JP2743507B2 - 記録媒体及び信号再生装置 - Google Patents
記録媒体及び信号再生装置Info
- Publication number
- JP2743507B2 JP2743507B2 JP1219413A JP21941389A JP2743507B2 JP 2743507 B2 JP2743507 B2 JP 2743507B2 JP 1219413 A JP1219413 A JP 1219413A JP 21941389 A JP21941389 A JP 21941389A JP 2743507 B2 JP2743507 B2 JP 2743507B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- track
- recorded
- frame synchronization
- format
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録媒体及び信号再生装置に関し、特に主
情報が記録される記録トラックの幅方向変位により記録
されるフレーム同期信号が、主情報のフレーム同期フォ
ーマットと同じであるような記録媒体と、その記録媒体
を再生する信号再生装置に関する。
情報が記録される記録トラックの幅方向変位により記録
されるフレーム同期信号が、主情報のフレーム同期フォ
ーマットと同じであるような記録媒体と、その記録媒体
を再生する信号再生装置に関する。
本発明は、記録媒体及び信号再生装置に関し、記録ト
ラック上にトラック方向に沿って主情報が記録される記
録媒体において、情報記録単位となるフレーム毎に上記
主情報のフレーム同期フォーマットと同じフォーマット
のフレーム同期信号がトラック幅方向変位により予め記
録形成されて成る記録媒体を提供すると共に、このよう
な記録媒体を再生する信号再生装置であって、トラック
幅方向変位により記録されたフレーム同期信号再生回路
と主情報のフレーム同期信号再生回路が同じ構成である
信号再生装置を提供するものである。
ラック上にトラック方向に沿って主情報が記録される記
録媒体において、情報記録単位となるフレーム毎に上記
主情報のフレーム同期フォーマットと同じフォーマット
のフレーム同期信号がトラック幅方向変位により予め記
録形成されて成る記録媒体を提供すると共に、このよう
な記録媒体を再生する信号再生装置であって、トラック
幅方向変位により記録されたフレーム同期信号再生回路
と主情報のフレーム同期信号再生回路が同じ構成である
信号再生装置を提供するものである。
記録媒体、例えば光磁気ディスクでは、該光磁気ディ
スク上に案内溝（グルーブ）を予めスパイラル状あるい
は同心円状に設け、この予め形成されたグルーブ、ある
いは隣接するグルーブ間の領域（ランド）を記録用トラ
ックとし、このトラックに磁気光学効果を利用してデー
タを記録し、再生するものである。そして、このトラッ
クには、同期（シンク）信号、アドレス、データ等が交
互に記録され、この同期信号やアドレス情報に基づいて
データの管理が行われている。すなわち、同期信号によ
り、例えば所定単位でデータが記録されているフレーム
（セグメント）の同期を取り、アドレス情報によって、
データがフレーム単位やブロック（セクタ）単位で記録
され、また再生されるようになっている。これらの同期
信号やアドレス情報のフォーマットとしては、互換性を
考慮して例えば第４図に示す所謂CD（コンパクトディテ
クタ）フォーマットが用いられる。
スク上に案内溝（グルーブ）を予めスパイラル状あるい
は同心円状に設け、この予め形成されたグルーブ、ある
いは隣接するグルーブ間の領域（ランド）を記録用トラ
ックとし、このトラックに磁気光学効果を利用してデー
タを記録し、再生するものである。そして、このトラッ
クには、同期（シンク）信号、アドレス、データ等が交
互に記録され、この同期信号やアドレス情報に基づいて
データの管理が行われている。すなわち、同期信号によ
り、例えば所定単位でデータが記録されているフレーム
（セグメント）の同期を取り、アドレス情報によって、
データがフレーム単位やブロック（セクタ）単位で記録
され、また再生されるようになっている。これらの同期
信号やアドレス情報のフォーマットとしては、互換性を
考慮して例えば第４図に示す所謂CD（コンパクトディテ
クタ）フォーマットが用いられる。
したがって、何も書き込まれていない（初期状態の）
光ディスクを使用する時には、先ずフォーマッティング
を行い、光ディスクの記録／再生に必要とされる同期信
号やアドレス情報をトラック方向に、例えば光磁気信号
として書き込む必要がある。ここでCDフォーマットを簡
単に説明する。第４図において、情報記録単位となる１
ブロック（１セクタ）が第０フレームから第97フレーム
までの98フレームから成り、１フレームは588ビットか
