JP2727574B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、高集
積の半導体集積回路装置の製造に適用して好適なもので
ある。
〔発明の概要〕
本発明による半導体装置の製造方法は、基板上に形成
された導電層を覆うようにプラズマCVD法による酸化シ
リコン膜以外の絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜上にプ
ラズマCVD法により酸化シリコン膜を形成する工程と、
酸化シリコン膜及び絶縁膜の所定部分を除去して導電層
の上に接続孔を形成する工程と、接続孔の内部に、シラ
ンによるタングステン化合物の還元反応によりタングス
テンを選択成長させる工程とを有することにより、タン
グステンの選択成長の選択性の向上を図り、半導体装置
の設計やプロセスの変更を最小限に抑え、特に絶縁膜と
してリンを含む酸化シリコン膜を用いた場合にはアルカ
リイオンの侵入によるトランジスタ特性の劣化等を防止
することができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
近年、高集積の半導体集積回路装置においては、拡散
層または金属配線上に形成したコンタクトホールまたは
スルーホールの内部にタングステン(W)を選択成長さ
せて埋め、その上に金属配線を形成することにより拡散
層または金属配線とのコンタクトをとる技術が用いられ
始めている。
従来、このWの選択成長は、水素(H2)による六フッ
化タングステン(WF6)の還元反応により行われてい
る。しかし、この場合の反応温度は400〜600℃と高いた
め、融点の低いアルミニウム(Al)の配線上に形成され
たスルーホールの内部にWを選択成長させる場合のよう
に許容最高プロセス温度が450℃程度に制限される場合
には、このH2還元反応によるWの選択成長方法を用いる
ことは困難であった。
一方、より低温でWを選択成長させることが可能な方
法として、シラン(SiH4)によるWF6の還元反応により
Wを選択成長させる方法が知られている。この方法によ
れば、180〜400℃程度の低温でWを選択成長させること
ができるので、Al配線上にWを選択成長させる場合にも
用いることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、本発明者の検討によれば、スルーホールが形
成される層間絶縁膜が特にリンシリケートガラス(PS
G)膜である場合には、Wの選択成長時にこのPSG膜の表
面にWの核が成長してしまい、Wの選択成長の選択性が
悪いという問題があった。
従って本発明の目的は、タングステンの選択成長の選
択性の向上を図ることができ、また、半導体装置の設計
やプロセスの変更を最小限に抑えることができ、場合に
よってはさらにアルカリイオンの侵入によるトランジス
タ特性の劣化等を防止することができる半導体装置の製
造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上述の問題を解決するために種々実験を
行った結果、Wの選択成長時の下地がプラズマCVD(Che
mical Vapor Deposition)法により形成された酸化シリ
コン(SiOx)膜である場合にはこのSiOx膜上にはほとん
どWが成長しないことを見出した。
本発明は、このような本発明者が独自の実験により得
た知見に基づいて案出されたものである。
すなわち、本発明による半導体装置の製造方法は、基
板(1、2)上に形成された導電層(3、4)を覆うよ
うにプラズマCVD法による酸化シリコン膜以外の絶縁膜
(5)を形成する工程と、絶縁膜(5)上にプラズマCV
D法により酸化シリコン膜(6)を形成する工程と、酸
化シリコン膜(6)及び絶縁膜(5)の所定部分を除去
して導電層(3、4)の上に接続孔(H1、H2)を形成す
る工程と、接続孔(H1、H2)の内部に、シランによるタ
ングステン化合物の還元反応によりタングステン(7、
8)を選択成長させる工程とを有する。
上記酸化シリコン膜(6)の膜厚が約20nm以下である
と膜中のピンホールが増加して選択成長の選択性が低下
するおそれがあるので、この酸化シリコン膜(6)の膜
厚は約20nm程度以上とするのが好ましい。
〔作用〕
上記した手段によれば、プラズマCVD法により形成さ
れた酸化シリコン膜(6)上ではタングステンの成長が
ほとんど起きず、選択成長させるべき表面にのみタング
ステンが成長する。これによって、タングステンの選択
成長の選択性の向上を図ることができる。また、タング
ステンの選択成長のためのプラズマCVD法による酸化シ
リコン膜は膜厚数10nmと薄くてよいため、半導体装置の
設計やプロセスの変更を最小限に抑えることができる。
さらに、PSG膜に代表されるリンを含む酸化シリコン膜
はアルカリイオンに対するバリア性が高いので、絶縁膜
としてこのリンを含む酸化シリコン膜を用いた場合に
は、アルカリイオンの侵入によるトランジスタ特性の劣
化等を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図A〜第1図Cは本発明の一実施例による半導体
集積回路装置の製造方法を工程順に示す。
本実施例においては、第1図Aに示すように、あらか
じめ拡散層等(図示せず)が形成された例えばシリコン
(Si)の基板のような半導体基板1の上に形成された例
えばSiO2膜のような絶縁膜2の上に例えばAlから成る一
層目の配線3、4を形成した後、例えばCVD法により例
えばリン(P)を4.5重量%含むPSG膜5を層間絶縁膜と
して全面に形成する。このPSG膜5の膜厚は例えば600nm
程度である。次に、PSG膜5の全面にプラズマCVD法によ
り例えば膜厚が50nm程度のSiOx膜(以下、p−SiOx膜と
いう)6を低温で形成する。このプラズマCVDの際の反
応ガスとしては、(SiH4+N2O)、TEOS(テトタエトキ
シシラン)、(TEOS+O2)等を用いることができる。
次に、これらのp−SiOx膜6及び層間絶縁膜5の所定
部分を例えば反応性イオンエッチング(RIE)により基
板表面と垂直方向に順次異方性エッチングして、第1図
Bに示すように、配線3、4の上にそれぞれスルーホー
ルH1、H2を形成する。
次に、例えば下式で表されるSiH4によるWF6の還元反
応によりWの選択成長を行う。この成長は180〜400℃の
範囲内の温度、例えば280℃で行う。
WF6(g)+SiH4(g) →W(s)+SiF4(g)+2H2(g) これによって、第1図Cに示すように、スルーホール
H1、H2内にWが選択成長し、これらのスルーホールH1
H2の内部がそれぞれW7、8により埋められる。この際、
p−SiOx膜6の上にはWはほとんど成長しない。
この後、例えばAlから成る二層目の配線(図示せず)
の形成等の工程を経て、目的とする半導体集積回路装置
が完成される。
以上のように、この実施例によれば、非成長領域の表
面をp−SiOx膜6で覆った状態でSiH4によるWF6の還元
反応によりWの選択成長を行っているので、この非成長
領域の表面にはWの成長は起きず、スルーホールH1、H2
の内部にのみWが選択成長する。これによって、Wの選
択成長の選択性の向上を図ることができる。また、Wの
選択成長を低温で行うことができるので、上述のように
Al配線上にWを選択成長させることができる。
さらに、Na+のようなアルカリイオンに対するバリア
性の高いPSG膜5を層間絶縁膜として用いているので、
アルカリイオンの侵入によるトランジスタ特性の劣化等
を防止することができ、これによって半導体集積回路装
置の信頼性の向上を図ることができる。
本実施例によるWの選択成長方法は、MOSLSI、バイポ
ーラLSI、バイポーラ−CMOSLSI等の各種の半導体集積回
路装置の製造への適用が可能である。
以上、本発明の実施例につき具体的に説明したが、本
発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施例においては、一層目の配線3、
4上に形成されたスルーホールH1、H2をWで埋める場合
について説明したが、本発明は、例えば半導体基板1中
に形成された拡散層上に形成されたコンタクトホールを
Wで埋める場合にも適用することが可能である。また、
上述の実施例においては、層間絶縁膜としてPSG膜5を
用いているが、この層間絶縁膜としてはPSG膜5と異な
る絶縁膜を用いることも可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、タングステンの
選択成長の選択性の向上を図ることができ、半導体装置
の設計やプロセスの変更を最小限に抑えることができ、
絶縁膜としてリンを含む酸化シリコン膜を用いた場合に
はアルカリイオンの侵入によるトランジスタ特性の劣化
等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜第1図Cは本発明の一実施例による半導体集
積回路装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図面における主要な符号の説明 1:半導体基板、3、4:一層目の配線、 5:PSG膜、6:p−SiOx膜、7、8:W、H1、H2:スルーホー
ル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成された導電層を覆うようにプ
    ラズマCVD法による酸化シリコン膜以外の絶縁膜を形成
    する工程と、 上記絶縁膜上にプラズマCVD法により酸化シリコン膜を
    形成する工程と、 上記酸化シリコン膜及び上記絶縁膜の所定部分を除去し
    て上記導電層の上に接続孔を形成する工程と、 上記接続孔の内部に、シランによるタングステン化合物
    の還元反応によりタングステンを選択成長させる工程と を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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