JP2734788B2 - シート分配収容装置 - Google Patents

シート分配収容装置

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JP2734788B2
JP2734788B2 JP3038976A JP3897691A JP2734788B2 JP 2734788 B2 JP2734788 B2 JP 2734788B2 JP 3038976 A JP3038976 A JP 3038976A JP 3897691 A JP3897691 A JP 3897691A JP 2734788 B2 JP2734788 B2 JP 2734788B2
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乾吾 種田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機やプリンタ等
の画像記録装置から排出される記録シートを分配して収
容するシート分配収容装置に係り、特に、記録シートを
分配収容した後にステープリング、パンチング等の後処
理を可能にしたシート分配収容装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ソータと称されるシート分配収
容装置としては、ハウジング内にシート搬送路を形成す
ると共に、このシート搬送路に沿って搬送ローラを適宜
配設し、複写機やプリンタ等の画像記録装置のシート排
出口から排出された記録シートを予め設定されたシート
分配ステージまで搬送するようにする一方、ハウジング
の一側には、上下方向に複数段のビントレイを配設し、
記録シートの分配タイミングに応じて各ビントレイを上
記シート分配ステージに順次移動させ、各ビントレイ内
に記録シートを順次分配収容するようにしたものがあ
る。
【0003】そして、上述したソータにて分配収容され
た記録シートに対しては、通常ステープリング等の後処
理を施す場合が多く、ステープラ等の後処理ユニットを
ソータ内に組込み、ソータ内において後処理を自動的に
行わせたいという要請がある。
【0004】このような要請に応じたソータとしては、
例えば、特開昭63-41360号所載のものや、特開昭63-252
872 号、特公昭64-302号所載のものが既に知られてい
る。
【0005】ところが、前者(特開昭63-41360号)のタ
イプにあっては、ビントレイに分配収容された記録シー
ト束を後処理用トレイに収容し直した後にステープラに
よる後処理を行うようにしたものであるため、必然的に
ビントレイと別異に後処理用トレイを設け、しかも、後
処理用トレイに記録シート束を搬送するための搬送手段
を設けなければならず、その分、ソータ構成が複雑化し
てしまうばかりか、後処理用トレイ側へ記録シート束を
移行させる際に、ビントレイにて一旦整合した記録シー
ト束がばらつく虞れがあり、ステープラによる後処理が
無駄なものになり易いという問題があった。
【0006】また、後者(特開昭63-252872 号、特公昭
64-302号)のタイプにあっては、シート搬送部材と干渉
しないシート分配ステージの近傍にステープラを配設
し、ビントレイに収容されたままの記録シート束にステ
ープラによる後処理(ビントレイに収容された記録シー
ト束のコーナ部一箇所に対するステープリング処理)を
行うようにしたものであるため、前者のタイプにおける
技術的課題を回避することはできるものの、記録シート
束の一側縁部を二箇所でステープリングするというデュ
アルステープリング処理を施すことができないという問
題があった。
【0007】このため、本願発明者等は以下のような構
成のシート分配収容装置を先に提案した。
【0008】即ち、ハウジング内に配設され、画像記録
装置のシート排出口から排出された記録シートを予め設
定されたシート分配ステージまで搬送するシート搬送手
段と、ハウジングの一側において上下方向に複数段配設
され、記録シートの分配タイミングに応じて上記シート
分配ステージに順次移動するビントレイと、上記シート
搬送手段の下方若しくは上方に位置し、且つ、シート搬
送手段の幅方向に亘るハウジング内スペースに配設され
る一つの後処理ユニットと、少なくともシート搬送手段
の幅方向に亘って上記後処理ユニットを移動可能に支承
する位置移動手段と、上記シート分配ステージと異なる
後処理ステージにて、所定の後処理対象位置に上記後処
理ユニットを移動設定した後、各ビントレイ内の記録シ
ートの一端縁部に沿う複数箇所に対し後処理ユニットに
よる所定の後処理を順次行わせる後処理制御手段とを備
えたシート分配収容装置である。
【0009】そして、上記構成において、ビントレイ内
に記録シートが収容されているか否かを検出するシート
有無検出手段を設け、後処理を実施すべきビントレイ内
に記録シートが存在しない場合には、後処理動作をキャ
ンセルし、次の対象ビントレイを後処理ステージに移動
させるように構成したものである。
【0010】このような構成により、ビントレイに収容
されたままの記録シート束に対して、その一側縁部に沿
った複数箇所への後処理(ステープリング処理等)を可
能ならしめているとともに、ソーティング処理終了後、
後処理実施前にビントレイ内から記録シートが抜き取ら
れたような場合を想定して、対象ビントレイ内に記録シ
ートが存在するか否かを検出し、存在しないときには、
直ちに次のビントレイ内の記録シートに対して後処理を
実施して、無駄な後処理動作をなくすようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成で
は、ビントレイ内から記録シートが完全に抜き取られた
ような場合には有効であるものの、一旦抜き取られた後
に、例えば、90°回転されて再設定されたような場合
を想定すると、記録シートは存在するから、後処理は実
施されることとなり、予定しない位置への後処理によ
り、画像記録のやり直しといった無駄な作業を招来させ
るという問題が生じた。
【0012】例えば、デュアルステープリング(二箇所
とじ)を行うとした場合において、A4横向きのものを
A4縦向きに置き変えたような場合には、予定していな
い側端縁の一箇所のみがとじられることとなり、画像記
録処理自体をやり直す必要が生じたり、ステープルを外
す等の無駄な作業を行う必要が生じる。
【0013】また、ソーティング終了後にボタン選択等
により、後処理のモード(例えば、シングルステープリ
ング、デュアルステープリング等)を選択するような構
成の場合にも、選択ミス等により上記と同様の問題が生
じることがある。さらに、後処理をする用紙がカール
(上向き)していたり、用紙の重みによりビントレイに
たわみが発生した場合に、ステープルミスを引き起こす
可能性があり、無駄な作業を招来させるという問題もあ
った。
【0014】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、上記のような場合
において、予定しない位置への後処理を防止することが
できるシート分配収容装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】例えば、図1及び図2に
示すように、ハウジング1内に配設され、画像記録装置
2のシート排出口3から排出された記録シート4を予め
設定されたシート分配ステージS1まで搬送するシート
搬送手段5と、ハウジング1の一側において上下方向に
複数段配設され、記録シート4の分配タイミングに応じ
