JP2748104B2 - 粘度指数向上剤及び潤滑油 - Google Patents
粘度指数向上剤及び潤滑油Info
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Description
潤滑油に関する。特に、粘度指数向上能、低温粘度特性
および耐酸化特性、省燃費性に優れた粘度指数向上剤お
よびこのものが添加された潤滑油に関する。
なる粘度指数向上剤を潤滑油に添加することは知られて
いる。例えば、米国特許第2628225号には、ポリ
アルキルメタクリレートを潤滑油に添加することが開示
されている。また、特開昭47ー12982公報にはア
ルキルアクリレートとアルキルメタアクリレートからな
る構成単位を有する共重合体を含有する粘度指数向上剤
が開示されている。ポリアルキル(メタ)アクリレート
は粘度指数向上能、低温粘度特性および併せ持つ流動点
降下能が優れていることから広く使われてきた。また、
従来のポリアルキル(メタ)アクリレートは、流動点降
下能を重視しするため、構成単位としてアルキル基の炭
素数12以上のアルキル(メタ)アクリレートを50重
量%以上含有しており、また同じく流動点降下能を重視
する考えから構成単位としてアルキルメタクリレートが
主として利用されてきた。潤滑油や作動油に対しては、
近年の省燃費という社会的要請によって、低温粘度の低
いことが強く望まれるようになってきた。これを解決す
る手段の一つとして異性化パラフィンを含有する高粘度
指数油、合成潤滑油、MLDW油などの使用が普及しつ
つあり、これら単独またはこれと通常の溶剤精製鉱物油
などとの併用が行われるようになってきた。特に高粘度
指数油の使用が性能面、経済面から普及しつつある。こ
の高粘度指数油に対しては、流動点降下剤を併用して低
温粘度を低くする試みが成されている。この例として
は、特開昭54−70305号公報等に認められるが、
本高粘度指数油に好適な粘度指数向上剤が要望されてい
る。又、省燃費性強化の解決策としてはモリブデン系の
摩擦摩耗低減剤(FM剤)の使用も行われるようになっ
てきた。
化とこれに呼応し新たに設定される潤滑油規格に対応す
るため、特に乗用車用潤滑油は、低温粘度特性および耐
酸化性、省燃費性の向上に対する要望が強くなってきて
いる。しかし、従来のポリアルキル(メタ)アクリレー
トでは、低温粘度特性および耐酸化性等がこの向上の要
求に対しては不十分あるという問題が生じてきた。特
に、エンジン油やギヤ油、自動変速機油では、これら性
能が強く要望されている。又、高粘度指数油や合成潤滑
油に対して、従来のポリアルキル(メタ)アクリレート
系の粘度指数向上剤は溶解性や低温粘度特性が不十分で
あったり、抗酸化性や耐熱性が十分でないため、これら
基油の良好な耐熱性、抗酸化性の性能を十分に引き出せ
るとは言い難い。特に高粘度指数油に対しては従来の粘
度指数向上剤は低温粘度特性で十分とはいい難い。更
に、従来の粘度指数向上剤とFM剤を添加した潤滑油
は、酸化劣化を受けると摩擦係数が大幅に上昇し摩擦摩
耗低減効果が十分に発揮されているとは言い難い。
課題に対し鋭意検討した結果、構成単位として、特定の
炭素数のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレ
ート単量体を含有する重合体からなる粘度指数向上剤が
粘度指数向上能、低温粘度特性、省燃費性に優れると共
に耐酸化性にも優れ、且つFM剤の効果も十分に発揮で
きることを見い出した。
数10以下のアルキル基を有するアルキルアクリレート
単量体(A)を70重量%以上含有する重合体(B)か
らなる、異性化パラフィンを含有する高粘度指数油用の
粘度指数向上剤である。
キル(メタ)アクリレート単量体(A)としては、例え
ば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メ
タ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘ
キシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチ
ル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレー
ト、デシル(メタ)アクリレートなどが挙げられ、これ
ら単量体のアルキル基は直鎖のもの側鎖を有するものい
ずれでも良い。
アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレート単量
体(A−1)で特に好ましいのは、アルキル基の炭素数
が1および/または4の場合であり、また炭素数5〜1
0のアルキル基を有する単量体(A−2)で好ましいの
は炭素数8のアルキル基を有するものである。また、メ
タアクリレートよりもアクリレートの方が、それらに基
づく重合体が解重合を起こし難く抗酸化性に優れたもの
となり、又FM剤の効果を十分に発揮することが出来好
ましい。但し、アルキル基の炭素数5〜7のアクリレー
トの場合には、異性化パラフィン含有の高粘度指数油や
アルファオレフィンのオリゴマー系の合成潤滑油などの
基油に用いられた時に、溶解性が劣りカスミを生じ使用
できない場合がある。すなわち、好ましい単量体の例と
しては、メチル(メタ)アクリレ−ト、n−,i−もし
くはt−ブチル(メタ)アクリレート、n−オクチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレートなどが挙げられ、特に好ましいものとしては
n−,i−もしくはt−ブチルアクリレート、n−オク
チルアクリレートおよび2−エチルヘキシルアクリレー
トが挙げられる。(A−1)と(A−2)は併用するか
(A−2)のみが好ましい。即ち(A−1)と(A−
2)の重量比に好ましい範囲があり、この比が0:10
0〜30:70にある時に好ましく、特に5:95〜2
0:80にある時に好ましい。この範囲において該重合
体(B)は、優れた低温粘度特性と耐酸化性、高粘度指
数油や合成潤滑油に対して優れた溶解性、並びにFM剤
の効果を十分に発揮させる効果を併せ持つ。
下のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレート
単量体(A)を70重量%以上含有する重合体(B)か
らなるものであるが、必要に応じて窒素原子、酸素原
子、硫黄原子から選ばれる1種以上の原子を有する単量
体を1種以上含有する重合体でもよい。導入方法として
はランダム共重合やグラフト共重合、グラフト付加等が
挙げられる。この場合には、本発明の向上剤に清浄分散
性や抗酸化性などを付与でき好ましく、特に清浄分散性
と抗酸化性を同時に付与できる場合には、本発明の向上
剤の抗酸化性に優れるとの効果との相乗効果で、非常に
耐熱性に優れたものとなり好ましい。この清浄分散性や
抗酸化性を付与する例としては、USP501346
8,USP5013470,EP508012,USP
4606834,USP4036766,USP403
6768,USP4904404,USP481226
1,USP4668412,USP4790948,U
SP4795577,特開昭60−110790、特開
昭61−247719、特開昭63−51497、特開
昭63−179999、特開平01−193308、特
開平01−284593、特開昭62−141096、
特開平02−296811、特開平04−21149
8、特開平06−158075等に記載されているもの
等が使用できる。ランダム共重合やグラフト共重合する
ことで清浄分散性を付与するものの例としては、N−ビ
ニルピロリドン、N−ビニルチオピロリドン、ビニルピ
リジン、N,N−ジアルキルアミノアルキレン(メタ)
アクリレート(アルキル基の炭素数は通常1〜4)、
N,N−ジアルキルアミノアルキレン(メタ)アクリル
アミド(アルキル基の炭素数は通常1〜4)、ビニルイ
ミダゾール、モルフォリノアルキレン(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。また、同様な共重合で清浄分散性
と抗酸化性を同時に付与できるものの例としては、アミ
ノフェノチアジン、N−アリールフェニレンジアミン、
アミノカルバゾール、アミノチアゾール、アミノインド
