JP2759561B2 - メガネのための改良されたイヤステム - Google Patents

メガネのための改良されたイヤステム

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JP2759561B2
JP2759561B2 JP2515615A JP51561590A JP2759561B2 JP 2759561 B2 JP2759561 B2 JP 2759561B2 JP 2515615 A JP2515615 A JP 2515615A JP 51561590 A JP51561590 A JP 51561590A JP 2759561 B2 JP2759561 B2 JP 2759561B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は眼鏡に関し、さらに特定的に標準のオルダ
ーソン(Alderson)の頭の大きさから大きくずれていて
も合うように構成されると共に、眼鏡と頭部との間の保
持力を増加させるようにイヤステムのレンズから遠い側
の端部で頭部方向に向けられた力を供給するイヤステム
に関する。
矯正レンズは個々の特有の視力欠陥に合わせて特定的
に巧妙に作られるが、そのレンズを保持するために使用
されるフレームは、典型的に標準サイズで、個人の頭の
特定の輪郭に適合させるように作られていない。サング
ラスのようなフィルタ眼鏡に使用されるレンズもまた、
典型的に在庫のフレームに保持される。すべての個人の
頭にぴったりと合う在庫のフレームを大量生産すること
は事実上不可能であるので、在庫のフレームは標準的な
オルターソンの頭部の形態として当該技術分野で既知で
あるような理想とされる「標準」の大人の頭に適合する
ように構成される。
標準の大人の頭の寸法を決定する際に、大人集団の頭
蓋の寸法の範囲を反映する統計データが集められ、大人
の頭の寸法の正規の変動の統計上の中央値を表わす仮定
の大きさの頭を提供した。これらの標準の寸法は在庫の
フレームの寸法決めをするために使用される。典型的
に、オルダーソンの頭部の形態は在庫のフレームが基礎
にしている解剖学上のモデルを提供する。したがって、
在庫のフレームは特定の個人というよりはむしろ仮定の
「標準」頭部に合うように構成される。
結果として、かかるフレームは個人の頭にきつすぎる
か、または緩すぎる適合になることがしばしばある。き
つく適合するフレームは、局部的な痛みや頭痛の原因と
なり、一方で緩く適合するフレームは眼鏡が頭から落ち
て、フレームまたはレンズに損傷を与えることになるか
もしれない。これはサングラスのような、自動車レース
やスキーのような活動的なスポーツにおいて使用される
防護用眼鏡にとって特に不利益である。付加的に、矯正
レンズが2枚のレンズ間で重量が異なる場合に、不均衡
な重量の分布は、不快の原因となる局部的な圧力点を作
出するかもしれない。
様々な手段が、眼鏡の頭部への固定を改良するために
使われてきた。これらの装置の中には、つるバーの終端
部で耳の後で巻きつくように伝統的なフックを使用する
ものから、着用者の後頭部で眼鏡のつるを結ぶ緩んだ紐
または吊り紐に至る修正が含まれ、それによって眼鏡が
体から完全に離れることを防げるのである。代替的に、
つるを結ぶ弾性的な吊り紐が着用者の頭部に係合し、眼
鏡を所望の位置で固定するために使用されてきた。
眼鏡の着用者の頭部での保持を改良するための先行の
試みにはまた、眼鏡と頭部との間の摩擦を増加させるた
めにつるの自由端に適用されたゴムまたはゴムのような
プラスチックブーツの使用も含まれ、たとえばこれはベ
イツ(Bates)に対する米国特許第3,684,356号に示され
る。しかしながら、ベイツ装置はどこか不体栽に見え、
それゆえに眼鏡の外損を損なう。それに加えて、ベイツ
装置は眼鏡が着用される頭部の幅の範囲による大きさ変
動に備えていない。たとえば、装着者の頭部の頭より幅
広い頭は眼鏡のフレームと耳上のフックとの間のどこで