らなる。１フレーム内には、フレーム同期信号、サブコ
ード及びデータ（パリティを含む）の各記録領域が設け
られている。すなわち、１フレームの先頭部分には、24
ビットのフレーム同期信号と14ビットサブコード領域が
設けられ、これらがそれぞれ３ビットの接続ビットを介
して接続されており、残り544ビットには32シンボル（3
2バイト）のサンプルデータ及びパリティデータがいわ
ゆるEFM（8-14変調）方式により変調されて配設されて
いる。フレーム同期信号は、11ビットの反転間隔が２回
連続することによって、上記EFM方式にない、いわゆる
アウトオブルールのパターンとなっている。
光ディスクを使用する時には、先ずフォーマッティング
を行い、光ディスクの記録／再生に必要とされる同期信
号やアドレス情報をトラック方向に、例えば光磁気信号
として書き込む必要がある。ここでCDフォーマットを簡
単に説明する。第４図において、情報記録単位となる１
ブロック（１セクタ）が第０フレームから第97フレーム
までの98フレームから成り、１フレームは588ビットか
らなる。１フレーム内には、フレーム同期信号、サブコ
ード及びデータ（パリティを含む）の各記録領域が設け
られている。すなわち、１フレームの先頭部分には、24
ビットのフレーム同期信号と14ビットサブコード領域が
設けられ、これらがそれぞれ３ビットの接続ビットを介
して接続されており、残り544ビットには32シンボル（3
2バイト）のサンプルデータ及びパリティデータがいわ
ゆるEFM（8-14変調）方式により変調されて配設されて
いる。フレーム同期信号は、11ビットの反転間隔が２回
連続することによって、上記EFM方式にない、いわゆる
アウトオブルールのパターンとなっている。
ところで、特開昭63-87682号において、トラッキング
エラーを検出するためのウォブリングトラックを、時間
コードでFM変調（ATI P）して記録形成する技術が開示
されている。この技術においては、例えば22.05kHzの正
弦波の搬送波信号を、該搬送波に比較して十分低い周波
数の時間コード信号に基づいてFM変調してウォブリング
トラックを形成しておき、再生時にトラッキングエラー
信号を得ると共に、この時間コードを復調し、位置情報
としての時間コードを得るようにしている。
エラーを検出するためのウォブリングトラックを、時間
コードでFM変調（ATI P）して記録形成する技術が開示
されている。この技術においては、例えば22.05kHzの正
弦波の搬送波信号を、該搬送波に比較して十分低い周波
数の時間コード信号に基づいてFM変調してウォブリング
トラックを形成しておき、再生時にトラッキングエラー
信号を得ると共に、この時間コードを復調し、位置情報
としての時間コードを得るようにしている。
しかしながらこの先行技術において、トラッキのウォ
ブリング信号の検出や処理には、例えばCDフォーマット
用のLSI（ラージ・スケール・インテグレイテッド・サ
ーキット）等の従来より使用されているLSIや回路や使
用できず、また、このウォブリング信号の時間情報は１
ブロックの間に１まとまりの情報が入れられている程度
であり、情報量が少なく、データストレージに使用する
場合には、光学ピックアップの正確な位置決めができな
かった。
ブリング信号の検出や処理には、例えばCDフォーマット
用のLSI（ラージ・スケール・インテグレイテッド・サ
ーキット）等の従来より使用されているLSIや回路や使
用できず、また、このウォブリング信号の時間情報は１
ブロックの間に１まとまりの情報が入れられている程度
であり、情報量が少なく、データストレージに使用する
場合には、光学ピックアップの正確な位置決めができな
かった。
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、
CDフォーマットのように広く用いられている所定フォー
マットのフレーム同期信号をトラック幅方向変位として
記録することにより、既存のCDフォーマット用のLSIや
回路をそのまま使用できる記録媒体、信号再生装置の提
供を目的とするものである。
CDフォーマットのように広く用いられている所定フォー
マットのフレーム同期信号をトラック幅方向変位として
記録することにより、既存のCDフォーマット用のLSIや
回路をそのまま使用できる記録媒体、信号再生装置の提
供を目的とするものである。
本発明に係る記録媒体は、記録トラック上にトラック
方向に沿って主情報が記録される記録媒体において、情
報記録単位となるフレーム毎に上記主情報のフレーム同
期フォーマットと同じフォーマットのフレーム同期信号
がトラック幅方向変位により予め記録形成されて成るも
のである。
方向に沿って主情報が記録される記録媒体において、情
報記録単位となるフレーム毎に上記主情報のフレーム同
期フォーマットと同じフォーマットのフレーム同期信号
がトラック幅方向変位により予め記録形成されて成るも