て上記シート分配ステージS1に順次移動するビントレ
イ6と、上記シート搬送手段5の下方若しくは上方に位
置し、且つ、シート搬送手段5の幅方向に亘るハウジン
グ1内スペースに配設される一つの後処理ユニット7
と、少なくともシート搬送手段5の幅方向に亘って上記
後処理ユニット7を移動可能に支承する位置移動手段8
と、上記シート分配ステージS1と異なる後処理ステー
ジS2にて、所定の後処理対象位置に上記後処理ユニッ
ト7を移動設定した後、各ビントレイ6内の記録シート
4の一側縁部に沿う箇所に対し後処理ユニット7による
所定の後処理を順次行わせる後処理制御手段9とを備え
て構成する。
【0016】そして、上記後処理ユニット7のビントレ
イ6側の先端部に、上記後処理対象位置に記録シート4
が存在するか否かを検出するシート有無検出手段7aを
一体的に設け、収容される記録シート4のサイズ、向き
に拘わらず上記ビントレイ6の幅方向の基準となる一側
部6aに沿って記録シート4を整列させるシート揃え手
段8aを設け、一のビントレイ6内に収容された記録シ
ート4に対して複数箇所に後処理を施す場合に、上記ビ
ントレイ6の基準となる一側部6aに対して遠い側から
近い側に向かって順に後処理を実施し、且つ、上記シー
ト検出手段7aが該当する後処理対象位置に記録シート
4が存在しないことを検出した場合には、該当するビン
トレイ6内に収容された記録シート4に対する後処理を
中止するように、上記後処理制御手段9を構成する。
【0017】更に、該当するビントレイ6内に収容され
た記録シート4に対する後処理を中止した場合に、上記
ハウジング1の操作パネル上にその旨を表示するように
構成する。
【0018】
【作用】上述したような技術手段によれば、図1及び図
2に示すように、画像記録装置2から排出された記録シ
ート4は、シート搬送手段5によりシート分配ステージ
S1に順次搬送され、各ビントレイ6内に順次分配収容
される。
【0019】そして、記録シート4のソーティング処理
が完了すると、これに連動して、あるいは、ハウジング
1の操作パネル上に設けられている後処理開始ボタンが
押下される等により、後処理制御手段9が作動される。
【0020】後処理制御手段9は、対象ビントレイ6を
後処理ステージS2に順次設定する一方、シート揃え手
段8aが作動して、ビントレイ6内に収容されている記
録シート4がビントレイ6の幅方向の基準となる一側部
6aに沿って整列せしめられる。次いで、後処理制御手
段9は、位置移動手段8を作動せしめて、後処理ユニッ
ト7をビントレイ6の幅方向の基準となる一側部6aに
対して最も遠くにある後処理対象位置(図2中では、M
2の位置)に移動設定し、この状態において、シート有
無検出手段7aによる検出結果を判定し、該当位置に記
録シート4が存在する場合には、所定の後処理を実施
し、記録シート4の一側縁部に沿って順次移動、検出、
及び所定の場合に後処理を実施する。
【0021】該当する後処理対象位置において、シート
有無検出手段7aによる検出結果が記録シート4不在で
ある場合には、該当するビントレイ6内に収容された記
録シート4に対する後処理は中止され、操作パネル上に
その旨が表示される。
【0022】本発明の構成によると、記録シート4はシ
ート揃え手段8aにより、ビントレイ6の基準となる一
側部6aに沿って整列されており、この基準となる一側
部6aに対して遠い側の後処理対象位置から近い側に向
かって順次記録シート4の存否を検出しながら後処理を
実施するようにしているから、ビントレイ6から記録シ
ート4が一旦抜き取られ、例えば、記録シート排出方向
に対して直角な方向をその長手方向として収容され(以
下、横向きという)ていた記録シートが90°回転され
てビントレイ6内に再設定されたような場合や、ソーテ
ィング終了後にボタン操作等により、後処理のモードを
選択するような構成の場合に選択ミス等により上記と同
様の結果を招来したような場合に、基準となる一側部6
aから遠い側の後処理対象位置には記録シート4の一部
が存在しないこととなり、このビントレイ6内に収容さ
れている記録シート4に対する後処理は一切行われない
こととなる。
【0023】このように後処理が中止された場合には、
操作パネル上にその旨が表示されるので、オペレータ等
はこの表示に従って、記録シート4の設定方向を変更し
たり、モード選択を変更したりすることにより適正な後
処理を行うことができる。
【0024】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの
発明を詳細に説明する。
【0025】目次 I.装置の概要 II.装置の各部構成 (1) シート搬送系 (2) ビントレイ (2-a) 基本構成 (2-b) ビントレイ移動系 (2-c) ビントレイ押え機構 (3) シート揃え機構 (4) ステープラ (4-a) ステープラ基本構成 (4-b) ステープラ進退移動系 (4-c) ステープラ処理位置移動系 (4-d) シート有無検出系 (5) 装置制御系 III.装置の作動 (1) ソーティング処理 (2) ステープリング処理
【0026】I.装置の概要 図3及び図4は図示外のADF(Auto Document Feede
r) 付の複写機本体10にこの発明が適用されたシート
分配収容装置(以下、この実施例においてソータとい
う)20を付設したものである。
【0027】同図において、符号21はソータ20のハ
ウジングであり、キャスタ22にて移動自在になってい
る。そして、上記ハウジング21の複写機本体10の反
対側には横断面コ字状の凹所23が上下方向に沿って形
成されると共に、上記凹所23の複写機本体10側面に
はハウジング21内部に通じる開口24が開設されてい
る。
【0028】また、上記凹所23に面した箇所には複数
段(この実施例では20段)のビントレイ40が上下動
可能に配設されており、各ビントレイ40の突出端が凹
所23内から突出配置されている。一方、上記ハウジン
グ21の頂部には、ソーティング処理不要時において使
用されるノンソート用トレイ25が配置されているとと
もに、図示は省略しているが、操作ボタンや表示器等を
配置してなる操作パネルが設けられている。
【0029】更に、上記複写機本体10のシート排出口
11に対応するハウジングプレート21aにはシート導
入口26が開設されており、このシート導入口26から
導入された記録シート12はシート搬送系30を介して
各ビントレイ40若しくはノンソート用トレイ25のい
ずれかに搬送されるようになっている。
【0030】更にまた、上記ビントレイ40の近傍には
シート揃え機構70が配設されており、このシート揃え
機構70は、ソーティング処理時にビントレイ40内の
記録シート12を所定のタイミング間隔で揃えると共
に、ステープリング処理時に記録シート12を押さえ込
むようになっている。
【0031】また、上記シート搬送系30の下方に位置
し、且つ、シート搬送系30の幅方向に沿ったハウジン
グ21内スペースにはステープラ100が配設されてお
り、このステープラ100に対向した箇所が後処理ステ
ージS2として設定されている。そして、上記ステープ
ラ100は、上記後処理ステージS2に位置するビント
レイ40内に収容された記録シート12の一側縁部をデ
ュアルステープリングしたり、あるいは、記録シート1
2のコーナ部をステープリングしたりするようになって
いる。
【0032】II.装置の各部構成 (1) シート搬送系 図4において、シート搬送系30はシート導入口26か
らハウジング21内に向かう共通シート搬送路31を有
