JP2751007B2 - 水中歩行式浚渫方法および浚渫機 - Google Patents

水中歩行式浚渫方法および浚渫機

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SHUTO KOSOKU DORO KODAN
Kajima Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水上からの遠隔操作に
より水中を歩行しながら水底の土砂などを回転カッタで
掘削し、水とともに排出する浚渫方法および浚渫機に係
り、特に遠隔操作により予め水底中に打ち込まれた杭の
頭部上に支持脚を確実に載置させて歩行しながら水底の
土砂などを回転カッタで掘削し、水とともにポンプによ
り排出する浚渫方法および浚渫機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水底の浚渫や水底に道路用の潜凾
を設置する場合に、海上の船舶に取付けられた先端にカ
ッタを付けたラダーを水底に降ろし、そのカッタを左右
に移動しながら水底の土砂をカッタ内に取り込み、カッ
タ内の吸い込み口より水とともに船上に排出させて水底
を浚渫していた。そして、その装置は図7に示すよう
に、台船1を水底に打ち込まれた固定杭2によって固定
し、台船1に設けたラダー3先端部を船上のクレーン4
から下ろしたワイヤロープ5に吊り、船上のウインチ6
を駆動させて水底7に降ろす。このラダー3の先端には
カッタ8が設けられており、ラダー3をウインチ6によ
って横方向へ引っ張りカッタ8を水底7で左右に移動さ
せて水底7の掘削を行うが、この際発生する掘削ずりは
ラダー3内に配設された吸い込みパイプ9を経て、船上
に設けられたサンドポンプ10によって排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように船舶に取付けられた先端にカッタを付けたラダー
を水底に降ろし、水底を浚渫する方式では、浚渫する水
深が深くなるとラダーの長さを大きくする必要があり、
またそのために台船も大型となり経済性に問題が生じ
る。また風や波の影響により台船が揺れそのため掘削カ
ッタの高さが変動し一様な掘削ができない欠点がある。
さらに海底に障害物がある場合には、これを避けて正確
な浚渫が行えないという欠点があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて完成されたもの
であり、水上からの遠隔操作により水中を歩行しながら
水底の土砂などを回転カッタで掘削し、水とともに排出
する浚渫方法および浚渫機を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、横ビームに回動可能な一対の固定ビーム
と、前後方向に移動可能な他の一対の移動ビームを配設
し、各固定ビームと移動ビームの前後に上下に調整可能
な支持脚を設け、かつ前記横ビーム上には前後方向に調
整可能な伸縮ビームを具備した走行可能な横行サドルを
配設し、該伸縮ビームには下端に回転カッタを具備した
伸縮可能なブームを設けた水中歩行式浚渫機を利用して
行なう浚渫方法において、遠隔操作により各固定ビーム
と移動ビームを駆動させて該浚渫機を水中で歩行させ、
次いで前記横行サドルを横ビーム上で走行させながら前
記伸縮可能なビームを制御して前記ブーム下端に設けた
回転カッタによって前後左右に水底を掘削し、その際発
生する掘削ずりはサンドポンプ等により水とともに排出
することによって水底を浚渫することを特徴とした水中
歩行式浚渫方法であり、また横ビームに一対の固定ビー
ムを回動可能に取付けるとともに、他の一対の移動ビー
ムを前後方向に移動可能に配設し、各固定ビームと移動
ビームの前後に上下に調整可能な支持脚を設け、かつ前
記横ビーム上には走行可能な横行サドルを配設し、該横
行サドルに前後方向に調整可能な伸縮ビームを配設し、
該伸縮ビームには下端に回転カッタを具備した伸縮可能
なブームを突設したことを特徴とする水中歩行式浚渫機
である。
【0006】
【作用】次に、上記の水中歩行式浚渫方法および浚渫機
の作用について説明すると、水上から遠隔操作により浚
渫機を歩行させる際には一対の移動ビームの調整可能な
前後の支持脚を縮めた後、その移動ビームを駆動させて
横ビームに対して前進させ、一定長移動後その調整可能
な支持脚を伸ばして予め打ち込まれた杭の頭部上に据え
付ける。次に一対の固定ビームの調整可能な前後の支持
脚を縮めた後、移動ビームの駆動部を逆駆動させて前記
移動ビームに対して横ビームとともに固定ビームを前方
に移動させた後その調整可能な支持脚を伸ばして予め打
ち込まれた杭の頭部上に据え付け浚渫機を水中で歩行前
