JP2768854B2 - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents
自動車用ヘッドランプInfo
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- JP2768854B2 JP2768854B2 JP3266097A JP26609791A JP2768854B2 JP 2768854 B2 JP2768854 B2 JP 2768854B2 JP 3266097 A JP3266097 A JP 3266097A JP 26609791 A JP26609791 A JP 26609791A JP 2768854 B2 JP2768854 B2 JP 2768854B2
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- JP
- Japan
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- reflector
- light
- light distribution
- distribution pattern
- emitting end
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/24—Light guides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光源光を光ファイバーを
使って所定位置に導き、光ファイバーの光出射端から出
射した光を拡散配光する自動車用ヘッドランプに係り、
特に上下方向の高さの小さい薄型の自動車用ヘッドラン
プに関する。
使って所定位置に導き、光ファイバーの光出射端から出
射した光を拡散配光する自動車用ヘッドランプに係り、
特に上下方向の高さの小さい薄型の自動車用ヘッドラン
プに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の従来技術としては、特開昭５６
−１２０４２５号があり、これは図３０に示されるよう
に、光ファイバー１を使って光源の光を複数の任意の位
置に導き、左右方向に並設した光ファイバー１の各光出
射端部１ａから出射した光をレンズ系３によって拡散配
光して照明する構造となっている。なお符号ａはリフレ
クターと光源とからなる光源装置である。
−１２０４２５号があり、これは図３０に示されるよう
に、光ファイバー１を使って光源の光を複数の任意の位
置に導き、左右方向に並設した光ファイバー１の各光出
射端部１ａから出射した光をレンズ系３によって拡散配
光して照明する構造となっている。なお符号ａはリフレ
クターと光源とからなる光源装置である。
【０００３】
【発明の解決しようとする課題】しかし前記した従来の
照明灯では、レンズ系３だけを用いて拡散配光する構造
であるため、任意の配光パターンを形成することが難し
い。特に配光上必要としない領域までも照明され、光を
有効に利用できないという問題があった。本発明は前記
従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は任
意の配光パターンの形成が容易で、しかも光を有効に利
用することの可能な自動車用ヘッドランプを提供するこ
とにある。
照明灯では、レンズ系３だけを用いて拡散配光する構造
であるため、任意の配光パターンを形成することが難し
い。特に配光上必要としない領域までも照明され、光を
有効に利用できないという問題があった。本発明は前記
従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は任
意の配光パターンの形成が容易で、しかも光を有効に利
用することの可能な自動車用ヘッドランプを提供するこ
とにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１に係る自動車用ヘッドランプにおいては、
光源光を集光させて光ファイバーの光入射端に入射させ
るとともに、複数に分岐し所定方向に向けて配設した光
ファイバーの光出射端からの出射光を前方に配光して所
定の配光パターンを形成する自動車用ヘッドランプにお
いて、前記配光手段を、左右方向中央部に設けられた放
物面形状の第１のリフレクターと、前記第１のリフレク
ターの左右両側に隣接して設けられた放物面形状の第
２，第３のリフレクターと、前記各々のリフレクターの
略焦点位置にリフレクターに向けてそれぞれ配置された
光ファイバーの光出射端と、前記第１，第２，第３のリ
フレクターの前方に設けられた拡散ステップの形成され
た１枚の前面レンズとを備え、光ファイバーの光出射端
が横張り又は縦張り対応とされた第１のリフレクターに
より、配光パターンの左右方向中央部エリアを形成し、
光ファイバーの光出射端が縦張り対応とされた第２，第
３のリフレクターにより、配光パターンの左右のエリア
を形成し、第１，第２，第３のリフレクターの形成する
配光パターンを合成して所定の配光パターンを形成する
ように構成したものである。
に、請求項１に係る自動車用ヘッドランプにおいては、
光源光を集光させて光ファイバーの光入射端に入射させ
るとともに、複数に分岐し所定方向に向けて配設した光
ファイバーの光出射端からの出射光を前方に配光して所
定の配光パターンを形成する自動車用ヘッドランプにお
いて、前記配光手段を、左右方向中央部に設けられた放
物面形状の第１のリフレクターと、前記第１のリフレク
ターの左右両側に隣接して設けられた放物面形状の第
２，第３のリフレクターと、前記各々のリフレクターの
略焦点位置にリフレクターに向けてそれぞれ配置された
光ファイバーの光出射端と、前記第１，第２，第３のリ
フレクターの前方に設けられた拡散ステップの形成され
た１枚の前面レンズとを備え、光ファイバーの光出射端
が横張り又は縦張り対応とされた第１のリフレクターに
より、配光パターンの左右方向中央部エリアを形成し、
光ファイバーの光出射端が縦張り対応とされた第２，第
３のリフレクターにより、配光パターンの左右のエリア
を形成し、第１，第２，第３のリフレクターの形成する
配光パターンを合成して所定の配光パターンを形成する
ように構成したものである。
【０００５】
【０００６】
【作用】分岐した光ファイバーの光出射端からの出射光
を左右に並設した第１，第２，第３のリフレクターによ
って反射させて配光パターンを形成し、これらの配光パ
ターンを合成することにより所定の配光パターンを形成
する構造としたので、上下方向巾を小さく、即ちヘッド
ランプの薄型化が可能となる。またそれぞれのリフレク
ターの形状（放物柱面又は回転放物面）と、このリフレ
クターに対する光ファイバー光出射端の配置（横張り又
は縦張り）とを適切に設定するだけで所望の配光パター
ンが得られる。
を左右に並設した第１，第２，第３のリフレクターによ
って反射させて配光パターンを形成し、これらの配光パ
ターンを合成することにより所定の配光パターンを形成
する構造としたので、上下方向巾を小さく、即ちヘッド
ランプの薄型化が可能となる。またそれぞれのリフレク
ターの形状（放物柱面又は回転放物面）と、このリフレ
クターに対する光ファイバー光出射端の配置（横張り又
は縦張り）とを適切に設定するだけで所望の配光パター
ンが得られる。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明をサブビーム形成用の自動車用ヘッ
ドランプに適用したもので、図はヘッドランプの全体構
造を示す斜視図である。この図において、符号６は光フ
ァイバー２０の光入射端２０ａに光を導入する光源装置
で、楕円体形状のリフレクター７と、リフレクター７の
第１焦点に挿着されたバルブ８とからなり、バルブ８の
発光はリフレクター７によって集光されて、リフレクタ
ーの第２焦点に位置する光ファイバー２０の光入射端２
０ｄに入射するようになっている。光ファイバー２０は
複数本に分岐されて所定方向に配設され、光出射端２
１，２２，２３はヘッド１４，１５，１６によって横長
矩形状に保持されて、ランプボデイ９の前面開口部に向
けて配置されたリフレクター１１，１２，１３に臨むよ
うに配置されている。なお符号２８は光ファイバー２０
の光入射端２０ｄを円形に保持するヘッド、符号１８は
ランプボディ９の前面開口部に組付け一体化される前面
レンズで、レンズ裏面にはリフレクター１１，１２，１
３で反射された光を所定方向に拡散配光するための拡散
ステップが形成されている。
する。図１は本発明をサブビーム形成用の自動車用ヘッ
ドランプに適用したもので、図はヘッドランプの全体構
造を示す斜視図である。この図において、符号６は光フ
ァイバー２０の光入射端２０ａに光を導入する光源装置
で、楕円体形状のリフレクター７と、リフレクター７の
第１焦点に挿着されたバルブ８とからなり、バルブ８の
発光はリフレクター７によって集光されて、リフレクタ
ーの第２焦点に位置する光ファイバー２０の光入射端２
０ｄに入射するようになっている。光ファイバー２０は
複数本に分岐されて所定方向に配設され、光出射端２
１，２２，２３はヘッド１４，１５，１６によって横長
矩形状に保持されて、ランプボデイ９の前面開口部に向
けて配置されたリフレクター１１，１２，１３に臨むよ