し、この共通シート搬送路31から下側に向かう第一の
シート搬送路32及び上側に向かう第二のシート搬送路
33が分岐し、第一のシート搬送路32はシート分配ス
テージ(記録シート12が収容される対象ビントレイ4
0の配設ステージ)S1まで通じており、一方、第二の
シート搬送路33は上記ノンソート用トレイ25位置ま
で通じている。
【0033】そして、上記第一及び第二のシート搬送路
32,33の途中には適宜数の搬送ローラ34,35が
所定間隔毎に配設されており、各シート搬送路32,3
3の先端部には夫々排出ローラ36,37が配設されて
いる。そしてまた、上記第一のシート搬送路32の排出
ローラ36の直前には記録シート12が通過する際に例
えばハイレベル信号を出力するシート出口センサ(以
下、場合によりEXIT SNRと略す)38が配設されてい
る。
【0034】尚、符号39は上記共通シート搬送路31
内に配設され、いずれかのシート搬送路32,33を切
り換え選択する切り換えゲートである。
【0035】(2) ビントレイ (2-a) 基本構成 図3乃至図5において、ビントレイ40は、上記凹所2
3の開口24側に向かって斜め下方に所定角度で傾斜配
置され、且つ、その幅方向(シート搬送路32の幅方向
に相当)手前側に向かって僅かに傾斜配置される平板状
のトレイベース41と、このトレイベース41の開口2
4側端縁に立設される位置決めフランジ42と、上記ト
レイベース41の開口24側縁部の三箇所(一つのコー
ナ部及び中央部を挟んだ二箇所)に形成されるステープ
ラ100によるステープリング処理用切欠43,44,
45と、上記トレイベース41の幅方向手前側に位置す
る一側縁部の略中央箇所に切欠かれた記録シート12の
把持用切欠46と、上記トレイベース41の幅方向奥側
の位置決めフランジ42寄りに形成される略三角形状の
タンパ用開口47とを備えている。尚、ビントレイ40
の構成として、上記位置決めフランジ42に隣接するト
レイベース41の奥側に位置する一端縁等に補強フラン
ジを形成し、ビントレイ40の剛性を高めるようにして
もよい。
【0036】また、上記ハウジング21の凹所23の手
前側部分を画成するハウジングプレートは上記ビントレ
イ40に収容された記録シート12の位置決め壁48と
して機能するようになっている。
【0037】尚、上記把持用切欠46やタンパ用開口4
7の少なくともビントレイ40の突出方向側エッジ46
a,47aは、ビントレイ40の幅方向に対し所定角度
傾斜した状態で形成されており、ソーティング処理時に
おいて記録シート12がビントレイ40内に突入した際
に切欠46や開口47のエッジで塞き止められないよう
に配慮されている。
【0038】(2-b) ビントレイ移動系 図5乃至図7において、ビントレイ40の位置決めフラ
ンジ42寄りの幅方向両側に一対の係合ピン51,52
が直接突設され、ビントレイ40の突出方向寄りの幅方
向一側には、V字状の支持アーム54が取付けられ、こ
の支持アーム54の下端部に係合ピン53が突設されて
いる。
【0039】そして、各係合ピン51〜53に対応した
凹所23の幅方向両側に位置するハウジング21部分に
は夫々カムスクリュ55〜57が回転自在に立設されて
おり、各係合ピン51〜53が夫々のカムスクリュ55
〜57のカム溝55a〜57aに係合している。
【0040】この実施例において、各カム溝55a〜5
7aのピッチは一定ではなく、上記シート分配ステージ
S1及び後処理ステージS2に対応した箇所のピッチが
他の箇所のピッチより充分大きく設定されている。
【0041】より具体的には、この実施例では、上記シ
ート分配ステージS1及び後処理ステージS2に位置す
るビントレイ40は連続した位置関係にあり、シート分
配ステージS1に位置するビントレイ40とその上側に
位置するビントレイ40との間のギャップg1 並びに後
処理ステージS2に位置するビントレイ40とその上下
に位置するビントレイ40との間の各ギャップg2が他
のビントレイ40間のギャップg0 より充分大きくなる
ように設定されている。尚、ここで、ギャップg1 ,g
2 はソーティング処理及びステープリング処理に支障の
ない範囲で設定され、また、ギャップg0 はビントレイ
40が接触しない範囲で設定されている。
【0042】また、上記各カムスクリュ55〜57の駆
動系は、正逆転可能なビン駆動モータ(この実施例では
ステッピングモータ)58と、このビン駆動モータ58
の出力シャフトに固着される駆動プーリ59と、上記カ
ムスクリュ55〜57の下端部に取付けられる従動プー
リ60〜62と、上記駆動プーリ59と従動プーリ62
との間に掛け渡される駆動ベルト63と、各従動プーリ
60〜62間に掛け渡され、上記ビン駆動モータ58か
らの駆動力を各カムスクリュ55〜57へ同一タイミン
グで伝達するタイミングベルト64とで構成されてい
る。
【0043】そして、この実施例においては、各カムス
クリュ55〜57が1回転した段階で、各ビントレイ4
0が1ピッチ分だけ上昇移動若しくは下降移動するよう
になっている。
【0044】尚、図4において、符号65は最上部に位
置するビントレイ40が上限位置に到達したことを検出
するための上限位置検出センサ、66は最下部に位置す
るビントレイ40が下限位置に到達したことを検出する
下限位置検出センサである。
【0045】(2-c) ビントレイ押え機構 図31,32,33に示すビントレイ押え機構200
は、後述するステープラ100に隣接して支持ブラケッ
ト111(図12〜図14)に取り付けられており、ス
テープラ100と共に処理位置移動系125により移
動、停止するようになっている。
【0046】図31において、ビントレイ押え機構20
0は、図示しない部材により支持ブラケット111に回
動自在に設けたグリッパ201とクランパ202からな
り、これらはセグメントギヤ203,204により連動
するようになっていると共に、レバー205に設けたソ
レノイド206により作動するようになっている。ソレ
ノイドが付勢されないときは、グリッパ201とクラン
パ202は開放しており、後述するステープリング基本
動作の前にソレノイドが付勢されると、グリッパ201
が矢印x方向に回動してビントレイ40と記録シート1
2を一定の高さに持ち上げ、これと同時にクランパ20
2が矢印y方向に回動し、記録シート12とビントレイ
40をグリッパ201に押し付ける。これによりステー
プリング処理時に常に記録シート12とステープラ10
0の上下位置が一定となるためステープルミスを防止で
きる。
【0047】前述したようにビントレイ40にはステー
プリング処理用切欠43,44,45が設けられるの
で、ビントレイ40の剛性が低くなりビントレイ40が
たわんで、ステープラ100との上下位置関係が狂い、
ステープルミスが生じることになる。従って前述したよ
うなビントレイ押え機構200が必要となってくる。
【0048】図32,33はビントレイ押え機構200
の別の例を示すもので、ステープラ100がステープリ
ング処理のために進退移動系により、ステープリング実
行位置A(図13)に進出する動作に連動してグリッパ
201とクランパ202を作動させるものである。
【0049】グリッパ201及びクランパ202は図示
しない部材により、それらの一端部201a,202a
が夫々回動自在にステープラ100の支持ブラケット1
11に取り付けられており、それらの中間部201b,
202bには長孔201c,202cが夫々形成されて
いる。これらの長孔201c,202cには、ステープ
