JP2741685B2 - リヤシートバックの係止装置 - Google Patents

リヤシートバックの係止装置

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JP2741685B2 JP63189463A JP18946388A JP2741685B2 JP 2741685 B2 JP2741685 B2 JP 2741685B2 JP 63189463 A JP63189463 A JP 63189463A JP 18946388 A JP18946388 A JP 18946388A JP 2741685 B2 JP2741685 B2 JP 2741685B2
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Description

【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、自動車の可倒式リヤシートバックの係止装
置に関する。
b. 従来の技術 従来、リヤシートバックの係止装置としては、第3図
に示す如き構造のものが一般的である。
すなわち、可倒式リヤシートバック101の両サイドに
フック102を設け、該フック102が係合するストライカ10
3を車体のインナパネル104に固定した構造のものであ
る。
c. 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した構造においては、ストライカ
103の固定部分であるインナパネル104の強度を向上する
必要があり(例えば、実公昭60−40339)、またリヤシ
ートバック101を前方に倒した場合、ストライカ103が室
内側に突出し、外観性及び安全性の面で課題を有してい
た。
本発明は、上述した従来構造が有する課題に鑑みなさ
れたものであって、その目的は、強度的に優れ、しかも
外観性及び安全性にも富んだリヤシートバックの係止装
置を提供することにある。
d.課題を解決するための手段 本発明は、上述した課題を解決するため、その要旨
は、自動車の可倒式リヤシートバック4の背面又は側面
にフック5を配設し、該フック5に係合するストライカ
3を、上記リヤシートバック4の後方に位置するストラ
ットマウントブラケット2に設けたリヤシートバックの
係止装置において、上記ストライカ3を鉄板7に固着す
るとともに、該鉄板7を、上記ストライカ3が車両前方
に向いた状態で上記ストラットマウントブラット2の上
面に固定したことにある。
e.実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に従って詳細に説
明する。
ここで、第1図は自動車のリヤフロアー部分を示す一
部切欠斜視図、第2図は要部拡大斜視図である。図中1
はリヤフロアー、2は該リヤフロアー1より上方に突出
したストラットマウントブラケットである。該ストラッ
トマウトブラケット2には、その上面にコ字形のストラ
イカ3が固定されている。4はリヤシートバックであ
り、該リヤシートバック4の背面両側部付近には、上記
ストライカ3と係合するフック5が取付けられている。
ストライカ3の固定構造を、第2図の要部拡大斜視図に
より詳細に説明すると、ストライカ3の脚部6,6を溶接
固定した鉄板7を、ストラットマウントボルト8の一方
を利用してストラットマウントブラケット2の上面に共
締めし、更にその固定を強固なものとするため、取付ボ
ルト9により固定されている。なお、鉄板7は、第2図
に想像線で示した如く、ストラットマウントサポート10
と接触するまでその後方を延長すると、図示したP方向
の荷重に対し更に有効な固定構造となる。
本発明は、上述した如く、リヤシートバック4の起立
動作時に、該リヤシートバック4を定位置に係止固定す
るためのストライカ3を、フロアー1より上方に突出す
る強固なストラットマウントブラケット2の上面に固定
することとしたため、インナパネル104の強度を向上さ
せる必要はなく、また、固定されたストライカ3は、第
1図に示す如く、車両の前方に向って突出する状態とす
ることができるため、リヤシートバック4を前方に倒
し、後方より荷物の出し入れを行なう際においても安全
で、しかも外観性の良好なものとなる。
以上、本発明の一実施例につき説明したが、本発明は
既述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術
的思想に基づいて、各種の変形及び変更が可能である。
例えば、上記実施例においては、ストライカ3の脚部
6,6が溶接固定された鉄板7を、ストラットマウントブ
ラケット2の上面に固定する構造としたが、直接ストラ
イカ3の脚部6,6をストラットマウントブラケット2の
上面に溶接固定しても良い。また上記鉄板7の固定は、
その取付作業性及び取付ボルトの削減を考慮して、スト
ラットマウンボルト8と共締めすることにより行なった
が、必ずしもその必要はなく、新たな取付ボルトを使用
して固定しても良く、また溶接によって行なっても良
い。
f.発明の効果 本発明に係るリヤシートバックの係止装置は、ストラ
イカ3を鉄板7に固着するとともに、該鉄板7を、上記
ストライカ3が車両前方に向いた状態で上記ストラット
マウントブラケット2の上面に固定している。このた
め、ストライカ3を備えた鉄板7をストラットマウント
ブラケット2に固定する作業及びフック5をストライカ
3に係合する作業が、簡単に、しかも時間がかからずに
できる。係止装置の仕様を変更する場合でも、鉄板7の
厚さやストライカ3の太さを変えるだけで容易にかつ低
コストで対応することができる。また、ストラットマウ
ントブラケット2が基本的に高い強度を有する部品であ
り、かつ、ストライカ3が車両前方に向いた状態で固定
されているため、上記ストラットマウントブラケット2
に固定された鉄板7とストライカ3も強度的に優れてい
る。さらに、鉄板7とストライカ3はあまり目立たない
ため、外観的にも良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図は自動車のリヤフロアーの部分を示す一部切
欠斜視図、第2図は要部拡大斜視図である。第3図は従
来の構造を説明するための自動車のリヤフロアーの部分
を示す一部切欠斜視図である。 1……フロアー、 2……ストラットマウントブラケット、 3……ストライカ、4……リヤシートバック、 5……フック、6……ストライカの脚部、 7……鉄板、 8……ストラットマウントボルト、 9……取付ボルト、 10……ストラットマウントサポート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の可倒式リヤシートバック4の背面
    又は側面にフック5を配設し、該フック5に係合するス
    トライカ3を、上記リヤシートバック4の後方に位置す
    るストラットマウントブラケット2に設けたリヤシート
    バックの係止装置において、上記ストライカ3を鉄板7
    に固着するとともに、該鉄板7を、上記ストライカ3が
    車両前方に向いた状態で上記ストラットマウントブラケ
    ット2の上面に固定したことを特徴とするリヤシートバ
    ックの係止装置。
JP63189463A 1988-07-28 1988-07-28 リヤシートバックの係止装置 Expired - Fee Related JP2741685B2 (ja)

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JPH079748Y2 (ja) * 1986-08-29 1995-03-08 いすゞ自動車株式会社 リヤシ−トバツク

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