JP2752348B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2752348B2 JP8598896A JP8598896A JP2752348B2 JP 2752348 B2 JP2752348 B2 JP 2752348B2 JP 8598896 A JP8598896 A JP 8598896A JP 8598896 A JP8598896 A JP 8598896A JP 2752348 B2 JP2752348 B2 JP 2752348B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は表示装置に係り、
特に薄膜トランジスタに代表される非線形素子をマトリ
ックス配線の交点に設けたいわゆるアクティブ・マトリ
ックス型電極構造を有し、液晶などの電気・光変調物質
を動作させてなる液晶表示装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、ポリシリコン、非結晶シリコ
ン、テルル等の薄膜トランジスタ(以下、TFTと略称
する)、もしくは酸化アルミニウム等を金属薄膜にてサ
ンドイッチ構造とした金属/絶縁膜/金属ダイオード等
の非線形素子を用いたアクティブ・マトリクス型液晶表
示装置は、例えば特開昭56−25714号公報、特開
昭56−25777号公報などに開示され広く知られて
いる。 【0003】この種の表示装置につき、例えばTFTを
用いた場合について、従来技術を説明する。 【0004】即ち、第4図(a)はTFTを用いたアク
ティブ・マトリクス型液晶表示装置の配線線を説明する
ために、通常よく使用されるものであるが、信号線群と
走査線群からなるマトリックス配線の各交差点にTFT
が設けられ、そのソース電極もしくはドレイン電極の一
方が画素電極に接続されている。 【0005】又、第4図(b)は第4図(a)のB−B
´に沿って切断した断面を対向基板をも考慮して示すも
ので、基板1と対向基板2との間に電気・光変調光とし
て液晶8を用い、そのどちらかの基板側から光照射を行
って、いわゆる透過型として使用した場合を表してい
る。この時、この表示装置をカラー表示するため、対向
基板2側に赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィ
ルタ6を設けてある。尚、図中の3は偏光板、5は信号
線電極を示す。そして、透過型として動作させる場合、
画素電極4は透明導電膜を用い、厳密にいえば液晶動作
は、この画素電極4は対向電極7の領域のみに限られ
る。 【0006】即ち、この基板上で画素電極領域を除いた
部分の液晶8は、全く動作していないことになる。マト
リックス配線を設けた基板1上には、画素電極領域以外
に信号線の配線電極、走査線の配線電極、TFTが設け
られており、これらは多層構造配線もしくは配線の配置
により相互に電気的に絶縁されている。そのため、例え
ば電極材料に金属薄膜などの不透明材料を用いたとして
も、配線間スペース等が存在する場合が多く、この領域
は液晶8が動作しない、いわゆる非変調光が透過するこ
とになる。この非変調光は、表示装置にとっては常に漏
れ光が存在することを意味し、バック・グラウンドの増
加、即ち、コントラストを著しく低下させる。 【0007】この非変調光を減少させる方法として、例
えば配向制御膜のラビング方向を直角とし基板を挟む2
枚の偏光板配置を平行にし、液晶8に電圧が印加されな
い場合に光を透過させない使い方がある。 【0008】この場合は、信号電圧によって画素電極領
域のみ光変調されるため、原理的には非変調光は有り得
ないことになる。しかし、表示装置の製造工程を考慮し
た場合、2枚の偏光板3の偏光方向を正確に平行に合わ
せる必要があり、漏れ光によるバック・グラウンドはこ
の合わせ精度によってのみ決められることになる。実用
的な合わせ精度として、そのズレ角を1°以内として
も、これを量産時に管理することは非常に困難である。 【0009】これに対し、偏光板配置を直角にした場合
は、その角度ズレは単に透過率の若干の低下を招くだけ
で、コントラストに与える影響は少なく、量産性に富む
と言える。この時、信号電圧が印加された画素電極領域
に対応する液晶のみが光変調効果を与え、前述の非変調
