JP2761312B2 - ドラム式衣類乾燥機 - Google Patents

ドラム式衣類乾燥機

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JP2761312B2 JP3284338A JP28433891A JP2761312B2 JP 2761312 B2 JP2761312 B2 JP 2761312B2 JP 3284338 A JP3284338 A JP 3284338A JP 28433891 A JP28433891 A JP 28433891A JP 2761312 B2 JP2761312 B2 JP 2761312B2
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進 北村
孝二 山根
紀明 三好
和俊 百鬼
裕二 大西
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラムを正逆回転させ
る手段を有する衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衣類乾燥機は、特開平2
−115000号公報、実開昭64−11196号公報
および実開昭61−75299号公報に記載されたもの
が知られており、また近年ドラム駆動用のモータと送風
ファン駆動用のモータとの二つのモータを有したものが
市販されているが、これらは、それぞれドラム内の衣類
の量や温度変化を検知して、ドラムの回転を制御するも
のであるが、いずれも衣類の量、温度変化等の一つの条
件に基づいて、ドラムの回転を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、ド
ラムの回転制御を一つの条件においておこなっていたの
で、衣類の量と含水量との相関によっては乾燥不足や乾
燥しすぎ等の不具合が生じる原因になっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1の発明は、ドラム駆動用のモータと送風フ
ァン駆動用のモータとを具備し、ドラム駆動用のモータ
を正逆回転させる運転手段と、ドラム内の衣類の量を検
知する容量検知手段と、ドラム内の温風の湿度を検知す
る湿度検知手段とを設け、マイクロコンピュータ等から
なる運転制御手段によって運転されるドラム式衣類乾燥
機において、前記容量検知手段と湿度検知手段とによ
り、乾燥運転初期に検知した衣類の量と、乾燥運転一定
時間経過後のドラム内の湿度とに基づいて、ドラムの回
転パターンを変えて乾燥運転を行う。 また、請求項2の
発明は、乾燥運転初期に検知した衣類の量が大、且つ、
乾燥運転一定時間経過後のドラム内の湿度が大の場合に
は、乾燥運転の前半は該ドラムが反転運転を行い、乾燥
運転の後半は該ドラムが一方向回転運転を行う。 さら
に、請求項3の発明は、乾燥運転初期に検知した衣類の
量が小、且つ、乾燥運転一定時間経過後のドラム内の湿
度が大の場合には、該ドラムが一方向回転運転を行う。
また、請求項4の発明は、乾燥運転初期に検知した衣類
の量が小、且つ、乾燥運転一定時間経過後のドラム内の
湿度が小の場合には、該ドラムが断続運転を行う。
【0005】
【作用】ドラム内に収容した衣類の量と乾燥中の衣類に
含まれている水分の量とで判断して、それぞれに適した
ドラムの回転すなわち正逆回転の周期が制御され、略正
確な運転時間の制御をおこない、衣類の乾燥不足、過乾
燥による布傷みなどを防止する。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について図面に基づいて説明
する。
【0007】まず、全体構成を示す図1において、1は
外箱、2は外箱1内に回転可能に配設した乾燥室を構成
するドラムである。ドラム2の前面部には径大な開口部
2aが形成されていて、この開口部2aを外箱1に固定
した出入口3を有する前端板4に前記ドラム2を回転可
能に嵌合支持させている。5はケーシングで、前面中央
に吸気口6が形成されてドラム2の後面の開口部7を介
してドラム2内に運なると共に、後面が開放されてい
る。8はケーシング5内配設した両翼形の送風ファン
で、これは回転基板9の外周寄り前後両面に放射方向に
延びる多数のフィン10を突設して成る。
【0008】11は外箱1の底部に配設した逆転可能な
ドラム駆動用のモータで、これの回転軸12にはプーリ
13が設けられており、ベルト14を介して、前記ドラ
ムを回転駆動する。また、15は前記送風ファン8駆動
用のモータで、これの回転軸16にはプーリ17が設け
られており、ベルト18を介して、前記送風ファン8を
回転駆動する。
【0009】モータ15の回転により送風ファン8が回
転すると送風ファン8の前面側のフィン10により、ド
ラム2内からの排気を開口部7及び吸気口6を通してケ
ーシング5内に吸引し、この後循環ダクト18を通して
ヒータ19により加熱し、ドラム2前面からドラム2内
に再び戻すという熱風の循環を行う。
【0010】また、これと同時に、送風ファン8の後面
側のフィン10により外気か外箱1の後面板1aの吸入
口20からケーシング5内に吸入されて排出口21から
排出され、これにて回転基板9を冷却してその回転基板
9の前面に流れる排気の除湿を行うようになっている。
【0011】22はドラム内の湿度を検知する湿度セン
サーである。23はドラム内の衣類の量を検知する量検
知装置で、赤外線をドラム内に向けて放射して、衣類が
あれば反射して、量検知装置の位置するところまで衣類
が収容されていることを検知し、衣類の量が多いと判断
する。逆に、赤外線の反射を検知しない場合は、量検知
装置の位置するところまで衣類が収容されていないこと
を検知し、衣類の量が少ないことを判断するものであ
る。
【0012】次に、本実施例の作用につき図1ないし図
4を参照しながら説明する。
【0013】ドラム2内に被乾燥物を投入して、メイン
スイッチ24をオンさせると、量検知装置23によって
ドラム内の衣類の量が検知され、一定時間後予備乾燥運
転され、湿度センサー22によって、ドラム内の湿度を
検知する。
【0014】本乾燥機は、マイクロコンピュータ等から
なる運転制御手段を有しており、このマイクロコンピュ
ータには、予め、衣類の量と湿度とに基づいて、ドラム
の回転チャートが数種類プログラムされている。
【0015】上記回転チャートは例えば図3のように設
定する。なお、衣類の量と含水量との関係は、初期の衣
類の量が大と判断された時は、含水量の低い衣類が多い
時で、衣類の量が小と判断された時は、含水量の多い衣
類が少量の時である。この条件設定から図3のチャート
Aは初期に判断された衣類の量が大で、一定時間運転後
の湿気が大と判断された場合の運転チャートでこのよう
な時は、ドラム回転周期は、前半は短時間の反転運転で
衣類をほぐしながら乾燥させ、後半は、衣類が乾燥する
に従って容積が増し、ドラム内に衣類が満量となるた
め、ドラムは一方向回転で乾燥運転をおこなわしめる。
それによって効果的な乾燥運転がおこなわれる。
【0016】また、チャートBは衣類の量が小で湿気が
大と判断された場合の運転チャートである。このような
時は、ドラム回転周期は、反転運転の連続をおこなうと
効果的である。
【0017】チャートCは衣類の量が小で、湿気が小と
判断された場合の運転チャートである。このような時は
衣類は化繊などが多い場合で、ドラムの回転によって布
と布とのコスレによる布傷みを緩和するため連続的なド
ラムの回転を避け、断続的な運転をおこなうのが効率的
である。
【0018】従って、図2に示す基本的な運転フローチ
ャートに従って運転されるが、前述したように、衣類の
量とドラム内の湿度との関係から図3のフローチャート
の如く運転が制御され、ドラム内の湿度が所定の値に下
ると乾燥終了と判断し、運転を終了する。
【0019】なお、図3のフローチャートは一例であっ
て、量と湿度とに基づいてより詳細な運転チャートをプ
ログラムし、より効率的な乾燥運転をおこなわせしめる
ことはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記のような構成の故、請求項
1によれば、衣類の量とドラム内の湿度とに基づいて、
ドラムの回転パターンを変えて乾燥運転を行うことによ
り、衣類の量とそれに含まれる含水量とに適した運転が
でき、乾燥不足や乾燥しすぎ等の不具合が防止できると
ともに、化繊などのデリケートな布に対しても布傷みを
防止できる。請求項2によれば、前半は反転運転で衣類
をほぐしながら乾燥させ、後半は衣類が乾燥するに従っ
て容積が増し、ドラム内に衣類が満量となるため、ドラ
ムは一方向回転で乾燥運転を行うことにより、布量が大
の場合であっても効果的な乾燥運転を行うことができ
る。 請求項3によれば、布量が小であるため乾燥するに
従って布量が増しても、ドラム内で衣類は正逆回転可能
であるため、ドラムの一方向回転により効率よく乾燥運
転を行うことができる。 請求項4によれば、断続的な運
転を行うことにより、ドラムの回転によって布と布との
コスレによる布傷みを緩和しつつ乾燥運転を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のドラム式乾燥機の縦断面図であ
る。
【図2】図2は同じく基本的な運転フローチャートであ
る。
【図3】図3は同じく量と湿度とに基づいたドラムの回
転チャートで、チャートAは、衣類の量が大で、湿気が
大の場合,チャートBは、衣類の量が小で、湿気が大の
場合,チャートCは、衣類の量が小で、湿気が小の場合
のチャートである。
【符号の説明】
2 ドラム 8 送風フアン 11 ドラム駆動用モータ 15 送風フアン駆動用モータ 19 ヒータ 22 湿度センサー 23 量検知装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 紀明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 百鬼 和俊 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 大西 裕二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−231699(JP,A) 実開 昭62−117998(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/02 - 58/08 D06F 58/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム駆動用のモータと送風ファン駆動
    用のモータとを具備し、ドラム駆動用のモータを正逆回
    転させる運転手段と、ドラム内の衣類の量を検知する容
    量検知手段、ドラム内の温風の湿度を検知する湿度検
    知手段を設け、マイクロコンピュータ等からなる運転
    制御手段によって運転されるドラム式衣類乾燥機におい
    て、 前記容量検知手段と湿度検知手段とにより、乾燥運転初
    期に検知した衣類の量と、乾燥運転一定時間経過後のド
    ラム内の湿度とに基づいて、ドラムの回転パターンを変
    えて乾燥運転を行うことを特徴とするドラム式衣類乾燥
    機。
  2. 【請求項2】 乾燥運転初期に検知した衣類の量が大、
    且つ、乾燥運転一定時間経過後のドラム内の湿度が大の
    場合には、乾燥運転の前半は該ドラムが反転運転を行
    い、乾燥運転の後半は該ドラムが一方向回転運転を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のドラム式衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 乾燥運転初期に検知した衣類の量が小、
    且つ、乾燥運転一定時間経過後のドラム内の湿度が大の
    場合には、該ドラムが一方向回転運転を行うことを特徴
    とする請求項1記載のドラム式衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 乾燥運転初期に検知した衣類の量が小、
    且つ、乾燥運転一定時間経過後のドラム内の湿度が小の
    場合には、該ドラムが断続運転を行うことを特徴とする
    請求項1記載のドラム式衣類乾燥機。
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