うに配置されている。なお符号２８は光ファイバー２０
の光入射端２０ｄを円形に保持するヘッド、符号１８は
ランプボディ９の前面開口部に組付け一体化される前面
レンズで、レンズ裏面にはリフレクター１１，１２，１
３で反射された光を所定方向に拡散配光するための拡散
ステップが形成されている。
【０００８】リフレクター１１はランプボデイ９の左右
方向中央部に配置され、放物柱面形状または回転放物面
形状の第１のリフレクターで、リフレクター１１に対す
る光源である光出射端２１の配置は、線光源の側面がヘ
ッドランプの光軸と直交する横張り対応とされている。
図２は放物柱面形状の第１のリフレクターと光出射端と
の配置を示す斜視図、図３は回転放物面形状の第１のリ
フレクターと光出射端との配置を示す縦断面図を示して
おり、第１のリフレクター１１に臨む光出射端２１は、
図２，図３に示されるように、リフレクター１１の焦点
Ｆ1より僅かに前方にオフセットした位置に配置され
て、リフレクター１１での反射光が光軸よりわずかに下
向きとなるようになっている。そして図２に示すリフレ
クター形状の場合は図４に示す横長の配光パターンＰ1
が、図３に示すリフレクター形状の場合は図５に示す楕
円形の配光パターンＰ1がそれぞれ形成される。
方向中央部に配置され、放物柱面形状または回転放物面
形状の第１のリフレクターで、リフレクター１１に対す
る光源である光出射端２１の配置は、線光源の側面がヘ
ッドランプの光軸と直交する横張り対応とされている。
図２は放物柱面形状の第１のリフレクターと光出射端と
の配置を示す斜視図、図３は回転放物面形状の第１のリ
フレクターと光出射端との配置を示す縦断面図を示して
おり、第１のリフレクター１１に臨む光出射端２１は、
図２，図３に示されるように、リフレクター１１の焦点
Ｆ1より僅かに前方にオフセットした位置に配置され
て、リフレクター１１での反射光が光軸よりわずかに下
向きとなるようになっている。そして図２に示すリフレ
クター形状の場合は図４に示す横長の配光パターンＰ1
が、図３に示すリフレクター形状の場合は図５に示す楕
円形の配光パターンＰ1がそれぞれ形成される。
【０００９】一方リフレクター１２は、第１のリフレク
ター１１の左側（ヘッドランプを正面視して左側）に配
置された回転放物面形状の第２のリフレクターで、リフ
レクター１２に対する光源である光出射端２２の配置
は、線光源の側面がヘッドランプの光軸と同方向に延び
る縦張り対応とされている。また第２のリフレクター１
２に臨む光出射端２２は、図６に示されるように、リフ
レクター１２の焦点Ｆ2より僅かに前方にオフセットし
た位置に配置されて、リフレクター１２での反射光が光
軸を横切るようになっている。さらに図７に示されるよ
うに、リフレクター１２と光出射端２２間にシェード２
４を配置するか、または図８に示されるように、光出射
端２２を上方に傾けることによって、図９，図１０に示
される斜め１５度カットラインＬ15を持つ配光パターン
Ｐ2が形成される。図９は図７に示す光出射端前方への
シェード配置構造によって形成される配光パターンを、
図１０は図８に示す光出射端の傾斜配置構造によって形
成される配光パターンを示している。
ター１１の左側（ヘッドランプを正面視して左側）に配
置された回転放物面形状の第２のリフレクターで、リフ
レクター１２に対する光源である光出射端２２の配置
は、線光源の側面がヘッドランプの光軸と同方向に延び
る縦張り対応とされている。また第２のリフレクター１
２に臨む光出射端２２は、図６に示されるように、リフ
レクター１２の焦点Ｆ2より僅かに前方にオフセットし
た位置に配置されて、リフレクター１２での反射光が光
軸を横切るようになっている。さらに図７に示されるよ
うに、リフレクター１２と光出射端２２間にシェード２
４を配置するか、または図８に示されるように、光出射
端２２を上方に傾けることによって、図９，図１０に示
される斜め１５度カットラインＬ15を持つ配光パターン
Ｐ2が形成される。図９は図７に示す光出射端前方への
シェード配置構造によって形成される配光パターンを、
図１０は図８に示す光出射端の傾斜配置構造によって形
成される配光パターンを示している。
【００１０】また第３のリフレクター１３は、第２のリ
フレクター１２と同様、回転放物面形状で、第１のリフ
レクター１１の右側（ヘッドランプを正面視して右側）
に配置されている。リフレクター１３に対する光源であ
る光出射端２３の配置は、光出射端２２と同様、縦張り
対応で、図１１に示されるように、リフレクター１３の
焦点Ｆ3より僅かに前方にオフセットした位置に配置さ
れて、リフレクター１３での反射光が光軸を横切るよう
になっている。そして図１２に示されるように、リフレ
クター１３と光出射端２３間にシェード２５を配置する
か、または図１３に示されるように、光出射端２３を上
方に傾けることによって、図１４，１５に示される水平
カットラインＬ0を持つ配光パターンＰ3が形成される。
図１４は図１２に示す光出射端前方へのシェード配置構
造によって形成される配光パターンを、図１５は図１３
に示す光出射端の傾斜配置構造によって形成される配光
パターンを示している。
フレクター１２と同様、回転放物面形状で、第１のリフ
レクター１１の右側（ヘッドランプを正面視して右側）
に配置されている。リフレクター１３に対する光源であ
る光出射端２３の配置は、光出射端２２と同様、縦張り
対応で、図１１に示されるように、リフレクター１３の
焦点Ｆ3より僅かに前方にオフセットした位置に配置さ
れて、リフレクター１３での反射光が光軸を横切るよう
になっている。そして図１２に示されるように、リフレ
クター１３と光出射端２３間にシェード２５を配置する
か、または図１３に示されるように、光出射端２３を上
方に傾けることによって、図１４，１５に示される水平
カットラインＬ0を持つ配光パターンＰ3が形成される。
図１４は図１２に示す光出射端前方へのシェード配置構
造によって形成される配光パターンを、図１５は図１３
に示す光出射端の傾斜配置構造によって形成される配光
パターンを示している。
【００１１】そしてリフレクター１１，１２，１３の反
射光によって形成される配光パターンＰ1，Ｐ2，Ｐ3が
合成されると、図１６または図１７に示されるサブビー
ム用の配光パターンとなる。図１６はリフレクター１１
が放物柱面形状の場合のサブビームの配光パターンで、
図１７はリフレクター１１が回転放物面形状の場合のサ
ブビームの配光パターンである。
射光によって形成される配光パターンＰ1，Ｐ2，Ｐ3が
合成されると、図１６または図１７に示されるサブビー
ム用の配光パターンとなる。図１６はリフレクター１１
が放物柱面形状の場合のサブビームの配光パターンで、
図１７はリフレクター１１が回転放物面形状の場合のサ
ブビームの配光パターンである。
【００１２】図１８は本発明をメインビーム形成用の自
動車用ヘッドランプに適用したもので、ヘッドランプの
全体構造を示す斜視図である。この第２の実施例は、リ
フレクター１１，１２，１３に対する光出射端２１，２
２，２３の配置だけが前記した第１の実施例と異なって
おり、異なる点だけを説明し、第１の実施例と同一部分
については同一の符号を付すことによりその説明を省略
する。
動車用ヘッドランプに適用したもので、ヘッドランプの
全体構造を示す斜視図である。この第２の実施例は、リ
フレクター１１，１２，１３に対する光出射端２１，２
２，２３の配置だけが前記した第１の実施例と異なって
おり、異なる点だけを説明し、第１の実施例と同一部分
については同一の符号を付すことによりその説明を省略
する。
【００１３】即ち、光出射端２１が図１９に示される放
物柱面形状の第１のリフレクター１１の焦点Ｆ1上に配
置されて、リフレクター１１での反射光が光軸と略平行
となるようになっている。またリフレクター１１を回転
放物面形状とし、図２０に示されるように光出射端２１
を縦張り対応としてもよい。そしてリフレクター１１が
放物柱面形状の場合は、図２１に示されるような横長の
配光パターンとなり、またリフレクター１１が回転放物
面形状の場合は図２２に示されるような略円形の配光パ
ターンとなる。
物柱面形状の第１のリフレクター１１の焦点Ｆ1上に配
置されて、リフレクター１１での反射光が光軸と略平行
となるようになっている。またリフレクター１１を回転
放物面形状とし、図２０に示されるように光出射端２１
を縦張り対応としてもよい。そしてリフレクター１１が
放物柱面形状の場合は、図２１に示されるような横長の
配光パターンとなり、またリフレクター１１が回転放物
面形状の場合は図２２に示されるような略円形の配光パ
ターンとなる。
【００１４】光出射端２２，２３は、図２３，２４に示
されるように、回転放物面リフレクター１２，１３に対
しそれぞれ縦張りとされるとともに、焦点Ｆ2，Ｆ3位置
に配置されており、リフレクター１２，１３での反射光
は光軸と略平行となって図２５，図２６に示されるよう
な配光パターンが形成される。そしてリフレクター１
１，１２，１３によって形成される配光パターンＰ1，
Ｐ2，Ｐ3が合成されると、図２７，２８に示されるメイ
ンビーム用の配光パターンとなる。図２７はリフレクタ
ーが放物柱面形状の場合のメインビームの配光パターン
であり、図２８はリフレクターが回転放物面形状の場合
のメインビームの配光パターンである。
