JP2744053B2 - ポリアミド繊維材料に耐汚染性を付与する方法 - Google Patents

ポリアミド繊維材料に耐汚染性を付与する方法

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JP2744053B2 JP1059508A JP5950889A JP2744053B2 JP 2744053 B2 JP2744053 B2 JP 2744053B2 JP 1059508 A JP1059508 A JP 1059508A JP 5950889 A JP5950889 A JP 5950889A JP 2744053 B2 JP2744053 B2 JP 2744053B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐汚染性を有するナイロンカーペツトのよ
うなポリアミド繊維材料を得る方法並びにかように処理
されたポリアミド繊維材料に関する。
ナイロンカーペツトのようなポリアミド繊維物品は多
くの食品および飲料に一般に見出されるような天然また
は人工酸性着色剤による汚染に特に感受性を有する。か
ようなポリアミド繊維物品に酸性着色剤に対する耐汚染
性を経済的に付与する方法の必要性は長い間痛感されて
きた。慣用の加工並びに処理工程の間にポリアミド繊維
物品に耐久性のある耐汚染性を付与することができる方
法が特に望ましい。
U.S.P.No.3,961,881(Sumner等)には、染色、バデイ
ングまたは印刷法により織物材料に、少なくとも1個の
カルボン酸基を含有する分散染料のpH7未満の水性分散
液をなめし剤の存在下で適用し、それによつてすぐれた
湿潤堅牢性を有する均染を付与する合成ポリアミド織物
材料の着色方法が開示されている。Sumner等によつて示
されたように、天然薬剤の例には、タンニン酸および植
物タンニンが含まれ、合成薬剤にはナフトール、ナフタ
レンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物、フ
エノール、ナフタレン、ホルムアルデヒドおよび硫酸の
縮合生成物、ジヒドロキシジフエニルスルホンとホルム
アルデヒドとの縮合生成物、ジヒドロキシジフエニルス
ルホンスルホニツクと脂肪族アルデヒドとの縮合生成
物、硫酸化フエノール、ナフタレンとホルムアルデヒド
との縮合生成物が含まれる。
U.S.P.No.2,205,883(Graves)には、メタクリル酸そ
れ自体の重合、並びにメタクリル酸と他の物質との共重
合の酸性重合生成物であるなめし剤が開示されている。
U.S.P.No.3,408,319(Rau)には、(A)メタクリル
酸、アクリル酸またはこれら酸の混合物と(B)硫酸化
不飽油との混合物の共重合によつて製造されるなめし組
成物が開示されている。使用される不飽和酸は好ましく
は75〜100%がメタクリル酸であり、25〜0%がアクリ
ル酸であり、そして一般に独占的なメタクリル酸の使用
が価格並びに効果の点で最も実際的である。硫酸化油の
量は酸モノマーの10〜25重量%である。
U.S.P.No.3,994,744(Anderle等)には、少なくとも3
0℃の最低フイルム形成温度を有し、かつ少なくとも35
℃のガラス転移温度を有するポリマーおよび金属塩を含
み、そして汚れた基体に適用後に粘着性フイルムを形成
する水性清浄用組成物が開示されている。粘着性フイル
ムに付着したよごれは前記の組成物の乾燥の結果として
断片になり除去可能な残渣を形成する。この組成物は、
好ましくはカルボン酸モノマーおよび軟質モノマーおよ
び(または)硬質モノマーから誘導されるポリマーを含
有する。好ましい軟質モノマーは、ビニルアセテート、
およびアルキル基が1〜12個の炭素原子を含有するアク
リル酸のアルキルエステルである。好適な硬質モノマー
には、低級アルキル基が1〜3個の炭素原子を含有する
アルキルメタクリレート、シクロアルキル基が5〜7個
の炭素原子を含有するシクロアルキルアクリレート並び
にメタクリレートおよび硬質ビニルモノマーが含まれ
る。酸モノマーの例には、アクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸およびクロトン酸並びにアルキル基が1〜8
個の炭素原子を含有するイタコン酸およびマレイン酸の
モノアルキルエステルが含まれる。
U.S.P.No.4,081,383(Warburton,Jr.等)には、カー
ペツトおよびカーペツト用糸のよごれ防止処理が開示さ
れている。カーペツト製造の前にカーペツトまたはカー
ペツト用糸を、(A)メタクリルエマルシヨンコポリマ
ーとエポキシ樹脂とのブレンドまたは(B)エポキシモ
ノマー単位を有するメタクリル酸エマルシヨンコポリマ
ーのいずれかで被覆する。いずれの場合でも、コポリマ
ーは40〜75重量%のメタクリル酸を含有し、そして、ポ
リマー物質の硬化被覆のガラス転移温度は少なくとも50
℃である。
U.S.P.No.4,334,876(Beier等)には、革素材を、ア
クリル酸およびメタクリル酸から成る群から選ばれる少
なくとも一員および所望によりアクリル酸のアルキルエ
ステル、メタクリル酸のアルキルエステルおよび硫酸化
不飽和乾性油から成る群から選ばれる1種以上の重合性
化合物の重合によつて製造される合成ポリマー組成物の
水性分散液または溶液による一次処理、次いでSchorlem
mer尺度によつて0〜45%塩基度を有するジルコニウム
なめし用化合物による二次処理を含む多段なめし工程に
処する方法が開示されている。
U.S.P.No.4,388,372(Champaneria等)には、カルボ
キシ官能性ビニルポリマー、エポキシ樹脂および第三ア
ミンの反応生成物である変性エポキシ樹脂と組合せたク
エン酸ウレタンのパーフルオロアルキルエステルおよび
弗素化アルコールから成る織物フイラメント用の耐久性
耐よごれ性被覆組成物が開示されている。変性エポキシ
樹脂反応生成物製造用に使用する好ましいビニル樹脂
は、スチレン/エチルアクリレート/メタクリル酸のタ
ーポリマー、特にモノマーのモル比が、それぞれ約1:1:
2であるターポリマーである。
U.S.P.No.4,526,581(Prentiss等)には、メタリル酸
の少なくとも60モル%の残基およびメチル、エチル、プ
ロピルおよびブチルアクリレートから選ばれる少なくと
も1種のアルキルアクリレートの少なくとも約5モル%
の残基を含むコポリマーなめし剤であり、該コポリマー
が約3,500〜9,000の重量平均分子量を有する該コポリマ
ーなめし剤を使用するなめし革の製造方法が開示されて
いる。
U.S.P.No.4,699,812(Munk等)には、繊維を酸性条件
下で8〜24個の炭素原子を含有する脂肪族スルホン酸の
溶液と接触させることによつて、遊離アミノ基含有繊
維、特にポリアミド繊維に耐汚染性を付与する方法が開
示されている。
本発明では一態様においてポリアミド繊維材料を、ポ
リメタクリル酸、メタクリル酸のコポリマーまたはそれ
らの組合せを含む水性処理溶液と接触させ、かつ該基体
を乾燥させることから成るポリアミド繊維材料に酸性着
色剤に対して耐汚染性を付与する方法であつて、前記の
ポリアミド繊維材料が改良された酸性着色剤耐汚染性を
有するように前記のポリメタクリル酸、メタクリル酸の
コポリマーまたはそれらの組合せが十分な量で供給さ
れ、かつ、溶解度および分子量を有することを特徴とす
る前記の方法が提供される。下記に示す試験法によつて
処理基体を評価したとき、一般に少なくとも5の等級は
満足であり、等級7は良好であり、そして等級8は優秀
である、この試験法は一般的汚染試験溶液であるFD&C
Red Dye No.40の水性溶液で基体を処理する。
本発明の他の態様において、前記のポリアミド基体が
改良された酸性着色剤に対する耐汚染性を有するように
十分な量で供給され、かつ、溶解度および分子量を有す
るポリメタクリル酸、メタクリル酸のコポリマーまたは
それらの混合物を含む水性処理溶液で処理されたポリア
ミド繊維基体が供給される。一般に少なくとも5の等級
が満足であり、等級7は良好であり、等級8は優秀であ
る。
本発明の別の態様において、ポリアミド繊維材料に酸
性着色剤に対する耐汚性を付与するのに有用な水性溶液
であつて、ポリメタクリル酸、メタクリル酸のコポリマ
ーまたはそれらの組合せを含み、該溶液が前記のポリア
ミド繊維基体に改良された酸性着色剤に対する耐汚染性
を付与しうるように、前記のポリメタクリル酸、メタク
リル酸のコポリマーまたはそれらの組合せが十分な量で
供給され、かつ溶解度および分子量を有することを特徴
とする前記の水性溶液が提供される。一般に少なくとも
5の等級は満足であり、等級7は良好であり、そして等
級8は優秀である。
本発明において有用なポリメタクリル酸、メタクリル
酸のコポリマーまたはそれらの組合せは、親水性であ
る。本明細書で使用する「メタクリルポリマー」の用語
には、ポリメタクリル酸ホモポリマー並びにメタクリル
酸と1種以上の他のモノマーとから形成されるポリマー
を含む。メタクリル酸と共重合させるのに有用なモノマ
ーは、エチレン状不飽和を有するモノマーである。かよ
うなモノマーには、例えば、モノカルボン酸、ポリカル
ボン酸、並びに無水物;カルボン酸並びに無水物の置換
および未置換エステルおよびアミド;ニトリル;ビニル
モノマー;ビニリデンモノマー;モノオレフイン状およ
びポリ−オレフイン状モノマー;および複素環式モノマ
ーが含まれる。
代表的なモノマーには、例えばアクリル酸、イタコン
酸、シトラコン酸、アコニチン酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、フマル酸、クロトン酸、桂皮酸、オレイン
酸、パルミチン酸、ビニルスルホン酸、ビニルホスホン
酸、前記の酸とアルキルまたはシクロアルキルエステ
ル、例えばエチル、ブチル、2−エチルヘキシル、オク
タデシル、2−スルホエチル、アセトキシエチル、シア
ノエチル、ヒドロキシエチルおよびヒドロキシプロピル
アクリレート並びにメタクリレートのような1〜18個の
炭素原子を有するアルキルまたはシクロアルキルエステ
ル、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、メチロ
ールアクリルアミドおよび1,1−ジメチルスルホエチル
アクリルアミドのような前記の酸のアミド、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、スチレン、α−メチルス
チレン、p−ヒドロキシスチレン、クロロスチレン、ス
ルホスチレン、ビニルアルコール、N−ビニルピロリド
ン、ビニルアセテート、ビニルクロライド、ビニルエー
テル、ビニルサルフアイド、ビニルトルエン、ブタジエ
ン、イソプレン、クロロプレン、エチレン、イソブチレ
ン、ビニリデンクロライド、硫酸化ヒマシ油、硫酸化鯨
油、硫酸化大豆油および硫酸化脱水ヒマシ油が含まれ
る。特に有用なモノマーには、例えば、1〜4個の炭素
原子を有するアルキルアクリレート、イタコン酸、ナト
リウムスルホスチレンおよび硫酸化ヒマシ油である。例
えばナトリウムスルホスチレンとスチレン、および硫酸
化ヒマシ油とアクリル酸のようなモノマーの混合物も、
もちろん、メタクリル酸と共重合させることができる。
本発明に有用なメタクリルポリマーは、エチレン状不
飽和モノマーの重合のための当業界において周知の方法
を使用して製造できる。
好ましくはメタクリルポリマーの約30〜100重量%、
さらに好ましくは60〜90重量%がメタクリル酸で構成さ
れる。ポリマー中におけるメタクリル酸の最適割合は、
使用されるモノマー、ポリマーの分子量および物質が使
用されるpHに依存する。エチルアクリレートのような水
不溶性コモノマーをメタクリル酸と共重合させるとき
は、これらはメタクリルポリマーの約40重量%までを構
成する。アクリル酸、スルホエチルアクリレートのよう
な水溶性モノマーをメタクリル酸と共重合させるとき
は、水溶性コモノマーが好ましくはメタクリルポリマー
の30重量%以下を構成し、そして、好ましくはメタクリ
ルポリマーが約50重量%までの水不溶性モノマーを含
む。
メタクリルポリマーは、一般にポリマーの均一な適用
および繊維表面中への浸透が可能なように十分に水溶性
でなければならない。しかし、ポリマーが過度に水溶性
のときは、酸性着色剤に対する耐汚染性並びに洗浄耐久
性が減少する。
ポリマーのガラス転移温度は、約35℃と低くてもよい
が、比較的高いガラス転移温度が好ましい。230℃また
はこれ以上の高いガラス転移温度を有するポリマーを使
用するときは、ポリアミド繊維基体の耐よごれ性が改良
される追加利点が得られる。
メタクリルポリマーの重量平均分子量および数平均分
子量は、該ポリマーによつて十分な耐汚染性が付与され
るような分子量でなければならない。一般にポリマー物
質の下部の90重量%が好ましくは約2500〜250,000の範
囲内,さらに好ましくは約3000〜100,000の範囲内の重
量平均分子量を有する。一般に、ポリマー物質の下部の
90重量%が好ましくは約500〜200,000の範囲内、さらに
好ましくは約800〜10,000の範囲内の数平均分子量を有
する。一般に、ポリマーの分子量が高いときには、比較
的多量の水溶性コモノマーが好ましく、またはポリマー
の分子量が低いときは、比較的少ない量の水溶性または
水不溶性コモノマーが好ましい。
本発明に全般的に有用な商用として入手できるメタク
リルポリマーには、Rohm&Haas社から入手できるLeukot
onTM970、LeukotanTM1027、LeukotanTM1028、およびLeu
kotanTMQR1083が含まれる。
使用するメタクリルポリマーの量は、ポリアミド基体
に所望程度の耐汚染性を付与するのに十分な量でなけれ
ばならない。一般に基体がナイロン66のときには、基体
がナイロン6または羊毛の場合より少ない適用量が使用
できる。ポリアミド繊維がオートクレーブのような湿つ
た条件下で糸をヒートセツトしたヒートセツトカーペツ
ト用糸の場合には、実質的に乾燥条件下でヒートセツト
した糸より高い適用量を必要とする。使用するメタクリ
ルポリマーの量は、繊維がナイロン66カーペツト用糸の
場合には、繊維重量に基づいて好ましくは少なくとも約
0.1重量%、さらに好ましくは少なくとも0.5重量%、最
も好ましくは少なくとも約1重量%である。ナイロン6
カーペツト用繊維を処理するときは、使用するメタクリ
ルポリマーの量は、繊維重量に基づいて好ましくは少な
くとも約0.5、さらに好ましくは少なくとも約1重量%
である。
一般に、メタクリルポリマーは水性溶液から適用され
る。溶液のpHは、好ましくは約7以下であり、さらに好
ましくは約5以下である。3重量%owf(繊維重量に基
づいて)を超えるメタクリルポリマーの量は、一般に、
追加利点は殆んどなく、かつ、繊維をざらざらした風合
にする。
メタクリルポリマーは、カーペツトのベツク(beck)
染色において使用されるような水性消費浴から適用する
ことができる。メタクリルポリマーを水性染料浴溶液に
添加し、染料と並流的に消費させる。一般に、染料浴は
沸点温度またはその近くで10〜90分またはそれ以上保持
し、染料およびメタクリルポリマーを消費させる。
あるいはまた、染料が消費された後に水性染料浴に添
加するか、または染料浴を排出し、新水を添加した後に
メタクリルポリマーを添加する。一般に、浴は沸騰また
はその近くの温度でメタクリルポリマーが消費されるの
に十分な時間、通常10〜90分間維持する。
メタクリルポリマーはKusterTMまたはOttingTMカーペ
ツト染色装置のような連続染色の間に添加できる。メタ
クリルポリマーは水性染料溶液に直接添加し、その溶液
を慣用のようにポリアミドカーペツトに適用する。ある
いはまた、メタクリルポリマーを、染料適用前の浸潤工
程の間に適用できる。
メタクリルポリマーはまた、パデイング作業の間ポリ
アミド材料に添加できる。これは別個の工程として、ま
たは湿潤剤、柔軟剤および均染剤のような各種の慣用の
仕上剤の適用と連携させて行うことができる。溶液の適
用後にポリアミド材料は慣用のように乾燥させる。
メタクリルポリマーは、また、当業界で周知である発
泡法によつても適用できる。メタクリルポリマーは、一
般に、発泡剤も含む水性溶液から適用する。使用する発
泡剤は発泡染色の典型的に使用されるものである。
メタクリルポリマーはまた、当業者に周知の他の方法
によつてポリアミド織編物に適用できる。他の好適な方
法には、パデイング、Kuster FlexnipTM装置で実施でき
るような低圧パデイング、Otting Internationalから入
手できるような吹付アプリケーターまたは絞りロールの
ような水分減少具を備える必要のない浸漬ボックスによ
る適用が含まれる。メタクリルポリマーは、これらの方
法により一般に水性溶液から周囲条件で適用され、次い
で15〜180秒間スチーミングし、そして乾燥させるかま
たは水性溶液から60゜〜90℃のような高められた温度に
し、15〜180秒間つり下げ、次いで乾燥させる。
メタクリルポリマーはまた、カーペツトシヤンプー処
理の間にナイロンカーペツトに適用できる。有用な方法
には、スクラビング機械および水蒸気または熱水クリー
ニング機械の使用が含まれる。
撥油および撥水性を付与するためのフルオロケミカル
組成物もメタクリルポリマーと共に適用できる。フルオ
ロケミカル組成物は、適切量で処理溶液に添加できる。
次の限定されない実施例で本発明を説明する。実施例
において、別記しない限りすべての比は重量比であり、
パーセントは重量%である。
実施例において次の汚染試験を使用した:45分ベツク
染色サイクルで青色分散染料を使用して染色してある6.
5gのカーペツト試料を、0.008重量%のFD&C Red Dye N
o.40および0.04重量%のクエン酸を含有する40gの水性
水溶液中に浸漬した。溶液を室温、すなわち22℃で8時
間被験試料上に留まるようにした。流出する水道水で試
料をすすぎ洗いし、乾燥させ、段階的等級尺度を使用し
て評価した、この尺度は1〜8の範囲であり、1は赤色
汚染の認め得る除去のないことを表わし、8は染色汚染
の完全な除去を表わす。一般に少なくとも5の8時間耐
汚染性は満足であり、少なくとも7は良好、そして8は
優秀である。メタクリルポリマー(ポリマーA)の製
造: 還流コンデンサー、機械かく拌機および温度計を備え
た反応容器に、14gの硫酸化ヒマシ油(75%固形分)お
よび95gの脱イオン水を装入した。この溶液を90℃まで
加熱し、そして1.2gの過硫酸アンモニウムを添加した。
この溶液に47.6gのメタクリル酸、11.9gのアクリル酸お
よび55gの水中の5gの過硫酸アンモニウムを約1時間に
わたり同時に滴下添加した。反応混合物を90℃で90分間
さらにかく拌し、次いで50℃に冷却した。得られたコポ
リマー溶液を50%の水性水酸化ナトリウム9.7gの添加に
よつてpH4.3に部分的に中和した。得られた生成物は39.
3%コポリマー固形分を含有した。
ポリマーB〜Kは、第1表に示したモノマーおよび反
応体比を使用して、ポリマーAの製造において使用した
のと同じ方法によつて製造した。
ポリマーLは、瓶に46gの水、8gのメタクリル酸、2g
のナトリウムスルホスチレン、0.3gのメルカプトプロピ
オン酸を順序に関係なく入れ、そして最後に0.3gの過硫
酸カリウムを添加した。瓶を真空にし、そして窒素で3
回パージした。瓶の栓をを締め、そして瓶を72℃の温度
の水浴中にかく拌下に16時間置いた。得られたポリマー
溶液は透明、かつ流動性であり、19重量%のポリマー固
形分を有した。
ポリマーM〜Qは、第2表に示したモノマーおよび反
応体比を用いポリマーLの製造において使用したのと同
様な方法によつて製造した。
ポリマーRは、次の成分を使用したのを除いてポリマ
ーMの製造に使用した方法を使用して製造した:92gの
水、16gのメタクリル酸、2gのナトリウムスルホスチレ
ン、2gのスチレン、0.6gのメルカプトプロピオン酸、0.
6gのドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを順序に関
係なく入れ、そして最後に0.6gの過硫酸アンモニウムを
添加した。ポリマーSは、U.S.P.No.4,081,383の実施例
1に記載の方法によつて製造した。
かように製造した各種のポリマーの下部の90重量%重
量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)を、Wate
rs Assoc.から入手できる4個のUltrahydrogelカラム、
すなわち、線状、1000、500及び250を有するカラム列お
よびAmerican Polymer Standards Companyから入手でき
るポリアクリル酸標準を使用して測定した。この結果を
第3表に示す。
すべてRohm&Haas社から商用として入手できる数種の
メタクリル酸基剤ポリマーであるLeukotanTM970、Leuko
tanTM1027、LeukotanTM1028およびLeukotanTMQR1083お
よびこれもRohm&Haas社から入手できるアクリル酸基剤
ポリマーであるLeukotanTMLP1042の下部の90重量%の重
量平均分子量および数平均分子量を測定した。この結果
を第4表に示す。
実施例1〜14および比較例C1〜C4 実施例1において、20%水性ギ酸を使用してpH4.0に
調整した92gの水中に0.35gのポリマーA固体を含有する
処理溶液を調製した。連続処理工程をシュミレートし
て、処理溶液をドライプレス中に注ぎ、80℃に加熱し
た。湿式条件下でヒートセツトしたBASFから入手できる
ナイロン6繊維を使用して調製した染色カーペツト試料
23gを2分間スチーミングし、次いで、処理溶液が確実
に浸透するよう圧力を加えて処理溶液中に1分間浸漬し
た。処理試料を30psiで絞りロールに通し過剰の液体を
除去し、次いで70℃で45分間、そして130℃で10分間乾
燥させた。
実施例2〜14および比較例C1〜C4においては、第5表
に示すポリマーを使用したのを除いて実施例1のように
ナイロン6カーペツト試料を調製し、かつ、処理した。
各試料の耐汚染性を評価し、その結果を第5表に示
す。
第5表のデータから分かるように、本発明のポリマー
(実施例1〜14)では、湿式ヒートセツトしたナイロン
6カーペツト試料にすぐれた耐汚染性が付与される。比
較例では、高分子量メタクリル酸基剤コポリマーで処理
した比較例1およびそれぞれポリアクリル酸およびアク
リル酸コポリマーで処理した比較例C2およびC3は、特に
不良な耐汚染性を示した。
実施例15および比較例C5およびC6 試料を次の商用として入手できるポリマーで処理した
のを除いて、湿式ヒートセツトナイロン6繊維から製造
したカーペツトを使用して実施例1のようにカーペツト
試料を調製した:実施例15−LeukotanTM970、Rohm&Haa
s社から入手できるメタクリル酸基剤ポリマー;比較例C
5−LeukotanTMLP1042、Rohm&Haas社から入手できるア
クリル酸基剤ポリマー;および比較例C6−AcrysolTMRM
−5、Rohm&Haas社から入手できるアクリル酸基剤モノ
マー。各試料を耐汚染性に関して試験した。この結果を
第6表に示す。
第6表のデータから分かるように、メタクリル酸基剤
leukotanTM970は良好な耐汚染性を付与するが、アクリ
ル酸基剤LeukotanTMLP1042およびAcrysolTMRM−5では
耐汚染性は殆んど得られない。
比較例C7およびC8 比較例7においては、U.S.P.No.383(Warburton.Jr.
等)の実施例1の教示に実質的に従つてメタクリル酸、
スチレンおよびメチルメタクリレートのポリマーを製造
した。
69部のメタクリル酸、27部のスチレンおよび5部のメ
チルメタクリレートの混合物を、0.07部の80%活性イソ
プロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、1.13部のド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、0,0375部のエチ
レンジアミン四酢酸のナトリウム塩および0.0135部のFe
SO4・7H2Oを含有する80部の水に添加した。得られたエ
マルシヨンを窒素下で30分間脱気した。次いで、1.15部
の水中の0.0104部のナトリウムスルホキシレートホルム
アルデヒドを添加した。18分の間に温度が24℃から50℃
に上昇した。次いで、0.08部の80%活性イソプロピルベ
ンゼンハイドロパーオキサイドおよび1.15部の水中の0.
0104部のナトリウムスルホキシレートホルムアルデヒド
を添加した。得られたポリマーの下部の90重量%は532.
000の重量平均分子量および47,600の数平均分子量を有
した。
試料を上記で製造したWarburton Jr.等のポリマーで
処理したのを除いて湿式ヒートセツトナイロン6繊維か
ら製造したカーペツトを使用して実施例1のようにカー
ペツト試料を調製した。試料を耐汚染性に関して試験
し、わずか2の等級に合格しただけであつたことは耐汚
染性不良を示している。
比較例C8においては、20%固形分水性溶液として上記
で製造したポリマー200部をWaringTMブレンダーに添加
し、かつ、かく拌した。次いでエポキシ樹脂(DERTM73
6、Dow Chemical社から入手できる)(8部)を数分か
けて徐々に添加した。ブレンドを23%固形分に希釈し
た。
試料を上記で製造したコポリマー/エポキシ樹脂で処
理したのを除いて湿式ヒートセツトナイロン6繊維から
製造したカーペツトを使用して実施例1のようにカーペ
ツト試料を調製した。試料を耐汚染性に関して試験し、
僅か等級2に合格したに過ぎないことは不良な耐汚染性
しか得られないことを示している。
実施例16〜18 実施例16においては、75g/のLeukotanTM970、およ
びAlkaril Chemicals、Inc.から入手できる発泡剤であ
るAlkafoam D.10/gを含有する溶液を調製し、Gaston Co
unty Dyeing Machine Companyから入手できるGaston Co
unty Laboratory FFT Model発泡仕上機を使用し、60:1
ブロー比および20%ピツクアツプ率を使用してカーペツ
ト重量に基づいて0.5%LeukotanTM970の適用量で、湿式
条件下でヒートセツトしたナイロン66糸から製造したカ
ーペツト試料上に発泡させた。試料は120℃で20分間乾
燥させた。
実施例17および18においては、LeukotanTM970の代り
にそれぞれポリマーHおよびポリマーCを使用したのを
除いて実施例15と同様にカーペツト試料を処理した。処
理試料は耐汚染性に関して試験した。この結果を第7表
に示す。
第7表のデータから分かるように、本発明のポリマー
は湿式ヒートセツトナイロン66カーペツト用繊維から製
造したナイロンカーペツトに適切〜良好な耐汚染性を付
与する。
実施例19〜22および比較例C9〜C11 実施例19においては、20%水性ギ酸を使用してpH3.5
に調整した690gの水中に0.69gのポリマーB固体を含有
する処理浴を用意した。湿式条件下でヒートセツトし
た、BASFから入手できるナイロン6繊維を使用して製造
した染色カーペツト試料23gを2分間水蒸気処理し、次
いで処理浴中に入れた。かく拌下で温度を30分間で70℃
まで上昇させ、70℃で15分間維持した。試料を浴から取
り出し、30psiで絞りロールを通し、次いで70℃で45分
間および130℃で10分間乾燥させた。
実施例20〜22および比較例C9〜C11においては、第8
表に示したポリマーをポリマーBの代りに使用したのを
除いて実施例19と同様にカーペツト試料を処理した。
処理試料を耐汚染性に関して試験した。この結果を第
8表に示す。
第8表のデータから分かるように、メタクリルポリマ
ーは優秀な耐汚染性を付与する。Warburton Jr.等のポ
リマー/エポキシ樹脂ブレンドおよびアクリル酸基剤ポ
リマーでは耐汚染性は殆んど得られない。
実施例23〜25 実施例23〜25においては、ポリマーAの代りに、各々
がRohm&Haas社から入手できるメタクリル酸基剤ポリマ
ーであるそれぞれLeukotanTM1027、LeukotanTM1028およ
びLeukotanTMQR1083を使用したのを除いて実施例1のよ
うにカーペツト試料を処理した。処理試料は耐汚染性に
関して試験した。この結果を第9表に示す。
第9表のデータから分かるように、LeukotanTMQR1083
は満足より良い耐汚染性が得られたが、LeukotanTM1027
およびLeukotanTM1028では良好な耐汚染性が得られた。
実施例26〜28および比較例C12〜C14 実施例26においては、20%水性ギ酸を使用してpH3.5
に調整した80gの水中に0.2gのポリマーBを含有する処
理浴を用意した。乾式条件下でヒートセツトしたナイロ
ン66繊維を使用して製造した20gの染色カーペツト試料
を2分間水蒸気処理し、次いで処理浴に入れた。かく拌
下で30分間で温度を70℃に上昇させ、70℃で15分間維持
した。試料を浴から取り出し、すすぎ洗し、かつ30psi
で絞りロールを取し、次いで70℃で45分間および130℃
で10分間乾燥させた。
実施例27〜27および比較例C12〜C14においては、ポリ
マーBの代りに第10表に示したポリマーを使用したのを
除いて実施例26のように処理した。
処理試料を耐汚染性に関して試験した。この結果を第
10表に示す。
第10表のデータから分かるように、本発明のメタクリ
ルポリマーは、ナイロン66カーペツト用繊維に適用した
ときにアクリル酸基剤ポリマー(比較例C13およびC14)
よりすぐれた耐汚染性を付与する。さらに比較例C12に
おいて使用したメタクリル酸ポリマーはその分子量が高
いことのために不満足な性能であつた。
当業者には本発明の範囲並びに精神から逸脱すること
なく各種の改良および変法が明らかになるであろう、そ
して、本発明は説明の目的で本明細書に示した事項には
拘束されない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−132297(JP,A) 特開 昭62−170585(JP,A) 特開 昭62−223378(JP,A) 特開 昭48−7070(JP,A) 特開 昭60−72930(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリアミド繊維材料を、ポリメタクリル
    酸、メタクリル酸のコポリマーまたはそれらの組合せを
    含む水性処理溶液と接触させ、該繊維基体を乾燥させる
    ことから成るポリアミド繊維材料に酸性着色剤に対する
    耐汚染性を付与する方法であつて、該ポリアミド繊維基
    体が改良された酸性着色剤耐汚染性を有するように、前
    記のポリメタクリル酸、メタクリル酸のコポリマーまた
    はそれらの組合せが十分な量で供給され、かつ、溶解度
    および分子量を有することを特徴とする前記の方法。
  2. 【請求項2】コポリマーが、メタクリル酸とモノカルボ
    ン酸、ポリカルボン酸、無水物、カルボン酸または無水
    物の置換または未置換エステルもしくはアミド、ニトリ
    ル、ビニルモノマー、ビニリデンモノマー、モノオレフ
    イン状またはポリ−オレフイン状モノマー、複素環式モ
    ノマーまたはそれらの組合せであるコモノマーとのコポ
    リマーまたはメタクリル酸、ナトリウムスルホスチレン
    およびスチレン;メタクリル酸、硫酸化ヒマシ油および
    アクリル酸;およびメタクリル酸、エチルアクリレート
    および硫酸化ヒマシ油のターポリマーである請求項1の
    方法。
  3. 【請求項3】前記のコモノマーが、1〜4個のアルキル
    炭素原子を有するアルキルアクリレート、イタコン酸、
    ナトリウムスルホスチレンまたは硫酸化ヒマシ油である
    請求項3の方法。
  4. 【請求項4】メタクリル酸が前記のメタクリル酸のコポ
    リマーの約30〜100重量%を構成する請求項1の方法。
  5. 【請求項5】前記のポリメタクリル酸および前記のメタ
    クリル酸のコポリマーの下部の90重量%が約2500〜250,
    000の範囲内の重量平均分子量を有する請求項1の方
    法。
  6. 【請求項6】前記の基体がナイロン66繊維であり、そし
    て前記のポリメタクリル酸および(または)前記のメタ
    クリル酸のコポリマーが、前記のポリアミド繊維基体の
    重量に基づいて少なくとも約0.1重量%の量で存在する
    請求項1の方法。
  7. 【請求項7】請求項1の方法によつて製造されたポリア
    ミド繊維基体。
  8. 【請求項8】ポリメタクリル酸、メタクリル酸のコポリ
    マーまたはそれらの組合せを含む請求項1の方法におい
    て有用な水性溶液であつて、該溶液が前記のポリアミド
    繊維基体に改良された酸性着色剤耐汚染性を付与するこ
    とができるように、前記のポリメタクリル酸、メタクリ
    ル酸のコポリマーまたはそれらの組合せが十分な量で供
    給され、かつ、溶解度および分子量を有することを特徴
    とする前記の水性溶液。
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