光がコントラストを決定する。この解決策として従来行
われてきた方法は、対向基板側に金属薄膜で遮光スクリ
ーンを設けることである。 【0010】即ち、第4図(c)に示すように、対向基
板2上の画素電極4に対応する領域のみに、例えばR,
G,Bのカラーフィルタ6を配し、残りの全ての領域を
金属薄膜からなる遮光スクリーン9にて覆う方法であ
る。これは、たしかに初期の目的は達成するが、この方
法にも次に述べる短所がある。 【0011】第1に、マトリックス配線基板1と遮光ス
クリーン9を設けた対向基板2の両者を、正確な位置関
係をもって固定しなければならない点である。このよう
な液晶表示装置では、画素ピッチが数百ミクロンで設計
される場合が多く、例えば200ミクロンピッチとした
とき、所定の開口率を得るためには合わせ精度は数ミク
ロン程度となる。 【0012】又、光源からの光は完全な平行光線とは言
い難く、基板に対し斜方入射する光の非変調光成分をも
考慮すると、更に開口率は小さくなる。例えば上述の2
00ミクロンピッチの場合、信号走査線電極中を10ミ
クロン、更にTFT部の面積をも考慮した場合、有効な
画素電極サイズを開口率に表すと、約50〜60%とな
る。これに合わせ精度、斜方入射光のマージンを組入れ
ると、開口率は約40〜50%に低下する。この開口率
の低下は、直接に表示装置の画質の低下を招く。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】上記の従来で見られる
ように、液晶表示装置の画質低下の一因である非変調光
の問題は、偏光板3の偏光方向による液晶動作状態、対
向基板上1での遮光スクリーン9等、種々工夫が行われ
ているが、夫々短所があり、又、その短所は直接に量産
時の歩留り低下を招くものである。 【0014】この発明は、非変調光をなくすと共に、製
造工程上容易にして高歩留りを与える表示装置を提供す
ることを目的とする。 【0015】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載される発
明は、複数の行電極及び複数の列電極から構成されるマ
トリックス配線の各交点に非線形素子を介して接続され
た画素電極を有する第1の基板と、前記第1の基板と対
向する第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板
との間に挟持される液晶層と、前記第1の基板の前記第
2の基板と対向する主表面と相対する側に配置される光
源とを含む液晶表示装置において、上記第1の基板の上
記非線形素子、上記行及び列電極、及び上記画素電極の
一部上には、前記光源から上記第1の基板及び第2の基
板を透過して出射される非変調光を阻止する有機樹脂か
らなる絶縁性遮光膜と、前記絶縁性遮光膜上に配置され
前記液晶層の配向を制御する配向制御膜とを備えたこと
を特徴とする液晶表示装置にある。 【0016】請求項2に記載される発明は、前記絶縁性
遮光膜は、スピンナー塗布されて成ることを特徴とする
請求項1記載の液晶表示装置にある。 【0017】請求項3に記載される発明は、前記絶縁性
遮光膜は、有機樹脂中に着色染料が含有され、可視域の
平均光学濃度が1.0以上に設定されて成ることを特徴
とする請求項1記載の液晶表示装置にある。 【0018】請求項4に記載される発明は、前記絶縁性
遮光膜は、膜厚が2.0μm以下であることを特徴とす
る請求項1記載の液晶表示装置にある。 【0019】本発明における絶縁性遮光膜の材料として
は、400℃以下の温度にて硬化された有機樹脂があ
り、その成分の1つに染料を含むものが適している。こ
こに硬化とは、ポリイミド系樹脂ではその前駆体である
ポリアミド酸を加熱処理してポリイミドを生成すること
を意味し、その他の有機樹脂の場合、有機樹脂溶液から
遮光膜形成後、加熱処理して残存溶剤を除去することを
意味する。 【0020】遮光効果としては、用いる光源のスペクト
ルにも依存するが、一般に光透過率スペクトルにおいて
可視域の平均光学濃度が1.0以上あることが望まし
く、又、配線間リーク電流等の見地から、その電気抵抗
率は10オーム・センチメートル以上が望ましい。特に
有機樹脂としては、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポ
リエステルイミド、ポリアミド、ポリエステルアミド、
及びポリエーテルスルホンの少なくとも一種からなるポ
リマーが好ましい。 【0021】このような絶縁性遮光膜は、マトリックス
配線を有する基板上即ち画素電極部に直接設けられるの
で、従来例で指摘したような偏光板の角度合わせ精度の
問題、開口率の問題は除外出来、又、金属材料とは異な
り高抵抗材料であるために、電気的な短絡、層間ショー
ト等の問題も解決される。 【0022】更に、遮光効果に関しては、金属材料の場
合は容易に光学濃度4以上が得られるが、ポリマー材料
の場合、その透過スペクトルは、全ての波長域にわたっ
て一定値とはなり得ないが、少なくとも可視域で平均光
学濃度1.0以上あれば、非変調光の遮光目的は十分に
達せられる。 【0023】又、製造工程の観点からは、既に完成した
マトリックス配線基板上に、既存のフォトリソグラフィ
技術を用いて容易に遮光膜が形成出来、その合わせ精度
は用いるフォトリソグラフィーの精度にて単純に決定
し、量産時においてさえ、その精度を例えば3μm以内
に納めることも容易である。 【0024】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施例を詳細に説明する。 【0025】図1(a)、(b)は、この発明による表
示装置の一実施例を示したもので、従来例と同一箇所は
同一符号を付すことにすると、非線形素子としてTFT
を用いたマトリックス配線を形成した第1の基板と、カ
ラーフィルタ及び対向電極を形成した第2の基板との間
に、電気・光変調物質である液晶を狭持してなる透過型
TNモードで使用されるカラー液晶表示装置に適用した
例である。 【0026】即ち、図1(b)中の1及び2は、液晶8
を狭持するガラス等からなる透明な基板であり、各基板
1、2の夫々外側の表面には偏向板が設けられている。 【0027】更に、基板1はマトリックス基板とも言わ
れるもので、この透明基板1の内面には、TFTのゲー
ト電極に接続された走査線及びドレイン電極もしくはソ
ース電極に接続された画素電極4等が形成されている。 【0028】このような基板1上の画素電極4領域を除
いた他の部分、即ち、マトリックス配線やTFT等の領
域を通過する透過光を阻止するために、この発明では絶
縁性遮光膜11が設けられ、この遮光膜11上に例えば
ポリイミド、ポリアミド、ポリビニルアルコール等から
なる液晶配向制御膜(図示せず)がラビング処理により
形成され、液晶8に接している。 【0029】一方、基板2の内面には、各画素電極4に
対応した位置にR,G,Bのカラーフィルタ6が形成さ
れ、このカラーフィルタ6上には例えばインジウム・ス
ズ酸化膜等からなる透明導電膜、更にその上にラビング
処理された液晶配向制御膜(図示せず)からなる対向電
極7が形成され、液晶8に接している。 【0030】さて次に、特に具体的な実施例として、絶
縁性遮光膜11の材料に黒色染料を含有したポリマーを
用いた場合につき説明する。 【0031】この母材となるポリマーとしては、電気絶
縁性及び耐熱性に優れ、且つ染料との相溶性が良好であ
ることが要求され、具体例としてはポリイミド、ポリア
ミドイミド、ポリエステルイミド、ポリアミド、ポリエ
ステルアミド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、
ポリアリレート、ポリエーテルケトン、ポリアセター
ル、ポリカーボネート、ナイロン、ポリブチレンテレフ
タレート、(変性)ポリフェニレンオキサイド、ポリフ
ェニレンスルフィド、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビスマレイミド樹脂等を挙げることが出来、こ
れらポリマーは1種もしくは2種以上の混合系で使用さ
れる。 【0032】又、黒色染料としては、可視域即ち、少な
くとも400〜800nmの波長域において、光を吸収
するものであれば、いかなるものでも良く、具体例とし
ては、住友化学(株)製の商品名アミルブラックF−8
BL、スミライトブラックGconc、ダイレクトディ
ープブラックXA、スミフィックスブラックB、アミル
ブラックF−GL、スミカロンブラックS−BF、スピ
リットブラックNo920、ジャパノールファーストブ
ラックDconc、スミカラーブラックPR−3F−3
65、スミカラーブラックPR−8T−364、スミカ
ラーブラックPR−8T−363、オイルブラックNo
1、三井東圧化学(株)製の商品名ミツイPSブラック
EX−58、ミツイPSブラックEX−174、田岡化
学(株)製の商品名オレオゾールファーストブラックB
LN等を挙げることが出来る。 【0033】又、赤色染料、青色染料、緑色染料、黄色
染料等の着色染料を2種以上配合し、黒色化して使用す
る方法も包含するものである。 【0034】この発明における黒色染料の使用量は、ポ
リマー100重量部に対し1〜200重量部、好ましく
は5〜150重量部の範囲である。黒色染料の使用量が
1重量部未満の場合には、光の吸収効果が劣り、一方、
200重量部を越える場合には、塗膜の形成が困難とな
る。 【0035】又、この発明においては、光吸収能の効果
を向上させる目的で、赤外線吸収剤を使用することも可
能である。このとき用いる赤外線吸収剤は、700〜1
500nmの波長域において光を吸収するものであれ
ば、特に限定されず、具体例としては三井東圧化学
(株)製の商品名PA1001、PA1005、PA1
006等のPAシリーズ、保土ヶ谷化学工業(株)製の
商品名HR102、HR105−R等のHRシリーズを
挙げることが出来る。これら赤外線吸収剤の使用量は、
上記ポリマー100重量部に対し0.1〜50重量部、
好ましくは0.5〜40重量部の範囲である。 【0036】次に、具体例を挙げ、更に詳しく説明す
る。 【0037】具体例1…黒色ポリマーの調整及び性能 撹拌棒、温度計及び滴下ロートを備えた反応フラスコ
(内容積500ml)にピロメリット酸二無水物13.
086g、3、3′、4、4′−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸二無水物19.340g、及びN、N−ジメ
チルアセトアミド150gを投入し、充分に撹はんして
0℃に保持したまま、ここに1,4−ビス(4−アミノ
フェキシ)ベンゼン17.538gをN、N−ジメチル
アセトアミド130gに溶解した溶液を滴下ロートで徐
々に滴下した。滴下終了後、0〜10℃で4時間撹はん
を行い、ポリアミド酸溶液を得た。このようにして得ら
れたポリアミド酸溶液に黒色染料(住友化学(株)製の
商品名スピリットブラックのNo920)4.2g及び
赤外線吸収剤(三井東圧化学(株)製の商品名PA10
06)1.0gをN、N−ジメチルアセトアミド35g
に溶解した溶液を加え、充分に混合して黒色ポリアミド
酸溶液を得た。この溶液を石英のガラスウエハーに回転
数2000rpnにてスピンナー塗布した。次いで10
0℃で20分間、150℃で20分間、250℃で1時
間乾燥及び硬化して、膜厚1.8μmの黒色ポリイミド
膜を形成した。このようにして得られた黒色ポリイミド
膜の光透過率を測定して得られた黒色ポリイミド膜の光
透過率を測定した結果、第2図に示すように満足すべき
ものであった。 【0038】具体例2…表示装置の製造方法及び性能 常法により走査線電極、信号線電極、水素化非結晶シリ
コンを半導体材料として用いたTFT、画素電極等を形
成したガラス製透明基板上に黒色ポリアミド酸溶液を2
000rpnにてスピンナー塗布し、次いで100℃で
30分、150℃で1時間乾燥及び硬化して膜厚2.0
μmの黒色ポリイミド膜を形成した。次いで、周知のフ
ォトリソグラフィ技術を用いて、画素電極部分の開口を
含めた所望パターンを得た。ここで、黒色ポリイミドの
エッチングには、ヒドラジン/エトレンジアミン(重量
比5:5)溶液を用いた。引き続き窒素ガスによる乾燥
を行った後、200℃で1.5時間の加熱処理をするこ
とにより、ポリアミド酸の完全硬化を行った。このよう
にして作製した基板の表面に常法に従って配向制御膜を
設け、ラビング処理し、予めカラーフィルタ及び透明対
向電極及び配向制御膜等を設けた対向電極基板とを対に
して液晶表示装置を作製した。このようにして得られた
表示装置の信号電圧に対する透過率特性の測定結果を第
3図に示す。 【0039】この第3図から明らかなように、従来法に
よった場合はコントラスト比が10程度であったが、こ
の発明における遮光膜11の効果により、コントラスト
