JP2719031B2 - プロセスライン出側における小コイルの払い出し装置 - Google Patents
プロセスライン出側における小コイルの払い出し装置Info
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- JP2719031B2 JP2719031B2 JP15279590A JP15279590A JP2719031B2 JP 2719031 B2 JP2719031 B2 JP 2719031B2 JP 15279590 A JP15279590 A JP 15279590A JP 15279590 A JP15279590 A JP 15279590A JP 2719031 B2 JP2719031 B2 JP 2719031B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、プロセスラインの出側で発生する小コイル
の払い出し装置に関するものである。
の払い出し装置に関するものである。
＜従来の技術＞ プロセスラインにおいては、鋼帯等のストリップを処
理、加工した後、不良・不用部分を除去した状態で、出
側巻取り機でコイルとして巻取る必要がある。
理、加工した後、不良・不用部分を除去した状態で、出
側巻取り機でコイルとして巻取る必要がある。
従来、ストリップの不良・不用部分をライン外に払い
出すには、一般的に次の方法がある。
出すには、一般的に次の方法がある。
第２図に示すように、ストリップ２のプロセスライ
ン内のプロセス部３の出側のシャー６で一定の長さの切
板７にして、不良・不用部分を除去した後、出側の巻取
り機リール５にコイル１として巻き取る。なお、第２図
において、１はコイル、４は巻戻し機リール、８はスク
ラップバックである。
ン内のプロセス部３の出側のシャー６で一定の長さの切
板７にして、不良・不用部分を除去した後、出側の巻取
り機リール５にコイル１として巻き取る。なお、第２図
において、１はコイル、４は巻戻し機リール、８はスク
ラップバックである。
不良・不用部分を一旦出側の巻取り機リールに小コ
イルとして巻き取り、正常な状態のコイルと同様にクレ
ーン等の搬送手段で抜き出す。
イルとして巻き取り、正常な状態のコイルと同様にクレ
ーン等の搬送手段で抜き出す。
＜発明が解決しようとする課題＞ しかし、前述した、の方法には、各々以下に示す
ような問題点がある。
ような問題点がある。
の問題点： 不良・不用部分が連続的に大量に発生した場合には、
切板として不良・不用部を剪断する時間が長くなり、そ
の間ラインスピードを大幅に低くしたり、ラインを停止
することを余儀なくされる。
切板として不良・不用部を剪断する時間が長くなり、そ
の間ラインスピードを大幅に低くしたり、ラインを停止
することを余儀なくされる。
の問題点： コイルが小さいため、正常なコイルを取扱う搬送手段
では、完全自動でハンドリングをすることが難しく人手
を要する。また小コイルを払い出すのに時間がかかり、
その間ラインスピードを大幅に低くしたり、ラインを停
止する場合もある。
では、完全自動でハンドリングをすることが難しく人手
を要する。また小コイルを払い出すのに時間がかかり、
その間ラインスピードを大幅に低くしたり、ラインを停
止する場合もある。
本発明は、プロセスラインのラインスピードを低くし
たり、一旦ラインを停止したりすることなく、又人手を
介することなく完全自動でストリップの不良・不用部分
を小コイルとして払い出す装置を提供することを目的と
する。
たり、一旦ラインを停止したりすることなく、又人手を
介することなく完全自動でストリップの不良・不用部分
を小コイルとして払い出す装置を提供することを目的と
する。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明は、プロセスライン出側にストリップをコイル
に巻取る巻取り装置を有し、この巻取り装置からコイル
カーで巻取られたコイルを受取り、このコイルをコイル
搬送台車又はウォーキングビーム式コイル搬送装置で次
工程へ搬送するコイル搬送ラインにおいて、小コイルを
前記コイル搬送ライン外に払い出す小コイル払い出し専
用移載機と、コイル外径の測定手段と、コイル重量の測
定手段と、前記手段から求めたコイルの外径及び重量
が、コイルの搬送手段が自動運転可能な最小値を満足し
ているか否かを判定して、当該コイルをコイル搬送ライ
ン外へ払い出すか否かを判定する判定手段と、前記判定
手段からの信号に基づき、前記コイル搬送ラインを停止
させ、前記小コイル払い出し専用移載機に小コイル払い
出し命令の信号を出力する出力手段とを有することを特
徴とするプロセスライン出側における小コイルの払い出
し装置により上記課題を解決したものである。
に巻取る巻取り装置を有し、この巻取り装置からコイル
カーで巻取られたコイルを受取り、このコイルをコイル
搬送台車又はウォーキングビーム式コイル搬送装置で次
工程へ搬送するコイル搬送ラインにおいて、小コイルを
前記コイル搬送ライン外に払い出す小コイル払い出し専
用移載機と、コイル外径の測定手段と、コイル重量の測
定手段と、前記手段から求めたコイルの外径及び重量
が、コイルの搬送手段が自動運転可能な最小値を満足し
ているか否かを判定して、当該コイルをコイル搬送ライ
ン外へ払い出すか否かを判定する判定手段と、前記判定
手段からの信号に基づき、前記コイル搬送ラインを停止
させ、前記小コイル払い出し専用移載機に小コイル払い
出し命令の信号を出力する出力手段とを有することを特
徴とするプロセスライン出側における小コイルの払い出
し装置により上記課題を解決したものである。
また、本発明は、上記のコイル外径の測定手段に代え
て、コイル外径の演算手段を適用することにより上記課
題を解決したものである。さらに、コイル外径の演算手
段としては、巻き取られたコイルのコイル長とコイル巻
き数とから演算することが好ましいことを見出したもの
である。
て、コイル外径の演算手段を適用することにより上記課
題を解決したものである。さらに、コイル外径の演算手
段としては、巻き取られたコイルのコイル長とコイル巻
き数とから演算することが好ましいことを見出したもの
である。
＜作 用＞ 出側の巻取り機リールに巻取られた小コイルの重量及
び外径が、コイルの搬送手段が自動運動可能な最小値を
満足しない場合には、小コイル払い出し専用移載機に払
い出し命令が出力される。この払い出し命令に基づき、
小コイル払い出し専用移載機が小コイルをコイル搬送ラ
イン外に払い出すので、プロセスラインの減速や停止を
要することなく、又人手を介さずに小コイルを搬送ライ
ン外に払い出すことができる。
び外径が、コイルの搬送手段が自動運動可能な最小値を
満足しない場合には、小コイル払い出し専用移載機に払
い出し命令が出力される。この払い出し命令に基づき、
小コイル払い出し専用移載機が小コイルをコイル搬送ラ
イン外に払い出すので、プロセスラインの減速や停止を
要することなく、又人手を介さずに小コイルを搬送ライ
ン外に払い出すことができる。
＜実施例＞ 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、シャー６でストリップが剪断された際に、出側
の巻取り機リール５に巻取られたコイルの外径がコイル
外径測定器９により測定され、その測定結果は判定手段
10に入力される。なお、出側の巻取り機リール５に巻取
られたコイル長及び巻き数（ラップ数）を公知の方法で
計測し、コイル外径を計算してもよい。
の巻取り機リール５に巻取られたコイルの外径がコイル
外径測定器９により測定され、その測定結果は判定手段
10に入力される。なお、出側の巻取り機リール５に巻取
られたコイル長及び巻き数（ラップ数）を公知の方法で
計測し、コイル外径を計算してもよい。
次に、出側の巻取り機リール５に巻き取られたコイル
をコイルカー11を経由して、搬送台車12でウォーキング
ビーム式コイル搬送装置13に搬送する。なお、コイルカ
ー11、搬送台車12は小コイルでもコイルを移動できるよ
うに配慮されている。ウォーキングビーム式コイル搬送
装置13の特定スキッドには秤量機14が設置されており、
コイル重量が実測され、その測定結果は判定手段10に入
力される。
をコイルカー11を経由して、搬送台車12でウォーキング
ビーム式コイル搬送装置13に搬送する。なお、コイルカ
ー11、搬送台車12は小コイルでもコイルを移動できるよ
うに配慮されている。ウォーキングビーム式コイル搬送
装置13の特定スキッドには秤量機14が設置されており、
コイル重量が実測され、その測定結果は判定手段10に入
力される。
判定手段10では、入力されたコイルの外径と重量が、
ウォーキングビーム式コイル搬送装置13を含む以後のコ
イル搬送ラインの自動運転可能な最小値を満足している
か否かを判定する。
ウォーキングビーム式コイル搬送装置13を含む以後のコ
イル搬送ラインの自動運転可能な最小値を満足している
か否かを判定する。
判定結果が所定値を満足していない場合には、ウォー
キングビーム式コイル搬送装置13の動作を停止する命令
が、判定手段10から発せられ、ウォーキングビーム式コ
イル搬送装置13は停止する。同時に、小コイル払い出し
専用移載機15へ吊出し命令が出力される。そして、小コ
イル払い出し専用移載機15は、小コイル１をスクラップ
バッグ８まで搬送し、コイルを払い出す。小コイル１を
吊り出し後は、ウォーキングビーム式コイル搬送装置13
は正常動作に復帰する。
キングビーム式コイル搬送装置13の動作を停止する命令
が、判定手段10から発せられ、ウォーキングビーム式コ
イル搬送装置13は停止する。同時に、小コイル払い出し
専用移載機15へ吊出し命令が出力される。そして、小コ
イル払い出し専用移載機15は、小コイル１をスクラップ
バッグ８まで搬送し、コイルを払い出す。小コイル１を
吊り出し後は、ウォーキングビーム式コイル搬送装置13
は正常動作に復帰する。
なお、ウォーキングビーム式搬送装置の上から、正常
コイルを処理している天井クレーンにより、作業員が小
コイルを抜き取ることが可能か実験したが、抜取り要否
の判定及びコイル抜き出し作業に時間を要し、次に発生
したコイルが出側の巻取り機リール上に停滞し、ライン
を停止する局面が発生し、操業ができなかった。
コイルを処理している天井クレーンにより、作業員が小
コイルを抜き取ることが可能か実験したが、抜取り要否
の判定及びコイル抜き出し作業に時間を要し、次に発生
したコイルが出側の巻取り機リール上に停滞し、ライン
を停止する局面が発生し、操業ができなかった。
＜発明の効果＞ 以上説明したように、本発明により、人手を介するこ
となく完全自動で小コイルをコイル搬送ライン外に払い
出すことが可能となる。これにより、プロセスラインの
ラインスピードを低減又は停止することがなくなる。
となく完全自動で小コイルをコイル搬送ライン外に払い
出すことが可能となる。これにより、プロセスラインの
ラインスピードを低減又は停止することがなくなる。
第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第２図は
従来のストリップの不良・不用部分の除去装置例を示す
概略図である。 １……コイル、２……ストリップ、 ３……プロセス部、４……巻戻し機リール、 ５……巻取り機リール、６……シャー、 ７……切板、８……スクラップバッグ、 ９……コイル外径測定器、10……判定手段、 11……コイルカー、12……搬送台車、 13……ウォーキングビーム式コイル搬送装置、 14……秤量機、 15……小コイル払い出し専用移載機。
従来のストリップの不良・不用部分の除去装置例を示す
概略図である。 １……コイル、２……ストリップ、 ３……プロセス部、４……巻戻し機リール、 ５……巻取り機リール、６……シャー、 ７……切板、８……スクラップバッグ、 ９……コイル外径測定器、10……判定手段、 11……コイルカー、12……搬送台車、 13……ウォーキングビーム式コイル搬送装置、 14……秤量機、 15……小コイル払い出し専用移載機。
Claims (3)
- 【請求項１】プロセスライン出側にストリップをコイル
に巻取る巻取り装置を有し、この巻取り装置からコイル
カーで巻取られたコイルを受取り、このコイルをコイル
搬送台車又はウォーキングビーム式コイル搬送装置で次
工程へ搬送するコイル搬送ラインにおいて、小コイルを
前記コイル搬送ライン外に払い出す小コイル払い出し専
用移載機と、コイル外径の測定手段と、コイル重量の測
定手段と、前記手段から求めたコイルの外径及び重量
が、コイルの搬送手段が自動運転可能な最小値を満足し
ているか否かを判定して、当該コイルをコイル搬送ライ
ン外へ払い出すか否かを判定する判定手段と、前記判定
手段からの信号に基づき、前記コイル搬送ラインを停止
させ、前記小コイル払い出し専用移載機に小コイル払い
出し命令の信号を出力する出力手段とを有することを特
徴とするプロセスライン出側における小コイルの払い出
し装置。 - 【請求項２】プロセスライン出側にストリップをコイル
に巻取る巻取り装置を有し、この巻取り装置からコイル
カーで巻取られたコイルを受取り、このコイルをコイル
搬送台車又はウォーキングビーム式コイル搬送装置で次
工程へ搬送するコイル搬送ラインにおいて、小コイルを
前記コイル搬送ライン外に払い出す小コイル払い出し専
用移載機と、コイル外径の演算手段と、コイル重量の測
定手段と、前記手段から求めたコイルの外径及び重量
が、コイルの搬送手段が自動運転可能な最小値を満足し
ているか否かを判定して、当該コイルをコイル搬送ライ
ン外へ払い出すか否かを判定する判定手段と、前記判定
手段からの信号に基づき、前記コイル搬送ラインを停止
させ、前記小コイル払い出し専用移載機に小コイル払い
出し命令の信号を出力する出力手段とを有することを特
徴とするプロセスライン出側における小コイルの払い出
し装置。 - 【請求項３】前記コイル外径の演算手段が、巻き取られ
たコイルのコイル長とコイル巻き数とから演算するもの
であることを特徴とする請求項２記載の小コイルの払い
出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15279590A JP2719031B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | プロセスライン出側における小コイルの払い出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15279590A JP2719031B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | プロセスライン出側における小コイルの払い出し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0446630A JPH0446630A (ja) | 1992-02-17 |
| JP2719031B2 true JP2719031B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=15548315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15279590A Expired - Fee Related JP2719031B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | プロセスライン出側における小コイルの払い出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2719031B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP15279590A patent/JP2719031B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0446630A (ja) | 1992-02-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |