JP2766380B2 - モデムプーリングシステム - Google Patents

モデムプーリングシステム

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JP2766380B2
JP2766380B2 JP2160591A JP16059190A JP2766380B2 JP 2766380 B2 JP2766380 B2 JP 2766380B2 JP 2160591 A JP2160591 A JP 2160591A JP 16059190 A JP16059190 A JP 16059190A JP 2766380 B2 JP2766380 B2 JP 2766380B2
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悠一 山崎
広 真野
規益 池端
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、データ端末と公衆電話網間の通信を可能に
するために通信データの変復調を行うモデム(MODEM)
を複数のデータ端末が共同使用できるようにプールした
モデムプーリングシステムに関する。
(従来の技術) ボタン電話装置やPBXにおいて、内線に接続されたデ
ータ端末と公衆電話網間の通信を可能にするために、デ
ータの変復調を行うMODEMが設けられる。この場合、高
価なMODEMを各端末毎に設けることは不経済であるた
め、一台または少数台のMODEMをプールしておき、公衆
電話網と通信する時にのみプールされたMODEMと通信を
行おうとするデータ端末間を選択的に接続するようにし
ている。このようなシステムをモデムプーリングシステ
ムと呼ぶ。
従来のこのようなシステムでは、データ端末からの発
信時や網からの着信時には、呼処理及び交換を司る中央
制御部が、MODEM及びデータ端末とそれぞれRS−232Dイ
ンタフェースを介して制御コマンドを送受し、それらRS
−232Dの送受信データを解析してその結果に基づきMODE
Mのモード制御、データ端末の呼出し、両者間の通信路
接続等の呼処理を制御している。さらに、これと平行し
て、MODEMと網間の通信路接続の制御も行なう。この
時、MODEMはCCITT勧告のV.25bisなどの手順に従って自
動発着信動作を行う。そして、この場合、データの欠落
等を防止するために、通信路の接続の順番やタイミング
を細かく制御する必要がある。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来のモデムプーリングシステムでは、
発着信時における中央制御部が行うべき処理は複雑であ
るため、その負荷が重くなるという問題がある。
従って、本発明の目的は、モデムプーリングシステム
において、発着信時における中央処理部の負荷を軽減す
ることにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、公衆電話網と複数台のデータ端末間の通信
を可能とするためにモデムがプールされたシステムにお
いて、公衆電話網からの着信時、複数台のデータ端末中
から待機状態にある1台を選択する端末選択手段と、選
択されたデータ端末をモデム間の通信路を接続する端末
接続手段と、データ端末とモデム間の接続完了後、モデ
ムに呼出し信号を与える呼処理制御手段とを有するモデ
ムプーリングシステムを提供する。
(作 用) 本発明のシステムでは、網からの着信時、呼出し信号
をMODEMに与える前に、選択された1台の待機状態のデ
ータ端末とMODEM間の着信路が接続される。これによ
り、データ端末とMODEM間はあたかも直接接続されたと
同様の状態となるため、この両者間で制御コマンドの送
受信、その解析及びそれに基づく制御が行われ、これに
中央処理部が関与する必要がなくなり、中央処理部の負
荷が軽減される。
(実施例) 第1図に、本発明に係るモデムプーリングシステムの
一実施例のシステム構成を示す。
この実施例は全体としてデジタルボタン電話装置とし
て構成されている。
主装置1は呼処理と通話路交換を主として司る制御ユ
ニット3、制御データの伝送路であるデータハイウェイ
5、時分割通路であるPCMハイウェイ7および各種のイ
ンタフェースユニット9,11,13,15,17,19を含む。それら
インタフェースユニットは具体的には、局線としてISDN
23l〜23mを接続するためのISDN−T点インタフェースユ
ニット9l〜9m、局線として公衆電話網(アナログ網)25
l〜25mを接続するための局線インタフェースユニット11
l〜11m、内線としてデジタル電話機27l〜27nやデータイ
ンタフェースユニット29,31を接続するためのデジタル
電話機インタフェースユニット13l〜13n,15,17、内線と
してISDN端末を接続するためのISDN−S点インタフェー
スユニット19及び内線として標準電話機を接続するため
の標準電話機インタフェースユニット21である。
主装置1のデジタル電話機インタフェースユニット13
l〜13nにはデジタル電話機27l〜27nが接続され、各デジ
タル電話機27は、主装置1との間でデジタル信号の形式
で送受した音声信号を内部でA/D、D/A変換する機能を持
つ電話機回路33と、この電話機回路33と主装置1間のデ
ジタル信号の交信を中継するデータインタフェースユニ
ット35とを内蔵する。データインタフェースユニット35
は、これにRS−232Dインタフェースを持つデータ端末37
が接続できるようになっており、データ端末37との間で
交信されるRS−232Dの送信データ(SD)及び受信データ
(RD)を主装置1との間で交信されるデータのフォーマ
ットに変換する機能をもつ。
この実施例では、1台のターミナルアダプタ(TA)41
と1台のモデム(MODEM)43とがプールされている。
TA41は、RS−232Dインタフェースを持つデータ端末37
をISDN23に乗り入れ可能とするために、RS−232Dの送信
データ(SD)と受信データ(RD)をCCITT勧告V.110のフ
ォーマットに変換する装置である。このTA41のISDN接続
用の端子は主装置のISDN−S点インタフェースユニット
19に接続され、データ機器接続用の端子はデータインタ
フェースユニット29を介して主装置のデジタル電話機イ
ンタフェースユニット15に接続されている。尚、TA41と
デジタル電話機インタフェースユニット15間に介装され
たデータインタフェースユニット29は、細部での相違を
除いてデジタル電話機27内のデータインタフェースユニ
ット35にほぼ類似した構成を持つもので、TA41との間で
交信されるRS−232Dの送信データ(SD)及び受信データ
(RD)をデジタル電話機インタフェースユニット15との
間で交信されるデータのフォーマットに変換する機能を
もつ。
MODEM43は、RS−232Dインタフェースを持つデータ端
末37を公衆電話網25に乗り入れ可能とするためにデータ
を変復調する装置であり、網制御ユニット(NCU)を内
蔵しておりRS−232Dの送信データ(SD)と受信データ
(RD)を用いてデータ端末に対して発着信手順を行う事
が可能である。このMODEM43の公衆電話網接続用の端子
は主装置1の標準電話機インタフェースユニット21に接
続され、一方、データ端末接続用の端子はデータインタ
フェースユニット31を介して主装置1のデジタル電話機
インタフェースユニット17に接続される。尚、このMODE
M43とデジタル電話機インタフェースユニット17間に介
装されたデータインタフェースユニット31は、TA41とデ
ジタル電話機インタフェースユニット15間に介装された
データインタフェースユニット29と同一構成である。
主装置2内の制御ユニット3は、主装置1全体の呼び
制御を司るマイクロコンピュータ49、このマイクロコン
ピュータ49の制御下で時分割通話路間を相互接続して音
声やデータの交換を行うタイムスイッチ回路51、内線の
単独電話機(この実施例では無い)や局線から送り込ま
れるMF信号(2周波を混合した選択信号)を検出しその
結果をマイクロコンピュータ49に知らせるMF信号レシー
バ53を含む。
このシステムにおいて、データ端末37がISDN23を通じ
て外部とデータ通信を行う場合には、マイクロコンピュ
ータ49の制御の下で、ISDN23・ISDN−T点インタフェー
スユニット9・PCMハイウェイ7・ISDN−S点インタフ
ェースユニット19・TA41・RS−232Dインタフェース45・
データインタフェースユニット29・デジタル電話機イン
タフェースユニット15・PCMハイウェイ7・デジタル電
話機インタフェースユニット13・データインタフェース
ユニット35・RS−232Dインタフェース39・データ端末37
の経路で通信路が形成される。一方、データ端末37が公
衆電話網25を通じて外部とデータ通信する場合には、公
衆電話網25・局線インタフェースユニット11・PCMハイ
ウェイ7・標準電話機インタフェースユニット12・MODE
M43・RS−232Dインタフェース47・データインタフェー
スユニット31・デジタル電話機インタフェースユニット
17・PCMハイウェイ7・デジタル電話機インタフェース
ユニット13・データインタフェースユニット35・RS−23
2Dインタフェース39・データ端末37の経路で通信路が形
成される。
このシステムの主たる特徴は、ISDN23または公衆電話
網25からの着信の際、マイクロコンピュータ49がどのよ
うな手順で上記通信路を形成するかという点にある。
以下、このシステムの各部の構成を詳細に説明する。
第2図にデジタル電話機27内のデータインタフェース
ユニット35の構成を示す。
このデータインタフェースユニット35は、主装置1の
デジタル電話機インタフェースユニット13との間でデジ
タル信号を2線により半2重通信するためのピンポン伝
送回路55、電話機回路33の制御を司る電話制御用マイク
ロコンピュータ57、データ端末37の制御を司るデータ通
信制御用マイクロコンピュータ59、データ端末37との間
でRS−232Dインタフェース39を通じて交信される各種信
号のレベル交換を行うRS−232Dインタフェース用ドライ
バ・レシーバ61等を含む。
ピンポン伝送回路55は、64Kbpsの速度をもつ2つのB
チャネル(B1、B2チャネル)と16Kbpsの速度をもつ1つ
のDチャネルからなる2B+D形式の時分割チャネルを用
いて、主装置1との間でデジタル信号をピンポン伝送す
る。このピンポン伝送回路49は第3図に示すように、各
チャネルの上りデータを受けて2B+Dの形式のデータパ
ケットに合成して主装置1へ送信する2B+D作成回路65
と、主装置1から2B+Dの形式の下りデータパケットを
受けて各チャネル毎のデータに分離する2B+D分離回路
67とを有する。ここで、B1チャネルはこの電話機の通話
中に電話機回路33が送受信する音声データの伝送に、B2
チャネルはデータ端末37がデータ通信中に送受信する通
信データの伝送に、またDチャネルのデータは電話制御
用及びデータ通信制御用マイクロコンピュータ57,59が
送受信する制御データの伝送に割り当てられる。即ち、
通話中に電話機回路33から送出される音声データはB1チ
ャネル上りデータB1−1Nとして、データ通信中にデータ
端末37から送出される通信データはB2チャネル上りデー
タB2−INとして、またマイクロコンピュータ57,59から
出力された制御データはDチャネル上りデータD−INと
してそれぞれ2B+D作成回路63に入り、ここで2B+Dの
パケットに作成されて主装置1へ送られる。また、主装
置1から2B+D分離回路65に入った2B+Dのパケット
は、ここでB1チャネル下りデータB1−OUTとB2チャネル
の下りデータB2−OUTとDチャネル上りデータD−INと
に分離され、それぞれ電話機回路33、データ端末37及び
マイクロコンピュータ57,59に送られる。
B2チャネルの下り及び上りデータB2−OUT,B2−INはそ
れぞれ8ビットのシリアルデータ(64Kbps)であって、
そのうち6ビットが通信データ(48Kbps))であり、更
に下りデータB2−OUTには残り2ビットとしてRS−232D
の受信キャリア検出信号CD(8Kbps)及び送信可信号CS
(8Kbps)が、また上りデータB2−INには残り2ビット
としてRS−232Dの送信要求信号RS(8Kbps)及び送信可
信号CS(8Kbps)が含まれる。そして、下りデータB2−O
UTはまずシリアル/パラレル変換回路69に入力されて通
信データ、受信キャリア検出信号CD及び送信可信号CSが
分離され、通信データはさらにパラレル/シリアル変換
回路71に入力されて48Kbpsのシリアルデータに戻され
る。また、デーり通信データはまずシリアル/パラレル
変換回路73に入力されて64Kbpsのパラレルデータに変換
され、次いでパラレル/シリアル変換回路タ端末37から
の上75に入力されて送信要求信号RS及び送信可信号CSと
合成されて8ビットの上りデータB2−INが作成される。
電話制御用マイクロコンピュータ57は、Dチャネルの
下りデータD−OUTに基づいて電話機回路33の制御(例
えばベル音の鳴動、各種表示のオン/オフ等)を行う機
能、及び電話機回路33からの信号(例えばフック信号、
選択信号等)に応じた制御データをセレクタ63へ出力す
る機能を有する。セレクタ63は、電話制御用マイクロコ
ンピュータ57の制御の下で、電話制御用マイクロコンピ
ュータ57及びデータ通信制御用マイクロコンピュータ59
のいずれか一方からの制御データを選択し、Dチャネル
上りデータD−INとしてピンポン伝送回路55へ送る。電
話制御用マイクロコンピュータ57は、制御データを送出
する際は、セレクタ63を制御して自己の送出制御データ
を選択させると共に、データ通信制御用マイクロコンピ
ュータ59に対して制御データの送出を禁じる。従って、
電話制御用マイクロコンピュータ57が制御データを送出
しない間だけ、データ端末制御用マイクロコンピュータ
59が制御データの送出を許され、そしてその制御データ
はDチャネルを通じて主装置1へ送られる。
データ通信制御用マイクロコンピュータ59は、Dチャ
ネル下りデータD−OUTに基づいて、データ端末37に与
えるべきRS−232Dインタフェースの被呼表示信号CIとデ
ータ・セット・レディ信号DRとを制御する機能、データ
端末37に送るべき制御データを作成して出力する機能、
及びコマンド受付けモードが通信モードかのモード選択
を行う機能を有する。ここで、コマンド受付モードと
は、RS−232Dの送信データSDおよび受信データRDにデー
タ通信制御用マイクロコンピュータ59のみがアクセスす
るモードである。一方、トランスペアレントモードと
は、RS−232Dの送信データSD及び受信データRDがB2チャ
ネルを通じてトレンスペアレレントに主装置1へ送受さ
れるモードである。このモード選択は、具体的には、デ
ータ通信制御用マイクロコンピュータ59の制御下におか
れたセレクタ65及び67によって行われる。即ち、通信モ
ードでは、セレクタ65はパラレル/シリアル変換回路71
