JP2738901B2 - 駐車場監視装置 - Google Patents

駐車場監視装置

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JP2738901B2
JP2738901B2 JP5140372A JP14037293A JP2738901B2 JP 2738901 B2 JP2738901 B2 JP 2738901B2 JP 5140372 A JP5140372 A JP 5140372A JP 14037293 A JP14037293 A JP 14037293A JP 2738901 B2 JP2738901 B2 JP 2738901B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駐車場監視装置、特に駐
車枡ごとに車両の有無を検知するセンサが設けられた駐
車場監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より駐車枡内の車両の有無を検出す
る装置としては主に二つの方法が提案されてきた。
【0003】第1は、各駐車枡ごとに車両の有無を検知
するセンサを設け、それらの情報を一か所に集める方法
である。この場合センサとしてはループコイル、超音
波、赤外線などを応用したものが用いられる。
【0004】第2は、ある程度以上の広さの駐車エリア
を一望できる高所に設置したテレビカメラから得られる
画像情報を処理することにより、各駐車枡ごとの車両の
有無を検出する方法である。このような方法は、例えば
特開平4−104400号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1の方
法によれば各駐車枡ごとに車両の有無を検知するので車
両の検出確率は十分だが、各駐車枡ごとに設けたセンサ
からの情報信号を一か所に集めなければならない。情報
信号を一か所に集める方法としては、例えば各センサの
出力を有線で一か所に集めるという手段が考えられる
が、駐車場が大規模になればなるほど配線工事等に要す
る費用がかさむという欠点がある。
【0006】また各センサの出力を無線で一か所に集め
る方法も有るが、大規模駐車場になると通信距離が大き
くなり無許可で使用できる微弱電波では情報信号が届か
ない場合が生じるという欠点がある。
【0007】上記第2の方法によればテレビカメラの台
数は少数でよいが、画像処理特有の問題が有る。すなわ
ち、時間、気象により画質が変化することである。薄暮
時や夜間では画質が悪くなり車両の認識率が落ちるの
で、高画質を得るために十分な照明が必要となる。また
雨や雪の時にも画質が悪くなり、車両の認識率が極端に
落ちてくる。さらに、車の色と背景色との差があまりな
いときも検出率が悪くなる。
【0008】本発明は上記従来の課題に鑑み、上記二方
法のうち、第1の方法である駐車枡ごとにセンサを設け
る方法における問題に着目してなされたものであり、そ
の目的は、駐車場が大規模化しても配線費用が増大せ
ず、微弱電波利用の小型で廉価な送受信器を使用しても
無線通信不能にならない駐車場監視装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、駐車枡ごとに設けられたセンサで車両の
有無を検知し、駐車状況を監視する駐車場監視装置であ
って、前記駐車枡ごとに設けられ、前記センサで検知し
た車両の有無に関する情報を含むとともに識別番号を付
された情報信号を電波を利用して送信及び受信する送信
器及び受信器と、前記駐車枡以外の領域に設けられ、前
記受信器を有し、全ての前記センサで検知した車両の有
無に関する情報を収集する情報収集装置と、を備え、前
記駐車枡には、所定の駐車枡から前記情報収集装置に最
も近接する駐車枡まで、隣接するいずれか2つの駐車枡
と続き番号になり、かつ全ての駐車枡を網羅するように
序列がつけられており、前記情報収集装置が前記序列の
最後に加わり、前記駐車枡に設けられた受信器は、受信
した情報信号の内自分の序列の番号を識別番号として付
加された情報信号に含まれる自分以外の駐車枡の車両の
有無に関する情報に自らの駐車枡の情報を加えた情報信
号を自らの駐車枡の送信器に出力し、前記送信器は、自
らの駐車枡の受信器から出力された前記情報信号に自分
よりひとつ後の序列の番号を識別番号として付加して
その識別番号に対応する隣接した駐車枡に設けられた受
信器に送信することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成によれば、上記の序列に従って、一つ
の駐車枡に設けられたセンサで検知した車両の有無に関
する情報をその駐車枡の送信器から隣接する次の序列の
駐車枡に設けられた受信器に、それ以前の情報と合わせ
