JP2718435B2 - 鋼から製造された坑内支柱の側壁管 - Google Patents
鋼から製造された坑内支柱の側壁管Info
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- JP2718435B2 JP2718435B2 JP3234331A JP23433191A JP2718435B2 JP 2718435 B2 JP2718435 B2 JP 2718435B2 JP 3234331 A JP3234331 A JP 3234331A JP 23433191 A JP23433191 A JP 23433191A JP 2718435 B2 JP2718435 B2 JP 2718435B2
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- air
- tube made
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/38—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with more than 1.5% by weight of manganese
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼から製造された坑内
支柱の側壁管に関する。
支柱の側壁管に関する。
【０００２】
【従来の技術】水圧機構、空圧機構およびシリンダ機構
の領域では、側壁管の製造のために従来有利には材料Ｓ
ｔ５２からなる鋼管が圧延仕上げＢＫ（引き抜き加工お
よび応力除去焼きなまし）で使用される。
の領域では、側壁管の製造のために従来有利には材料Ｓ
ｔ５２からなる鋼管が圧延仕上げＢＫ（引き抜き加工お
よび応力除去焼きなまし）で使用される。
【０００３】その際、５９０Ｎ／ｍｍ２ないしは４９０
Ｎ／ｍｍ２の最低降伏点が保証される。個々の場合に
は、材料ＱＳｔＥ４６０からなる管を圧延仕上げＢＫま
たは圧延仕上げＢＫ＋Ｓで下降伏点６９０Ｎ／ｍｍ２で
使用することもできる。
Ｎ／ｍｍ２の最低降伏点が保証される。個々の場合に
は、材料ＱＳｔＥ４６０からなる管を圧延仕上げＢＫま
たは圧延仕上げＢＫ＋Ｓで下降伏点６９０Ｎ／ｍｍ２で
使用することもできる。
【０００４】下降伏点から生じるように、所定の管直径
および所定の圧力の高さで、側壁管のための相当する最
小壁厚を生じる、その際壁厚は下降伏点が低いほど厚く
なければならない。
および所定の圧力の高さで、側壁管のための相当する最
小壁厚を生じる、その際壁厚は下降伏点が低いほど厚く
なければならない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、特に
好ましい強度値を有し、それにより高い負荷においても
薄い壁厚で十分である、鋼から製造された坑内支柱の側
壁管を提供することであった。
好ましい強度値を有し、それにより高い負荷においても
薄い壁厚で十分である、鋼から製造された坑内支柱の側
壁管を提供することであった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題は、鋼から製造
された坑内支柱の側壁管において、炭素０.１４〜０.３
５％、珪素０.１５〜０.５０％、マンガン１.６〜１.８
％、燐最大０.３０％、硫黄最大０.０５％、クロム１.
８〜２.２％、モリブデン０.４〜０.７％、アルミニウ
ム０.０１５〜０.０５０％および残量として製造条件に
起因する不純物を有する鉄からなり、かつ圧延調質また
は空気調質されていることにより解決される。この場合
に“圧延調質”とは、付加的な焼き戻しを必要とせずに
Ａｃ３（変態点）より高い圧延温度の鋼を冷却すること
によりベイナイト−マルテンサイト組織を形成する手段
であり、“空気調質”とは、 Ａｃ３（変態点）より高
い温度から空気に接触させて硬化させ、引き続き焼き戻
す手段である。
された坑内支柱の側壁管において、炭素０.１４〜０.３
５％、珪素０.１５〜０.５０％、マンガン１.６〜１.８
％、燐最大０.３０％、硫黄最大０.０５％、クロム１.
８〜２.２％、モリブデン０.４〜０.７％、アルミニウ
ム０.０１５〜０.０５０％および残量として製造条件に
起因する不純物を有する鉄からなり、かつ圧延調質また
は空気調質されていることにより解決される。この場合
に“圧延調質”とは、付加的な焼き戻しを必要とせずに
Ａｃ３（変態点）より高い圧延温度の鋼を冷却すること
によりベイナイト−マルテンサイト組織を形成する手段
であり、“空気調質”とは、 Ａｃ３（変態点）より高
い温度から空気に接触させて硬化させ、引き続き焼き戻
す手段である。
【０００７】前記形式の鋼を用いると１４００Ｎ／ｍｍ
2までの引張り強さが達成され、そのような鋼の降伏点
は少なくとも８％の伸びＡ５ではおよそ８００〜１１０
０Ｎ／ｍｍ2の範囲内にある。
2までの引張り強さが達成され、そのような鋼の降伏点
は少なくとも８％の伸びＡ５ではおよそ８００〜１１０
０Ｎ／ｍｍ2の範囲内にある。
【０００８】ごく一般的には圧延調質された鋼における
引張り強さと降伏点に関する値は、前記の空気調質され
た鋼の値よりいくらか高いが、これに対して空気調質さ
れた鋼における伸びは一般に比較的高く、２０％に達す
ることがある。
引張り強さと降伏点に関する値は、前記の空気調質され
た鋼の値よりいくらか高いが、これに対して空気調質さ
れた鋼における伸びは一般に比較的高く、２０％に達す
ることがある。
【０００９】なお高い引張り強さまたはなお高い降伏点
に関する値が所望される限り、請求項１に記載の合金成
分の他になおＮｉ０.５〜１.５％を規定された合金成分
として使用するのが有利である。この場合は１８００Ｎ
／ｍｍ2までの引張り強さが達成される。このような鋼
の降伏点は８５０〜１６００Ｎ／ｍｍ2の範囲内にあ
る。伸びＡ５は実質的には低下せず、依然として少なく
とも６％であり、更に空気調質状態では６〜１８％であ
る。
に関する値が所望される限り、請求項１に記載の合金成
分の他になおＮｉ０.５〜１.５％を規定された合金成分
として使用するのが有利である。この場合は１８００Ｎ
／ｍｍ2までの引張り強さが達成される。このような鋼
の降伏点は８５０〜１６００Ｎ／ｍｍ2の範囲内にあ
る。伸びＡ５は実質的には低下せず、依然として少なく
とも６％であり、更に空気調質状態では６〜１８％であ
る。
【００１０】本発明による鋼はすべての公知方法にもと
づき溶接可能であり、二成分接着剤で接着することもで
きる。
づき溶接可能であり、二成分接着剤で接着することもで
きる。
【００１１】前記の鋼のノッチ付き衝撃強さは少なくと
も２７ジュールである。
も２７ジュールである。
【００１２】従来公知の鋼合金に比して著しく高い下降
伏点により、同じ直径でおよび予測される圧力で、側壁
管に対して著しく減少した壁層が生じ、しかも壁厚の減
少率は２０〜６０％の範囲内にある。そのことからかな
りの重量節約が生ずる。
伏点により、同じ直径でおよび予測される圧力で、側壁
管に対して著しく減少した壁層が生じ、しかも壁厚の減
少率は２０〜６０％の範囲内にある。そのことからかな
りの重量節約が生ずる。
【００１３】下降伏点は冷間硬化法で達成されないの
で、より好ましい靭性特性が生ずる。亀裂拡張傾向は減
少する。
で、より好ましい靭性特性が生ずる。亀裂拡張傾向は減
少する。
【００１４】本発明による鋼は、圧延調質もしくは空気
調質した圧延仕上げで、ノッチ応力が亀裂拡張を生じな
いかないしは亀裂を拡大し得ない高い靭性を有する。
調質した圧延仕上げで、ノッチ応力が亀裂拡張を生じな
いかないしは亀裂を拡大し得ない高い靭性を有する。
【００１５】本発明により提案された鋼からなる側壁管
は、シームレス熱間圧延し、空気調質するか、またはシ
ームレス冷間加工し、空気調質するか、または溶接し、
圧延して管径を小さくし、空気調質するか、または加圧
溶接し、空気調質することにより製造することができ
る。
は、シームレス熱間圧延し、空気調質するか、またはシ
ームレス冷間加工し、空気調質するか、または溶接し、
圧延して管径を小さくし、空気調質するか、または加圧
溶接し、空気調質することにより製造することができ
る。
【００１６】本発明にもとづく側壁管の強度特性は圧延
調質もしくは空気調質法で調整されるので、費用のかか
らない製造が可能である。
調質もしくは空気調質法で調整されるので、費用のかか
らない製造が可能である。
【００１７】
【実施例】図１には、本発明にもとづく実施例が記載さ
れており、以下に詳細に説明する。
れており、以下に詳細に説明する。
【００１８】図１は、坑内支柱が部分的に断面で示され
ている。図面に示された、全体として参照符号１で示さ
れた坑内支柱は、内側の側壁管２および外側の側壁管３
を有する。
ている。図面に示された、全体として参照符号１で示さ
れた坑内支柱は、内側の側壁管２および外側の側壁管３
を有する。
【００１９】側壁管２,３は、炭素０.１４〜０.３５
％、珪素０.１５〜０.５０％、マンガン１.６〜１.８
％、燐最大０.３０％、硫黄最大０.０５％、クロム１.
８〜２.２％、モリブデン０.４〜０.７％、アルミニウ
ム０.０１５〜０.０５０％および残量として製造条件に
起因する不純物を有する鉄からなり、かつ圧延調質また
は空気調質された鋼から製造される。
％、珪素０.１５〜０.５０％、マンガン１.６〜１.８
％、燐最大０.３０％、硫黄最大０.０５％、クロム１.
８〜２.２％、モリブデン０.４〜０.７％、アルミニウ
ム０.０１５〜０.０５０％および残量として製造条件に
起因する不純物を有する鉄からなり、かつ圧延調質また
は空気調質された鋼から製造される。
【００２０】強度特性を向上するために、側壁管２，３
を製造するための鋼はニッケル０．５〜１．５％の限定
された合金成分を有することができる。
を製造するための鋼はニッケル０．５〜１．５％の限定
された合金成分を有することができる。
【００２１】側壁管２,３は、シームレス熱間圧延し、
圧延調質するか、またはシームレス冷間加工し、空気調
質するか、または溶接し、空気調質することにより製造
することができる。
圧延調質するか、またはシームレス冷間加工し、空気調
質するか、または溶接し、空気調質することにより製造
することができる。
【図１】本発明にもとづく坑内支柱の側壁管の１つの実
施例の部分的断面図である。
施例の部分的断面図である。
１ 坑内支柱、 ２，３ 側壁管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−145733（ＪＰ，Ａ) 特公 昭56−54378（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (2)
- 【請求項１】 鋼から製造された坑内支柱の側壁管にお
いて、炭素０.１４〜０.３５％、珪素０.１５〜０.５０
％、マンガン１.６〜１.８％、燐最大０.３０％、硫黄
最大０.０５％、クロム１.８〜２.２％、モリブデン０.
４〜０.７％、アルミニウム０.０１５〜０.０５０％お
よび残量として製造条件に起因する不純物を有する鉄か
らなり、かつ圧延調質または空気調質されていることを
特徴とする、坑内支柱の側壁管。 - 【請求項２】鋼がニッケル０.５〜１.５％の規定された
合金成分を有する請求項１記載の側壁管。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE9013148.7 | 1990-09-15 | ||
| DE9013148U DE9013148U1 (de) | 1990-09-15 | 1990-09-15 | Aus Stahl hergestelltes Wandungsrohr eines Druckzylinders |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05140697A JPH05140697A (ja) | 1993-06-08 |
| JP2718435B2 true JP2718435B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=6857554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3234331A Expired - Lifetime JP2718435B2 (ja) | 1990-09-15 | 1991-09-13 | 鋼から製造された坑内支柱の側壁管 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2718435B2 (ja) |
| DE (1) | DE9013148U1 (ja) |
| IT (1) | IT224048Z2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0753597A3 (de) * | 1995-07-06 | 1998-09-02 | Benteler Ag | Rohre für die Herstellung von Stabilisatoren und Herstellung von Stabilisatoren aus solchen Rohren |
| DE10255260A1 (de) * | 2002-11-27 | 2004-06-09 | Benteler Stahl/Rohr Gmbh | Verwendung einer Stahllegierung als Werkstoff zur Herstellung von Rohrleitungen für Kraftfahrzeuge |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5654378A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-14 | Mitsubishi Electric Corp | Metal piece passage detector |
| JPS59145733A (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-21 | Nippon Steel Corp | 超高張力鋼の製造法 |
-
1990
- 1990-09-15 DE DE9013148U patent/DE9013148U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-08-19 IT IT000169 patent/IT224048Z2/it active IP Right Grant
- 1991-09-13 JP JP3234331A patent/JP2718435B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ITRM910169U1 (it) | 1993-02-19 |
| JPH05140697A (ja) | 1993-06-08 |
| DE9013148U1 (de) | 1990-11-22 |
| ITRM910169V0 (it) | 1991-08-19 |
| IT224048Z2 (it) | 1995-11-23 |
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