のである。
次に本発明に係る信号再生装置は、記録トラック上に
記録される主情報のフレーム同期フォーマットと同じフ
ォーマットのフレーム同期信号がトラック幅方向変位に
より予め記録形成されて成る記録媒体を再生する信号再
生装置であって、上記主情報のフレーム同期信号再生回
路と、上記トラック幅方向変位により記録された信号の
フレーム同期信号再生回路とを同じ構成とするものであ
る。
記録される主情報のフレーム同期フォーマットと同じフ
ォーマットのフレーム同期信号がトラック幅方向変位に
より予め記録形成されて成る記録媒体を再生する信号再
生装置であって、上記主情報のフレーム同期信号再生回
路と、上記トラック幅方向変位により記録された信号の
フレーム同期信号再生回路とを同じ構成とするものであ
る。
本発明に係る記録媒体よれば、トラック幅方向の変位
を検出した再生信号からのフレーム同期信号とトラック
に記録された主信号の再生信号からのフレーム同期信号
が同一になる。
を検出した再生信号からのフレーム同期信号とトラック
に記録された主信号の再生信号からのフレーム同期信号
が同一になる。
また、本発明に係る信号再生装置によれば、トラック
幅方向の変位を検出した再生信号によりトラック上の主
信号のフレーム同期をとることができ、既存のLSI等が
使用できる。
幅方向の変位を検出した再生信号によりトラック上の主
信号のフレーム同期をとることができ、既存のLSI等が
使用できる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
第１図は、本発明に係る記録媒体の一実施例となる光
磁気ディスクの全体とトラックの要部を示す図である。
記録媒体として例えば磁気光学効果を有する光磁気ディ
スク１は、スパイラル状あるいは同心円状に形成された
プリグルーブ、あるいはグルーブ間のランド部を記録ト
ラック２とし、このトラック２上に光磁気信号（MO信
号）が主情報として記録されるようになっている。すな
わち、このトラック２上には、所定フォーマット、例え
ば所謂CD（コンパクトディスク）フォーマットに準拠し
て、フレーム同期信号、アドレス、データが交互にトラ
ック方向に記録され、このフレーム同期信号によって、
フレーム同期を取り、アドレス情報によって、データが
フレーム（セグメント）単位やブロック（セクタ）単位
で記録され、また再生されるようになっている。
磁気ディスクの全体とトラックの要部を示す図である。
記録媒体として例えば磁気光学効果を有する光磁気ディ
スク１は、スパイラル状あるいは同心円状に形成された
プリグルーブ、あるいはグルーブ間のランド部を記録ト
ラック２とし、このトラック２上に光磁気信号（MO信
号）が主情報として記録されるようになっている。すな
わち、このトラック２上には、所定フォーマット、例え
ば所謂CD（コンパクトディスク）フォーマットに準拠し
て、フレーム同期信号、アドレス、データが交互にトラ
ック方向に記録され、このフレーム同期信号によって、
フレーム同期を取り、アドレス情報によって、データが
フレーム（セグメント）単位やブロック（セクタ）単位
で記録され、また再生されるようになっている。
また、トラック２は、上記トラック上のフレーム同期
信号と同じフォーマットのフレーム同期信号、例えば上
記CDフォーマットのフレーム同期信号がトラック幅方向
変位により予め記録形成されている。具体的には第１図
に示すように、CDフォーマットにおけるチャンネルクロ
ック周期をＴとし、所謂EFM（8-14変調）方式にない反
転間隔が11Tで２回連続するパターン（アウトオブルー
ルパターン）に対応してトラック幅方向の変位として、
フレーム同期信号が記録形成されている。なお、このフ
レーム同期信号の後に、例えばアドレス情報等の副次的
な情報をトラック幅方向変位により記録形成するように
してもよい。
信号と同じフォーマットのフレーム同期信号、例えば上
記CDフォーマットのフレーム同期信号がトラック幅方向
変位により予め記録形成されている。具体的には第１図
に示すように、CDフォーマットにおけるチャンネルクロ
ック周期をＴとし、所謂EFM（8-14変調）方式にない反
転間隔が11Tで２回連続するパターン（アウトオブルー
ルパターン）に対応してトラック幅方向の変位として、
フレーム同期信号が記録形成されている。なお、このフ
レーム同期信号の後に、例えばアドレス情報等の副次的
な情報をトラック幅方向変位により記録形成するように
してもよい。
このようにトラック上の主情報のフレーム同期信号と
同一のフレーム同期信号がトラック幅変位により予め記
録された光磁気ディスクから、信号を再生するための信
号再生装置の一実施例を第２図に示す。
同一のフレーム同期信号がトラック幅変位により予め記
録された光磁気ディスクから、信号を再生するための信
号再生装置の一実施例を第２図に示す。
この第２図において、光磁気ディスク１はスピンドル
モータ21により一定線速度（CLV）あるいは一定角速度
（CAV）で回転駆動されている。レーザダイオード等の
レーザ光源22からのレーザビームはコリメータレンズ23
で平行光線とされた後、ビームスプリッタ24、対物レン
ズ25を介して、光磁気ディスク１上に照射される。この
光磁気ディスク１からの反射ビームはビームスプリッタ
24で分離され、1/2波長板、収束レンズ、シリンドリカ
ルレンズ等の光学系37を介して、偏光ビームスプリッタ
26に入射される。この偏光ビームスプリッタ26におい
て、Ｐ偏光（入射面に平行な偏光）成分とＳ偏光（入射
面に垂直な偏光）成分が分離され、フォトディテクタ2
7、28にそれぞれ入射される。
モータ21により一定線速度（CLV）あるいは一定角速度
（CAV）で回転駆動されている。レーザダイオード等の
レーザ光源22からのレーザビームはコリメータレンズ23
で平行光線とされた後、ビームスプリッタ24、対物レン
ズ25を介して、光磁気ディスク１上に照射される。この
光磁気ディスク１からの反射ビームはビームスプリッタ
24で分離され、1/2波長板、収束レンズ、シリンドリカ
ルレンズ等の光学系37を介して、偏光ビームスプリッタ
26に入射される。この偏光ビームスプリッタ26におい
て、Ｐ偏光（入射面に平行な偏光）成分とＳ偏光（入射
面に垂直な偏光）成分が分離され、フォトディテクタ2
7、28にそれぞれ入射される。
ディテクタ27は、例えば受光面が４分割されて構成さ
れており、トラッキングエラー信号及びフォーカスエラ
ー信号を検出する。上記トラック幅方向変位により記録
された情報信号は、上記トラッキングエラー信号の高域
成分として得られる。また、ディテクタ27の出力は差動
増幅器29の正（＋）入力端子に入力され、ディテクタ28
の出力は差動増幅器29の負（−）入力端子に入力されて
おり、この差動増幅器29において、ディテクタ27の出力
からディテクタ28の出力が減算されることにより、上記
記録トラック上に磁気光学的に記録された光磁気信号
（MO信号）が再生される。
れており、トラッキングエラー信号及びフォーカスエラ
ー信号を検出する。上記トラック幅方向変位により記録
された情報信号は、上記トラッキングエラー信号の高域
成分として得られる。また、ディテクタ27の出力は差動
増幅器29の正（＋）入力端子に入力され、ディテクタ28
の出力は差動増幅器29の負（−）入力端子に入力されて
おり、この差動増幅器29において、ディテクタ27の出力
からディテクタ28の出力が減算されることにより、上記
記録トラック上に磁気光学的に記録された光磁気信号
（MO信号）が再生される。
上記RF信号はPLL（位相ロック・ループ）回路30に供
給され、このPLL回路30において、RF信号に同期したク
ロックが再生される。次に、同期再生回路31において、
上記トラック幅方向記録信号中の同期信号及びクロック
からフレーム同期、ブロック同期が引き込まれる。すな
わち、例えば第１図に示すように、EFM方式では存在し
ないフレーム同期信号パターンを検出し、フレーム同期
を引き込み、さらにブロック同期が引き込まれる。これ
らの同期信号により、制御回路32において、スピンドル
モータ21の一定線速度制御や光ピックアップを目標アド
レスにシーク（移動する）ための制御が行われる。
給され、このPLL回路30において、RF信号に同期したク
ロックが再生される。次に、同期再生回路31において、
上記トラック幅方向記録信号中の同期信号及びクロック
からフレーム同期、ブロック同期が引き込まれる。すな
わち、例えば第１図に示すように、EFM方式では存在し
ないフレーム同期信号パターンを検出し、フレーム同期
を引き込み、さらにブロック同期が引き込まれる。これ
らの同期信号により、制御回路32において、スピンドル
モータ21の一定線速度制御や光ピックアップを目標アド
レスにシーク（移動する）ための制御が行われる。
一方、MO信号はPLL回路33、信号検出回路36に供給さ
れる。このPLL回路33において、上記RF再生系と同様
に、MO信号に同期したクロックが再生される。次に、同
期再生回路34において、フレーム、ブロック同期がとら
れる。また、制御回路33において、スピンドルモータ21
の一定線速度制御や光ピックアップのシークの制御が行
われる。また、信号検出回路36において、トラック上に
トラック方向に沿って記録されている主情報（データ）
が再生される。
れる。このPLL回路33において、上記RF再生系と同様
に、MO信号に同期したクロックが再生される。次に、同
期再生回路34において、フレーム、ブロック同期がとら
れる。また、制御回路33において、スピンドルモータ21
の一定線速度制御や光ピックアップのシークの制御が行
われる。また、信号検出回路36において、トラック上に
トラック方向に沿って記録されている主情報（データ）
