JP2731164B2 - 自動改札システム - Google Patents

自動改札システム

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JP2731164B2
JP2731164B2 JP63136360A JP13636088A JP2731164B2 JP 2731164 B2 JP2731164 B2 JP 2731164B2 JP 63136360 A JP63136360 A JP 63136360A JP 13636088 A JP13636088 A JP 13636088A JP 2731164 B2 JP2731164 B2 JP 2731164B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、所定の路線内を利用可能で、可逆的に目
視情報が記録、消去される記録エリアと残金額データが
磁気記録される磁気記録部とが設けられるストアドバリ
ュー券に対して目視情報の記録及び消去と残金額データ
の読取り及び記録とを行う自動改札システムに関する。
(従来の技術) 所定の路線内を利用可能で、可逆的に目視情報が記
録、消去される記録エリアと残金額データが磁気記録さ
れる磁気記録部とが設けられるストアドバリュー券に対
して目視情報の記録及び消去と残金額データの読取り及
び記録とを行う自動改札システムが開発されている。
このような自動改札システムでは、目視情報の記録が
満杯となった際の対応については何等考慮されていなか
った。このため、目視情報の記録が満杯となった際に利
用情報が記録されるので最新の利用状況を確認すること
ができなくなってしまうという可能性があった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、可視情報の記録エリアへの可視記録が満
杯になったときであっても新たな可視情報を記録するこ
とができるとともに常に最近の利用情報が記録されるの
で最新の利用状況を確認することができる自動改札シス
テムを提供することを目的とする。
また、可視情報の記録エリアへの可視記録が満杯にな
ったときであっても新たな可視情報を記録することがで
きるとともに、ストアドバリュー券には最初の利用情報
が記録されているので券の発行時点での金額を知ること
ができるため、券の金額的価値を発行額よりも大きくす
る改鼠するといった不正を抑止することができる自動改
札システムを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の自動改札システムは、所定の路線内を利用
可能で、可逆的に目視情報が記録、消去される記録エリ
アと残金額データが磁気記録される磁気記録部とが設け
られるストアドバリュー券に対して目視情報の記録及び
消去と残金額データの読取り及び記録とを行うものにお
いて、所定路線内への入場口に設けられ、上記ストアド
バリュー券の磁気記録部から上記残金額データを読み取
る第1の読取手段と、この第1の読取手段で読み取った
上記残金額データに基づいて上記ストアドバリュー券の
残金額が上記路線の最低区間運賃に達しているか否かを
第1の判定する判定手段と、この第1の判定手段により
残金額が最低区間料金に達していると判定されたとき、
上記ストアドバリュー券の記録エリアに当該入場口を示
す入場駅データを含む利用情報を目視情報として記録す
る第1の目視情報記録手段と、上記磁気記録部に当該入
場口を示す入場駅データを磁気記録する第1の磁気記録
手段とを備えた入場口自動改札機、上記路線内からの出
場口に設けられ、上記ストアドバリュー券の磁気記録部
から上記残金額データ及び上記入場駅データを読み取る
第2の読取手段と、この第2の読取手段で読み取った入
場駅データに基づいて路線の利用運賃を算出し、この利
用運賃を差し引いて新たな残金額を判定する第2の判定
手段と、上記ストアドバリュー券の記録エリアに上記第
2の判定手段で判定された新たな残金額を含む利用情報
を目視情報として記録する第2の目視情報記録手段と、
上記磁気記録部に上記新たな残金額を更新記録する第2
の磁気記録手段とを備えた出場口自動改札機、および上
記入場口自動改札機若しくは出場口自動改札機に設けら
れ、上記第1若しくは第2の目視情報記録手段により上
記利用情報を目視情報として記録する際に、上記ストア
ドバリュー券の記録エリア一杯に目視情報が記録され上
記記録エリアが満杯であったとき、当該上記第1若しく
は第2の目視情報記録手段を駆動し、上記記録エリアに
記録されている一番古い利用情報を新たに記録しようと
している上記利用情報に目視情報として更新記録する制
御手段からなる。
この発明の自動改札システムは、所定の路線内を利用
可能で、可逆的に目視情報が記録、消去される記録エリ
アと残金額データが磁気記録される磁気記録部とが設け
られるストアドバリュー券に対して目視情報の記録及び
消去と残金額データの読取り及び記録とを行うものにお
いて、所定路線内への入場口に設けられ、上記ストアド