ラ100に取り付けたスライドピン207,208が係
合しており、長孔201c,202c内を摺動するよう
になっている。
【0050】図32の実線位置(図33の位置)は、ス
テープラ100がステープリング実行位置に移動してい
る場合であり、グリッパ201がビントレイ40を下か
ら支持し、クランパ202が記録シート12とビントレ
イ40を押え付けるようになっており、図31の例と同
様に記録シート12とステープラ100との上下位置関
係を一定に保つことができる。
【0051】ステープリングが終了すると、ステープラ
100は退避位置B(図12)に戻るが、この動作によ
りグリッパ201とクランパ202は図32の仮想線に
示す位置に開放退避される。
【0052】(3) シート揃え機構 図8において、シート揃え機構70は、上記各ビントレ
イ40のタンパ用開口47に貫通配置される平板状のタ
ンパ71と、このタンパ71の上下端部が夫々連結さ
れ、ビントレイ40の幅方向に沿ってタンパ71を進退
自在に支承する一対の可動支持機構72,73と、各可
動支持機構72,73を駆動するシート揃え駆動系80
とを備えている。
【0053】この実施例において、上記可動支持機構7
2,73は、一対の軸受ブラケット74(一方は図示せ
ず)間にボールねじ軸75を回転自在に支承し、このボ
ールねじ軸75にナット76を螺合させ、このナット7
6を上記タンパ71の上下端部に固着するようにしたも
のである。
【0054】また、上記シート揃え駆動系80は、タン
パ駆動モータ(この実施例ではステッピングモータ)8
1と、このタンパ駆動モータ81の出力シャフトに固着
される二つの駆動プーリ82,83と、各可動支持機構
72,73のボールねじ軸75に固着される従動プーリ
84,85と、上記駆動プーリ82,83と従動プーリ
84,85間に夫々掛け渡されるタイミングベルト8
6,87とを備えている。
【0055】尚、上記下側可動支持機構73のナット7
6には位置検出用の突出片77が設けられ、この突出片
77がホームポジションに対応して設けられるホームポ
ジションセンサ78(この実施例では、発光素子と受光
素子とを対向配置した透過型光学センサ)位置に到達し
た時点で、上記ホームポジションセンサ78から例えば
ローレベル信号が出力され、タンパ71がホームポジシ
ョンに到達したことを検出するようになっている。
【0056】(4) ステープラ (4-a) ステープラ基本構成 この実施例において、図5に示すようにステープラ10
0は、処理位置移動系125にて、ビントレイ40の切
欠43,44,45に対応するコーナステープリング位
置P0、デュアルステープリング位置P1,P2に移動
設定されるようになっている。この場合において、コー
ナステープリング位置P0に設定されるステープラ10
0は、デュアルステープリング位置P1,P2に設定さ
れる場合に比べて水平面上45°傾斜した状態で配置さ
れる。
【0057】そして、ステープラ100の基本構成は、
例えば図9に示すように、支持台としてのローアケース
101aに可動アーム102の基端を枢軸103にて回
転支承し、上記可動アーム102にはこの可動アーム1
02と同軸に且つ図示外の付勢スプリングにて可動アー
ム102側へ付勢されるアッパケース101bを設け、
このアッパケース101b内にはステープル収納部10
4を設けると共に、上記可動アーム102の先端にはス
テープル105を打ち込むための打ち込み機構106を
設け、ステープラ駆動モータ107の駆動力をベルト1
08a、カム108b、リンクアーム108cからなる
駆動力伝達機構108を介して上記可動アーム102に
伝達することにより、ステープリング動作時に可動アー
ム102を下方へ揺動させ、図10、図11に示すよう
に、ロアケース101aとアッパケース101bとの間
に記録シート12束を挟持した状態で、可動アーム10
2と共に降下する打ち込み機構106にてステープル1
05を記録シート12束に打ち込むようにしたものであ
る。
【0058】(4-b) ステープラ進退移動系 ステープラ100の進退移動系は、図12に示すよう
に、支持ブラケット111にステープラ100の進退方
向に沿うガイドレール112を取付け、このガイドレー
ル112上にはステープラ100が設置される可動プレ
ート113をガイドローラ114を介して移動自在に支
承する一方、上記支持ブラケット111上には進退用駆
動モータ115を配設し、この進退用駆動モータ115
の出力シャフトには出力シャフトの半径方向に伸びるカ
ムアーム116を固着すると共に、このカムアーム11
6の回転自由端に係合ピン117を突設し、また、上記
可動プレート113には上下方向に延びる係合スリット
119が形成された係合板118を固着し、この係合板
118の係合スリット119に上記係合ピン117を移
動自在に係合させるようにしたものである。
【0059】この実施例において、上記ステープラ10
0は図12に示すように、ビントレイ40の上下移動中
にビントレイ40と干渉しない退避位置Bに配置されて
おり、進退用駆動モータ115が半回転した段階におい
て、図13に示すように、上記カムアーム116の係合
ピン117が係合スリット119に沿って摺動しながら
上記係合板118をビントレイ40側へ押出すため、可
動プレート113が所定位置まで進出し、ステープラ1
00がステープリング実行位置Aに設定される。
【0060】そして、ステープリング実行位置Aに位置
するステープラ100は、進退用駆動モータ115が更
に半回転すると、再び図12に示す退避位置Bへ復帰
し、以後、進退用駆動モータ115が半回転する毎にス
テープラ100の進退動作が繰り返される。
【0061】また、上記支持ブラケット111上には、
ステープラ100がステープリング実行位置A、退避位
置Bのいずれかに位置することを検出するための位置検
出センサ121,122が配設されている。この位置検
出センサ121,122は発光素子と受光素子とを対向
配置した透過型光学センサであり、例えば、上記可動プ
レート113の一部に突設した突出片123がいずれか
の位置検出センサ121,122の光路を遮ることによ
り、位置検出を行うようになっている。
【0062】(4-c) ステープラ処理位置移動系 図14乃至図16において、ステープラ100の処理位
置移動系125は、上記ステープラ100の移動経路規
制用のガイドレール126と、このガイドレール126
に沿ってステープラ100を移動させる可動台車131
と、この可動台車131の停止位置を検出する停止位置
検出装置145とを備えている。
【0063】この実施例において、上記ガイドレール1
26は、上記ビントレイ40の立ち上がりフランジ42
に沿って延びる直線案内部127と、上記ビントレイ4
0の切欠43に対応するコーナ部に対向して湾曲する湾
曲案内部128とからなり、このガイドレール126に
は長手方向に沿って切り込み溝129が形成され、この
切り込み溝129の一側縁にはラック130が設けられ
ている。
【0064】また、上記可動台車131は、長方形状の
可動プレート132の両側にガイドローラ133を取り
付けたものであり、上記切り込み溝129に沿ってガイ
ドレール126の上面に移動可能に配設されている。
【0065】そして、上記可動プレート132の一端に
は上述したステープラ100の支持ブラケット111が
上記切り込み溝129を通じて下方側へ略L字状に折曲
形成されており、この支持ブラケット111の水平部に
ステープラ進退移動系を介してステープラ100が設置
されている。そしてまた、上記可動プレート132の他