ール、アミノピロール、アミノイミダゾリン、アミノメ
ルカプトチアゾール、アミノピペリジン残基を有する
(メタ)アクリレート誘導体等各種のものが挙げられ
る。また、グラフト付加する化合物の例としては、(メ
タ)アクリレート単量体の重合時にカルボン酸化合物
(無水マレイン酸、メタアクリル酸、クロトン酸、イタ
コン酸など)を少量(例えば0.5〜5重量%)共重合
し、これに(ポリ)アミン類でアミド化、イミド化した
ものや、ホルムアルデヒドと(ポリ)アミン類でマンニ
ッヒ縮合させたものなどが挙げられる。さらには、重合
体(B)にラジカル触媒等を用いて非ビニル化合物(例
えば、フェノチアジン類、イミダゾール類、チアゾール
類、ベンゾチアゾール類、トリアゾール類、チアゾリン
ジン類、ピリミジン類、ピペラジン類、ピロリジノン
類、オキサゾール類、チオモルフォリン類等)をグラフ
ト付加させたものなどが挙げられる。これら各種の化合
物の重合体(B)中における量は、通常20重量%以下
であり、好ましくは10重量%以下、特に好ましくは5
重量%以下である。
位として、30重量%未満、好ましくは20重量%未満
の範囲で、炭素数10以下のアルキル基を有するアルキ
ル(メタ)アクリレート単量体(A)以外に、重合可能
な二重結合を有する他の単量体(E)を含有することが
できる。重合可能な二重結合を有する他の単量体(E)
としては例えば、炭素数11〜20のアルキル基を有す
るアルキル(メタ)アクリレート単量体(ドデシルメタ
アクリレート、テトラデシルメタアクリレート、ヘキサ
デシルメタアクリレート、オクタデシルメタアクリレー
トやこれらアルキル基を有するアクリレート類等);ア
ルキル基の炭素数1〜30の不飽和モノカルボン酸エス
テル類(ブチルクロトネート、オクチルクロトネート、
ドデシルクロトネート、オクチルクロトネート等);不
飽和ポリカルボン酸の炭素数1〜30のアルキルエステ
ル類(ジブチルマレエート、ジオクチルマレエート、ジ
ラウリルマレエート、ジステアリルマレエート、ジオク
チルフマレート、ジラウリルフマレートなど);ニトリ
ル基含有化合物(アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル等);ビニル芳香族化合物(スチレン、4−メチルス
チレンなど)などが挙げられ、これらのうち一種以上の
単量体を(E)として用いることが出来る。尚、アルキ
ル基としてヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレート
類を共重合した場合には、FM剤の効果を十分に発揮で
きない場合がある。
20のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレー
ト単量体およびアクリロニトリル、スチレンである。
(E)として炭素数10〜20のアルキル基を有するア
ルキル(メタ)アクリレート単量体を用いると、流動点
降下剤を併用しなくても優れた低温流動性を示す場合が
あり好ましい。又、アクリロニトリル単量体を用いると
粘度指数の高いものが得られ、スチレン単量体を用いる
と増粘効果に優れたものとなる。単量体(E)が重合体
(B)の構成単位のうち30重量%を超すと、耐酸化
性、低温粘度特性、また、潤滑油に対する溶解性におい
て問題が生じる場合があり、又FM剤の効果を十分に発
揮できなくなることがある。 該重合体(B)は、単量
体(E)と該単量体(A)とのランダム共重合体でも良
く、また単量体(A)で形成される幹重合鎖と単量体
(E)で形成される側鎖とのグラフト重合体でも良い。
で製造することが出来る。例えば溶媒を使用してあるい
は使用せずにアルキル(メタ)アクリレート単量体
(A)、場合により前記の単量体(E)の配合物をアゾ
系やパーオキシド系のようなラジカル重合触媒を使用し
て重合することにより製造することが出来、また分子量
の調節には連鎖移動剤(例えば、メルカプタン類、(ア
ルキル)アニリン類、フェノール類、アルコール類、ア
ミン類、等)を併用して重合することにより容易に得ら
れる。溶媒としては、鉱物油、デセンオリゴマーのよう
な炭化水素系合成潤滑油、ジオクチルアジペートやトリ