されるように、回転放物面リフレクター１２，１３に対
しそれぞれ縦張りとされるとともに、焦点Ｆ2，Ｆ3位置
に配置されており、リフレクター１２，１３での反射光
は光軸と略平行となって図２５，図２６に示されるよう
な配光パターンが形成される。そしてリフレクター１
１，１２，１３によって形成される配光パターンＰ1，
Ｐ2，Ｐ3が合成されると、図２７，２８に示されるメイ
ンビーム用の配光パターンとなる。図２７はリフレクタ
ーが放物柱面形状の場合のメインビームの配光パターン
であり、図２８はリフレクターが回転放物面形状の場合
のメインビームの配光パターンである。
【００１５】図２９は本発明の第３の実施例を示すもの
で、サブビームとメインビームの双方の配光が得られる
構造のヘッドランプの斜視図である。リフレクター１
１，１２，１３の略焦点位置には、それぞれ２個の光出
射端を一体化したヘッド１４，１５，１６がリフレクタ
ー１１，１２，１３に光出射端を臨ませて配置させてい
る。サブビーム用の光源装置６（６Ａ）から延びる光フ
ァイバー２０（２０Ａ）の光出射端２１Ａ，２２Ａ，２
３Ａはリフレクター１１，１２，１３の焦点Ｆ1，Ｆ2，
Ｆ3より僅かに前方にオフセットした位置に配置され、
メインビーム用の光源装置６（６Ｂ）から延びる光ファ
イバー２０（２０Ｂ）の出射端２１Ｂ，２２Ｂ，２３Ｂ
はリフレクター１１，１２，１３の焦点Ｆ 1，Ｆ2，Ｆ3
上に配置されている。そしてそれぞれのリフレクター１
１，１２，１３によって形成される配光パターンが合成
されて、サブビームとメインビームの双方の配光パター
ンが形成されるようになっている。即ち光源装置６Ａ，
６Ｂへの給電を切替えることによって、サブビームの配
光とメインビームの配光とを択一的に形成することがで
きる。
で、サブビームとメインビームの双方の配光が得られる
構造のヘッドランプの斜視図である。リフレクター１
１，１２，１３の略焦点位置には、それぞれ２個の光出
射端を一体化したヘッド１４，１５，１６がリフレクタ
ー１１，１２，１３に光出射端を臨ませて配置させてい
る。サブビーム用の光源装置６（６Ａ）から延びる光フ
ァイバー２０（２０Ａ）の光出射端２１Ａ，２２Ａ，２
３Ａはリフレクター１１，１２，１３の焦点Ｆ1，Ｆ2，
Ｆ3より僅かに前方にオフセットした位置に配置され、
メインビーム用の光源装置６（６Ｂ）から延びる光ファ
イバー２０（２０Ｂ）の出射端２１Ｂ，２２Ｂ，２３Ｂ
はリフレクター１１，１２，１３の焦点Ｆ 1，Ｆ2，Ｆ3
上に配置されている。そしてそれぞれのリフレクター１
１，１２，１３によって形成される配光パターンが合成
されて、サブビームとメインビームの双方の配光パター
ンが形成されるようになっている。即ち光源装置６Ａ，
６Ｂへの給電を切替えることによって、サブビームの配
光とメインビームの配光とを択一的に形成することがで
きる。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に本発明に係る自動車用ヘッドランプによれば、分岐し
た光ファイバーの光出射端からの出射光を左右に並設し
た第１，第２，第３のリフレクターによって反射させて
配光パターンを形成し、これらの配光パターンを合成す
ることにより所定の配光パターンを形成する構造とした
ので、上下方向巾の小さい薄型のヘッドランプが得られ
る。またそれぞれのリフレクターの形状（放物柱面又は
回転放物面）と、このリフレクターに対する光ファイバ
ー光出射端の配置（横張り又は縦張り）とを適切に設定
するだけで所望の配光パターンが得られるので、簡潔な
構造にして光ファイバーからの出射光を無駄なく配光に
利用できる。
に本発明に係る自動車用ヘッドランプによれば、分岐し
た光ファイバーの光出射端からの出射光を左右に並設し
た第１，第２，第３のリフレクターによって反射させて
配光パターンを形成し、これらの配光パターンを合成す
ることにより所定の配光パターンを形成する構造とした
ので、上下方向巾の小さい薄型のヘッドランプが得られ
る。またそれぞれのリフレクターの形状（放物柱面又は
回転放物面）と、このリフレクターに対する光ファイバ
ー光出射端の配置（横張り又は縦張り）とを適切に設定
するだけで所望の配光パターンが得られるので、簡潔な
構造にして光ファイバーからの出射光を無駄なく配光に
利用できる。
【図１】本発明の第１の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの全体構造を示す斜視図
ンプの全体構造を示す斜視図
【図２】第１のリフレクターと光出射端との配置を示す
斜視図
斜視図
【図３】図２に示すリフレクターと異なる形状の第１の
リフレクターと光出射端との配置を示す縦断面図
