JP2717748B2 - 散物回収方法およびその機械 - Google Patents

散物回収方法およびその機械

Info

Publication number
JP2717748B2
JP2717748B2 JP4174913A JP17491392A JP2717748B2 JP 2717748 B2 JP2717748 B2 JP 2717748B2 JP 4174913 A JP4174913 A JP 4174913A JP 17491392 A JP17491392 A JP 17491392A JP 2717748 B2 JP2717748 B2 JP 2717748B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
suction hose
suction
work vehicle
dust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4174913A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05338706A (ja
Inventor
謙治 軸丸
賢治 森
匠 村松
紀道 高橋
哲夫 小口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Mitsubishi Corp
Priority to JP4174913A priority Critical patent/JP2717748B2/ja
Publication of JPH05338706A publication Critical patent/JPH05338706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2717748B2 publication Critical patent/JP2717748B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuse-Collection Vehicles (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、足廻り装置に真空吸
引装置の吸引ホースを備えた全高の低い作業車を用い
て、高さの制約された場所に散逸した物質を回収するた
めの方法および機械に関する。
【0002】
【従来の技術】製鉄所構内の石炭や鉱石等はベルトコン
ベヤにより、ストックヤードや各工場に搬送されてお
り、搬送中にコンベヤからこぼれ落ちる場合がある。こ
こでベルトコンベヤは、図6で示すように、地上からの
高さが低いところで50cm位であり、その横幅はベル
トコンベヤが2連から3連に付設されている場所では4
mから6mになり、延べ延長距離は500mから800
mにもおよんでいる。上記ベルトコンベヤから落下した
微量な石炭や鉱石類は、次第に床面に堆積し設備の稼働
に影響を及ぼすので、これらを回収するため、小型のホ
イールローダやパワーシヨベルにテレスコープ型その他
の伸縮可能なアームを起伏自在に設け、該伸縮アームの
先端にブレードを取付けた掻寄せ装置を設け、該掻寄せ
装置で堆積した落鉱類を掻き出す。この掻き出された落
鉱類は所定個所に一次集積して置き、積込機械を使用し
て小型トラックに積み込んでストックヤードまで搬出し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上記掻寄せ装置を用
いる場合には、ベルトコンベヤが2連、3連に敷設され
た横幅方向に奥行きの深い場所で掻き出し作業を行なう
場合に、該掻寄せ装置を備えた車体の高さが、ベルトコ
ンベヤ低床側の隙間に入り込むことができず、作業範囲
は前記伸縮アームの長さが限界となる。そのために、掻
き出しできない部分は人手によって作業しなければなら
ず、安全性や作業能率が劣る欠点があった。また、前記
構築物の下回りにはケーブル等の敷設物も点在してお
り、掻寄せ装置のブレードで上記敷設物を損傷する虞れ
もある。そして、前記掻き出された落鉱類は積込装置を
用いて小型トラック等に積込まれて排出場所まで移送す
る必要があり、この作業を行なうために、更に人手や機
械を必要とし、この種の作業に要するコストを増大化さ
せている。上記欠点は、落鉱類の回収に限らず、作業場
所の天井や高さが低く拘束される場所で散物を回収する
場合にも同じ問題点がある。この発明は、上記事情に鑑
みて創案されたものであって、その主たる課題は、高さ
が低く拘束される場所であっても、自在に進入して落鉱
類その他の散物を吸引し、落鉱類はタンク内に回収する
ことができる落鉱類回収方法およびその機械を提供する
ことにある。この発明の別の課題はベルトコンベヤの下
