JP2728060B2 - ルータ装置 - Google Patents

ルータ装置

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JP2728060B2 JP7289037A JP28903795A JP2728060B2 JP 2728060 B2 JP2728060 B2 JP 2728060B2 JP 7289037 A JP7289037 A JP 7289037A JP 28903795 A JP28903795 A JP 28903795A JP 2728060 B2 JP2728060 B2 JP 2728060B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はルータ装置に関し、
特に複数のインタフェースを有し、これ等各インタフェ
ースに夫々接続されたローカルエリアネットワークの間
で伝送パケットをルーティングするルータ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ルータ装置は複数のローカルエリアネッ
トワーク(以下、LANと称す)間で伝送パケットの伝
送経路制御や中継を行うための装置であり、特にIPル
ータ装置と称されるものは、TCP/IP(Transmissi
on Control Protocol /Internet Protocol )プロトコ
ルを用いたネットワーク間で経路制御や中継処理を行う
ものである。
【0003】この種のTCP/IPプロトコルをIP層
で経路制御や中継処理を実行するIPルータ装置におい
ては、その新規設置時に、LANに接続されるインタフ
ェース(ポート)単位にそのネットワークに適合するI
Pアドレスやその他のコンフィグレーション情報を設定
する必要がある。従来、この種のコンフィグレーション
情報の設定方法としては、ローカルコンソール等のユー
ザインタフェースを使用して、設置者若しくは使用者が
マニュアル操作により行う方法が一般的となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、IPア
ドレスに代表される様なコンフィグレーション情報を設
定するには、接続しようとするネットワークの設計情報
を必要とし、かつネットワーク設計に関する技術力とネ
ットワーク機器の設定操作に対する知識とが要求される
ことになる。そのために、新規ルータ装置の設置作業の
効率が著しく低下するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、IPアドレスに代表され
るコンフィグレーションの設定を自動化して、設置者は
ネットワークへの単なる接続を行うのみで動作可能とな
る様にしたルータ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
インタフェースを有し、各インタフェースに夫々接続さ
れたローカルエリアネットワークの間で伝送パケットを
ルーティングするルータ装置であって、前記ローカルエ
リアネットワークからの受信パケットを受信し、この受
信パケット中のネットワークアドレス情報を検出して当
該ローカルエリアネットワークに対して予め付与されて
いるネットワークアドレスを判定するネットワークアド
レス検出手段と、この検出されたネットワークアドレス
を使用して前記ローカルエリアネットワークから前記イ
ンタフェースを識別するためのインタフェース用ホスト
IP(Internet Protocol )アドレスを動的に取得する
ためのアドレス獲得プロトコル処理を実行するアドレス
獲得プロトコル処理手段とを含むことを特徴とするルー
タ装置が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の作用について述べる。各
インタフェースから受信された伝送パケットを全てモニ
タリングし、このモニタされたパケットからTCP/I
Pプロトコルのパケットを抽出してそのパケットに含ま
れるネットワークアドレス情報を検出する。このネット
ワークアドレス情報から当該インタフェースに接続され
たLANのネットワークアドレスを識別する。この識別
されたネットワークアドレスを用いてDHCPプロトコ
ル等の動的アドレス獲得プロトコル処理によって当該イ
ンタフェースのアドレスを、DHCPサーバに対して要
求して獲得する。こうして識別されたネットワークアド
レスと獲得されたインタフェースアドレスとを、ルーテ
ィング制御のためのコンフィグレーション情報として自
動的に設定する。
【0008】以下、図面を用いて本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の実施例のルータ装置を示す
ブロック図であり、図2は図1のルータ装置を用いたシ
ステム構成図である。
【0009】先ず、図2を参照すると、ルータ装置1は
例えば2つのネットワークインタフェース(ポート)
a,bを有しており、これ等各ネットワークインタフェ
ースa,bにはLANである例えばイーサネット11,
12が夫々接続されている。イーサネット11には、D