からの下り通信データを受信データRDとして選択し、か
つセレクタ67はRS−232Dの送信データSDを選択してシリ
アル/パラレル変換回路73に送る。一方、コマンド受付
けモードでは、セレクタ65はデータ通信制御用マイクロ
コンピュータ59からの制御データを受信データRDとして
選択し、かつセレクタ67は電源Vからのハイレベル一定
信号(データ無しを意味する)を選択する。
データ端末制御用マイクロコンピュータ59はさらに、
データ端末37からのRS−232Dの端末レディ信号ER及び送
信データSDに基づいて主装置1へ送るべき制御データを
作成し、Dチャネル上りデータD−INとしてピンポン伝
送回路55に送る機能も有する。
第4図にデータ通信制御用マイクロコンピュータ59の
詳細な構成を示す。
このマイクロコンピュータ59は、ピンポン伝送回路55
からのDチャネル下りデータD−OUTをDチャネル受信
部77で受け、この受信したデータに含まれる送信先アド
レスをアドレス解析部79に送る。アドレス解析部79は送
信先アドレスがこのデータ通信制御用マイクロコンピュ
ータ59のアドレスのときはゲート81を開き、電話制御用
マイクロコンピュータ57のアドレスのときはゲート81を
閉じる。ゲート81が開くと、Dチャネル下りデータD−
INはデータ解析部83に送られる。データ解析部83でのデ
ータ解析結果に応じて、CI制御部85がRS−232Dの被呼表
示信号CIを制御し、DR制御部87がデータ・セット・レデ
ィ信号DRを制御し、データ制御部89が制御データを出力
し、またはコマンド受付けモードが通信モードかを決め
るモード選択信号が切り替えられる。モード選択信号は
通信モードでローレベル、コマンド受付けモードでハイ
レベルとされ、インバータ91を通じてゲート95に加えら
れる。従って、コマンド受付けモードにおいてのみ、ゲ
ート95は開状態とされ、データ制御部89からの制御デー
タはRS−232Dの受信データRDとしてデータ端末37に送ら
れる。
データ監視部97は、データ端末37からの送信データSD
をゲート93を通じて受信してこれを解析し、その結果を
データ作成部99に送る。このデータ監視部97はモード選
択信号を受けており、後述するようにコマンド受付けモ
ードと通信モードとで監視するデータの種類が異なる。
通信モードにおいては、データ監視部97は特別のデータ
を受信すると、その旨のデータ解析部127に知らせ、そ
れによりデータ解析部127はモード選択信号を通信モー
ドからコマンドモードに切り替える。
ER監視部101はRS−232Dの端末レディ信号ERを監視
し、データ端末37がレディか否かのデータをデータ作成
部99に送る。データ作成部99は受けたデータに応じて主
装置1に送るべきDチャネルデータを作成し、このDチ
ャネルデータはゲート103に与えられる。ゲート103は電
話機制御用マイクロコンピュータ57の制御により、この
電話制御用マイクロコンピュータ57が制御データを送信
しない間だけ開状態にされる。ゲート103が開状態のと
き、データ作成部99で作成されたDチャネルデータはD
チャネル送信部105に送られ、そしてセレクタ63を通じ
てDチャネル上りデータD−INとしてピンポン伝送回路
55に送られる。
自動発着信手順は、送信データSD及び受信データRDを
用いて「発信」「着信」「応答」「接続」「ダイヤル信
号」「切断要求」「終話」等のコマンドと呼ばれる制御
データをデータ端末37とデータインタフェースユニット
35間で送受し、それにより呼接続や復旧の処理を進める
手順である。データインタフェースユニット35は待機時
にはコマンド受付けモードにあって、よってデータ通信
制御用マイクロコンピュータ59が上記コマンドの監視お
よび制御を行う。呼接続処理が進むと、データインタフ
ェースユニット35はコマンド受付けモードから通信モー
ドに遷移する。通信モードに一旦遷移した後は、データ
通信制御用マイクロコンピュータ59は「切断要求」と
「終話」のコマンドだけを監視し、このコマンドを受け
るとコマンド受付けモードに戻る。自動発着信手順とし
ては、CCITT勧告V.25bis手順等がある。
第5図はTA41を主装置1のデジタル電話機インタフェ
ースユニット15に接続するためのデータインタフェース
ユニット29の構成を示す。尚、モデム43と主装置1間の
データインタフェースユニット31もこれと同等な構成で
ある。
このデータインタフェースユニット29は第2図で説明
したデータ端末用のデータインタフェースユニット35に
類似した構成であるが、主たる相違点は後者がデータ端
末37に対してモデムモードに設定されていたのに対し、
前者はTA41に対し端末モードに設定されている点であ
る。つまり、RS−232Dインタフェースの信号線の向きが
逆転している。さらに、このデータインタフェースユニ
ット29は電話機に内蔵されたものではないため、音声デ
ータ伝送用のB1チャネルは不使用であり、電話制御用マ
イクロコンピュータは有せず、電話制御用とデータ通信
制御用の上り制御データを選択すためのセレクタも無
い。
第6図はこのデータインタフェースユニット29内のデ
ータ通信制御用マイクロコンピュータ109の構成を示
す。これと第4図に示した電話機内のデータ通信制御用
マイクロコンピュータ59との主たる相違点は、RS−232D
インタフェースの信号線の向きが逆転していることに起
因するものである。この点は、第4図の説明から当業者
は十分に理解できる筈であるから詳細な説明は省略す
る。さらに、電話制御用マイクロコンピュータの不存在
に起因して、受信した下りデータD−OUTを送信先アド
レスに応じて選択するためのゲートは存在せず、また、
上りデータD−INを送出するたのゲート145は開状態に
維持されている。
第7図は、デジタル電話機27を接続するための主装置
1内のデジタル電話機インタフェースユニット13の構成
を示す。尚、データインタフェースユニット29,31を接
続するためのデジタル電話機インタフェースユニット1
5,17もこれと同等な構成である。
このインタフェースユニット13は例えば8個のピンポ
ン伝送回路149 1〜149 8を備え、各々がデジタル伝送用
のデータトランス151を介して各電話機27内のデータイ
ンタフェースユニット35に接続され、これとの間で2B+
Dの形式の時分割チャネルを用いてピンポン伝送を行
う。このピンポン伝送回路149は第3図に示したデータ
インタフェースユニット35内のピンポン伝送回路55と同
等な構成であるが、後者がスレーブモードで動作するの
に対し、前者はマスタモードで動作する。つまり、この
マスタモードのピンポン伝送回路149がピンポン伝送の
パケット送信の主導権を持つ。
タイムスロットアサイナ153は、PCMハイウェイ7から
フレーム同期信号及びクロックを受けて、各ピンポン伝
送回路149がBチャネルの上り及び下りデータをPCMハイ
ウェイ7に送受するタイミングを各ピンポン伝送回路14
9に知らせるものである。各ピンポン伝送回路149は、タ
イムスロットアサイナ153から指定された時間にPCMハイ
ウェイ7に直接アクセスして2.048Mbpsの速度で上り及
び下りのデータを送受する。
制御データ通信用マイクロコンピュータ155は、記憶
回路を内蔵し、各ピンポン伝送回路149が送受するDチ
ャネルデータ(制御データ)の監視と、それら制御デー
タのデータハイウェイ5を通じての制御ユニット3との
交信を司る。
第8図は主装置1内のISDN−T点インタフェースユニ
ット9の構成を示す。このユニット9は基本レート(2B
+D)の1回線を収容している。
制御データ通信用マイクロコンピュータ157は、記憶
回路を内蔵し、ISDN23の制御データの監視と、それら制
御データのデータハイウェイ5を通じて制御ユニット3
との交信を司る。また、このマイクロコンピュータ157
は、制御ユニット3からの制御データに基づいてデジタ
ルパッド163、165の制御も行う。
2Mバス/パラレルバス変換回路159は、ISDN23とPCMハ
イウェイ7のフレーム同期信号間の移送差を吸収するメ
モリを内蔵しており、PCMハイウェイ7とパラレルバス1
61間の変換を行う。デジタルパッド163、165は音声レベ
ルを調整するためのデジタルメモリであり、データ通信
時にはバイパスされる。
多重及びシリアル/パラレル変換回路167は、ISDN23
からの2つのBチャネルデータを多重化しかつシリアル
/パラレル変換する回路である。また、分離及びパラレ
ル/シリアル変換回路169は、パラレルバス161からの2
つのBチャネルデータをシリアル/パラレル変換し且つ
分離する回路である。
インタフェース回路171は、ISDNのレイヤ1からレイ
ヤ3までの処理を司り、2つのBチャネルと一つのDチ
ャネルの合成及び分離も行う。このインタフェース路17
1は網モードに設定されており、ISDN23に同期したフレ
ーム同期信号を作成してこれに同期して動作する。この
インタフェース回路171で作成されたフレーム同期信号
は同期クロック生成回路173にも与えられる。同期クロ
ック生成回路173はそのフレーム同期信号に従属同期し
たクロック(8.048MHz)を生成してPCMハイウェイ7を
通じて制御ユニット3に送る。それにより主装置1全体
がISDN23に従属同期されることになる。
ドライバ・レシーバ175は、ISDN23で使用している3
値信号(AMI符号で、0V,+5V,−5Vの3値を用いる)と
主装置内で使用している2値信号(0V,+5V)間の変換
を行うものである。このドライバ・レシーバ175はデジ
タル伝送用のパルストランス177,179を介してISDN23に
接続される。
第9図はISDN−T点インタフェースユニット9内の制
御データ通信用マイクロコンピュータ157の詳細構成を
示す。
このコンピュータ157では、インタフェース回路171を
通じて入力されるISDN23からのDチャネルデータをDチ
ャネル受信部195で受け、データ解析部197で解析する。
また、データハイウェイ5を通じて入力される制御ユニ
ット3からの制御データをデータハイウェイ受信部199
で受け、それに含まれている送信先アドレスをアドレス
解析部201に送って予め設定された自アドレスと比較
し、一致したらゲート203及び205を開く。これにより、
データ解析部197の解析結果がデータハイウェイ送信部2
09に入力されてデータハイウェイ5を通じて制御ユニッ
ト3に送られ、同時に、データハイウェイ受信部195に
受信された制御ユニット3からの制御データがデータ解
析部203に送られる、そして、データ解析部203での解析
結果に応じて、Dチャネル送信部211がISDN23へ送出す
べきDチャネルデータをインタフェース回路171に送
る、またはデジタルパッド制御部213,215がデジタルパ
ッド163,165を制御する。
第10図はISDN−T点インタフェースユニット9内のイ
ンタフェース回路171の詳細構成を示す。
この回路171内では、ISDN23からドライバ・レシーバ1
75を通じて入力された2B+Dのパケットは2B+D分離回
路181にて各チャネルに分離され、Dチャネルのデータ
は制御データ通信用マイクロコンピュータ157へ、2つ
のBチャネルのデータは多重及びシリアル/パラレル変
換回路167へ送られる。一方、2B+D合成回路183では、
制御データ通信用マイkクロコンピュータ157から入力
されるDチャネルデータと、分離及びパラレル/シリア
ル変換回路169から入力される2つのBチャネルデータ
とが合成されて2B+Dのパケットが作成され、ドライバ
・レシーバ175を通じてISDN23へ送出される。
このインタフェース回路171は網モードに設定されて
いる。つまり、モード選択信号MODEがハイレベル(+5
V)とされ、ゲート187が開状態、ゲート189が閉状態と
なっている。この状態においては、スタートビット監視
部18がISDN23からのパケットのスタートビットを検出
し、その検出信号がゲート187を通ってフレーム同期信
号作成回路191に加えられ、そしてこのフレーム同期信
号作成回路191は上記スタートビットに同期したフレー
ム同期信号を作成して2B+D分離回路181及び2B+D合
成路183に送る。また、クロック作成回路193がこのフレ
ーム同期信号に同期して64KHzのクロックを作成して2B
+D分離回路181及び2B+D合成回路183に送る。これに
より、このインタフェース回路171はISDNに従属同期し
て動作することになる。さらに、フレーム同期信号は同
期クロック生成回路173、多重及びシリアル/パラレル
変換回路167並びに分離及びパラレル/シリアル変換回
路169に、また、64KHzのクロックは多重及びシリアル/
パラレル変換回路167並びに分離及びパラレル/シリア
ル変換回路169に送られて、それらの動作をISDNに従属
同期させる。
第11図はTA41のISDN接続用端子と接続されるISDN−S
点インタフェースユニット19の構成を示す。
このユニット19は第8図のISDN−T点インタフェース
ユニット9と類似な構成であるが、主たる相違点はイン
タフェース回路299が端末モードになっている点であ
る。即ち、このインタフェース回路229は第10図と同様
な構成であるが、端末モードであるため、モード選択信
号MODEがローレベル(接地)にされている。そのため、
ゲート189が開いてPCMハイウェイ7からのフレーム同期
信号が導入され、これに同期してこのISDN−S点インタ
フェースユニット19が動作する。また、このように主装
置1に従属同期するため、第8図における同期クロック
生成回路173は有しない。
第12図は公衆電話網25を接続するための局線インタフ
ェースユニット11の構成を示す。
インタフェース回路237は呼出し信号検出回路239、極
性反転検出回路241及び直流ループ回路243を備え、公衆
電話網25の一局線に接続され、局線からの呼出し信号の
検出、局線の極性反転の検出、直流ループの閉結/開
放、局線へのダイヤルパルスの送出を行う。コーデック
245は音声信号のA/D及びD/A変換を行うもので、直流ル
ープ回路243により直流ループが閉結されることによ
り、局線に交流的に結合される。これらインタフェース
回路237及びコーデック245は一つの局線インタフェース
ユニット11内に例えば4回路搭載される。
タイムスロットアサイナ247は、各コーデックにつき
予め定められたタイムスロットアドレスとPCMハイウェ
イ7からのフレーム同期信号及びクロックとに基づき各
コーデック245がPCMハイウェイ7と音声データを送受す
るタイミングを決定し、各コーデック245に知らせる。
各コーデック245は、タイムスロットアサイナ247により
指定された時間にPCMハイウェイ7と音声データの送受
を行う。
制御データ通信用マイクロコンピュータ249は、呼出
し信号検出回路239及び極性反転回路241の検出信号の監
視、直流ループ回路243の制御、及び制御データハイウ
ェイ5を通じての制御ユニット3との呼出し信号検出、
極性反転検出、直流ループの開閉、ダイヤルパルスの送
