JP2732607B2 - 地絡検出装置 - Google Patents

地絡検出装置

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JP2732607B2
JP2732607B2 JP63234775A JP23477588A JP2732607B2 JP 2732607 B2 JP2732607 B2 JP 2732607B2 JP 63234775 A JP63234775 A JP 63234775A JP 23477588 A JP23477588 A JP 23477588A JP 2732607 B2 JP2732607 B2 JP 2732607B2
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伸 長谷川
高明 ▲榊▼原
功 鎌田
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はガス絶縁機器の地絡検出器に関するものであ
る。
(従来の技術) ガス絶縁機器の地絡故障時には、地絡アークのエネル
ギーにより圧力容器(接地金属容器)内部に衝撃圧力波
が発生し、容器内を伝播する。
ガス絶縁機器において地絡故障を検出する手段とし
て、開閉装置の外被に対して連通管を介して連絡された
密閉ケースを設け、このケース内部にマイクロスイッチ
等の検出スイッチと地絡故障時の圧力上昇波によって浮
上するフロートとを設け、このフロートの浮上動作によ
り検出スイッチを作動させ故障表示を行わせるものが知
られている。
しかし、この種の検出器は、ケース内に連通されるガ
ス絶縁機器のガス量が大きくなるにつれて、地絡故障に
よる圧力上昇のピーク値が小さくなるために検出感度が
下がり、地絡故障以外の圧力の上昇によっても誤動作す
るという問題がある。
この動作に関する点を第2図に示す従来の地絡検出器
により具体的に説明する。
第2図において、11は絶縁ガスが充填された外被内に
高電圧充電部を内蔵したガス絶縁機器であり、12は検出
器のスイッチケースである。また、その底部には開閉装
置11と連絡管13を介し接続されたガス導入孔14を有し、
その内部はシリンダ15及びマイクロスイッチ等の検出ス
イッチ16を設けたガス室17となっているシリンダ15はス
イッチケース12の底面上に垂直に設置され、その下部開
口側に前記ガス導入孔14に連通され、上部は端板18のと
透孔19を介しガス室17に連通している。端板18の延長部
には前記検出スイッチ16が固定されている。また、シリ
ンダ15内には突子21を有するフロート20が移動可能に設
けられている。
この様な検出器において、ガス絶縁機器の運転時に
は、スイッチケース12のガス室17は、開閉装置11からの
絶縁ガスが連通管13、ガス導入孔14、シリンダ15を介し
導入され、定常圧力に保たれている。今、開閉装置11に
地絡故障が発生すると、その外被の内部圧力が上昇し、
シリンダ15に伝達される圧力とスイッチケースのガス室
17内の圧力との差圧力により、フロート20が浮上し、突
子21を介し検出スイッチ16を作動させる。検出スイッチ
16は図示しない検出回路を開閉し故障表示を行う。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この様な構成では、ガス絶縁機器11のガス量
が大きなった場合や地絡故障電流が小さい場合には、圧
力波上昇値が小さくなり、検出感度が問題となる。特
に、地絡故障電流による圧力上昇値と他の要因(例え
ば、温度変動)による圧力上昇値との差がほとんどない
様な場合には、検出器が誤動作することにもなる。
本発明の上記の点に鑑みなされたもので、値絡故障以
外の要因による圧力上昇に対して誤動作することなく、
かつ、小型軽量で、低廉で、かつ、高感度のガス絶縁機
器の地絡検出器を提供するものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明によるガス絶縁機器の地絡検出器は、ガス絶縁
機器の圧力容器と連通する密封容器内に高感度の圧力セ
ンサをこの密封容器から絶縁して設け、かつ、この密閉
容器内の圧力は内径0.01mm以下の部分を有する配管を介
して、前記圧力容器と連通することで静的圧力が同一と
なるように構成し、前記圧力センサの電源は、絶縁変圧
器により、前記密封容器から絶縁すると共に、圧力セン
サの出力は光信号に変換後、受信側に伝送される。
(作 用) このような構成にすることにより、検出感度を向上さ
せると共に、圧力波形そのものを検出し、温度上昇等に
よる微小、かつ、緩やかな圧変動による検出器の誤動作
をソフト的にも防止するようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したものである。密封
容器40が配管13を介して、ガス絶縁機器の圧力容器11に
連通されている。
密封容器40の中には、絶縁継手31を介して高感度の圧
力センサ32が密封容器40から絶縁して設けてある。
ガス絶縁機器のガス圧力は通常3〜5kg/cm2で使用さ
れる。一方、地絡時に発生する圧力波のピーク値は、小
さい場合0.03kg/cm2程度にしかならない。
圧力センサ32は、この様な微小圧力波を的確にとらえ
る様に構成されているので、圧力センサ32に前記、ガス
絶縁機器のガス圧力を直接加えることはできない。微小
な通気孔50は、この様なことを避けるためのものであ
り、この通気孔50により、密封容器40と圧力容器11内の
ガス圧力は、常時は同じに保たれている。通気孔50は0.
01mm以下の微小な孔とすることで、温度変動等による、
緩やかな圧力変動に対しては、密封容器40内と圧力容器
11内の圧力を等しくするのに十分であるが、地絡時に発
生する立上りが数ms以内と速い衝撃ガス圧力波に対して
は、同じ圧力になるまでに時間がかかるので、圧力セン
サにより圧力をその差圧として検出することができる。
第1図において、圧力センサ32は絶縁継手31を介し
て、ガス絶縁機器本体および密封容器40から絶縁されて
おり、また、圧力センサ32の電源としては、AC電源が気
密端子33を介して密封容器40内に引き込れ、かつ、容器
入口部で変圧器35により、ノイズ・サージ対策等を施し
た後、AC/DC電源36に供給されている。
また、圧力センサ32の出力は電・光変換器37により、
光信号に変換した後、気密端子34を介して受信器側に光
ケーブル39により伝送される。
この様な構成とすることにより、ガス絶縁機器本体が
発生する高周波サージ等の影響は除外でき、検出器とし
ての信頼性を高めることができる。
圧力センサ32は高感度であり、かつ、出力として圧力
に比例した電気信号が得られるので、それらの信号をも
とにソフト処理により、前記した緩やかな圧力上昇等を
除外することが容易にできる。
〔発明の効果〕
地絡を高感度に検出し、しかも誤動作をなくせるの
で、地絡検出器の性能と信頼性の向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す地絡検出器の断面図、
第2図は従来の地絡検出器を示す断面図である。 11……ガス絶縁機器、12……スイッチケース 13……連通管、14……ガス導入孔 15……シリンダ、16……検出スイッチ 17……ガス室、18……端板 19……透孔、20……フロート 21……突子、31……絶縁継手 32……圧力センサ、33,34……気密端子 35……絶縁変圧器、36……AC/DC電源 37……電光変換器、38……AC電源線 39……光ケーブル、40……密封容器 50……通気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−13223(JP,A) 特開 平1−320479(JP,A) 特開 昭62−121370(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高電圧充電部を絶縁ガスと共に収納して成
    るガス絶縁機器の接地金属容器と連通する密封容器内に
    圧力を電気信号に変換する圧力センサを電気的に絶縁し
    て収納し、かつ、この密封容器内の圧力は内径0.01mm以
    下の部分を有する配管を介して前記圧力容器と常時は同
    一圧力にすると共に、前記圧力センサの出力ケーブルお
    よび、電源用ケーブルを前記密封容器に設けられた気密
    端子を介して接続することを特徴とするガス絶縁機器の
    地絡検出装置。 【請求2項】圧力センサを収納している密封容器内に、
    直流電源を外部から絶縁して設けると共に、圧力センサ
    の出力を光信号に変換する電・光変換部を設けることを
    特徴とする請求項1記載のガス絶縁機器の地絡検出装
    置。
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