HCP(Dynamic Host Configuration Protocol )サー
バ15とホスト13A,13B等が接続され、イーサネ
ット12には、DHCPサーバ16とホスト14A,1
4B等が接続されている。
【0010】ルータ装置1は図1に示す如き機能ブロッ
クとなっている。図1において、ルーティング制御部2
はインタフェースa,bに夫々接続されたLAN11,
12の間における伝送パケットの経路制御,中継処理を
なすものであり、予め設定されたコンフィグレーション
情報に基づいて経路制御等が行われる。本発明では、こ
のルータ装置1が新規設置される場合に、このコンフィ
グレーション情報を自動的にインストールする機能を、
ルータ装置1に付加するものである。
【0011】ネットワークインタフェース部7a,7b
はLAN11,12と夫々接続されて伝送パケットを送
受信制御すると共に、当該パケットをルーティング制御
部2との間で受け渡す機能を有している。更に、受信パ
ケットのコピーをパケットモニタリング部6a,6bへ
夫々渡す機能をも有している。
【0012】パケットモニタリング部6a,6bはネッ
トワークインタフェース部7a,7bからのパケットを
夫々モニタし、このモニタパケットの内部情報を解析し
てTCP/IPプロトコルに関連するパケットのみを選
択抽出してネットワークアドレス検出部5a,5bへ夫
々渡す機能を有している。
【0013】ネットワークアドレス検出部5a,5bは
パケットモニタリング部6a,6bからのパケットの中
からネットワークアドレスに関する情報を検出して、そ
のネットワーク(LAN)11,12の各々に対して予
め設定されているIPサブネットアドレスを識別し、コ
ンフィグレーション管理部3へ通知するものである。
【0014】コンフィグレーション管理部3は、ネット
ワークアドレス検出部5a,5bから通知された各IP
サブネットアドレスを基に、各インタフェースa,bに
付与されるべきインタフェースアドレス(IPアドレ
ス)を動的に獲得するためのアドレス獲得プロトコル処
理部4を起動制御する。
【0015】このアドレス獲得プロトコル処理部4はコ
ンフィグレーション管理部3からの指令に応答して動的
なIPアドレスを獲得するためのDHCPプロトコルを
実行するものであり、ネットワークインタフェース部7
a,7bを夫々介して各LAN11,12内のDHCP
サーバ15,16(図2参照)へ、各インタフェース
a,bのIPアドレス獲得要求を行う機能を有する。
【0016】このルータ装置1が新規設置される場合、
その時点においては、ルーティング制御に必要なLAN
11,12の各サブネットワークアドレスも、自分のイ
ンタフェースa,bの各IPアドレスも未だコンフィグ
レーション情報として設定されていない。そこで、この
LAN11,12の各サブネットワークアドレス及びイ
ンタフェースa,bの各IPアドレスを夫々自動的に検
出獲得して、コンフィグレーション情報としてインスト
ールすることが必要である。
【0017】先ず、各サブネットワークアドレスを検出
識別するには、ネットワークインタフェース部にて伝送
パケットをモニタしてそのパケットに含まれるネットワ
ークアドレス情報を検出し、このネットワークアドレス
情報からLANのサブネットワークアドレスを推定する
処理が必要となる。
【0018】このサブネットワークアドレスを推定する
場合、サブネットマスクが必要であり、このサブネット
マスクはIPアドレス上のネットワークアドレス部分の
長さを示す情報であり、ある一つのサブネット(LAN
11や12)に属するホストのIPアドレスは、(同一
のサブネットワークアドレス+ホストアドレス)で表さ
れる。従って、IPアドレスとサブネットマスクとの論
理積演算を行うことで、サブネットワークアドレス(ホ
ストアドレスの部分を“0”とした場合のIPアドレ
ス)が判定できるようになっている。
【0019】従って、このサブネットマスクが予めルー
タ装置1に対して与えられている場合には、パケット中
のIPアドレスを検出して、このIPアドレスをサブネ
ットマスクとの論理積をとることで、当該LANのサブ
ネットワークアドレスが判定する。しかし、サブネット
マスクが与えられていない場合には、パケット中のIP
アドレスからこのサブネットマスクを推定し、この推定
したサブネットマスクとIPアドレスとを用いて当該L
ANのサブネットワークアドレスを判定する手順が必要
になる。
【0020】以上のサブネットワークアドレスの判定処
理手順を図8〜図14のフローチャートにより詳述す
る。
【0021】先ず、ネットワークインタフェース部7a
は全パケットをパケットモニタリング部6aに流す。流
されるパケットのフォーマットは、例えばLAN11が
Ethernet/IEEE802.3 系のLANであるならば、図3に
示すMAC(Media Access Sublayer )フレームフォー
マットとなる。
【0022】PID(プロトコル識別子)フィールド3
1にはMACフレームのペイロード部にどの様な形式の
パケットが入っているかを表す値であり、IPパケット
なら0800H(16進表記),ARP(Address Reso
lution Protocol )プロトコルのパケットなら0806