出等に関わる制御データの送受を行う。
第13図はMODEM43が接続される標準電話機インタフェ
ースユニット21の構成を示す。
呼出し信号送出回路251は、呼出し信号発生源253から
供給される呼出し信号(16Hzの交流信号)をMODEM43に
送出するための回路である。直流給電回路255はMODEM43
に規定の直流電圧を供給し、その極性の反転を行い、且
つ直流ループの開閉を検出するための回路である。ダイ
ヤル検出部257はダイヤルパルスを検出する回路であ
る。
コーデックは音声信号のA/D及びD/A変換を行うもの
で、タイムスロットアサイナ261により指定された時間
にPCMハイウェイ7と音声データの送受を行う。
制御データ通信用マイクロコンピュータ263は、呼出
し信号の送出/停止の制御、直流ループ開閉の監視、極
性反転の制御、ダイヤルパルス検出結果の監視、及びデ
ータハイウェイ5を通じての制御ユニット3との制御デ
ータの交信を行うものである。
次に、主装置1内の制御ユニット3に搭載されるマイ
クロコンピュータ49の構成を説明する。このマイクロコ
ンピュータ49はこのボタン電話装置全体の呼処理及び交
換の制御を司るものであるが、そのうち本発明に直接関
係する、着信時におけるデータ端末37の呼処理及び交換
の制御に関わる構成についてのみ説明する。
第14図は、マイクロコンピュータ49中、ISDN23からの
着信時の制御に関わる部分の構成を示す。
同図において、受信部281はデータハイウェイ5を通
じて主装置内の各種インタフェースユニットからの制御
データを受け取りこれを解析する。
データ端末37がビジィ状態から待機状態に変化する
と、「接続可」のコマンドがデジタル電話機インタフェ
ースユニット13から受信部281に送られる。このコマン
ドが受信された場合、テーブル書き替え部283が端末ビ
ジィテーブル285の対応する内線番号の欄に待機状態を
示す「0」を書き込む。同様に、TA41ついても、ビジィ
状態から待機状態に変化した際、「接続可」のコマンド
がデジタル電話機インタフェースユニット15から受信部
281に与えられ、その結果、TAビジィテーブル287に待機
状態を示す「0」が書き込まれる。
ISDN23からの着信はDチャネルを通じての「呼設定」
と呼ばれるコマンドの入力で行われる。この「呼設定」
コマンドにはパラメータとして内線を選択するためのサ
ブアドレス(通常、サブアドレスは内線番号である)が
含まれる。この「呼設定」コマンドが受信された場合
は、サブアドレス分析部289がそのコマンドに含まれる
サブアドレスを分析し、その結果を待機チェック部291
に知らせる。待機チェック部291は、端末ビジィテーブ
ル291内のサブアドレスに対応する内線番号欄を参照し
て選択されたデータ端末37が待機状態か否かチェック
し、同時にTAビジィテーブルも参照してTA41の状態もチ
ェックする。その結果、共に待機状態であれば、コマン
ド送出部295が、「呼設定」コマンドを送ったISDN−T
点インタフェースユニット9に「呼設定受付」のコマン
ドを返送し、且つ選択されたデータ端末37及びTA41がそ
れぞれ接続されたデータインタフェースユニット35及び
29に「TA接続」のコマンドを送信する。同時に、タイム
スイッチ制御部297が、タイムスイッチ回路51に対して
上記データインタフェースユニット35及び29のB2チャネ
ルにそれぞれ割り当てられたタイムスロット間の入れ替
え(つまり、データ端末37とTA41間のデータ通信路の形
成)を命じる。更に、テーブル書き換え部283が端末ビ
ジィテーブル285のサブアドレスに対応する内線番号欄
及びTAビジィテーブル287にビジィ状態を示す「1」を
書き込む。
これらコマンド送出部295及びタイムスイッチ制御部2
97の動作が完了した後、コマンド送出部301が、ISDN−
S点インタフェースユニット19にISDNからの着信を示す
「呼設定」コマンドを送り、また、ISDN−T点インタフ
ェースユニット9に内線呼出中であることを示す「呼出
し」コマンドを送る。
上記「呼設定」コマンドの送信後、TA41がこれに応答
すると「応答」コマンドがISDN−S点インタフェースユ
ニット21から受信部281に入力される。すると、コマン
ド送出部303が「応答」コマンドをISDN−T点インタフ
ェースユニット9に送り、また、タイムスイッチ制御部
305がタイムスイッチ回路51に対してISDN−T点インタ
フェースユニット9とISDN−S点インタフェースユニッ
ト19にそれぞれ割り当てられたタイムスロットの入れ替
え(つまり、TA41とISDN23間のデータ通信路の形成)を
命じる。
データ端末37側からデータ通信を終了させる場合、
「切断」のコマンドがISDN−S点インタフェースユニッ
トから受信部281に入力される。すると、コマンド送出
部307が、タイムスイッチ回路51を制御してTA41とISDN2
3間のデータ通信路を切断し、ISDN−T点インタフェー
スユニット9へ「切断」コマンドを送り、且つISDN−S
点インタフェースユニット19へ「解放」のコマンドを送
る。
この後、ISDN−T点インタフェースユニット9からは
「解放」コマンドが、また、ISDN−S点インタフェース
ユニット19からは「解放完了」コマンドがそれぞれ返送
される。両コマンドの返送を受けると、コマンド送出部
309が、タイムスイッチ回路51を制御してデータ端末37
とTA41間のデータ通信路を切断し、ISDN−T点インタフ
ェースユニット9へ「解放完了」コマンドを送り、且つ
データ端末37及びTA41にそれぞれ接続されたデータイン
タフェースユニット35、29へ「切断」コマンドを送る。
第15図はマイクロコンピュータ15中、公衆電話網25か
らの着信時における制御に関わる部分の構成を示す。な
お、第14図と同一の要素には同一参照番号を付してあ
る。この構成は、このボタン電話装置が公衆電話網25か
らダイヤルイン・サービスを受けることを前提とする。
ダイヤルイン・サービスを受ける場合に主装置の局線イ
ンタフェースユニット11と公衆電話網25間で行われる、
網25により規定された交信のシーケンスを第16図に示
す。
第15図の説明の前に、第16図のシーケンスを簡単に説
明する。着信時、網25から局線インタフェースユニット
11に対して局線の極性反転、次いで呼出し信号が順に入
力される。この後、局線インタフェースユニット11が網
25に1次応答信号を送出すると、網25から内線指定信号
(内線番号を示す1〜4桁のMF信号)が送り込まれる。
この後、局線インタフェースユニット11が網25に内線指
定受信信号(直流ループ断)、次いで2次応答信号(直
流ループ閉結)を送ると、通話(データ通信)が開始さ
れる。
次に第15図の説明に入る。
データ端末36やTA4の場合と同様に、MODEM43について
も、ビジィ状態から待機状態になった際に、「接続可」
コマンドがMODEM43に接続されたデータインタフェース
ユニット31から受信部281に入力され、すると、テーブ
ル書き換え部283がMODEMビジィテーブル313に待機状態
を示す「0」を書き込む。
公衆電話回線網25から局線インタフェースユニット11
に極性反転、続いて呼出し信号が到来すると、「着信」
のコマンドが曲線インタフェースユニット11から受信部
281に送られる。すると、タイムスイッチ制御部317がタ
イムスイッチ回路5を制御して局線インタフェースユニ
ット11と制御ユニット3内のMF信号レシーバ53間の通話
路を形成する。同時に、コマンド送出部319が局線イン
タフェースユニット11に1次応答信号の網25への送出を