が再生される。
ところで、上述のように、トラック幅方向変位により
記録されるフレーム同期信号のフォーマットを、主情報
のフレーム同期信号のフォーマットと同一にすることに
より、RF信号系のPLL回路30、同期再生回路31、制御回
路32をMO信号系のPLL回路30、同期再生回路31、制御回
路32と同一にすることができ、RF信号系に使用されるLS
Iや回路を、MO信号系に使用される従来のLSIや回路と同
一にすることができる。すなわち、トラック幅方向変位
により記録するフレーム同期信号のフォーマットを、例
えばCDフォーマットのフレーム同期信号のフォーマット
と同じにすることにより、CDフォーマット用に開発さ
れ、広く使用されているLSIをそのまま使用することが
できる。
記録されるフレーム同期信号のフォーマットを、主情報
のフレーム同期信号のフォーマットと同一にすることに
より、RF信号系のPLL回路30、同期再生回路31、制御回
路32をMO信号系のPLL回路30、同期再生回路31、制御回
路32と同一にすることができ、RF信号系に使用されるLS
Iや回路を、MO信号系に使用される従来のLSIや回路と同
一にすることができる。すなわち、トラック幅方向変位
により記録するフレーム同期信号のフォーマットを、例
えばCDフォーマットのフレーム同期信号のフォーマット
と同じにすることにより、CDフォーマット用に開発さ
れ、広く使用されているLSIをそのまま使用することが
できる。
また、トラック幅方向変位により記録されたフレーム
同期信号やアドレス情報を用いることにより、トラック
上に主情報が何も書き込まれていない、すなわちフォー
マッティングされていない初期状態の光ディスクにおい
ても、PLLの同期引込み、制御回路32でのスピンドルモ
ータ21の一定線速度回転制御、サブコードのデコード、
シーク等を行うことができる。
同期信号やアドレス情報を用いることにより、トラック
上に主情報が何も書き込まれていない、すなわちフォー
マッティングされていない初期状態の光ディスクにおい
ても、PLLの同期引込み、制御回路32でのスピンドルモ
ータ21の一定線速度回転制御、サブコードのデコード、
シーク等を行うことができる。
このように、記録トラック自体の幅方向変位によりフ
レーム同期信号やアドレス等の情報が予め記録された光
ディスク等の媒体は、ディスク製造次にマスターディス
クやスタンパーを用いたプレス工程等を経て大量生産が
可能である。
レーム同期信号やアドレス等の情報が予め記録された光
ディスク等の媒体は、ディスク製造次にマスターディス
クやスタンパーを用いたプレス工程等を経て大量生産が
可能である。
なお、本発明は上記実施例に限定されず、第３図に示
すように、スイッチ39を設けて、同期信号再生系を１つ
の回路にしてもよい。この場合、スイッチ39において、
RF信号系とするときは、スイッチ39の選択端子39aを非
選択端子39bに接続し、MO信号系とするときは、スイッ
チ39の選択端子39aを非選択端子39bに接続するようにす
る。他の構成及び動作は上述した第２図の実施例と同様
であるため、対応する部分に同じ指示符号を付して説明
を省略する。
すように、スイッチ39を設けて、同期信号再生系を１つ
の回路にしてもよい。この場合、スイッチ39において、
RF信号系とするときは、スイッチ39の選択端子39aを非
選択端子39bに接続し、MO信号系とするときは、スイッ
チ39の選択端子39aを非選択端子39bに接続するようにす
る。他の構成及び動作は上述した第２図の実施例と同様
であるため、対応する部分に同じ指示符号を付して説明
を省略する。
以上の説明からも明らかなように、本発明に係る記録
媒体によれば、トラック幅方向変位により記録されるフ
レーム同期信号のフォーマットを、記録トラック上に記
録される主情報のフレーム同期信号のフォーマットと同
じにすることで、主情報とトラック幅方向変位記録情報
の同期信号再生系を同じ構成とすることができる。
媒体によれば、トラック幅方向変位により記録されるフ
レーム同期信号のフォーマットを、記録トラック上に記
録される主情報のフレーム同期信号のフォーマットと同
じにすることで、主情報とトラック幅方向変位記録情報
の同期信号再生系を同じ構成とすることができる。
また、トラック上にトラック方向に沿って記録される
主情報がまだ書き込まれていない（フォーマッティン
グ）されていない光ディスクでも、既存のLSIを用いた
信号再生装置でPLLの同期引き込み、スピンドルモータ
の回転制御、サブコードのデコード、シーク等を行うこ
とができる。
主情報がまだ書き込まれていない（フォーマッティン
グ）されていない光ディスクでも、既存のLSIを用いた
信号再生装置でPLLの同期引き込み、スピンドルモータ
の回転制御、サブコードのデコード、シーク等を行うこ
とができる。
第１図は本発明に係る記録媒体の一実施例である光ディ
スク及びトラックトラックの要部の構成を示すであり、
第２図は本発明に係る信号再生装置の第１の実施例のブ
ロック回路図であり、第３図は本発明に係る信号再生装
置の第２の実施例のブロック回路図であり、第４図はCD
フォーマットを示す図である。 １……光磁気ディスク ２……トラック 30、33……PLL回路 31、34……同期再生回路
スク及びトラックトラックの要部の構成を示すであり、
第２図は本発明に係る信号再生装置の第１の実施例のブ
ロック回路図であり、第３図は本発明に係る信号再生装
置の第２の実施例のブロック回路図であり、第４図はCD
フォーマットを示す図である。 １……光磁気ディスク ２……トラック 30、33……PLL回路 31、34……同期再生回路
Claims (2)
- 【請求項１】記録トラック上にトラック方向に沿って主
情報が記録される記録媒体において、 情報記録単位となるフレーム毎に上記主情報のフレーム
同期フォーマットと同じフォーマットのフレーム同期信
号がトラック幅方向変位により予め記録形成されて成る
ことを特徴とする記録媒体。 - 【請求項２】記録トラック上に記録される主情報のフレ
ーム同期フォーマットと同じフォーマットのフレーム同
期信号がトラック幅方向変位により予め記録形成されて
成る記録媒体を再生する信号再生装置であって、上記主
情報のフレーム同期信号再生回路と、上記トラック幅方
向変位により記録された信号のフレーム同期信号再生回
路とを同じ構成とすることを特徴とする再生装置。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1219413A JP2743507B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | 記録媒体及び信号再生装置 |
| DE69026596T DE69026596T2 (de) | 1989-08-25 | 1990-08-22 | Optisches speichermedium, datenspeicherverfahren und -wiedergabe |
| CA002039700A CA2039700C (en) | 1989-08-25 | 1990-08-22 | Apparatus for reproducing recorded data and selectively either of read-only or recorded synchronization information from a magneto-optical recording medium |
| EP90912463A EP0441967B1 (en) | 1989-08-25 | 1990-08-22 | Optical recording medium, data recording method and data reproducing method |
| AU61845/90A AU637816B2 (en) | 1989-08-25 | 1990-08-22 | Optical recording medium, method for recording information and method for reproducing information |
| US07/689,057 US5587901A (en) | 1989-08-25 | 1990-08-22 | Optical recording medium having a pre-formed recording track which is offset along its width to record frame sync signals of information |
| PCT/JP1990/001072 WO1991003046A1 (fr) | 1989-08-25 | 1990-08-22 | Support d'enregistrement optique, methode d'enregistrement de donnees, et methode de reproduction de donnees |
| KR1019910700401A KR0178763B1 (ko) | 1989-08-25 | 1990-08-22 | 광학식 기록 매체와 정보 기록 재생 장치 |
| US08/022,561 US5949746A (en) | 1989-08-25 | 1993-02-25 | Method for reproducing information recorded on an optical recording medium having a pre-formed recording track which is offset along its width to record frame sync signals of the information recorded on the medium |
| US08/190,887 US5469416A (en) | 1989-08-25 | 1994-02-03 | Apparatus for reproducing recorded data and selectively either of read-only or recorded synchronization information from a magneto-optical recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1219413A JP2743507B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | 記録媒体及び信号再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0383233A JPH0383233A (ja) | 1991-04-09 |
| JP2743507B2 true JP2743507B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=16735012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1219413A Expired - Fee Related JP2743507B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | 記録媒体及び信号再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2743507B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-25 JP JP1219413A patent/JP2743507B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0383233A (ja) | 1991-04-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0178763B1 (ko) | 광학식 기록 매체와 정보 기록 재생 장치 | |
| US5148422A (en) | Optical recording medium having a data recording track with offset data storing regions | |
| EP0414557B1 (en) | Optical disk recording/reproducing device | |
| JPH0383226A (ja) | 記録媒体 | |
| JP2775956B2 (ja) | 記録媒体 | |
| JP2001118256A (ja) | 記録媒体とその記録装置及び再生装置 | |
| KR0167766B1 (ko) | 광디스크의 정보기록방법 및 재생방법 | |
| JP2785368B2 (ja) | ディスク状記録媒体、ディスク状記録体の再生方法及び記録方法 | |
| JP2743507B2 (ja) | 記録媒体及び信号再生装置 | |
| JP2785369B2 (ja) | ディスク状記録媒体 | |
| JP2745712B2 (ja) | 信号記録方法及び信号再生方法 | |
| US6031796A (en) | Optical disk apparatus | |
| JP2773353B2 (ja) | データ記録トラック | |
| JP2953711B2 (ja) | 光ディスクの記録方法及びその再生方法 | |
| JP2745713B2 (ja) | 情報記録方法、情報再生方法及び記録媒体 | |
| JP2830228B2 (ja) | トラッキング方法 | |
| JP2743545B2 (ja) | 記録媒体 | |
| JP3086465B2 (ja) | 信号再生方法 | |
| JP2822252B2 (ja) | 記録方法、記録媒体及び記録再生装置 | |
| JPH10208248A (ja) | ディスク状記録媒体およびそれを取り扱うディスク装置 | |
| JP2812321B2 (ja) | ディスク状記録媒体 | |
| JPH03119520A (ja) | 信号記録方法 | |
| JPH0388125A (ja) | 記録媒体、情報記録方法及び情報再生方法 | |
| JPH0223554A (ja) | 光滋気ディスク及び光滋気ディスクを用いた記録再生方式 | |
| JPH01303628A (ja) | 記録可能光ディスク |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |