JP2760703B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2760703B2
JP2760703B2 JP4166324A JP16632492A JP2760703B2 JP 2760703 B2 JP2760703 B2 JP 2760703B2 JP 4166324 A JP4166324 A JP 4166324A JP 16632492 A JP16632492 A JP 16632492A JP 2760703 B2 JP2760703 B2 JP 2760703B2
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達哉 廣田
保 川村
隆 福田
清和 藤川
浩一 田中
要藏 河村
孝文 濱野
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類乾燥機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衣類乾燥機は、特公昭6
1−41239号公報に示されている。このものは、衣
類を乾燥するドラムの後部に、ドラム内の空気を除湿循
環する両面ファンを収納するファンケーシングを備え、
ドラム内の空気を吸排気する循環ケーシングと外気を吸
排気する冷却ケーシングから構成されてる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の循環ケー
シングと冷却ケーシングの接合部は、接着剤により接
着、又は溶着して接合することが考えられる。
【0004】
【0005】しかし、このようにした場合、循環ケーシ
ングと冷却ケーシングとが気密に接合されたかどうか目
視による確認では限界があり、信頼性に欠けるという問
題が出てくる。
【0006】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の手段は、衣類を収納するドラムと、該ドラム
内の空気を除湿して前記ドラムに供給する両面ファン
と、前記ドラム内の空気を吸排気する循環ケーシングと
外気を吸排気する冷却ケーシングとを接合して構成さ
れ、前記両面ファンを収容するファンケーシングとを備
えた衣類乾燥機において、前記循環ケーシングと前記冷
却ケーシングとの接合部には、前記循環ケーシング及び
又は前記冷却ケーシングの接合端面に形成した溝により
構成された空間を設け、さらに前記空間と外気を連通す
穴であって、前記空間内の空気の接合部分からの漏れ
を確認するために圧搾空気供給装置から圧搾空気が入れ
られる連通穴を設けた構成である。
【0008】
【作用】即ち、ファンケーシングを組み立てた後、接合
部がうまく着いているかどうかチェックするするため
に、圧搾空気供給装置によって接合部の空間内に連通穴
から圧搾空気を入れる。もし接合部が確実に着いていれ
ば、空気は漏れないので圧搾空気の圧力は低下せず、一
部が外れていれば空気が漏れて圧搾空気の圧力が低下す
る。この圧力の低下を確認すれば、接合の不備が容易に
確認できる。
【0009】
【実施例】図1乃至図2において、1は前面及び後面に
開口を有する金属製のフレーム、2は該フレーム1の後
面開口を覆う金属製の後面板、3は前記フレーム1の前
面開口を覆うドア、4はフレーム1内の前部に配置し、
フレーム1の前面開口付近に止着された環状のシリンダ
ーカバー、5はフレーム1内の後部に配置された金属製
の支持板である。前記後面板2は、後方に膨出した中央
部2aを備えている。また、前記支持板5は、フレーム
1の両側部に架設して固着され、中心部から放射状に複
数個の通気口6を設けている。
【0010】7は支持板5の中心部を前後方向から挿通
して固定された支軸であり、後端を前記後面板2の中央
部2aのボス8にボルト9及びワッシャ10によって固
着している。
【0011】11はPP等の樹脂により成形されたドラ
ムで、後面の中心部に軸受12を固着して、ここに支軸
7の前端を回転自在に挿着し、ボルト13により抜け止
めしている。また、ドラム11の後面には、多数の透孔
あるいは放射上のスリットからなる乾燥風出口14を形
成し、該出口14を囲むように環状凹所15を設けてい
る。
【0012】16は前記環状凹所15に接着剤等により
固着されたフェルト等からなるシール部材であり、支持
板5の前面を摺接している。17はシリンダーカバー4
の下部左側に形成された乾燥風入口18を支持板5の通
気口6から挿通させる循環風路であり、シリンダーカバ
ー4に固着されたL字型のダクト19と、支持板5の後
面に機密に覆着され、止着された円筒状の循環ケーシン
グ20から構成される。23は循環風路17内で、乾燥
風入口18に対向して配置されたハニカム状ヒータであ
る。
【0013】前記循環ケーシング20はPP等の樹脂成
形品であり、下向きの循環管21を一体形成し、フレー
ム1の内底部で該循環管21をダクト19に連結連通
し、前記ダクト19には底部に機外に突出するドレイン
孔22を垂設している。
【0014】24は樹脂成形品の冷却ケーシングであ
り、循環ケーシング20の後面側に連続するように止着
され、循環ケーシング20とほぼ同形となるよう形成さ
れている。
【0015】25は循環ケーシング20及び冷却ケーシ
ング24内に跨って配設された熱交換型の両面ファンで
あり、支軸7の後部に回転自在に軸支されている。26
は該両面ファン25に連接された回転伝達用プーリーで
ある。尚、前記循環ケーシング20と冷却ケーシング2
4とで、両面ファン25のファンケーシングを形成して
いる。
【0016】27は前記両面ファン25を囲むように設
けられ、冷却ケーシング24に一体的に形成された仕切
板であり、この仕切板27の中央の円形開口内に前記両
面ファン25を収容することにより、前記仕切板27と
両面ファン25とで、前記ファンケーシング内を乾燥風
路28と冷却風路29とに区画している。
【0017】30は乾燥風路28へ向けて開口し、両面
ファン25の周縁に一体的に形成された同心状の回転溝
群、31は冷却風路29へ向けて開口し、仕切板27の
内周縁に一体的に形成された同心状の固定溝群である。
前記回転溝群30は、固定溝群31に対して、相互に非
接触状態で遊嵌されている。この回転溝群30と固定溝
群31は、乾燥風路28と冷却風路29を仕切るラビリ
ンスシール構造となっている。
【0018】32はモータで、フレーム1の内底部に配
設され、プーリー33、アイドラプーリー34、及びV
ベルト35により、ドラム11を回転させるとともに、
前記回転伝達用プーリー26及び両面ファン25を、フ
ァンプーリー36と丸ベルト37により回転させてい
る。
【0019】38は後面板2の中央部2aに放射状に穿
設された吸気口、39は前記吸気口38から吸気された
外気を排気する排気口、40は丸ベルト37が張ってあ
る部分を覆うために後面板2に膨出形成したカバーであ
る。
【0020】41はドラム11の後面の乾燥風出口14
を覆うように内方から取り付けられたフィルターカバ
ー、42はフィルターカバー41とともに着脱可能に取
り付けられた網状のフィルターである。
【0021】乾燥作業の際にはモータ32及びヒータ2
3に給電し、両面ファン25及びドラム11を回転させ
る。而して、ヒータ23で加熱された乾燥風は、乾燥風
入口18→ドラム11→フィルター42→乾燥風出口1
4→通気口6→循環ケーシング20→両面ファン25→
循環管21→ダクト19→ヒータ23の順に循環し、ド
ラム11内の衣類を乾燥する。一方、外気は吸気口38
→両面ファン25→冷却ケーシング24→排気口39の
順に流れる。
【0022】そして、両面ファン25の前後面で熱交換
が行われ、ドラム11から出てきた乾燥風は、この両面
ファン25で除湿される。この時の結露した水滴は、ダ
クト19内に吐出され、水滴としてドレイン孔22より
機外に排出する。ここで除湿された乾燥風は、再びドラ
ム11内に供給される。
【0023】図3は循環ケーシング20を冷却ケーシン
グ24側から見た平面図である。循環ケーシング20の
外周には、外側リブ43とこの外側リブ43の内側に並
行に所定間隔を置いて内側リブ44が設けられている。
また、外側リブ43と内側リブ44とを接続する接続リ
ブ45、46が、循環ケーシング20の上部と下部の境
界付近に夫々設けられている。前記外側リブ43、内側
リブ44、接続リブ45、46により、溝47、48が
形成され、これらが循環ケーシング20の接合部とな
る。49はダクト19と連通する連通口である。
【0024】図4は冷却ケーシング24を循環ケーシン
グ20側から見た平面図である。冷却ケーシング24に
は、循環ケーシング20と各リブに対向して外側リブ5
0、該外側リブ50の内側で、並行に設けられた内側リ
ブ51、及び外側リブ50と打ち側リブ51を接続する
接続リブ52、53が設けら、また前記外側リブ50、
内側リブ51、接続リブ52、53により溝54、55
が形成され、これらが冷却ケーシング24の接合部とな
る。冷却ケーシング24を循環ケーシング20に取り付
けたとき、溝54のうち高所の位置付近に外部と連通す
る連通穴56が設けら、また溝55の接続リブ53近傍
にも連通穴57が設けられている。
【0025】両面ファン25のファンケーシングは、図
5のように前記循環ケーシング20の各リブ43、4
4、45、46と冷却ケーシング24の各リブ50、5
1、52、53とを夫々溶着させて接合することにより
組み立てられる。
【0026】従って、溝47と溝54とが合わさって上
側空間を形成し、同様に溝48と溝55とで下側空間を
形成することになる。
【0027】前記ファンケーシングの組み立てた後、溶
着がうまくできているかどうかチェックするために、図
5のように各通気穴56、57に同径のパイプ58を挿
入し、圧力ゲージ59を備えた圧搾空気供給装置60か
ら圧搾空気(1〜4気圧程度)を挿入して圧力ゲージ5
9が低下するかどうか確認して空気漏れをチェックす
る。
【0028】もし、各リブの溶着が確実にできていれば
空気漏れはないので、圧搾空気の圧力は下がらず、また
溶着していた部分のうち一部が外れて入れば空気が漏れ
て圧搾空気の圧力が低下する。この圧力の低下を確認す
れば、溶着未完成を容易に確認できる。
【0029】尚、前記通気穴56、57は、もし使用中
に内側リブ44と51の溶着が外れても、ファンケーシ
ング内の除湿された水滴が外に漏れない位置に設けてあ
ればよく、前述の位置に限定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】本発明の構成によれば、循環ケーシング
と冷却ケーシングとの接合の不備を容易に確認できるの
で、気密性のあるファンケーシングを確実に提供でき、
信頼性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衣類乾燥機の断面図である。
【図2】図1の後面板を外して後方から見た図である。
【図3】本発明の循環ケーシングを示す図である。
【図4】本発明の冷却ケーシングを示す図である。
【図5】本発明の循環ケーシングと冷却ケーシングとの
接合部の要部拡大図である。
【符号の説明】
11 ドラム 20 循環ケーシング 24 冷却ケーシング 25 両面ファン 47、48、54、55 溝 56、57 通気穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤川 清和 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 田中 浩一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 河村 要藏 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 濱野 孝文 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−98193(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を収納するドラムと、該ドラム内の
    空気を除湿して前記ドラムに供給する両面ファンと、前
    記ドラム内の空気を吸排気する循環ケーシングと外気を
    吸排気する冷却ケーシングとを接合して構成され、前記
    両面ファンを収容するファンケーシングとを備えた衣類
    乾燥機において、 前記循環ケーシングと前記冷却ケーシングとの接合部に
    は、 前記循環ケーシング及び又は前記冷却ケーシング
    接合端面に形成した溝により構成された空間を設け、
    らに前記空間と外気を連通する穴であって、前記空間内
    の空気の接合部分からの漏れを確認するために圧搾空気
    供給装置から圧搾空気が入れられる連通穴を設けたこと
    を特徴とする衣類乾燥機。
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