進させる。このように浚渫機を水中で前進させ据え付け
てから、前記横行サドルを横ビーム上で左右に走行させ
て前記伸縮可能なブーム下端の回転カッタを前後左右に
移動させながら水底を掘削し、その際掘削されたずりは
回転カッタ付近に設けたサンドポンプにより水とともに
送泥ホースを経て排出して水底の浚渫作業を行う。
【0007】上記浚渫機体の進行方向を変更する場合に
は、平行した固定ビームを予め打ち込まれた杭の頭部上
に据え付けたまま、前記一対の移動ビームの調整可能な
前後の支持脚を縮めて、移動ビームを前方へ移動させた
後、横ビームと一方の固定ビームとの間に連結した方向
修正用シリンダを伸縮させ、横方ビームを一対の移動ビ
ームとともに固定ビームに対し旋回させる。このように
方向修正後に前記一対の移動ビームを予め打ち込まれた
杭の頭部上に載置させてから、一対の固定ビームの調整
可能な前後の支持脚を縮めて杭から浮かせ、前記方向修
正シリンダおよび横ビームと他方の固定ビームとの間に
連結した旋回シリンダを駆動させて双方の固定ビームを
平行する元の位置へ戻すことにより機体全体の向きを変
更させ前進させることができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1乃至図3に本発明の一実施例を示して
おり、図1は本実施例の全体側面図であり、図2と図3
は本実施例の動作を説明する平面図である。本実施例は
横ビーム11と一方の固定ビーム12とは回動可能に取
付けられており、具体的には図2および図4に示したよ
うに回転中心Aで、半径Rの円弧状をした旋回ガイド1
3が横ビーム11に設けられた同様の円弧状をした支持
フレーム14内に配設されており、この旋回ガイド13
を方向修正用の油圧シリンダ15によって移動させて、
固定ビーム12を横ビーム11に対し回動する。また、
横ビーム11と他方の固定ビーム16も回動可能に取付
けられており、本実施例では固定ビーム16は図2およ
び図5に示したように横ビーム11に設けた旋回フレー
ム17と固定ビーム16に設けた旋回台18とによって
互いに回動自在に取付けられており、固定ビーム16は
横ビーム11と固定ビーム16に連結された旋回用の油
圧シリンダ19によって横ビーム11に対し回動する。
さらに、上記横ビーム11の両端部には横ビーム11に
設けられた複数のガイドローラ20に挾持されて移動ビ
ーム21,21が図示しない油圧シリンダによって横ビ
ーム11に対して前後方向に移動可能に配設されてい
る。
【0009】そして、各固定ビーム12,16と各移動
ビーム21,21の前後には図1および図6とに示すよ
うに、上下に調整可能な前支持脚22と後支持脚23と
がそれぞれ設けられており、この各前支持脚22はそれ
ぞれ各ビームに対して、前後方向に調整可能なガイド2
4によって横方向にも移動できるように設けられてお
り、また各後支持脚23はガイド25によってそれぞれ
各ビームに対して前後方向に移動可能に設けられてい
る。また各支持脚22,23の尖鋭な下端部には杭頭部
に固定するためグリッパ22aとフランジ22bが設け
られている。
【0010】一方、前記横ビーム11上には走行可能な
横行サドル26が配設されており、この横行サドル26
はガイドローラ27により横ビーム11の上部を横方向
に移動でき、この横行サドル26には伸縮ビーム28が
ガイドローラ29を介して支持されており、この伸縮ビ
ーム28は横行サドル26に設けられた伸縮用ピニオン
30によって前後方向に駆動される。なお、符号30a
は伸縮ビーム28に固定されたラックである。また、伸
縮ビーム28の先端には下端に回転カッタ31を具備し
た伸縮可能なブーム32が突設されており、この伸縮可
能なブーム32は内筒32aと外筒32bとからなって
いる。また、伸縮可能なブーム32の下端に設けられた
回転カッタ31の付近にはサンドポンプ33の吸い込み
口34が配設されており、回転カッタ31の掘削により
発生した掘削ずりは上記サンドポンプ33により水とと
もに送泥ホース35を通って土砂運搬船36へ送られ
る。なお、符号37は水底7に予め打ち込まれた杭であ
る。
【0011】次に、本実施例の動作について説明する
と、水上から遠隔操作により本実施例の浚渫機を歩行前
進させる際には、横ビーム11の両端部に設けた一対の
移動ビーム21の前後に設けられた上下に調整可能な支
持脚22,23を全部縮めて杭37から離した後に、そ
れら2つの移動ビーム21を図示しない油圧シリンダに
よって駆動させて横ビーム11に対して前進させる。そ
して一定長さ前進させた後、その調整可能な支持脚2
2,23をそれぞれ伸長させて予め水底に打ち込まれて
いる杭37の頭部の孔内に各支持脚22,23の尖鋭な
下端部を挿入し、そのフランジ22bを杭頭部に据え付
けグリッパ22aによって固定する。次に一対の固定ビ
ーム12,16の前後に設けられた上下に調整可能な各
支持脚22,23をそれぞれ縮めた後、前記移動ビーム
21の図示しない油圧シリンダを逆駆動させて前記移動
ビーム21に対して横ビーム11とともに固定ビーム1
2,16を前方に移動させる。その後前記調整可能な支
持脚22,23をそれぞれ伸ばして前記と同様に予め水
底に打ち込まれた杭37の頭部上に据え付けることによ
って浚渫機を水中で歩行前進させる。この際に、もし支
持脚22,23の尖鋭な下端部と杭37の位置とが一致
しない場合でも、各前支持脚22はビームに対して前後
方向に調整可能なガイド24によって横方向にも移動で
き、また各後支持脚23はガイド25によってそれぞれ
各ビームに対して前後方向に移動可能に設けられている
から、容易に調整して各支持脚22,23を杭37の頭
部に確実に挿入させることができる。
【0012】本実施例ではこのように浚渫機を水中で歩
行前進させ、予め水底に打ち込まれた杭37の頭部上に
据え付けてから、前記横行サドル26を横ビーム11上
で図示しない駆動装置によって左右に走行させながら前
記横行サドル26に設けた伸縮用ピニオン30によって
伸縮ビーム28を伸長させ、その伸縮ビーム28の先端
部に突設した上下に伸縮可能なブーム32下端の回転カ
ッタ31によって前後左右に移動させながら水底を平坦
に掘削し、その際掘削されたずりを伸縮可能なブーム3
2下端の回転カッタ31の付近に配設されたサンドポン
プ33の吸い込み口34から吸い込み、サンドポンプ3
3により水とともに送泥ホース35を通って土砂運搬船
36へ送る。このようにして本実施例は水底の浚渫や水
底に道路用の潜凾を設置するための水底浚渫を水上から
の遠隔操作により水中を歩行前進させながら行うことが
できる。
【0013】また、上記本実施例の浚渫機体の進行方向
を変更する場合には、前記のように平行した固定ビーム
12,16を水底に打ち込んだ杭37の頭部上に据え付
けたまま、前記横ビーム11の両端部に設けた一対の移
動ビーム21の前後に設けた上下に調整可能な4つの支
持脚24,25を全部縮めて、その2つの移動ビーム2
1を前方へ移動させた後、横ビーム11の支持フレーム
14内に配設された円弧状の旋回ガイド13を方向修正
用の油圧シリンダ15によって移動させて横方ビーム1
1を2つの移動ビーム21とともに固定ビーム12に対
し旋回させる。このように横方ビーム11を2つの移動
ビーム21とともに固定ビーム12に対して角度θだけ
方向転換してから、前記2つの移動ビーム21を予め水
底に打ち込まれている杭37の頭部の孔内に各支持脚2
2,23の尖鋭な下端部を挿入し、フランジ22bを杭
頭部に据え付け、グリッパ22aによって載置固定させ
てから、今度は一対の固定ビーム12,16の上下調整
可能な前後の各支持脚22,23の全部を縮めて杭37
から浮き上がらせ、前記方向修正用油圧シリンダ15
と、横ビーム11と他方の固定ビーム16との間に連結
した旋回シリンダ19とを共に駆動させて2つの固定ビ
ーム12,16を角度θだけ逆に旋回させて平行する元
の位置へ戻すことにより機体全体の向きを変更させて前
進させることができる。
【0014】したがって、本実施例によれば水上からの
遠隔操作によって、予め水底に打ち込まれた杭の頭部上
を確実に歩行前進しながら、伸縮可能なブーム下端の回
転カッタを前後左右に移動させて水底を平坦に掘削で
き、その際発生した掘削ずりは伸縮可能なブーム下端の
回転カッタの付近に配設されたサンドポンプの吸い込み
口から吸い込まれ、サンドポンプにより水とともに送泥
ホースを通って土砂運搬船へ送られるから、波の影響を
受けずに確実に浚渫作業ができ、しかも潜水夫による水
中作業なしに、水上からの遠隔操作だけで浚渫作業を正
確に行なうことができるものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水
上からの遠隔操作により各固定ビームと移動ビームを駆
動させて浚渫機を水中で自由に歩行させ、また前記横行
サドルを横ビーム上で走行させながら前記伸縮可能なビ
ームを制御して前記ブーム下端に設けた回転カッタによ
って前後左右に水底を掘削し、その際発生する掘削ずり
をサンドポンプにより水とともに排出させるから、水深
が深くても確実に水底を歩行前進させながら水上の波の
影響を受けずに迅速に、かつ正確に水底の浚渫作業がで
き、しかも水底に障害物があっても潜水夫による水中作
業なしに、水上からの遠隔操作だけでその障害物の周り
の浚渫作業を正確に行なうことができる。
【0016】また、前支持脚は各ビームに対して前後、
左右方向に移動可能であり、また後支持脚は前後方向に
移動可能であるから、支持脚を予め打ち込まれた杭の頭