バリュー券の磁気記録部から上記残金額データを読み取
る第1の読取手段と、この第1の読取手段で読み取った
上記残金額データに基づいて上記ストアドバリュー券の
残金額が上記路線の最低区間運賃に達しているか否かを
判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段により
残金額が最低区間料金に達していると判定されたとき、
上記ストアドバリュー券の記録エリアに当該入場口を示
す入場駅データを含む利用情報を目視情報として記録す
る第1の目視情報記録手段と、上記磁気記録部に当該入
場口を示す入場駅データを磁気記録する第1の磁気記録
手段とを備えた入場口自動改札機、上記路線内からの出
場口に設けられ、上記ストアドバリュー券の磁気記録部
から上記残金額データ及び上記入場駅データを読み取る
第2の読取手段と、この第2の読取手段で読み取った入
場駅データに基づいて路線の利用運賃を算出し、この利
用運賃を差し引いて新たな残金額を判定する第2の判定
手段と、上記ストアドバリュー券の記録エリアに上記第
2の判定手段で判定された新たな残金額を含む利用情報
を目視情報として記録する第2の目視情報記録手段と、
上記磁気記録部に上記新たな残金額を更新記録する第2
の磁気記録手段とを備えた出場口自動改札機、および上
記入場口自動改札機若しくは出場口自動改札機に設けら
れ、上記第1若しくは第2の目視情報記録手段により利
用情報を目視情報として記録する際に、上記ストアドバ
リュー券の記録エリア一杯に目視情報が記録された上記
記録エリアが満杯であったとき、当該上記第1若しくは
第2の目視情報記録手段を駆動し、上記記録エリアに記
録される最後の利用情報を新たに記録しようとしている
上記利用情報に目視情報として更新記録する制御手段と
からなる。
(作用) この発明は、所定の路線内を利用可能で、可逆的に目
視情報が記録され、消去される記録エリアと残金額デー
タが磁気記録される磁気記録部とが設けられるストアド
バリュー券に対して目視情報の記録及び消去と残金額デ
ータの読取り及び記録とを行うものにおいて、所定路線
内への入場口に設けられる入場口自動改札機で、上記ス
トアドバリュー券の磁気記録部から上記残金額データを
読み取り、この読み取った上記残金額データに基づいて
上記ストアドバリュー券の残金額が上記路線の最低区間
運賃に達しているか否かを判定し、この判定により残金
額が最低区間料金に達していると判定されたとき、上記
ストアドバリュー券の記録エリアに当該入場口を示す入
場駅データを含む利用情報を目視情報として記録し、上
記磁気記録部に当該入場口を示す入場駅データを磁気記
録し、上記路線内からの出場口に設けられる出場口自動
改札機で、上記ストアドバリュー券の磁気記録部から上
記残金額データ及び上記入場駅データを読み取り、この
読み取った入場駅データに基づいて路線の利用運賃を算
出し、この利用運賃を差し引いて新たな残金額を判定
し、上記ストアドバリュー券の記録エリアに上記判定さ
れた新たな残金額を含む利用情報を目視情報として記録
し、上記磁気記録部に上記新たな残金額を更新記録し、
上記入場口自動改札機若しくは出場口自動改札機に設け
られる制御手段で、上記利用情報を目視情報として記録
する際に、上記ストアドバリュー券の記録エリア一杯に
目視情報が記録され上記記録エリアが満杯であつたと
き、上記記録エリアに記録されている一番古い利用情報
を新たに記録しようとしている上記利用情報に目視情報
として更新記録するようにしたものである。
この発明の自動改札システムは、所定の路線内を利用
可能で、可逆的に目視情報が記録、消去される記録エリ
アと残金額データが磁気記録される磁気記録部とが設け
られるストアドバリュー券に対して目視情報の記録及び
消去と残金額データの読取り及び記録とを行うものにお
いて、所定路線内への入場口に設けられる入場口自動改
札機で、上記ストアドバリュー券の磁気記録部から上記
残金額データを読み取り、この読み取った上記残金額デ
ータに基づいて上記ストアドリュー券の残金額が上記路
線の最低区間運賃に達しているか否かを判定し、この判
定により残金額が最低区間料金に達していると判定され
たとき、上記ストアドバリュー券の記録エリアに当該入
場口を示す入場駅データを含む利用情報を目視情報とし
て記録し、上記磁気記録部に当該入場口を示す入場駅デ
ータを磁気記録し、上記路線内からの出場口に設けられ
る出場口自動改札機で、上記ストアドバリュー券の磁気
記録部から上記残金額データ及び上記入場駅データを読
み取り、この読み取った入場駅データに基づいて路線の
利用運賃を算出し、この利用運賃を差し引いて新たな残
金額を判定し、上記ストアドバリュー券の記録エリアに
上記判定された新たな残金額を含む利用情報を目視情報
として記録し、上記磁気記録部に上記新たな残金額を更
新記録し、上記入場口自動改札機若しくは出場口自動改
札機に設けられる制御手段で、上記利用情報を目視情報
として記録する際に、上記ストアドバリュー券の記録エ
リア一杯に目視情報が記録され上記記録エリアが満杯で
あったとき、上記記録エリアに記録される最後の利用情
報を新たに記録しようとしている上記利用情報に目視情
報として更新記録するようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第2図はこの発明の一実施例である自動改札装置を用
いた駅務システム(自動改札システム)の外観を示すも
のである。すなわち、1…は入出場業務を行う(自動改
札装置(入場口自動改札機、出場口自動改札機)の本体
である。2は入場時に、券類(記録媒体)としての乗車
券A、定期券B、ストアドバリュー券(所定の額面金額
を有する回数券や金額券)Cが投入されるとともに、出
場時に投入される各券が排出される排出口兼用の投入
口、3は出場時に各券A、B、あるいはCが投入される
とともに、入場時に投入される各券が排出される排出口
兼用の投入口、4は出場時に券の投入者の通過を阻止す
るゲート、5は入場時に券の投入者の通過を阻止するゲ
ート、6は入場時にストアドバリュー券Cの残金額を表
示する残金額表示器、7は出場時にストアドバリュー券
Cの残金額を表示する残金額表示器、9は異常時に警報
を発生せしめるとともに、その警報後などに係員用の別
の装置とが連がるインターホンとしてのスピーカ(本体
1内部に設けられた)に対向しているスピーカ孔、10は
各改札装置の本体1…に対応する通路11…を区別させる
ための仕切板である。
第3図は本体1の内部機構の概略構成を示すものであ
る。すなわち、前記投入口2から投入される券は図示し
ない公知の搬送ローラ等の搬送手段によって搬送路21上
を矢印a方向に搬送されるようになっている。また、前
記投入口3から投入される券は図示しない搬送ローラに
よって搬送路21上を矢印b方向に搬送されるようになっ
ている。上記搬送路21上には投入口2側から順に、出場
時にストアドバリュー券C上に残金額を印字するプリン
タ(第2の目視情報記録手段)22、券面上の磁気情報を
読取る読取ヘッド(第1の読取手段)23、券面上の感熱
性記録エリアに目視可能な日付と入場駅データ(入場デ
ータ)を記録するサーマルヘッド(第1の目視情報記録
手段)30、券面上の磁気情報を更新する書込ヘッド(第
1の磁気記録手段、第2の磁気記録手段)24、券面上の
磁気情報を読取る読取ヘッド25が設けられている。ま
た、上記書込ヘッド24と読取ヘッド25との間には、出場
時に精算処理が必要となった際に券A、B、あるいはC
を停止せしめるストッパ26が設けられている。このスト
ッパ26はソレノイド27で矢印c、d方向に上下動するこ
とにより搬送路21を塞ぐようになっている。さらに、上
記投入口2とプリンタ22との間の搬送路21上には振分け
用の区分ゲート28が設けられている。この区分ゲート28
により、使用済の券つまり回収すべき券A、B、あるい
はCは回収庫29へ振分けられ、再使用可能な券B、ある
いはCは投入口2へ振分けられるようになっている。
第4図および第5図は上記定期券Bの構成を示すので
ある。すなわち、表面51にはその券の利用区間、利用期
間、発行駅、発行日付、利用者情報(氏名、年齢、性
別)等が記録されるようになっている。また、上記表面
51には感熱性記録エリア52が設けられており、この感熱
性記録エリア52には、入場時に第5図に示すように、上
記サーマルヘッド30により、日付と入場駅データが記録
されるようになっている。
上記感熱性記録エリア52には、第6図に示すように、
基板61と保護膜62との間に感熱体(第2の記録層)63が
設けられている。また、上記感熱性記録エリア52以外で
は、基板61と保護膜62との間に印刷部(図示しない)が
設けられている。また、上記基板61の下部つまり定期券
Bの裏面には後述する磁気記録部(第1の記録層)53が
設けられている。
この感熱体63は、加熱温度の違いにより可逆的に、白
濁状態、透明状態が繰返され、かつ特定温度以下におい
ていずれかの状態が安定保持されるものである。
上記感熱体63は、二つの状態転移温度を有していて、
加熱温度の違いにより、加熱後、特定温度以下に冷却し
た時、白濁状態を表わすか、あるいは透明状態を表わす
性質を利用して、記録および消去が自由にできるように
なっている。
たとえば、第7図に示すように、感熱体63が透明状態
において、その温度をT1からT2に上昇させたとき、透明
状態から白濁状態となり、その温度がT1に戻ってもその
まま白濁状態を保持し、そして、感熱体63の温度をT1か
らT2を越えたT3に上昇させたとき、白濁状態から透明状
態となり、その温度がT1に戻ってもそのまま透明状態と
保持するようになっている。
また、感熱性記録エリア52は、日付、入場駅データで
はなく、他の情報たとえば時刻等であっても良く、また
単に白濁(反透明)状態と透明状態とが変更されるもの
であっても良い。また、乗車駅が、通用区間の表示と同
じ場合には、その駅各表示を囲むようにしても良い。こ
の場合、通用区間のところも感熱体63が設けられてい
る。
上記感熱性記録エリア52は、上記例のように券面の一
部のエリアであっても券面全体であっても良い、またそ
こに記録される目視可能な情報も、マーク、符号等でも
良い。さらに、上記感熱性記録エリア52に記録された情
報が見やすいように、そのエリアの背景に青、黒、赤等
の色を持たせたり、感熱体63と基板61との間に上記の色
を有する色部材を挿入するようにしても良い。
上記感熱体63については、特開昭57−82087号、特開
昭61−258854号、および電子写真学界の第4回ノンイン
パクトプリンティング技術シンポジウム論文集、P57(1
987.7月)(株式会社リコー、堀田、久保)に記載され
ているのでここではその材料等の詳細な説明は省略す
る。
また、上記定期券Bの裏面には上記磁気記録部(磁気
ストライプ)53が設けられており、この磁気記録部53に
記録される磁気情報(機械読取可能な情報)としては利
用区間、利用期間、発行駅、入場駅、発行日付、利用者
情報等のデータが記録されている。
また、上記乗車券A、およびストアドバリュー券Cの
表面にも、第8図、第9図、および第10図に示すよう
に、定期券Bのような感熱性記録エリア70、80が設けら
れており、目視可能な日付、乗車駅データが記録される
ようになっている。また、ストアドバリュー券Cの場合
には、使用可能金額の表示(記録)に用いるようにして
も良い。この場合、裏面の磁気記録部上の全面に渡って
感熱性記録エリアとして、上から順に入場駅名、使用日
時、出場駅名、残金額を使用の度に記録し、そのエリア
が満杯となった際に一番古い記録内容から更新記録する
(請求項1の制御手段)ようにしたり、あるいは最後の
使用日時と、残金額とを順次更新記録する(請求項2の
制御手段)。
また、乗車券Aの場合は、その券面情報を全て上記感
熱性記録エリア(全面)に対する記録で行なうようにす
れば、回収後その券面情報を熱処理で消去することによ
り、再利用することも可能である。
また、上記乗車券A、およびストアドバリュー券Cの
裏面にも、すでに周知の磁気ストライプ(図示しない)
あるいは磁気マット(図示しない)が設けられており、
磁気情報として利用区間、利用期間、発行駅、入場駅等
の自動改札情報が記録されている。
第1図は電気回路の要部の構成を示すブロック図であ
る。すなわち、31は全体を制御するCPU(セントラル・
プロセッシング・ユニット)(第1、第2の判定手段、
制御手段)、32はスピーカ33を駆動したり、スピーカ33
からの信号をCPU31へ出力するドライバ、34は前記読取
ヘッド25からの信号を増幅する増幅部、35は前記読取ヘ
ッド23からの信号を増幅する増幅部、36は前記書込ヘッ
ド24を入場駅データ、日付データ、更新データ、回収デ
ータなどの記録データに応じて駆動するドライバ、37は
ストアドバリュー券Cに対して残金額を印字するプリン
タ22を駆動するドライバ、38、39はそれぞれ前記ゲート
4、5を駆動するドライバ、40は前記区分ゲート28を駆
動するドライバ、41は前記ソレノイド27を駆動するドラ
イバ、42は搬送路21に対して種々の券A、B、Cを矢印
a、あるいはb方向に搬送する搬送ローラ(図示しな
い)などの搬送機構43を駆動するドライバ、44は上記CP
U31から供給される種々の入場駅データに応じた運賃デ
ータを記憶している運賃テーブル、45は上記CPU31から
供給される日付と入場駅データとに応じて上記ヤーマル
ヘッド30を駆動することにより、上記定期券Bの感熱性
記録エリア52の感熱体63の状態を変化させて日付、入場
駅データを印刷するか、あるいは上記CPU31から供給さ
れる消去情報に応じて上記サーマルエッド30を上記印刷
時よりも高い温度で駆動することにより、上記定期券B
の感熱性記録エリア52(全面)の情報を消去する印刷制
御部、47は上記CPU31から供給される期間データ、区間
データ、入場駅データ、日付データ等により各券A、
B、Cの正当性を判定する判定部である。
次に、このような構成において動作を説明する。ま
ず、本体1が入場業務を行う自動改札装置(入場口自動
改札機)として用いられる状態における、乗車券A、定
期券B、およびストアドバリュー券Cによる乗車(入
場)について説明する。今、利用客により乗車券Aが投
入口2に投入されると、その乗車券Aは搬送路21上を矢
印a方向に搬送される。すると、乗車券Aの磁気ストラ
イプ(図示しない)の内容つまり発行駅データ、区間デ
ータ、期間データ(日付データ)が読取ヘッド23によっ
て読取られ、CPU31に供給される。これにより、CPU31は
供給される発行駅データ、区間データ、期間データを用
いて判定部47で券が正しいか否か判定し、正しい場合、
サーマルヘッド30を用いて透明な可逆性の感熱性記録材
料からなる感熱性記録エリア70に日付、入場駅データを
感熱印刷する。感熱印刷によって可逆性の感熱性記録エ
リア70は透明状態から白濁状態へ変化することにより目
視可能な状態で日付、入場駅データが印刷される。
また、CPU31は書込ヘッド24を用いて乗車券Aの裏面
の磁気ストライプに入場駅データを記録する。この後、
乗車券Aの磁気ストライプの内容が読取ヘッド25により
読取られ、CPU31へ供給される。すると、CPU31は磁気ス
トライプに記録されたデータが正しいか否かチェック
し、このチェックの結果が正しい場合、ゲート4、5を
開いたまま、つまり投入者の通過を許可したまま、投入
口3から乗車券Aを排出する。この結果、利用客は通路
11を通過し、かつ乗車券Aを受取る。
また、利用客により定期券Bが投入口2に投入される
と、その定期券Bは搬送路21上を矢印a方向に搬送され
る。すると、定期券Bの磁気ストライプ53の内容つまり
発行駅データ、区間データ、期間データが読取ヘッド23
によって読取られ、CPU31に供給される。これにより、C
PU31は供給される発行駅データ、区間データ、期間デー
タを用いて判定部47で券が正しか否か判定し、正しい場
合、第5図に示すように、サーマルヘッド30を用いて感
熱性記録エリア52に日付、入場駅データを透明状態から
白濁状態への変化により目視可能な状態で印刷するとと
もに、書込ヘッド24を用いて定期券Bの磁気ストライプ
53に入場駅データを記録する。この後、定期券Bの磁気
ストライプ53の内容が読取ヘッド25により読取られ、CP
U31へ供給される。すると、CPU31は磁気ストライプ53に
記録されたデータが正しいか否かチェックし、このチェ
ックの結果が正しい場合、ゲート4、5を開いたまま、
つまり投入者の通過を許可したまま、投入口3から定期
券Bを排出する。この結果、利用客は通路11を通過し、
かつ定期券Bを受取る。
また、利用客によりストアドバリュー券cが投入口2
に投入されると、そのストアドバリュー券Cは搬送路21
上を矢印a方向に搬送される。すると、ストアドバリュ
ー券Cの磁気ストライプの内容つまり発行駅データ、区
間データ、期間データ、額面金額データ、および残金額
データが読取ヘッド(第1の読取手段)23によって読取
られ、CPU31に供給される。これにより、CPU31は供給さ
れる発行駅データ、区間データ、期間データを用いて判
定部47で券が正しいか否か判定し、正しい場合額面金額
データ、および残金額データを用いて残金額判定部(第
1の判定手段)55で残金額が最低区間料金に達している
か否かを判定し、この判定結果により残金額が最低区間
料金に達している場合、サーマルヘッド(第1の目視情
報記録手段)30を用いて感熱性記録エリア80に日付、入
場駅データを透明状態から白濁状態への変化により目視
可能な状態で印刷するとともに、書込ヘッド(第1の磁
気記録手段)24を用いてストアドバリュー券Cの磁気ス
トライプに入場駅データを記録する。このとき、CPU31
は現在の残金額を残金額表示器6で表示する。この後、
ストアドバリュー券Cの磁気ストライプの内容が読取ヘ
ッド25に読取られ、CPU31へ供給される。すると、CPU31
は磁気ストライプに記録されたデータが正しいか否かチ
ェックし、このチェックの結果が正しい場合、ゲート
4、5を開いたまま、つまり投入者の通過を許可したま
ま、投入口3からストアドバリュー券Cを排出する。こ
の結果、利用客は通路11を通過し、かつスアドバリュー
券Cを受取る。また、上記残金額判定部55の判定結果と
して金額が足りない場合、CPU31は残金額表示器6で残
金額をフリッカ表示し、かつスピーカ33により警報を発
生する。この場合、CPU31はゲートを閉じるとともに、
ストアドバリュー券Cを搬送路21上を逆送させ、投入口
2に戻す。
次に、本体1が出場業務を行う自動改札装置(出場口
自動改札機)として用いられる状態における、乗車券
A、定期券B、およびストアドバリュー券Cによる降車
(出場)について説明する。今、利用客により乗車券A
が投入口3に投入されると、その乗車券aは搬送路21上
を矢印b方向に搬送される。すると、乗車券Aの磁気ス
トライプの内容つまり発行駅データ、区間データ、期間
データ(日付データ)および入場駅データが読取ヘッド
25によって読取られ、CPU31に供給される。これによ
り、CPU31は供給される発行駅データ、区間データ、期
間データおよび入場駅データを用いて判定部47で券が正
しいか否かを判定し、正しい場合、ゲート4、5を開い
たまま、つまり投入者の通過を許可する。そして、サー
マルヘッド30を用いて乗車券Aの感熱性記録エリア70に
記録時よりも高温を印加して日付、入場駅データ等を白
濁状態から透明状態へ変化させることにより消去する。
その後、搬送路21上の乗車券Aを区分ゲート28を用いて
回収庫29へ回収する。この結果、利用客は通路11を通過
する。
上記判定部47の判定結果により乗越しが判定された場
合、CPU31はソレノイド27を励磁することにより乗車券
Aをストッパ26で搬送路21上に停止した後、投入口3に
戻し、ゲート4を閉じることにより、投入者の通過を阻
止している。また、このときCPU31は、図示しない表示
器を用いて利用者に乗車券Aを持って精算所(機)で精
算して下さいという案内を行う。
また、利用客により定期券Bが投入口3に投入される
と、その定期券Bは搬送路21上を矢印b方向に搬送され
る。すると、定期券Bの磁気ストライプ53の内容つまり
発行駅データ、区間データ、期間データ、入場駅データ
が読取ヘッド25によって読取られ、CPU31に供給され
る。これにより、CPU31は供給される発行駅データ、区
間データ、期間データおよび入場駅データを用いて判定
部47で券が正しいか否か判定し、正しい場合、書込ヘッ
ド24を用いて定期券Bの磁気ストライプ53の入場駅デー
タを削除するとともに、サーマルヘッド30を記録時より
も高温の状態で駆動することにより感熱性記録エリア52
に記録されている日付、入場駅データを白濁状態から透
明状態へ変化させることにより消去する。この後、CPU3
1はゲート4、5を開いたまま、つまり投入者の通過を
許可したまま、投入口2から定期券Bを排出する。この
結果、利用客は通路11を通過し、かつ定期券Bを受取
る。
上記判定部47の判定結果により乗越しが判定された場
合、CPU31はソレノイド27を励磁することにより定期券
Bをストッパ26で搬送路21上に停止した後、投入口3に
戻し、ゲート4を閉じることにより、投入者の通過を阻
止している。また、このときCPU31は、図示しない表示
器を用いて利用者に定期券Bを持って精算所(機)で精
算して下さいという案内を行う。
上記判定部47と判定結果により入場駅データが記録さ
れていないことにより不正乗車(利用)が判定した場
合、CPU31はソレノイド27を励磁することにより定期券
Bをストッパ26で搬送路21上に停止した後、投入口3に
戻し、ゲート4を閉じることにより、投入者の通過を阻
止している。また、このときCPU31は、スピーカ33によ
り警報を発するとともに、係員用の別の装置へその警報
が発せられる。
この結果、係員はその返却された定期券Bの感熱性記
録エリア52に日付、入場駅データが記録されているかを
確認し、そのデータが正しく記録されている場合、図示
しない係員用の装置により、その定期券Bの感熱性記録
エリア52に記録されている日付、入場駅データを白濁状
態から透明状態への変化により消去し、利用客に返却
し、通路11の通過を許可する。
また、上記感熱性記録エリア52に日付、入場駅データ
が記録されている場合、係員は不正乗車に対する処理を
行う。この場合、感熱性記録エリア52に日付、入場駅デ
ータが記録されているか否かを、係員も利用客も目視確
認できるため、不正乗車の確認を機械的な確認だけでな
く目視で確認でき、双方に争いが生じないようになって
いる。
また、利用客によりストアドバリュー券Cが投入口3
に投入されると、そのストアバリュー券Cは搬送路21上
を矢印b方向に搬送される。すると、ストアドバリュー
券Cの磁気ストライプの内容つまり発行駅データ、区間
データ、期間データ、額面金額データ、残金額データお
よび入場駅データが読取ヘッド(第2の読取手段)25に
よって読取られ、CPU31に供給される。これにより、CPU
31は供給される発行駅データ、区間データ、期間データ
および入場駅データで券が正しいか否かを判定し、正し
い場合、書込ヘッド24を用いてストアドバリュー券Cの
磁気ストライプの入場駅データを削除するとともに、サ
ーマルヘッド30を用いて感熱性記録エリア80に記録され
ている日付、入場駅データを乗車券Aや定期券Bと同様
な方法で白濁状態から透明状態へ変化させることにより
消去する。また、このときCPU(第2の判定手段)31
は、ストアドバリュー券Cの入場駅から本設置駅までの
運賃を運賃テーブル44を用いて算出し、その金額を残金
額から差引く。そして、CPU(第2の判定手段)31はそ
の差引き金額を新たな残金額として判定し、その新たな
残金額を金額表示器7で表示するとともに、書込ヘッド
(第2の磁気記録手段)24を用いて磁気ストライプの内
容つまり残金額データを更新し、入場駅データを削除す
る。この後、ストアドバリュー券Cの磁気ストライプの
内容が読取ヘッド23により読取られ、CPU31へ供給され
る。すると、CPU31は磁気ストライプに記録された(更
新された)データが正しいか否かチェックし、このチェ
ックの結果が正しい場合、ゲート4、5を開いたまま、
つまり投入者の通過を許可したまま、投入口3からスト
アドバリュー券Cを排出する。この排出時、CPU31は、
プリンタ(第2の目視情報記録手段)22を用いてストア
ドバリュー券Cの上に新たな残金額を印字する。この結
果、利用客は通路11を通過し、かつストアドバリュー券
Cを受取る。
また、上記残金額の判定時、判定結果として金額が足
りない場合、CPU31は金額表示器7で精算金額を表示
(マイナスで表示)する。この場合、CPU31はソレノイ
ド27を励磁することによりストアドバリュー券Cをスト
ッパ26で搬送路21上に停止した後、投入口3へ戻し、ゲ
ート4を閉じることにより、投入者の通過を阻止してい
る。また、このときCPU31は、図示しない表示器を用い
て利用者に定期券Bを持て精算所(機)で精算して下さ
いという案内を行う。
上記判定部47の判定結果により入場駅データが記録さ
れていないことにより不正乗車(利用)を判定した場
合、CPU31はソレノイド27を励磁することによりストア
ドバリュー券Cをストッパ26で搬送路21上に停止した
後、投入口3に戻し、ゲート4を閉じることにより、投
入者の通過を阻止する。また、このときCPU31は、スピ
ーカ33により警報を発するとともに、係員用の別の装置
へその警報が発せられる。
この結果、係員はその返却されたストアドバリュー券
Cの感熱性記録エリア80に日付、入場駅データが記録さ
れているかを確認し、そのデータが正しく記録されてい
る場合、図示しない係員用の装置により、そのストアド
バリュー券Cの感熱性記録エリアに記録されている日
付、入場駅データを白濁状態から透明状態への変化によ
り消去するとともに、金額の更新を行い、利用客に返却
し、通路11の通過を許可する。
また、上記感熱性記録エリア80に日付、入場駅データ
が記録されている場合、係員は不正乗車に対する処理を
行う。この場合、感熱性記録エリア80に日付、入場駅デ
ータが記録されているか否かを、係員も利用客も目視確
認できるため、不正乗車の確認を機械的な確認だけでな
く目視で確認でき、双方に争いが生じないようになって
いる。
上記したように、所定の路線内を乗車可能で、可逆的
に情報の記録、消去が可能な感熱性記録エリアか付与さ
れている乗車券類を用いて、乗車、降車を行うものにお
いて、乗車時、乗車券類上の感熱性記録エリアに日付と
入場駅データとを印刷することにより、目視可能な情報
を付与し、降車時、乗車券類上の感熱性記録エリアに日
付と入場駅データとが印刷されているか否かで、不正乗
車を判断できるようにしたものである。
これにより、中間無礼等の不正乗車を確実に防止する
ことができ、しかも不正乗車である否かを証明できる目
視情報を付与することができる。
なお、前記実施例では、不正乗車の判定を磁気記録さ
れた入場駅データにより行う場合について説明したが、
これに限らず、券面上の感熱性記録エリアの情報を読取
る手段を設け、この読取った情報の内容あるいはその内
容と上記磁気記録された入場駅データとにより判定する
ようにしても良い。また、感熱性記録エリアと印刷デー
タとが重なるようになっても良い。
また、乗車時と、降車時とも自動改札装置を通す場合
について説明したが、自動改札装置を通さずに係員、あ
るいは利用客により乗車時に感熱性記録エリアに印刷デ
ータを印刷して乗車し、降車時や検札時に係員の目視に
より、通常の区間、期間の確認の他に、感熱性記録エリ
アの印刷データも確認するようにしても良い。この場
合、乗車時には、感熱性記録エリアに印刷データを印刷
する印刷装置が必要であり、降車時には、感熱性記録エ
リアの印刷データを消去する消去装置が必要である。こ
れらは従来公知の熱印版を用いることにより容易に実施
することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、可視情報の
記録エリアへの可視記録が満杯になったときであっても
新たな可視情報を記録することができるとともに常に最
近の利用情報が記録されるので最新の利用状況を確認す
ることができる自動改札システム提供できる。また、こ
の発明によれば、可視情報の記録エリアへの可視記録が
満杯になったときであっても新たな可視情報を記録する
ことができるとともに、ストアドバリュー券には最初の
利用情報が記録されているので券の発行時点での金額を
知ることができるため、券の金額的価値を発行額より大
きくする改鼠するといった不正を抑止することができる
自動改札システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第10図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図は電気回路の構成を概略的に示すブロック図、第
2図は全体の構成を概略的に示す斜視図、第3図は内部
機構の概略構成を示す図、第4図および第5図は定期券
の構成を示す図、第6図は定期券における感熱体を説明
するための断面図、第7図は感熱体における温度変化に
対する透明状態と白濁状態の変化を説明するための図、
第8図は乗車券の構成を示す図、第9図および第10図は
ストアドバリュー券の構成を示す図であり、第11図は不
正乗車を説明するための路線図である。 2、3……投入口、4、5……ゲート、6、7……残金
額表示器、11……通路、A……乗車券、B……定期券、
C……ストアドバリュー券、21……搬送路、22……プリ
ンタ、23、25………読取ヘッド、24……書込ヘッド、26
……ストッパ、27……ソレノイド、28……区分ゲート、
29……回収庫、30……サーマルヘッド、31……CPU、45
……印刷制御部、47……判定部、52、70、80……感熱性
記録エリア、63……感熱体。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の路線内を利用可能で、可逆的に目視
    情報が記録、消去される記録エリアと残金額データが磁
    気記録される磁気記録部とが設けられるストアドバリュ
    ー券に対して目視情報の記録及び消去と残金額データの
    読取り及び記録とを行う自動改札システムにおいて、 所定路線内への入場口に設けられ、前記ストアドバリュ
    ー券の磁気記録部から前記残金額データを読み取る第1
    の読取手段と、この第1の読取手段で読み取った前記残
    金額データに基づいて前記ストアドバリュー券の残金額
    が前記路線の最低区間運賃に達しているか否かを判定す
    る第1の判定手段と、この第1の判定手段により残金額
    が最低区間料金に達していると判定されたとき、前記ス
    トアドバリュー券の記録エリアに当該入場口を示す入場
    駅データを含む利用情報を目視情報として記録する第1
    の目視情報記録手段と、前記磁気記録部に当該入場口を
    示す入場駅データを磁気記録する第1の磁気記録手段と
    を備えた入場口自動改札機と、 前記路線内からの出場口に設けられ、前記ストアドバリ
    ュー券の磁気記録部から前記残金額データ及び前記入場
    駅データを読み取る第2の読取手段と、この第2の読取
    手段で読み取った入場駅データに基づいて路線の利用運
    賃を算出し、この利用運賃を差し引いて新たな残金額を
    判定する第2の判定手段と、前記ストアドバリュー券の
    記録エリアに前記第2の判定手段で判定された新たな残
    金額を含む利用情報を目視情報として記録する第2の目
    視情報記録手段と、前記磁気記録部に前記新たな残金額
    を更新記録する第2の磁気記録手段とを備えた出場口自
    動改札機と、 前記入場口自動改札機若しくは出場口自動改札機に設け
    られ、前記第1若しくは第2の目視情報記録手段により
    前記利用情報を目視情報として記録する際に、前記スト
    アドバリュー券の記録エリア一杯に目視情報が記録され
    前記記録エリアが満杯であったとき、当該前記第1若し
    くは第2の目視情報記録手段を駆動し、前記記録エリア
    に記録されている一番古い利用情報を新たに記録しよう
    としている前記利用情報に目視情報として更新記録する
    制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  2. 【請求項2】所定の路線内を利用可能で、可逆的に目視
    情報が記録、消去される記録エリアと残金額データが磁
    気記録される磁気記録部とが設けられるストアドバリュ
    ー券に対して目視情報の記録及び消去と残金額データの
    読取り及び記録とを行う自動改札システムにおいて、 所定路線内への入場口に設けられ、前記ストアドバリュ
    ー券の磁気記録部から前記残金額データを読み取る第1
    の読取手段と、この第1の読取手段で読み取った前記残
    金額データに基づいて前記ストアドバリュー券の残金額
    が前記路線の最低区間運賃に達しているか否かを判定す
    る第1の判定手段と、この第1の判定手段により残金額
    が最低区間料金に達していると判定されたとき、前記ス
    トアドバリュー券の記録エリアに当該入場口を示す入場
    駅データを含む利用情報を目視情報として記録する第1
    の目視情報記録手段と、前記磁気記録部に当該入場口を
    示す入場駅データを磁気記録する第1の磁気記録手段と
    を備えた入場口自動改札機と、 前記路線内からの出場口に設けられ、前記ストアドバリ
    ュー券の磁気記録部から前記残金額データ及び前記入場
    駅データを読み取る第2の読取手段と、この第2の読取
    手段で読み取った入場駅データに基づいて路線の利用運
    賃を算出し、この利用運賃を差し引いて新たな残金額を
    判定する第2の判定手段と、前記ストアドバリュー券の
    記録エリアに前記第2の判定手段で判定された新たな残
    金額を含む利用情報を目視情報として記録する第2の目
    視情報記録手段と、前記磁気記録部に前記新たな残金額
    を更新記録する第2の磁気記録手段とを備えた出場口自
    動改札機と、 前記入場口自動改札機若しくは出場口自動改札機に設け
    られ、前記第1若しくは第2の目視情報記録手段により
    前記利用情報を目視情報として記録する際に、前記スト
    アドバリュー券の記録エリア一杯に目視情報が記録され
    前記記録エリアが満杯であったとき、当該前記第1若し
    くは第2の目視情報記録手段を駆動し、前記記録エリア
    に記録される最後の利用情報を新たに記録しようとして
    いる前記利用情報に目視情報として更新記録する制御手
    段と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
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