て順次送るので、最後に情報収集装置に情報信号が到達
した時には、全てのセンサで検知した車両の有無に関す
る情報が収集されることになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0012】図1には、本発明に係る駐車場監視装置の
実施例が示される。本実施例においては、24個の駐車
枡11が設けられており、各駐車枡11には、コンクリ
ート製の車止め12が設けられている。各駐車枡11に
は、それぞれ1台ずつ車両を駐車することができ、従っ
て本実施例の駐車場では、全部で24台の車両を収容す
ることができる。
【0013】図2には、上述の車止め12の詳細が示さ
れる。図2において車止め12の上部には、駐車枡11
における車両の有無を検知するためのセンサ13が設け
られている。センサ13は、センサ13によって検知し
た車両の有無に関する情報を送信及び受信するための送
信器及び受信器と共に防水型容器14の中に収められて
いる。送信器及び受信器は図示を省略する。
【0014】センサ13及び上述の送信器、受信器は、
各駐車枡11毎に設けられており、本実施例の場合には
24台のセンサ及び送信器、受信器が設けられているこ
とになる。
【0015】なお、駐車枡11が設けられている領域の
外側には、駐車枡に近接して、センサ13で検知した上
述の車両の有無に関する情報を収集するための情報収集
装置15が設けられている。情報収集装置15には駐車
枡11に設けられた受信器と同様の受信器が設けられて
おり、これにより全ての駐車枡11における車両の有無
に関する情報が集められる。従ってこの情報により駐車
場を監視することができる。
【0016】各駐車枡11には、所定の序列が付けられ
ている。この序列が、駐車枡11の中に記載された数字
1から24によって示される。
【0017】この序列は情報収集装置15に最も近接し
た駐車枡の序列を全ての駐車枡の中の最後とし、この駐
車枡と他の所定の駐車枡との間に連続した番号として設
定されている。すなわち、この所定の駐車枡を序列第1
番とし、情報収集装置15に最も近接した駐車枡まで連
続した番号が付けられることになる。この際、隣接した
駐車枡のうちいずれか2つのものとの間が連続した序列
の番号となるように定められる。
【0018】例えば図1に示される例において、序列番
号5の駐車枡には縦横4つの駐車枡が隣接しているが、
これらのうち図の横方向において隣接している2つの駐
車枡が序列番号5の駐車枡と連続した番号の序列となっ
ている。すなわち序列番号4及び6がそれぞれ付けられ
ている。また序列番号6の駐車枡には、縦横3つの隣接
する駐車枡があるが、そのうち右横の駐車枡の序列番号
は5であり、また図の下側の駐車枡には序列番号7が付
けられている。以上のようにして序列番号を付けていく
と、必ずいずれか2つの隣接した駐車枡と連続した序列
となるために、前述の所定の駐車枡から情報収集装置1
5に最も近接した駐車枡までが一筆書きとして結び付け
られることになる。
【0019】例えば図1の例においては、図の左最上部
の駐車枡が序列1であり、左下の駐車枡に最後の序列番
号としての24が付けられている。そしてこの間の駐車
枡に、横方向又は縦方向に順次増えて行く序列番号を付
けて行き、図1に示すような順序で全ての駐車枡に序列
番号を付けている。この序列の最後には、情報収集装置
15が加えられている。すなわち情報収集装置15の序
列は第25番となっている。
【0020】各駐車枡11の車両の有無に関する情報
は、前述の送信器及び受信器を使用して、上述の序列に
従い、順次情報信号として通信されていく。この様子
が、図1の矢印によって示される。
【0021】すなわち、序列1の駐車枡に設けられたセ
ンサ13により序列1の駐車枡の車両の有無が検知さ
れ、この情報が序列1の駐車枡に設けられた送信器によ
り序列2の駐車枡、すなわち図の右隣の駐車枡の受信器
に送信される。この際序列1の駐車枡には受信器は不要
である。序列2の駐車枡の受信器では、序列2の駐車枡
のセンサにより検知された自分の駐車枡の車両の有無に
関する情報を、前記した序列1の駐車枡の情報に加え
て、情報信号として自分の駐車枡の送信器に出力する。
この情報信号は、送信器により自分の後の序列、すなわ
ち序列3の駐車枡に設けられた受信器に送信される。
【0022】以下同様にして、受信器によって受信した
情報信号に含まれる、自分より前の序列の全ての駐車枡
における車両の有無に関する情報に自らの情報を加えな
がら、順次序列が後の駐車枡の受信器に情報信号を伝達
していく。このようにして情報信号が最後の序列24の
駐車枡に到達した時には、序列番号23までの駐車枡の
車両の有無に関する情報が全てその情報信号に含まれて
いることになる。序列24の駐車枡では、自分の駐車枡
