JP2730431B2 - エレベータの表示装置 - Google Patents

エレベータの表示装置

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JP2730431B2 JP29680892A JP29680892A JP2730431B2 JP 2730431 B2 JP2730431 B2 JP 2730431B2 JP 29680892 A JP29680892 A JP 29680892A JP 29680892 A JP29680892 A JP 29680892A JP 2730431 B2 JP2730431 B2 JP 2730431B2
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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置により特に乗客
のかご内取り残し防止に最適なエレベータの表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの故障時にかご内の乗客の取
り残し防止については特開昭54−165467号公報に述べら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エレベータの
普及により事務所ビル以外の小規模住宅ビルにも広く設
置されるようになった。このため、エレベータの故障と
かビルの災害によりエレベータが運転不能になって取り
残されたと言うことではなく、乗客の操作の不慣れと不
注意によりかご内に取り残されると言う事例が発生して
いる。
【0004】本発明の目的は、このような故障ではない
通常の自動運転中の乗客の不注意による乗客のかご内取
り残しの防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、戸が閉って所
定時間以上経過すると、かご内操作盤の開釦を押すよう
に表示することにより、乗客のかご内取り残しを防止で
きる。
【0006】
【作用】戸が閉っていて、かごが停止している状態が所
定時間以上継続すると、かご内に開釦を押して出て貰う
旨の表示を行う。かご内に乗客が取り残されていれば、
それにより開釦を押すので戸が開き乗客はかごの外に出
ることが出来る。また、かご内に乗客が取り残されてい
なければ、開釦は押されないので戸開することはない。
【0007】
【実施例】以下、本発明による一実施例を図面により詳
細に説明する。
【0008】図1は本発明による一実施例の表示灯の出
力及び開釦の入力回路である。1は表示灯であり、計算
機処理の結果を出力する出力装置2により駆動され点灯
したり消灯したりする。3は開釦であり入力装置4によ
り計算機に入力し、これが動作すると閉っている戸が開
くようにしてある。
【0009】図2は図1の表示灯2を駆動する出力装置
の動作条件を決める計算機の処理フローチャートであ
る。この処理は40ms毎に定期的に起動される。
【0010】10,11,12はかごがドアオープンゾ
ーンに戸閉めの状態で停止していることをチェックして
いる。14ではその状態が時間的にどの程度継続してい
るかを知るためにTに1を加算している。従って、Tが
10であれば10*40ms=400ms経過したこと
である。なお、T=T+1とは在現のTの数値に1を加
算してその結果を新しくTとすることを示す。15では
その継続時間が10秒以上経過したかをチェックするた
めTが10*1000/40以上かを判定している。1
0秒以上経過していれば、16で表示灯の点滅周期を決
定するための点滅周期増分Aを計算している。A=A+
1とはTと同じく現在のAに1を加算して、その結果を
新たにAとすることである。17では表示灯を点滅する
ために点滅データFを計算している。F=F+Aとは現
在のFの数値にAの数値を加算し、その結果を新たにF
とする。また、走行中かドアオープンゾーン外か戸が開
いている場合は13で戸閉め継続時間カウンタTを0ク
リアしている。また、戸閉めしていても10秒経過して
いなければ、18で点滅周期増分Aを初期値4096に点滅
データFを0にクリアしている。19で上記で計算した
16ビット数値であるFの最上位15ビット目を図1の
出力装置2に出力し、表示灯を駆動している。計算機内
部では数値を16ビットで扱っており最上位15ビット
目は2の15乗と言う意味で十進数では32768に相
当する数値である。従って、15ビット目がオンするの
はFが32768〜65535の間の数値を取る場合で
ある。また、Fに次々と数値を加算してゆくと16ビッ
トで表現できる最大数値65535を越える場合があるが、
この場合、計算機内部では16ビット表現なので最大表
現可能数値65535を越えたら16ビットをオーバー
するデータは無視される。
【0011】次に、最終かご呼びにサービスしてドアオ
ープンゾーン内に停止して戸が開いた場合の例で説明す
る。この場合、戸が開いたのでかご内の乗客は降りるの
が普通であるが、乗客が不注意などで降りる機会を逃す
と、戸は所定時間経過した時点で自動的に閉まり、かご
内に取り残されることになる。開釦を押せば戸は再度開
くが、乗客がエレベータに不慣れな場合は開釦を押せば
戸が開くことが分らないので押さないでいると戸が閉っ
たまま待機状態になり一種の閉じ込め状態になる。この
状態から戸が閉る直前は図2の10−11−12−13
−18−19によりT=0,A=4096,F=0に設
定されるため図1の2はオフを出力し1の表示灯は点灯
しない。また、戸が閉った瞬間は同じく図2の10−1
1−12−14−15−18−19によりT=0+1=
1,A=4096,F=0となり、結果的にFの15ビ
ット目はオフであり表示灯は点灯しない。また、次の起
動周期の40ms後も同じくT=1+1=2,A=40
96,F=0となり15ビット目はオフであり表示灯は
点灯しない。しかし、戸閉めしてから10秒後(戸閉め
してから10*1000/40=250回目の起動時)
にはT=250となり15の判定結果がイエスとなるの
で16でA=A+1=4096+1=4097,17でF=
F+A=0+4097=4097となる。しかし、Fの
15ビット目は0のままであるので表示灯は点灯しな
い。さらに、時間が経過して戸閉め完了してから280
ms(戸閉め完了してから8回目)後にAは4096+8
=4104,Fは4097+4098+4099+4100
+4101+4102+4103+4104=となり1
5ビット目はオンする。
【0012】Fは一般式は起動回数をnとすると F=
Σn=1〜n(4096+n)となる。
【0013】従って、その後はFの15ビット目は32
0ms(8回起動)毎にオフ−オンを繰り返すが、時間
経過と共にAが増大するのでしばらくすると280ms
毎にFが点滅を繰り返すことは明白である。
【0014】本実施例によれば、かご内に取り残された
乗客が居ても表示灯が点灯し、その表示灯に「開釦を押
して下さい」等の案内を記載しておけば乗客が開釦を押
すので戸開し、かご内乗客が外に出ることが出来る。ま
た、表示灯を点滅しているのでかご内乗客の注意を引く
効果も有る。更に、点滅周期を時間経過に伴って早くし
ているので乗客が心理的に開釦を押さざるを得ないよう
な効果も有る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、かご内に取り残された
乗客が居ても表示灯が点灯し、その表示灯に「開釦を押
して下さい」等の案内を記載しておけば乗客が開釦を押
すので戸開しかご内乗客が外に出ることが出来る。ま
た、表示灯を点滅しているのでかご内乗客の注意を引く
効果も有る。更に、点滅周期を時間経過に伴って早くし
ているので乗客が心理的に開釦を押さざるを得ないよう
な効果も有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の表示灯の出力及び開釦
の入力回路図。
【図2】図1の表示灯を駆動する出力装置の動作条件を
決める計算機の処理フローチャート。
【符号の説明】
1…かご内表示灯、2…計算機処理の結果を出力する信
号出力装置、3…開釦、4…計算機信号入力装置。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータかご内の操作盤に設けられた戸
    開釦を備え、登録した呼びの全てに対してサービス終了
    後、戸を自動的に閉め、そのまま待機するようにしたエ
    レベータにいて、かご内に配置された表示灯と、かご
    が停止していることを検出する手段と、戸が閉まってい
    ることを検出する手段と、前記検出が両方共成立してい
    る継続時間を計数する手段と、この継続時間が所定時間
    以上になると前記表示灯を点灯させる手段とを設け、こ
    の表示灯の点灯によりかご内乗客へ前記戸開釦を押すよ
    うに促す手段を構成したことを特徴とするエレベータの
    表示装置。
  2. 【請求項2】前記表示灯の点灯を点滅とした請求項1記
    載のエレベータの表示装置。
  3. 【請求項3】前記表示灯の点滅の周期を次第に短くする
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの表示装
    置。
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