つるバーの内側表面にしばしば接触する。これはフック
部分が頭部から持上がる原因となり、それによってベイ
ツ装置のようなブーツの利点を無効にしてしまう。
眼鏡の保持を改良するための他の先行の試みは、ネル
ソン(Nelson)特許(米国特許第2,561,402号)に開示
され、それはつるの自由端と頭部との接点での液体チャ
ンバの使用を開示する。ネルソンはつると頭部との間に
圧力を均等に分布させようと努力して液体チャンバを使
用する。ネルソンの液体チャンバは予め定められた配向
でつるに永久的に付着されるので、特定の個人個人のた
めの修正は利用できない。その上、チャンバ内に保持さ
れる液体は眼鏡に望ましくない重量を与え、この装置は
製造の見地から見ると比較的複雑であり、かつ装置の耐
久性は固体プラスチックの代替物ほどよくなさそうであ
る。
前述にもかかわらず、眼鏡と着用者との適合性を改良
して、集団内の頭の大きさのより広いスペクトラム全体
に対して眼鏡の保持を改良する手段を提供する必要性は
残る。フレーム内に保持されたレンズ、または代替物に
レンズのみと関連して使用できる装置に対する必要性も
また存在する。また補足的な支持装置と協働して、眼鏡
の構成を永久的に変えずに使用できる装置への必要性も
存在する。
発明の概要 この発明に従って、眼鏡のため改良されたイヤステム
が開示される。イヤステムはイヤステムのレンズから遠
い側の端部で装着者の端部に向けられた力を創り出し、
レンズから遠い側の端部は装着者の頭部方向に向けられ
た力を犠牲にすることなく広い範囲の頭部の幅に適合で
きる。イヤステムはイヤステムと頭部の側面の前方部分
との接触を最小限にするように構成され、一方広い範囲
の頭部の寸法に対して眼鏡の保持力を維持する。
この発明のイヤステムは、レンズを目の前に位置付け
るフレームに取付けることもできるし、または代替物に
イヤステムはレンズに直接取付けることもできる。その
上、曲線状または実質的に直線状のフレームまたはレン
ズはイヤステムと協働して使用でき、イヤステムのレン
ズから遠い側の端部は輪になっていてもよいし、または
実質的に直線状であってもよい。
そこでこの発明の1つの局面に従って、眼鏡のフレー
ムまたは眼鏡のレンズを着用者の頭部に固定されて、レ
ンズを着用者の視線に位置付けるための眼鏡のイヤステ
ムが提供され、イヤステムは眼鏡のフレームまたはレン
ズと組合わされて、広い範囲の側面位置の上のイヤステ
ムのレンズから遠い側の端部上に装着者の頭部に向けら
れた偏りを維持し、それによって広い範囲の頭部の幅に
合うように適用されてきた。イヤステムは当該技術分野
において周知のように、眼鏡のフレームまたはレンズに
取付けるために適用されるレンズに近い側の端部を有す
る細長いイヤステム本体を含む。レンズから遠い側の端
部は着用者の頭部に沿って延びるために細長いイヤステ
ム本体上で、かつ着用者の耳の部位に設けられる。
イヤステム本体には、さらに拡大部分が設けられ、そ
れはイヤステムと着用者の頭部との間に距離を設けるよ
うにレンズ側端部から離れるにしたがって頭部からはな
れる方向に傾斜し、それによって拡大部分の相当の部分
と頭部との間の接触を妨げる。
収束部分がイヤステム上にさらに設けられ、かつ拡大
部分に対してレンズから離れる側に配置され、そのため
収束部分はイヤステムと着用者の頭部との間の距離を減
少させるようにレンズ側端部から離れるにしたがって頭
部に向かって傾斜する。
拡大部分のレンズから遠い側の端部は着用者の頭部か
ら最も距離をおいて設けられ、かつ拡大部分のレンズか
ら遠い側の端部はイヤステム上の過渡部分によって収束
部分のレンズに近い側の端部に接続される。過渡部分は
好ましくは拡大部分と収束部分との間の角度を有する接
続部であるが、しかしながら、過渡部分もまた軸方向の
長さが与えられ、それは着用者の頭部に沿って、かつ着
用者の頭部からはなれて距離をおいてレンズ側端部から
離れる方向に延びる。
保持部分は収束部分のレンズから遠い側の端部からレ
ンズ側端部から離れる方向のイヤステム上に設けられ