メチロールプロパンと脂肪酸とのエステルなどのエステ
ル系合成潤滑油が好ましい。
子量は通常10,000〜900,000であり、好ま
しく30,000〜600,000である。重量平均分
子量が10,000未満であると十分な増粘効果が得ら
れない。また、900,000を越えるとせん断安定性
が悪く実用上、問題になる場合がある。なお、本重量平
均分子量は、GPCによって測定され、ポリスチレンを
検量線として得られる値である。
(B)が鉱物油、パラフィンを水素化分解した異性化パ
ラフィンを含有する高粘度指数鉱物油、炭化水素系合成
潤滑油、エステル系合成潤滑油およびこれらの2種以上
の混合物から選ばれる油類に希釈溶解されたものとして
得られる。本発明の粘度指数向上剤中の重合体(B)の
濃度は通常30〜80重量%であり、好ましくは40〜
70重量%である。30重量%未満では充分な増粘効果
並びに粘度指数向上能を示さないことがあり、80重量
%を超えると向上剤の粘度が高くなり取扱が困難にな
る。
降下剤(C)を配合するのが好ましい。流動点降下剤
(C)としては、通常のアルキルメタクリレート系流動
点降下剤(例えば、n−テトラデシルメタクリレートを
主成分とする重合体など)や塩素化パラフィン/ナフタ
レン縮合物などが使用できる。又、これらメタクリレー
ト系のもので組成や分子量の異なる2種類以上のものを
組み合わせたもの(例えば、特開昭54−70305等
に記載のもの)や、更には非常に高分子量のもの(例え
ば、USP5229021のものなど)等が挙げられ
る。重合体(B)と流動点降下剤(C)の配合比は好ま
しくは80:20〜99:1(重量比)、特に90:1
0〜95:5である。80:20より流動点降下剤の量
が多くなると増粘性が不足したり、重合体(B)と流動
点降下剤が相溶せず分離することがあり、また、99:
1より少なくなると流動点降下能が不足する場合があ
る。
(D)に、目的の粘度に成るよう配合、溶解し本発明の
潤滑油として使用される。(D)の基油としては、通常
50ニュートラル油〜300ニュートラル油の様な粘度
範囲にあるものである。具体的な例としては通常の鉱物
油が挙げられる。又、本発明の粘度指数向上剤が添加さ
れ使用されるものとしては合成潤滑油(デセンオリゴマ
ー等の炭化水素系のもの、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ヘキサメチレンジオール等のアル
コール類と脂肪酸とのエステル類やアジピン酸と脂肪族
アルコールとのエステルに代表されるエステル系のもの
等)が挙げられる。更にはモービル・ルーブ・ディワキ
シングと呼ばれるプロセスで製造されるもので、具体的
には合成ゼオライト触媒などによりワックスを分解・除
去したMLDW油が挙げられる。特に、本発明の粘度指
数向上剤が最も効果を発揮するのは高粘度指数油であ
る。これは通常の鉱物油等とは性能的にも組成的にも大
きく異なるものである。この高粘度指数油は、オランダ
国特許出願第7613854号や特開平5−21434
9等に記載の方法で製造されるものである。すなわち、
n−パラフィンを触媒を用いて水素化分解しi−パラフ
ィンに異性化した成分を含有するものである。この時の
水素化分解触媒としては、合成ゼオライトや貴金属触媒
等が通常用いられる。尚、このようにして製造されたi
−パラフィン含有異性化鉱物油を、更に溶剤精製したも
のも本発明に含まれる。このような異性化パラフィン含
有鉱物油は、通常の溶剤精製鉱物油とは組成が大きく異
なることから、粘度指数は大きく、製造法やi−パラフ
ィン含量などにより異なるが通常110〜160程度の
ものとなる(通常の鉱物油は、粘度指数90〜105程
度)。又、高粘度指数油は芳香族系化合物の含量が極め
て少ないため抗酸化性にも優れたものとなる。このた
め、本高粘度指数油を必須として含有する潤滑油が好ま
しい。これら潤滑油基油(D)に対し、本発明の向上剤
を通常1〜30重量%添加され、本発明の潤滑油として
使用される。本発明の潤滑油がエンジン油の場合には2
〜10重量%、ギヤ油や自動変速機油の場合は、7〜2
5重量%添加された場合に好ましい結果を与える。
FM剤と併用された場合に、その効果を最大限に発揮で
きるとの特徴も有している。このFM剤にはチオフォス
フェート系のものやカーバメート系のものなどが挙げら
れる。具体的には特公昭44−29366、特公昭49
−6362、特公昭51−964、特公昭53−316
46、特公昭55−40593、特公昭55−4059
3、特公平3−32596、特公平6−33390、特
公平6−47675などに記載のものなどが挙げられ
る。本発明の粘度指数向上剤がFM剤と併用されたとき
に優れたFM性、換言すれば優れた省燃費性を示す理由
は明かではない。本発明の粘度指数向上剤を用いた場合
には、従来のものを用いた場合と比べ、異なったFM剤
との錯体形成しFM剤の分解速度を変えているのかも知
れない。これらFM剤の潤滑油中の含量は通常0.05
〜5重量%であり、該向上剤は0.5〜30重量%、潤
滑油基油(D)は99.45〜65重量%である。FM
剤が0.05%未満では摩擦摩耗低減効果がほとんどな
く、また5重量%を超えても摩擦摩耗低減効果が5重量
%以下の場合と殆ど変わらなくなり経済的に不利とな
る。
有していても良い。これらの公知の添加剤としては、粘
度指数向上剤{例えば、エチレン・プロピレン共重合体
やスチレン・イソプレン共重合体の水添物などの公知の
もの、さらにはこれらオレフィン系粘度指数向上剤中に
N原子を含有させた公知の清浄分散性を付与したもの、
公知のポリ(メタ)アクリレート系粘度指数向上剤な
ど}、極圧添加剤(ルブリゾール社のアングラモルなる
商標で販売されている硫黄・燐系のもの、硫化オレフィ
ンに代表される硫黄系のもの等)、清浄剤(スルフォネ
ート系、サリチレート系、ナフテネート系等のカルシウ
ム、マグネシウム過塩基性塩等)、分散剤(ポリイソブ
テニルコハク酸イミド系、アルキルフェノールとポリア
ミン類とのマンニッヒ縮合物系、これらのもののほう酸
による変性物等)、酸化防止剤(ジンクジチオフォスフ
ェート、ジンクジチオカーバメート、ヒンダードフェノ
ール、ヒンダードアミン、アルキルジフェニルアミン
等)、油性剤(脂肪酸エステル類、脂肪酸アミド類
等)、防錆剤(アルキルコハク酸エステル類、アルキル
ベンゼンやアルキルナフタリン等のスルフォネート系
等)、摩擦摩耗防止剤(燐酸エステルやフォスファイト
等に代表される燐系のもの等)などが挙げられる。
途は、ガソリンエンジン油、ジーゼルエンジン油、ギヤ
油、自動変速機油、作動油、トラクター油、パワーステ
アリング油、ショックアブソーバー油、コンプレッサー
油などが挙げられる。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。なお実
施例中、部および%はそれぞれ重量部ならびに重量%を
表すものとする。
を備えた反応装置に100ニュートラルの鉱物油を30
0部仕込み、窒素置換を行った後85℃に昇温した。n
−ブチルアクリレート70部、2−エチルヘキシルアク
リレート630部及びアゾビスイソブチロニトリル7部
の混合物を3時間にわたり連続的に滴下し、さらに1時
間熟成し、重量平均分子量が5万で、濃度69%の共重
合体溶液を得た。この溶液93部にポリメタクリレート
系流動点降下剤としてアクルーブ133(三洋化成製)
を7部配合し、本発明の向上剤(1)を得た。
70部に変更する以外は実施例1と同様な方法で重合を
行い、重量平均分子量が5万で、濃度68%の共重合体
溶液を得た。この溶液95部に対しポリメタクリレート
系流動点降下剤としてアクルーブ132(三洋化成製)
を5部配合して本発明の向上剤(2)を得た。
する以外は実施例1と同様な方法で重合を行い、重量平
均分子量が4.5万で、濃度69%の共重合体溶液を得
た。この溶液90部に対しポリメタクリレート系流動点
降下剤としてアクルーブ138(三洋化成製)を10部
配合して本発明の向上剤(3)を得た。
クリレート630部をn−ブチルアクリレート105
部、2−エチルヘキシルアクリレート490部、n−デ
シルアクリレート105部に変更する以外は実施例1と
同様な方法で重合を行い、重量平均分子量が5.2万
で、濃度69%の共重合体溶液を得た。この溶液97部