端には略逆L字状の支持ブラケット134が上記切り込
み溝129を通じて下方側へ折曲形成されており、この
支持ブラケット134の水平部には処理位置移動用の駆
動モータ(この実施例では、ステッピングモータ)13
5が取付けられ、また、上記可動プレート132には上
記ラック130に噛合するピニオン136が回転支持さ
れ、上記駆動モータ135の出力シャフトに固着された
駆動プーリ137と上記ピニオン136と同軸に固着さ
れた従動プーリ138との間に伝達ベルト139が掛け
渡されている。尚、符号140は上記可動プレート13
2に回転自在に支持され、上記切り込み溝129のラッ
ク130の反対側に位置する一側縁に係合するガイドプ
ーリである。
【0066】更に、この実施例において、停止位置検出
装置145は、コーナステープリング位置P0にステー
プラ100を設置するための位置検出センサ146と、
デュアルステープリング位置P1,P2にステープラ1
00を設置するための位置検出センサ147,148
と、上記可動プレート132の一側縁から外方へ突出す
る突出片149とを備えている。尚、上記各位置検出セ
ンサ146〜148はコ字型ケースの上下部に発光素子
と受光素子とを対向配置させたもので、いずれかの位置
検出センサ146〜148部位に突出片149が到達し
た際に発光素子と受光素子との間のセンサ光路を遮り、
ハイレベルからローレベルへ変化するようになってい
る。
【0067】更にまた、図17において、符号150は
駆動モータ135を短絡する短絡スイッチであり、上記
位置検出センサ146〜148のいずれかの出力がハイ
レベルからローレベルに変化した時点で駆動モータ13
5を短絡し、その制動作用により駆動モータ135を直
ちに停止させるようになっている。尚、符号151は上
記駆動モータ135へ駆動信号を送出するためのモータ
ドライバである。
【0068】(4-d) シート有無検出系 この実施例においては、ステープリング処理を要するか
否かを判断するために、二系統のシート有無検出器16
0,165が設けられている。
【0069】一方のシート有無検出器160は、図4及
び図5に示すように、各ビントレイ40のコーナ部切欠
45に対応した凹所23の上下部に発光素子161、受
光素子162を配設したものであり、いずれかのビント
レイ40内に記録シート12が存在すれば、発光素子1
61と受光素子162との間の光路が遮られ、これによ
り、記録シート12の有無を検出するようになってい
る。
【0070】また、他方のシート有無検出器165は、
図9に示すように、支持台としてのロアケース101a
の先端部に設けられた反射型センサ(発光素子と受光素
子とを並設したセンサ)であり、ロアケース101a上
に記録シート12が載置された時点で、発光素子からの
照射光が受光素子に取り込まれて例えばハイレベル信号
を出力し、これにより、ステープリング位置における記
録シート12の有無を検出するようになっている。
【0071】(5) 装置制御系 この実施例における装置制御系は図18に示すようなマ
イクロコンピュータシステムで構成されている。
【0072】同図において、マイクロコンピュータシス
テムはCPU171、ROM172、RAM173から
なり、ROM172内には、ソーティング処理用プログ
ラム(図19、図20参照)及びステープリング処理用
プログラム(図25〜図29参照)等が予め格納されて
おり、上記CPU171は各プログラムを実行し、RA
M173との間で適宜データのやり取りをしながら入力
データ処理を行うことにより、所定の制御信号を作成す
るようになっている。
【0073】このようなシステムにおいて、シート出口
センサ38、上下位置検出センサ65、下限位置検出セ
ンサ66、シート有無検出センサ160,165、タン
パホームポジションセンサ78、ステープラ位置検出セ
ンサ121,122、コーナステープリング用位置検出
センサ146、デュアルステープリング用位置検出セン
サ147,148、ステープリング処理のスタートスイ
ッチ181、ステープリングモードの選択スイッチ18
2等からの各信号が入力インタフェース174を介して
CPU171に入力データとして取り込まれ、CPU1
71からの各制御信号が出力インタフェース175を介
してシート搬送系30の各ローラを駆動するフィードモ
ータ183、切換ゲート39を駆動するためのソレノイ
ド184、ビン駆動モータ58、タンパ駆動モータ8
0、ステープラ駆動モータ107、ステープラ進退用駆
動モータ115、処理位置移動用駆動モータ135、短
絡スイッチ150等の各制御機器へ送出され、各制御機
器を適宜制御するようになっている。
【0074】尚、この実施例にあっては、複写機本体1
0側に設けられた本体側CPU176と上記CPU17
1との間でデータ通信が行われるようになっており、原
稿サイズやADFによる原稿コピー枚数等の各種情報が
CPU171に取り込まれるようになっている。
【0075】III.装置の作動 (1) ソーティング処理 ◎処理の概要 今、複写機本体10側にてADFを用いて原稿を所定枚
ずつコピーし、これをソーティングするように操作した
と仮定する。
【0076】このとき、本体側CPU176からソーテ
ィング選択信号がCPU171に取り込まれ、ソーティ
ング処理プログラムが実行される。
【0077】すると、先ず、ソレノイド184の駆動に
より上記切換えゲート38が第一シート搬送路32を選
択し、且つ、フィードモータ183の駆動により各搬送
ローラ34,35、排出ローラ36,37が駆動され
る。この状態において、上記複写機本体10のシート排
出口11から排出される記録シート12は、上記共通シ
ート搬送路31から第一のシート搬送路32を通じてシ
ート分配ステージS1へ順次搬送され、シート分配ステ
ージS1に順次移動するビントレイ40へ順次分配収容
される。
【0078】◎ビントレイの移動制御 ソーティング処理時におけるビントレイ40の移動制御
フローを図19に示す。
【0079】同図において、複写機の本体10側でコピ
ースタートされた後、CPU171は、シート出口セン
サ38がオン→オフに変化した段階で、ビン駆動モータ
58を単位駆動させることにより各ビントレイ40を1
ピッチだけ上昇させ(ステップ〔以下STと略す〕1,
2)、ジョブ、すなわち、原稿の各ページ単位のコピー
ジョブの最終コピーが終了したか否かをチェックする
(ST3)。
【0080】次いで、ジョブの最終コピーが終了してい
ない場合には、ST1〜ST3までの処理を繰り返し、
ジョブの最終コピーが終了した段階において、全ジョ
ブ、すなわち、原稿全体のコピージョブが終了したか否
かをチェックする(ST4)。
【0081】更に、全ジョブが終了していない場合に
は、シート出口センサ38がオン→オフに変化した段階
で、ビン駆動モータ58を単位駆動させることにより各
ビントレイ40を1ピッチだけ下降させ(ST5,
6)、ジョブの最終コピーが終了したか否かをチェック
する(ST7)。
【0082】そして、ジョブの最終コピーが終了してい
ない場合には、ST5〜ST7までの処理を繰り返し、
ジョブの最終コピーが終了した段階において、ビンホー
ムセンサ(下限位置検出センサ66に相当)がオンした
か否かをチェックした(ST8)後、全ジョブが終了し
たか否かをチェックする(ST9)。このとき、ST9
において、全ジョブが終了していないと判断した場合に
は、再度ST1へ戻り、以後の一連の処理を行う。
【0083】このような処理過程において、ST4ある
いはST9で全ジョブが終了したと判断した場合には、
一連のソーティング処理を終了する。
【0084】尚、ST8において、ビンホームセンサ6
6がオンしていないと判断した場合には、FAIL表示
を行う(ST10)。
【0085】◎タンパ移動制御 ソーティング処理時におけるタンパ71の移動制御フロ
ーを図20に示す。
【0086】同図において、CPU171は、本体側C
PU176から記録シート12のサイズ情報を取り込み
(ST1)、図23に示すモータ信号(RA領域)に応
じてタンパ駆動モータ80を正回転駆動させることによ
り、図21に示すように、実線のホームポジションに位
置するタンパ71を一点鎖線のサイズ別基準ポジション
(記録シート12の収容位置より若干大きめなポジショ
ン)へ移動設定する(ST2)。
【0087】この後、シート排出センサ38のオン→オ
フ信号を計数することにより、記録シート12の排出数
をカウントし(ST3)、ジョブ、すなわち、原稿の各
ページ単位のコピージョブの最終コピーが終了したか否
かをチェックし(ST4)、ジョブの最終コピーが終了
していないと判断する場合には、ST3,ST4の処理
を繰り返す。
【0088】そして、ST4において、ジョブの最終コ
ピーが終了したと判断する場合には、図23に示すモー
タ信号(R2領域)に応じてタンパ駆動モータ80を所
定範囲で正逆回転させることにより、図22に示すよう
に、実線のサイズ別基準ポジションに位置するタンパ7
1を記録シート12の端縁位置(一点鎖線で示す)まで
移動させ、記録シート12を位置決め壁48へ押し当て
て揃えた後、再度サイズ別基準ポジションへ戻す(ST
5)。
【0089】この後、全コピージョブが終了したか否か
をチェックし(ST6)、全コピージョブが終了してい
ないと判断する場合には、ST3〜ST6までの処理を
繰り返す。
【0090】そして、ST6において、全コピージョブ
が終了したと判断する場合には、図23に示すモータ信
号(R3領域)に応じてタンパ駆動モータ80を逆回転
駆動させることにより、図22に示すように、実線のサ
イズ別基準ポジションに位置するタンパ71を二点鎖線
のホームポジションまで復帰移動させ(ST7)、この
段階で、ソーティング処理時のタンパ動作を終了する。
尚、ホームポジションに復帰したか否かは、図23に示
すように、タンパホームセンサ78がローレベルからハ
イレベル信号に変化することにより判断される。
【0091】◎ソーティング処理の具体例(図24参
照) 今、ADFを用いてk枚の原稿をn枚ずつコピーし、こ
れをソーティングするものと仮定する。
【0092】このとき、図24(a)に示すように、先
ず、1枚目の原稿コピー記録シート12(1)がシート
分配ステージS1に位置する最上段のビントレイ40
(1)に分配収容され、次いで、図24(b)(c)に
示すように、2段目のビントレイ40(2)がシート分
配ステージS1にセットされた後に、このビントレイ4
0(2)に記録シート12(1)が分配収容され、以
後、3段目〜n段目までのビントレイ40(3)…40
(n)に記録シート12(1)が順次分配収容される。
【0093】次に、2枚目の原稿のコピー動作が開始さ
れると、2枚目の原稿コピー記録シート12(2)が順
次シート分配ステージS1に搬送される。すると、図2
4(d)に示すように、先ず、シート分配ステージS1
に位置するn段目のビントレイ40(n)に記録シート
12(2)が分配収容され、次いで、図24(e)
(f)に示すように、n−1段目のビントレイ40(n
−1)がシート分配ステージS1にセットされた後に、
このビントレイ40(n−1)に記録シート12(2)
が分配収容され、以後、n−2段目〜最上段目までのビ
ントレイ40(n−2)…40(1)に記録シート12
(2)が順次分配収容される。
【0094】以後、k枚目の原稿コピーが終了するまで
同様な動作が繰り返される。
【0095】このような一連のコピージョブにおいて、
上記タンパ71は、図24(a)〜(f)に示すよう
に、コピー開始時点においてサイズ別基準ポジションに
設定され、1枚目から順に、各原稿コピージョブが終了
した時点毎に、各ビントレイ40内の記録シート12の
端縁位置まで移動し、記録シート12を揃える。
【0096】(2) ステープリング処理 ◎ステープリング基本制御 ステープリング処理時におけるビントレイ40及びステ
ープラ100の基本制御フローを図25に示す。
【0097】同図において、CPU171は、先ず、本
体側CPU176からの情報に基づいて複写機本体10
がADF使用モードか否かをチェックし(ST1)、A
DF使用モードであれば、ADFによる最終原稿コピー
が終了したか否かをチェックし(ST2)、ADFによ
る最終原稿コピーが終了した段階において、ソーティン
グ処理が総て完了したと判断する(ST3)。尚、複写
機本体10がADF使用モードでない場合には、ステー
プリング処理開始時の手動のスタートスイッチ181が
オンか否かをチェックし(ST4)、スタートスイッチ
181がオンであれば、ソーティング処理が総て完了し
たと判断する(ST3)。
【0098】この後、第一のシート有無検出器160の
出力に応じてステープリング処理を要するか否かをチェ
ックし(ST5)、ステープリング処理を要すると判断
する場合には、ビントレイ40を1ピッチ分だけ下降移
動させ、最上段のビントレイ40若しくはソーティング
数に対応した段数目のビントレイ40が後処理ステージ
S2に位置するように、ステープリング初期位置にビン
トレイ40を設定する(ST6)。
【0099】この後、ステープリングモードのモード選
択スイッチ182からの情報に応じてステープリングモ
ードがデュアルモードか否かをチェックし(ST7)、
デュアルモードであればデュアルステープリング処理を
実行し(ST8)、一方、デュアルモードでなければコ
ーナモードと判断し、コーナステープリング処理を実行
する(ST9)。
【0100】そして、一連のステープリング処理が完了
した段階において、あるいは、ST5においてステープ
リング処理を要しないと判断する場合(シート有無検出
器160の受光素子162の出力がハイレベル)には、
次のソーティング処理に対する準備として、最上段のビ
ントレイ40がシート分配ステージS1に配置されるよ
うに、ソーティング初期位置に各ビントレイ40を戻し
た(ST10)後、一連の処理を終了する。
【0101】◎デュアルステープリング処理 図25のST8の処理を図26に示す。
【0102】同図において、CPU171は、先ず、駆
動モータ135を駆動させることにより可動台車131
を移動させ、位置検出センサ148からの情報に基づい
て駆動モータ135を停止させ、位置決め壁48(ビン
トレイの基準となる一側部)から遠い側のデュアルステ
ープリング位置P2にステープラ100を設定する(S
T1)。
【0103】この段階において、ステープリング基本動
作を行い(ST2)、ステープリングが正常に実施され
たか否かをチェックし(ST3)、正常に実施された場
合には、再度、駆動モータ135を駆動させることによ
り可動台車131を移動させ、位置検出センサ147か
らの情報に基づいて駆動モータ135を停止させ、デュ
アルステープリング位置P1にステープラ100を設定
する(ST4)。
【0104】この段階において、ステープリング基本動
作を行い(ST5)、ステープリングが正常に実施され
たか否かをチェックし(ST6)、正常に実施された場
合には、ステープリング対象が最終ビントレイ40であ
るか否かをチェックする(ST7)。最終ビントレイ4
