JP2745659B2 - 建築板の製造方法 - Google Patents
建築板の製造方法Info
- Publication number
- JP2745659B2 JP2745659B2 JP1077273A JP7727389A JP2745659B2 JP 2745659 B2 JP2745659 B2 JP 2745659B2 JP 1077273 A JP1077273 A JP 1077273A JP 7727389 A JP7727389 A JP 7727389A JP 2745659 B2 JP2745659 B2 JP 2745659B2
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- Japan
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- decorative
- gap
- board
- horizontal rail
- wooden
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は天井板等の建築板の製造方法に関し、更に言
えば長さ方向の任意の位置に目すかしに相当するスキ間
を設けることのできる建築板の製造方法に関する。
えば長さ方向の任意の位置に目すかしに相当するスキ間
を設けることのできる建築板の製造方法に関する。
従来の天井板等の建築板の製造方法は以下のようにな
っていた。
っていた。
長さ4,000mm程度の合板に薄物単板を貼着して化粧板
を製造し、これをはしご状に組んだ木桟上にスプレッタ
ー等により接着剤を塗布し、化粧板を木桟にプレスしつ
つ接着固定していた。しかし、この方法によると、天井
板の巾方向には施工時に一定の間隔でスキ間を設けるこ
とができるが、長さ方向には長尺の化粧板である為、ス
キ間が形成できず平滑面でしかないという問題があっ
た。
を製造し、これをはしご状に組んだ木桟上にスプレッタ
ー等により接着剤を塗布し、化粧板を木桟にプレスしつ
つ接着固定していた。しかし、この方法によると、天井
板の巾方向には施工時に一定の間隔でスキ間を設けるこ
とができるが、長さ方向には長尺の化粧板である為、ス
キ間が形成できず平滑面でしかないという問題があっ
た。
仮に長さ方向に例えば500mm間隔に5mm程度のスキ間を
設けようとすれば天井板そのものを500mmの長さで製造
し、施工時に天井板間にスキ間を設ける必要があった
が、これは施工上、非常に困難であり、実際上はスキ間
は設けられないというのが実情であった。この為天井板
に凹凸がなく単調になりがちであった。
設けようとすれば天井板そのものを500mmの長さで製造
し、施工時に天井板間にスキ間を設ける必要があった
が、これは施工上、非常に困難であり、実際上はスキ間
は設けられないというのが実情であった。この為天井板
に凹凸がなく単調になりがちであった。
〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は叙上の如き実情に鑑みて為されたものであ
り、従来の欠点を悉く解消して長さ方向の任意の位置に
スキ間を形成することにより目すかしのもつ凹凸意匠性
を付与することができ、しかも全体としては長尺サイズ
のもつ天井施工時の簡便性をも兼ね備えた建築板の製造
方法を提供することを課題とする。
り、従来の欠点を悉く解消して長さ方向の任意の位置に
スキ間を形成することにより目すかしのもつ凹凸意匠性
を付与することができ、しかも全体としては長尺サイズ
のもつ天井施工時の簡便性をも兼ね備えた建築板の製造
方法を提供することを課題とする。
本発明は任意の距離を隔てて横桟を設けたはしご状の
木桟を形成し、長尺の化粧板本体を該横桟間隔に合わせ
て複数枚にカットして化粧板を形成し、該横桟上で該化
粧板間にスキ間を設けて同横桟の上面が露出するように
化粧板を木桟に接着固定することにより課題を解決する
ものである。
木桟を形成し、長尺の化粧板本体を該横桟間隔に合わせ
て複数枚にカットして化粧板を形成し、該横桟上で該化
粧板間にスキ間を設けて同横桟の上面が露出するように
化粧板を木桟に接着固定することにより課題を解決する
ものである。
以下発明を実施例として示した図面に基づき詳述す
る。
る。
第１図は木桟１を示す。木桟１は縦桟２と横桟３とか
ら形成されたはしご状となっている。縦桟２の長さは通
常天井板の長さに相当する4000mm程度に設定される。こ
の縦桟２に対して横桟３が任意の距離ａを隔てて設けら
れる。本実施例においては500mm間隔に設定している。
一方、化粧板は別途、以下のように製作される。長さ4,
000mmの合板にスプレッターにより接着剤を塗布し、薄
物単板を該合板上に乗せプレスし、必要に応じて表面を
塗装して化粧板本体を製作し、これを横桟３間隔ａに合
わせてカットする。（本実施例においては500mmにカッ
トする） 次に第２図に示すように木桟１の縦桟２と横桟３の一
側方に通常の接着剤４を塗布し、横桟３の他側方にホッ
トメルト５を塗布する。この際ホットメルト５を併用す
るのは第３図で示す化粧板６を接着固定する場合、化粧
板６の横ズレ等を防ぎ化粧板６間に必要なスキ間を確保
する為と、化粧板の仮止めに適するからである。
ら形成されたはしご状となっている。縦桟２の長さは通
常天井板の長さに相当する4000mm程度に設定される。こ
の縦桟２に対して横桟３が任意の距離ａを隔てて設けら
れる。本実施例においては500mm間隔に設定している。