を自在に走行して、低床個所の落鉱類を真空を利用して
回収する方法を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ために、請求項1の発明では、足廻り装置と、該足廻り
装置を駆動する操舵可能な駆動装置と、吸引ホースと、
該吸引ホースを支持するアームと、該吸引ホースに接続
されて散物を吸引ホース内に吸引する吸引装置とを有
し、全高を低く設定してなる作業車と、該作業車の吸引
ホースに接続される延長ホースと、該延長ホースと接続
されて作業車の吸引ホース内の散物を延長ホースを介し
て吸引する真空吸引装置と、吸引された上記散物を収納
するタンクを備えたバキュームカーとからなって、散物
の回収を行なう、という技術的手段を講じている。ま
た、請求項2の発明では、作業車に設けられたアーム
が、吸引ホースを保持すると共に上下方向およびまたは
左右方向に自由度を有するよう関節点を設けてなる、と
いう技術的手段を講じている。請求項3の発明では、吸
引ホースの先端側がアームの先端に連結されると共に、
該吸引ホースの先端に、先鋭に形成された突き崩し装置
が一体形成されており、上記アームの枢動で突き崩し装
置が操作される、という技術的手段を講じている。更
に、請求項4の発明では、作業車の駆動装置による走行
および操舵と、アームの関節点を支点とした枢動が遠隔
制御、または自動制御により操作される、という技術的
手段を講じている。また、請求項5の発明では、足廻り
装置と、該足廻り装置を駆動する操舵可能な駆動装置
と、吸引ホースと、該吸引ホースを支持するアームと、
該吸引ホースに接続されて散物を吸引ホース内に吸引す
る吸引装置とを有し、全高を低く設定してなる作業車
と、該作業車の上記吸引ホースに接続される延長ホース
と、該延長ホースと接続されて作業車の吸引ホース内の
散物を延長ホースを介して吸引する真空吸引装置と、吸
引された上記散物を収納するタンクを備えたバキューム
カーと、上記作業車とバキユームカーの間に介設され
て、前記延長ホースを支持するクレーン等の支持装置
と、前記作業車を運搬可能な荷台部とを有する中継車輌
とからなっている、という技術的手段を講じている。更
に、請求項6の発明では、足廻り装置と、該足廻り装置
を駆動する操舵可能な駆動装置と、吸引ホースと、該吸
引ホースを支持するアームと、該吸引ホースに接続され
て散物を吸引ホース内に吸引する吸引装置とを有し、全
高を低く設定してなる作業車を無人運転して、上記吸引
ホースから散物を吸引する工程と、上記作業車の上記吸
引ホースと接続される延長ホースと、該延長ホースと接
続されて作業車の吸引ホース内の散物を延長ホースを介
して吸引する真空吸引装置と、吸引された上記散物を収
納するタンクを備えたバキュームカーに、前記吸引ホー
ス内に吸引された散物を延長ホースを介してタンク内へ
収納する工程と、タンク満杯時に延長ホースを外してバ
キュームカーを排出個所まで搬送する工程とからなる、
という技術的手段を講じている。
【0005】
【作用】作業車はタンクを有しておらず全高が低く設定
されているので、天井や高さ方向に拘束がある作業場所
であっても自由に進入することができる。そして吸引装
置により吸引ホースで散物を吸引ホース内に吸引するこ
とができる。吸引ホースには延長ホースが接続され、バ
キュームカーの真空吸引装置で延長ホースを介して吸引
ホース内の散物をバキュームカーのタンク内に収納する
ことができる。バキュームカーに収納された散物がタン
クに満杯となると、バキュームカーを排出場所まで移動
してタンクを空にし、前記回収作業を繰り返すことがで
きる。また、作業車とバキュームカーの間に中継車輌を
設けることにより、延長ホースを絡ませたりすることな
く、作業車の回収のための走行を円滑に行なわせること
ができる。
【0006】
【実施例】以下に、この発明の散物回収機械およびその
方法の好適実施例を図面を参照しながら説明する。散物
回収機械は、吸引ホースを備えた作業車10と、バキュ
ームカー20とからなっており、本実施例では更に作業
車10を搬送すると共に延長ホースを中継する車輌とし
てクレーントラック30を用いている。
【0007】作業車10は、図1及び図2に示すよう
に、油圧駆動式クローラからなる足廻り装置1と、該足
廻り装置1の中央に設けられたフレーム1A上に設けら
れて足廻り装置1を動かす駆動装置2と、フレキシブル
な吸引ホース3に接続されて吸引ホース内を真空状態と
する真空吸引装置4とを備えている。この作業車10
は、その全高がベルトコンベアの低床側に進入して自由
に走行できる形状、本実施例では高さが50cm以下、
幅が1.2m以下、長さが1.5以下にそれぞれ設定さ
れている。そのため、駆動装置2の上端は、足廻り装置
