と剛性が高くなりハンプ限界が高くなって特性が変わる
という問題点を有していた。
一定として流体室内の容積に対応するため板厚の異なる
プレートが多く存在し、性能・特性のばらつきの要因と
なり、例えば板厚を上げたプレートが多く組付けられる
と剛性が高くなりハンプ限界が高くなって特性が変わる
という問題点を有していた。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、基
準となる所定板厚のプレートと異なる板厚のプレートを
少なくし、特性のばらつきを小さくして性能を安定させ
ることができる粘性継手の組立方法を提供しようとする
ものである。
みてなされたものであり、その目的とするところは、基
準となる所定板厚のプレートと異なる板厚のプレートを
少なくし、特性のばらつきを小さくして性能を安定させ
ることができる粘性継手の組立方法を提供しようとする
ものである。
（課題を解決するための手段） 上記課題を解決すべく本発明は、粘性継手の流体室内
に所定板厚のプレートを所定間隔に組付ける粘性継手の
組立方法において、前記流体室内の容積のうち所定容積
を超えて組付けた後に残りの容積を測定し、前記残りの
容積内に所定間隔で所定板厚の前記プレートと共に前記
プレートと異なる板厚のプレートを所定枚数選択して組
付ける場合に所定板厚のプレートを多くしかつ異なる板
厚を選択する基準として所定板厚に近い板厚のプレート
を選択するようにしたものである。
に所定板厚のプレートを所定間隔に組付ける粘性継手の
組立方法において、前記流体室内の容積のうち所定容積
を超えて組付けた後に残りの容積を測定し、前記残りの
容積内に所定間隔で所定板厚の前記プレートと共に前記
プレートと異なる板厚のプレートを所定枚数選択して組
付ける場合に所定板厚のプレートを多くしかつ異なる板
厚を選択する基準として所定板厚に近い板厚のプレート
を選択するようにしたものである。
（作用） 基準となる所定板厚のプレートと異なる板厚のプレー
トを少なくしかつ所定板厚に近い板厚のプレートを選択
する。
トを少なくしかつ所定板厚に近い板厚のプレートを選択
する。
（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は粘性継手の断面図、第２図は本発明に係る粘
性継手の組立方法を実施するためのシステム構成図、第
３図は組立手順を示すフローチャートである。
性継手の組立方法を実施するためのシステム構成図、第
３図は組立手順を示すフローチャートである。
流体継手１は、ケース２とケース２内に回転自在に配
設された軸部材３と、ケース２と軸部材３により画成さ
れた流体室４と、流体室４内でケース２の内周とスプラ
インで嵌合して一体的に回動する複数のアウタプレート
５と、流体室４内で軸部材３の外周とスプラインで嵌合
して一体的に回動しアウタプレート５と交互に配設され
た複数のインナプレート６とを有し、流体室４にはオイ
ルが注入される。尚、７はケース２とギヤ８を介して回
転する軸部材、９はオイル注入口、10はオイル注入口９
を閉塞するプラグ、11はエア抜き孔、12はエア抜き孔11
を閉塞するプラグである。
設された軸部材３と、ケース２と軸部材３により画成さ
れた流体室４と、流体室４内でケース２の内周とスプラ
インで嵌合して一体的に回動する複数のアウタプレート
５と、流体室４内で軸部材３の外周とスプラインで嵌合
して一体的に回動しアウタプレート５と交互に配設され
た複数のインナプレート６とを有し、流体室４にはオイ
ルが注入される。尚、７はケース２とギヤ８を介して回
転する軸部材、９はオイル注入口、10はオイル注入口９
を閉塞するプラグ、11はエア抜き孔、12はエア抜き孔11
を閉塞するプラグである。
本発明では、第２図に示すような組立装置20が使用さ
れる。この装置20は、制御部21と、板厚0.5mm〜0.9mmの
プレートを一枚ずつ供給することができるプレート供給
装置22a,22b,22c,22d,22eと、容積測定器23とから構成
されている。制御部21は、中央処理装置（CPU）21aとメ
モリ21bと入出力インターフエース21cとから成り、入出
力インターフェース21cには、プレート供給装置22a,22
b,22c,22d,22e、容積測定器23、表示器（CRT）24及びキ
ーボード25が接続されている。
れる。この装置20は、制御部21と、板厚0.5mm〜0.9mmの
プレートを一枚ずつ供給することができるプレート供給
装置22a,22b,22c,22d,22eと、容積測定器23とから構成
されている。制御部21は、中央処理装置（CPU）21aとメ
モリ21bと入出力インターフエース21cとから成り、入出
力インターフェース21cには、プレート供給装置22a,22
b,22c,22d,22e、容積測定器23、表示器（CRT）24及びキ
ーボード25が接続されている。
なお、プレートにはアウタプレート５とインナプレー
ト６があり、夫々同様のプレート供給装置によって供給
されるが、第２図においてはアウタプレート５のプレー
ト供給装置22a,22b,22c,22d,22eのみ示した。
ト６があり、夫々同様のプレート供給装置によって供給
されるが、第２図においてはアウタプレート５のプレー
ト供給装置22a,22b,22c,22d,22eのみ示した。
以上のような構成において、本発明に係る粘性継手の
組立方法を第３図に示すフローチャートに従って説明す
る。
組立方法を第３図に示すフローチャートに従って説明す
る。
まず、基準となる板厚0.6mmのプレートがプレート供
給装置22aより所定枚数供給され、ケース２及び軸部材
３に組付けられる（S1）。そして、流体室４内の所定容
積を超えて組付けられたと判断すると（S2）、流体室４
の残りの容積を容積測定器23で測定し（S3）、その測定
値から、更に組付けられるプレートの板厚の合計を算出
する（S4）。
給装置22aより所定枚数供給され、ケース２及び軸部材