一方、化粧板は別途、以下のように製作される。長さ4,
000mmの合板にスプレッターにより接着剤を塗布し、薄
物単板を該合板上に乗せプレスし、必要に応じて表面を
塗装して化粧板本体を製作し、これを横桟３間隔ａに合
わせてカットする。（本実施例においては500mmにカッ
トする） 次に第２図に示すように木桟１の縦桟２と横桟３の一
側方に通常の接着剤４を塗布し、横桟３の他側方にホッ
トメルト５を塗布する。この際ホットメルト５を併用す
るのは第３図で示す化粧板６を接着固定する場合、化粧
板６の横ズレ等を防ぎ化粧板６間に必要なスキ間を確保
する為と、化粧板の仮止めに適するからである。
この状態で第３図乃至第４図に示すように化粧板６を
木桟に接着固定するのであるが、この場合、横桟３上で
化粧板６、６間にスキ間ｂを設けて化粧板６を木桟１に
接着固定するのである。
木桟に接着固定するのであるが、この場合、横桟３上で
化粧板６、６間にスキ間ｂを設けて化粧板６を木桟１に
接着固定するのである。
このようにすることにより500mmピッチのスキ間（目
すかし）が形成できる。
すかし）が形成できる。
横桟の距離ａを任意に設定することにより、任意の位
置に目すかし（スキ間）を形成できる。
置に目すかし（スキ間）を形成できる。
又、スキ間ｂは通常5mm程度が選ばれる。
本発明に係る建築板の製造方法は任意の距離を隔てて
横桟を設けたはしご状の木桟を形成し、長尺の化粧板本
体を該横桟間隔に合わせて複数枚にカットして化粧板を
形成し、該横桟上に該化粧板間にスキ間を設けて同横桟
の上面が露出するように化粧板を木桟に接着固定するこ
とを特徴とするので、横桟間隔に合わせカットして複数
枚の化粧板を形成し、これを横桟間隔に合わせて木桟に
接着固定するだけで、同木桟に下地板等に貼着するよう
なことなく簡単に製造することができ、その結果、天井
板等の建築板の表面の任意の位置に、スキ間の底に横桟
の上面が露出した目すかしのような凹凸意匠性を簡単に
付与することができるという利点を有する。
横桟を設けたはしご状の木桟を形成し、長尺の化粧板本
体を該横桟間隔に合わせて複数枚にカットして化粧板を
形成し、該横桟上に該化粧板間にスキ間を設けて同横桟
の上面が露出するように化粧板を木桟に接着固定するこ
とを特徴とするので、横桟間隔に合わせカットして複数
枚の化粧板を形成し、これを横桟間隔に合わせて木桟に
接着固定するだけで、同木桟に下地板等に貼着するよう
なことなく簡単に製造することができ、その結果、天井
板等の建築板の表面の任意の位置に、スキ間の底に横桟
の上面が露出した目すかしのような凹凸意匠性を簡単に
付与することができるという利点を有する。
第１図乃至第３図は実施例を示す平面図、第４図は同上
の正面図である。 １…木桟、２…縦桟、３…横桟、４…接着剤、５…ホッ
トメルト、６…化粧板、ａ…横桟間隔、ｂ…スキ間。
の正面図である。 １…木桟、２…縦桟、３…横桟、４…接着剤、５…ホッ
トメルト、６…化粧板、ａ…横桟間隔、ｂ…スキ間。
Claims (1)
- 【請求項１】任意の距離を隔てて横桟を設けたはしご状
の木桟を形成し、長尺の化粧板本体を該横桟間隔に合わ
せて複数枚にカットして化粧板を形成し、該横桟上で該
化粧板間にスキ間を設けて同横桟の上面が露出するよう
に化粧板を木桟に接着固定することを特徴とする建築板
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1077273A JP2745659B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 建築板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1077273A JP2745659B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 建築板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02256756A JPH02256756A (ja) | 1990-10-17 |
| JP2745659B2 true JP2745659B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=13629251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1077273A Expired - Fee Related JP2745659B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 建築板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2745659B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5615939Y2 (ja) * | 1977-05-23 | 1981-04-14 |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1077273A patent/JP2745659B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02256756A (ja) | 1990-10-17 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |