JP2741913B2 - Atm通信におけるルーティング制御方式 - Google Patents

Atm通信におけるルーティング制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 非同期転送モード(ATM)におけるルーティング制御
方式に関し、 ATM通信に要求されるサービス品質を低下することな
く網のスループットを向上することができるATM通信の
ルーティング制御方式を提供することを目的とし、 ATMの通信制御部は全ての出ルートの各々に加わって
いる負荷と負荷変動情報を保持するルート別負荷・変動
値格納部を備え、接続要求呼により申告された属性パラ
メータを申告パラメータ保持手段で受信すると、負荷・
変動値計算手段により前記ルート別負荷・変動値格納部
の情報を用いて全ての出力路について新たに加わる負荷
と負荷変動を算出し、各ルートについて算出された負荷
と変動値を最適ルート選択手段により比較して両方の数
値が小さいルートを選択するよう構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は非同期転送モード(ATM)通信におけるルー
ティング制御方式に関する。
近年、広帯域のISDN(Integrated Services Digital
Network)を実現する技術としてATM(Asynchronous Tra
nsfer Mode)の研究が盛んに行われている。ATM通信の
トラフィック制御方法の一つとしてルーティング制御が
ある。
ルーティング制御は、呼の設定時にルートを決めるた
めに用いる場合と輻輳制御の一つとして輻輳時にルート
を変更するために用いる場合の2つがあるが、双方の目
的のために既に設定されているルートを変更するリルー
ティングは、セル順序の逆転を生じさせ好ましくない。
従ってセル順序保存処理の必要がない呼設定時のルーテ
ィングが重要となっている。
一方、ATM通信では、音声,データ,動画像等、情報
のベアラ速度やバースト性が異なる種々のトラフィック
を統一的に扱うため、バースト性の強いトラフィックが
存在すると、通信路に加わるトラフィックの変動が大き
くなって、要求するサービスの品質が低下するという問
題がありその解決が望まれている。
[従来の技術] ATM通信は、セルと呼ばれる固定長(例えば64ビッ
ト)のパケットを空いているタイムスロットに挿入して
転送が行われ、セルの個数を増減することにより実行的
な転送速度を変えることができる。セルはヘッダとデー
タとで構成され、ヘッダには宛先などの情報が含まれて
いる。
網はヘッダの内容だけをみてセル単位に交換を行い、
相手先に届ける。この場合、音声や動画像などの連続信
号もセルに変換して転送し、受け側で再び連続信号の形
に戻す。
ATM通信では、上記したように種々の性格を持つ情報
を伝送しており、通信速度が極めて高い情報(動画のよ
うに数十MHzになる)と音声のように低い速度の情報が
伝送路上に混在して伝送される。この場合、連続的に発
生する情報(データ通信情報)の他に間歇的に発生する
バースト性の強い情報(音声や動画情報など)が存在す
ることにより、多重化してセルを転送する伝送路のルー
ティング制御が必要となっている。
従来のATM通信では、ATM通信そのものが新しい技術で
あるためルーティング制御方式として挙げることができ
ないが、従来の回線交換や、同期式のパケット交換で採
用しているトラフィックの制御や輻輳制御の技術を利用
することが考えられる。即ち、回線交換の場合は、回線
を占有しているか否かを判別して、出ルートを選択する
方法であり、パケット交換の場合は、出ルートの伝送路
に現在何個のパケットが割当てられているかを係数する
ことにより、空きがある転送路を選択するという方法を
採ることができた。
[発明が解決しようとする課題] 上記したようにATM通信(ATM通信網およびATM交換機
のスイッチ)では、異なる速度および性格(連続性かバ
ースト性か等)の情報を転送するので、接続要求を発生
した呼(セル)をどのルートに割当てるかを選択するた
めのルーティング制御に問題があった。
すなわち、高速でバースト性の強い接続要求呼を或る
ルートに割当てた場合、それまでに転送している複数の
呼の性格(バースト性や転送速度)により異なるが、多
くのセルの発生時点が重なる(ピーク)と伝送能力(伝
送容量)を越えてしまい、その場合はセル廃棄(セルが
転送されずに廃棄される)が生じる。このようなセル廃