３に組付けられる（S1）。そして、流体室４内の所定容
積を超えて組付けられたと判断すると（S2）、流体室４
の残りの容積を容積測定器23で測定し（S3）、その測定
値から、更に組付けられるプレートの板厚の合計を算出
する（S4）。
次に、算出された板厚の合計を基準となる板厚0.6mm
のプレートを多くし、かつ板厚0.6mmにより近い板厚の
プレートを選択して振り分ける（S5）。例えば、算出さ
れた板厚の合計が4.8mm〜5.4mmの場合について振り分け
ると下表に示すようなプレートの枚数になる。
のプレートを多くし、かつ板厚0.6mmにより近い板厚の
プレートを選択して振り分ける（S5）。例えば、算出さ
れた板厚の合計が4.8mm〜5.4mmの場合について振り分け
ると下表に示すようなプレートの枚数になる。
すると、制御部21から各板厚のプレート供給装置22a,
22b,22c,22d,22eに指令信号が送られ、必要な板厚のプ
レートが必要な枚数だけ供給される（S6）。そして、プ
レート組付後、密封されて粘性継手１の組立作業が完了
する。
22b,22c,22d,22eに指令信号が送られ、必要な板厚のプ
レートが必要な枚数だけ供給される（S6）。そして、プ
レート組付後、密封されて粘性継手１の組立作業が完了
する。
（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、異なる板厚のプ
レート枚数を少なくすることができるので性能のばらつ
きの小さい粘性継手を製造できる。
レート枚数を少なくすることができるので性能のばらつ
きの小さい粘性継手を製造できる。
第１図は粘性継手の断面図、第２図は本発明に係る粘性
継手の組立方法を実施するためのシステム構成図、第３
図は組立手順を示すフローチャートである。 １……粘性継手、４……流体室、５……アウタプレー
ト、６……インナプレート、20……組立装置。
継手の組立方法を実施するためのシステム構成図、第３
図は組立手順を示すフローチャートである。 １……粘性継手、４……流体室、５……アウタプレー
ト、６……インナプレート、20……組立装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 高司 埼玉県狭山市新狭山１丁目10番地１ ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−280931（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−34332（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−120525（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16D 35/00
Claims (1)
- 【請求項１】粘性継手の流体室内に所定板厚のプレート
を所定間隔に組付ける粘性継手の組立方法において、前
記流体室内の容積のうち所定容積を超えて所定板厚のプ
レートを組付けた後に残りの容積を測定し、前記残りの
容積内に所定間隔で所定板厚の前記プレートと共に前記
プレートと異なる板厚のプレートを所定枚数選択して組
付ける場合に所定板厚のプレートを多くしかつ異なる板
厚を選択する基準として所定板厚に近い板厚のプレート
を選択するようにしたことを特徴とする粘性継手の組立
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19431890A JP2769030B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 粘性継手の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19431890A JP2769030B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 粘性継手の組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0483922A JPH0483922A (ja) | 1992-03-17 |
| JP2769030B2 true JP2769030B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=16322608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19431890A Expired - Fee Related JP2769030B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 粘性継手の組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2769030B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007050205A1 (de) * | 2007-10-20 | 2009-04-23 | Schaeffler Kg | Differentialgetriebe mit leichten Trägerteilen und Visco-Kupplung |
-
1990
- 1990-07-23 JP JP19431890A patent/JP2769030B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0483922A (ja) | 1992-03-17 |
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Legal Events
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