JP2738067B2 - ロータリーエンコーダ - Google Patents

ロータリーエンコーダ

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JP2738067B2
JP2738067B2 JP1272803A JP27280389A JP2738067B2 JP 2738067 B2 JP2738067 B2 JP 2738067B2 JP 1272803 A JP1272803 A JP 1272803A JP 27280389 A JP27280389 A JP 27280389A JP 2738067 B2 JP2738067 B2 JP 2738067B2
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JP
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brush
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brushes
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剣 澤井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主に音響機器に用いられるロータリーエン
コーダに関する。
従来の技術 従来の技術を第5図〜第11図のロータリーエンコーダ
により説明する。第5図は側断面図、第6図は第5図の
要部である接点基板の平面図、第7図は同刷子基板の平
面図、第8図は同刷子と接点基板の接触した状態を示す
投影図、第9図は別の従来例のロータリーエンコーダの
刷子基板の平面図、第10図は第9図の要部である刷子と
接点基板の接触した状態を示す投影図、第11図はA相お
よびB相の位相特性を示すパルス信号出力例である。
第5図〜第8図によると、刷子基板1に刷子2,3,4お
よび端子5がインサート成形されている。刷子2と3
は、刷子基板1の中心に対し半径は異なるが近接し、か
つ垂直方向に位相差分ずれた位置に配されている。ま
た、刷子2は端子5aに、刷子3は端子5bに、刷子4は端
子5cにそれぞれ接続されている。
また、接点基板6は、操作軸8とインサート成形され
た接点板9とからなり、回転方向に交互に接点部9aと絶
縁部9bとで構成されている。そして、操作軸8は刷子基
板1とケース10により回転可能に嵌合され、保持され
る。
次に、第9図〜第10図に示す他の従来例では上記従来
例と同様に、刷子11,12,13および端子5が刷子基板1に
インサート成形されている。そして、刷子11と12は、刷
子基板1の中心に対し両側に向かい合う位置にほぼ同半
径上に、垂直方向に位相差分ずれた位置に配されてい
る。また、刷子11は端子5aに、刷子12は端子5bに、刷子
13は端子5cにそれぞれ接続されている。
次に、上記2つの従来例の動作について説明する。操
作軸8を回転させることにより接点基板6が回転し刷子
2,3もしくは11,12が接点板9の接点部9aと絶縁部9bと接
触することで、端子5aと5bには第11図に示すようなA相
およびB相のパルス信号が出力される。また、端子5cは
共通端子である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のロータリーエンコーダは、
前者では外側の刷子と内側の刷子に寸法のばらつきが生
じた場合に、内側の刷子のほうが半径が小さい分だけ角
度精度に対して不利であり、最終的にそれがA相とB相
の出力位相差の精度として悪くなるという要因があり、
また、内側の刷子の軌跡の距離が短くなるために分解度
が低くなってしまうという問題のため、また、後者では
刷子基板と接点基板の位置が偏心した場合、2つの刷子
の半径方向寸法に差が出て来るために、結局それが前者
例と同じように出力位相差の精度として悪くなるという
要因により、小形化と高分解度を同時に実現することが
出来ないという課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであ
り、小形化かつ高分解度を実現出来るロータリーエンコ
ーダを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、刷子をほぼ同半
径上で近接し、かつ対向する位置に配することにより、
小形化と高分解度を同時に実現するようにしたものであ
る。
作用 したがって、本発明によれば、刷子の軌跡がほぼ等し
くなるようにほぼ同半径上で近接し、かつ対向する位置
に配することにより外周距離が稼げ、小形化しても分解
度を高くすることができる。また、接点基板と刷子基板
が偏心しても2つの刷子の相対的な位置関係は変わらな
いために、位相差のズレは少なく信頼性も高くすること
ができる。
実 施 例 本発明の一実施例を第1図〜第4図のロータリーエン
コーダにより説明する。第1図は側断面図であり、第2
図は第1図の要部である接点板の平面図、第3図は同刷
子基板の平面図、第4図は同刷子と接点基板の接触した
状態を示す投影図である。第1図〜第4図によると、従
来例と同様に、刷子基板14に刷子15,16,17がインサート
成形されている。そして、刷子15と16は、刷子基板14の
中心に対しほぼ同半径上で近接し、かつ対向する位置に
位相差が出るように角度を持たせて配されている。ま
た、刷子15は端子18aに、刷子16は端子18bに、刷子17は
端子18cにそれぞれ接続されている。
また、従来例と同様に接点基板19は、操作軸21とイン
サート成形された接点板22からなり、回転方向に交互に
接点部22aと絶縁部22bとにより構成されている。そし
て、操作軸21は刷子基板14とケース23により、回転可能
に嵌合され、保持される。
次に、上記実施例の動作を第4図により説明する。操
作軸21を回転させることにより接点基板19も同時に回転
し、刷子15,16が接点板22の接点部22aと絶縁部22bとに
接触することで、端子18aと18bには従来例と同じように
第11図に示すようなA相およびB相のパルス信号が出力
される。また、端子18cは共通端子である。
このように、上記実施例によれば、刷子15,16が最外
周を通るために摺動距離が最大に取れ、分解度を最大に
出来るという利点を有する。また、刷子が近接している
ために、刷子に寸法のばらつきが生じた場合でも角度精
度に対しては影響が少なく、そして、接点基板の偏心に
対しても刷子の相対位置は変わらないという利点を有す
るため、A相およびB相の出力位相差の精度が向上す
る。したがって、小形化かつ高分解度を同時に実現でき
るという効果を有する。
発明の効果 本発明は、上記より明らかなように、刷子をほぼ同半
径上に近接し、かつ対向するような位置に配すること
で、高分解度を実現できるという利点を有する。また、
刷子に寸法のばらつきが生じた場合でも角度精度に対し
ては影響が少なく、接点基板の偏心に対しても刷子の相
対位置は変わらないという利点を有するために、A相お
よびB相の出力位相差の精度が向上する。そして、小形
化かつ高分解度を同時に実現できるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるロータリーエンコー
ダの側断面図、第2図は第1図の要部である接点基板の
平面図、第3図は同刷子基板の平面図、第4図は同刷子
と接点基板の接触した状態を示す投影図、第5図は従来
例のロータリーエンコーダの側断面図、第6図は第5図
の要部である接点基板の平面図、第7図は同刷子基板の
平面図、第8図は同刷子と接点基板の接触した状態を示
す投影図、第9図は別の従来例のロータリーエンコーダ
の刷子基板の平面図、第10図は第9図の要部である刷子
と接点基板の接触した状態を示す投影図、第11図
(a),(b)はA相およびB相の位置特性を示すパル
ス信号出力図である。 14……刷子基板、15……刷子(A相)、16……刷子(B
相)、17……刷子(共通端子)、19……接点基板、21…
…操作軸、22……接点板、22a……接点部、22b……絶縁
部、23……ケース。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上にくし歯状に形成された電極パ
    ターンを有し、かつ回転可能にした接点基板と、前記接
    点基板に摺接し、かつ位相のずれた2つの信号を得るた
    めの刷子を有する刷子基板とからなり、前記刷子がほぼ
    同半径上で近接し、かつ対向する位置に配設されている
    ことを特徴とするロータリーエンコーダ。
JP1272803A 1989-10-19 1989-10-19 ロータリーエンコーダ Expired - Lifetime JP2738067B2 (ja)

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JPH03134515A JPH03134515A (ja) 1991-06-07
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JP3044957B2 (ja) * 1993-01-13 2000-05-22 松下電器産業株式会社 インクリメンタルエンコーダ
JPH0861976A (ja) * 1994-08-18 1996-03-08 Asmo Co Ltd 移動体の位置及び荷重検出装置
JP2004095242A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Tsubame Musen Kk ロータリーエンコーダ及びその基板製造方法

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