る。保持部分は着用者の頭部に沿って、かつ実質的に頭
部と接触して延び、眼鏡の保持力を着用者の頭部に対向
して装着者の頭部方向に伝える。
好ましくは、保持部分はエラストマトラクション装置
(摩擦係数を増大させる部材)または他の摩擦増大構造
もしくは表面構造を使用して、眼鏡と頭部との間の静止
摩擦係数をさらに高めるように達成される。
この発明の構成によって、イヤステムと着用者の前方
つるとの間の接触のためにレンズから遠い側の端部で装
着者の頭部に方向付けられた力を失うことなく、広い範
囲の後頭部の幅に備える。
図面の簡単な説明 図1はこの発明のイヤステムを具体化する眼鏡の斜視
図である。
図2は眼鏡のフレームに旋回的に固定されたこの発明
のイヤステムの実施例の底面図である。
図3はエラストマトラクション装置の組込みを示すこ
の発明の実施例の側面図である。
図4は上部レンズフレームに固定されたこの発明のイ
ヤステムの正面図である。
好ましい実施例の詳細な説明 本件の出願において使用されるように、「眼鏡」は視
力における欠陥のための矯正レンズ、または電子スペク
トルの一部を吸収して、または遮って目に物理的な遮蔽
を与え、または防御または視力を助ける目的のために他
の物理的または光学的な機能を有するフィルタのような
特別の目的のためのレンズを含む光学装置を包含するこ
とを意図した一般的な言葉である。
図1を参照して、眼鏡10はこの発明に従って、レンズ
50を目の前に位置付けるようにフレーム40に付着された
イヤステム20を組込んで開示される。イヤステム20はフ
レーム40から、かつ着用者の耳の上をレンズ側端部から
離れる方向に延びて、眼鏡10を頭部に対して所望の位置
に保持する。図1に示されるように、イヤステム20はト
ラクション装置60を含むことがあり、これは1989年11月
に出願された、改良されたエラストマトラクション装置
(IMPROVED ELASTOMERIC TRACTION DEVICE)のため
の私の同時係属中の特許出願に説明されたとおりであ
り、援用によりここに引用する。
図2を参照して、この発明のイヤステム20は底面図で
示される。各イヤステム20はフレーム40からフレーム側
端部から離れる方向に延びてレンズから遠い側の端部30
で終結する。イヤステム20はフレーム40に付着して示さ
れるが、イヤステム20はレンズ50に直接付着することも
できる。好ましくは、イヤステム20はフレーム40または
レンズ50に蝶番で動くように付着され、かつ最も好まし
くは当該技術分野において周知のように蝶番で動きかつ
取外せるように付着される。
典型的な蝶番で動く接続において、フレーム40または
レンズ50は突出しているフランジ44を介して延びる蝶番
孔42を含む。イヤステム20は1対の平行な孔のあいたフ
ランジ32a、32bを含み、これははその間にフレーム40ま
たはレンズ50のフランジ44を受入れるように距離をおい
て設けられる。イヤステム20の孔はフレーム40またはレ
ンズ50の孔と整列され、ピンはイヤステム20に対するフ
レーム40の回転を許容し、それによって蝶番としての接
続を可能にするように挿入される。典型的な容易に取外
し可能な蝶番において、孔42は一体ピン(図示されてい
ない)によって取って変わられ、この一体ピンは孔42と
同じ軸に沿って反対の方向にフランジ44から離れる方向
に延びる。フランジ44は変形によって反対のフランジ32
aおよび32bの間に挿入され、かつ一体ピンはフランジ32
aおよびフランジ32bの孔の中に折れる。
図2に示されるように、イヤステム20は拡大部分22、
過渡部分24、収束部分26および保持部分28を含む。好ま
しくは、拡大部分22は反対側のイヤステム20から離れた
フレーム40との蝶番の接続部から延びる。つまりイヤス
テム20間の増大する横方向の距離を規定する。図2に示
されるように、曲線状の単一レンズ50またはフレーム40
と協働して使用されるとき、拡大部分22は実質的にフレ
ーム40の孤に沿って、またはフレーム40から半径方向に
