JP2738639B2 - セル数計数方法およびその回路 - Google Patents

セル数計数方法およびその回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信すべき呼を構成す
る情報を固定長のセル単位に分割して転送する非同期転
送モード(ATM:Asynchronous Transfer Mode)網内
でセルを処理する装置において、回線上を通過するセル
数を計数する方法とその回路に関連する。
【0002】
【従来の技術】ATMを用いた通信網では、通信すべき
呼を構成する情報を固定長のセルに分割して転送するこ
とにより、通信ビット速度の異なるメディアを統一的に
処理することができる。このATM網では、通信量はセ
ル数を計数することで把握できる。この場合、ある論理
チャネルの通信開始から終了までの全通信量が必要であ
るなら、当該チャネルのセル数を単純に計数してその累
積値を求めればよい。網の利用状況を監視するような場
合には一定時間毎の通信量、すなわちセル数を計測すれ
ばよい。また、転送セル数に比例した通信料金を支払う
従量課金を対象とする場合、例えば、昼間/夜間のよう
に時間帯によって課金単価が異なるような場合、各々の
時間帯毎にセル数を計数する必要が出てくる。
【0003】一方、ATM網では同一線上に多重化され
る論理チャネル数が多く、例えば156Mbit/sの回線上に
64kbit/s の通信は約2,000 チャネル多重することが可
能である。このように多数のチャネルが多重化された回
線上のセル数計数回路において、ある時間帯毎にセル数
を計数しようとする場合に従来のカウンタ値を直接用い
てセル数を計数する方式として、時間帯の開始時刻に一
旦計数値を読み取っておく方法がある。
【0004】この方法の計数回路の構成を図4に示す。
複数の論理チャネルが多重化された回線31上にセルが到
着すると、セル検出部32で当該セルの論理チャネル番号
(VCI)を検出し、検出したことを表示するセル計数
信号と共に検出したVCI値をセレクタ33に送出する。
セレクタ33ではセル到着時に当該到着セルのVCIを計
数値テーブル34のアドレスとして取り込み、当該論理チ
ャネル番号の計数値を読み出してその値を演算部35で+
1して再び計数値テーブル34に格納する。一方、計数値
読み取り時には、制御部36からの読み取り対象のVCI
とともに読み取り信号をセレクタ33に送出する。セレク
タ33では計数値読み取り時に読み取り対象のVCIを計
数値テーブル34のアドレスとして取り込み、当該VCI
の計数値を読み出して制御部36に計数値読み取り結果と
して格納する。
【0005】ここで、計数動作の例を図5に示す。図5
の例では最初のセルが到着する前は、各VCIに対応す
る計数値テーブルの内容は全てゼロとなっている。その
後、セルが到着する毎に当該セルのVCI値に対応する
計数値テーブルの内容である計数値を+1する。図中の
時刻t軸の左に示している「■k」印はVCI=kのセ
ルがその時刻に到着したことを示している。ここで、時
刻t0 に計数時間帯が切り替わるものとし、時刻t1 〜
tn にVCI=1〜nの論理チャネルに対して順次計数
値テーブルの内容を読み取り、その内容である計数値を
ゼロに書き換える。この読み取り処理により、計数値テ
ーブルには読み取り処理後の到着セル数が保持されるこ
とになる。この読み取り時間が、時刻t0 から次のセル
が到着するまでの間に完了すれば計数誤差は無いが、上
に示したように同一回線上に数千の論理チャネルが多重
化されている場合には、全てのチャネルに対して計数値
を読み出すためには一般にセルの到着間隔(155.52Mbi
t/s 回線上では約2.7 μs)に比べて時間が掛かるた
め、チャネル毎に計数誤差が生じる恐れがある。図5の
例では、VCI=1に対しては時刻t0 から読み取り時
刻t1 までに当該VCIのセルが到着しないため、時刻
t1 に読み取った計数値「1」は計数時間帯1のVCI
=1の到着セルの計数値に一致している。一方、VCI
=2に対しては時刻t0 から読み取り時刻t2 までに1
セル、該等VCIのセルが到着している。この1セルは
本来計数時間帯2の到着セルとして計数されるべきであ
る。しかしながら、計数値テーブルの内容は読み取り処
理を行うまでは継続して加算されるため、時刻t2 にお
けるVCI=2に対する計数値読み取り結果は、計数時
間帯1のVCI=2の到着セル数「1」と、時刻t0 か
ら時刻t2 までの到着セル数「1」が加算された値とな
る。制御部ではこの加算された値が計数時間帯1のセル
数計数結果として処理されるため、時刻t0 から時刻t
2 までの到着セル数「1」が計数誤差となる。VCI=
nに対しても同様に、時刻t0 からVCI=nに対する
計数値読み取り時刻tn までの到着セル数「2」が計数
時間帯1における当該VCIの到着セル数「1」に加算
されてセル数計数値の誤差となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来技術を用いたセル数計数回路では時間帯毎の通過セル
を誤差なく高精度に計数することが困難であった。本発
明では、上記の欠点をなくし、計数時間帯の数に依存せ
ず、少ないハードウエア量で計数誤差のないセル計数回
路を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のセル数計数回路
の概要を図1に示す。本発明では、時間帯毎の通過セル
数を分離して計数可能とするよう、A,B2面の計数テ
ーブルと、その時間帯の計数面を表示する計数面識別子
を具えている。セル到着時には計数面識別子で示された
面の計数値を+1する。この識別子の値を書き換えるこ
とにより、全論理チャネルに対して同時に計数面を切り
替えることができる。
【0008】本発明の方法は、呼を構成する情報を固定
長セルに分解し、各固定長セルのセルヘッダ内に呼を識
別する論理チャネル番号(VCI)を付与して同一回線
上に複数の呼を多重化して転送するATM網で、計数時
間帯毎に分離してVCI毎の通過セル数を計数する方法
において、VCI毎の通過セル数を保持する2面の計数
値テーブル(A面,B面)と、現在どの計数値テーブル
が、すなわち、どの計数面Xj が使用されているかを表
示する計数面識別子を具え、ここで計数面識別子はAま
たはBなる値を取り、所定の計数時間帯jにセルが到着
すると、この計数面識別子で示された計数面Xj の当該
VCIの計数値テーブルの内容に対応する計数値CA
(VCI)(Xj =Aの場合)または計数値CB(VC
I)(Xj =Bの場合)を+1する到着処理と、当該V
CIの計数値読み取り時に、計数面識別子の値にかかわ
らず当該VCIに対応するA,B両面の計数値CA(V
CI),CB(VCI)を同時に読み取った後に計数値
CA(VCI)およびCB(VCI)の値をゼロクリア
する計数値読み取り処理、および、計数時間帯jから次
の計数時間帯j+1への切り替え時刻tj に計数面識別
子の値をAまたはBからBまたはAにそれぞれ書き換え
ることによりセル到着時の計数面Xj を切り替える計数
面切り替え処理を行い、計数時間帯jに計数面Aまたは
Bで計数を開始してから、次の計数時間帯j+1への切
り替え時刻に計数面識別子の値をBまたはAにそれぞれ
書き換えて計数面を切り替えるまでの同一時間帯の間に
上記の計数値読み取り処理を計数中のVCIに対して1
回あるいは必要に応じて1回以上行い、計数時間帯jお
よび計数時間帯j+1に読み取った計数面Xj の計数値
を合算することにより計数時間帯jに到着した全セル数
の値を算出することを特徴とする。
【0009】上記の計数方法を実現する計数回路におい
て、VCI毎の計数値を保持する2面の計数値テーブル
(A面,B面)、計数面識別子の値を保持する計数面表
示レジスタ、計数面識別子の値に基づき計数面を選択す
るセレクタ、選択された計数面の計数値を+1する演算
器を具え、セル到着時には到着セルのセルヘッダ内に格
納されているVCI値を受け取り、計数値識別子で示さ
れた計数面の計数値テーブルをセレクタで選択し、当該
VCIに対する計数値を読み取り、その計数値を演算器
で+1して再び計数値テーブルに格納するセル数計数機
能と、制御部から特定VCIの計数値の読み取り指示を
受けた際に読み取り対象VCIのA,B両面の計数値テ