命じる。
この後、網25からMF信号の形で内線指定信号が到来す
ると、この内線指定信号はMF信号レシーバ53に受信され
て解析され、その結果、指定された内線番号のデータが
MF信号レシーバ53から内線番号受信部321に与えられ、
レジスタ323に格納される。そして、この格納された内
線番号を内線番号分析部325で分析され、その結果が待
機チェック部291に送られる。
待機チェック部291は、端末ビジィテーブル285の上記
分析結果に対応する内線番号の欄を参照して選択された
データ端末37の状態をチェックし、同時にMODEMビジィ
テーブル313を参照してMODEM43の状態をチェックする。
チェックの結果、両者が共に待機状態であれば、コマン
ド送出部327が「MODEM接続」のコマンドをMODEM43及び
データ端末37にそれぞれ接続されたデータインタフェー
スユニット31及び35へ送り、且つタイムスイッチ制御部
329がタイムスイッチ回路51を制御してMODEM43とデータ
端末37間の通信路を形成させる。さらに、テーブル書き
換え部283が、端末ビジィテーブル285及びMODEMビジィ
テーブル313内の該当欄に、ビジィ状態を示す「1」を
書き込む。
これらの動作の完了後、コマンド送出部333が、MODEM
43の接続された標準電話機インタフェースユニット21へ
「呼出し信号」コマンドを送り、且つ局線インタフェー
スユニット11に「内線指定受信完了」のコマンドを送
る。
この後、データ端末37が呼出しに応答すると、「応
答」コマンドが標準電話機インタフェースユニット21か
ら受信部281に入力される。すると、コマンド送出部335
が局線インタフェースユニット11に直流ループの閉結
(2次応答信号の送出)を命じ、且つタイムスイッチ制
御部337がタイムスイッチ回路51を制御してMODEM43と公
衆電話網25間の通信路を形成させる。
データ端末37から通信を終了させる場合、「ループ解
放」のコマンドが標準電話機インタフェースユニット21
より受信部281に入力される。すると、コマンド送出部3
39が、この「ループ開放」コマンドを局線インタフェー
スユニット11へ送り、且つ「切断指示」のコマンドをデ
ータインタフェースユニット321,35へ送る。同時に、タ
イムスイッチ制御部341がタイムスイッチ回路51をせい
ぎょして、MODEM43と網25間及びMODEM43とデータ端末37
間の両通信路を切断させる。
第17図は、ダイヤルインサービスを受けない場合の、
マイクロコンピュータ49の公衆電話網25からの着信時の
制御に関わる部分の構成を示す。この第17図の構成は第
15図と共通する部分が多いため、相違する要素について
のみ説明する。
ダイヤルインでない場合、データ通信を要求する着信
と電話機との通話を要求する着信とを区別するため、予
め定めた特定の局線に着信があった場合にのみ、これを
データ通信を要求する着信とみなすようにしている。
上記特定の局線からの着信を示す「着信」コマンドが
受信部281に受信されると、待機端末選択部343が端末ビ
ジィテーブル285を参照して待機状態にあるデータ端末3
7中の1台を選択する。その場合、プライオリティテー
ブル345に予め記載されている各データ端末37の優先順
位に従って、待機状態にあるデータ端末37中で最も優先
順位の高い1台を選択する。同時に、待機端末選択部34
3はMODEMビジィテーブル313を参照して、MODEM43が待機
状態か否かをチェックする。その結果、MODEM43が待機
状態であれば、待機端末選択部343は選択してデータ端
末37の内線番号をコマンド送出部327及びタイムスイッ
チ制御部333に知らせる。すると、コマンド送出部327は
「MODEM接続」のコマンドをデータインタフェースユニ
ット31及び35へ送り、且つタイムスイッチ制御部329が
タイムスイッチ回路51を制御してMODEM43とデータ端末3
7間の通信路を形成させる。さらに、テーブル書き換え
部283が、端末ビジィテーブル285及びMODEMビジィテー
ブル313内の該当欄にビジィ状態を示す「1」を書き込
む。
これらの動作の完了後、コマンド送出部333が、MODEM
43の接続された標準電話機インタフェースユニット21へ
「呼出し信号」コマンドを送る。
ところで、プライオリティテーブル345への優先順位
の設定は、デジタル電話機27のキースイッチからの「プ
ライオリティ設定」コマンドの入力により行う。このコ
マンドに従って、プライオリティ設定部347がプライオ
リティテーブル345を書き替える。優先順位の設定の態
様は種々可能である。例えば、1台のデータ端末37にの
み優先順位を設定し、他には設定しないことも可能であ
る。この場合は、常にその1台のデータ端末に着信する
ことになる。また、一部の複数台のデータ端末37あるい
は全てのデータ端末に、互いに異なる又は同じ優先順位
を設定することも可能である。
他の部分については、第15図と同様である。
次に、以上のように構成されたこの実施例の動作を説
明する。
まず第18図のシーケンスチャートを参照して、ISDN23
からの着信時にデータ端末37をISDN23に接続する手順を
説明する。
各デジタル電話機27内のデータインターフェースユニ
ット35は、待機時に常時データ端末37のレディ状態を監
視しており、端末レディ信号ERがオンしたならば、これ
をデータ通信制御用マイクロコンピュータ59で検出し、
データ端末37にたいするデータセットレディ信号DRをオ
ンすると共に、主装置内の制御ユニット3へ「接続可」
コマンドを送出する。主装置1では、制御ユニット3内
のマイクロコンピュータ49がこの「接続可」コマンドを
受信したならば、端末ビジィテーブル285の該当端末の
欄に「0」を書き込む。同様にTA43とデータインターフ
ェースユニット29間でも両者のレディ状態の監視が行な
われる。待機時にはデータインターフェースユニット29
は常時端末レディ信号ERをオンしている。そして、TA43
がデータセットレディ信号DRをオンしたならば、データ
インターフェースユニット29内のマイクロコンピュータ
109がこれを検出し、主装置内の制御ユニット3へたい
して「接続可」コマンドを送出する。制御ユニット3内
のマイクロコンピュータ49はこのコマンドを受信したな
らば、TAビジィテーブル285に「0」を書き込む。
ISDN23より「呼設定」コマンドが到来すると、ISDN−
T点インターフェースユニット9内のインターフェース
回路171がこのコマンドを制御データとして分離し、マ
イクロコンピュータ171から制御データハイウェイ5を
通じて主装置内制御ユニット3へ送出する。制御ユニッ
ト3内のコンピュータ49はこの「呼設定」コマンドを受
信したならば、このコマンドに含まれているサブアドレ
スに対応する内線番号のデータ端末37が待機状態かどう
か端末ビジィテーブル285を参照して調べ、かつ、TAビ
ジィテーブル287もチェックする。その結果、双方が待
機状態であるならば、コンピュータ49はデータインター
フェースユニット35と29とにたいして「TA接続」コマン
ドを送信する。また前記両テーブル285,287の該当欄に
ビジィビット「1」を記入する。また、タイムスイッチ
回路51に対して前記内線番号のタイムスロットとTA41の
タイムスロット間の入れ替え、つまりデータ端末37とTA
41間のデータ通信路形成の指示をだす。さらにISDN23に
対し「呼設定受付」コマンドを送信する。
データインターフェースユニット35では、マイクロコ