0でなければビントレイ40を1ピッチ分だけ下降若し
くは上昇移動させ、次のステープリング対象のビントレ
イ40を後処理ステージS2へセットし(ST8)、以
後、ステープリング対象が最終ビントレイ40になるま
でST2〜ST8までの処理を繰り返す。
【0105】そして、ST7において、ステープリング
対象が最終ビントレイ40であると判断すれば、駆動モ
ータ135を駆動させることにより可動台車131を移
動させ、移動検出センサ146からの情報に基づいて駆
動モータ135を停止させ、コーナステープリング位置
(この実施例では初期位置)P0にステープラ100を
戻し(ST9)、この段階で、ステープリング処理が完
了したと判断する(ST10)。
【0106】ST3又はST6において、ステープリン
グが正常に実施されなかったと判断した場合、即ち、ス
テープリング位置に記録シート12が存在しないことが
シート有無検出器165により検出されている場合に
は、ST11において、ハウジング20の上面の操作パ
ネル上に異常がある旨を表示して、オペレータ等にその
旨を通知し、ST9,ST10を実行してこの処理を終
了する。なお、ST11の実行後、ST7に進んで以後
のビントレイ40に対してステープリング処理を続行す
るように構成しても良い。
【0107】◎コーナステープリング処理 図25のST9の処理を図27に示す。
【0108】同図において、CPU171は、先ず、コ
ーナステープリング位置(初期位置)P0にステープラ
100があるか否かをチェックし(ST1)、なけれ
ば、駆動モータ135を適宜駆動させることにより可動
台車131を移動させ、位置検出センサ146からの情
報に基づいて駆動モータ135を停止させ、コーナステ
ープリング位置P0にステープラ100を設定する(S
T2)。
【0109】そして、ステープラ100がコーナステー
プリング位置P0にあることが確認された段階におい
て、ステープリング基本動作を行い(ST3)、ステー
プリングが正常に実施されたか否かをチェックし(ST
4)、正常に実施された場合には、ステープリング対象
が最終ビントレイ40であるか否かをチェックする(S
T5)。最終ビントレイ40でなければビントレイ40
を1ピッチ分だけ上昇若しくは下降移動させ、次のステ
ープリング対象のビントレイ40を後処理ステージS2
へセットし(ST6)、以後、ステープリング対象が最
終ビントレイ40になるまでST3〜ST6までの処理
を繰り返す。ST4において、ステープリングが正常に
実施されなかったと判断した場合、即ち、ステープリン
グ位置P0に記録シート12が存在しないことがシート
有無検出器165により検出されている場合には、ST
7において、ハウジング20の上面の操作パネル上に異
常がある旨を表示して、オペレータにその旨通知し、S
T8に進む。
【0110】そして、最終ビントレイ40に対するステ
ープリング処理がなされた段階において、又は異常表示
がなされた段階において、ステープリング処理が完了し
たと判断する(ST8)。なお、ST7の実行後、ST
5に進んで以後のビントレイ40に対してステープリン
グ処理を続行するように構成しても良い。
【0111】◎ステープリング基本動作(ステープラ) ステープリング基本動作時のステープラ100の動作フ
ローを図28に示す。
【0112】同図において、CPU171は、先ず、ス
テープリング実行位置A(図13参照)へステープラ1
00を進出移動させ(ST1)、シート有無検出器16
5からの情報に基づいてステープリング動作を要するか
否かをチェックする(ST2)。即ち、対象とするステ
ープリング位置に記録シート12が存在するか否かを検
出して、存在するときにのみステープリング動作を要す
ると判断する。
【0113】そして、ステープリング動作を要すると判
断した際にはステープリング動作を実行した(ST3)
後、ステープラ100を退避位置B(図12参照)へ後
退移動させ(ST4)、一方、ステープリング動作を要
しないと判断した場合には、直ちにステープラ100を
退避位置へ後退移動させ(ST4)、ステープラ100
の基本動作を終了する。
【0114】◎ステープリング基本動作(タンパ) ステープリング基本動作時のタンパ71の動作フローを
図29に示す。
【0115】同図において、CPU171は、先ず、サ
イズ別基準ポジション(図21参照)へタンパ71を移
動設定した(ST1)後、位置検出センサ121からの
情報に基づいてステープラ100がステープリング実行
位置Aにあるか否かをチェックし(ST2)、ステープ
ラ100がステープリング実行位置Aにあると判断する
と、図22に示すように、シート押え位置へタンパ71
を移動させる(ST3)。
【0116】次いで、位置検出センサ122からの情報
に基づいてステープラ100が退避位置Bにあるか否か
をチェックし(ST4)、ステープラ100が退避位置
Bにあると判断すると、図22に示すように、シート押
え位置に位置していたタンパ71をサイズ別基準ポジシ
ョンへ移動させる(ST5)。
【0117】そして、最終のステープリング動作がなさ
れる前においては、サイズ別基準ポジションへタンパ7
1を設定したまま、当該ステープリング基本動作を終了
し、最終のステープリング動作がなされたと判断すると
(ST6)、ホームポジションへタンパ71を復帰させ
た(ST7)後、当該ステープリング基本動作を終了す
る。
【0118】◎ステープリング処理の具体例(図30) 今、例えば、ADFを用いてk枚の原稿をn枚ずつコピ
ーし、これをソーティングし、更に、デュアルステープ
リングを行うものと仮定する。
【0119】このとき、原稿枚数kが偶数であるとすれ
ば、図30(a)に示すように、ソーティング処理が完
了した段階で、最上段のビントレイ40(1)がシート
分配ステージS1に位置するというソーティング初期位
置に各ビントレイ40が配置され、また、ステープラ1
00はコーナステープリング位置(初期位置)P0に設
定されている。
【0120】この状態において、図30(b)に示すよ
うに、先ず、各ビントレイ40が1ピッチ分だけ下降移
動し、最上段のビントレイ40(1)が後処理ステージ
S2に設定され、モード選択スイッチ182でデュアル
モードを選択することにより、上記ステープラ100が
位置決め壁48に対して遠い側のデュアルステープリン
グ位置P2に設定され、ステープル105が打ち込まれ
る。次いで、図30(c)に示すように、ビントレイ4
0はそのままで、ステープラ100が位置決め壁48に
対して近い側のデュアルステープリング位置P1に設定
され、ステープル105が打ち込まれ、上記最上段ビン
トレイ40(1)内の記録シート12の一側縁部に二つ
のステープル105が打ち込まれる。
【0121】次いで、図30(d)に示すように、ビン
トレイ40が1ピッチ分だけ順次上昇移動し、2段目移
行のビントレイ40(2)…40(n)が順次後処理ス
テージS2に移動設定され、図30(b)、(c)と同
様に、ステープラ100によって、各ステープリング対
象のビントレイ40(2)…40(n)内の記録シート
12の一側縁部の二箇所にステープル105が順次打ち
込まれる。
【0122】そして、全ての対象ビントレイ40(1)
…40(n)に対するステープリング処理が完了した段
階において、一連のステープリング処理が終了し、各ビ
ントレイ40はソーティング初期位置に復帰すると共
に、ステープラ100もコーナステープリン位置(初期
位置)P0に復帰する。
【0123】尚、原稿枚数kが奇数である場合には、ソ
ーティング処理が完了した段階で、n段目のビントレイ
40(n)がシート分配ステージS1に位置することに
なるが、この場合のステープリング処理は、先ず、各ビ
ントレイ40を1ピッチ分だけ下降移動させ、n段目の
ビントレイ40(n)を後処理ステージS2にセットす
ると共に、上記と同様にステープル105を二箇所に打
ち込み、以後、各ビントレイ40を1ピッチ分ずつ下降
移動させ、各ビントレイ40(n−1)…40(1)の
記録シート12に対して順次ステープリングを行う。
【0124】尚、上記実施例においては、後処理ユニッ
トとしてステープラを採用した場合について説明してい
るが、本発明は勿論これに限定されるものではなく、記
録シートの二箇所に孔あけを行うデュアルパンチャを用
いて構成することができる。
【0125】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したか
ら、ビントレイ内において横向きの記録シートを縦向き
に置き変えたような場合や、ソーティング終了後にボタ
ン選択等により後処理のモードを選択するような構成に
おいて選択ミスにより上記と同様な事態を生じた場合
に、該当するビントレイ内に収容されている記録シート
に対する後処理は実施されないので、予定しない位置へ
の後処理が行われることがなく、これに伴い生じていた
無駄な作業を少なくすることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシート分配収容装置の概要を示
す説明図である。
【図2】この発明に係る後処理ユニットの移動状態を示
す説明図である。
【図3】この発明に係るシート分配収容装置の一実施例
を示す斜視図である。
【図4】図3中a−a線に沿った断面図である。
【図5】図3中b方向から見た矢視図である。
【図6】実施例に係るビントレイ移動系の詳細を示す正
面図である。
【図7】実施例に係るビントレイ移動系の詳細を示す斜
視図である。
【図8】実施例に係るシート揃え機構の詳細を示す斜視
図である。
【図9】実施例に係るステープラの詳細を示す模式図で
ある。
【図10】実施例に係るステープラの詳細を示す模式図
である。
【図11】実施例に係るステープラの詳細を示す模式図
である。
【図12】実施例に係るステープラの進退作動状態を示
す説明図である。
【図13】実施例に係るステープラの進退作動状態を示
す説明図である。
【図14】実施例に係るステープラ処理位置移動系の詳
細を示す平面説明図である。
【図15】図14中c方向から見た矢視図である。
【図16】図15中d−d線に沿った断面図である。
【図17】ステープラ処理位置移動系の駆動モータの停
止原理を示す回路図である。
【図18】実施例に係る装置制御系を示すブロック図で
ある。
【図19】実施例におけるソーティング処理時のビント
レイの動作過程を示すフローチャートである。
【図20】実施例におけるソーティング処理時のシート
揃え機構の動作過程を示すフローチャートである。
【図21】シート揃え機構の動作過程の詳細を示す説明
図である。
【図22】シート揃え機構の動作過程の詳細を示す説明
図である。
【図23】シート揃え機構に対する駆動信号例を示すタ
イミングチャートである。
【図24】実施例におけるソーティング処理過程のビン
トレイ及びシート揃え機構の具体的動作例を示す模式図
である。
【図25】実施例におけるステープリング処理過程を示
すフローチャートである。
【図26】デュアルステープリング時における処理過程
を示すフローチャートである。
【図27】コーナステープリング時における処理過程を
示すフローチャートである。
【図28】ステープリング基本動作時のステープラ制御
過程を示すフローチャートである。
【図29】ステープリング基本動作時のタンパ制御過程
を示すフローチャートである。
【図30】実施例におけるステープリング処理過程のビ
ントレイ及びステープラの具体的動作例を示す模式図で
ある。
【図31】実施例に係るビントレイ押え機構の模式図で
ある。
【図32】実施例に係る他のビントレイ押え機構の模式
図である。
【図33】図32の平面を示す模式図である。
【符号の説明】
S1 シート分配ステージ S2 後処理ステージ 1 ハウジング 2 画像記録装置 3 シート排出口 4 記録シート 5 シート搬送手段 6 ビントレイ 6a 基準となる一側部 7 後処理ユニット 7a シート有無検出手段 8 位置移動手段 8a シート揃え手段 9 後処理制御手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録装置のシート排出口から排出さ
    れた記録シートを予め設定されたシート分配ステージま
    で搬送するシート搬送手段と、記録シートの分配タイミ
    ングに応じて上記シート分配ステージに順次移動する
    数のビントレイと、上記シート搬送手段の下方若しくは
    上方に配設され後処理ユニットと、少なくともシート
    搬送手段の幅方向に亘って上記後処理ユニットを移動す
    る位置移動手段とを有するシート分配収容装置におい
    て、 上記後処理ユニットと一体的に設けられた所定の後処
    理対象位置に記録シートが存在するか否かを検出するシ
    ート有無検出手段と、 ビントレイ内に収容された記録シートに対して複数箇
    所に後処理を施す場合に、上記ビントレイの幅方向の
    準となる一側部に対して幅方向の遠い側から近い側に向
    かって順に後処理を実施し、且つ、上記シート検出手段
    が該当する後処理対象位置に記録シートが存在しないこ
    とを検出した場合には、該当するビントレイ内に収容さ
    れた記録シートに対する後処理を中止するように制御す
    後処理制御手段と、 を具備 したことを特徴とするシート分配収容装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシート分配収容装置にお
    いて、 収容される記録シートのサイズ、向きに拘わらず上記ビ
    ントレイの幅方向の基準となる一側部に沿って記録シー
    トを整列させるシート揃え手段をさらに具備したことを
    特徴とするシート分配収容装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のシート分配収容
    装置において、該当するビントレイ内に収容された記録
    シートに対する後処理を中止した場合に、操作パネル上
    にその旨を表示するようにしたことを特徴とするシート
    分配収容装置。
  4. 【請求項4】 画像記録装置のシート排出口から排出さ
    れた記録シートを予め設定されたシート分配ステージま
    で搬送するシート搬送手段と、記録シートの分配タイミ
    ングに応じて上記シート分配ステージに順次移動する
    数のビントレイと、上記シート搬送手段の下方若しくは
    上方に配設され後処理ユニットと、少なくともシート
    搬送手段の幅方向に亘って上記後処理ユニットを移動す
    る位置移動手段とを有するシート分配収容装置におい
    て、 上記後処理ユニットに隣接して、該後処理ユニットによ
    る所定の後処理時に記録シートとビントレイとを挟持し
    てビントレイを後処理ユニットに対して高さ方向の所定
    位置に保持するビントレイ押え機構を設けたことを特徴
    とするシート分配収容装置。
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