部上に遠隔操作により自動的に、かつ確実に据え付ける
ことがてきる。したがって、本発明には水底の浚渫作業
や水底に道路用の潜凾を設置するための水底浚渫作業な
どを安全な水上からの遠隔操作により浚渫機を水中で自
由に歩行させながら確実に行なうことができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の説明図である。
【図2】本実施例の平面説明図である。
【図3】本実施例の動作を説明する平面説明図である。
【図4】本実施例の一部拡大説明図である。
【図5】本実施例の一部拡大説明図である。
【図6】本実施例の一部拡大説明図である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
11 横ビーム 12,16 固定ビーム 13 旋回ガイド 14 支持フレーム 15,19 油圧シリンダ 17 旋回フレーム 18 旋回台 20,27,29 ガイドローラ 21 移動ビーム 22 前支持脚 23 後支持脚 24,25 ガイド 26 横行サドル 28 伸縮ビーム 30 伸縮用ピニオン 31 回転カッタ 32 伸縮ブーム 33 サンドポンプ 34 吸い込み口 35 送泥ホース 36 土砂運搬船 37 杭
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井口 浩 神奈川県横浜市港南区野庭町615−2− 262 (72)発明者 久保田 信雄 茨城県新治郡千代田町新治1827−10 (72)発明者 柄川 伸一 神奈川県横浜市南区山谷72−1−310 (72)発明者 丸山 俊明 東京都田無市芝久保町1−6−16 首都 公団田無独身寮内 (72)発明者 東海林 良美 静岡県富士市大淵3154番地 社団法人日 本建設機械化協会建設機械化研究所内 (72)発明者 松井 信行 千葉県市川市南大野2−3 C612 (72)発明者 辻 和時 福岡県大牟田市旭町2丁目28番地 株式 会社三井三池製作所 三池事業所内 (56)参考文献 特開 平5−187035(JP,A) 特開 平5−39623(JP,A) 特開 平5−187036(JP,A) 実開 平3−122143(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 3/92 E02F 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横ビームに回動可能な一対の固定ビーム
    と、前後方向に移動可能な他の一対の移動ビームを配設
    し、各固定ビームと移動ビームの前後に上下に調整可能
    な支持脚を設け、かつ前記横ビーム上には前後方向に調
    整可能な伸縮ビームを具備した走行可能な横行サドルを
    配設し、該伸縮ビームには下端に回転カッタを具備した
    伸縮可能なブームを設けた水中歩行式浚渫機を利用して
    行なう浚渫方法において、遠隔操作により各固定ビーム
    と移動ビームを駆動させて該浚渫機を水中で歩行させ、
    次いで前記横行サドルを横ビーム上で走行させながら前
    記伸縮可能なビームを制御して前記ブーム下端に設けた
    回転カッタによって前後左右に水底を掘削し、その際発
    生する掘削ずりはポンプにより水とともに排出すること
    によって水底を浚渫することを特徴とした水中歩行式浚
    渫方法。
  2. 【請求項2】 浚渫機の水中歩行の際に、各固定ビーム
    と移動ビームの各調整可能な支持脚を予め打ち込まれた
    杭の頭部上に遠隔操作により自動的に載置するように調
    整しながら該浚渫機を水中で歩行させることを特徴とし
    た請求項1記載の水中歩行式浚渫方法。
  3. 【請求項3】 横ビームに一対の固定ビームを回動可能
    に取付けるとともに、他の一対の移動ビームを前後方向
    に移動可能に配設し、各固定ビームと移動ビームの前後
    に上下に調整可能な支持脚を設け、かつ前記横ビーム上
    には走行可能な横行サドルを配設し、該横行サドルに前
    後方向に調整可能な伸縮ビームを配設し、該伸縮ビーム
    には下端に回転カッタを具備した伸縮可能なブームを突
    設したことを特徴とする水中歩行式浚渫機。
  4. 【請求項4】 各固定ビームと移動ビームの前後に設け
    られた上下方向に調整可能な支持脚のうち、前支持脚は
    ビームに対して前後、左右方向に移動可能に、また後支
    持脚は前後方向に移動可能に取付けられていることを特
    徴とした請求項3記載の水中歩行式浚渫機。
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