JP2757399B2 - 受信機 - Google Patents

受信機

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JP2757399B2 JP63303653A JP30365388A JP2757399B2 JP 2757399 B2 JP2757399 B2 JP 2757399B2 JP 63303653 A JP63303653 A JP 63303653A JP 30365388 A JP30365388 A JP 30365388A JP 2757399 B2 JP2757399 B2 JP 2757399B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヨーロッパで実施されているRDS等の付加
データの多重化された放送信号の受信機に関する。
〔発明の概要〕
本発明は受信機に関し、付加データ中の放送信号のリ
ストを用いて第2の受信系を順次同調させ、その受信レ
ベルの最大の放送信号へ第1の受信系を追従させること
によって、第1の受信系にて常に良好な放送信号の受信
が行われるようにしたものである。
〔従来の技術〕
例えばヨーロッパで実施されているRDSにおいては、F
M放送に付加データが多重化され、この付加データの中
に同一番組を放送している放送信号のリストが設けられ
ている。
そこで例えば車載用の受信機においては、自動車の走
行によって任意の放送信号のサービスエリアを外れる
と、上述のリストに従って放送信号を切換え、最良の放
送信号を選択することによって同一番組を追従して聴取
することができるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上述の追従は受信機内において自動的に行う
ことが可能である。
すなわち例えば放送信号の受信レベルを検出し、この
レベルが許容値以下になったときに上述のリストに従っ
て各放送信号を順次受信し、受信レベルが許容値以上に
なる放送信号を選択する。あるいは任意の放送信号の受
信中に時分割に瞬時上述のリストに従った他の放送信号
を受信し、その受信レベルが最大となる放送信号へ全体
の受信を切換えることによって自動追従が行われる。
しかしながら前者の方法では、受信レベルが許容値以
下となってから次の許容値以上の受信レベルの放送信号
が選択されるまでに比較的多くの時間がかかり、その間
劣化された音声が出力されたり受信が中断される。また
常に最良の受信を行うこともできなかった。
これに対し後者の方法では、常に最良の受信を行うこ
とができるが、受信中に時分割に他の放送信号を検出す
るために、瞬時とはいえ出力音声に抜けが生じる。また
極めて短時間で検出を行うためには高速の検出回路が必
要とされると共に、受信部の例えばPLLシンセサイザー
も極めて高速で周波数移動を行う必要があり、これらの
高速の回路は構成が複雑であると共に価格も高価であっ
た。
この出願はこのような点に鑑みてなされたものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、放送信号を受信する第1の受信系((2)
〜(9))と、この受信された放送信号に多重化された
付加データを検出してこのデータ中の同一番組を放送し
ている上記放送信号のリストを記憶する手段(システム
コントロール回路(7)、デコーダ(14))と、上記第
1の受信系とは中間周波数の異なる第2の受信系((1
5)〜(21))とを有し、上記リストに含まれる全ての
上記放送信号に順次上記第2の受信系を同調させてその
受信レベルが最大となる(ピークホールド回路(22)、
コンパレータ(23))上記放送信号へ上記第1の受信系
を追従させるようにしたことを特徴とする受信機であ
る。
〔作用〕
これによれば、第2の受信系を設けたことによって受
信中の放送信号に影響を与えることなく他の放送信号の
検出を行うことができ、常に最良の受信を行うことがで
きると共に、この第2の受信系は高速で駆動される必要
はなくまた検出も受信レベルのみを検出できればよいの
で極めて安価に構成することができる。
〔実施例〕
第1図において、アンテナ(1)からの信号がバンド
パスフィルタ(2),RFアンプ(3),バンドパスフィ
ルタ(4)に供給され、例えば88.00〜108.00MHzの周波
数成分が抽出されてミキサー(5)に供給される。
一方このミキサー(5)には例えばPLLシンセサイザ
ー発振器(6)からの局部発振信号が供給される。ここ
でこの発振器(6)は後述するシステムコントロール回
路(マイクロコンピュータ)(7)によって制御され、
例えば98.70〜118.70MHzの信号が発振される。
このミキサー(5)からの信号がバンドパスフィルタ
(8)に供給され、例えば10.7MHzの中間周波数信号が
取出される。この取出された信号がIFアンプ(9)を通
じてFM復調回路(10)に供給され、復調された信号がマ
ルチプレクサ(11)で左右に分離されて、それぞれバッ
ファアンプ(12L)(12R)を通じて出力端子(13L)(1
3R)に出力される。これによって通常の放送信号の受信
が行われる。
さらにこの受信中にIFアンプ(9)からの信号の一部
が例えばRDSのデコーダ(14)に供給され、付加データ
中の同一番組を放送している放送信号のリストが取出さ
れる。このリストがシステムコントロール回路(7)に
供給される。
またアンテナ(1)からの信号がバンドパスフィルタ
(15),RFアンプ(16),バンドパスフィルタ(17)に
供給され、例えば88.00〜118.00MHzの周波数成分が抽出
されてミキサー(18)に供給される。
一方このミキサー(18)には例えばPLLシンセサイザ
ー発振器(19)からの発振信号が供給される。ここでこ
の発振器(19)はシステムコントロール回路(7)によ
って制御され、例えば109.70〜129.70MHzの信号が発振
される。
このミキサー(18)からの信号がバンドパスフィルタ
(20)に供給され、例えば21.7MHzの信号成分が取出さ
れる。この取出された信号がIFアンプ(21)を通じてピ
ークホールド回路(22)に供給され、このピークホール
ド値と元のIFアンプ(21)からの信号とがコンパレータ
(23)に供給されて、IFアンプ(21)からの信号レベル
がピークホールド値を越えたときの判別信号がシステム
コントロール回路(7)に供給される。
従ってこの装置において、操作手段(図示せず)の操
作によってシステムコントロール回路(7)から任意の
放送信号の受信データが出力され、このデータが発振器
(6)に供給されると共に、システムコントロール回路
(7)からのラッチ信号Aが発振器(6)に供給されて
上述のデータがラッチされる。これによってミキサー
(5),発振器(6)等の第1の受信系にて任意の放送
信号が受信されて、この音声信号が出力端子(13L)(1
3R)に取出される。
それと共にデコーダ(14)にて放送信号中のRDSが検
出され、そのデータ中の同一番組を放送している放送信
号のリストが取出され、このリストがシステムコントロ
ール回路(7)に記憶される。
そしてこのシステムコントロール回路(7)にて記憶
された放送信号のリストに従って順次その放送信号を受
信するためのデータが出力され、このデータが発振器
(19)に供給されると共に、システムコントロール回路
(7)からのラッチ信号Bが発振器(19)に供給されて
上述のデータがラッチされる。これによってミキサー
(18),発振器(19)等の第2の受信系にて上述のリス
トの放送信号が順次受信され、この受信信号がピークホ
ールド回路(22)及びコンパレータ(23)に供給され
る。
このためコンパレータ(23)からは、受信レベルが以
前にピークホールドされた値を越えるたびに判別信号が
出力され、システムコントロール回路(7)にてそのと
きの放送信号のデータがレジスタにストアされる。なお
ピークホールド回路(22)からのホールド値は多少遅延
される。そして上述のリストが一巡されるとピークホー
ルド回路(22)がリセットされると共に、このときシス
テムコントロール回路(7)にはリスト中の最も受信レ
ベルの大きかった放送信号のデータがレジスタに保持さ
れ、このデータが発振器(6)に供給されることによっ
て常に最良の受信を行うことができる。
なお検出された放送信号が受信中のものと同じとき
は、発振器(6)に同じデータを再供給する必要はな
い。
また走行中の受信ではマルチパスやフェージングによ
って受信レベルが一時的に変動する場合がある。そこで
上述の検出はリストを3巡程度繰り返し行い、同じデー
タが揃ったときに発振器(6)への供給を行うようにし
てもよい。
こうして上述の装置によれば、第2の受信系を設けた
ことによって受信中の放送信号に影響を与えることなく
他の放送信号を行うことができ、常に最良の受信を行う
ことができると共に、この第2の受信系は高速で駆動さ
れる必要はなくまた検出も受信レベルのみを検出できれ
ばよいので極めて安価に構成することができるものであ
る。
なお上述の装置は放送信号の付加データに同一番組の
放送信号リストが設けられている場合に適用される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、第2の受信系を設けたことによっ
て受信中の放送信号に影響を与えることなく他の放送信
号の検出を行うことができ、常に最良の受信を行うこと
ができると共に、この第2の受信系は高速で駆動される
必要はなくまた検出も受信レベルのみを検出できればよ
いので極めて安価に構成することができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の構成図である。 (1)はアンテナ、(2)(4)(8)(15)(17)
(20)はバンドパスフィルタ、(3)(9)(12L)(1
2R)(16)(21)はアンプ、(5)(18)はミキサー、
(6)(19)はPLLシンセサイザー発振器、(7)はシ
ステムコントロール回路、(10)は復調回路、(11)は
マルチプレクサ、(13L)(13R)は出力端子、(14)は
デコーダ、(22)はピークホールド回路、(23)はコン
パレータである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送信号を受信する第1の受信系と、 この受信された放送信号に多重化された付加データを検
    出してこのデータ中の同一番組を放送している上記放送
    信号のリストを記憶する手段と、 上記第1の受信系とは中間周波数の異なる第2の受信系
    とを有し、 上記リストに含まれる全ての上記放送信号に順次上記第
    2の受信系を同調させてその受信レベルが最大となる上
    記放送信号へ上記第1の受信系を追従させるようにした
    ことを特徴とする受信機。
JP63303653A 1988-11-30 1988-11-30 受信機 Expired - Fee Related JP2757399B2 (ja)

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JPS58172012A (ja) * 1982-04-01 1983-10-08 Clarion Co Ltd 同一放送識別受信機
JPS60143029A (ja) * 1983-12-29 1985-07-29 Fujitsu Ten Ltd ラジオ受信機

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