ーブルに格納された値を同時に読み取り制御部に通知し
た後、当該VCIのA,B両面の計数値テーブルにゼロ
を書き込んで計数値をゼロクリアする計数値読み取り機
能を有することにより、制御部から計数面識別子の値を
書き換えるのみで全VCIの計数面を同時に切り替えて
計数面識別子値書き換え指示の前後の通過セル数を分離
して計数し、かつ制御部において各々の計数値を識別し
て処理することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記のセル計数回路を用いることにより、従来
技術で問題となっていた、論理チャネル毎の計数時間帯
の切り替え誤差を無くし、かつ、複数の計数時間帯に対
しても少ないハードウエア量で対応することが可能とな
る。更に、計数面を切り替えた後、次に切り替えるまで
に通信中の全論理チャネルの計数値を一旦計数値テーブ
ルに読み取ることにより、2つの計数面で3種類以上の
計数時間帯にも対応可能である。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。本発明の一実施例を図1に示す。本発明の
セル数計数回路20は、計数値テーブルA面11、計数値テ
ーブルB面12、計数面識別子の値を保持する計数面表示
レジスタ13、該レジスタ13の値に基づき計数面を選択す
るセレクタ14、選択された計数面の計数値を+1する演
算部15、およびセレクタ16から構成されている。計数値
テーブル11、12は各々の面毎に論理チャネル番号をアド
レスとして論理チャネル毎の計数値を保持する。
【0012】計数値テーブルA面11、計数値テーブルB
面12の切り替えは計数時間帯の時刻情報、および、各々
の計数時間帯と計数面の対応情報を保持する制御部19か
ら計数面表示レジスタ13の値を書き換えることにより行
われる。また、一連の計数時間帯では、計数面としてA
面、B面を交互に使用する。すなわち、ある計数時間帯
j(時刻tj 〜tj+1 )の計数面がA面であったとする
と、時刻tj+1 に計数面表示レジスタ13の値をAからB
に書き換え、次の計数時間帯j+1(時刻tj+1 〜tj+
2 )ではB面で計数するよう制御する。
【0013】ここで、セル検出部18がセルの到着を検出
すると、セル数計数回路20に対してセル計数信号を発出
し、当該セルの論理チャネル番号をセル数計数回路20に
引き渡す。セレクタ16ではセル到着時には当該到着セル
の論理チャネル番号(VCI)を計数値テーブル11およ
び12のアドレスとして取り込み、計数値テーブルの2つ
の計数面11、12から計数面表示レジスタ13で指示された
面(A面あるいはB面)をセレクタ14で選択し、当該計
数面の到着セルのVCIの計数値CA(CVI)あるい
はCB(CVI)を演算部15で+1して、再び同じ計数
値テーブルに格納する。これにより、制御部19からは計
数面表示レジスタ13の値を書き換えるだけで全論理チャ
ネルに対して同時に計数面の切り替えを実施できる。
【0014】一方、計数値読み取り時には、制御部19か
らの読み取り対象論理チャネル番号(VCI)とともに
読み取り信号をセレクタ16に送出する。セレクタ16では
計数値読み取り時に読み取り対象のVCIを計数値テー
ブル11、12のアドレスとして取り込む。セル計数回路20
では制御部19からの計数値読み取り指示を受けた際に、
計数面表示レジスタ13の値にかかわらず当該VCIの
A,B両面の計数値テーブル11、12に格納された値を同
時に読み取り、制御部19に通知する。計数値テーブル1
1、12には計数値読み取り後、それにゼロを格納してお
く。
【0015】本セル計数回路20における計数値の遷移例
を図2に示す。ここではVCI=iのセル数の計数動作
のみを抽出して記述しており、計数値テーブルも当該V
CIについてのみ示している。図2の例では、計数時間
帯1に計数面識別子がA面での計数を示しており、この
計数時間帯の到着セル数の計数値はA面の計数値テーブ
ルに保持される。図中の時刻t軸の左に示している
「■」印はVCI=iのセルがその時刻に到着したこと
を示している。ここで、計数時間帯1のある時刻t0 に
おいて、VCI=iに対応するA,B面の計数値テーブ
ルの内容を各々ゼロとする。その後、計数時間帯1の間
にVCI=iのセルが到着すると、A面の計数値テーブ
ルの内容である計数値を+1する。図2では計数時間帯
1の間にVCI=iのセルは6セル到着しており、計数
時間帯1の終了時刻t1 におけるVCI=iの計数値テ
ーブルの内容である計数値はA面が「6」、B面が
「0」となっている。時刻t1 に制御部19から計数値識
別子の値をAからBに書き換えると、時刻t1 以降に到
着したセルはB面で計数される。
【0016】その後、計数時間帯2のある時刻に制御部
19からVCI=iのA、B面両方の計数値テーブルの値
を読み取る。この時、読み取った計数値のうち、A面の
値は1つ前の計数時間帯1の当該VCIのセル到着セル
数「6」を、B面の値は計数面を切り替えた時刻t1 か
ら計数値読み取り時までの到着セル数「3」を示してい
る。計数値の内容は読み取りとともにゼロに設定されて
計数値がクリアされるため、計数値読み取り以降、計数
時間帯2での計数値テーブルの内容は、A面がゼロ、B
面が読み取り処理以降の到着セル数を示すことになる。
【0017】この状態で、次の計数面切り替え時刻t2
に計数面識別子の値をBからAに書き換えると、計数値
読み取り後時刻t2 までの到着セル数「4」がB面に保
持され、時刻t2 以降の計数時間帯3の到着セル数が再
びA面で計数される。その後、計数時間帯3の間にVC
I=iの読み取り処理を行うと、A面の計数値(時刻t
2 以降到着したセル数)「2」、および時刻t2 までに
計数したB面の計数値「4」を読み出す。
【0018】この際、計数値読み取り時の計数値テーブ
ルの内容は、読み取り時の計数面識別子の値がA(ある
いはB)であれば、A面(あるいはB面)の計数値がそ
の計数時間帯の到着セル数を、B面(あるいはA面)の
計数値が1つ前の計数時間帯の到着セルを意味する。す
なわち、ある計数時間帯jに計数面Xj に到着したVC
I=iの全セル数を計数する時には、時間帯jに1回、
次の時間帯j+1に1回、当該VCIに対して計数値読
み取り動作を行い、各々の計数面Xj の計数値を制御部
19で合算すればよい。図2の例では、計数時間帯2(計
数面:B面)のVCI=iの全到着セル数は「7」であ
り、これは計数時間帯2に読み取ったB面の計数値
「3」と次の計数時間帯3に読み取ったB面の計数値
「4」を足し合わすことで算出される。
【0019】以上説明した本発明のセル数計数動作アル
ゴリズムを図3に示す。図3では、あるVCI(VCI
=i)に対する処理のみを記述している。ここでVCI
=iのA面の計数値テーブルの内容をA(i)、B面の
計数値テーブルの内容をB(i)で表している。計数時
間帯jは時刻tj において次の計数時間帯j+1に切り
替わる。図2では各VCIの計数値は計数時間帯毎に1
回読み取る例を示しているが、図3の動作アルゴリズム
では同一時間帯に複数回計数値の読み取りを行う場合に
拡張されている。
【0020】このように、各計数時間帯に計数中の全論
理チャネル番号(VCI)の読み取りを各々のVCIに
対して各1回以上行えば、A、B2面の計数値テーブル
で図2のように3種類以上の任意の種類の計数時間帯の
到着セル数を区別して計数することが可能となる。この
時、各VCIに対する読み取りは、従来技術の方法のよ
うに読み取り時刻の差が計数誤差となることはない。例
えば、2,000 チャネル多重された回線上で1時間毎にセ
ル数を分離して計数する場合でも、1〜2秒に1つのV
CIに対して計数値読み取り処理を行えばよいことにな
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のセル数計
数回路では多数の論理チャネルが多重化された回線上の
論理チャネル番号(VCI)毎の通過セル数を時間帯毎
に区別して計数する場合に、計数時間帯の誤差がなく、
かつ、少ないハードウエア量で任意の時間帯に対応させ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のセル数計数回路の構成例を示
す。
【図2】図2は本発明のセル数計数回路の動作例を示
す。
【図3】図3は本発明のセル数計数回路の動作アルゴリ
ズムを示す。
【図4】図4は従来技術のセル数計数回路の構成例を示
す。
【図5】図5は従来技術によるセル数計数値の動作例を
示す。
【符号の説明】
11 計数値テーブルA面 12 計数値テーブルB面 13 計数面表示レジスタ 14 セレクタ 15 演算部あるいは演算器 16 セレクタ 17 回線 18 セル検出部 19 制御部 20 セル数計数回路 31 回線 32 セル検出部 33 セレクタ 34 計数値テーブル 35 演算部 36 制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼を構成する情報を固定長セルに分解
    し、各固定長セルのセルヘッダ内に呼を識別する論理チ
    ャネル番号(VCI)を付与して同一回線上に複数の呼
    を多重化して転送するATM網で、計数時間帯毎に分離
    してVCI毎の通過セル数を計数する方法において、 VCI毎の通過セル数の値を保持する2面の計数値テー
    ブル(A面,B面)と、現在の計数面Xj を表示する計
    数面識別子を具え、ここで計数面識別子はAまたはBな
    る値を取り、 所定の計数時間帯jにセルが到着すると、この計数面識
    別子で示された計数面Xj の当該VCIの計数値テーブ
    ルの内容に対応する計数値CA(VCI)(Xj :Aの
    場合)または計数値CB(VCI)(Xj :Bの場合)
    を+1する到着処理と、当該VCIの計数値読み取り時
    に、計数面識別子の値にかかわらず当該VCIに対応す
    るA,B両面の計数値CA(VCI),CB(VCI)
    を同時に読み取った後に計数値CA(VCI)およびC
    B(VCI)の値をゼロクリアする計数値読み取り処
    理、および、計数時間帯jから次の計数時間帯j+1へ
    の切り替え時刻tj に計数面識別子の値をAまたはBか
    らBまたはAにそれぞれ書き換えることによりセル到着
    時の計数面Xj を切り替える計数面切り替え処理を行
    い、 計数時間帯jに計数面AまたはBで計数を開始してか
    ら、次の計数時間帯j+1への切り替え時刻に計数面識
    別子の値をBまたはAにそれぞれ書き換えて計数面を切
    り替えるまでの同一時間帯の間に上記の計数値読み取り
    処理を計数中のVCIに対して1回あるいは必要に応じ
    て1回以上行い、計数時間帯jおよび計数時間帯j+1
    に読み取った計数面Xj の計数値を合算することにより
    計数時間帯jに到着した全セル数の値を算出することを
    特徴とするセル数計数方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の計数方法を実現する計数回路
    において、 VCI毎の計数値を保持する2面の計数値テーブル(A
    面,B面)、計数面識別子の値を保持する計数面表示レ
    ジスタ、計数面識別子の値に基づき計数面を選択するセ
    レクタ、選択された計数面の計数値を+1する演算器を
    具え、 セル到着時には到着セルのセルヘッダ内に格納されてい
    るVCI値を受け取り、計数値識別子で示された計数面
    の計数値テーブルをセレクタで選択し、当該VCIに対
    する計数値を読み取り、その計数値を演算器で+1して
    再び計数値テーブルに格納するセル数計数機能と、 制御部から特定VCIの計数値の読み取り指示を受けた
    際に読み取り対象VCIのA,B両面の計数値テーブル
    に格納された値を同時に読み取り制御部に通知した後、
    当該VCIのA,B両面の計数値テーブルにゼロを書き
    込んで計数値をゼロクリアする計数値読み取り機能を有
    することにより、制御部から計数面識別子の値を書き換
    えるのみで全VCIの計数面を同時に切り替えて計数面
    識別子値書き換え指示の前後の通過セル数を分離して計
    数し、かつ制御部において各々の計数値を識別して処理
    することを特徴とするセル数計数回路。
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