Hというように、プロトコル毎に予め規定された固定値
が入っている。ルータ装置1はIPパケットをルーティ
ングするので、パケットモニタリング部はIPプロトコ
ル及びそれに付随したARPプロトコルのパケットを監
視し、抽出する。
【0023】図8はパケットモニタリング部6aの処理
フローチャートである。パケットモニタリング部6a
は、パケット受信を検知(ステップ100)すると、受
信したフレームのMACヘッダから先頭より17,18
オクテット目のPID(プロトコル識別子)フィールド
を読取る(ステップ101)。
【0024】次にPID=0800Hか判定し、IPパ
ケットであるかを判定する。判定結果がNOならステッ
プ103へ、判定結果が真ならステップ105へ分岐す
る(ステップ102)。
【0025】次にPID=0806H(ARPパケッ
ト)かどうかの判定(ステップ103)が真ならステッ
プ105へ、偽ならパケットを廃棄(ステップ104)
してパケット受信待ちへ戻る。IPまたはARPパケッ
トを受信したと判定された場合、当該パケットをネット
ワークアドレス検出部5aへ転送(ステップ105)し
パケット受信待ちへ戻る。
【0026】図9〜図13はネットワークアドレス検出
部5aの動作フロー図である。ネットワークアドレス検
出部5aはネットワークモニタリング部6aから転送さ
れたパケットを解析して、ネットワーク層アドレス部を
抽出する。
【0027】先ず、アドレス収集カウンタC1,マスク
収集カウンタC2に初期値0を代入(ステップ20
1)、ネットワークモニタリング部からの転送パケット
を待ち(ステップ202)、受け取ったらMACヘッダ
からPIDを読出し(ステップ203)、PID=08
00(IP)か判定する(ステップ204)。
【0028】IPパケットであれば、図4のIPパケッ
トフォーマットに従い、受信パケットの送信元IPアド
レス部分41を変数Det-Addr(図示せぬメモリ部分の当
該変数格納部分とする。以下の変数についても同様とす
る。)にコピー(格納)して(ステップ208)、ステ
ップ210へ移行する。
【0029】ステップ204で偽ならばPID=080
6(ARP)か判定し(ステップ205)、偽ならステ
ップ207へ、真なら図5のARPパケットフォーマッ
ト内のプロトコル部51がIPかどうか判定する(ステ
ップ206)。ステップ206で偽ならステップ207
へ、真ならそのARPパケットフォーマット内の送信側
インターネットアドレス52を読出し変数Det-Addrへコ
ピーし(ステップ209)、ステップ210へ移行す
る。
【0030】パケットがIPパケットでも、IP用のA
RPパケットでもなければ、当該パケットを廃棄し(ス
テップ207)、ステップ202へ戻ることになる。
【0031】ステップ210では、ルータ装置1に対し
て設定されたサブネットマスクがあるかどうかを判断
し、与えられたサブネットマスクがなければステップ2
20へ飛び、サブネットマスクがある時はサブネットマ
スクSN-Mask とDet-Addrの論理積(アンド)を取り、結
果を変数SN-Addr へ代入する(ステップ211)。
【0032】次にカウンタC1の値を判定し0であれば
SN-Addr の値をSN-Addr-Saveへ退避して(ステップ21
8)、パケットを廃棄し(ステップ219)、ステップ
202へ戻る。C1≠0ならばSN-Addr とSN-Addr-Save
とを比較し、一致しなければ、パケットを廃棄し(ステ
ップ219)、ステップ202へ戻る。
【0033】SN-Addr =SN-Addr-Saveならば、カウンタ
C1を1加算して(ステップ214)結果がnに達した
かを判断し(ステップ215)n未満なら、パケットを
廃棄して(ステップ219)ステップ202へ戻る。C
1がn以上ならコンフィグレーション管理部3へSN-Add
r をサブネットアドレスとして通知し(ステップ21
6)、パケットを破棄して(ステップ217)、ステッ
プ201へ戻る。この時のカウンタC1のカウントアウ
ト値nはアドレス収集を行う回数で、ユーザ設定または
機器既定値を定数として予め与えておくものする。
【0034】サブネットマスクが予め機器に割当てられ
ていない時、ネットワーク管理部はサブネットマスクを
仮に予測しなければならない。そこで、ステップ210
でサブネットマスク設定がないと判定されると、C2カ
ウンタ=0かを判定し(ステップ220)0であれば、
マスク初期値を決定する。
【0035】先ず、RIP-Mask,SN-Mask のエリアを0で
初期化する。図7に示すように、IPアドレスは体系と
してMSBから上位数ビットまでクラスを指定し、ネッ
トワークアドレス部とホストアドレス部を標準的に定め
ている。例えば、クラスAはMSB=0で上位8ビット
がネットワーク部,残りの24ビットがホスト部であ
る。
【0036】従って、受信パケットの送信元とIPアド
レスDet-Addrのクラスを判定し(Det-Addrの上位3ビッ
トを判定する)、クラスA(MSB=0)ならTemp-Mas
k にFF000000Hをセットする(ステップ222
及び223)。同様に、クラスB(MSBから2ビット
が10)ならTemp-Mask にFFFF0000Hをセット
する(ステップ224,225)。
【0037】同様に、クラスC(MSBから3ビットが
110)ならTemp-Mask にFFFFFF00Hをセット
(ステップ226,227)し、それ以外のクラスのネ
ットワークアドレスのパケットは廃棄し(ステップ20
7)、ステップ202へ戻る。
【0038】ステップ220(図11)でC2≠0と判
定され、またマスクの初期設定が終了したら、受信パケ
ットがRIP(Routing Information Protocol)であっ
たかどうか判定する(ステップ228)。このRIPパ
ケットはルータ装置間で経路情報を授受するために用い
られる代表的なプロトコルのためのパケットであり、図
6にそのRIPパケットフォーマットを示している。
【0039】RIPパケットの場合、図6のフォーマッ
ト中のネット1アドレス61及びネット2アドレス6
2,…を読出してサブネットマスクを推定するデータと
することが必要になる。この場合、RIPパケットにお
けるネットアドレスのホスト部分は0となっているか
ら、その0の数を数えてホスト部分に拡張されたマスク
がある時には、その長さを検出する必要がある。従っ
て、図12に示すフローチャートが得られる。
【0040】RIPパケットの場合(ステップ22
8)、先ず、カウンタHL=24の初期化を行い(ステ
ップ229)、図6のネット1アドレス,ネット2アド
レス,…を順次読出し(ステップ230)、ネットアド
レスの下位から何ビットが連続した0であるかを数えて
(ステップ231)カウント値とHLカウンタを比較し
(ステップ232)、小さい方でHLカウンタを更新し
(ステップ233)、次のネットアドレスがあれば、ス
テップ230から繰り返し、ネットアドレスがもうなけ
れば(ステップ234)、RIP-MaskにFFFFFFFF
Hを代入し(ステップ235)RIP-Mask下位からHLカ
ウンタ値だけのビット数を0に反転セット(ステップ2
36)する。これは前述した如く、RIPパケットのネ
ットアドレスのホスト部は0であるから、その0の数を
数えてホスト部分に拡張されたマスクがある時、その長
さを検出しようとしているのである。
【0041】RIP-MaskとTemp-Mask の論理和をとり、Te
mp-Mask へセーブする(ステップ237)。次にTemp-M
ask とSN-Mask の論理和をとり、結果をSN-Mask へセー
ブする(ステップ238)。C2カウンタを1加算し
(ステップ239)、C2が定数mに達したらステップ
211からのネットアドレス検出処理を行う。C2がm
未満の時はパケットを廃棄し、ステップ202から繰り
返す。
【0042】この時mはネットワークマスクを決定する
ために収集するパケットの数で、ユーザ指定からシステ
ム既定の定数であるものとする。
【0043】図14はコンフィグレーション管理部3の
処理フロー図である。先ず、システム起動に応答して、
ネットワークインタフェース部7a,7bとパケットモ
ニタリング部6a,6bとが夫々接続される様に、ネッ
トワークインタフェース部7a,7bを切替え制御して
(ステップ301)、パケットモニタリング部6a,6
bがLAN11,12からの伝送パケットを受信できる
様にする。
【0044】次に、全てのネットワークアドレス検出部
5a,5bからの検出IPサブネットアドレスが通知さ
れるのを待ち(ステップ302)、これ等検出IPサブ
ネットアドレスのネットワークアドレス部分の長さが各
インタフェース部a,bで矛盾していないことを確認し
(ステップ303)、ネットワークインタフェース部の
パケット受渡し先をアドレス獲得プロトコル部4へ切替
える様制御する(ステップ304)。
【0045】しかる後に、アドレス獲得プロトコル部4
に対して、動的に自ルータ装置1の各インタフェース
(ポート)a,bのホストIPアドレスを獲得するため
のいわゆるDHCPプロトコルの起動を指示する(ステ
ップ305)。この時、コンフィグレーション管理部3
は先に得られた各LAN11,12の検出IPサブネッ
トワークアドレスをアドレス獲得プロトコル処理部4へ
渡す。
【0046】アドレス獲得プロトコル処理部4は、この
起動指示に応答して、各インタフェースa,bのDHC
Pサーバ15,16に対して夫々DHCPプロトコルを
実行して、各インタフェースa,bのIPアドレスの割
当てを要求する。この時、コンフィグレーション管理部
3から渡された各LAN11,12のIPサブネットワ
ークアドレスを用いてDHCPサーバ15,16にホス
トIPアドレスの割当てを要求するパケットを生成し
て、LAN11,12へ夫々送出する。
【0047】この一連のホストアドレスの獲得手順(D
HCPプロトコル)については、IETF RFC15
41に規定された周知のDynamic Host Configuration P
rotocol に従って行われる。
【0048】コンフィグレーション管理部3は、アドレ
ス獲得プロトコル処理部4が各インタフェースa,bの
ホストIPアドレスを獲得すると(ステップ306)、
この割当てられたホストIPアドレスを用いてルーティ
ング制御部2に対してこのホストIPアドレスを設定
し、ルーティング処理を起動する(ステップ307)。
【0049】最後に、ネットワークインタフェース部7
a,7bのパケット受渡し先をルーティング制御部2に
切替え制御し(ステップ308)、ルーティング制御部
2は以後各ネットワークインタフェース部7a,7bか
らパケットを受信して、ルーティング処理が実行可能と
なるのである。
【0050】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のルータ装置
ではIPアドレスの登録等、従来は設置時に設置者が入
力していたIPアドレスなどの設定情報を自動的に設定
し、動作を開始するため、設置時にその装置に関する専
門的な知識や技能を持たない人でも容易に設置できるよ
うになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例が適用されるシステム概略図で
ある。
【図3】本発明の実施例におけるMACフレームフォー
マット図である。
【図4】同じくIPパケットフォーマット図である。
【図5】同じくARPパケットフォーマット図である。
【図6】同じくRIPパケットフォーマット図である。
【図7】IPアドレスのクラス分類A〜Cを示す図であ
る。
【図8】パケットモニタリング部6a(6b)の動作フ
ロー図である。
【図9】ネットワークアドレス検出部5a(5b)の動
作フローの一部を示す図である。
【図10】ネットワークアドレス検出部5a(5b)の
動作フローの一部を示す図である。
【図11】ネットワークアドレス検出部5a(5b)の
動作フローの一部を示す図である。
【図12】ネットワークアドレス検出部5a(5b)の
動作フローの一部を示す図である。
【図13】ネットワークアドレス検出部5a(5b)の
動作フローの一部を示す図である。
【図14】コンフィグレーション管理部3の動作フロー
図である。
【符号の説明】
1 ルータ装置 2 ルーティング制御部 3 コンフィグレーション管理部 4 アドレス獲得プロトコル処理部 5a,5b ネットワークアドレス検出部 6a,6b パケットモニタリング部 7a,7b ネットワークインタフェース部 11,12 LAN 13,14 ホスト 15,16 DHCPサーバ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインタフェースを有し、各インタ
    フェースに夫々接続されたローカルエリアネットワーク
    の間で伝送パケットをルーティングするルータ装置であ
    って、前記ローカルエリアネットワークからの受信パケ
    ットを受信し、この受信パケット中のネットワークアド
    レス情報を検出して当該ローカルエリアネットワークに
    対して予め付与されているネットワークアドレスを判定
    するネットワークアドレス検出手段と、この検出された
    ネットワークアドレスを使用して前記ローカルエリアネ
    ットワークから前記インタフェースを識別するためのイ
    ンタフェース用ホストIP(Internet Protocol )アド
    レスを動的に取得するためのアドレス獲得プロトコル処
    理を実行するアドレス獲得プロトコル処理手段とを含む
    ことを特徴とするルータ装置。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークアドレス検出手段は、
    ネットワークアドレスを判定するためのサブネットマス
    ク情報を予め有しており、前記ネットワークアドレス情
    報とこのサブネットマスク情報との論理演算処理によ
    り、前記ローカルエリアネットワークに対して予め付与
    されているネットワークアドレスを算出するよう構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のルータ装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークアドレス検出手段によ
    り検出されたネットワークアドレスと、前記アドレス獲
    得プロトコル処理手段により獲得された前記インタフェ
    ース用ホストIPアドレスとを使用して伝送パケットの
    ルーティング制御を行うルーティング制御手段とを含む
    ことを特徴とする請求項1または2記載のルータ装置。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークアドレス検出手段は、
    前記伝送パケットをモニタしてIPパケットかARP
    (Address Resolution Protocol )パケットのみを選択
    抽出するパケットモニタ手段を有し、この選択抽出され
    たパケットが経路情報授受プロトコルパケットの場合に
    このパケットに含まれる経路情報を用いて前記ネットワ
    ークアドレス情報を検出するよう構成されていることを
    特徴とする請求項1〜3いずれか記載のルータ装置。
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