リフレクターと光出射端との配置を示す縦断面図
【図４】図２に示す第１のリフレクターによって形成さ
れる配光パターンを示す図
れる配光パターンを示す図
【図５】図３に示す第１のリフレクターによって形成さ
れる配光パターンを示す図
れる配光パターンを示す図
【図６】第２のリフレクターと光出射端との配置を示す
水平断面図
水平断面図
【図７】クリアカットライン形成手段を示す図
【図８】他のクリアカットライン形成手段を示す図
【図９】第２のリフレクターと図７に示すクリアカット
ライン形成手段とによって形成される配光パターンを示
す図
ライン形成手段とによって形成される配光パターンを示
す図
【図１０】第２のリフレクターと図８に示すクリアカッ
トライン形成手段とによって形成される配光パターンを
示す図
トライン形成手段とによって形成される配光パターンを
示す図
【図１１】第３のリフレクターと光出射端との配置を示
す水平断面図
す水平断面図
【図１２】クリアカットライン形成手段を示す図
【図１３】他のクリアカットライン形成手段を示す図
【図１４】第３のリフレクターと図１２に示すクリアカ
ットライン形成手段とによって形成される配光パターン
を示す図
ットライン形成手段とによって形成される配光パターン
を示す図
【図１５】第３のリフレクターと図１２に示すクリアカ
ットライン形成手段とによって形成される配光パターン
を示す図
ットライン形成手段とによって形成される配光パターン
を示す図
【図１６】第１，第２，第３のリフレクターによって形
成されるそれぞれの配光パターンが合成されたサブビー
ム用の配光パターンを示す図
成されるそれぞれの配光パターンが合成されたサブビー
ム用の配光パターンを示す図
【図１７】第１，第２，第３のリフレクターによって形
成されるそれぞれの配光パターンが合成された他のサブ
ビーム用の配光パターンを示す図
成されるそれぞれの配光パターンが合成された他のサブ
ビーム用の配光パターンを示す図
【図１８】本発明の第２の実施例である自動車用ヘッド
ランプの全体構造を示す斜視図
ランプの全体構造を示す斜視図
【図１９】第１のリフレクターと光出射端との配置を示
す縦断面図
す縦断面図
【図２０】図１９に示すリフレクターと異なる形状の第
１のリフレクターと光出射端との配置を示す縦断面図
１のリフレクターと光出射端との配置を示す縦断面図
【図２１】図１９に示すリフレクターによって形成され
る配光パターンを示す図
る配光パターンを示す図
【図２２】図２０に示すリフレクターによって形成され
る配光パターンを示す図
る配光パターンを示す図
【図２３】第２のリフレクターと光出射端との配置を示
す水平断面図
す水平断面図
【図２４】第３のリフレクターと光出射端との配置を示
す水平断面図
す水平断面図
【図２５】第２のリフレクターによって形成される配光
パターンを示す図
パターンを示す図
【図２６】第３のリフレクターによって形成される配光
パターンを示す図
パターンを示す図
【図２７】第１，第２，第３のリフレクターによって形
成されるそれぞれの配光パターンが合成されたメインビ
ーム用の配光パターンを示す図
成されるそれぞれの配光パターンが合成されたメインビ
ーム用の配光パターンを示す図
【図２８】第１，第２，第３のリフレクターによって形
成されるそれぞれの配光パターンが合成されたメインビ
ーム用の配光パターンを示す図
成されるそれぞれの配光パターンが合成されたメインビ
ーム用の配光パターンを示す図
【図２９】本発明の第３の実施例である自動車用ヘッド
ランプの全体構造を示す斜視図
ランプの全体構造を示す斜視図
【図３０】従来のヘッドランプの全体構成図
６ 光源装置 １１，１２，１３ リフレクター ２０ 光ファイバー ２０ｄ 光入射端 ２１，２２，２３ 光出射端 Ｆ1，Ｆ2，Ｆ3 リフレクターの焦点 Ｐ1 第１のリフレクターによって形成される配光パタ
ーン Ｐ2 第２のリフレクターによって形成される配光パタ
ーン Ｐ3 第３のリフレクターによって形成される配光パタ
ーン Ｐｓ サブビームの配光パターン Ｐｍ メンビームの配光パターン
ーン Ｐ2 第２のリフレクターによって形成される配光パタ
ーン Ｐ3 第３のリフレクターによって形成される配光パタ
ーン Ｐｓ サブビームの配光パターン Ｐｍ メンビームの配光パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ // Ｆ２１Ｖ 8/00 Ｆ２１Ｖ 8/00 Ｍ (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F21M 3/16 F21M 3/02 F21M 3/08 F21M 3/10 G02B 6/42 F21V 8/00
Claims (1)
- 【請求項１】 光源光を集光させて光ファイバーの光入
射端に入射させるとともに、複数に分岐し所定方向に向
けて配設した光ファイバーの光出射端からの出射光を前
方に配光して所定の配光パターンを形成する自動車用ヘ
ッドランプにおいて、前記配光手段は、左右方向中央部
に設けられた放物面形状の第１のリフレクターと、前記
第１のリフレクターの左右両側に隣接して設けられた放
物面形状の第２，第３のリフレクターと、前記各々のリ
フレクターの略焦点位置にリフレクターに向けてそれぞ
れ配置された光ファイバーの光出射端と、前記第１，第
２，第３のリフレクターの前方に設けられた拡散ステッ
プの形成された１枚の前面レンズとを備え、光ファイバ
ーの光出射端が横張り又は縦張り対応とされた第１のリ
フレクターにより、配光パターンの左右方向中央部エリ
アが形成され、光ファイバーの光出射端が縦張り対応と
された第２，第３のリフレクターにより、配光パターン
の左右のエリアが形成され、第１，第２，第３のリフレ
クターの形成する配光パターンが合成されて所定の配光
パターンが形成されることを特徴とする自動車用ヘッド
ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3266097A JP2768854B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 自動車用ヘッドランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3266097A JP2768854B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 自動車用ヘッドランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05109301A JPH05109301A (ja) | 1993-04-30 |
| JP2768854B2 true JP2768854B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=17426280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3266097A Expired - Lifetime JP2768854B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 自動車用ヘッドランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2768854B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| FR2720477B1 (fr) * | 1994-05-30 | 1996-08-09 | Valeo Vision | Feu de signalisation intégré à un projecteur, et projecteur l'incorporant. |
| KR20010019514A (ko) * | 1999-08-27 | 2001-03-15 | 석승교 | 에너지 절약형 조명기구 |
| DE10043996A1 (de) * | 2000-09-05 | 2002-03-14 | Cube Optics Ag | Koppelvorrichtung und Verfahren zur Herstellung hierfür |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4811172A (en) * | 1987-11-23 | 1989-03-07 | General Electric Company | Lighting systems employing optical fibers |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP3266097A patent/JP2768854B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05109301A (ja) | 1993-04-30 |
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Legal Events
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