ンピュータ59が「TA接続」コマンドを受信したならば、
セレクタ65,67を制御し、送受信データSD,RDがそのまま
トランスペアレントに送受されるモード(通信モード)
を設定する。一旦通信モードに移行すると、マイクロコ
ンピュータ59は「切断要求」コマンドを受信するまでは
送受信データSD,RDを一切監視しない。
同様に、データインターフェースユニット29内でも、
マイクロコンピュータ109が「TA接続」を受信したなら
ば、セレクタ117,119を制御して通信モードを設定す
る。一旦通信モードに移行すると、コンピュータ109は
「切断要求」コマンドを受信するまでは受信データSD,F
Dを一切監視しない。
かくして、TA41・RS−232Dインターフェース45・デー
タインターフェースユニット29・デジタル電話機インタ
ーフェースユニット15・PCMハイウェイ7・デジタル電
話機インターフェースユニット13・データインターフェ
ースユニット35・RS−232Dインターフェース39・データ
端末37の経路でTA41とデータ端末37間のデータ通信路が
形成される。
以上の処理が終了したならば、主装置内のマイクロコ
ンピュータ49はISDN−S点インターフェースユニット19
を介してTA41に対して「呼設定」コマンドを送信すると
ともに、ISDN23に対して「呼び出し」コマンドを送出す
る。
TA41は「呼設定」コマンドを受信したならばRS−232D
45の受信データRD(TA41からデータインターフェースユ
ニット29へ)として「着信」コマンドを送信する。この
コマンドは前述のデータ通信路を通じてデータ端末に受
信される。データ端末37は、この「着信」コマンドを受
信したならばRS−232D39の送信データSDとして「着信応
答」コマンドを送出し、そして「接続」コマンドの到来
を待つ。
TA41はデータ端末37からの「着信対応」コマンドを受
信したならば、ISDN−S点インターフェースユニット19
へ「応答」コマンドを送出するとともに、受信データRD
として「接続」コマンドを送出する。
主装置内のマイクロコンピュータ49はTA41からの「応
答」コマンドを受信したならばISDN23へ「応答」コマン
ドを送出するとともにタイムスイッチ回路51に対してIS
DN−T点インターフェースユニット9に割当てられたタ
イムスロットISDN−S点インターフェースユニット19に
割当てられたタイムスロット間の交換、つまりISDN23と
TA41間の通話路形成を指示する。
かくして、ISDN23とデータ端末37間のデータ通信が開
始される。
次に、第19図を参照して、公衆電話網25からのダイヤ
ルサービスを受ける場合の、着信時の接続手順を説明す
る。
既に述べたTA41の状態監視と同様にMODEM43とデータ
インターフェースユニット31間でも両者のレディ状態の
監視が行なわれる。待機時にはデータインターフェース
ユニット31は常時端末レディ信号ERをオンしている。そ
して、MODEM43がデータセットレディ信号DRをオンした
ならば、データインターフェースユニット31内のマイク
ロコンピュータ109がこれを検出し、主装置内の制御ユ
ニット3へ対して「接続可」コマンドを送出する。主装
置内のマイクロコンピュータ49はこのコマンドを受信し
たならば、MODEMビジィテーブルに「0」を書き込む。
局線インターフェースユニット11では、公衆電話網25
より極性反転を受信し、引き続き呼び出し信号を受信す
ると、局線インターフェースユニット11内のマイクロコ
ンピュータ249がこれをダイヤルイン着信信号として認
識し、「着信」コマンドを制御データハイウェイ5を通
じて主装置内の制御ユニット3へ送出する。主装置内の
マイクロコンピュータ49は「着信」コマンドを受信した
ならば、タイムスイッチ回路51に対して局線インターフ
ェースユニット11に割当てられたタイムスロットとMF信
号レシーバ53に割当てられたタイムスロット間の入れ替
え、つまり公衆電話網25とMF信号レシーバ53間の通信路
形成の指示をだす、さらに局線インターフェースユニッ
ト11内のコンピュータ249を制御して、網25に対して1
次応答信号を送出させる。すると、網25よりMF信号の形
式の1〜4桁の内線指定信号が到来し、上記通話路を通
ってMF信号レシーバ53へ入力される。
MF信号レシーバ53は受信したMF信号を分析し、その結
果として接続すべき内線番号をマイクロコンピュータ49
へ知らせる。マイクロコンピュータ49は内線番号を受信
したならば、この内線番号の端末37がビジィか否かテー
ブル285を参照して調べ、かつ、モデムビジィテーブル3
13もチェックする。その結果、双方共待機状態であるな
らば、データインターフェースユニット31と35に対して
「MODEM接続」コマンドを送信する。また両テーブル28
5,313の該当欄にビジィビット「1」を書き込む。さら
に、タイムスイッチ回路51に対して前記内線番号に割当
てられたタイムスロットとMODEM43に割当てられたタイ
ムスロット間の入れ替え、つまりデータ端末37とMODEM4
3間のデータ通信路形成の指示をだす。
データインターフェースユニット35では、マイクロコ
ンピュータ59が「MODEM接続」コマンドを受信したなら
ば、セレクタ65,67を制御して通信モードを設定する。
同様に、データインターフェースユニット31でも通信モ
ードが設定される。
かくして、MODEM53・RS−232Dインターフェース47・
データインターフェースユニット31・デジタル電話機イ
ンターフェースユニット17・PCMハイウェイ7・デジタ
ル電話機インターフェースユニット13・データインター
フェースユニット35・RS−232Dインターフェース39・デ
ータ端末37の経路で、MODEM53とデータ端末37間のデー
タ通信路が形成される。
以上の処理が終了したならば、主装置内マイクロコン
ピュータ49は標準電話機インターフェースユニット21内
のコンピュータ263を制御して前記MODEM43へ呼出し信号
を送信させる。さらに局線インターフェースユニット11
を制御して網25へ内線指定受信完了信号(直流ループ
断)を送出させる。
MODEM43は上記呼出し信号を受信したならばRS−232D
を受信データRD(MODEM43からデータインターフェース
ユニット31へ)として「着信」コマンドを送出する。こ
のコマンドは前述のデータ通信路を通じてデータ端末37
に受信される。データ端末37はこのコマンドを受信した
ならばRS−232Dの送信データSDとして「着信応答」コマ
ンドを送出し、そして「接続」コマンドの到来を待つ。
MODEM43はデータ端末37からの「着信応答」コマンド
を受信したならば、直流ループを閉じて応答するととも
に、受信データRDとして「接続」コマンドを送信する。
主装置内のコンピュータ47はMODEM43による直流ルー
プ閉結を認識したならば局線インターフェースユニット
11を制御して網25に対して2次応答信号(直流ループ閉
結)を送出させる。さらに、タイムスイッチ回路51に対
して局線インターフェースユニット11に割当てられたタ
イムスロットと標準電話機インターフェースユニット21
に割り当てられたタイムスロット間の交換、つまり網25
とMODEM43間の通話路形成を指示する。
かくして公衆電話網25とデータ端末37間のデータ通信
が開始される。
次に、第20図を参照して、ダイヤルサービスを受けな
い場合における、公衆電話網25からの着信時の接続手順
を説明する。
公衆電話網25より呼出し信号が到来すると、局線イン
ターフェースユニット11内のマイクロコンピュータ249