に対し、ポリメタクリレート系流動点降下剤としてアク
ルーブ136(三洋化成製)を3部配合して本発明の向
上剤(4)を得た。
リレート50部、n−テトラデシルメタクリレート40
部、n−ヘキサデシルメタクリレート10部、n−オク
タデシルメタクリレート5部の混合物に変更する以外は
実施例4と同様な方法で重合を行い、重量平均分子量が
4.9万、濃度69%の共重合体溶液を得、本発明の向
上剤(5)を得た。
系流動点降下剤としてアクルーブ133を3部配合し、
本発明の向上剤(6)とした。
メタクリレート630部を用い、実施例1と同様な方法
で重合し、重量平均分子量が5.3万、濃度68%の共
重合体溶液を得た。この溶液93部に対し、ポリメタク
リレート系流動点降下剤としてアクルーブ133を7部
配合して本発明の向上剤(7)を得た。
りにアゾビスバレロニトリル0.5部を用いた以外は、
実施例1と同様に重合し重量平均分子量18.8万の共
重合体を得、この共重合体93部にアクルーブ133を
7部配合して本発明の向上剤(8)を得た。
重合し、重量平均分子量19.5万の共重合体を得、こ
の共重合体97部にアクルーブ136を3部配合して、
本発明の向上剤(9)を得た。
クリレート350部、n−ドシルアクリレート180
部、n−テトラデシルアクリレート100部の混合物を
用い実施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均分子
量が5.2万で、濃度68%の鉱物油溶液を得た。この
溶液93部に、アクルーブ133を7部配合して、比較
の向上剤(比1)を得た。
クリレート350部、n−ドデシルメタクリレート18
0部、n−テトラデシルメタクリレート100部の混合
物を用い、実施例1と同様な方法で重合し、重量平均分
子量4.7万で、濃度69%の鉱物油溶液を得、比較の
向上剤(比2)とした。
部配合して比較の向上剤(比3)とした。
レート350部、n−テトラデシルメタクリレート24
5部の混合物を用いて、実施例1と同様な方法で重合
し、重量平均分子量4.9万で、濃度69%の共重合体
溶液を得、比較の向上剤(比4)とした。
レート280部、n−テトラデシルメタクリレート14
0部、n−ヘキサデシルメタクリレート105部、n−
オクタデシルメタクリレート70部の混合物を用いて、
実施例1と同様な方法で重合し、重量平均分子量5.1
万で、濃度69%の共重合体溶液を得、比較の向上剤
(比5)とした。
以外は実施例1と同様な方法にて重合し重量平均分子量
5.1万の重合体を得た。この重合体93部にアクルー
ブ133を7部配合して比較の向上剤(比6)を得た。
方法にて重合を行い、重量平均分子量19.5万の共重
合体溶液を得、この共重合体93部にアクルーブ133
を7部配合して比較の向上剤(比7)を得た。
方法で重合を行い、重量平均分子量19.8万の重合体
溶液を得、この重合体93部にアクルーブ133を7部
配合して比較の向上剤(比8)を得た。
較例1〜6で得た比較の向上剤(比1)〜(比6)を各
々用い、下記方法で低温粘度試験および耐酸化性試験を
した結果を表1に示す。 (低温粘度試験の方法)向上剤(1)〜(7)、(比
1)〜(比6)を各々10部、100ニュートラルの鉱
物油90部に均一に溶解させた。そして、日本石油学会
で定められているギヤー油の低温粘度試験方法(JPI
−5S−26−85)に従い、−40℃で低温粘度の測
定を行った。
ルの鉱物油90部に、向上剤(1)〜(7)、(比1)
〜(比6)を各々10部均一に溶解させ、JIS−K2
514に従い、165.5℃で98時間耐酸化性試験を
行ない、B法によるスラッジ発生量を測定した。ここで
B法とは、試験後の潤滑油にスラッジ凝集剤を加え遠心
分離し沈降するスラッジ量を測定したものであり、B法
によるスラッジ量が耐酸化性を示す。
1 粘度指数131の100ニュートラル高粘度指数油また
は通常の鉱物油に実施例1〜7、並びに比較例1〜6の
粘度指数向上剤を各々12〜13%加え均一に混合し、
オートマッチクトランスミッション油に必要な100℃
粘度を7.4〜7.8cStに調整した。この調整油を
用いて実施使用例1〜7と同様な方法で−40℃時の粘