比が50と大幅な改善が得られた。 【0040】 【発明の効果】以上に詳述した通り、この発明の表示装
置は、画素電極が形成された基板上に、非変調光の透過
を阻止する絶縁性遮光膜が配置されるので、画素電極を
除いた他の領域からのいわゆる非変調光を充分に阻止し
得る機能があり、表示性能の一つであるコントラスト比
の向上に大きく寄与する。 【0041】又、絶縁性遮光膜材料を用いたことによ
り、構造的に電気的短絡、リーク等を考慮しなくて済
み、既存のアクティブ・マトリクス配線を用いた全ての
液晶表示装置に容易に適用出来る。 【0042】特に、光の吸収が極めて大きい黒色ポリマ
ーを採用した場合、容易な工程にて製造でき、軽量、薄
型化された安価な液晶表示装置を提供することが出来
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は、この発明の一実施例の液晶表示装置に
係り、図1(a)はその平面図、図1(b)は同図
(a)のA−A′線に沿って切断し矢印方向に見た断面
図である。 【図2】図2は、この発明の一実施例の液晶表示装置に
おける黒色ポリマーの透過率スペクトルを示す特性曲線
図である。 【図3】図3は、この発明の一実施例の液晶表示装置に
おける透過率ー信号電圧特性を従来例と比較して示す特
性曲線図である。 【図4】図4は、従来の液晶表示装置に係り、図4
(a)はその平面図、同図(b)は同図(a)のB−
B′線に沿って切断し矢印方向に見た一例の断面図、同
図(c)は同図(a)のB−B′線に沿って切断し矢印
方向に見た他の一例の断面図である。 【符号の説明】 1、2…基板 3…偏向板 4…画素電極 5…信号線 6…カラーフィルタ 7…対向電極 8…液晶 11…遮光膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−27114(JP,A) 特開 昭60−17422(JP,A) 特開 昭61−160724(JP,A) 特開 昭49−74438(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】1. 複数の行電極及び複数の列電極から構成されるマ
    トリックス配線の各交点に非線形素子を介して接続され
    た画素電極を有する第1の基板と、前記第1の基板と対
    向する第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板
    との間に挟持される液晶層と、前記第1の基板の前記第
    2の基板と対向する主表面と相対する側に配置される光
    源とを含み、前記第2の基板側を表示面と成す液晶表示
    装置において、 上記第1の基板の上記非線形素子、上記行及び列電極、
    及び上記画素電極の一部上には、前記光源から上記第1
    の基板及び第2の基板を透過して出射される非変調光を
    阻止する有機樹脂からなる絶縁性遮光膜と、前記絶縁性
    遮光膜上に配置され前記液晶層の配向を制御する配向制
    御膜とを備えたことを特徴とする液晶表示装置。 2.前記絶縁性遮光膜は、スピンナー塗布されて成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 3.前記絶縁性遮光膜は、有機樹脂中に着色染料が含有
    され、可視域の平均光学濃度が1.0以上に設定されて
    成ることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 4.前記絶縁性遮光膜は、膜厚が2.0μm以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。5. 前記第2の基板の前記第1の基板と対向する対向
    面にはカラーフィルタが配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載の液晶表示装置。 6. 前記カラーフィルタは赤、青及び緑のフィルタ要
    素を含み、前記絶縁性遮光膜は前記各フィルタ要素の境
    界に対応して配置されていることを特徴とする請求項5
    記載の液晶表示装置。
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