1の上端より大きく突出しないように偏平に形成し配置
されている。
【0008】足廻り装置1は左右の履帯と、この左右の
履帯に支持されると共に両者を連結するフレーム1Aと
を有しており、該フレーム1A上に駆動装置2と吸引ホ
ース3を設けている。ここで、履帯は、ゴム、ラバー、
または金属製の履板等を作業現場にあわせて適宜選択し
て使用することができる。即ち、当該作業現場の状況に
応じて、履帯がベルトコンベヤの下の床面を走行しうる
牽引力を有するもの、またケーブル等の敷設物を損傷し
ないようなものを用いる。この実施例では足廻り装置1
はクローラ式を例示したがホイール式であつてもよい。
この場合にホイールは、牽引力を有するよう鉄輪を用い
てもよいし、またタイヤであってもよい。
【0009】上記作業車10の駆動装置2は、本実施例
ではディーゼルエンジンで駆動し、油圧ポンプ、油圧タ
ンク等の油圧回路を内蔵しており、前記足廻り装置1を
発進または停止させるドライブ機構2aと、前後進及び
左右旋回させるステアリング機構2bとを備えている。
本実施例では、これらドライブ機構2aおよびステアリ
ング機構2bは、それぞれ有線または無線式の遠隔制御
装置で遠隔制御可能となっている。
【0010】次に、吸引ホース3は蛇腹状からなって、
フレーム1Aの上部で、中央に沿って延出し、駆動装置
2の配設個所では側方を回って配設されている。この吸
引ホース3の後端にはクイックカプラ(チャック)の一
方の連結具3Aが取り付けられており、後述の延長ホー
ス3’の前端に設けられたクイックカプラの他方の連結
具3Bと着脱可能となっている。
【0011】上記吸引ホース3の前方への突出部分は、
フレーム1Aの前端中央から前方へ突出するアーム5で
保持されて先端が垂下している。このアーム5は、上下
方向および左右方向に変位できるように自由度が設定さ
れている。本実施例では、アーム5の基端側に第1関節
点5Aを有しており、この第1関節点5Aを中心として
前方のアーム部分51を左右方向に各90度の範囲で所
望角度に枢動させることができる。また前方のアーム部
分51はその先端に第2関節点5Bを有しており、この
第2関節点5Bを中心として先端が筒状のアーム頭部5
2を、吸引ホース3の先端が垂下する位置から水平とな
る位置に90度の範囲で、また水平位置から更に上向き
に所定の角度の範囲で、上下方向へ所望の角度に枢動さ
せることができる。
【0012】そして、アーム5の基端には上方に突出し
て、フレーム1Aから前方へ突出する吸引ホース3の基
端側を支持する突出基端支持部が形成されており、また
アーム頭部52は、前方で垂下する吸引ホース3に外嵌
固着して、吸引ホース3の先端を垂下位置に保持してい
る。この、第1関節点5Aには、該第1関節点5Aを中
心として左右に枢動させる油圧駆動式または電気作動式
のアクチュエータ(例えばシリンダまたはモータ)が内
蔵されており、また、第2関節点5Bには該第2関節点
5Bを中心として上下に枢動させる油圧駆動式または電
気作動式のアクチュエータが内蔵されていて、これらを
作動することにより吸引ホース3の前方部分を上下左右
方向に変位させることができきる。
【0013】本実施例では、無線式の遠隔制御装置を用
いて、前記ドライブ機構2a、ステアリング機構2b、
第1および第2関節点の各作動用アクチュエータを制御
することができるようになっている。これらの制御は、
予めプログラムされた手順で行う自動制御、または機械
式に一定手順で制御を行うものでもよい。
【0014】また、吸引ホース3の先端には、その延出
方向へ突出し先端が錐状に形成された鋼製の棒体を吸引
ホースの周方向に等間隔に設けた突き崩し装置7が一体
形成されている。この突き崩し装置7の突出長さは、吸
引ホース3で散物を吸い上げ可能な距離内に設定されて
いる。従って、前記アーム5を介して吸引ホース3先端
を動かすことにより、上記突き崩し装置7を床面上に固
着した散物に打ち衝てて突き崩して細分化することがで
きる。
【0015】次に、この作業車10の吸引ホース3は、
着脱可能な延長ホース3’を介してバキュームカー20
のタンク22に接続されている。この延長ホース3’
は、バキュームカー20の真空吸引装置21に接続され
て吸引ホース3内の散物をタンク内へ吸引しうるように
なっている。この延長ホース3’は、両端にそれぞれク
イックカプラの連結具3B,3Cが設けられており、前
記作業車10の吸引ホース3の連結具、およびバキュー
ムカーのタンクおよび真空吸引装置21に連設された連
結具3Dにそれぞれ着脱可能に連結されている。従っ
て、上記作業車10は、真空吸引装置4で吸引ホース3
内へ散物を吸引する。この吸引ホース3内の散物は、バ
キュームカー20の真空吸引装置21で延長ホース3’
を介してタンク内22へ吸引される。
【0016】本実施例では、作業車10とバキュームカ
ー20の間に延長ホース3’を支持するクレーントラッ
ク30が配置されている。このクレーントラック30は
作業車10を荷台上に載置して作業位置まで搬送するも
のであり、延長ホース3’は上記クレーン31に掛止め
られて、スムーズにバキュームカー20に連接される。
クレーントラック30は、前記延長ホース3’の長さが
長くなったり、高さの変化が大きい場合に、延長ホース
3’が自在に動いて作業車10の走行に支障がないよう
に支持して中継するために用いられるものであるが、こ
の発明では必須の構成ではなく、用いなくてもよい。
【0017】ここで、バキュームカー20は、上記ホー
ス3で散物を吸引させるための真空吸引装置21と、吸
引した物質を収納するタンク22とを備えた車輌からな
っており、作業車10とタンク22とを別体としたの
で、作業車10を小さく(低く)設定することが可能と
なった。この作業車10の吸引ホース3を介して吸引さ
れた散物は、延長ホース3’を通り、バキュームカーの
タンク22内に収納される。そして、タンク22が満杯
となると、延長ホース3’とタンク22とを接続するク
イックカプラ3C,3Dを外して、バキュームカー20
をストックヤードその他の排出場所まで走行させ、タン
ク内の散物を排出し、また戻って延長ホース3’を接続
し、前記作業を繰り返すことができる。
【0018】そこで、散物の回収作業時には、作業予定
場所全体を見渡せる位置でオペレータは遠隔制御盤を持
って待機しており、該遠隔制御盤の操作で、ベルトコン
ベア9の低床個所でベルトの横幅方向に沿って、図4に
示すようにジグザグに作業車10を走行させる。同時
に、アームを作動して、床面に堆積した散物8を突き崩
して吸引ホース3で吸引する。
【0019】吸引された散物は、前述のように延長ホー
ス3’を介してバキュームカー20のタンク22内に収
納される。ここで、延長ホース3’は上位作業車10の
移動に追従して移動するように蛇腹状で且つ中継車30
で保持されて、作業車10の走行に伴う延長ホース3’
の牽引を容易化している。また、上記タンク22が満杯
となると、延長ホース3’を外してバキュームカー20
を排出位置まで走行させればよい。このバキュームカー
20の走行も無人化することができる。
【0020】図5は、作業車10を電動モータ(ACサ
ーボモータ)駆動式の車輛とした場合を例示するもの
で、この場合には、中継車としてのクレーントラック3
0に電源としての発電機セット32、制御盤、サーボモ
ータ、サーボアンプ等の電気回路33を搭載しておき、
発電機セット32から制御盤を経て供電コードを介して
サーボモータへ送られるサーボアンプにセットされた制
御パターンにより、遠隔制御装置35を操作すると作業
車10が作動する。この、有線ケーブルを用いた遠隔制
御装置35により、操作盤を用いて、作業車10のドラ
イブ機構、操舵機構、アームの第1および第2関節点の
作動を行なうことができる。その他の構成は前記実施例
と同様であるので説明を省略する。これにより、電動モ
ータを用いた、小型の作業車であっても、利用が可能と
なる。
【0021】上記作業車10は、リモートコントロール
またはプログラムによる自動制御によって、図4に示す
ようにベルトコンベアの下を自由に走行する。また、こ
れに加えて、マニュアルで走行、および操舵制御できる
ように操作レバー等を設けてもよい。同様にアーム5の
制御もマニュアルでも操作可能としてもよい。
【0022】また、作業車10には、フレーム1Aの前
後いずれか一方に起伏自在なアームまたは更に伸縮可能
なテレスコープ型のアームを設け、該アームの先端にブ
レードを設けた掻寄せ装置を備えてもよい。この掻寄せ
装置は、図6で示した従来構成と同様であるので、説明
を省略する。上記実施例ではバキュームカーを用いた実
施例を説明したが、タンクは作業車と別体であればよ
く、固定式のもの、あるいは車輪付きのものを用いるこ
ともできる。
【0023】
【発明の効果】以上この発明によれば、ベルトコンベヤ
の低床個所等のように天井が低い個所や、高さが制約さ
れる作業場所において、作業車を自在に走行させて、真
空吸引力によって、散物を吸引して回収することがで
き、従来人手にたよっていた作業を機械化することがで
きる。また、吸引された散物は、作業車とは別体の容量
の大きいタンク内に収納することができる。更に、バキ
ュームカーのタンク内が満杯となると、排出場所まで移
動して排出し、戻って作業を再開することができるの
で、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業車の側面図である。
【図2】作業車の正面図である。
