JP2729206B2 - セグメント及びセグメンタルソー - Google Patents

セグメント及びセグメンタルソー

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JP2729206B2
JP2729206B2 JP4072741A JP7274192A JP2729206B2 JP 2729206 B2 JP2729206 B2 JP 2729206B2 JP 4072741 A JP4072741 A JP 4072741A JP 7274192 A JP7274192 A JP 7274192A JP 2729206 B2 JP2729206 B2 JP 2729206B2
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俊樹 森
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D61/00Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
    • B23D61/02Circular saw blades
    • B23D61/023Circular saw blades with inserted segments having more than one tooth

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐久性を向上させたセグ
メント及びセグメンタルソーに関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6に示すように、従来のセグ
メンタルソーは円板状の胴板11の周囲に多数のセグメ
ント12を印籠嵌めするとともに、リベット13で加締
めて固定し、更に、各セグメント12同士の振れをなく
すため、各セグメント12周方向の両端部に半円形の
リベット孔14を形成し、このリベット孔14に挿通し
たリベットし15で加締めることにより、各セグメント
12同士が胴板11よりも外側で板厚方向に振れること
を牽制するようにしている(実公昭17−4178号公
報参照)なお、チップソーにおいてチップを胴板に固
定する構造として、例えば特開平2−48175号公報
に記載されているように、溝型の取付片の外周部にチッ
プを固定し、隣接する取付片同士を凹凸によって互いに
径方向に係合させる構造が知られており、又、チップ着
脱式切断砥石において、例えば特開平2−284873
号公報に記載されているように、切断砥石を固着した支
持体と胴板とを径方向に延びる突条と凹溝とを嵌合させ
る構造、及び、更にこれに先行する技術として該支持体
の砥石と反対側の端面に蟻ほぞを形成し、胴板に形成し
た蟻溝にこの蟻ほぞを嵌合させる構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記実公昭17−41
78号に記載された従来例によれば、各セグメント12
の振れをなくすためのリベット打ちが必要であり、組立
て工数が多くなり、しかもリベット孔14がセグメン
ト12の印籠嵌合用の溝16と刃部17との間に形成さ
れるので、刃部17とリベット孔14との間に応力が集
中してクラックが発生し易く、特に横方向の剛性が弱い
ため、板厚方向の力が加わると一層クラックが発生し易
くなるという課題がある。又、上記特開平2−4817
5号公報に記載されている構造をセグメンタルソーに適
用した場合には、1つのセグメントを胴板に連結してい
るリベットと、その両側のセグメントを胴板に連結して
いるリベットの保持力とが合わさって遠心力によるセグ
メントの離脱を防止することは可能であるが、セグメン
トに取付片を設ける必要がある上、胴板よりも径方向外
側に位置するチップどうしが互いに板厚方向に牽制し合
うように連結されていないので、むしろ、上記実公昭1
7−4178号に記載された従来例よりも剛性が低くな
り、切断時のチップの横振れを防止することができず、
従来から使用されている素材で作ったセグメントでなけ
れば高速熱間切断には耐えられなくなり、従って、従来
から使用されている素材以外の素材で作ったセグメント
を用いるホットソーを得ることはできないという課題が
ある。 更に、上記特開平2−284873号公報に記載
されている第1の構造、即ち、切断砥石の取付片と胴板
とを径方向に設けた突条と凹溝との嵌合により組付けた
構造をセグメンタルソーに適用した場合にも、胴板より
も径方向外側で取付片同士或いは切断砥石同士が互いに
離隔されているので、一層刃先の横揺れを防止すること
が困難になり、前例と同様に従来から使用されている素
材で作ったセグメントでなければ高速熱間切断には耐え
られなくなり、従って、従来から使用されている素材以
外の素材で作ったセグメントを用いるホットソーを得る
ことはできないという課題がある。
【0004】本発明は、上記の技術的課題に鑑みて完成
されたものであり、組立て工数を削減できるとともに、
板厚方向の力によってセグメントにクラックが発生し難
いように剛性を至極向上させただけでなく、特にホット
ソーにおいては、従来は剛性、耐衝撃性不足によりセグ
メンタルソー化が不可能であった素材をセグメント或い
はセグメンタルソーに用いることを可能としたセグメン
ト及びセグメンタルソーを提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のセグメントは、
胴板の周囲に固定される扇形のセグメントを前提とし
て、上記の目的を達成するために、周方向の両端縁部に
胴板よりも径方向外側で周方向に凹設され、且つ隣接す
るセグメントと互いに板厚方向に牽制し合うように嵌合
する実溝或いは印籠溝、若しくはこの実溝又は印籠実に
対応して周方向に突出する実或いは印籠実が設けられて
いることを特徴とするものである。
【0006】本発明のセグメントとしては、その周方向
における一方の端縁部に実溝或いは印籠溝が凹設され、
他方の端縁部にこれに対応する実又は印籠実が突設され
ているものが含まれる。この種のセグメントを用いる場
合には、各セグメントの実溝或いは印籠溝、若しくは実
或いは印籠実の方向を揃えて、順に各セグメントの実溝
或いは印籠溝に次のセグメントの実或いは印籠実を嵌合
させることにより各セグメントの端縁部同士が互いに板
厚方向に牽制し合うように連結され、これにより、互い
に板厚方向の剛性、耐衝撃性などの機械的性質を補い合
うようになり、換言すれば、セグメントの剛性や耐衝撃
性が高められる上、使用するセグメントを1種類にでき
るのでコストダウンを図る上で最も有利である。
【0007】又、本発明のセグメントとしては、その周
方向における両方の端縁部に実溝或いは印籠溝とこれに
対応する実又は印籠実とのいずれか一方が設けられてい
るものも含まれる。この種のセグメントの場合には、周
方向の両方の端縁部に実溝或いは印籠溝を有するセグメ
ントと、周方向の両端縁部に実或いは印籠実を有するセ
グメントとを対として用いる必要がある。この実溝或い
は印籠溝を有するセグメントの実溝或いは印籠溝に、実
或いは印籠実を有するセグメントの実或いは印籠実を嵌
合させることにより、これら対をなすセグメント同士が
互いにその端縁部を板厚方向に牽制し合うように連結す
ることができる。 そして、互いに連結されたこれら対を
成すセグメント(セグメント対)の両端部の一方には実
溝或いは印籠溝が位置し、他方には実或いは印籠実が位
置する。従って、セグメント対の両端の一方の実溝或い
は印籠溝には、周方向の両端縁部に実或いは印籠実を有
するセグメントの実或いは印籠実を嵌合させてもよく、
又、一端縁部に実溝或いは印籠溝が凹設され、他端縁部
に、この実溝或いは印籠溝に対応する実或いは印籠実が
突設されているセグメントの実或いは印籠実を嵌合させ
てもよいのである。同様に、セグメント対の両端の他方
の実或いは印籠実は周方向の両端縁部に実溝或いは印籠
溝を有するセグメントの実溝或いは印籠溝に嵌合させて
もよく、又、一端縁部に実溝或いは印籠溝が凹設され、
他端縁部に、この実溝或いは印籠溝に対応する実或いは
印籠実が突設されているセグメントの実溝或いは印籠溝
に嵌合させてもよいのである。 そして、特にセグメント
が偶数個設けられている場合には、周方向の両方の端縁
部に実溝或いは印籠溝を有するセグメントと、周方向の
両端縁部に実或いは印籠実を有するセグメントとを周方
向に交互に配置することにより、セグメントの種類を2
種類にすることができる。
【0008】また、本発明のセグメンタルソーは、胴板
と、これの周囲に固定された複数の扇形のセグメントと
を備え、隣接するセグメントの端縁部同士が胴板よりも
外側で互いに板厚方向に牽制し合うように連結されてい
セグメンタルソーを前提として、上記の目的を達成す
るため、隣接するセグメントにおける胴板より外側の端
縁部同士が、その一方に設けた実溝或いは印籠溝と、こ
れに対応して、その他方に設けた実或いは印籠実とを嵌
合させることにより、互いに板厚方向に牽制し合うよう
に連結されていることを特徴とするものである。
【0009】本発明のセグメンタルソーに用いるセグメ
ントとしては、本発明のセグメントの詳細な説明の中で
既に説明したように、各セグメントが、その周方向の一
方の端縁部に実溝或いは印籠溝を有し、且つ他方の端縁
部に実或いは印籠実を有し、各セグメントの実溝或いは
印籠溝に隣接するセグメントの実或いは印籠実が嵌合
れるものが含まれるこの種のセグメントを用いる場合
には、各セグメントの実溝或いは印籠溝、若しくは実或
いは印籠実の方向を揃えて、順に1つのセグメントの実
溝或いは印籠溝に次のセグメントの実或いは印籠実を嵌
合することにより、各セグメントの端縁部同士を胴板の
径方向外側で互いに板厚方向に牽制させて、板厚方向の
強度ないし剛性を補い合わせることができる。これによ
り、剛性及び耐衝撃性などの機械的性質を高めることが
できる上、横ブレに対しても優れた耐久性を発現するの
で有益である。しかも、この場合には、使用するセグメ
ントを1種類にできるので一層有益である。
【0010】又、周方向の両方の端縁部に実溝或いは印
籠溝を有するセグメントと、周方向の両端縁部に実或い
は印籠実を有するセグメントとを対として用いる場合
も、実溝或いは印籠溝を有するセグメントの実溝或いは
印籠溝に、実或いは印籠実を有するセグメントの実或い
は印籠実を嵌合することにより、これら対をなすセグメ
ント同士が互いにその端縁部を板厚方向に牽制し合うよ
うに連結することができる。 更に、このセグメント対の
一端部の実溝或いは印籠溝に、両端に実或いは印籠実を
有するセグメント、或いは一端縁部に実溝或いは印籠溝
が凹設され、他端縁部に、この実溝或いは印籠溝に対応
する実或いは印籠実が突設されているセグメントの実或
いは印籠実を嵌合する一方、このセグメント対の他端の
実或いは印籠実を、両端縁部に実溝或いは印籠溝を有す
るセグメント、或いは一端縁部に実溝或いは印籠溝が凹
設され、他端縁部に、この実溝或いは印籠溝に対応する
実或いは印籠実が突設されているセグメントの実溝或い
は印籠溝に嵌合させることにより、隣接するセグメント
同士を胴板の径方向外側で互いに板厚方向に牽制し合う
ように連結することができる。その結果、剛性及び耐衝
撃性などの機械的性質を高めることができる上、横ブレ
に対しても優れた耐久性を発現するので有益である。
【0011】加えて、偶数個のセグメントを備え、この
セグメントの半数が周方向の両端縁部に実溝或いは印籠
溝を有するものであり、残りの半数が周方向の両端縁部
に実或いは印籠実を有するものであり、これら2種類の
セグメントが交互に胴板の周囲に配置され、実溝或いは
印籠溝を有するセグメントの実溝或いは印籠溝に隣接す
るセグメントの実或いは印籠実を嵌合することにより各
セグメントが互いに板厚方向に牽制し合うように連結さ
れる場合には、互いに隣接するセグメントの実溝或いは
印籠溝に実或いは印籠実を嵌合させることにより、隣接
するセグメント同士を胴板の径方向外側で互いに板厚方
向に牽制し合うように連結することができる結果、剛性
及び耐衝撃性を高めることができる上、横ブレに対して
も優れた耐久性を発現するので有益である。しかも、こ
の場合には、使用するセグメントを2種類にできるので
一層有益である。
【0012】本発明において、セグメントの材質は、切
断加工の対象となる工作物や、温度条件に対応して適宜
選択される。例えば、コールドソーに用いるセグメント
の場合には特殊工具鋼、高速度鋼等を使用すればよく、
ホットソーの場合、例えば特殊鋼、ステンレス鋼、ベア
リング用鋼等の切断に用いるセグメントの場合にはダイ
ス鋼(JISのSKD)、日立金属(株)製YXR3、Y
XR33(商品名)、超硬、セラミック等を使用すればよ
いのである。
【0013】また、本発明において、胴板の材質は、必
要とされる機械的強度を備えるものであれば特に限定さ
れず、例えば、従来から胴板に使用されている機械構造
用炭素鋼(例えばJISのS45C、S55C等)、特殊
工具鋼(例えばJISのSKS5)等を使用することがで
きる。
【0014】本発明のセグメンタルソーにおいては、セ
グメントを胴板に固定する構造は特に限定されず、例え
ば胴板の外周縁部の板厚を薄くして印籠実を形成し、各
セグメントの内周縁にこの印籠実に対応する印籠溝を形
成し、各セグメントを胴板に印籠嵌めしてリベット等に
より共締めする公知の構造を採用すればよい。
【0015】
【作用】本発明においては、胴板にセグメントを固定す
る際に、隣接するセグメントの端縁部同士をその一方に
形成した実溝或いは印籠溝とその他方に形成した実或い
は印籠溝とが嵌合されることにより、各セグメントの端
縁部同士が胴板の径方向外側で互いに板厚方向に牽制し
合うように連結され、これにより、互いに板厚方向の力
に対する強度ないし剛性を補い合うようになる。換言す
れば、1枚のセグメントの板厚方向の力に対する耐衝撃
性、剛性などの機械的性質が高められることになり、剛
性が高められる結果、横ブレが発生し難くなると共に、
横ブレによるクラックも発生し難くなる。
【0016】また、このように各セグメントの端縁部同
士が、いわゆる、実接ぎないしは印籠接ぎによって連結
されるので、外周縁部と内周縁部との間に応力集中を招
く切欠が存在しなくなるるので剛性が著しく向上する作
用を有するのである。
【0017】従って、このように各セグメントの端縁部
同士が、いわゆる、実接ぎないしは印籠接ぎによって
厚方向に互いに牽制し合うように連結される、外周縁
と内周縁との間に応力集中を招く切欠が存在しなくな
で、剛性や耐衝撃性などの機械的性質が著しく向上す
るのであり、このようにして形成されたセグメンタルソ
ーは剛性及び耐衝撃性が優れており、しかも横ブレに対
しても優れる作用を有するのである。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。図1な
いし図3に示すように、本発明の一実施例に係るセグメ
ント1は、外周縁部2が鋸歯状に形成され、内周縁部3
に胴板4を嵌合する嵌合部としての印籠溝5が形成され
た扇形に形成されている。
【0019】このセグメント1の一他縁部には、印籠溝
6が形成され、その他端には該印籠溝6に対応する印籠
実7が形成されている。
【0020】この印籠溝6及び印籠実7は内周縁部3の
印籠溝5の溝底から外周縁部2までの間で、不連続的
に、或いは部分的に形成することも可能であるが、隣接
するセグメント1同士の振れを確実に防止するととも
に、その接合面に作用する面圧をできるだけ小さくする
ために、この実施例では、印籠溝6及び印籠実7を内周
縁部3の印籠溝5の溝底から外周縁部2まで連続して設
けている。
【0021】このセグメント1の材質は、切断加工の対
象となる工作物や、温度条件に対応して適宜選択され
る。例えば、コールドソーに用いるセグメントの場合に
は特殊工具鋼、高速度鋼等を使用すればよく、ホットソ
ーの場合、例えば特殊鋼、ステンレス鋼、ベアリング用
鋼等の切断に用いるセグメントの場合にはダイス鋼(J
ISのSKD)、日立金属(株)製YXR3、YXR3
3(商品名)、超硬、セラミック等を使用すればよいので
ある。
【0022】上記胴板4の材質は、必要とされる機械的
強度を備えるものであれば特に限定されず、例えば、従
来から胴板に使用されている機械構造用炭素鋼(例えば
JISのS45C、S55C等)、特殊工具鋼(例えばJ
ISのSKS5)等が使用される。
【0023】図2に示すように、上記胴板4の外周縁部
には各セグメント1の内周縁部3に形成した印籠溝5に
対応して薄肉に形成した印籠実8が設けられ、図3に示
すように、この印籠実8を各セグメント1の印籠溝5に
差し込むとともに、各セグメント1の端縁部に形成した
印籠溝6に、隣接するセグメント1の印籠実7を嵌合
し、この後、図4に示すように、締付リング10をセッ
トし、締付リング10に各セグメント1に対応して設け
られた多数の締付ボルト11を均等に締め込んでから、
各セグメント1の内周縁部3と胴板4の外周縁部とをそ
れぞれ複数本(ここでは6本)のリベット9で共締めする
という手順で各セグメント1が胴板4に固定される。
【0024】このセグメント1を備えるセグメンタルソ
ーにおいては、各セグメント1の端縁部同士が、各セグ
メント1を胴板4に組み付けると同時に、いわゆる、印
籠接ぎによって連結されるので、各セグメント1の端縁
部同士をリベットで加締める必要がなくなり、工数を削
減してコストダウンを図ることができる。
【0025】また、各セグメント1の端縁部同士が、い
わゆる、印籠接ぎによって連結されるので、各セグメン
ト1の端縁部にその断面積を小さくし、応力集中を招く
切欠がなくなり、各セグメント1の端縁部の剛性が高め
られてクラックが発生し難くなり、耐久性が高められ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のセグメントによ
れば、上記構成を有し、互いに隣接するセグメントの端
部同士が実溝或いは印籠溝と実或いは印籠実との嵌合に
よって接続されるので、各セグメントの端部同士をリベ
ットで加締める必要がなくなり、工数を削減してコスト
ダウンを図ることができる。
【0027】また、各セグメントの端縁部同士が、いわ
ゆる、印籠接ぎによって連結されるので、各セグメント
の端縁部にその断面積を小さくして応力集中を招く切欠
がなくなり、各セグメントの接続部の剛性が高められて
クラックが発生し難くなり、耐久性が著しく高められ
る。
【0028】又、本発明のセグメンタルソーによれば、
上記構成を有し、このように各セグメントの端部同士
が、いわゆる、実接ぎないしは印籠接ぎによって連結さ
れるので、外周縁と内周縁との間に応力集中を招く切欠
が存在しなくなるので剛性が著しく向上するのであり、
このため、このセグメンタルソーは剛性及び耐衝撃性が
至極優れており、しかも横ブレに対しても著しく優れ、
耐久性が至極向上する効果を有するのである。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のセグメントの側面図である。
【図2】図2は図1のA矢視図である。
【図3】図3は図1のB矢視図である。
【図4】図4は本発明のセグメンタルホットソーの側面
図である。
【図5】図5は従来のセグメンタルホットソー側面図
である。
【図6】図6は図5のC−C線断面図である。
【0030】
【符号の説明】
1 セグメント 2 外周縁 3 内周縁 4 胴板 5 胴板とセグメントの連結用の印籠溝 6 隣接するセグメント同士の連結用の印籠溝 7 隣接するセグメント同士の連結用の印籠実

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴板の周囲に固定される扇形のセグメン
    トにおいて、 周方向の両端縁部に胴板よりも径方向外側で周方向に凹
    設され、且つ隣接するセグメントと互いに板厚方向に牽
    制し合うように嵌合する 実溝或いは印籠溝、若しくはこ
    の実溝又は印籠実に対応して周方向に突出する実或いは
    印籠実が設けられていることを特徴とするセグメント。
  2. 【請求項2】 セグメントにおいて、その周方向におけ
    る一方の端縁部に実溝或いは印籠溝が凹設され、他方の
    端縁部にこれに対応する実又は印籠実が突設されている
    請求項1に記載のセグメント。
  3. 【請求項3】 セグメントにおいて、その周方向におけ
    る両方の端縁部に実溝或いは印籠溝とこれに対応する実
    又は印籠実とのいずれか一方が設けられている請求項1
    に記載のセグメント。
  4. 【請求項4】 胴板と、これの周囲に固定された複数の
    扇形のセグメントとを備え、隣接するセグメントの端縁
    部同士が胴板よりも外側で互いに板厚方向に牽制し合う
    ように連結されているセグメンタルソーにおいて、隣接するセグメントにおける胴板より外側の端縁部同士
    が、その一方に設けた実溝或いは印籠溝と、これに対応
    して、その他方に設けた実或いは印籠実とを嵌合させる
    ことにより、互いに板厚方向に牽制し合うように連結さ
    ていることを特徴とするセグメンタルソー。
  5. 【請求項5】 各セグメントが、その周方向の一方の端
    縁部に実溝或いは印籠溝を有し、且つ他方の端縁部に実
    或いは印籠実を有し、各セグメントの実溝或いは印籠溝
    に隣接するセグメントの実或いは印籠実が嵌合される請
    求項4に記載のセグメンタルソー。
  6. 【請求項6】 周方向の両端縁部に実溝或いは印籠溝を
    有するセグメントと、これと対を成して周方向の両端縁
    部に実或いは印籠実を有するセグメントとを少なくとも
    1対備え、この対をなすセグメントの実溝或いは印籠溝
    と実或いは印籠実とを嵌合させることにより両セグメン
    トが互いに板厚方向に牽制し合うように連結されると共
    に、互いに連結された対をなすセグメントの両端の一方
    に実溝或いは印籠溝が配置され、その他方に実溝或いは
    印籠溝が配置される請求項4に記載のセグメンタルソ
    ー。
  7. 【請求項7】 偶数個のセグメントを備え、このセグメ
    ントの半数が周方向の両端縁部に実溝或いは印籠溝を有
    するものであり、残りの半数が周方向の両端縁部に実或
    いは印籠実を有するものであり、これら2種類のセグメ
    ントが交互に胴板の周囲に配置され、実溝或いは印籠溝
    を有するセグメントの実溝或いは印籠溝に隣接するセグ
    メントの実或いは印籠実を嵌合することにより各セグメ
    ントが互いに板厚方向に牽制し合うように連結される
    求項4又はに記載のセグメンタルソー。
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Cited By (1)

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