度を測定し表2の結果を得た。
通常の溶剤精製鉱物油に対しても低い低温粘度を与えて
いが、特に高粘度指数油に用いられた場合には効果が顕
著で非常に低い低温粘度を与えている。
14 本発明の向上剤(8)または比較の向上剤(比7)を各
々3.9%、モリブデンジチオフォスフェート系FM剤
(サンフリックFM−2、三洋化成工業株式会社製)を
1%、エンジン油用パッケージ添加剤(SG規格油用)
10%、粘度指数131の高粘度指数油又は通常の溶剤
精製鉱物油を各々85.1%配合しエンジン油に必要な
100℃粘度を10.0〜10.4cStに合わせた。
又、本発明の向上剤(9)又は比較の向上剤(比8)を
各々3.9%、モリブデンジチオカーバメート系FM剤
(モリバンA、バンダービルト社製)を1%、エンジン
油用パッケージ添加剤(SG規格油用)10%、粘度指
数131の高粘度指数油又は通常の溶剤精製鉱物油を各
々85.1%配合しエンジン油に必要な100℃粘度を
10.0〜10.4cStに合わせた。これらの配合油
を165.5℃の温度条件下でJIS−K2514に従
い、抗酸化性テストを行った。このテスト中、24時間
置きにサンプル採取を10gずつ行なった。各時間の酸
化劣化後のサンプルをSRV社の摩擦試験機にて、温度
50℃、荷重50ニュートン、周波数50Hzの条件で
摩擦係数を測定し表3の結果を得た。
を用いた潤滑油の酸化劣化後の摩擦係数が低いことが判
る。
クリレート重合体系粘度指数向上剤に比べ、優れた低温
粘度特性と耐酸化特性を有する。特に高粘度指数油に用
いられた場合、非常に低い−40℃粘度を与える。又、
モリブデン系摩擦摩耗防止剤と併用されたときには、酸
化劣化を受けても低い摩擦係数を与えるとの特徴を有す
る。従って、本発明の向上剤を使用した本発明の潤滑油
は、低温での流動特性や高温時の酸化安定性に優れ、過
酷な環境でも使用することができ、省燃費性にも優れた
ものとなる。
Claims (11)
- 【請求項1】 構成単位として、炭素数10以下のアル
キル基を有するアルキルアクリレート単量体(A)を7
0重量%以上含有する重合体(B)からなる、異性化パ
ラフィンを含有する高粘度指数油用の粘度指数向上剤。 - 【請求項2】 (A)が、炭素数1〜4のアルキル基を
有するアルキルアクリレート単量体(A−1)と炭素数
5〜10のアルキル基を有するアルキルアクリレート
(A−2)との併用もしくは(A−2)のみである請求
項1記載の粘度指数向上剤。 - 【請求項3】 (A−1)が、炭素数1および/または
4のアルキル基を有するアルキルアクリレートであり、
(A−2)が、炭素数8のアルキル基を有するアルキル
アクリレートである請求項2記載の粘度指数向上剤。 - 【請求項4】 (A−1)と(A−2)の重量比が0:
100〜30:70である請求項2または3記載の粘度
指数向上剤。 - 【請求項5】 構成単位として、炭素数11〜20アル
キル基を有するアルキル(メタ)アクリレート単量体を
30重量%未満含有する請求項1〜4のいずれか記載の
粘度指数向上剤。 - 【請求項6】 異性化パラフィンを含有する高粘度指数
油の粘度指数が、110〜160である請求項1〜5の
いずれか記載の粘度指数向上剤。 - 【請求項7】 更に流動点降下剤(C)を含有する請求
項1〜6のいずれか記載の粘度指数向上剤。 - 【請求項8】 (B)と(C)の重量比が80:20〜
99:1である請求項7記載の粘度指数向上剤。 - 【請求項9】 エンジン油用、ギヤ油用、自動変速機油
用、パワーステアリング油用もしくはショックアブソー
バー油用である請求項1〜8のいずれか記載の粘度指数
向上剤。 - 【請求項10】 異性化パラフィンを含有する高粘度指
数油に、請求項1〜9のいずれか記載の粘度指数向上剤
を添加してなる潤滑油。 - 【請求項11】 該向上剤0.5〜30重量%、モリブ
デン系摩擦摩耗防止剤0.05〜5重量%、異性化パラ
フィンを含有する高粘度指数油99.45〜65重量%
を必須成分として成る請求項1〜10のいずれか記載の
潤滑油。
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