JP2760329B2 - 信号再生回路およびこれを用いた磁気ディスク装置 - Google Patents

信号再生回路およびこれを用いた磁気ディスク装置

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JP2760329B2
JP2760329B2 JP7302818A JP30281895A JP2760329B2 JP 2760329 B2 JP2760329 B2 JP 2760329B2 JP 7302818 A JP7302818 A JP 7302818A JP 30281895 A JP30281895 A JP 30281895A JP 2760329 B2 JP2760329 B2 JP 2760329B2
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signal
circuit
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淳一 福田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置に
用いられる信号再生回路に関し、特に磁気ヘッドの再生
信号を一定振幅に増幅するAGC回路を含む信号再生回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の信号再生回路は、例えば、実開平
1−66604号公報に開示されているものがあり、こ
れは図3に示すような構成となっている。図3を参照す
ると、磁気ヘッド11から読み出された再生信号111
は、プリアンプ12で増幅されてAGC回路13に出力
される。AGC回路13は、プリアンプ12から入力し
た再生信号112を一定の振幅に増幅して復調回路14
に出力する。復調回路14は、入力した再生信号113
から元のデータに復調し、復調信号114として出力す
る。
【0003】一方、ライトゲート信号(ライト〈書込
み〉とリード〈読出し〉とを切り換える信号)115
は、プリアンプ12に入力されるとともに、遅延回路1
6を介して遅延したライトゲート信号である遅延ライト
ゲート信号116としてAGC回路に入力される。そし
て、AGC回路3は、遅延ライトゲート信号110によ
りAGC回路の動作をON/OFFする。
【0004】次に、図4(a)および同図(b)を参照
して従来の信号再生回路の動作について説明する。
【0005】まず、図4(a)は、ライトゲート信号1
15と遅延ライトゲート信号116とが同じタイミング
の場合(すなわち、遅延時間が0の場合)の波形図を示
したものである。この場合は、ライトゲート信号115
によりライトからリードに切り替わると同時に、AGC
回路13には再生信号112が入力されるとともに、遅
延ライトゲート信号116によってAGC回路13から
再生信号113を出力するが、このときAGC回路13
は、AGC入力のライトからリードに切り換え時におけ
る再生信号112の信号波形の影響を受けるため、再生
信号113の信号波形は安定するまでに時間を要する。
【0006】次に、図4(b)は、上述したAGC回路
13による切り換えの影響を避けるために、ライトゲー
ト信号115よりも所定の時間遅延させた遅延ライトゲ
ート信号116を入力して、ライトからリードの切り換
え応答を避けた場合の波形図を示したものである。この
場合には、AGC回路13からは、ライトからリードの
切り換えの影響を受けないように、遅延したライトゲー
ト信号を入力し、再生信号112が安定した後に再生信
号113を出力するので、信号波形が速やかに安定す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の信号再
生回路では、ライト中にAGC回路のゲインが変化する
ため、AGC出力が一定になるまでに時間を要する。ま
た、遅延回路により遅延される遅延量が一定であるた
め、例えば、磁気ディスク装置の記録フォーマットに差
(ライトの時間の差)がある場合は、それぞれの記録フ
ォーマットに応じて最適の遅延量を設定する必要を要す
る。
【0008】本発明は、磁気へッドの再生信号を一定振
幅に増幅するAGC回路を有する信号再生回路におい
て、前記AGC回路のゲインを保持するとともに前記A
GC回路の入力インピーダンスを切り換える第1の制御
信号と前記AGC回路の応答速度を変える第2の制御信
号とを生成するAGC制御手段と、基準クロック信号に
よりライト時間を計測する計測手段と、この計測手段に
より求めたライト時間に基づいて前記第1の制御信号及
び前記第2の制御信号の切り換え時間を変える切り換え
手段とを備え、前記第1および第2の制御信号により前
記AGC回路の動作を制御するようにしたことを特徴と
する。
【0009】
【0010】また、この信号再生回路を磁気ディスク装
置に用いたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態を示すブロ
ック図である。また、図2は、図1のブロック図におけ
る各信号の波形を示す波形図であって、本実施例では、
本発明の信号再生回路を磁気ディスク装置の信号再生系
に用いた場合を例に挙げて説明する。
【0013】図1を参照すると、磁気ヘッド1から読み
出された再生信号101は、プリアンプ2で増幅され再
生信号102としてAGC回路3に出力される。AGC
回路3は、入力された再生信号102を一定の振幅に増
幅し、再生信号103として復調回路4に出力する。復
調回路4は、入力した再生信号103から元のデータを
復調し、復調信号104として出力する。また、AGC
制御回路5は、ライトゲート信号105と基準クロック
信号106とを入力して、制御信号A107と制御信号
B108とをAGC回路3に出力する。
【0014】次に、図1および図2を参照して本発明の
動作について説明する。
【0015】まず、プリアンプ2は、ライトゲート信号
105によりライト〈書き込み〉とリード〈読み出し〉
の動作が切り替わり、ライト中はプリアンプ2からは再
生信号102が出力されず、ライト時とリード時とで
は、出力波形の直流電圧値に差があるため、図2に示す
ようになる。
【0016】ライト時には、再生信号102がAGC回
路3に入力しないため、AGC回路3はゲインが変わ
り、ライト後のリードでは、再生信号103に応答が生
じることとなる。この場合、従来の信号再生回路では、
AGCの出力信号を一定の振幅にするまでの時間(応答
時間)が長くなるが、この応答時間を低減するため、本
発明の信号再生回路では、AGC制御回路5から送出す
る制御信号A107によってライト前のリード時のゲイ
ンを保持する。これにより、リード時は以前のゲインを
用いるので、AGC回路3の応答時間が早くなる。そし
て、ライトとリードとでは直流電圧値に差があるため、
応答時間にも差を生じるが、この応答時間を早くするた
めにAGC回路3の入力インピーダンスを小さくしてい
る。
【0017】さらに、AGC制御回路5から出力する制
御信号B108によりライト後の一定期間AGCの動作
速度を切り換えることにより応答速度を早くしている。
すなわち、制御信号A107は、ライト中のゲインをラ
イト前と同じゲインに保持すると同時に、AGC回路3
の入力インピーダンスを小さくし、制御信号B108
は、AGCゲインの動作速度の切り換えを行っている。
なお、制御信号A107と制御信号B108は、ライト
ゲート信号105の切り換えの影響を避けるため、ライ
トゲート信号105よりも一定時間遅延されて出力され
る。
【0018】また、AGC回路3は、制御信号A107
によりライト前のゲインを保持しているが、ライト時間
が長くなると、漏れ電流によってゲインが変化してしま
う。このゲインの変化は、ライトの時間が長くなるほど
大きくなるため、制御信号A107と制御信号B108
の切り換え時間の遅延量t1 とt2 とを切り換えること
により、フォーマットの違いによる応答時間を最適化を
行うが、本実施例では、AGC制御回路5ににおいて、
ライトゲート信号105と基準クロック信号106とか
らライト時間を計測し、この計測時間に基づいて制御信
号A107および制御信号B108の切り換え時間の遅
延量t1 とt2 とを切り換えている。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ライト中
にライト前のAGCゲインを保持し、同時にAGC回路
の入力インピーダンスを切り換えるとともに、AGC回
路の動作速度をライト後一定時間の間通常の応答速度よ
り早くし、切り換えのタイミングをライトゲート信号よ
り遅延させ、かつその遅延量をライトする時間によって
切り換えるように構成したため、ライト後のAGCの応
答時間を早めることができるとともに、フォーマットの
違いによりライトする時間が変わった場合でも、応答時
間を早めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の信号波形を示す図である。
【図3】従来の信号再生回路を示すブロック図である。
【図4】図3の信号波形を示す図である。
【符号の説明】
1,11 磁気ヘッド 2,12 プリアンプ 3,13 AGC回路 4,14 復調回路 5 AGC制御回路 15 遅延回路 101,102,103,111,112,113
再生信号 104,114 復調信号 105,115 ライトゲート信号 106 基準クロック信号 107 制御信号A 108 制御信号B 116 遅延ライトゲート信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気へッドの再生信号を一定振幅に増幅
    するAGC回路を有する信号再生回路において、前記A
    GC回路のゲインを保持するとともに前記AGC回路の
    入力インピーダンスを切り換える第1の制御信号と前記
    AGC回路の応答速度を変える第2の制御信号とを生成
    するAGC制御手段と、基準クロック信号によりライト
    時間を計測する計測手段と、この計測手段により求めた
    ライト時間に基づいて前記第1の制御信号及び前記第2
    の制御信号の切り換え時間を変える切り換え手段とを備
    え、前記第1および第2の制御信号により前記AGC回
    路の動作を制御するようにしたことを特徴とする信号再
    生回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の信号再生回路を用いたこ
    とを特徴とする磁気ディスク装置。
JP7302818A 1995-11-21 1995-11-21 信号再生回路およびこれを用いた磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JP2760329B2 (ja)

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JPH09147311A JPH09147311A (ja) 1997-06-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2672699B2 (ja) * 1990-08-28 1997-11-05 株式会社東芝 磁気ディスク装置におけるagc制御装置

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