JP2717937B2 - フローティング・アダプタを有するコネクタ - Google Patents

フローティング・アダプタを有するコネクタ

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JP2717937B2
JP2717937B2 JP6267386A JP26738694A JP2717937B2 JP 2717937 B2 JP2717937 B2 JP 2717937B2 JP 6267386 A JP6267386 A JP 6267386A JP 26738694 A JP26738694 A JP 26738694A JP 2717937 B2 JP2717937 B2 JP 2717937B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタに関し、特に
コネクタのフローティング(移動)・アダプタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防水コネクタを筐体に連する構
造は、図5に示すように、防水コネクタ1の円筒ボディ
11に設けられたネジ11−1を増幅器等の筐体3にネ
ジ込んで固定し、プリント基板5に固定された金具6に
取付けられた固定ネジ7により、防水コネクタ1のピン
コンタクト13をプリント基板5上のストリップライン
に接続させ、電気回路を形成していた。
【0003】なお、防水コネクタ1の装着されたOリン
グ12は、筐体3の円錐面に圧接してシール機能を営む
部材である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のコネクタを
筐体に連結する構造では、100MHz帯域までしか高
周波伝送を行うことができない。また、伝送路における
特性インピーダンスの急激な変化に起因して生じる伝送
特性の劣化が、大き過ぎる。更に、複数箇所の接続部を
同一基板上に設けると、それぞれの接続箇所で混信、干
渉等の伝送上のエラー、ノイズが発生し、システムの信
頼性の低下を避けられない。
【0005】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良し、筐体側コネクタと基板側コネクタとの寸法ず
れを吸収して、特性インピーダンスの変化量の減小及び
伝送特性の改善等を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0007】(1)筐体にL字型の穴を設け、この穴に
一対の樹脂等のインシュレータが合わさって構成される
L字型のフローティング・アダプタを挿入し、一対のイ
ンシュレータを相対的にフローティング可能にし、一対
のインシュレータの空間にまたがってL字型のフローテ
ィング・コンタクトを挿入し、筐体のL字型の穴の一端
に円筒ボディをネジ込み、円筒ボディにより一方のイン
シュレータのフローティング方向に対して直角方向の移
動を規制し、円筒ボディと一方のインシュレータとの間
に一方のインシュレータのフローティング方向の空間を
設け、円筒ボディにレセプタクルを装着するフローティ
ング・アダプタを有するコネクタ。
【0008】(2)前記レセプタクルが基板に半田付け
される円筒枠状ボディとピンコンタクトとから構成され
る前記(1)記載のフローティング・アダプタを有する
コネクタ。
【0009】(3)前記レセプタクルの一面と基板の一
面とを全面的に固定する前記(1)記載のフローティン
グ・アダプタを有するコネクタ。
【0010】
【実施例】本発明の2つの実施例について図1〜図
参照して説明する。
【0011】まず、本発明の実施例におけるフローティ
ング・アダプタ及び筐体の構造を図1に示す。筐体3に
は、水平方向の穴と垂直方向の穴とが相互に直角に設け
られ、水平方向の穴の入口に円錐面3−1が設けられて
いる。前記水平方向の穴には、インシュレータ21が挿
入され、前記垂直方向の穴には、インシュレータ23が
挿入され、インシュレータ21と23とが、合わさって
L字型のフローティング・アダプタ2を構成する。両イ
ンシュレータには、摩擦係数の小さい樹脂が使用され、
相対的に滑動し易いように平面接触している。インシュ
レータ21には、案内穴21−1とこれに通じる空間2
1−2とが設けられ、インシュレータ23には、案内穴
23−1とこれに通じる空間23−3とが設けられ、空
間21−2と空間23−3とにわたってL字型のフロー
ティング・コンタクト22が挿入されている。フローテ
ィング・コンタクト22は、コンタクトL部22−2と
一端の接触子22−1と他端の接触子22−3とから構
成される。筐体3の上部には、円筒ボディ24がネジ2
4−1によりネジ込まれている。円筒ボディ24のボデ
ィ肩24−2は、インシュレータ23のインシュレータ
肩23−4に当接し、インシュレータ23と円筒ボディ
24との間に空間23−2が存在する。
【0012】次に、本発明の第1実施例におけるレセプ
タクル及び基板の構造を図2(a)〜(c)に示す。レ
セプタクル4は、円筒枠状ボディ41とピンコンタクト
42とから構成される。基板5には、(a)に示すよう
に、ピンコンタクトの取付け穴5−1を中心として同心
円上にボディ半田付け端子の取付け穴5−2が設けられ
る。円筒枠状ボディ41は、(b)及び(c)に示すよ
うに、下部に案内部41−2が設けられ、上部にボディ
半田付け端子41−1が設けられ、この端子は、基板5
に半田付けされる。ボディ41の中心には、ピンコンタ
クト42が配置され、その上部にピンコンタクト半田付
け端子42−1が設けられ、下部にピンコンタクト先端
42−2が設けられ、ピンコンタクト半田付け端子42
−1は、基板5に半田付けされる。
【0013】続いて、本発明の第1実施例の全体構造を
図3に示す。防水コネクタ1を筐体3に連結し、防水
ネクタ1のピンコンタクト13をフローティング・コン
タクト22の接触子22−1に接続する。また、レセプ
タクル4を円筒ボディ24に装着し、レセプタクル4の
ピンコンタクト42のピンコンタクト先端42−2をフ
ローティング・コンタクト22の接触子22−3に接続
する。
【0014】以上の構造によれば、フローティング・ア
ダプタ2のインシュレータ23とレセプタクル4と基板
5とが一体となって、空間23−2と空間23−3の範
囲内でインシュレータ21に対して移動することによ
り、寸法ずれを吸収し、ピンコンタクト42とフローテ
ィング・コンタクト22との導通状態を良好に維持する
ことができる。
【0015】更に、本発明の第2実施例の全体構造を図
4に示す。ただし、レセプタクル4を円筒ボディ24に
装着する前の状態である。第2実施例では、レセプタク
ル4の上面の円板と基板5の下面とは、全面的に固定さ
れており、その他の構造は、第1実施例と基本的に同様
である。
【0016】
【発明の効果】以上に説明した本発明の構成によれば、
次の効果を奏する。
【0017】(1)特性インピーダンスの変化量を減小
することができる。
【0018】(2)伝送特性を改することができ、数
1000MHzまでの高周波伝送が可能になる。したが
って、広帯域(多チャンネル)での信号利用を実現する
ことができる。
【0019】(3)同一基板上に設けられた複数の接続
箇所の間の混信、干渉等の伝送上のエラー、ノイズの発
生を防止することができる。
【0020】(4)筐体に対してコネクタ及び基板をそ
れぞれユニット化したので、コネクタ及び基板の装着離
脱の作業が便宜となる。
【0021】(5)ピンコンタクトの固定を、ネジ締め
からピンとソケットとのかん合に改造したので、接続の
信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるフローティング・アダ
プタ及び筐体の断面図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるレセプタクル及び
基板を示し、(a)は、基板の平面図、(b)は、レセ
プタクルを基板に半田付けした状態の断面図、(c)
は、レセプタクルを基板に半田付けした状態の平面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例の断面図である。
【図4】本発明の第2実施例におけるレセプタクル及び
基板の装着前の断面図である。
【図5】従来のコネクタを筐体に連結して基板に接続し
た状態の断面図である。
【符号の説明】
1 防水コネクタ 2 フローティング・アダプタ 3 筐体 4 レセプタクル 5 基板 6 金具 7 固定ネジ 11 円筒ボディ 12 Oリング 13 ピンコンタクト 21 インシュレータ 22 フローティング・コンタクト 23 インシュレータ 24 円筒ボディ 41 円筒枠状ボディ 42 ピンコンタクト

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体にL字型の穴を設け、この穴に一対
    のインシュレータが合わさって構成されるL字型のフロ
    ーティング・アダプタを挿入し、一対のインシュレータ
    を相対的にフローティング可能にし、一対のインシュレ
    ータの空間にまたがってL字型のフローティング・コン
    タクトを挿入し、筐体のL字型の穴の一端に円筒ボディ
    をネジ込み、円筒ボディにより一方のインシュレータの
    フローティング方向に対して直角方向の移動を規制し、
    円筒ボディと一方のインシュレータとの間に一方のイン
    シュレータのフローティング方向の空間を設け、円筒ボ
    ディにレセプタクルを装着することを特徴とするフロー
    ティング・アダプタを有するコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記レセプタクルが基板に半田付けされ
    る円筒枠状ボディとピンコンタクトとから構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のフローティング・アダプ
    タを有するコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記レセプタクルの一面と基板の一面と
    を全面的に固定することを特徴とする請求項1記載のフ
    ローティング・アダプタを有するコネクタ。
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