がこれを着信として認識し、制御データハイウェイ5を
通じて主装置内制御ユニット3へ「着信」コマンドを送
出する。制御ユニット3内のコンピュータ49は、このコ
マンドを受信したならば、プライオリティテーブル345
に記憶されている優先順位の順序で端末ビジィテーブル
285内の欄を調べ、かつMODEMビジィテーブル313のチェ
ックも行なう。その結果、待機状態のデータ端末37が発
見され、かつMODEM43も待機中であるならば、データイ
ンターフェースユニット35と31に対して「MODEM接続」
コマンドを送信する。また両テーブル285,313の該当欄
にビジィビット「1」を記入する。さらに、タイムスイ
ッチ回路51に対してデータ端末37とMODEM43間に通話路
形成の指示をだす。
データインターフェースユニット35,31は、「MODEM接
続」コマンドを受信したならば通信モードに移行する。
かくして、MODEM43とデータ端末37間のデータ通信路
が形成される。
以上の処理が終了したならば、主装置内のコンピュー
タ49は標準電話機インターフェースユニット21を制御し
てMODEM43に対して呼出信号を送信させる。MODEM43は呼
出信号を受信したならばRS−232Dの受信データRDとして
「着信」コマンドを送信し、このコマンドは前述のデー
タ通信路を通じてデータ端末37に受信される。データ端
末37はこのコマンドを受信したならばRS−232Dの送信デ
ータSDとして「着信応答」コマンドを返し、「接続」コ
マンドを待つ。
MODEM43「着信応答」コマンドを受信したならば、直
流ループを閉じ応答するとともに、受信データRDとして
「接続」コマンドを送信する。
主装置内のコンピュータ49はMODEM43による直流ルー
プ閉結を認識したならば局線インターフェースユニット
11を制御して公衆電話網25の直流ループを閉結させる。
さらに、タイムスイッチ回路51に対して網25とMODEM43
間の通話路形成を指示する。
かくして公衆電話網25とデータ端末37間のデータ通信
が開始される。
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明はこの
実施例のみに限定されるものではなく、他の種々の変更
態様を含むものである。例えば、プールされるTAやMODE
Mの台数は1台に限らず、複数台とすることができる。
この場合は、着信時に待機状態にある1台のTA又はMODE
Mが選択されてデータ端末に接続されることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、着信時、待機状
態にあるデータ端末中から特定の端末を選択してその端
末とMODEM間にデータ通信路を形成することにより、両
者間でトランスペアレントな通信なされるようにしてい
るため、システムが両者間の呼処理を監視及び制御する
負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシステムの一実施例のシステムブ
ロック図、第2図は第1図の実施例のデジタル電話機27
に内蔵されるデータインタフェースユニット35を示すブ
ロック線図、第3図は第2図内のピンポン伝送回路を示
すブロック線図、第4図は第2図内のデータ通信制御用
マイクロコンピュータ59のブロック線図、第5図は第1
図内のデータインタフェースユニット29(31)のブロッ
ク線図、第6図は第5図内のデータ通信制御用マイクロ
コンピュータ109のブロック線図、第7図は第1図内の
デジタル電話機インタフェースユニット13のブロック線
図、第8図は第1図内のISDN−T点インタフェースユニ
ット9のブロック線図、第9図は第8図内の制御データ
通信用マイクロコンピュータ157のブロック線図、第10
図は第8図内のインタフェース回路171のブロック線
図、第11図は第1図内のISDN−S点インタフェースユニ
ット19のブロック線図、第12図は第1図内の局線インタ
フェースユニット11のブロック線図、第13図は第1図内
の標準電話機インタフェースユニット21のブロック線
図、第14図、第15図及び第17図は第1図の制御ユニット
3内のマイクロコンピュータ49のブロック線図、第16図
はダイヤルインサービスを受ける場合のシーケンスチャ
ート、第18図、第19図及び第20図は第1図の実施例の動
作を説明するシーケンスチャートである。 1……主装置、3……制御ユニット、5……データハイ
ウェイ、7……PCMハイウェイ、9……ISDN−T点イン
タフェースユニット、11……局線インタフェースユニッ
ト、13,15,17……デジタル電話機インタフェースユニッ
ト、19……ISDN−S点インタフェースユニット、21……
標準電話機インタフェースユニット、23……ISDN、25…
…公衆電話網、27……デジタル電話機、29,31,35……デ
ータインタフェースユニット、33……電話機回路、37…
…データ端末、41……TA(ターミナルアダプタ)、43…
…MODEM、49……マイクロコンピュータ、51……タイム
スイッチ回路、53……MF信号レシーバ、281……受信
部、283……テーブル書換え部、285……端末ビジィテー
ブル、287……TAビジィテーブル、289……サブアドレス
分析部、291……待機チェック部、297……タイムスイッ
チ制御部、313……MODEMビジィテーブル、317……タイ
ムスイッチ制御部、321……内線番号受信部、323……レ
ジスタ、325……内線番号分析部、329……タイムスイッ
チ制御部、343……待機端末選択部、345……プライオリ
ティテーブル、347……プライオリティ設定部、329……
タイムスイッチ制御部。
フロントページの続き (72)発明者 池端 規益 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (72)発明者 青木 隆司 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (72)発明者 佐野 由一 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 昭61−144151(JP,A) 特開 昭63−290448(JP,A) 特開 平1−149667(JP,A) 特開 平1−233872(JP,A) 特開 平2−86360(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04M 11/00 H04Q 3/58

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆電話網と複数台のデータ端末間の通信
    を可能とするためにモデムがプールされたシステムにお
    いて、 前記公衆電話網からの着信時、前記複数台のデータ端末
    中から待機状態にある1台を選択する端末選択手段と、 前記選択されたデータ端末と前記モデム間の通信路を接
    続する端末接続手段と、 前記データ端末とモデム間の接続完了後、前記モデムに
    呼出し信号を与える呼処理制御手段と を有するモデムプーリングシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシステムにおいて、 前記端末選択手段は予め定められたれた優先順位に従っ
    て前記1台のデータ端末の選択を行うことを特徴とする
    モデムプーリングシステム。
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