【図3】回収作業を示す側面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】中継車輛を用いた異なる実施例を示す部分説明
図である。
【図6】従来の掻き寄せ装置を用いた場合の説明図であ
る。 1・・・足廻り装置 2・・・駆動装置 3・・・吸引ホース 3’・・延長ホース 5・・・アーム 7・・・突き崩し装置 10・・作業車 20・・バキュームカー 21・・真空吸引装置 22・・タンク 30・・クレーントラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 賢治 愛知県東海市東海町五丁目3番地 新日 本製鐵株式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 村松 匠 愛知県東海市東海町五丁目3番地 新日 本製鐵株式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 高橋 紀道 愛知県東海市東海町五丁目3番地 新日 本製鐵株式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 小口 哲夫 愛知県東海市東海町五丁目3番地 新日 本製鐵株式会社名古屋製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭50−69858(JP,A) 実開 昭59−138907(JP,U)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足廻り装置と、該足廻り装置を駆動する
    操舵可能な駆動装置と、吸引ホースと、該吸引ホースを
    支持するアームと、該吸引ホースに接続されて散物を吸
    引ホース内に吸引する吸引装置とを有し、全高を低く設
    定してなる作業車と、 該作業車の吸引ホースに接続される延長ホースと、 該延長ホースと接続されて作業車の吸引ホース内の散物
    を延長ホースを介して吸引する真空吸引装置と、吸引さ
    れた上記散物を収納するタンクを備えたバキュームカー
    とからなって、 散物の回収を行なうことを特徴とする散物回収機械。
  2. 【請求項2】 作業車に設けられたアームが、吸引ホー
    スを保持すると共に上下方向およびまたは左右方向に自
    由度を有するよう関節点を設けてなることを特徴とする
    請求項1に記載の散物回収機械。
  3. 【請求項3】 吸引ホースの先端側がアームの先端に連
    結されると共に、該吸引ホースの先端に、先鋭に形成さ
    れた突き崩し装置が一体形成されており、上記アームの
    枢動で突き崩し装置が操作されることを特徴とする請求
    項2に記載の散物回収機械。
  4. 【請求項4】 作業車の駆動装置による走行および操舵
    と、アームの関節点を支点とした枢動が遠隔制御、また
    は自動制御により操作されることを特徴とする請求項
    1、2または3に記載の散物回収機械。
  5. 【請求項5】 足廻り装置と、該足廻り装置を駆動する
    操舵可能な駆動装置と、吸引ホースと、該吸引ホースを
    支持するアームと、該吸引ホースに接続されて散物を吸
    引ホース内に吸引する吸引装置とを有し、全高を低く設
    定してなる作業車と、 該作業車の上記吸引ホースに接続される延長ホースと、 該延長ホースと接続されて作業車の吸引ホース内の散物
    を延長ホースを介して吸引する真空吸引装置と、吸引さ
    れた上記散物を収納するタンクを備えたバキュームカー
    と、 上記作業車とバキュームカーの間に介設されて、前記延
    長ホースを支持するクレーン等の支持装置と、前記作業
    車を運搬可能な荷台部とを有する中継車輌とからなって
    いることを特徴とする散物回収機械。
  6. 【請求項6】 足廻り装置と、該足廻り装置を駆動する
    操舵可能な駆動装置と、吸引ホースと、該吸引ホースを
    支持するアームと、該吸引ホースに接続されて散物を吸
    引ホース内に吸引する吸引装置とを有し、全高を低く設
    定してなる作業車を無人運転して、上記吸引ホースから
    散物を吸引する工程と、 上記作業車の上記吸引ホースと接続される延長ホース
    と、該延長ホースと接続されて作業車の吸引ホース内の
    散物を延長ホースを介して吸引する真空吸引装置と、吸
    引された上記散物を収納するタンクを備えたバキユーム
    カーに、前記吸引ホース内に吸引された散物を延長ホー
    スを介してタンク内へ収納する工程と、 タンク満杯時に延長ホースを外してバキュームカーを排
    出個所まで搬送する工程とからなることを特徴とする散
    物回収方法。
JP4174913A 1992-06-09 1992-06-09 散物回収方法およびその機械 Expired - Lifetime JP2717748B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4174913A JP2717748B2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 散物回収方法およびその機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4174913A JP2717748B2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 散物回収方法およびその機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05338706A JPH05338706A (ja) 1993-12-21
JP2717748B2 true JP2717748B2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=15986896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4174913A Expired - Lifetime JP2717748B2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 散物回収方法およびその機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2717748B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7158659B1 (ja) * 2021-11-04 2022-10-24 株式会社タジマ 落鉱バキューム用台車

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5069858A (ja) * 1973-10-25 1975-06-10
JPS59138907U (ja) * 1983-03-03 1984-09-17 株式会社明電舎 遠隔操縦作業車

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05338706A (ja) 1993-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7493683B2 (en) Method of disassembling an automobile
JP7036311B2 (ja) トンネル内のズリ搬送・換気設備
CN111762131A (zh) 一种空车线智能清车厢***及其清扫方法
CN109879175B (zh) 一种行吊***及其控制方法
JP2717748B2 (ja) 散物回収方法およびその機械
CN113636373A (zh) 一种自移动式智能平车清洁一体机和方法
CN111218960A (zh) 水泥库底清理机器人及清理方法
US20090025261A1 (en) Storage Car
CN211948639U (zh) 水泥库底清理机器人
US2290652A (en) Mine car transporting vehicle
JP2662581B2 (ja) シールド工法における自動資材搬送方法
CN113445464A (zh) 一种铁路道床吸污装置及吸污车
CN110173284B (zh) 一种掘进机顶部物料输送***
JP3023415B2 (ja) 構造物の解体方法および解体物の搬送装置
CN212742389U (zh) 一种汽车受煤坑轨道梁的清扫装置
CN114150721B (zh) 一种扒渣装车支护一体机设备
CN205771611U (zh) 一种有轨物料输送车
KR100654084B1 (ko) 지하철이나 철도의 도상을 세척하기 위한 노즐장치
RU188183U1 (ru) Буртоукладочная машина
JP2588458Y2 (ja) セグメント類の搬送据付装置
JP3166963B2 (ja) セグメント等の搬送台車の追従装置
CN221316080U (zh) 一种货车车厢清扫设备
CN218322594U (zh) 一种铁路道床吸污装置及吸污车
CN216004532U (zh) 一种自移动式智能平车清洁一体机
JP2004244997A (ja) Pc床版敷設機械

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970916