棄は、網内に設けるバッファの容量を大きくすることに
より避けることができるが、遅延時間が大となって音声
等の実時間性が要求される情報の場合好ましくない。
これに反して、セルの発生時点が重なる最大ピークが
つねに伝送路の転送容量より少なくなるようルーティン
グ制御すると、網内共通リソースを効率的に使用すると
いう観点から、網スループットの最大化を実現すること
ができない。
本発明はATM通信に要求されるサービス品質を低下す
ることなく網スループットを向上することができるATM
通信のルーティング制御方式を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の基本構成図、第2図は本発明の原理
説明図である。
第1図において、10は通信制御部、11は申告パラメー
タ保持手段、12は負荷・変動値計算手段、13は最適ルー
ト選択手段、14はルート別負荷・変動値格納部、15は一
時メモリ、16はルート切替部を表す。
本発明は接続要求呼の情報を、その呼が備える属性パ
ラメータを申告情報として備えるよう構成し、ATM通信
の制御装置はその申告情報の属性パラメータの中の負荷
および変動率を得ると、各出ルートの現在の負荷および
変動率のデータに対して当該呼が新たに加わった場合の
各数値を算出して、最も少ない数値が得られたルートを
選択して当該呼の転送を行うよう制御するものである。
[作用] 第1図の作用を説明する前に、第2図により本発明の
原理を説明する。
第2図A.にはバーストトラフィックモデルが示されて
いる。これは網スループットの最大化をバーストトラフ
ィックの多重化特性により考えるために示す。図のα-1
(=1/α)は平均バースト継続時間、β-1(=1/β)は
平均バースト発生間隔時間、Tはセル化時間、Nc(=α
-1/T)はバースト継続時間中の平均セル発生数を表す。
このようなバースト性のセルと連続性のセルが多重化
して伝送される場合に、伝送路上のトラフィック負荷が
時間の経過に対して変化する様子を第2図B.に示す。こ
のようにバーストデータによる負荷の変動が生じ、その
変動の振幅が大きいと伝送容量を越える事態(セル廃棄
が生じる)が発生する。
そこで、このようなバーストトラフィックのバースト
の度合いを示す指数として、セル発生間隔の平方変動係
数(SVCで表示する)を用い多重化特性を求める。この
平方変動係数は、分散/(平均値の平方)で定義され、
平均に対する揺らぎの割合を示し、例えば次式により表
される。
この平方変動系数SVCと、バースト特性とは第2図C.
に示す関係があり、バーストパラメータγ=β-1-1
の比が大きい程、またNcが大きい程平方変動係数は大き
くなることが分かる。そして、変動係数が大きくなるほ
ど、また平均セル発生数が大きい程セル廃棄率が高い。
これにより網スループットの最大化をはかるために
は、少なくとも各ルートのセル負荷(セルの発生数)の
バランス化を図る必要があることが分かる。しかし、AT
M通信では帯域やバースト性の異なる種々の呼を扱うた
め、セル負荷(セルの発生数)のバランス化だけでは最
大化を実現できない。そこで、本発明では各ルートの変
動係数もバランス化するよう呼を割り付けるものであ
る。
これらを合わせ、本発明ではセル負荷とセル発生の変
動係数を各ルートでバランスさせることをルーティング
制御の原理とする。
次に第1図の作用を説明するが、この第1図の基本構
成は、ATM通信網を構成する各交換機間を接続する伝送
路のルーティング制御方式だけでなく、ATM交換機を構
成する各スイッチ(複数段で構成する場合も含む)にお
けるリンクのルーティング制御方式にも適用される構成
である。
端末または伝送路からの接続要求呼は、最初(要求発
生時)に自分の呼の属性パラメータを申告する。この属
性パラメータとしては、ピーク帯域(最高の転送速度
VP)、平均バースト継続時間(α-1)、平均バースト発
生間隔時間(β-1)、バースト継続時間中の平均セル発
生数(Nc)の情報か、または平均負荷(aとする)と変
動係数(上記の平方変動係数SVCと同じ)の情報を用い
る。
なお、平均負荷は、例えば次の式で与えられ、VTは伝
送路最大帯域(速度)である。
上記のような申告パラメータはATMの通信制御部10の
申告パラメータ保持手段11に保持される。この申告パラ
メータは次に負荷・変動値計算手段12に供給されて、各
ルート毎の現在の負荷および変動値をルート別負荷・変
動値格納部14から取り出して、それぞれのルートについ
て当該接続要求呼が接続された場合の各ルートに生じる
負荷(平均負荷)と変動値(上記第2図の平方変動係数
に対応)を計算する。即ち、接続要求呼による負荷(平
均負荷)を上記の式(1)により求め、変動値を上記の
式(2)により求める。この計算を全ての可能なルート
に対して行ってその結果は一時メモリ15に格納される。
各ルート別の負荷と変動値の計算が終了すると、次に
最適ルート選択手段13により、一時メモリ15に格納され
た計算結果を見て、最も少ない負荷および変動値を持つ
ルートを選択する。この場合、選択する方法は任意に選
択できるが、負荷と変動値の一方について調べて最も小
さい値を持つルートを選択する方法でもよい。
最適ルートが選択されると、その情報はルート切替部
16に供給されて当該接続要求呼のセルを選択された出ル
ートへ切替接続する。
上記したように、本発明では現在の各ルートの負荷と
変動値に対して、接続要求呼から申告されたパラメータ
情報である負荷および変動値により候補となる各ルート
について計算を行って、その結果の中から最も小さい負
荷と変動値となるルートを選択することにより、各ルー
ト間の負荷や変動を均一化して、ATM通信におけるスル
ープットを向上することができる。
[実施例] 第3図は実施例の呼接続要求の制御フロー図、第4図
は実施例の終呼要求の制御フロー図、第5図は実施例の
ATM通信網の構成図、第6図は実施例のATM交換機の構成
図、第7図は実施例のATMスイッチの構成図、第8図は
実施例のATM通信網・交換機に用いるデータベースの構
成図、第9図はATMスイッチの実施例に用いるデータベ
ースの構成図である。
第3図の呼接続要求の制御フロー及び第4図の終呼要
求の制御フローは、第5図乃至第7図に示す各実施例の
構成(ATM通信網、ATM交換機およびATMスイッチ)のそ
れぞれの制御装置において実行される。また、上記の各
制御フローにおいて計算に使用する負荷,負荷変動等の
情報は、第8図(ATM通信網のルーティング制御およびA
TM交換機のルーティング制御)または第9図(ATMスイ
ッチのルーティング制御)に示す内容のデータベースと
して格納され、第5図乃至第8図の各実施例の構成中に
示すデータベースに格納されている。
第3図に示す実施例の呼接続要求制御フローを説明す
ると、端末側からATM通信を行う場合、呼接続要求と呼
属性パラメータ申告の情報が、ATM通信網に送信される
(ステップ30)。これを通信網で受け付ける(ステップ
31)と、制御装置において、申告パラメータとデータベ
ースの各データルートの負荷と負荷変動情報を用いて、
新たに加わる負荷と負荷変動を全ての出ルートに対し計
算する(ステップ32)。
この計算の例を具体的に説明する。
呼iが発呼時に、VP(ピーク帯域),α-1(平均バー
スト継続時間)、β-1(平均バースト発生間隔時間)を
申告すると、第1図,第2図について上記した(「作
用」の項参照)、式(1),(2)により、呼iの平均
負荷aiと変動SCViを計算する。次に各ルートの既に受付
けられている呼の平均負荷の和Ai−1,jと変動の和C
i−1,jを次の式により求める。ただし、ルートjには
i−1個の呼が受付けられているものとする。
この平均負荷の和と変動の和にそれぞれ前記aiとSCVi
を加算して、当該接続要求があった呼をそのルートに接
続した場合の負荷と変動を求めることができる。なお、
端末からの申告情報として平均負荷と変動の情報が含ま
れている時は、その情報を使用して上記の計算が行われ
る。このようにして求められた各出ルートの計算結果
は、制御装置に含まれるメモリ(図示せず)に格納され
る。
次に、計算結果として得られた各ルートの負荷と変動
の値を比較して、負荷が均一でかつ負荷変動が最小とな
る出ルートを選択する(ステップ33)。すなわち、各ル
ートの平均負荷の和Ai−1,j+aiと変動の和Ci−1,j
+SCViが最小となるルートjを見つける。
出ルートが選択されると、その接続要求呼の申告パラ
メータにより、データベース(加入者情報と出ルート情
報)を更新する。
続いて、選択された出ルートへ当該接続要求の呼を接
続するために通話路制御を行う(ステップ35)。
次に第4図に示す実施例の終呼要求の制御フローを説
明する。
終呼要求が端末から送信されると(ステップ40)、網
側でその終呼要求を受付ける(ステップ41)。続いて終
呼要求の呼をデータベースの加入者情報から探し出し
(ステップ42)、検出されると、その終呼する加入者の
申告パラメータを基に終呼することにより負荷と負荷変
動を計算する(ステップ43)。この場合、負荷と負荷変
動の計算の基礎となるデータから当該加入者の値を取り
除いて、他の現在接続されている呼のデータだけで計算
を行うものである。
計算結果が得られると、その結果により出ルート情報
(データベースに格納)を更新する(ステップ44)。続
いて、終呼する加入者を加入者情報(データベースに格
納)から削除する(ステップ45)。
次に第5図に示すATM通信網の構成を説明すると、第
5図の50〜52は端末側に設置された電話端末,データ端
末,画像端末等を表し、各端末は網終端装置に接続さ
れ、網終端装置53からATM通信網に接続される。ATM通信
網は、複数のATM交換機54と伝送路により接続されセル
の転送が行われる。各ATM交換機には、データベースが5
5が設けられ、本発明による加入者情報(端末から申告
されたパラメータ情報等)と出ルート情報とが格納され
ている。
第6図は実施例のATM交換機の構成図を示し、各加入
者の端末が収容された網終端装置60からの線路が交換機
の多重化装置(MUXで表示)61に接続され、多重化され
てATMスイッチ63に入力し、切替え接続されて宛先の端
末または交換機への出ルートに出力される。図の62は信
号処理装置(SIGで表示)、64はATMスイッチ63を制御す
る通話制御装置(LPRで表示)、65は本発明によるルー
ティング制御を行う呼処理装置(CPRで表示)、66は本
発明によるルーティング制御に使用する加入者情報と出
ルート情報が格納されているデータベースである。
上記の第5図および第6図に示すATM通信網およびATM
交換機のルーティング制御において使用されるデータベ
ースの構成を第8図に示す。
第8図のA.は、加入者情報であり、各加入者からの呼
接続要求に対し、受付られた呼(接続された呼)につい
ての各種の情報が格納されている。すなわち、図に示す
ように、加入者ライン番号(NOで表示)、呼番号、出ル
ート番号および、申告パラメータ値として、ピーク帯
域、平均帯域、バーストの特性を表す各値とで構成され
る。ここには、受付られた呼を発した全ての加入者情報
が格納され、終呼すると消去される。
第8図のB.には出ルート情報が示され、各出ルートに
ついて、出ルート番号(NOで表示)、出ルートの負荷、
出ルートの負荷変動の各情報が、全出ルートについて格
納されている。
第7図は実施例のATMスイッチの構成図を示す。このA
TMスイッチは第6図に示す交換機内のATMスイッチの具
体的な構成例である。
第7図のATMスイッチは、多段スイッチ構成であり、
図の70は多重化装置MUX、71は初段スイッチ、72は一次
リンク、73は中間スイッチ、74は二次リンク、75は終段
スイッチを表し、79はリンク情報のデータベース、80は
加入者情報のデータベースを表し、76乃至78は第6図の
62(SIG),64(LPR),65(CPR)と同様のものも表す。
この第7図のATMスイッチの場合、入力された接続要
求呼は初段スイッチ71から、一次リンク72を介して中間
スイッチ73,二次リンク74を経て終段スイッチ75から出
ルートに出力される。
スイッチ制御は通話路制御装置(LPR)77からの制御
により実行され、一次リンク72,二次リンク74の何れの
リンクを介して出ルートに接続されるかのルーティング
制御を呼処理装置(CPR)78において行う。呼処理装置7
8には、リンク情報のデータベース79と加入者情報のデ
ータベース80が設けられ、第3図および第4図に示す制
御フローによる処理が行われる。
第9図にATMスイッチの実施例に用いるデータベース
の構成が示されている。
第9図のA.には加入者情報のデータベースが示され、
各加入者からの呼接続要求に対し、受付られた呼(接続
された呼)についての各種の情報が格納されており、そ
の内容は第8図A.と同様であり、説明を省略する。
第9図B.には、ATMスイッチの一次リンク72と二次リ
ンク74の全てのリンクについて、リンク番号,負荷およ
び負荷変動の各情報が格納されている。第7図に示すAT
Mスイッチのルーティング制御においては、第3図の制
御フローのステップ33において、負荷が均一でかつ負荷
変動が最小となる出ルートを選択するが、一次リンクと
二次リンクの整合(両リンクの接続が可能であること)
をとる判断をすることが必要である。
最小の負荷および変動を持つ一次リンクと二次リンク
の整合がとれると、呼処理装置78から通話路制御装置77
に制御信号が出力され、通話路制御装置77は、接続要求
があった呼が接続された初段スイッチおよび選択された
一次リンクと二次リンクおよび出ルートを接続するため
に各スイッチ71,73および75それぞれの一つを駆動す
る。
[発明の効果] 本発明によればATM通信網の網全体でのセル廃棄率を
小さくすることができるため、網スループットを向上さ
せることができる。また、ATM交換機およびATMスイッチ
におけるセル廃棄率を小さくし、遅延を少なくすること
ができる。
すなわち、負荷が小さい程セル廃棄率が小さくなり、
さらに変動が小さいほどセル廃棄率を小さくできるから
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成図、第2図は本発明の原理説
明図、第3図は実施例の接続要求呼の制御フロー図、第
4図は実施例の終呼要求の制御フロー図、第5図は実施
例のATM通信網の構成図、第6図は実施例のATM交換機の
構成図、第7図は実施例のATMスイッチの構成図、第8
図は実施例のATM通信網・交換機に用いるデータベース
の構成図、第9図はATMスイッチの実施例に用いるデー
タベースの構成図である。 第1図中、 10:通信制御部 11:申告パラメータ保持手段 12:負荷・変動値計算手段 13:最適ルート選択手段 14:ルート別負荷・変動値格納部 15:一時メモリ 16:ルート切替部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−70331(JP,A) 特開 平2−27847(JP,A) 特開 平2−268537(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告,IN 88−64 電子情報通信学会秋季全国大会講演論 文集,B−159 (1989−8−15)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非同期通信モード(ATM)通信におけるル
    ーティング制御方式において、 呼の接続要求情報に当該呼の負荷および負荷変動に関係
    する属性パラメータを申告情報として含み、 ATMの通信制御部(10)は全ての出ルートの各々に加わ
    っている負荷と負荷変動情報を保持するルート別負荷・
    変動値格納部(14)を備え、 前記接続要求呼により申告された属性パラメータを申告
    パラメータ保持手段(11)で受信すると、 負荷・変動値計算手段(12)により前記ルート別負荷・
    変動値格納部(14)の情報を用いて全ての出力路につい
    て新たに加わる負荷と負荷変動を算出し、 各ルートについて算出された負荷と変動値を最適ルート
    選択手段(13)により比較して両方の数値が小さいルー
    トを選択することを特徴とするATM通信におけるルーテ
    ィング制御方式。
  2. 【請求項2】複数のATM交換機が伝送路により接続され
    たATM通信網におけるルーティング制御方式において、 呼接続要求時に伝送路から呼の属性パラメータをATM通
    信網に通知し、 ATM通信網の制御装置は、通信網を構成する各ATM交換機
    の全ての出ルートの各々に加わっている負荷と負荷変動
    情報を格納するデータベースを備え、 前記制御装置は、上記接続要求呼があるとその属性パラ
    メータと前記データベースの情報を用いて各データルー
    トについて新たに加わる負荷と負荷変動情報を算出し
    て、各出ルートの負荷が均一化すると同時に負荷変動が
    最小となるルートを選択して対応するATM交換機に通知
    することを特徴とするATM通信網におけるルーティング
    制御方式。
  3. 【請求項3】非同期転送モード(ATM)交換機における
    ルーティング制御方式において、 呼接続要求時に加入者端末は呼の属性パラメータをATM
    交換機に通知し、 ATM交換機の制御装置は、各ATMスイッチの全てのリンク
    の各々に加わっている負荷と負荷変動情報を格納するデ
    ータベースを備え、 前記制御装置は、上記接続要求呼があるとその属性パラ
    メータと前記データベースの情報を用いて各リンクにつ
    いて新たに加わる負荷と負荷変動情報を算出して、各出
    ルートの負荷が均一化すると同時に負荷変動が最小とな
    るルートを選択して交換制御を行うことを特徴とするAT
    M交換機におけるルーティング制御方式。
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