の車両の有無に関する情報を加えて、情報収集装置15
に設けられた受信器にその情報信号を送信する。
【0023】以上のようにして、情報収集装置15に情
報信号が送信された時には、24個の全ての駐車枡の車
両の有無に関する情報が集められていることになる。
【0024】ここで、各駐車枡及び情報収集装置15に
設けられた受信器には夫々識別番号が割り当てられてい
る。各受信器は、受信した情報信号のうち自己の識別番
号が付加された情報信号のみから情報を取り出すように
構成されている。また送信器は、情報信号を送信する際
に、自分の次の序列の受信器の識別番号をその情報信号
に付加するように構成されている。この識別番号として
は、例えば各駐車枡の序列の番号を使用することができ
る。このようにすることにより序列に従って順次情報信
号を伝達することが可能となる。
【0025】以上説明の通り、本実施例において特徴的
なことは、各駐車枡同士の情報の伝達が、必ず隣接した
駐車枡同士の間で行われていることである。これにより
本実施例において必要となる送信器は、極く近距離に電
波が届くものであれば良く、小型で廉価な送受信器を使
用することができる。
【0026】図1に示された実施例においては、駐車枡
の序列番号は図の横方向に往復するように付けられてい
るが、必ずしもこのようにする必要はない。すなわち所
定の駐車枡から情報収集装置15に最も近接する駐車枡
まで、隣接するいずれかの駐車枡同士が続き番号にな
り、かつ全ての駐車枡が網羅されるように序列が付けら
れていれば良い。
【0027】このような例が図3に示される。図3にお
いては、図の中央縦列最下部の駐車枡が序列番号1とな
っており、以下図に示すような序列番号によって、情報
収集装置15に最も近接している序列番号24の駐車枡
まで序列番号が付けられている。
【0028】すなわち本発明においては、送受信器の通
信距離を短くするように、必ず隣接した駐車枡の間で情
報信号の通信ができるような序列の付け方であれば良
い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上述したような序列に従って、1つの駐車枡に設けられ
たセンサで検知した車両の有無に関する情報を、その駐
車枡の送信器から隣接する次の序列の駐車枡に設けられ
た受信器に、それ以前の情報と合わせて順次送るので、
最後に情報収集装置に情報信号が到達した時には、全て
のセンサで検知した車両の有無に関する情報が収集され
ることになる。この結果配線工事が不要となるので、駐
車場が大規模化しても配線費用が増大せず、また微弱電
波を利用した小型で廉価な送受信器を使用しても無線通
信不能にならない監視駐車場監視装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車場監視装置の実施例を説明す
る説明図である。
【図2】本発明に係る駐車場監視装置の実施例の車止め
を示す図である。
【図3】本発明に係る駐車場監視装置の他の実施例を説
明する説明図である。
【符号の説明】
11 駐車枡 12 車止め 13 センサ 14 防水型容器 15 情報収集装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車枡ごとに設けられたセンサで車両の
    有無を検知し、駐車状況を監視する駐車場監視装置であ
    って、 前記駐車枡ごとに設けられ、前記センサで検知した車両
    の有無に関する情報を含むとともに識別番号を付された
    情報信号を電波を利用して送信及び受信する送信器及び
    受信器と、 前記駐車枡以外の領域に設けられ、前記受信器を有し、
    全ての前記センサで検知した車両の有無に関する情報を
    収集する情報収集装置と、を備え、 前記駐車枡には、所定の駐車枡から前記情報収集装置に
    最も近接する駐車枡まで、隣接するいずれか2つの駐車
    枡と続き番号になり、かつ全ての駐車枡を網羅するよう
    に序列がつけられており、 前記情報収集装置が前記序列の最後に加わり、 前記駐車枡に設けられた受信器は、受信した情報信号の
    内自分の序列の番号を識別番号として付加された情報信
    号に含まれる自分以外の駐車枡の車両の有無に関する情
    報に自らの駐車枡の情報を加えた情報信号を自らの駐車
    枡の送信器に出力し、 前記送信器は、自らの駐車枡の受信器から出力された前
    記情報信号に自分よりひとつ後の序列の番号を識別番号
    として付加して、その識別番号に対応する隣接した駐車
    枡に設けられた受信器に送信することを特徴とする駐車
    場監視装置。
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