JP2758312B2 - 作業車 - Google Patents

作業車

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JP2758312B2 JP4138415A JP13841592A JP2758312B2 JP 2758312 B2 JP2758312 B2 JP 2758312B2 JP 4138415 A JP4138415 A JP 4138415A JP 13841592 A JP13841592 A JP 13841592A JP 2758312 B2 JP2758312 B2 JP 2758312B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右一対の走行装置が
走行機体に備えられ、左右一対の走行装置の接地部位を
走行機体に対して各別に昇降操作する昇降駆動手段と、
走行機体の水平基準面に対する左右傾斜角を検出する傾
斜角検出手段と、傾斜角検出手段の情報に基づいて、走
行機体の左右傾斜角を設定傾斜角に維持するように昇降
駆動手段を作動させる制御手段とが設けられ、制御手段
が、左右一対の走行装置それぞれの接地部位を走行機体
側に接近させるように昇降駆動手段を作動させる下限基
準モードと、左右一対の走行装置それぞれの接地部位を
走行機体から離間するように昇降駆動手段を作動させる
上限基準モードとに切り換え自在に構成されている作業
車に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の作業車は、走行機体が作業行程
を走行する作業状態にある場合には、直線か又は比較的
直線に近い曲線の走行経路に沿って低速で走行される場
合が多く、一方、非作業状態にある場合には、次の作業
行程への移動のために、旋回走行や高速走行される場合
が多い。又、制御手段は、走行機体の安定性や走行性能
における利点などに鑑みて、通常は下限基準モードにお
いて使用される場合が多い。
【0003】このため、従来のこの種の作業車における
制御手段は、作業状態において下限基準モードが選択さ
れている場合には、作業車が非作業状態にある場合にお
いても、下限基準モードで制御されるように構成されて
いた(例えば、特願平3−92503号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、例えば湿田など、地面が比較的軟弱で
走行装置の接地部位が地中に沈み込みやすい状態にある
場合において、下限基準モードで制御されている作業車
を旋回走行や高速走行させると、走行機体の下部(例え
ば、走行機体を構成するフレームなど)が泥や土、障害
物などを抱え込むことが有り、旋回性能や走行速度など
の走行性能が悪化する不都合があった。本発明は、上記
従来欠点を解消する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による作業車の特
徴構成は、走行機体が作業行程を走行する作業状態にあ
るか非作業状態にあるかを検出する作業状態検出手段が
設けられ、制御手段が、作業状態検出手段にて作業状態
にあることが検出されるに伴って下限基準モードに切り
換えられ、且つ、作業状態検出手段にて非作業状態にあ
ることが検出されるに伴って上限基準モードに切り換え
られるように構成されている点にある。
【0006】
【作用】本発明の特徴構成によれば、作業状態検出手段
にて作業状態にあることが検出されているときは、制御
手段が下限基準モードに切り換えられ、非作業状態にあ
ることが検出されるに伴って制御手段が上限基準モード
に切り換えられるように構成されているから、制御手段
下限基準モードにて制御を行っている状態において、
走行機体が作業行程を走行する一方、制御手段が上限基
準モードにて制御を行っている状態において、走行機体
を旋回走行や高速走行させることができる。
【0007】
【発明の効果】本発明の特徴構成によれば、制御手段が
下限基準モードにて制御を行っている状態で走行機体を
作業行程に沿って安定走行させることができる一方、制
御手段が上限基準モードにて制御を行っている状態にお
いて走行機体を旋回走行や高速走行させることができる
から、走行機体の下部に土や泥、障害物などを抱え込ん
で、旋回性能や走行速度などの走行性能が悪化する不都
合を解消しながら、上限基準モードと下限基準モードの
自動切換によって、例えば作業者が手動でモード切換操
作するのに比べて容易且つ適切な操作を実現することが
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図12に示すように、引起し装置1、引起し装置
1で引起された穀稈を刈取る刈取装置2、刈取穀稈を後
方脱穀装置3に向けて搬送する搬送装置4を備えた刈取
前処理装置5を、左右一対のクローラ走行装置6を備え
た走行機体7に横支軸X周りで昇降シリンダ8によって
上下揺動自在に取付けた、作業車の一例としてコンバイ
ンを構成してある。
【0009】次に、左右クローラ走行装置6の走行機体
7への取付構造を説明する。図3及び図4に示すよう
に、走行機体7を構成する前後向き姿勢の主フレーム9
の下方に横向きフレーム10を連結し、この横向きフレ
ーム10で左右のトラックフレーム11を連結固定して
いる。このトラックフレーム11の夫々前後端には駆動
スプロケット12とテンションスプロケット13が取付
固定されている。前記トラックフレーム11は下向き開
放のチャンネル形状に形成され、その開放空間内に複数
個の遊転輪体14を枢支した前後一対の可動フレーム1
5A,15Bを相対上下動可能に装着してある。前記遊
転輪体14群の中間位置には前記トラックフレーム11
に上下揺動可能に大径遊転輪体16が支承されている。
前記前後可動フレーム15A,15Bには、夫々、トラ
ックフレーム11に上下揺動可能に枢支された前後ベル
クランク17A,17Bの一端が取付けられると共に、
前記前後ベルクランク17A,17Bが連結ロッド18
で連結され、かつ、後ベルクランク17Bの他端にはロ
ーリング用昇降シリンダ19が連結されて、もって、前
後可動フレーム15A,15Bが同一方向に同量だけ昇
降され、クローラ走行装置6の接地部位を走行機体7に
各別に昇降できるように構成してある。ここに、ローリ
ング用昇降シリンダ19を、前記クローラ走行装置6の
接地部位を走行機体7に対して昇降駆動する昇降駆動手
段の1例とする。
【0010】そして、図3に示すように、ベルクラン
17Bの両揺動端位置にリミットスイッチ20,22
を設け、後ベルクランク17Bひいてはローリング用昇
降シリンダ19が可動ストローク端に至ったかどうかを
検出する。つまり、走行機体7に対して走行装置6が最
も離間した位置に位置する状態を検出するリミットスイ
ッチを上限リミットスイッチ20、最も近接した位置に
位置する状態を検出するリミットスイッチを下限リミッ
トスイッチ22と称する。これらリミットスイッチ2
0,22による検出結果を、図1に示すように、制御装
置21に入力し、制御バルブ29付ローリング用昇降シ
リンダ19を作動させて走行装置6の対走行機体7高さ
を決定する。
【0011】制御装置21には、走行機体7の水平基準
面に対する左右傾斜角を検出する傾斜角検出手段として
の重力式傾斜センサー23と、図1及び図2に示す、傾
斜設定器28とが接続され、もって、重力式傾斜センサ
ー23の情報に基づいて、走行機体7の左右傾斜角を設
定傾斜角に維持するようにローリング用昇降シリンダ1
9を作動させる制御手段101が構成されている。制御
手段101は、重力式傾斜センサー23の情報と傾斜設
定器28の設定値との差異(すなわち偏角)を無くす方
向にローリング用昇降シリンダ19を作動させることに
よって、走行機体7の左右傾斜角を設定傾斜角に維持す
るように構成されているのであるが、この場合に、左右
一対のクローラ走行装置6それぞれの接地部位を走行機
体7側に接近させるようにローリング用昇降シリンダ1
9を作動させる下限基準モードと、左右一対のクローラ
走行装置6それぞれの接地部位を走行機体7から離間す
るようにローリング用昇降シリンダ19を作動させる上
限基準モードとの、2種類のモードが用意されている。
すなわち、上限基準モードにおいて制御手段101は、
一方のクローラ走行装置6の接地部位を最も下降した位
置へ移動させるべく、且つ、他方のクローラ走行装置6
の接地部位を前記偏角を無くす方向に移動させるべくロ
ーリング用昇降シリンダ19を作動させ、一方、下限基
準モードにおいて制御手段101は、一方のクローラ走
行装置6の接地部位を最も上昇した位置へ移動させるべ
く、且つ、他方のクローラ走行装置6の接地部位を前記
偏角を無くす方向に移動させるべくローリング用昇降シ
リンダ19を作動させるように構成されている。従っ
て、例えば、上限基準モードにおいて走行機体7を右に
傾ける場合には、先ず左のクローラ走行装置6を上限リ
ミット位置に向けて作動させ、上限リミットスイッチ2
0が作動してもまだ前記偏角が“0”にならない場合に
は、右のクローラ走行装置6を下限リミット位置に向け
て作動させ、左右傾斜角を設定傾斜角に調節する。走行
機体7を左に傾ける場合には、上記の場合と左右の関係
を逆にした操作を行えば良い。又、下限基準モードにお
いては、上記の場合と上下の関係を逆にした操作を行え
ば良い。
【0012】この上限基準モードと下限基準モードと
は、図1及び図2に示す、制御装置21に接続された上
下限基準モード切換スイッチ25によって選択されるよ
うに構成されている。制御手段101は、上下限基準モ
ード切換スイッチ25によって選択されているモードに
従って、上述の制御を行う。
【0013】ところで、制御装置21には、図1に示す
ように、走行機体7が作業行程を走行する作業状態にあ
るか非作業状態にあるかを検出する作業状態検出手段と
しての株元センサー37が接続されている。株元センサ
ー37は、前記搬送装置4に取り付けられたリミットス
イッチ(図示はしない)によって構成され、搬送経路上
を移動する刈取穀稈によってリミットスイッチが作動さ
れることにより、刈取穀稈が搬送中であることが検出で
きるように構成されている。すなわち、本実施例におい
て作業状態とは、走行機体7が穀稈が植立されている部
分を走行することによって前記刈取装置2が穀稈を刈り
取り、且つ、搬送装置4が刈取穀稈を後方脱穀装置3に
向けて搬送している状態を示し、一方、非作業状態と
は、走行機体7が穀稈が植立されていない部分を走行し
ていることを示す。
【0014】そして、制御手段101は、上下限基準モ
ード切換スイッチ25に下限基準モードが選択されてい
る場合に、株元センサー37にて作業状態にあることが
検出されるに伴って下限基準モードに切り換えられ、且
つ、作業状態検出手段にて非作業状態にあることが検出
されるに伴って上限基準モードに切り換えられるように
構成されている。すなわち、上下限基準モード切換スイ
ッチ25に下限基準モードが選択されている状態におい
て、走行機体7が穀稈が植立されている部分を走行して
いる場合には、制御手段101は下限基準モードで制御
を行い、走行機体7が穀稈が植立されていない部分を走
行している場合には、制御手段101は上限基準モード
で制御を行うように構成されている。尚、上下限基準モ
ード切換スイッチ25に上限基準モードが選択されてい
る場合には、制御手段101は、作業状態においても上
限基準モードで制御を行うように構成されている。
【0015】更に、制御装置21には、図1に示すよう
に、走行機体7の地面に対する高さを検出する車高検出
手段としての前車高センサー36A及び後車高センサー
36Bが接続され、制御手段101は、下限基準モード
において、前車高センサー36A又は後車高センサー3
6Bにて検出される前記高さが所定の高さ以下になる場
合には、走行機体7を機体持ち上げ側に移動操作するよ
うに構成されている。すなわち、制御手段101は、制
御装置21内に構成されている自動切換手段102によ
って、下限基準モードにおいて車高が所定の高さ以下に
なる場合には自動的に上限基準モードに切り換えられ、
車高が所定の高さ以上に復帰した場合には自動的に下限
基準モードに切り換えられるように構成されている。
【0016】前車高センサー36A及び後車高センサー
36Bは、図13に示すように、ポテンシオメータ36
aとセンシングバー36bとが備えられており、センシ
ングバー36bが地面に接当して揺動されることによっ
てポテンシオメータ36aが操作され、ポテンシオメー
タ36aの抵抗値が設定範囲を逸脱することによって、
走行機体7の地面に対する高さが所定の高さ以下になっ
たことが検出されるように構成されている。尚、前車高
センサー36A及び後車高センサー36Bは、図12に
示すように、走行機体7の機体前後方向にわたる夫々の
位置に備えられている。
【0017】尚、前記刈取前処理装置5の走行機体7へ
の枢支横支軸X部位にはボリューム式の昇降検出センサ
24が設けられ、刈取前処理装置5の走行機体7に対す
る昇降量を検出すべく構成されると共に、引起し枠近く
に設けられた超音波式の対地高さセンサ33からの検出
値に基づいて刈取前処理装置5の対地高さ (穀稈に対す
る刈取高さ) を、刈高さ設定器35による設定範囲に維
持するように制御バルブ30付昇降シリンダ8によって
刈高さ制御が可能である。
【0018】以上の構成から、前記クローラ走行装置6
の昇降制御について、図5ないし図11のフローチャー
ト図を参考に説明する。前記ローリング用昇降シリンダ
19には可動ストローク端に上下限リミットスイッチ2
0,22が設けられ、この上下限リミットスイッチ2
0,22が両方ともに作動した場合にはこのリミット位
置で決まる傾斜角より大きくはとれないので、傾斜角警
報ランプ34を作動させる。まず、制御フローは、図5
に示すように、前記傾斜角警報ランプ34が点灯してい
ないことを確認し、前記傾斜角設定器28による設定傾
斜角(設定角度)と重力式傾斜センサ23による検出角
度とによって偏角 (設定角度と現状の検出角度との差で
あって、+の場合には走行 機体を右に傾けることによ
って、差をゼロにできる。−の場合には走行機体を左に
傾ける。) を算出する(ステップIa)。次に、上下限
基準モード切換スイッチ25を調べ、上限基準モードが
選択されている場合には「モード指定」フラッグを「上
限」に、下限基準モードが選択されている場合には「モ
ード指定」フラッグを「下限」に設定する。ただし、下
限基準モードが選択されている場合において、株元セン
サー37がOFFになっている場合は、「モード指定」
フラッグを「上限」に設定する(ステップIb)。次
に、図6に示すように、前車高センサー36A、及び、
後車高センサー36Bを検査し、両方、又は、どちらか
一方のセンサーがONの場合には、「モード指定」フラ
ッグを上限基準モードに設定する。両方ともがOFFの
場合には、「モード指定」フラッグは、既に設定されて
いるどちらかのモードのままである(ステップIc)。
そして、偏角の(+),(−)によって走行機体7を右
に傾けるか左に傾けるかを判断し、「モード指定」フラ
ッグの設定に従って、クローラ走行装置6の昇降制御を
行う(ステップId)。
【0019】以下、偏角が(+)の場合における、クロ
ーラ走行装置6の昇降制御を詳述する。まず、上下限何
れの基準モードであるか判断して、上限基準モードが選
択されたとすると、走行機体7を右に傾ける必要がある
ので、図7に示すように、左上限リミットスイッチ20
が作動していない場合は左ローリング用昇降シリンダ1
9を伸長作動させる。そして、左の走行装置6が走行機
体7から最も下降した位置にセットされたならば (つま
り左上限リミットスイッチ20が作動)、他方の走行装
置6を設定角度になるように昇降作動させる。この場合
に右上限リミットスイッチ20が作動している場合には
右ローリング用昇降シリンダ19を収縮させる。この右
ローリング用昇降シリンダ19の作動によって偏角がゼ
ロになる前に右下限リミットスイッチ22が作動する
と、左上限リミットスイッチ20も作動しているので、
これ以上の傾斜角はとれず、傾斜角警報ランプ34を点
灯させる。以上のように、左右ローリング用昇降シリン
ダ19,19を作動させることによって、偏角をゼロに
すべく上記フローにそって繰返し作動を行わせる(例え
ば制御頻度は10msに1回である)。
【0020】次に、下限基準モードの場合には、図8に
示すように、車高を低く設定するために、右下限リミッ
トスイッチ22が作動していない場合は右ローリング用
昇降シリンダ19を収縮させる。そして、右の走行装置
6が走行機体7に対して最も上昇した位置にセットされ
たならば(つまり、右下限リミットスイッチ22が作
動)、左の走行装置6を設定角度になるように昇降作動
させる。この場合に左下限リミットスイッチ22が作動
している場合には左ローリング用昇降シリンダ19を
させる。この左ローリング用昇降シリンダ19の作動
によって偏角がゼロになる前に左上限リミットスイッチ
20が作動すると、右下限リミットスイッチ22も作動
しているので、これ以上の傾斜角はとれず、傾斜角警報
ランプ34を点灯させる。以上のように、左右ローリン
グ用昇降シリンダ19,19を作動させることによっ
て、偏角をゼロにする(ステップII)。
【0021】設定角度が(−)の場合には、図10及び
図11に示すように、走行機体7を左に傾けるべく制御
対象シリンダ19を選択し、作動手順は設定角度(+)
の場合と同様に進めて行けばよい(ステップIII )。
【0022】偏角がゼロ(設定角度と同一)になった場
合には、図9に示すように、上限基準モードの場合に、
左右のローリング用昇降シリンダ19,19を伸長作動
させて左右何れかの上限リミットスイッチ20,20が
作動すれば停止させ、走行機体7の車高を高く設定す
る。又、下限基準モードの場合には、左右のローリング
用昇降シリンダ19,19を収縮作動させ下限リミット
スイッチ22,22が作動した状態で作動停止させ、走
行機体7の車高を低く設定する(ステップIV)。
【0023】〔別実施例〕上述の実施例において、走行
機体7が作業行程を走行する作業状態にあるか非作業状
態にあるかを検出する作業状態検出手段には、搬送装置
4の搬送経路上に取り付けられた株元センサー37が用
いられていたが、刈取装置2において刈取穀稈を検出す
るセンサー、あるいは、走行機体7の前部又は側部に取
り付けられ、植立されている穀稈の存在を検出するセン
サーなどが用いられても良い。又、株元センサー37は
リミットスイッチによって構成されていたが、穀稈の存
在を検出できるセンサーであれば、例えば、光センサ
ー、タッチセンサーなど、適宜変更可能である。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成を示す説明図
【図2】操作パネルを示す正面図
【図3】走行装置の昇降駆動手段を示す側面図
【図4】走行装置の昇降駆動手段を示す縦断背面図
【図5】制御手段の構成を示すフローチャート
【図6】制御手段の構成を示すフローチャート
【図7】制御手段の構成を示すフローチャート
【図8】制御手段の構成を示すフローチャート
【図9】制御手段の構成を示すフローチャート
【図10】制御手段の構成を示すフローチャート
【図11】制御手段の構成を示すフローチャート
【図12】作業車の全体構成を示す側面図
【図13】車高センサーの構成を示す説明図
【符号の説明】
6 走行装置 7 走行機体 19 昇降駆動手段 23 傾斜角検出手段 37 作業状態検出手段 101 制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の走行装置(6)が走行機体
    (7)に備えられ、前記左右一対の走行装置(6)の接
    地部位を前記走行機体(7)に対して各別に昇降操作す
    る昇降駆動手段(19)と、前記走行機体(7)の水平
    基準面に対する左右傾斜角を検出する傾斜角検出手段
    (23)と、前記傾斜角検出手段(23)の情報に基づ
    いて、前記走行機体(7)の左右傾斜角を設定傾斜角に
    維持するように前記昇降駆動手段(19)を作動させる
    制御手段(101)とが設けられ、 前記制御手段(101)が、前記左右一対の走行装置
    (6)それぞれの接地部位を前記走行機体(7)側に接
    近させるように前記昇降駆動手段(19)を作動させる
    下限基準モードと、前記左右一対の走行装置(6)それ
    ぞれの接地部位を前記走行機体(7)から離間するよう
    に前記昇降駆動手段(19)を作動させる上限基準モー
    ドとに切り換え自在に構成されている作業車であって、 前記走行機体(7)が作業行程を走行する作業状態にあ
    るか非作業状態にあるかを検出する作業状態検出手段
    (37)が設けられ、 前記制御手段(101)が、前記作業状態検出手段(3
    7)にて作業状態にあることが検出されるに伴って前記
    下限基準モードに切り換えられ、且つ、前記作業状態検
    出手段(37)にて非作業状態にあることが検出される
    に伴って上限基準モードに切り換えられるように構成さ
    れている作業車。
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