JP2723373B2 - 連続混合装置 - Google Patents
連続混合装置Info
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- JP2723373B2 JP2723373B2 JP3090888A JP9088891A JP2723373B2 JP 2723373 B2 JP2723373 B2 JP 2723373B2 JP 3090888 A JP3090888 A JP 3090888A JP 9088891 A JP9088891 A JP 9088891A JP 2723373 B2 JP2723373 B2 JP 2723373B2
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- Japan
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- raw material
- raw materials
- weight
- mixing
- hopper
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、原料供給装置から供給
された原料をホッパ装置により連続的に混合する連続混
合装置に関する。
された原料をホッパ装置により連続的に混合する連続混
合装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の連続混合装置の一例として図３
および図４に示すものがある。この連続混合装置は、図
３に示すように、２台のホッパ型計量器１，２にそれぞ
れスクリュウコンベヤ装置３，４が接続されて構成され
た第１および第２の原料供給装置５，６と、両原料供給
装置５，６から供給された原料Ａ，Ｂを連続的に混合す
るホッパ装置２０とからなる。ここで、７，８は各ホッ
パ型計量器１，２に設けられている複数のロードセル、
９，１０はスクリュウコンベヤ装置３，４の駆動モータ
で、これらの駆動モータ９，１０は可変速とされ、図４
に示すモータコントローラ１１，１２により回転速度が
制御される。
および図４に示すものがある。この連続混合装置は、図
３に示すように、２台のホッパ型計量器１，２にそれぞ
れスクリュウコンベヤ装置３，４が接続されて構成され
た第１および第２の原料供給装置５，６と、両原料供給
装置５，６から供給された原料Ａ，Ｂを連続的に混合す
るホッパ装置２０とからなる。ここで、７，８は各ホッ
パ型計量器１，２に設けられている複数のロードセル、
９，１０はスクリュウコンベヤ装置３，４の駆動モータ
で、これらの駆動モータ９，１０は可変速とされ、図４
に示すモータコントローラ１１，１２により回転速度が
制御される。
【０００３】原料供給装置５，６にはそれぞれ定流量コ
ントローラ１３，１４が備えられている。定流量コント
ローラ１３，１４は計量部内の原料Ａ，Ｂの重量データ
から単位時間当りの減少重量値を算出し、この減少重量
値が目標流量に対応した重量値に近づくようにモータコ
ントローラ１１，１２を介して駆動モータ９，１０を速
度制御する。ここで、目標流量は原料Ａ，Ｂが一定比率
となる２段階（大流量側と小流量側）の値に設定可能と
されている。
ントローラ１３，１４が備えられている。定流量コント
ローラ１３，１４は計量部内の原料Ａ，Ｂの重量データ
から単位時間当りの減少重量値を算出し、この減少重量
値が目標流量に対応した重量値に近づくようにモータコ
ントローラ１１，１２を介して駆動モータ９，１０を速
度制御する。ここで、目標流量は原料Ａ，Ｂが一定比率
となる２段階（大流量側と小流量側）の値に設定可能と
されている。
【０００４】ホッパ装置２０には、上下方向に延びる軸
部２１に固定されて攪拌用モータ２２により回転される
攪拌羽根２３が備えられているとともに、ホッパ部２４
に２つのレベル検出スイッチ２５，２６が異なる高さで
埋設されている。レベル検出スイッチ２５，２６にはこ
れらのレベル検出スイッチ２５，２６からの情報に基づ
いて原料Ａ，Ｂの残留量レベルを判定して定流量コント
ローラ１３，１４を制御する供給量制御装置２７が接続
されている。
部２１に固定されて攪拌用モータ２２により回転される
攪拌羽根２３が備えられているとともに、ホッパ部２４
に２つのレベル検出スイッチ２５，２６が異なる高さで
埋設されている。レベル検出スイッチ２５，２６にはこ
れらのレベル検出スイッチ２５，２６からの情報に基づ
いて原料Ａ，Ｂの残留量レベルを判定して定流量コント
ローラ１３，１４を制御する供給量制御装置２７が接続
されている。
【０００５】この供給量制御装置２７は、低位置に配置
されたレベル検出スイッチ２５よりも原料Ａ，Ｂの残留
量レベルが低くなると、両原料供給装置５，６の目標流
量を小流量側から大流量側に切り換え、また、高位置に
配置された原料レベル検出スイッチ２６よりも原料Ａ，
Ｂの残留量レベルが高くなると、両原料供給装置５，６
の目標流量を大流量側から小流量側に切り換える。これ
により、ホッパ部２４に常に一定比率の割合で投入され
た原料Ａ，Ｂはレベル検出スイッチ２５，２６間の残留
量レベルで溜められながら攪拌混合された後、混合物Ｃ
として排出口２８から排出される。
されたレベル検出スイッチ２５よりも原料Ａ，Ｂの残留
量レベルが低くなると、両原料供給装置５，６の目標流
量を小流量側から大流量側に切り換え、また、高位置に
配置された原料レベル検出スイッチ２６よりも原料Ａ，
Ｂの残留量レベルが高くなると、両原料供給装置５，６
の目標流量を大流量側から小流量側に切り換える。これ
により、ホッパ部２４に常に一定比率の割合で投入され
た原料Ａ，Ｂはレベル検出スイッチ２５，２６間の残留
量レベルで溜められながら攪拌混合された後、混合物Ｃ
として排出口２８から排出される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の連続混合装置によれば、ホッパ部２４において残留
量レベルがレベル検出スイッチ２５，２６間の範囲で常
時変動するため、混合物Ｃの排出圧力が不安定であり、
混合物Ｃの密度や排出量などが均質とならないという問
題があった。
来の連続混合装置によれば、ホッパ部２４において残留
量レベルがレベル検出スイッチ２５，２６間の範囲で常
時変動するため、混合物Ｃの排出圧力が不安定であり、
混合物Ｃの密度や排出量などが均質とならないという問
題があった。
【０００７】本発明は上記問題を解決するもので、混合
物を一定の圧力で排出することのできる連続混合装置を
提供することを目的とするものである。
物を一定の圧力で排出することのできる連続混合装置を
提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の連続混合装置は、複数の原料供給装置と、こ
れらの原料供給装置から複数種類の原料を供給させなが
ら混合すると同時に下端の排出口から原料を連続的に排
出する混合排出装置と、この混合排出装置における原料
の残留重量を検出する重量検出器と、原料供給装置から
混合排出装置への各原料の供給量を、各原料の比率を一
定に保持しながら、前記重量検出器により検出された原
料の残留重量が設定値に近づくように制御する供給量制
御装置とを備えたものである。
に本発明の連続混合装置は、複数の原料供給装置と、こ
れらの原料供給装置から複数種類の原料を供給させなが
ら混合すると同時に下端の排出口から原料を連続的に排
出する混合排出装置と、この混合排出装置における原料
の残留重量を検出する重量検出器と、原料供給装置から
混合排出装置への各原料の供給量を、各原料の比率を一
定に保持しながら、前記重量検出器により検出された原
料の残留重量が設定値に近づくように制御する供給量制
御装置とを備えたものである。
【０００９】
【作用】上記構成により、各原料の比率が一定に保持さ
れながら、供給量制御装置にて混合排出装置における原
料の重量が常に設定値に近づけられ、残留量レベルが一
定化されるため、混合物は一定の圧力で排出される。
れながら、供給量制御装置にて混合排出装置における原
料の重量が常に設定値に近づけられ、残留量レベルが一
定化されるため、混合物は一定の圧力で排出される。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図１および図２は本発明の一実施例に係る連続混
合装置のブロック図および全体構成図であり、従来と同
じ機能のものには同符号を付して、その説明は省略す
る。
する。図１および図２は本発明の一実施例に係る連続混
合装置のブロック図および全体構成図であり、従来と同
じ機能のものには同符号を付して、その説明は省略す
る。
【００１１】図２に示すように、この連続混合装置は2
台の原料供給装置３０，４０と、これらの原料供給装置
３０，４０から供給された2種類の原料Ａ，Ｂを混合す
る混合排出装置としてのホッパ装置５０とからなる。
台の原料供給装置３０，４０と、これらの原料供給装置
３０，４０から供給された2種類の原料Ａ，Ｂを混合す
る混合排出装置としてのホッパ装置５０とからなる。
【００１２】原料供給装置３０，４０は、従来と同様
に、２つのホッパ型計量器１，２にそれぞれスクリュウ
コンベヤ装置３，４が接続され、図１に示す定流量コン
トローラ３１，４１は計量部内の原料Ａ，Ｂの重量デー
タから単位時間当りの減少重量値を算出し、この減少重
量値が目標流量に近づくようにモータコントローラ１
１，１２を介して駆動モータ９，１０を速度制御するよ
うになっているが、目標流量は原料Ａ，Ｂが一定比率
（例えば２：１）となるようにそれぞれ大流量側上限値
と小流量側下限値との間の範囲内で連続的に設定可能と
されている。
に、２つのホッパ型計量器１，２にそれぞれスクリュウ
コンベヤ装置３，４が接続され、図１に示す定流量コン
トローラ３１，４１は計量部内の原料Ａ，Ｂの重量デー
タから単位時間当りの減少重量値を算出し、この減少重
量値が目標流量に近づくようにモータコントローラ１
１，１２を介して駆動モータ９，１０を速度制御するよ
うになっているが、目標流量は原料Ａ，Ｂが一定比率
（例えば２：１）となるようにそれぞれ大流量側上限値
と小流量側下限値との間の範囲内で連続的に設定可能と
されている。
【００１３】図１に示すように、ホッパ装置５０には、
複数のロードセル５１に接続されてホッパ部２４におけ
る原料Ａ，Ｂの重量を検出する重量検出器５２と、ホッ
パ部２４における原料Ａ，Ｂの目標重量を設定する重量
設定器５３と、モータコントローラ１１，１２を介して
原料供給装置３０，４０からの各原料Ａ，Ｂの供給量を
制御する供給量制御装置としての流量設定器５４とが備
えられている。そして流量設定器５４は、重量検出器５
２により検出された原料Ａ，Ｂの重量が重量設定器５３
にて設定された値に近づくように定流量コントローラ３
１，４１を介して各原料Ａ，Ｂの供給量を適宜連続的に
変化させて制御するように構成されている。
複数のロードセル５１に接続されてホッパ部２４におけ
る原料Ａ，Ｂの重量を検出する重量検出器５２と、ホッ
パ部２４における原料Ａ，Ｂの目標重量を設定する重量
設定器５３と、モータコントローラ１１，１２を介して
原料供給装置３０，４０からの各原料Ａ，Ｂの供給量を
制御する供給量制御装置としての流量設定器５４とが備
えられている。そして流量設定器５４は、重量検出器５
２により検出された原料Ａ，Ｂの重量が重量設定器５３
にて設定された値に近づくように定流量コントローラ３
１，４１を介して各原料Ａ，Ｂの供給量を適宜連続的に
変化させて制御するように構成されている。
【００１４】上記構成において、連続混合装置を作動さ
せる際には、予め、重量設定器５３にて、ホッパ部２４
における原料Ａ，Ｂの目標重量を最適値に設定する。こ
の後、連続混合装置を作動させると、各原料Ａ，Ｂの比
率が２：１に保持され、かつ、流量設定器５４にてホッ
パ部２４における原料Ａ，Ｂの重量が常に設定値に近づ
くように制御された状態で、攪拌混合される。すなわ
ち、設定値よりもホッパ部２４における原料Ａ，Ｂの重
量が少なければ、その重量差に対応する分だけ各原料
Ａ，Ｂの供給量が増加され、その結果、設定値よりもホ
ッパ部２４における原料Ａ，Ｂの重量が多くなれば、そ
の重量差に対応する分だけ各原料Ａ，Ｂの供給量が減少
される。これにより、ホッパ部２４における原料Ａ，Ｂ
の重量が設定値に近づいて収束し、残留量レベルが一定
化される。そして、混合物Ｃは一定の圧力で排出される
ため、安定した品質の混合物Ｃを常に得ることができ、
例えば次工程の成形機などの製品品質を向上させること
ができる。
せる際には、予め、重量設定器５３にて、ホッパ部２４
における原料Ａ，Ｂの目標重量を最適値に設定する。こ
の後、連続混合装置を作動させると、各原料Ａ，Ｂの比
率が２：１に保持され、かつ、流量設定器５４にてホッ
パ部２４における原料Ａ，Ｂの重量が常に設定値に近づ
くように制御された状態で、攪拌混合される。すなわ
ち、設定値よりもホッパ部２４における原料Ａ，Ｂの重
量が少なければ、その重量差に対応する分だけ各原料
Ａ，Ｂの供給量が増加され、その結果、設定値よりもホ
ッパ部２４における原料Ａ，Ｂの重量が多くなれば、そ
の重量差に対応する分だけ各原料Ａ，Ｂの供給量が減少
される。これにより、ホッパ部２４における原料Ａ，Ｂ
の重量が設定値に近づいて収束し、残留量レベルが一定
化される。そして、混合物Ｃは一定の圧力で排出される
ため、安定した品質の混合物Ｃを常に得ることができ、
例えば次工程の成形機などの製品品質を向上させること
ができる。
【００１５】なお、上記実施例においては、流量設定器
５４により各原料Ａ，Ｂの供給量を適宜連続的に変化さ
せて制御するように構成したが、各原料Ａ，Ｂの供給量
を多段階に制御する構成としてもよい。また、３種類以
上の原料を混合する場合にも適用可能であることは申す
までもない。さらには、ホッパ装置５０が攪拌装置を設
けない、単なるシュート構造であるものにも適用でき
る。
５４により各原料Ａ，Ｂの供給量を適宜連続的に変化さ
せて制御するように構成したが、各原料Ａ，Ｂの供給量
を多段階に制御する構成としてもよい。また、３種類以
上の原料を混合する場合にも適用可能であることは申す
までもない。さらには、ホッパ装置５０が攪拌装置を設
けない、単なるシュート構造であるものにも適用でき
る。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の原
料供給装置と、これらの原料供給装置から複数種類の原
料を供給させながら混合すると同時に下端の排出口から
原料を連続的に排出する混合排出装置と、この混合排出
装置における原料の残留重量を検出する重量検出器と、
原料供給装置から混合排出装置への各原料の供給量を、
各原料の比率を一定に保持しながら、前記重量検出器に
より検出された原料の残留重量が設定値に近づくように
制御する供給量制御装置とを備えたことにより、混合排
出装置に対して原料が連続的に供給されると同時に排出
される能率的な混合システムにおいて、混合排出装置に
おける原料の残留量レベルが一定化されて混合物は一定
の圧力で排出され、安定した品質を常に得ることができ
る。また、混合物が適正な圧力で排出されるように各原
料の比重や特性に応じて設定重量を決定することによ
り、各種原料を最適条件で混合排出することができる。
料供給装置と、これらの原料供給装置から複数種類の原
料を供給させながら混合すると同時に下端の排出口から
原料を連続的に排出する混合排出装置と、この混合排出
装置における原料の残留重量を検出する重量検出器と、
原料供給装置から混合排出装置への各原料の供給量を、
各原料の比率を一定に保持しながら、前記重量検出器に
より検出された原料の残留重量が設定値に近づくように
制御する供給量制御装置とを備えたことにより、混合排
出装置に対して原料が連続的に供給されると同時に排出
される能率的な混合システムにおいて、混合排出装置に
おける原料の残留量レベルが一定化されて混合物は一定
の圧力で排出され、安定した品質を常に得ることができ
る。また、混合物が適正な圧力で排出されるように各原
料の比重や特性に応じて設定重量を決定することによ
り、各種原料を最適条件で混合排出することができる。
【図１】本発明の一実施例に係る連続混合装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】本発明の一実施例に係る連続混合装置の全体構
成図である。
成図である。
【図３】従来の連続混合装置の全体構成図である。
【図４】従来の連続混合装置のブロック図である。
１，２ ホッパ型計量器 ３，４ スクリュウコンベヤ装置 ７，８，５１ ロードセル ９，１０ 駆動モータ １１，１２ モータコントローラ ２８ 排出口 ３０，４０ 原料供給装置 ３１，４１ 定流量コントローラ ５０ ホッパ装置 ５２ 重量検出器 ５３ 重量設定器 ５４ 流量設定器（供給量制御装置） Ａ，Ｂ 原料 Ｃ 混合物
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の原料供給装置と、これらの原料供
給装置から複数種類の原料を供給させながら混合すると
同時に下端の排出口から原料を連続的に排出する混合排
出装置と、この混合排出装置における原料の残留重量を
検出する重量検出器と、原料供給装置から混合排出装置
への各原料の供給量を、各原料の比率を一定に保持しな
がら、前記重量検出器により検出された原料の残留重量
が設定値に近づくように制御する供給量制御装置とを備
えた連続混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3090888A JP2723373B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 連続混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3090888A JP2723373B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 連続混合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04322732A JPH04322732A (ja) | 1992-11-12 |
| JP2723373B2 true JP2723373B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=14010966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3090888A Expired - Lifetime JP2723373B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 連続混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2723373B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7252817B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-04-05 | 日本スピンドル製造株式会社 | 圧力及び分散度を検出可能な混練装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63283734A (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 粉体計量混合装置 |
| JPH01215272A (ja) * | 1988-02-24 | 1989-08-29 | Shinmei Seisakusho:Kk | 配合飼料の製造法 |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP3090888A patent/JP2723373B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04322732A (ja) | 1992-11-12 |
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