外方向に延びることが可能である。しかしながら実質的
に直線または直線状のフレームと接続して使用されると
きは、拡大部分22は反対側のイヤステム20から離れる方
向に延びるようにそれとともに鈍角を形成する。好まし
くは、拡大部分22はフレーム40またはレンズ50と十分な
角度を規定して、ほとんどの人の両こめかみ間の前方部
分の幅を十分カバーするような距離を規定する。
図2を参照して、拡大部分22は過渡部分25で終結す
る。過渡部分24は拡大部分22と収束部分26との交差部分
を表わす。好ましくは、過渡部分24はイヤステム20間の
最大横方向の距離を表わし、かつ結果として、過渡部分
24は着用者の頭部から離れて距離をおいて設けられる。
図2に例示された実施例において、過渡部分24はイヤス
テムの方向に単に屈曲しているので、イヤステムはフレ
ーム側端部から離れる方向に着用者の頭部に向かってあ
る角度に曲がる。代替的に、過渡部分24は細長い軸寸法
を有し、フレーム側端部がから離れる方向にイヤステム
の全長分だけ延びることが可能である。
収束部分26は過渡部分24で始まり、減少した頭部方向
の距離を規定するように反対側のイヤステム20の方向へ
傾斜する。好ましくは、収束部分26の終結点での横方向
の距離は、統計的に中間値で表わされる大人の装着者の
頭部の大きさの実際の幅と実質的に等しい。
収束部分26は支持部分28で終結し、典型的にはイヤス
テムの全長の4分の1と4分の3との間の地点で、かつ
好ましくはそのレンズに近い側の端部からイヤステムの
全長の約4分の1と2分の1との間である。支持部分28
はフレーム側端部から離れる方向に延びてイヤステム20
のレンズから遠い側の端部30で終結する。図1ないし図
3に示されるように、レンズから遠い側の端部30は垂直
の平面において実質的に直線状の構成を有するように示
され、レンズから遠い側の端部は眼鏡の技術分野で周知
のように、フックまたはループを規定するように構成す
ることが可能である。
支持部分28は図2に例示されるように水平の平面上に
フレーム側端部から離れる方向にわずかに収束してもよ
いし、または代替的に反対側のイヤステム20に実質的に
平行に延びてもよい。支持部分28は実質的に平行な構成
で使用できるが、支持部分28は収束部分26からレンズか
ら遠い側の端部30へ延びるにつれてわずかに収束するこ
とが好ましい。付加的に、イヤステム20は反対側のイヤ
ステムの方向に固有の偏りを示すように製造される。こ
の偏りは固有の弾性を示す様々な種類の周知のポリマの
いずれかからイヤステム20を形成することによって達成
できる。好ましくは、イヤステム20は様々な周知の熱可
塑性材料のいずれかから一体に形成される。代替的にイ
ヤステム20は固有の偏りを少なくした状態で製造される
ことがある。これらのイヤステムは、ばねバイアスと協
働してフレーム40またはレンズ50に接続され、ばねバイ
アスはイヤステム20をお互いの方向に向ける。ばねバイ
アスは蝶番でばね部材または蝶番内で弾性材料を使用す
ることによって達成され、蝶番はイヤステム20のレンズ
から遠い側の端部30をお互いの方向へ向ける。
拡大部分および収束部分の各々は、図2において実質
的に直線状であるとして示され、過腹部分として識別さ
れてきた鈍角によって分離さる。しかしながら、拡大部
分22、収束部分26および過渡部分24もまた実質的に一定
のまたは変化する半径の連続孤を形成し、さらにこの発
明の利点を得るように構成することが可能である。さら
に、拡大部分22および収束部分26は過渡部分24で出会う
ように例示されているが、過渡部分24もまたフレーム側
端部から離れる方向に軸状に細長い構成としてもよい。
この実施例において、拡大部分22は拡大部分22と過渡部
分24との接合点で第1の角をなし、過渡部分24は過渡部
分24と収束部分26の接合点で第2の角をなす。
好ましくは、保持部分28は上に引用した私の同時係属
中の出願に説明されるように、エラストマトラクション
装置60を使用するように構成する。トラクション装置60
はイヤステム20のレンズから遠い側の端部30の近くでイ
ヤステム20の収束部分26から離れて配置される。好まし
くは、支持部分28はレンズから遠い側の端部30の近くの
肩部(図示されていない)を含む。肩部はエラストマト
ラクション装置60と係合するような大きさにされ、トラ
クション装置60のフレーム側端部から離れる方向の軸上
の移動を妨げる。トラクション装置60は外部表面を提供
し、外部表面は眼鏡と頭部との間の静止摩擦係数を増加
させることによって頭部に対する眼鏡の保持を高める。
トラクション装置のための好ましい材料はクロトンジー
(KROTON G)で、シェル・オイル・カンパニー(Shell
Oil Company)によって製造される。
図3に示されるように、イヤステム20はフレーム40ま
たはレンズ50からフレーム側端部から離れる方向に水平
に延びる。図示されていないが、イヤステム20はフレー
ム側端部から離れる方向に延びるにつれて上方向へ曲が
る即ち垂直方向へずれるように構成してもよい。しかし
ながら、好ましい構成においてイヤステム20は例示され
ているようにフレーム40から実質的に水平に延びる。
図4を参照して、フレーム40およびイヤステム20の正
面図が蝶番およびレンズ50に対する過渡部分24での横御
方向の相対的位置関係を例示する。図4はフレーム40に
よって規定される横方向の距離に対して過渡部分24によ
って規定される横方向の距離を例示する。軸Tは過渡部
分24でイヤステム20によって規定される側面の最大の大
きさを表わし、軸Hはイヤステム20のフレーム40への接
続部の側面位置を表わす。図4に示されるように、T軸
は軸Hの外側に配置されるので、イヤステム20はフレー
ム40および着用者の頭部より広い横方向の距離を規定す
る。
したがって、この発明の改良されたイヤステムを実現
する眼鏡は、そのレンズから遠い側の端部で伝統的なイ
アフックを設けられたイヤステムを有する先行技術の眼
鏡と比較していくつかの利点を生じる。たとえば、特に
大きい頭部の寸法に関しては、先行技術のイヤステムの
場合蝶番点からレンズから遠い側の端部までの長さによ
って、ある最大の頭部の寸法までは眼鏡を気持ちよくし
っかりと適合させることが可能である。しかしながら、
それを越えるとイアフックは眼鏡を着用するのに痛みを
伴う、または全く着用が不可能になるという問題が生じ
る。この発明の改良されたイヤステムは、レンズから遠
い側の端部フックのないイヤステムを有す眼鏡の製造を
可能にし、そのため眼鏡は顔の前方から耳まで広い直線
状の寸法を有する個人個人に対して不快感なしに気持ち
よく着用できるようになる。
イヤステム上の伝統的なフックは、イヤステムのフレ
ーム側端部から離れる方向の部分上での装着者の頭部の
方向に向けられた力を持つこの発明に伴う装備によって
取り除くことが可能になる。この発明のイヤステムの構
成はまた、この発明に従うイヤステムを実現する眼鏡を
様々な頭部の幅に気持ちよくかつしっかりと適合させる
ようにする。伝統的なイヤステムは蝶番点からレンズか
ら遠い側の端部へ実質的に直線状の型式で延びる。かか
るイヤステムを有する眼鏡が統計的に中央値で表わされ
る寸法より実質的に広い頭部上に配置されると、伝統的
なイヤステムは蝶番点のすぐ隣すなわち、蝶番点のフレ
ームの反対側の頭部に接触するようになり、その結果イ
ヤステムのレンズから遠い側の端部は着用者の頭部から
離れて頭部に対して外側に配置されるようになり、この
態様において、イヤステムのレンズから遠い側の端部は
イヤステムを頭部に保持するための装着者の頭部に方向
付けられた力をもはや提供しない。
この発明のイヤステムの設計に従って、フレーム側端
部から離れる方向に離れる方向に傾く拡大部分は、レン
ズから遠い側の端部方向へ逆に傾くイヤステム上の収束
部分と結合して、イヤステムのレンズに近い側の端部部
分を着用者の頭部から十分離して設けるので、イヤステ
ムが統計的に中央値で表わされるより、広い頭部上に配
置されると、装着者の頭部側に向けられた(放射状に内
向きに方向付けられた)力は着用者の頭部に対向してイ
ヤステムのレンズから遠い側の端部で依然として及ぼさ
れる。したがって、イヤステムのレンズから遠い側の端
部の間の横方向の距離は、図2に示されるように、先行
技術より広い範囲で変化することが可能であると共にイ
ヤステムのフレーム側端部から離れた部分において装着
者の頭部に方向づけられた力を維持し、かつそのさらに
レンズの近い側の端部部分上にはそのような力を与えな
い。
この発明は好ましい実施例に関連して詳細に説明され
てきたが、それらは例にすぎず、この発明はそれに制限
されるものではない。他の変形または修正が以下の請求
の範囲によって規定されるこの発明の範囲内で容易に行
なわれることは当業者によって簡単に理解されるであろ
う。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−111158(JP,U) 米国特許1338880(US,A) 米国特許265916(US,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装着者の頭部に沿って凸状になった弓形の
    レンズ付フレームと、および1対のイヤステムを含む眼
    鏡であって、前記イヤステムの各々は、 前記眼鏡フレームに接続するための蝶番を一方端側に有
    する長手のイヤステム本体を含み、前記イヤステム本体
    は、 前記蝶番から始まり、前記装着者の頭部から離れる方向
    に傾く拡大部分と、 前記拡大部分の反対側に設けられた収束部分とを含み、
    前記収束部分は、前記装着者の頭部側に曲げられてお
    り、 前記収束部分と前記拡大部分とを接続する遷移部分と、 前記収束部分の前記拡大部分に対して反対側に延在して
    設けられた保持部分を含み、前記保持部分は前記装着者
    の頭部と接触するよう設けられ、 前記弓状のフレームは前記弓状のフレームの中央部に頂
    部を有し、前記蝶番は前記弓形のフレームの頂部より前
    記遷移部分の近くに設けられている、眼鏡。
  2. 【請求項2】フレームとレンズとを含む眼鏡のイヤステ
    ムであって、 イヤステムは前記レンズから遠い側の第2端部で前記眼
    鏡の装着者に向かう力を供給するとともに、イヤステム
    の前記レンズ側の第1端部と装着者の頭部との間の接触
    を妨げるように構成され、前記イヤステムは、 イヤステムの前記レンズ側の端部に設けられた拡大部分
    と、 前記拡大部分に隣接して設けられた、頭部との接触を妨
    げるのに十分な間隔を保持する過渡部分と、 前記過渡部分の前記レンズと反対側に設けられた収束部
    分と前記収束部分の前記過渡部分の反対側に設けられた
    保持部分とを有し、前記保持部分は頭部の側面と接触し
    て装着者に向かう力を供給し、前記収束部分と保持部分
    との接続部は前記イヤステムの第2端部からその全長の
    およそ半分を越えない点にある、イヤステム。
  3. 【請求項3】前記保持部分は保持部分の前記第2端部近
    くに肩部を有し前記肩部は、エストラマトラクション装
    置に係合してトラクション装置のイヤステムの長手方向
    における移動を妨げ、前記装着者の頭部に方向づけられ
    た偏りとともに前記トラクション装置は、着用者の頭部
    上に眼鏡フレームまたは眼鏡レンズの保持を高めるよう
    に作用する、請求項2に記載のイヤステム。
  4. 【請求項4】前記収束部分と拡大部分との各々は、実質
    的に直線上である、請求項2に記載の眼鏡のイヤステ
    ム。
  5. 【請求項5】前記第1端部に蝶番をさらに含み、前記拡
    大部分の前記第1端部は蝶番である、請求項2に記載の
    眼鏡のイヤステム。
  6. 【請求項6】前記イヤステムは熱可塑性材料を含む、請
    求項2に記載の眼鏡のイヤステム。
  7. 【請求項7】前記イヤステムは単一部品として一体に形
    成される、請求項6に記載の眼鏡のイヤステム。
  8. 【請求項8】ある範囲の頭部幅に対応するように構成さ
    れる単一の弓状の上部フレームと組合されるイヤステム
    であって、前記イヤステムは前記上部フレームと接続さ
    れる第1端部と、前記第1端部と反対側の第2端部とを
    有し、イヤステムの前記第2端部で眼鏡の装着者側に対
    向づけられる力を与えながら、イヤステムの前記第1端
    部と頭部との間の接触を最小限にする2つのイヤステム
    を備える眼鏡であって、前記イヤステムの各々は、 イヤステムの前記第1端部に設けられた蝶番と、 イヤステムの前記第1端部から前記蝶番に対して反対方
    向に延びる拡大部分と、 前記拡大部分に対して反対側に隣接して設けられた、イ
    ヤステム上の過渡部分とを備え、前記過渡部分は前記過
    渡部分と頭部との距離を増加させ、前記イヤステムの各
    々はさらに、 前記過渡部分に対して前記第2端部側に設けられた収束
    部分と、 収束部分に対し前記第2端部側に配置される、イヤステ
    ム上の保持部分とを備え、前記保持部分は頭部と接触し
    て頭部側に方向づけられる力を与えるよう配置され、収
    束部分と保持部分との接続部は、イヤステムの前記第1
    端部からの全長の約4分の1から約2分の1までの範囲
    内の点にあり、前記イヤステムの各々の拡大部分は弓状
    のフレームによって定義される孤に沿って実質的に延び
    る、眼鏡。
  9. 【請求項9】各イヤステム上の拡大部分は実質的に直線
    上である、請求項8に記載の眼鏡。
  10. 【請求項10】各イヤステム上の収束部分は実質的に直
    線状である、請求項8に記載の眼鏡。
  11. 【請求項11】前記弓状の上部フレームに取付けられる
    単一の眼鏡レンズをさらに含む、請求項8に記載の眼
    鏡。
  12. 【請求項12】各イヤステム上の保持部分は実質的に直
    線状である、請求項8に記載の眼鏡。
  13. 【請求項13】ある範囲の頭部幅に対応するよう構成さ
    れる単一の弓状の上部フレームと組合されるイヤステム
    であって、前記イヤステムは前記上部フレームと接続さ
    れる第1端部と、前記第1端部と反対側の第2端部とを
    有し、イヤステムの前記第2端部で眼鏡の装着者側に方
    向づけられる力を与えながら、イヤステムの前記第1端
    部と頭部との間の接触を最小限にする2つのイヤステム
    を備える眼鏡であって、前記イヤステムの各々は眼鏡の
    着用者の頭部と離れた位置にある第1の側部と、その反
    対側にある第2の側部を有し、前記イヤステムの各々は
    前記フレームに取付けられ、前記イヤステムの各々は、 イヤステムの前記第1端部に設けられた蝶番と、 イヤステムの前記第1端部から前記蝶番に対して反対方
    向に延びる拡大部分と、 前記拡大部分に対して反対方向に隣接して設けられた、
    イヤステム上の過渡部分とを備え、前記過渡部分は前記
    過渡部分と頭部との間の距離を増大させ、前記イヤステ
    ムの各々はさらに、 前記過渡部分に対して前記第2端部側に設けられた収束
    部分と、 前記収束部分に対し前記第2端部側に配置される、イヤ
    ステム上の保持部分とを備え、前記保持部分は頭部の側
    部と接触して頭部側に方向づけられる力を与えるよう配
    置され、前記収束部分と前記保持部分との接続部は、イ
    ヤステムの前記第1端部からの全長の約4分の1から約
    2分の1までの範囲内の点にあり、前記収束部分と前記
    保持部分との接続部は前記第1の側部で鈍角を形成す
    る、眼鏡。
  14. 【請求項14】前記イヤステムの各々の拡大部分は弓状
    のフレームによって定義される孤に沿って実質的に延び
    る、請求項13に記載の眼鏡。
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